JPH0714439B2 - ミシン - Google Patents
ミシンInfo
- Publication number
- JPH0714439B2 JPH0714439B2 JP61280484A JP28048486A JPH0714439B2 JP H0714439 B2 JPH0714439 B2 JP H0714439B2 JP 61280484 A JP61280484 A JP 61280484A JP 28048486 A JP28048486 A JP 28048486A JP H0714439 B2 JPH0714439 B2 JP H0714439B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle bar
- advancing
- catch lever
- sewing
- lifting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本願発明は次に述べる問題点の解決を目的とする。
(産業上の利用分野) この発明は布に対する縫製を行い得るようにしてあるミ
シンに関するもので、更に詳しくは飛び縫いを行うこと
ができるようにしてあるミシンに関するものである。
シンに関するもので、更に詳しくは飛び縫いを行うこと
ができるようにしてあるミシンに関するものである。
(従来の技術) 従来のミシンにあって、上下動自在の針棒とそれに沿っ
て上下動する駆動部材とを備え、通常の縫製時には針棒
に備えた係合部材と駆動部材に備えた係止片とが係合し
て、駆動部材の上下動が針棒に伝わり、一方、飛び縫い
をさせる場合には上記の係合を外すことによって上記駆
動部材から針棒への上下動の伝達が遮断され、かつ、針
棒に取付けた嵌合片がミシンのフレームに取付けた挟着
片に挟着されて針棒の上昇状態が保持されるようにした
もの(例えば特開昭57−14393号参照)は、通常の縫製
時においては、針棒が上下動する度に上記挟着片による
嵌合片の挟着及びその引き外しが行なわれる為、針棒を
上下作動させる為に大きな駆動力が必要となる問題点が
あった。そこでこのような問題点の解決されたものとし
て、第12図に示される如く針棒12fに取付けたブロック3
0fにキャッチレバー33fを枢着し、そのレバー33fにおけ
る係合部35fを昇降体26fのピン28fに係合させて、上記
昇降体26fの上下動によりレバー33f及びブロック30fを
介して針棒12fが上下動して縫製が行なわれるようにし
たもの(例えば特開昭59−95093号公報或は特開昭58−1
2683号公報参照)は、飛び縫いを行なう場合、昇降体26
fとブロック30fとの連動関係を次のようにして遮断させ
る。
て上下動する駆動部材とを備え、通常の縫製時には針棒
に備えた係合部材と駆動部材に備えた係止片とが係合し
て、駆動部材の上下動が針棒に伝わり、一方、飛び縫い
をさせる場合には上記の係合を外すことによって上記駆
動部材から針棒への上下動の伝達が遮断され、かつ、針
棒に取付けた嵌合片がミシンのフレームに取付けた挟着
片に挟着されて針棒の上昇状態が保持されるようにした
もの(例えば特開昭57−14393号参照)は、通常の縫製
時においては、針棒が上下動する度に上記挟着片による
嵌合片の挟着及びその引き外しが行なわれる為、針棒を
上下作動させる為に大きな駆動力が必要となる問題点が
あった。そこでこのような問題点の解決されたものとし
て、第12図に示される如く針棒12fに取付けたブロック3
0fにキャッチレバー33fを枢着し、そのレバー33fにおけ
る係合部35fを昇降体26fのピン28fに係合させて、上記
昇降体26fの上下動によりレバー33f及びブロック30fを
介して針棒12fが上下動して縫製が行なわれるようにし
たもの(例えば特開昭59−95093号公報或は特開昭58−1
2683号公報参照)は、飛び縫いを行なう場合、昇降体26
fとブロック30fとの連動関係を次のようにして遮断させ
る。
(イ)ブロック30fが昇降体26fと共に上昇(第12図
(A)) (ロ)ブロック30fに付設されているレバー33fの斜面33
f′がピン30f′に当接してレバー33fが矢印X方向に傾
動(第12図(A)) (ハ)ばね37fによりレバー33fを矢印Y方向に戻す(第
12図(B)) (ニ)昇降体26fの下降に伴ない、レバー33fがブロック
30fと共に下降(第12図(C)) (ホ)係合面33f″がピン30f′に係合(第12図(C)) (ヘ)その後はブロック30fは第12図(C)の位置に留
められ昇降体26fのみが単独で下降。
(A)) (ロ)ブロック30fに付設されているレバー33fの斜面33
f′がピン30f′に当接してレバー33fが矢印X方向に傾
動(第12図(A)) (ハ)ばね37fによりレバー33fを矢印Y方向に戻す(第
12図(B)) (ニ)昇降体26fの下降に伴ない、レバー33fがブロック
30fと共に下降(第12図(C)) (ホ)係合面33f″がピン30f′に係合(第12図(C)) (ヘ)その後はブロック30fは第12図(C)の位置に留
