JP3002195B1 - 広告器 - Google Patents
広告器Info
- Publication number
- JP3002195B1 JP3002195B1 JP1816299A JP1816299A JP3002195B1 JP 3002195 B1 JP3002195 B1 JP 3002195B1 JP 1816299 A JP1816299 A JP 1816299A JP 1816299 A JP1816299 A JP 1816299A JP 3002195 B1 JP3002195 B1 JP 3002195B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall portion
- frame
- sheet
- vertical wall
- tension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
【要約】
【課題】 相当重量の広告面テント地を張設枠に強固に
して、かつ確実簡易に張設し得る広告器を提供するこ
と。 【解決手段】 矩形函型状本体枠１に張設枠が開閉可能
に連結され、該張設枠の四辺枠体の開口部にシート状物
である広告面テント地（重布）１００周縁部１０１がた
るませて掛止され、外側上部より差し込まれたテンショ
ン金具５０によってたるませ部分が巻き込まれるととも
に、テンション金具５０の締め付けにより付与されたバ
ネ的機能を有する金具部位が枠体に螺着されることによ
り、広告面テント地（重布）１００は、枠体掛止部と金
具掛止部とで挟持され、かつ枠体とテンション金具５０
とで挟着されて張設される。
して、かつ確実簡易に張設し得る広告器を提供するこ
と。 【解決手段】 矩形函型状本体枠１に張設枠が開閉可能
に連結され、該張設枠の四辺枠体の開口部にシート状物
である広告面テント地（重布）１００周縁部１０１がた
るませて掛止され、外側上部より差し込まれたテンショ
ン金具５０によってたるませ部分が巻き込まれるととも
に、テンション金具５０の締め付けにより付与されたバ
ネ的機能を有する金具部位が枠体に螺着されることによ
り、広告面テント地（重布）１００は、枠体掛止部と金
具掛止部とで挟持され、かつ枠体とテンション金具５０
とで挟着されて張設される。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、広告器に関し、更
に詳しくは、矩形函型状本体枠の片面または両面に開閉
可能として蝶着された張設枠に広告表示面をなすシート
状物である広告面テント地（重布）が張設表示された広
告器に関するものである。
に詳しくは、矩形函型状本体枠の片面または両面に開閉
可能として蝶着された張設枠に広告表示面をなすシート
状物である広告面テント地（重布）が張設表示された広
告器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種広告器としては、本願出願
人が先に取得した特許第２８２４７５５号特許公報に記
載された技術のように、矩形函型状の本体枠と、該本体
枠に接しながら内側に摺動可能として設けられたクラン
プ体と、該クランプ体との挟持によりポスターキャンバ
スを挟着する断面略二等辺三角形状にして、セッテング
レバー挿入用凹溝を有する固定ピース体と、本体枠と固
定ピース体に連結された複数のポスターキャンバス張設
金具とを備え、本体枠における掛止部を介してクランプ
体のリップ部に掛止せられたポスターキャンバスの周縁
部が固定ピース体に巻き込まれてその二つの頂部とクラ
ンフプ体の両リップ部とで挟持されるとともに、締付ナ
ットの締め付けによりクランプ体が本体枠に接しながら
ナット締め付け方向に摺動して、ポスターキャンバスが
張設表示されるものが提案されている。
人が先に取得した特許第２８２４７５５号特許公報に記
載された技術のように、矩形函型状の本体枠と、該本体
枠に接しながら内側に摺動可能として設けられたクラン
プ体と、該クランプ体との挟持によりポスターキャンバ
スを挟着する断面略二等辺三角形状にして、セッテング
レバー挿入用凹溝を有する固定ピース体と、本体枠と固
定ピース体に連結された複数のポスターキャンバス張設
金具とを備え、本体枠における掛止部を介してクランプ
体のリップ部に掛止せられたポスターキャンバスの周縁
部が固定ピース体に巻き込まれてその二つの頂部とクラ
ンフプ体の両リップ部とで挟持されるとともに、締付ナ
ットの締め付けによりクランプ体が本体枠に接しながら
ナット締め付け方向に摺動して、ポスターキャンバスが
