JPH0714486U - 看板装置 - Google Patents

看板装置

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JPH0714486U
JPH0714486U JP4781993U JP4781993U JPH0714486U JP H0714486 U JPH0714486 U JP H0714486U JP 4781993 U JP4781993 U JP 4781993U JP 4781993 U JP4781993 U JP 4781993U JP H0714486 U JPH0714486 U JP H0714486U
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JP
Japan
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frame
sheet
signboard
outer peripheral
base wall
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Application number
JP4781993U
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English (en)
Inventor
哲朗 長坂
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Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
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Publication date
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  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 看板装置において、看板取付用フレーム自体
を利用して表示面を有する可撓性シートを緊張すること
ができるようにし、それによって看板の薄型化や組立作
業の効率化を図る。 【構成】 シート張設用フレーム2を、筒形の基壁21
と、基壁21の前端部と後端部とから上側に張り出させ
た支持鍔部22と鍔板部24とを有する一体部材により
構成する。シート張設用フレーム2の開放口29に配設
した可撓性シート1の外周部を支持鍔部22に巻き掛
け、シート1の袋部13に具備させた棒材11に、Jボ
ルト5のフック部51を係止する。Jボルト5を鍔板部
24の孔部28に挿通し、締付ナット53をねじ込んで
Jボルト5を後方に引き寄せ、シート1を緊張させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、看板装置詳しくは可撓性シートの表面を情報表示面として使用する 看板装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物の壁面などに固定された看板取付用フレームの前フレームに矩形環状のシ ート張設用フレームを取り付け、このシート張設用フレームに、文字、絵模様、 柄模様、標識などの各種の情報を表示した合成樹脂製の可撓性シートを緊張した 看板装置や、上記枠体に緊張した上記シートをバックライト方式で照明するよう にした看板装置は従来より知られている。
【0003】 図5はこの種の看板装置を示したものであり、L型鋼を矩形に枠組みすること により形成されたシート張設用フレームaと、可撓性シート1の端部に具備され た棒材11を係止するためのフック部cを備えたJボルトbと、Jボルトbを上 記フレームaに締め付けるための締付ナットdおよび締付ナットdの緩みを防ぐ ロックナットeとを備えており、これらの各要素a〜eはユニットとして看板取 付け用フレームfの前面にボルト・ナットなどを用いて取り付けられる構成にな っている。なお、看板取付け用フレームfはL型鋼を矩形に枠組みすることによ り形成された前フレームgと後フレームhとを備えている。また、看板取付用フ レームfの外周部を取り囲んでいるカバー材iの前端部は上記シート張設用フレ ームaの前面外周縁部にまで延出されて看板縁枠jを形成している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような看板装置においては、締付ナットdをねじ込むとJボルトbがシー ト張設用フレームaの外周側(矢印Aで示す)へ引き寄せられ、それによってシ ート1が緊張される。そして、この種の看板装置は、シート1の緊張状態の偏り を調節したりその弛みや波打ちを無くしたりすることなどのために現場で組み立 てられることが多い。
【0005】 図5で説明した従来の看板装置においては、矩形に枠組みされたシート張設用 フレームaをそれとは別に枠組みされた看板取付用フレームfの前フレームgに 前方に突き出して取り付けている。このため、看板全体の奥行寸法Dが、看板取 付用フレームfの奥行寸法D1にシート張設用フレームaの奥行寸法D2を加え た長さになって看板全体の奥行寸法が比較的長くなる。また、従来の看板装置は 、シート張設用フレームaと看板取付用フレームfとの両方が必要になるばかり でなく、それらの両フレームa,fを固定するためにボルト・ナットなどの締付 作業が必要になり、その締付作業が煩わしいという問題があった。