められ昇降体26fのみが単独で下降。
以上の(イ)〜(ヘ)の動作によって昇降体26fとブロ
ック30fとの連動の遮断が行なわれる。しかし上記のよ
うな動作の途中においては、昇降体26fの上動が速く
て、上記(ロ)の動作においてレバー33fが第12図
(B)に想像線で示す如く大きくはね飛ばされ、上記
(ハ)の戻りが不充分なうちに(ニ)に下降動作がなさ
れると、上記係合面33f″がピン30f′に係合することな
く即ち、(ホ)の動作がないうちにレバー33fが下動し
てしまい、ブロック30fも下降する。このように昇降体2
6fとブロック30fとの連動が遮断されないと、飛び縫い
に失敗する問題点が生じる。
ック30fとの連動の遮断が行なわれる。しかし上記のよ
うな動作の途中においては、昇降体26fの上動が速く
て、上記(ロ)の動作においてレバー33fが第12図
(B)に想像線で示す如く大きくはね飛ばされ、上記
(ハ)の戻りが不充分なうちに(ニ)に下降動作がなさ
れると、上記係合面33f″がピン30f′に係合することな
く即ち、(ホ)の動作がないうちにレバー33fが下動し
てしまい、ブロック30fも下降する。このように昇降体2
6fとブロック30fとの連動が遮断されないと、飛び縫い
に失敗する問題点が生じる。
さらに上記(ホ)の動作をさせる為には、斜面33f′を
短くして、そこに係合面33f″を形成しなければならな
い。このことは30f′が斜面33f′に対接するタイミング
を短くするので、タイミング調節が益々困難になる。
短くして、そこに係合面33f″を形成しなければならな
い。このことは30f′が斜面33f′に対接するタイミング
を短くするので、タイミング調節が益々困難になる。
これを解決する為に針棒を「ばね」で常時吊上げてお
き、縫製時は上記針棒をばね力に抗して引き下げるよう
にした構成が提供されている(例えば特開昭59−183789
号公報参照)。
き、縫製時は上記針棒をばね力に抗して引き下げるよう
にした構成が提供されている(例えば特開昭59−183789
号公報参照)。
しかし高速縫製時においては上記ばね力は全く無用であ
るばかりでなく、このばね力は、針が布を差し通す力を
弱める方向に働くのでこの「ばね」の除去が望まれてい
た。また上記の「ばね」は針が高速で上下動する時に大
きな雑音(振動)源となり、この点からも雑音(振動)
源であるばねの除去が望まれていた。
るばかりでなく、このばね力は、針が布を差し通す力を
弱める方向に働くのでこの「ばね」の除去が望まれてい
た。また上記の「ばね」は針が高速で上下動する時に大
きな雑音(振動)源となり、この点からも雑音(振動)
源であるばねの除去が望まれていた。
(発明が解決しようとする問題点)この発明は上記従来
の問題点を除き、通常の縫製及び飛び縫いができるは勿
論のこと、縫製時に昇降体の上下動が高速で行なわれる
場合においても雑音(振動)源となる吊り上げ用のばね
がなく、静かで、さらに通常縫製から飛び縫いへの高速
切替りが確実にできるようにしたミシンを提供しようと
するものである。
の問題点を除き、通常の縫製及び飛び縫いができるは勿
論のこと、縫製時に昇降体の上下動が高速で行なわれる
場合においても雑音(振動)源となる吊り上げ用のばね
がなく、静かで、さらに通常縫製から飛び縫いへの高速
切替りが確実にできるようにしたミシンを提供しようと
するものである。
本願発明の構成は次の通りである。
(問題点を解決する為の手段) 本願発明は、 機枠には針棒駆動用の駆動部材を備えさせると共に、上
記機枠には下端に縫製用の針を備える針棒を上下動自在
に備えさせ、しかも上記駆動部材と上記針棒とは、上記
駆動部材の作動により上記針棒が上下動して、上記針に
より縫製が行なわれるように連繋機構を介して連繋させ
てあるミシンにおいて、上記連繋機構は、上記駆動部材
に連結してあって、かつ自体には係合部を備えさせてあ
る上下動自在の昇降体と、上記昇降体の上側位置におい
て昇降体が下降位置にあっても昇降体と従動体との間に
介設した圧縮ばねのばね力によって上部位置に留るよう
に付勢されていて、かつ上記針棒に連繋させている上下
動自在の従動体と、進退片を備えるロック機構とを備
え、上記従動体には、上部に上記進退片に当接させる為
の当接面を有し、下部に上記昇降体における上記係合部
に係脱自在に係合して係合状態では従動体と昇降体とを
一体化する為の係合爪を有するキャッチレバーを揺動自
在に枢着すると共に、上記係合爪は、常時は従動体に対
し昇降体が上記圧縮ばねを圧縮して近接している状態に
おいて一体化して上下動するように上記係合部に係合さ
せてあり、上記ロック機構における進退片は、上記キャ
ッチレバーにおける当接面の上昇軌跡に存在する位置と
そこから退避した位置との間の往復動を可能にしてあ
り、上記キャッチレバーにおける当接面又は上記進退片
における上記当接面との対応面の少なくとも一方は、上
記キャッチレバーの上昇過程において上記当接面が上記
対向面に当接することによって、上記係合爪が上記係合
部から外れる方向に上記キャッチレバーが作動されるよ
うに斜面に形成したものであってその作用は次の通りで