張設表示されるものが提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の構
造では、セッテングレバー操作によっての固定ピース体
によるクランフプ体へのポスターキャンバス周縁部の巻
き込みと、締付ナットによるクランプ体の締め付けによ
ってポスターキャンバスは張設されるものであるから、
ポスターキャンバスがテント地のような相当重量を有す
る重布である場合には、固定ピース体を介してのセッテ
ングレバー操作によるクランプ体への巻き込みと、該ク
ランプ体の締付ナットによる締め付け作業は決して容易
ではなく、更なる作業の容易性が求められていた。
造では、セッテングレバー操作によっての固定ピース体
によるクランフプ体へのポスターキャンバス周縁部の巻
き込みと、締付ナットによるクランプ体の締め付けによ
ってポスターキャンバスは張設されるものであるから、
ポスターキャンバスがテント地のような相当重量を有す
る重布である場合には、固定ピース体を介してのセッテ
ングレバー操作によるクランプ体への巻き込みと、該ク
ランプ体の締付ナットによる締め付け作業は決して容易
ではなく、更なる作業の容易性が求められていた。
【０００４】本発明は、このような要請に応答すべくな
されたもので、その目的とするところは、相当重量を有
するシート状物としての広告表示面をなすテント地を容
易にして、かつ確実に張設し得る広告器を提供すること
にある。
されたもので、その目的とするところは、相当重量を有
するシート状物としての広告表示面をなすテント地を容
易にして、かつ確実に張設し得る広告器を提供すること
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
は、矩形函型状の本体枠１と、該本体枠１に開閉可能と
して設けられた広告表示面をなすシート状物１００の張
設枠１０と、該張設枠１０の全面にシート状物１００を
張設するための複数のテンション金具５０とを備え、前
記張設枠１０は、上部および下部枠体１１、１２と左右
側部枠体１３、１４により構成されるとともに、各部枠
体は、そのシート状物１００の張設面側において先端に
シート状物１００の掛止部１７を有する水平壁部１６
と、該水平壁部１６上に設けられた垂直壁部２４と、該
垂直壁部２４の上端よりシート状物張設面側に向けてや
や上向きに設けられた傾斜壁部２５と、該傾斜壁部２５
と連なり、かつ上端部に円弧状のシート状物掛止部２６
を有する外側垂直壁部２７と、前記垂直壁部２４の上端
分岐壁部２８を介し、かつ前記外側垂直壁部２７と対向
して設けられた内側垂直壁部２９と、該内側垂直壁部２
９の上端に設けられ、かつ先端にシート状物掛止部３０
を有する幅の狭い水平壁部３１と、前記水平壁部１６と
連なり、かつ前記内側垂直壁部２９から分岐して設けら
れた分岐水平壁部３３とを含み、前記テンション金具５
０は、前記張設枠１０の各部枠体における垂直壁部２４
に略対応した垂直壁部５１と、該垂直壁部５１の両端に
設けられ、かつ前記傾斜壁部２５に略対応した一対の傾
斜壁部５２、５３と、該傾斜壁部の一方の傾斜壁部５３
に連ねて設けられた前記外側垂直壁部２７に略対応した
垂直壁部５４と、該垂直壁部５４と連なる円弧状壁部５
５を介して設けられ、かつ先端にシート状物掛止部５６
を有する水平壁部５７とを含み、前記張設枠１０におけ
る各部枠体のシート状物掛止部３０、２６、１７を介し
て内外側垂直壁部２９、２７間の開口部４０内にたるま
せて掛止されたシート状物１００の周縁部１０１が、外
方上部より差し込まれた前記テンション金具５０のシー
ト状物掛止部５６および水平壁部５７に巻き込まれ、か
つテンション金具円弧状壁部５５が嵌まり込んだ枠体円
弧状掛止部２６を支点としてのテンション金具５０の締
め付けを介してシート状物周縁部１０１が枠体水平壁部
３１のシート状物掛止部３０とテンション金具水平壁部
５７のシート状物掛止部５６とで挟着されるとともに、
シート状物周縁部１０１が枠体各壁部とテンション金具
５０との間において、かつ金具垂直壁部５１と枠体垂直
壁部２４との接合部における螺着により付与されたテン
ション金具５０のバネ的機能により挟着されてシート状
物１００が張設される構成を特徴とするものである。
は、矩形函型状の本体枠１と、該本体枠１に開閉可能と
して設けられた広告表示面をなすシート状物１００の張
設枠１０と、該張設枠１０の全面にシート状物１００を
張設するための複数のテンション金具５０とを備え、前
記張設枠１０は、上部および下部枠体１１、１２と左右
側部枠体１３、１４により構成されるとともに、各部枠
体は、そのシート状物１００の張設面側において先端に