【0006】 本考案は以上の問題に鑑みてなされたものであり、看板取付用フレーム自体の 形状ないし構成に工夫を講じることにより、看板取付用フレームにシート張設用 フレームとしての機能を備えさせて看板取付用フレームに直接にシートを緊張す ることができるようにし、もって、看板の薄型化や組立作業の効率化を図ること のできる看板装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の考案による看板装置は、矩形筒状の基壁の前端部に外周側方 に張り出す支持鍔部が、基壁の後端部に外周側方に張り出す鍔板部が、それぞれ 設けられたシート張設用フレームと、上記矩形筒状の基壁により囲まれた開放口 を覆って配設されその外周部が上記支持鍔部に巻き掛けられる可撓性シートと、 このシートの外周縁部と上記鍔板部とに亘って設けられ上記外周縁部を上記鍔板 部側に引き寄せるシート緊張機構とを備え、シート張設用フレームが看板取付用 フレーム自体を形成しているものである。
【0008】 請求項2に記載の考案による看板装置は、矩形筒状の基壁の前端部に外周側方 に張り出す支持鍔部が、基壁の後端部に外周側方に張り出す鍔板部が、それぞれ 設けられたシート張設用フレームと、上記矩形筒状の基壁により囲まれた開放口 を覆って配設されその外周部が上記支持鍔部に巻き掛けられる可撓性シートと、 このシートの外周縁部と上記鍔板部とに亘って設けられ上記外周縁部を上記鍔板 部側に引き寄せるシート緊張機構とを備え、シート張設用フレームが看板取付け 用フレームの前フレームまたは後フレームの少なくとも一方のフレーム自体を形 成しているものである。
【0009】
【作用】
請求項1に記載した看板装置において、支持鍔部に巻き掛けた可撓性シートの 外周縁部と鍔板部とに亘ってシート緊張機構を取り付け、このシート緊張機構に よってシートの外周縁部を上記鍔板部側に引き寄せると、基壁により囲まれた開 放口を覆っているシートが緊張される。そして、シート張設用フレームは看板取 付用フレーム自体を形成しているから、別途に看板取付用フレームを用意する必 要がなくなる。
【0010】 請求項2に記載した看板装置においては、看板取付用フレームの前フレームま たは後フレームの少なくとも一方のフレームがシート張設用フレームで形成され ているため、上記の一方のフレームを看板取付用フレームの前フレームまたは後 フレームから突き出してシート張設用フレームを取り付ける必要がなくなり、そ れだけ看板全体の奥行寸法が短くなる。そして、シート張設用フレームを別途取 り付けなくて済み、看板の組立作業が容易になる。
【0011】
【実施例】
図1は本考案の実施例による看板装置Aに用いられるシート張設用フレーム2 の部分断面図である。このシート張設用フレーム2は、矩形筒状に形成された基 壁21の前端部に外周側方に張り出す支持鍔部22が略垂直に立ち上げて設けら れ、この支持鍔部22の先端部に後方Rに向けて曲成された突出片部23が設け られ、また、基壁21の後端部に外周側方に張り出す鍔板部24が略垂直に立ち 上げて設けられ、この鍔板部24の先端部に前方Fに向けて曲成された突出片部 25が設けられている。また、基壁21と支持鍔部22とのコーナ部26や支持 鍔部22と突出片部23とのコーナ部27は円弧形状になっている。そして、支 持鍔部22の外周側方への張出幅は鍔板部24の外周側方への張出幅よりも短く なっている。また、鍔板部24の周囲複数箇所に所定間隔を隔ててJボルト挿通 用の孔部28が開設されている。シート張設用フレーム2は、真っ直ぐなアルミ ニウムなどの長尺材を環状に枠組みして矩形に構成される。
【0012】 図2は請求項2の考案の実施例による看板装置Aの部分縦断面図である。同図 で判るように、この看板装置Aにおいては、図1で説明した上記シート張設用フ レーム2が看板取付用フレームBの前フレームB1自体を形成している。つまり 、看板取付用フレームBは筒形であって、後フレーム3と、前フレームB1すな わち上記シート張設用フレーム2とによって矩形筒形に形成され、後フレーム3 と前フレームB1との外周面と後フレーム3の後面はカバー材4により覆われて おり、このカバー材4の前端部は上記シート張設用フレーム2の前面縁部にまで 延出されて看板縁枠部41を形成している。
【0013】 看板取付用フレームBの前フレームB1を兼用している上記シート張設用フレ ーム2において、基壁21により囲まれた開放口29には透光性を有する合成樹 脂製の可撓性シート1が配設され、このシート1はその外周部がシート張設用フ レーム2の支持鍔部22に巻き掛けられている。シート1における上記支持鍔部 22に対する巻掛部12よりも外側の外周縁部は袋加工されており、その袋部1 3に棒材11が挿入されている。この棒材11にはJボルト5のフック部51が 掛止している。また、Jボルト5はそのねじ軸部52がシート張設用フレーム2 の鍔板部24の孔部28に挿通されており、そのねじ軸部52に鍔板部24の後 面側から締付ナット53がワッシャ54を介してねじ込まれている。55は締付 ナット4の緩みを防ぐロックナットである。可撓性シート1は、支持鍔部22の 張出幅が鍔板部24のそれより短いので、シート1を支持鍔部22に巻き掛けて Jボルト5で張設してもシート1の外周部とJボルト5とは鍔板部24に対して 略水平に張設されることになり、張設作業を行いやすく、締付ナット53の締付 作業も行いやすい。
【0014】 カバー材4は周囲枠部42と上記縁枠部41と後フレーム3の背面を覆う後面 部43とを有しており、周囲枠部42の適所が上記鍔板部24側の突出片部25 にボルト・ナットなどの止具45を用いて固定され、かつ、縁枠部41が上記シ ート1の巻掛部12を覆う位置に配設されていて、上記支持鍔部22に対するシ ート1の重なり箇所と上記縁枠部41との隙間が水密用パッキン材6によっで塞 がれている。
【0015】 この看板装置Aにおいて、ロックナット55を緩めて締付ナット53を締め付 けると、Jボルト5が棒材11と共に後方Rに引き寄せられるため、シート1が 緊張する。このようなJボルト3によるシート1の緊張は、シート1の外周縁部 の所定間隔を隔てた複数箇所において行われる。また、カバー材4の縁枠部41 とシート1との隙間からのごみや雨水などの浸入がパッキン材6によって阻止さ れる。