ある。
記機枠には下端に縫製用の針を備える針棒を上下動自在
に備えさせ、しかも上記駆動部材と上記針棒とは、上記
駆動部材の作動により上記針棒が上下動して、上記針に
より縫製が行なわれるように連繋機構を介して連繋させ
てあるミシンにおいて、上記連繋機構は、上記駆動部材
に連結してあって、かつ自体には係合部を備えさせてあ
る上下動自在の昇降体と、上記昇降体の上側位置におい
て昇降体が下降位置にあっても昇降体と従動体との間に
介設した圧縮ばねのばね力によって上部位置に留るよう
に付勢されていて、かつ上記針棒に連繋させている上下
動自在の従動体と、進退片を備えるロック機構とを備
え、上記従動体には、上部に上記進退片に当接させる為
の当接面を有し、下部に上記昇降体における上記係合部
に係脱自在に係合して係合状態では従動体と昇降体とを
一体化する為の係合爪を有するキャッチレバーを揺動自
在に枢着すると共に、上記係合爪は、常時は従動体に対
し昇降体が上記圧縮ばねを圧縮して近接している状態に
おいて一体化して上下動するように上記係合部に係合さ
せてあり、上記ロック機構における進退片は、上記キャ
ッチレバーにおける当接面の上昇軌跡に存在する位置と
そこから退避した位置との間の往復動を可能にしてあ
り、上記キャッチレバーにおける当接面又は上記進退片
における上記当接面との対応面の少なくとも一方は、上
記キャッチレバーの上昇過程において上記当接面が上記
対向面に当接することによって、上記係合爪が上記係合
部から外れる方向に上記キャッチレバーが作動されるよ
うに斜面に形成したものであってその作用は次の通りで
ある。
(作用) 駆動部材の動きは、昇降体と従動体と圧縮ばねとの三者
がキャッチレバーで一体化しているので、これらの上下
動作は針棒に伝えられ、圧縮ばねは振動することなくし
て針棒が上下動し、針によって縫製が行なわれる。ロッ
ク機構が作動すると昇降体は上下動するが従動体は圧縮
ばねで上動位置に定置され針棒は非作動状態となり、縫
製が休止される。
がキャッチレバーで一体化しているので、これらの上下
動作は針棒に伝えられ、圧縮ばねは振動することなくし
て針棒が上下動し、針によって縫製が行なわれる。ロッ
ク機構が作動すると昇降体は上下動するが従動体は圧縮
ばねで上動位置に定置され針棒は非作動状態となり、縫
製が休止される。
(実施例) 以下本願の実施例を示す図面第1図乃至第10図について
説明する。第1図において、1はミシンの機枠、2は機
枠1に固定した案内杆を示す。3は駆動部材を示す。こ
れにおいて、4は上軸で、図示外の駆動機構により周知
の如く回動されるようになっている。5は上軸4に連結
したクランク機構で、駆動盤6及びクランクロッド7か
らなる。
説明する。第1図において、1はミシンの機枠、2は機
枠1に固定した案内杆を示す。3は駆動部材を示す。こ
れにおいて、4は上軸で、図示外の駆動機構により周知
の如く回動されるようになっている。5は上軸4に連結
したクランク機構で、駆動盤6及びクランクロッド7か
らなる。
次に10は針棒の保持枠で、案内杆2を介して機枠1に回
動自在に装着してある。尚これは次に述べる複数の針棒
12を横動自在に支承するものであり、本例では上記案内
杆2を中心とする回動を可能としてあるが、その他に直
線的な横動きにすることも可能である。11は保持枠10に
固定した針棒切替用の被動部で、図示外の切替機構によ
って作動されて保持枠10を上記案内杆2を中心に回動さ
せ得るようになっている。12は保持枠10に対し上下動自
在に装着した針棒を示し、その下端には縫製用の針13が
取付けてある。14は針棒12の上部に固定した連繋子、15
は嵌合部を示す。16は針棒12に対し上下動自在に装着し
た布押えで、17は押え部を示す。18は連繋子14と布押え
16との間に介設した付勢用の圧縮ばねである。19は保持
枠10に取付けた案内枠、20は複数の案内溝で、上記連繋
子14、布押え16の上下動を案内する為に設けたものであ
る。21,21は機枠1に固定した保持枠で、縫製作業に使
用されない(待機状態の)針棒をその上昇位置において
保持するようにしたものであり、第4図に示されるよう
に連繋子14を導入してそれを保持するようにした保持溝
22を備えている。
動自在に装着してある。尚これは次に述べる複数の針棒
12を横動自在に支承するものであり、本例では上記案内
杆2を中心とする回動を可能としてあるが、その他に直
線的な横動きにすることも可能である。11は保持枠10に
固定した針棒切替用の被動部で、図示外の切替機構によ
って作動されて保持枠10を上記案内杆2を中心に回動さ
せ得るようになっている。12は保持枠10に対し上下動自
在に装着した針棒を示し、その下端には縫製用の針13が
取付けてある。14は針棒12の上部に固定した連繋子、15
は嵌合部を示す。16は針棒12に対し上下動自在に装着し
た布押えで、17は押え部を示す。18は連繋子14と布押え
16との間に介設した付勢用の圧縮ばねである。19は保持
枠10に取付けた案内枠、20は複数の案内溝で、上記連繋