シート状物１００の掛止部１７を有する水平壁部１６
と、該水平壁部１６上に設けられた垂直壁部２４と、該
垂直壁部２４の上端よりシート状物張設面側に向けてや
や上向きに設けられた傾斜壁部２５と、該傾斜壁部２５
と連なり、かつ上端部に円弧状のシート状物掛止部２６
を有する外側垂直壁部２７と、前記垂直壁部２４の上端
分岐壁部２８を介し、かつ前記外側垂直壁部２７と対向
して設けられた内側垂直壁部２９と、該内側垂直壁部２
９の上端に設けられ、かつ先端にシート状物掛止部３０
を有する幅の狭い水平壁部３１と、前記水平壁部１６と
連なり、かつ前記内側垂直壁部２９から分岐して設けら
れた分岐水平壁部３３とを含み、前記テンション金具５
０は、前記張設枠１０の各部枠体における垂直壁部２４
に略対応した垂直壁部５１と、該垂直壁部５１の両端に
設けられ、かつ前記傾斜壁部２５に略対応した一対の傾
斜壁部５２、５３と、該傾斜壁部の一方の傾斜壁部５３
に連ねて設けられた前記外側垂直壁部２７に略対応した
垂直壁部５４と、該垂直壁部５４と連なる円弧状壁部５
５を介して設けられ、かつ先端にシート状物掛止部５６
を有する水平壁部５７とを含み、前記張設枠１０におけ
る各部枠体のシート状物掛止部３０、２６、１７を介し
て内外側垂直壁部２９、２７間の開口部４０内にたるま
せて掛止されたシート状物１００の周縁部１０１が、外
方上部より差し込まれた前記テンション金具５０のシー
ト状物掛止部５６および水平壁部５７に巻き込まれ、か
つテンション金具円弧状壁部５５が嵌まり込んだ枠体円
弧状掛止部２６を支点としてのテンション金具５０の締
め付けを介してシート状物周縁部１０１が枠体水平壁部
３１のシート状物掛止部３０とテンション金具水平壁部
５７のシート状物掛止部５６とで挟着されるとともに、
シート状物周縁部１０１が枠体各壁部とテンション金具
５０との間において、かつ金具垂直壁部５１と枠体垂直
壁部２４との接合部における螺着により付与されたテン
ション金具５０のバネ的機能により挟着されてシート状
物１００が張設される構成を特徴とするものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照し、その作用と共に説明する。図１は、本発明に
係る広告器の一例での全体の概略斜視図、図２は、図１
の部分的拡大断面図、図３は、テンション金具によるシ
ート状物の張設枠への張設手順を示す部分的拡大断面図
で、シート状物を張設枠開口部にたるませて掛止し、テ
ンション金具を差し込んだ状態を示す。図４は、テンシ
ョン金具によるシート状物の張設枠への張設手順を示す
部分的拡大断面図で、テンション金具を更に差し込んだ
状態を示す。図５は、テンション金具によるシート状物
の張設枠への張設手順を示す部分的拡大断面図で、テン
ション金具に締め付け工具をセットした状態を示す。図
６は、シート状物の最終張設状態を示す部分的拡大断面
図である。
を参照し、その作用と共に説明する。図１は、本発明に
係る広告器の一例での全体の概略斜視図、図２は、図１
の部分的拡大断面図、図３は、テンション金具によるシ
ート状物の張設枠への張設手順を示す部分的拡大断面図
で、シート状物を張設枠開口部にたるませて掛止し、テ
ンション金具を差し込んだ状態を示す。図４は、テンシ
ョン金具によるシート状物の張設枠への張設手順を示す
部分的拡大断面図で、テンション金具を更に差し込んだ
状態を示す。図５は、テンション金具によるシート状物
の張設枠への張設手順を示す部分的拡大断面図で、テン
ション金具に締め付け工具をセットした状態を示す。図
６は、シート状物の最終張設状態を示す部分的拡大断面
図である。
【０００７】本発明に係る広告器は、図１に示されてい
るように、矩形函型状の本体枠と、該本体枠に開閉可能
として設けられた張設枠と、該張設枠にシート状物を張
設するテンション金具とを備えている。
るように、矩形函型状の本体枠と、該本体枠に開閉可能
として設けられた張設枠と、該張設枠にシート状物を張
設するテンション金具とを備えている。
【０００８】矩形函型状の本体枠１は、好ましくは、ア
ルミニウム等の軽金属材により一体成形された型材によ
り形成され、その四辺枠部の断面形状は全て同一であっ
て、図２（上辺部）に示されている如くである。更に説
明すると、本体枠１は、幅広の水平壁部２と、該水平壁
部２の両端長手方向下部に突設の端縁部３と、該端縁部
３の内側下部に突設のやや長い垂直壁部４とを有してい
る。そして、本体枠１内には、補強部材５、サポート部
材６が固着され、かつ蛍光灯等の照明部材７が配置され
ている。
ルミニウム等の軽金属材により一体成形された型材によ