【0016】 図2で説明した看板装置Aにおけるシート1の情報表示面をバックライト方式 で照明するときは、たとえば、蛍光灯などのバックライト用照明灯を看板取付用 フレーム2の内部空間に設置しておくとよい。
【0017】 図3は請求項2の他の実施例による看板装置Aの一部省略縦断面図である。こ の看板装置Aにおいては、図1で説明したシート張設用フレーム2により看板取 付用フレームBの前フレームB1と後フレームB2自体を形成している。つまり 、この実施例では、シート張設用フレーム2を前後に逆向きで使用して、前フレ ームB1J後フレームB2となしたもので、この前後の各フレームB1,B2に シート1を張設して前後両面を情報表示面としてある。シート1を張設する構成 などは図2で説明したところと同様であるので、ここでは同一または相応する部 分に同一符号を付して詳細な説明を省略する。なお、壁面への取付固定は看板装 置Aの側面において行われる。
【0018】 図4は請求項1の考案の実施例による看板装置Aの一部省略縦断面図である。 同図で判るように、この看板装置Aにおいては、図1で説明したシート張設用フ レーム2が看板取付用フレームB自体を形成している。つまり、この実施例では 、シート張設用フレーム2の奥行寸法D2’が看板全体の奥行寸法Dに一致する 。そして、シート張設用フレーム2の基壁21の前後方向の長さは、看板に要求 される奥行寸法に合わせて図2のものよりも長くしてある。なお、カバー材4は 、その後端部の適所がシート張設用フレーム2における鍔板部24側の突出片部 25にボルト・ナット45’を用いて固定されている。シート1を緊張するのに 必要な構成やその他の構成は、図2で説明したところと同様であるので、ここで は同一または相応する部分に同一符号を付して詳細な説明を省略することにする 。この実施例の看板装置では、奥行寸法を短くできるので、外部照明を行う看板 では小形化が可能となる。
【0019】 図2、図3および図4で説明した各実施例においては、シート張設用フレーム 2の支持鍔部22を平板状にしてあるけれども、この支持鍔部22を湾曲形状に してもよいことは勿論である。なお、上記の各実施例において、Jボルト5とナ ット53とによってシート緊張機構を形成されている。このシート緊張機構はJ ボルト5とナット53以外のもの、たとえばターンバックルであってもよい。
【0020】
【考案の効果】
請求項1に記載の考案においては、シート張設用フレームが看板取付用フレー ム自体を形成しており、また、請求項2に記載の考案においては、シート張設用 フレームが看板取付け用フレームの前フレームまたは後フレームの少なくとも一 方のフレーム自体を形成しているので、これらの考案によると、看板取付用フレ ームにシート張設用フレームとしての機能が備わって看板取付用フレームに直接 にシートを緊張することができるようになり、看板の薄型化や取付作業の効率化 を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による看板装置に用いられるシ
ート張設用フレームの部分断面図である。
【図2】請求項2に記載の考案の実施例による看板装置
の一部省略縦断面図である。
【図3】請求項2の他の実施例による看板装置の一部省
略縦断面図である。
【図4】請求項1に記載の考案の実施例による看板装置
の縦断面図である。
【図5】従来の看板装置の要部を示す縦断面図である。
【符号の説明】
A 看板装置 B 看板取付用フレーム B1 前フレーム B2 後フレーム 1 可撓性シート 2 シート張設用フレーム 5 Jボルト(シート緊張機構) 12 巻掛部 21 基壁 22 支持鍔部 24 鍔板部 29 開放口 53 ナット(シート緊張機構)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形筒状の基壁の前端部に外周側方に張
    り出す支持鍔部が、基壁の後端部に外周側方に張り出す
    鍔板部が、それぞれ設けられたシート張設用フレーム
    と、上記矩形筒状の基壁により囲まれた開放口を覆って
    配設されその外周部が上記支持鍔部に巻き掛けられる可
    撓性シートと、このシートの外周縁部と上記鍔板部とに
    亘って設けられ上記外周縁部を上記鍔板部側に引き寄せ
    るシート緊張機構とを備え、シート張設用フレームが看
    板取付用フレーム自体を形成していることを特徴とする
    看板装置。
  2. 【請求項2】 矩形筒状の基壁の前端部に外周側方に張
    り出す支持鍔部が、基壁の後端部に外周側方に張り出す
    鍔板部が、それぞれ設けられたシート張設用フレーム
    と、上記矩形筒状の基壁により囲まれた開放口を覆って
    配設されその外周部が上記支持鍔部に巻き掛けられる可
    撓性シートと、このシートの外周縁部と上記鍔板部とに
    亘って設けられ上記外周縁部を上記鍔板部側に引き寄せ
    るシート緊張機構とを備え、シート張設用フレームが看
    板取付け用フレームの前フレームまたは後フレームの少
    なくとも一方のフレーム自体を形成していることを特徴
    とする看板装置。
JP4781993U 1993-08-09 1993-08-09 看板装置 Pending JPH0714486U (ja)

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JP4781993U JPH0714486U (ja) 1993-08-09 1993-08-09 看板装置

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