子14、布押え16の上下動を案内する為に設けたものであ
る。21,21は機枠1に固定した保持枠で、縫製作業に使
用されない(待機状態の)針棒をその上昇位置において
保持するようにしたものであり、第4図に示されるよう
に連繋子14を導入してそれを保持するようにした保持溝
22を備えている。
次に駆動部材3と針棒12とを連繋させる為の連繋機構25
について説明する。26は案内杆2に対し昇降自在に装着
した昇降体で、自体に固定された連結ピン27を上記クラ
ンクロッド7に連結させてある。28は昇降体の下部に形
成された係合部、29は上部に形成された押上部で、図示
される如き斜面に形成されている。次に30は昇降体26の
上方に設けた従動体で、案内杆2に対しベアリング31を
介して上下動自在となるように装着してある。32は従動
体30から突設させた連繋片で、前記連繋子14の嵌合部15
と嵌合し得るようにしてある。33はキャッチレバーで、
その中間部をピン34をもって従動体30に枢着してある。
35は係合爪で、前記係合部28に対する係脱が可能に構成
してある。36は受部で、図示される如き斜面に形成して
ある。37は付勢ばねで、キャッチレバー33を係合爪35が
係合部28と係合する方向に付勢するように設けてある。
38は当接面で、後述の進退片に当接する為の面であり、
図示される如き向きの斜面に形成してある。次に第3図
に示される41は昇降体26に備えさせた張出部、42は従動
体30に備えさせた張出部を夫々示す。43は両張出部に掛
け渡した杆状の案内体で、第9図に示されるように筒体
44とその内部に抜差し自在に挿入した杆体45とからな
り、筒体44は張出部42に、杆体45は張出部41に夫々固定
してある。46は両張出部41,42間に介在させた圧縮ばね
で、従動体30を上昇位置に保持する為のものであり、上
記案内体43の周りにはめることにより側方への飛び出し
が防止されている。47は案内杆2に固定したストッパ
で、従動体30の上昇位置を規制する為のものである。50
は機枠1に取付けたロック機構で、本例ではソレノイド
が用いてあり、進退自在の進退片52を備える。この進退
片52は進出状態では前記キャッチレバー33における当接
面の上昇軌跡に位置し、後退状態ではその上昇軌跡から
退避した位置に位置するようになっている。
について説明する。26は案内杆2に対し昇降自在に装着
した昇降体で、自体に固定された連結ピン27を上記クラ
ンクロッド7に連結させてある。28は昇降体の下部に形
成された係合部、29は上部に形成された押上部で、図示
される如き斜面に形成されている。次に30は昇降体26の
上方に設けた従動体で、案内杆2に対しベアリング31を
介して上下動自在となるように装着してある。32は従動
体30から突設させた連繋片で、前記連繋子14の嵌合部15
と嵌合し得るようにしてある。33はキャッチレバーで、
その中間部をピン34をもって従動体30に枢着してある。
35は係合爪で、前記係合部28に対する係脱が可能に構成
してある。36は受部で、図示される如き斜面に形成して
ある。37は付勢ばねで、キャッチレバー33を係合爪35が
係合部28と係合する方向に付勢するように設けてある。
38は当接面で、後述の進退片に当接する為の面であり、
図示される如き向きの斜面に形成してある。次に第3図
に示される41は昇降体26に備えさせた張出部、42は従動
体30に備えさせた張出部を夫々示す。43は両張出部に掛
け渡した杆状の案内体で、第9図に示されるように筒体
44とその内部に抜差し自在に挿入した杆体45とからな
り、筒体44は張出部42に、杆体45は張出部41に夫々固定
してある。46は両張出部41,42間に介在させた圧縮ばね
で、従動体30を上昇位置に保持する為のものであり、上
記案内体43の周りにはめることにより側方への飛び出し
が防止されている。47は案内杆2に固定したストッパ
で、従動体30の上昇位置を規制する為のものである。50
は機枠1に取付けたロック機構で、本例ではソレノイド
が用いてあり、進退自在の進退片52を備える。この進退
片52は進出状態では前記キャッチレバー33における当接
面の上昇軌跡に位置し、後退状態ではその上昇軌跡から
退避した位置に位置するようになっている。
上記構成のものにあって、通常の縫製を行なう場合に
は、ソレノイド50が第1図に示されるように非作動状態
に置かれる。この状態において、上軸4が回動するとク
ランク機構5を介して昇降体26が案内杆2に沿って上下
動する。昇降体26の下動はキャッチレバー33を介して従
動体30に伝えられ、従動体30は第5図に示される如く昇
降体26と一体になって下降する。又昇降体26の上動は直
接に従動体30に伝えられ従動体30は昇降体26と一体に上
動する。このような従動体30の上下動は連繋片32を介し
て、作動位置にある針棒12(第4図に示されるように、
針棒に取付けた連繋子14が左右の保持枠21,21相互の間
に位置している針棒12)の連繋子14に伝えられ、その連
繋子14を介して針棒12が上下動する。その結果周知の如
く針12によって布に対する縫製が行われる。