り形成され、その四辺枠部の断面形状は全て同一であっ
て、図２（上辺部）に示されている如くである。更に説
明すると、本体枠１は、幅広の水平壁部２と、該水平壁
部２の両端長手方向下部に突設の端縁部３と、該端縁部
３の内側下部に突設のやや長い垂直壁部４とを有してい
る。そして、本体枠１内には、補強部材５、サポート部
材６が固着され、かつ蛍光灯等の照明部材７が配置され
ている。
【０００９】広告表示面をなすシート状物である広告面
テント地（重布）１００が張設される張設枠１０は、上
部枠体１１、下部枠体１２と左右側部枠体１３、１４と
が矩形状に組み合わせ固着されて構成され、該張設枠１
０はその上部枠体１１において、図２に示されているよ
うに、本体枠１における水平壁部２の適宜個所において
蝶番等の開閉金具１５により開閉可能として取り付けら
れている。なお、図示の実施例においては、張設枠１０
は本体枠１の両面側に取り付けられた両面広告表示構造
とされているが、張設枠１０は片面側のみとした片面広
告表示構造であってもよいことは勿論である。
テント地（重布）１００が張設される張設枠１０は、上
部枠体１１、下部枠体１２と左右側部枠体１３、１４と
が矩形状に組み合わせ固着されて構成され、該張設枠１
０はその上部枠体１１において、図２に示されているよ
うに、本体枠１における水平壁部２の適宜個所において
蝶番等の開閉金具１５により開閉可能として取り付けら
れている。なお、図示の実施例においては、張設枠１０
は本体枠１の両面側に取り付けられた両面広告表示構造
とされているが、張設枠１０は片面側のみとした片面広
告表示構造であってもよいことは勿論である。
【００１０】張設枠１０を構成する中空状の各部枠体１
１、１２、１３、１４は、本体枠１と同様に、好ましく
は、アルミニウム等の軽金属材により一体成形された長
尺の型材を切断することによって得られるもので、これ
ら枠体の断面形状は全て同一であって、図２から図６
（上部枠体１１のみが示されている）に示されている如
くである。更に説明すると、広告面テント地（重布）１
００の張設側において一端である先端長手方向に広告面
テント地（重布）１００の掛止部１７を有する水平壁部
１６と、該水平壁部１６の他端に一体形成のリップ部１
８、１９を有する略コ字形溝部２０と、一方のリップ部
１８から起立状に延設され、かつ中間部外側に係止突起
部２１を有する垂直壁部２２と、水平壁部１６上におけ
る掛止部１７のやや内側長手方向に起立形成された肉厚
部２３を有する垂直壁部２４と、該垂直壁部２４の上端
より広告面テント地（重布）１００の張設側に向けてや
や上向きに形成の傾斜壁部２５と、該傾斜壁部２５と連
なり、かつ上端にやや大きな円弧状に膨出形成の掛止部
２６を有する外側垂直壁部２７と、垂直壁部２４の傾斜
壁部２５との分岐水平壁部２８を介して外側垂直壁部２
７と対向して設けられたやや高い内側垂直壁部２９と、
該内側垂直壁部２９の上端にして、かつ分岐水平壁部２
８と平行に設けられ、先端下部には掛止部３０を有する
幅の狭い水平壁部３１と、内側垂直壁部２９のやや上部
から内側に分岐した肉厚部３２を有する分岐水平壁部３
３と、分岐水平壁部３３と連なる垂直壁部３４、該垂直
壁部３４と連なる水平壁部３５、垂直壁部２２の中間や
や上部寄り内側に形成の分岐水平壁部３６と、該分岐水
平壁部３６と水平壁部３５と連なり、かつ上部外方に係
止突起部３７を有する垂直壁部３８とを有し、該垂直壁
部３８と分岐水平壁部３６および垂直壁部２２とで形成
の雨どい部３９を有している。なお、垂直壁部２２と、
係止突起部３７は、図２に示されているように、本体枠
１に対する取り付け状態において、各部枠体の係止突起
部３７と垂直壁部２２の上部にそれぞれ係止される位置
関係と寸法をもって設定されている。
１、１２、１３、１４は、本体枠１と同様に、好ましく
は、アルミニウム等の軽金属材により一体成形された長
尺の型材を切断することによって得られるもので、これ
ら枠体の断面形状は全て同一であって、図２から図６
（上部枠体１１のみが示されている）に示されている如
くである。更に説明すると、広告面テント地（重布）１
００の張設側において一端である先端長手方向に広告面
テント地（重布）１００の掛止部１７を有する水平壁部
１６と、該水平壁部１６の他端に一体形成のリップ部１
８、１９を有する略コ字形溝部２０と、一方のリップ部
１８から起立状に延設され、かつ中間部外側に係止突起
部２１を有する垂直壁部２２と、水平壁部１６上におけ
る掛止部１７のやや内側長手方向に起立形成された肉厚
部２３を有する垂直壁部２４と、該垂直壁部２４の上端