は、ソレノイド50が第1図に示されるように非作動状態
に置かれる。この状態において、上軸4が回動するとク
ランク機構5を介して昇降体26が案内杆2に沿って上下
動する。昇降体26の下動はキャッチレバー33を介して従
動体30に伝えられ、従動体30は第5図に示される如く昇
降体26と一体になって下降する。又昇降体26の上動は直
接に従動体30に伝えられ従動体30は昇降体26と一体に上
動する。このような従動体30の上下動は連繋片32を介し
て、作動位置にある針棒12(第4図に示されるように、
針棒に取付けた連繋子14が左右の保持枠21,21相互の間
に位置している針棒12)の連繋子14に伝えられ、その連
繋子14を介して針棒12が上下動する。その結果周知の如
く針12によって布に対する縫製が行われる。
尚上記の場合、必要に応じ針棒12の切替が周知の方法で
行なわれる。即ち、従動体30が上昇位置まで移動した状
態において被動部11を介して保持枠10が回動操作され、
前記とは異なる針棒12が前述の作動位置に位置される。
行なわれる。即ち、従動体30が上昇位置まで移動した状
態において被動部11を介して保持枠10が回動操作され、
前記とは異なる針棒12が前述の作動位置に位置される。
次の上記のように昇降体26が上下動をして通常の縫製を
行っている途中で飛び縫いを行いたい場合には、次のよ
うに操作が行われる。従動体30が上昇位置にない状態に
おいてソレノイド50が励磁されてそれの進退片52が第2
図に想像線で示す位置まで前進せられ、キャッチレバー
33における当接面38の上昇軌跡に予め位置せられる。こ
の状態において従動体30が昇降体26と共に上昇してくる
と、第6図から第7図に示されるように当接面38が進退
片52に当接してキャッチレバー33が矢印方向に傾動さ
れ、第7図に示される如く係合爪35は昇降体26の係合部
28から外れ、その状態が保持される。次に昇降体26が下
動すると、従動体30は上昇位置保持用の圧縮ばね46によ
り上方へ向けて付勢されている為、第8図及び第9図に
示される如く従動体30は上昇位置に位置する状態を保持
されたまま昇降体26のみが下動する。即ち昇降体26と従
動体30の連動が断たれる。この状態においては、昇降体
26が上下動を繰り返しても第7図と第8図の状態を繰り
返すのみで、従動体30は上昇位置に保持されたままの状
態となる。従って、針棒12は作動せず布に対する縫製は
行われない。
行っている途中で飛び縫いを行いたい場合には、次のよ
うに操作が行われる。従動体30が上昇位置にない状態に
おいてソレノイド50が励磁されてそれの進退片52が第2
図に想像線で示す位置まで前進せられ、キャッチレバー
33における当接面38の上昇軌跡に予め位置せられる。こ
の状態において従動体30が昇降体26と共に上昇してくる
と、第6図から第7図に示されるように当接面38が進退
片52に当接してキャッチレバー33が矢印方向に傾動さ
れ、第7図に示される如く係合爪35は昇降体26の係合部
28から外れ、その状態が保持される。次に昇降体26が下
動すると、従動体30は上昇位置保持用の圧縮ばね46によ
り上方へ向けて付勢されている為、第8図及び第9図に
示される如く従動体30は上昇位置に位置する状態を保持
されたまま昇降体26のみが下動する。即ち昇降体26と従
動体30の連動が断たれる。この状態においては、昇降体
26が上下動を繰り返しても第7図と第8図の状態を繰り
返すのみで、従動体30は上昇位置に保持されたままの状
態となる。従って、針棒12は作動せず布に対する縫製は
行われない。
尚上記進退片52を上記のように前進させるタイミング
は、従動体30が上昇位置にない期間であればいつの時点
でもよい。またソレノイド50を第6図に想像線で示され
るような向きに配設して進退片52を矢印52′方向に進退
するようにした場合には、上記進退片52の前進のタイミ
ングは、上記のような期間のみならず、従動体30が昇降
体26と共に第7図に示すように上昇位置に到達し次に昇
降体26が下降する前までのうちの任意の時点でよい。次
に飛び縫いから通常の縫製に戻る場合には、第8〜10図
に示される如く昇降体26が下方位置にある時に、ソレノ
イド50の励磁を解いて進退片52によるキャッチレバー33
の傾動状態の保持を解除する。すると第10図に示される
ように昇降体26が上昇する過程において、押上部29が受
部36を押す為、キャッチレバー33はばね37の付勢力に抗
して矢印A方向に押され、更に昇降体26が上昇して従動
体30に当接する状態となると係合爪35は係合部28と対向
する状態となる為、付勢ばね37の付勢力によりキャッチ
レバー33は反矢印A方向に動いて係合爪35は係合部28に
対し第1図の如く係合する。従ってその後は前述の如く
昇降体26と従動体30とは一体となって上下動し、通常の
縫製が行われる。
は、従動体30が上昇位置にない期間であればいつの時点
でもよい。またソレノイド50を第6図に想像線で示され
るような向きに配設して進退片52を矢印52′方向に進退
するようにした場合には、上記進退片52の前進のタイミ
ングは、上記のような期間のみならず、従動体30が昇降
体26と共に第7図に示すように上昇位置に到達し次に昇
降体26が下降する前までのうちの任意の時点でよい。次
に飛び縫いから通常の縫製に戻る場合には、第8〜10図
に示される如く昇降体26が下方位置にある時に、ソレノ
イド50の励磁を解いて進退片52によるキャッチレバー33
の傾動状態の保持を解除する。すると第10図に示される
ように昇降体26が上昇する過程において、押上部29が受
部36を押す為、キャッチレバー33はばね37の付勢力に抗
して矢印A方向に押され、更に昇降体26が上昇して従動
体30に当接する状態となると係合爪35は係合部28と対向
する状態となる為、付勢ばね37の付勢力によりキャッチ
レバー33は反矢印A方向に動いて係合爪35は係合部28に
対し第1図の如く係合する。従ってその後は前述の如く
昇降体26と従動体30とは一体となって上下動し、通常の
縫製が行われる。
尚上記のように飛び縫いから通常の縫製に戻る場合、第
8図の状態から昇降体26が第7図に示される如き上昇位
置まで移動した時乃至はその直前に進退片52によるキャ
ッチレバー33の傾動状態の保持を解除し、上記上昇位置
にある昇降体26の係合部28にキャッチレバー33の係合爪
35を係合させても良い。
8図の状態から昇降体26が第7図に示される如き上昇位
置まで移動した時乃至はその直前に進退片52によるキャ
ッチレバー33の傾動状態の保持を解除し、上記上昇位置
にある昇降体26の係合部28にキャッチレバー33の係合爪
35を係合させても良い。
次にキャッチレバーにおける当接面とロック機構におけ
る進退片の他の例を示せば、第11図に示す如く、ロック
機構50eの進退片52eにおいてキャッチレバー33eの当接
面38eと対向する対向面51を図示される如く斜面に形成
し、従動体の上動時には、キャッチレバー33eの当接面3
8eがその対向面51に当接して矢印方向に移動し、キャッ
チレバー33eの傾動(前述の如く係合爪を係合部から離
脱させる為の傾動)が行なわれるようにしてもよい。尚
この例の場合は当接面38eは斜面に形成せずともよく、
想像線で示されるような形状に形成してもよい。
る進退片の他の例を示せば、第11図に示す如く、ロック
機構50eの進退片52eにおいてキャッチレバー33eの当接
面38eと対向する対向面51を図示される如く斜面に形成
し、従動体の上動時には、キャッチレバー33eの当接面3
8eがその対向面51に当接して矢印方向に移動し、キャッ
チレバー33eの傾動(前述の如く係合爪を係合部から離
脱させる為の傾動)が行なわれるようにしてもよい。尚
この例の場合は当接面38eは斜面に形成せずともよく、
想像線で示されるような形状に形成してもよい。
なお、機能上前図のものと同一又は均等構成と考えられ
る部分には、前図と同一の符号にアルファベットのeを
付して重複する説明を省略した。
る部分には、前図と同一の符号にアルファベットのeを
付して重複する説明を省略した。
(発明の構成) 以上のように本発明にあっては、通常の縫製を行ないた
い場合には、駆動部材3の作動により連繋機構25を介し
て針棒12を上下動させ、針13によって通常の縫製ができ
るは勿論のこと、 飛び縫いをさせたい場合には、上記連繋機構25における
ロック機構50を作動させることにより、該連繋機構25に
おける昇降体26と従動体30との連動を断って、上記駆動
部材3から上記針棒12への作動の伝達を断つことがで
き、針棒12を非作動状態にして飛び縫いの目的を達成で
きる効果がある。
い場合には、駆動部材3の作動により連繋機構25を介し
て針棒12を上下動させ、針13によって通常の縫製ができ
るは勿論のこと、 飛び縫いをさせたい場合には、上記連繋機構25における
ロック機構50を作動させることにより、該連繋機構25に
おける昇降体26と従動体30との連動を断って、上記駆動
部材3から上記針棒12への作動の伝達を断つことがで
き、針棒12を非作動状態にして飛び縫いの目的を達成で
きる効果がある。
しかも上記通常の縫製を高速で、かつ連続して行なって
いる状態から上記飛び縫いの状態に移る場合、上記昇降
体26と従動体30との連動の遮断は、ばね46の付勢力によ
って上昇位置に留まっている従動体30におけるキャッチ
レバー33をロック機構50の進退片52によりを作動させて
該レバーの係合爪35を昇降体の係合部28から離脱させる
のみで、上記昇降体26のみを単独で下降させることがで
きる。即ち、従来のように従動体30をキャッチレバー33
で引掛ける動作がなくても従動体30は下降する恐れはな
く昇降体26のみの下降を正確に行ない得る特長がある。
いる状態から上記飛び縫いの状態に移る場合、上記昇降
体26と従動体30との連動の遮断は、ばね46の付勢力によ
って上昇位置に留まっている従動体30におけるキャッチ
レバー33をロック機構50の進退片52によりを作動させて
該レバーの係合爪35を昇降体の係合部28から離脱させる
のみで、上記昇降体26のみを単独で下降させることがで
きる。即ち、従来のように従動体30をキャッチレバー33