より広告面テント地（重布）１００の張設側に向けてや
や上向きに形成の傾斜壁部２５と、該傾斜壁部２５と連
なり、かつ上端にやや大きな円弧状に膨出形成の掛止部
２６を有する外側垂直壁部２７と、垂直壁部２４の傾斜
壁部２５との分岐水平壁部２８を介して外側垂直壁部２
７と対向して設けられたやや高い内側垂直壁部２９と、
該内側垂直壁部２９の上端にして、かつ分岐水平壁部２
８と平行に設けられ、先端下部には掛止部３０を有する
幅の狭い水平壁部３１と、内側垂直壁部２９のやや上部
から内側に分岐した肉厚部３２を有する分岐水平壁部３
３と、分岐水平壁部３３と連なる垂直壁部３４、該垂直
壁部３４と連なる水平壁部３５、垂直壁部２２の中間や
や上部寄り内側に形成の分岐水平壁部３６と、該分岐水
平壁部３６と水平壁部３５と連なり、かつ上部外方に係
止突起部３７を有する垂直壁部３８とを有し、該垂直壁
部３８と分岐水平壁部３６および垂直壁部２２とで形成
の雨どい部３９を有している。なお、垂直壁部２２と、
係止突起部３７は、図２に示されているように、本体枠
１に対する取り付け状態において、各部枠体の係止突起
部３７と垂直壁部２２の上部にそれぞれ係止される位置
関係と寸法をもって設定されている。
【００１１】広告面テント地（重布）１００を張設枠１
０の全面に張設するテンション金具５０は、好ましく
は、アルミニウム等の軽金属材による一体成形品として
得られ、その断面形状は図３から図６に示されている如
くである。更に説明すると、枠体１１の垂直壁部２４に
略対応した（垂直壁部２４よりもやや短い）肉厚の垂直
壁部５１と、該垂直壁部５１の両端に設けられた枠体傾
斜壁部２５に略対応した一対の傾斜壁部５２、５３と、
一方の傾斜壁部５３に連ねて設けられ、かつ枠体外側垂
直壁部２７に略対応した垂直壁部５４と、該垂直壁部５
４と連なる円弧状壁部５５を介して設けられ、かつ先端
に枠体掛止部３０と対向する掛止部５６を有する水平壁
部５７とを含み、該テンション金具５０は、図１に示さ
れているように、張設枠１０の四辺枠体１１、１２、１
３、１４に適宜の間隔で均等に複数個が配置されること
によって広告面テント地（重布）１００は張設される。
０の全面に張設するテンション金具５０は、好ましく
は、アルミニウム等の軽金属材による一体成形品として
得られ、その断面形状は図３から図６に示されている如
くである。更に説明すると、枠体１１の垂直壁部２４に
略対応した（垂直壁部２４よりもやや短い）肉厚の垂直
壁部５１と、該垂直壁部５１の両端に設けられた枠体傾
斜壁部２５に略対応した一対の傾斜壁部５２、５３と、
一方の傾斜壁部５３に連ねて設けられ、かつ枠体外側垂
直壁部２７に略対応した垂直壁部５４と、該垂直壁部５
４と連なる円弧状壁部５５を介して設けられ、かつ先端
に枠体掛止部３０と対向する掛止部５６を有する水平壁
部５７とを含み、該テンション金具５０は、図１に示さ
れているように、張設枠１０の四辺枠体１１、１２、１
３、１４に適宜の間隔で均等に複数個が配置されること
によって広告面テント地（重布）１００は張設される。
【００１２】このような構成において、シート状物であ
る広告面テント地（重布）１００を張設枠１０に張設す
るには、図３から図６に示されている如くにして行われ
る。これら図は、上部枠体１１における張設手順を示す
が、他の下部枠体１２および左右側部枠体１３、１４に
おいても全て同じであるため、上部枠体１１における場
合についてのみ説明する。
る広告面テント地（重布）１００を張設枠１０に張設す
るには、図３から図６に示されている如くにして行われ
る。これら図は、上部枠体１１における張設手順を示す
が、他の下部枠体１２および左右側部枠体１３、１４に
おいても全て同じであるため、上部枠体１１における場
合についてのみ説明する。
【００１３】先ず、図３に示されているように、広告面
テント地（重布）１００の周縁部１０１が、枠体１１に
おける円弧状掛止部２６と掛止部３０を介して開口部４
０内に軽くたるませて入れられるとともに、たるませた
部分にテンション金具５０が矢印方向から差し込まれ、
更に、図４に示されているようにテンション金具５０が
矢印方向に差し込まれて、たるみ部分がテンション金具
５０の水平壁部５７と掛止部５６で巻き込まれるととも
に、円弧状壁部５５が円弧状掛止部２６に嵌まり込んで
広告面テント地（重布）１００が挟持される。
テント地（重布）１００の周縁部１０１が、枠体１１に
おける円弧状掛止部２６と掛止部３０を介して開口部４
０内に軽くたるませて入れられるとともに、たるませた
部分にテンション金具５０が矢印方向から差し込まれ、
更に、図４に示されているようにテンション金具５０が