で引掛ける動作がなくても従動体30は下降する恐れはな
く昇降体26のみの下降を正確に行ない得る特長がある。
このことは前記従来の問題点、即ち、昇降体が高速で上
動するとレバー33が大きくばね飛ばされ、そのレバーが
戻らないうちに昇降体が下降を始め、レバーがピンに係
合するいとまもなくして、昇降体とは別体のブロックも
下降して飛び縫いに失敗するという問題点を解するに役
立つ。この点本願発明は昇降体26の上下動が高速で行な
われている場合においても上記昇降体26と、ばね力で浮
上させてある従動体30との連動の遮断は確実に行なわれ
て、従動体30の誤った下降を防止して飛び縫いを確実に
行ない得る有用性がある。
動するとレバー33が大きくばね飛ばされ、そのレバーが
戻らないうちに昇降体が下降を始め、レバーがピンに係
合するいとまもなくして、昇降体とは別体のブロックも
下降して飛び縫いに失敗するという問題点を解するに役
立つ。この点本願発明は昇降体26の上下動が高速で行な
われている場合においても上記昇降体26と、ばね力で浮
上させてある従動体30との連動の遮断は確実に行なわれ
て、従動体30の誤った下降を防止して飛び縫いを確実に
行ない得る有用性がある。
その上本願発明にあっては、上記のようにキャッチレバ
ー33を作動させてその係合爪35を昇降体の係合部28から
離脱させる場合、キャッチレバー33における当接面38又
は進退片52における対向面の少なくとも一方を斜面にす
るだけであって、従来のように進退片に係合させる凹部
を要しない構成だから、その当接面38は長く、大きく形
成できる特徴がある。従って昇降体26の上昇過程で予め
進退片52を作動させてそれをキャッチレバー33の当接面
33の上昇軌跡に位置させても、あるいは、昇降体26の上
昇後それが下降する前に進退片52を作動させても、共に
上記離脱動作を支障なく行なわせ得る特長が生じる。こ
のことは、昇降体26の作動速度が遅い場合は勿論のこと
それが非常に速くても、昇降体26が上昇位置に達するタ
イミングに対し進退片52を作動させるタイミングを容易
に合わせられる効果がある。
ー33を作動させてその係合爪35を昇降体の係合部28から
離脱させる場合、キャッチレバー33における当接面38又
は進退片52における対向面の少なくとも一方を斜面にす
るだけであって、従来のように進退片に係合させる凹部
を要しない構成だから、その当接面38は長く、大きく形
成できる特徴がある。従って昇降体26の上昇過程で予め
進退片52を作動させてそれをキャッチレバー33の当接面
33の上昇軌跡に位置させても、あるいは、昇降体26の上
昇後それが下降する前に進退片52を作動させても、共に
上記離脱動作を支障なく行なわせ得る特長が生じる。こ
のことは、昇降体26の作動速度が遅い場合は勿論のこと
それが非常に速くても、昇降体26が上昇位置に達するタ
イミングに対し進退片52を作動させるタイミングを容易
に合わせられる効果がある。
その上本願発明にあっては、高速縫製時に、昇降体26
と、従動体30と、圧縮ばね46との三者を一体化して圧縮
ばね力を固定した状態で上下動させ得る特長がある。
と、従動体30と、圧縮ばね46との三者を一体化して圧縮
ばね力を固定した状態で上下動させ得る特長がある。
このことは、従来のように高速で針棒12が上下動すると
きに、「吊り上げ用ばね」が動作する欠点が解消され、
その結果、「吊り上げ用ばね」からの雑音(振動音)の
発生防止と、「吊り上げ用ばね」による針棒の布差し通
し力の減退作用の除去とができる等、二つの大きな有用
性をもたらすことができる。
きに、「吊り上げ用ばね」が動作する欠点が解消され、
その結果、「吊り上げ用ばね」からの雑音(振動音)の
発生防止と、「吊り上げ用ばね」による針棒の布差し通
し力の減退作用の除去とができる等、二つの大きな有用
性をもたらすことができる。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はミシンのヘ
ッド部の縦断面図、第2図はヘッド部の一部破断正面
図、第3図は連繋機構の正面図、第4図はIV−IV線断面
図、第5図は通常の縫製時において従動体が下降してい
る状態を示す縦断面図、第6図及び第7図は従動体の上
昇過程において進退片によりキャッチレバーが傾動され
る過程を示す縦断面図、第8図は飛び縫い時における昇
降体の下動状態を示す縦断面図、第9図は第8図におけ
る連繋機構の正面図、第10図は飛び縫いから普通の縫製
に移る場合の動作状態を示す縦断面図、第11図はキャッ
チレバーにおける当接面とロック機構における進退片の
形状の異なる例を示す部分図、第12図は従来例を示す
図。 1……機枠、3……駆動部材、12……針棒、13……針、
25……連繋機構、26……昇降体、30……従動体、33……
キャッチレバー、50……ロック機構、52……進退片。
ッド部の縦断面図、第2図はヘッド部の一部破断正面
図、第3図は連繋機構の正面図、第4図はIV−IV線断面
図、第5図は通常の縫製時において従動体が下降してい
る状態を示す縦断面図、第6図及び第7図は従動体の上