矢印方向に差し込まれて、たるみ部分がテンション金具
５０の水平壁部５７と掛止部５６で巻き込まれるととも
に、円弧状壁部５５が円弧状掛止部２６に嵌まり込んで
広告面テント地（重布）１００が挟持される。
【００１４】次いで、図５に示されているように、別に
用意された締め付け工具２００の掛止部２０１をテンシ
ョン金具５０に掛止して、金具水平壁部５７、円弧状壁
部５５、垂直壁部５４、傾斜壁部５２に当てながら、把
持部２０２を持ち、円弧状掛止部２６を支点として梃子
の原理で矢印方向に回動させれば、テンション金具５０
は実線位置から想像線で示された位置に締め込まれ、同
時に広告面テント地（重布）１００の巻き込み部分は枠
体掛止部３０と金具掛止部５６とで締め付けられて挟持
される。
用意された締め付け工具２００の掛止部２０１をテンシ
ョン金具５０に掛止して、金具水平壁部５７、円弧状壁
部５５、垂直壁部５４、傾斜壁部５２に当てながら、把
持部２０２を持ち、円弧状掛止部２６を支点として梃子
の原理で矢印方向に回動させれば、テンション金具５０
は実線位置から想像線で示された位置に締め込まれ、同
時に広告面テント地（重布）１００の巻き込み部分は枠
体掛止部３０と金具掛止部５６とで締め付けられて挟持
される。
【００１５】次いで、締め付け工具２００を取り外す
と、図６に示されているように、広告面テント地（重
布）１００の巻き込み部分は枠体掛止部３０と金具掛止
部５６とによる挟持状態にあるも、テンション金具５０
の垂直壁部５１、５４、傾斜壁部５２、５３は想像線で
示された位置にあってバネ的機能が付与された状態とな
っている。
と、図６に示されているように、広告面テント地（重
布）１００の巻き込み部分は枠体掛止部３０と金具掛止
部５６とによる挟持状態にあるも、テンション金具５０
の垂直壁部５１、５４、傾斜壁部５２、５３は想像線で
示された位置にあってバネ的機能が付与された状態とな
っている。
【００１６】次いで、図６に示されているように、テン
ション金具５０がその垂直壁部５１の外側２個所より枠
体垂直壁部２４の肉厚部２３にビス４１により止着され
る。すると、バネ的機能が付与されている想像線部位は
締め付けられて広告面テント地（重布）１００を介して
枠体に接合取り付けされ、金具掛止部５６による挟着は
更に強固となってテンション効果は高まり、広告面テン
ト地（重布）１００は歪みを生ずることなく、確実に張
設される。
ション金具５０がその垂直壁部５１の外側２個所より枠
体垂直壁部２４の肉厚部２３にビス４１により止着され
る。すると、バネ的機能が付与されている想像線部位は
締め付けられて広告面テント地（重布）１００を介して
枠体に接合取り付けされ、金具掛止部５６による挟着は
更に強固となってテンション効果は高まり、広告面テン
ト地（重布）１００は歪みを生ずることなく、確実に張
設される。
【００１７】このようにして、広告面テント地（重布）
１００が張設された後、各部枠体１１、１２、１３、１
４には、図１および図６に示されているように、枠体お
よびテンション金具５０を覆って、好ましくは、アルミ
ニウム等の軽金属材による一体成形品としてのカバー部
材６０が、枠体水平壁部３３上において肉厚部３２にビ
ス４２にて止着される。
１００が張設された後、各部枠体１１、１２、１３、１
４には、図１および図６に示されているように、枠体お
よびテンション金具５０を覆って、好ましくは、アルミ
ニウム等の軽金属材による一体成形品としてのカバー部
材６０が、枠体水平壁部３３上において肉厚部３２にビ
ス４２にて止着される。
【００１８】更に、張設枠１０には、図２に示されてい
るように、枠体の変形防止のため、補強部材４３が、そ
の上下部において（図２においては上部のみが示されて
いる）枠体１１におけるリップ部付コ字形溝部２０に挿
着のボルト４４、ナット４５により締着されて取り付け
られ、更に、補強部材４３と枠体水平壁部１６間にはア
ングル部材４６が取り付けられて、広告面テント地（重
布）１００の張設後における張設枠１０の変形防止手段
が施されている。
るように、枠体の変形防止のため、補強部材４３が、そ
の上下部において（図２においては上部のみが示されて
いる）枠体１１におけるリップ部付コ字形溝部２０に挿
着のボルト４４、ナット４５により締着されて取り付け
られ、更に、補強部材４３と枠体水平壁部１６間にはア
ングル部材４６が取り付けられて、広告面テント地（重
布）１００の張設後における張設枠１０の変形防止手段
が施されている。
【００１９】そして、以上の如く構成され、かつ広告面
テント地（重布）１００が張設された張設枠１０は、図
２に示されているように、その上部枠体１１の水平壁部
３５と本体枠１の水平壁部２が同一面状態で開閉金具１
５を介して開閉可能に取り付けられている。
テント地（重布）１００が張設された張設枠１０は、図
２に示されているように、その上部枠体１１の水平壁部
３５と本体枠１の水平壁部２が同一面状態で開閉金具１
５を介して開閉可能に取り付けられている。
【００２０】
【発明の効果】しかして、本発明によれば、シート状物
である広告面テント地（重布）１００は張設枠１０にお
ける四辺部枠体１１、１２、１３、１４においてそれぞ
れ複数のテンション金具５０が梃子の原理で締め付けら
れ、かつバネ的機能が付与された金具部位がビス止めさ
れることにより張設されるものであるから、相当重量の
広告面テント地（重布）１００は全面均一にして、歪む
ことなく確実に、しかも強固に張設され、広告面テント
地（重布）による広告、装飾的価値を格段と向上させる
ことができる。
である広告面テント地（重布）１００は張設枠１０にお
ける四辺部枠体１１、１２、１３、１４においてそれぞ
れ複数のテンション金具５０が梃子の原理で締め付けら
れ、かつバネ的機能が付与された金具部位がビス止めさ
れることにより張設されるものであるから、相当重量の
広告面テント地（重布）１００は全面均一にして、歪む
ことなく確実に、しかも強固に張設され、広告面テント
地（重布）による広告、装飾的価値を格段と向上させる
ことができる。
【００２１】また、テンシヨン金具５０の装着は、その
円弧状壁部５５が嵌まり込んでいる枠体円弧状掛止部２
６を支点としての梃子原理により締め付けられてなされ
るものであるから、相当重量の広告面テント地（重布）
１００の張設作業を僅かな労力で簡易にして、かつ速や
かに行うことができる。
円弧状壁部５５が嵌まり込んでいる枠体円弧状掛止部２
６を支点としての梃子原理により締め付けられてなされ
るものであるから、相当重量の広告面テント地（重布）
１００の張設作業を僅かな労力で簡易にして、かつ速や
かに行うことができる。
【図１】本発明に係る広告器の一例での全体の概略斜視
図である。
図である。
【図２】図１の部分的拡大断面図である。
【図３】テンション金具によるシート状物の張設枠への
張設手順を示す部分的拡大断面図で、シート状物を張設
枠開口部にたるませて掛止し、テンション金具を差し込
んだ状態を示す。
張設手順を示す部分的拡大断面図で、シート状物を張設
枠開口部にたるませて掛止し、テンション金具を差し込
んだ状態を示す。
【図４】テンション金具によるシート状物の張設枠への
張設手順を示す部分的拡大断面図で、テンション金具を
更に差し込んだ状態を示す。
張設手順を示す部分的拡大断面図で、テンション金具を
更に差し込んだ状態を示す。
【図５】テンション金具によるシート状物の張設枠への
張設手順を示す部分的拡大断面図で、テンション金具に
締め付け工具をセットした状態を示す。
張設手順を示す部分的拡大断面図で、テンション金具に
締め付け工具をセットした状態を示す。
【図６】シート状物の最終張設状態を示す部分的拡大断
面図である。
面図である。
１ 本体枠 １０ 張設枠 １１ 上部枠体 １２ 下部枠体 １３ 左側部枠体 １４ 右側部枠体 １５ 開閉金具 １６ 水平壁部 １７ 掛止部 ２４ 垂直壁部 ２５ 傾斜壁部 ２６ 円弧状掛止部 ２７ 外側垂直壁部 ２８ 分岐壁部 ２９ 内側垂直壁部 ３０ 掛止部 ３１ 水平壁部 ３３ 分岐水平壁部 ４０ 開口部 ５０ テンション金具 ５１ 垂直壁部 ５２ 傾斜壁部 ５３ 傾斜壁部 ５４ 垂直壁部 ５５ 円弧状壁部 ５６ 掛止部 ５７ 水平壁部 ６０ カバー部材 １００ シート状物（広告面テント地） １０１ シート状物周縁部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−49087（ＪＰ，Ａ) 特開 平10−187077（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−112288（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−135772（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G09F 15/00
Claims (2)
- 【請求項１】 矩形函型状の本体枠１と、 該本体枠１に開閉可能として設けられた広告表示面をな
すシート状物１００の張設枠１０と、 該張設枠１０の全面にシート状物１００を張設するため
の複数のテンション金具５０とを備え、 前記張設枠１０は、上部および下部枠体１１、１２と左
右側部枠体１３、１４により構成されるとともに、各部
枠体は、そのシート状物１００の張設面側において先端
にシート状物１００の掛止部１７を有する水平壁部１６
と、該水平壁部１６上に設けられた垂直壁部２４と、該
垂直壁部２４の上端よりシート状物張設面側に向けてや
や上向きに設けられた傾斜壁部２５と、該傾斜壁部２５
と連なり、かつ上端部に円弧状のシート状物掛止部２６
を有する外側垂直壁部２７と、前記垂直壁部２４の上端
分岐壁部２８を介し、かつ前記外側垂直壁部２７と対向
して設けられた内側垂直壁部２９と、該内側垂直壁部２
９の上端に設けられ、かつ先端にシート状物掛止部３０
を有する幅の狭い水平壁部３１と、前記水平壁部１６と
連なり、かつ前記内側垂直壁部２９から分岐して設けら
れた分岐水平壁部３３とを含み、 前記テンション金具５０は、前記張設枠１０の各部枠体
における垂直壁部２４に略対応した垂直壁部５１と、該
垂直壁部５１の両端に設けられ、かつ前記傾斜壁部２５
に略対応した一対の傾斜壁部５２、５３と、該傾斜壁部
の一方の傾斜壁部５３に連ねて設けられた前記外側垂直
壁部２７に略対応した垂直壁部５４と、該垂直壁部５４
と連なる円弧状壁部５５を介して設けられ、かつ先端に
シート状物掛止部５６を有する水平壁部５７とを含み、 前記張設枠１０における各部枠体のシート状物掛止部３
０、２６、１７を介して内外側垂直壁部２９、２７間の
開口部４０内にたるませて掛止されたシート状物１００
の周縁部１０１が、外方上部より差し込まれた前記テン
ション金具５０のシート状物掛止部５６および水平壁部
５７に巻き込まれ、かつテンション金具円弧状壁部５５
が嵌まり込んだ枠体円弧状掛止部２６を支点としてのテ
ンション金具５０の締め付けを介してシート状物周縁部
１０１が枠体水平壁部３１のシート状物掛止部３０とテ
ンション金具水平壁部５７のシート状物掛止部５６とで
挟着されるとともに、シート状物周縁部１０１が枠体各
壁部とテンション金具５０との間において、かつ金具垂
直壁部５１と枠体垂直壁部２４との接合部における螺着
により付与されたテンション金具５０のバネ的機能によ
り挟着されてシート状物１００が張設される構成を特徴
とする広告器。 - 【請求項２】 前記各部枠体およびテンション金具５０
を覆ってカバー部材６０が取り付けられている請求項１
の広告器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1816299A JP3002195B1 (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 広告器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1816299A JP3002195B1 (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 広告器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3002195B1 true JP3002195B1 (ja) | 2000-01-24 |
| JP2000214811A JP2000214811A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11963924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1816299A Expired - Lifetime JP3002195B1 (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 広告器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3002195B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101043516B1 (ko) | 2009-08-06 | 2011-06-23 | 민은홍 | 대형 시트광고물의 늘어짐을 방지할 수 있도록 된 시트광고물용 액자 |
-
1999
- 1999-01-27 JP JP1816299A patent/JP3002195B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000214811A (ja) | 2000-08-04 |
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