昇過程において進退片によりキャッチレバーが傾動され
る過程を示す縦断面図、第8図は飛び縫い時における昇
降体の下動状態を示す縦断面図、第9図は第8図におけ
る連繋機構の正面図、第10図は飛び縫いから普通の縫製
に移る場合の動作状態を示す縦断面図、第11図はキャッ
チレバーにおける当接面とロック機構における進退片の
形状の異なる例を示す部分図、第12図は従来例を示す
図。 1……機枠、3……駆動部材、12……針棒、13……針、
25……連繋機構、26……昇降体、30……従動体、33……
キャッチレバー、50……ロック機構、52……進退片。
Claims (1)
- 【請求項1】機枠には針棒駆動用の駆動部材を備えさせ
ると共に、上記機枠には下端に縫製用の針を備える針棒
を上下動自在に備えさせ、しかも上記駆動部材と上記針
棒とは、上記駆動部材の作動により上記針棒が上下動し
て、上記針により縫製が行なわれるように連繋機構を介
して連繋させてあるミシンにおいて、上記連繋機構は、
上記駆動部材に連結してあって、かつ自体には係合部を
備えさせてある上下動自在の昇降体と、上記昇降体の上
側位置において昇降体が下降位置にあっても昇降体と従
動体との間に介設した圧縮ばねのばね力によって上部位
置に留るように付勢されていて、かつ上記針棒に連繋さ
せている上下動自在の従動体と、進退片を備えるロック
機構とを備え、上記従動体には、上部に上記進退片に当
接させる為の当接面を有し、下部に上記昇降体における
上記係合部に係脱自在に係合して係合状態では従動体と
昇降体とを一体化する為の係合爪を有するキャッチレバ
ーを揺動自在に枢着すると共に、上記係合爪は、常時は
従動体に対し昇降体が上記圧縮ばねを圧縮して近接して
いる状態において一体化して上下動するように上記係合
部に係合させてあり、上記ロック機構における進退片
は、上記キャッチレバーにおける当接面の上昇軌跡に存
在する位置とそこから退避した位置との間の往復動を可
能にしてあり、上記キャッチレバーにおける当接面又は
上記進退片における上記当接面との対向面の少なくとも
一方は、上記キャッチレバーの上昇過程において上記当
接面が上記対向面に当接することによって、上記係合爪
が上記係合部から外れる方向に上記キャッチレバーが作
動されるように斜面に形成してあることを特徴とするミ
シン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61280484A JPH0714439B2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | ミシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61280484A JPH0714439B2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | ミシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63132691A JPS63132691A (ja) | 1988-06-04 |
JPH0714439B2 true JPH0714439B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=17625718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61280484A Expired - Lifetime JPH0714439B2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | ミシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0714439B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0736166U (ja) * | 1993-12-09 | 1995-07-04 | 株式会社フルイチ | 金属製着脱式地図装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE8120717U1 (de) * | 1981-07-15 | 1981-11-05 | Maschinenfabrik Carl Zangs Ag, 4150 Krefeld | Vorrichtung zum zeitweisen unterbrechen der sticknadelbewegung an stick- oder naehmaschinen |
-
1986
- 1986-11-25 JP JP61280484A patent/JPH0714439B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63132691A (ja) | 1988-06-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |