JPH0714380Y2 - 光学繊維固定具 - Google Patents
光学繊維固定具Info
- Publication number
- JPH0714380Y2 JPH0714380Y2 JP1989127030U JP12703089U JPH0714380Y2 JP H0714380 Y2 JPH0714380 Y2 JP H0714380Y2 JP 1989127030 U JP1989127030 U JP 1989127030U JP 12703089 U JP12703089 U JP 12703089U JP H0714380 Y2 JPH0714380 Y2 JP H0714380Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- decorated
- shaft
- shaft body
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Decoration Of Textiles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、比較的軟質の材料からなる被装飾体、例えば
繊維からなる帯、緞帳、タペストリー等の被装飾体や木
材、紙、皮革、発泡プラスチック等からなる被装飾体を
光学繊維の発光によって装飾するために、該光学繊維を
被装飾体に固定させる光学繊維固定具に関する。
繊維からなる帯、緞帳、タペストリー等の被装飾体や木
材、紙、皮革、発泡プラスチック等からなる被装飾体を
光学繊維の発光によって装飾するために、該光学繊維を
被装飾体に固定させる光学繊維固定具に関する。
実開昭58−68909号公報及び実開昭58−68919号公報に、
光学繊維の先部を被装飾体である振袖や帯の表地から露
出するように配置固定し、該光学繊維の基部に光源を対
向させてなる光装飾機構が開示されている。しかしなが
ら、前記従来技術の場合、光学繊維の先部をそのまま被
装飾体に通して配置固定するので、被装飾体が特に繊維
等の比較的柔らかい材料からなるときは、光学繊維の先
部が被装飾体内部で移動し易く、そのために前記先部の
固定作業性が悪い上に、固定後においても該先部の揺
動、被装飾体からの先部の脱落、さらには被装飾体の破
損を招く等の問題があった。
光学繊維の先部を被装飾体である振袖や帯の表地から露
出するように配置固定し、該光学繊維の基部に光源を対
向させてなる光装飾機構が開示されている。しかしなが
ら、前記従来技術の場合、光学繊維の先部をそのまま被
装飾体に通して配置固定するので、被装飾体が特に繊維
等の比較的柔らかい材料からなるときは、光学繊維の先
部が被装飾体内部で移動し易く、そのために前記先部の
固定作業性が悪い上に、固定後においても該先部の揺
動、被装飾体からの先部の脱落、さらには被装飾体の破
損を招く等の問題があった。
一方、実開昭63−92303号公報には、被装飾体への挿入
部とつばとからなる治具本体に光学繊維挿入用の貫通孔
を設けてなる光学繊維の固定用治具が開示される。しか
しながら、前記従来技術の場合、挿入部は、看板等の硬
質基板からなる被装飾体に予め穿孔された孔に挿入され
るものであり、従って比較的硬質の材料、特に繊維から
なる被装飾体には圧入し難く、また被装飾体への圧入後
も脱落や回転が生じ易く、固定性が悪い等の問題を生じ
る。
部とつばとからなる治具本体に光学繊維挿入用の貫通孔
を設けてなる光学繊維の固定用治具が開示される。しか
しながら、前記従来技術の場合、挿入部は、看板等の硬
質基板からなる被装飾体に予め穿孔された孔に挿入され
るものであり、従って比較的硬質の材料、特に繊維から
なる被装飾体には圧入し難く、また被装飾体への圧入後
も脱落や回転が生じ易く、固定性が悪い等の問題を生じ
る。
本考案の解決すべき課題は、光学繊維の先部を比較的軟
質の被装飾体に作業性よく、安定且つ確実に固定するこ
とができる光学繊維固定具を提供することにある。
質の被装飾体に作業性よく、安定且つ確実に固定するこ
とができる光学繊維固定具を提供することにある。
本考案に係る光学繊維固定具は、光学繊維を支持する支
持穴を軸線方向に沿って有し、先端が先細りのテーパー
状を呈すると共に表面に羽根状の突起を軸線方向に沿っ
て備え、被装飾体に裏面から被装飾面に向って圧入され
る軸体と、軸体基部に肥大して設けられ、前記支持穴と
連通すると共に光学繊維を案内する案内穴を有し、被装
飾体裏面に係止される係止体とからなるものである。
持穴を軸線方向に沿って有し、先端が先細りのテーパー
状を呈すると共に表面に羽根状の突起を軸線方向に沿っ
て備え、被装飾体に裏面から被装飾面に向って圧入され
る軸体と、軸体基部に肥大して設けられ、前記支持穴と
連通すると共に光学繊維を案内する案内穴を有し、被装
飾体裏面に係止される係止体とからなるものである。
なお、前記構成において、軸体が円形以外の断面を有し
ていてもよく、また必要に応じて、複数の軸体が一体の
係止体に並設されていてもよい。
ていてもよく、また必要に応じて、複数の軸体が一体の
係止体に並設されていてもよい。
前記光学繊維固定具の使用に際して、その軸体が被装飾
体に裏面から被装飾面に向って圧入されると共に係止体
が被装飾体裏面に係止され、それによって光学繊維固定
具は被装飾体の所要個所に配置固定される。
体に裏面から被装飾面に向って圧入されると共に係止体
が被装飾体裏面に係止され、それによって光学繊維固定
具は被装飾体の所要個所に配置固定される。
この場合、軸体の先部が先細りのテーパー状を呈するの
で被装飾体への軸体の圧入作業が容易であり、また軸体
表面に羽根状の突起を軸線方向に沿って備えるので軸体
の圧入後に突起と被装飾体とが噛合状態で係合され、被
装飾体からの軸体の脱落や回転が生じ難くなると共に軸
体の固定性が向上する。なお、軸体の固定性をさらに向
上させるために、必要に応じて、軸体、突起及び（又
は）係止体と被装飾体とを接着剤その他の固着手段で各
々固着してもよい。
で被装飾体への軸体の圧入作業が容易であり、また軸体
表面に羽根状の突起を軸線方向に沿って備えるので軸体
の圧入後に突起と被装飾体とが噛合状態で係合され、被
装飾体からの軸体の脱落や回転が生じ難くなると共に軸
体の固定性が向上する。なお、軸体の固定性をさらに向
上させるために、必要に応じて、軸体、突起及び（又
は）係止体と被装飾体とを接着剤その他の固着手段で各
々固着してもよい。
次に、光学繊維が係止体の案内穴から軸体の支持穴に通
され、光学繊維の先部が支持穴に支持された状態で被装
飾体の被装飾面から露出させられると共に光学繊維の基
部に光源装置が配置される。この場合、必要に応じて、
光学繊維と案内穴及び（又は）支持穴の内壁とを接着剤
その他の固着手段で各々固着し、また光学繊維の先部を
支持穴からの脱落防止と放射光の分散促進等のために支
持穴よりも肥大化させてもよく、さらに該肥大部と軸体
の先部との間に同様の目的でビーズを挿入してもよい。
され、光学繊維の先部が支持穴に支持された状態で被装
飾体の被装飾面から露出させられると共に光学繊維の基
部に光源装置が配置される。この場合、必要に応じて、
光学繊維と案内穴及び（又は）支持穴の内壁とを接着剤
その他の固着手段で各々固着し、また光学繊維の先部を
支持穴からの脱落防止と放射光の分散促進等のために支
持穴よりも肥大化させてもよく、さらに該肥大部と軸体
の先部との間に同様の目的でビーズを挿入してもよい。
第１図は本考案の実施例に係る光学繊維固定具の斜視
図、第２図は第１図に示す実施例の使用状態を例示する
断面図である。
図、第２図は第１図に示す実施例の使用状態を例示する
断面図である。
光学繊維固定具（１）は、第１図に示すように、先部が
先細りのテーパ状を呈する軸体（２）と軸体（２）基部
に肥大して設けられた板状の係止体（３）とからなり、
該軸体（２）は支持穴（４）を軸線方向に沿って有する
と共に表面に羽根状の突起（５）を軸線方向に沿って備
え、また係止体（３）は前記支持穴（４）と連通する案
内穴（６）を有する。
先細りのテーパ状を呈する軸体（２）と軸体（２）基部
に肥大して設けられた板状の係止体（３）とからなり、
該軸体（２）は支持穴（４）を軸線方向に沿って有する
と共に表面に羽根状の突起（５）を軸線方向に沿って備
え、また係止体（３）は前記支持穴（４）と連通する案
内穴（６）を有する。
前記光学繊維固定具（１）の使用に際しては、第２図に
示すように、軸体（２）が被装飾体（７）に裏面（８）
から被装飾体（９）に向って圧入されると共に係止体
（３）が被装飾体（７）の裏面（８）に係止され、必要
に応じて、軸体（２）、突起（５）及び係止体（３）と
被装飾体（７）とが接着剤（10）により各々固着され
る。
示すように、軸体（２）が被装飾体（７）に裏面（８）
から被装飾体（９）に向って圧入されると共に係止体
（３）が被装飾体（７）の裏面（８）に係止され、必要
に応じて、軸体（２）、突起（５）及び係止体（３）と
被装飾体（７）とが接着剤（10）により各々固着され
る。
さらに、光学繊維（11）が係止体（３）の案内穴（６）
から軸体（２）の支持穴（４）に通され、光学繊維（1
1）の先部（12）が支持穴（４）に支持された状態で被
装飾体（７）の被装飾面（９）から露出させられると共
に集束された光学繊維（１）の基部（13）に光源装置
（14）が配置され、必要に応じて、光学繊維（11）と案
内穴（６）及び支持穴（４）の内壁とが接着剤（15）に
より各々固着され、また光学繊維（11）の先部（12）は
ビーズ（16）の挿入後に熱変形され、該先部（12）に扁
平な肥大部（17）が形成される。
から軸体（２）の支持穴（４）に通され、光学繊維（1
1）の先部（12）が支持穴（４）に支持された状態で被
装飾体（７）の被装飾面（９）から露出させられると共
に集束された光学繊維（１）の基部（13）に光源装置
（14）が配置され、必要に応じて、光学繊維（11）と案
内穴（６）及び支持穴（４）の内壁とが接着剤（15）に
より各々固着され、また光学繊維（11）の先部（12）は
ビーズ（16）の挿入後に熱変形され、該先部（12）に扁
平な肥大部（17）が形成される。
本考案に係る光学繊維固定具は以上のように構成される
ので、被装飾体への軸体の圧入作業が容易であり、しか
も軸体の圧入後は被装飾体からの軸体の脱落や回転が生
じ難くなると共に軸体の固定性が向上し、従って光学繊
維の先部を比較的軟質の被装飾体に作業性よく、安定且
つ確実に固定することができる。
ので、被装飾体への軸体の圧入作業が容易であり、しか
も軸体の圧入後は被装飾体からの軸体の脱落や回転が生
じ難くなると共に軸体の固定性が向上し、従って光学繊
維の先部を比較的軟質の被装飾体に作業性よく、安定且
つ確実に固定することができる。
第１図は本考案の実施例に係る光学繊維固定具の斜視
図、第２図は第１図に示す実施例の使用状態を例示する
断面図である。 ＜主要符号の説明＞ １…光学繊維固定具 ２…軸体 ３…係止体 ４…支持穴 ５…突起 ６…案内穴 ７…被装飾体 11…光学繊維
図、第２図は第１図に示す実施例の使用状態を例示する
断面図である。 ＜主要符号の説明＞ １…光学繊維固定具 ２…軸体 ３…係止体 ４…支持穴 ５…突起 ６…案内穴 ７…被装飾体 11…光学繊維
Claims (1)
- 【請求項１】光学繊維を支持する支持穴を軸線方向に沿
って有し、先部が先細りのテーパー状を呈すると共に表
面に羽根状の突起を軸線方向に沿って備え、被装飾体に
裏面から被装飾面に向って圧入される軸体と、軸体基部
に肥大して設けられ、前記支持穴と連通すると共に光学
繊維を案内する案内穴を有し、被装飾体裏面に係止され
る係止体とからなる光学繊維固定具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989127030U JPH0714380Y2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 光学繊維固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989127030U JPH0714380Y2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 光学繊維固定具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0367090U JPH0367090U (ja) | 1991-06-28 |
| JPH0714380Y2 true JPH0714380Y2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=31674814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989127030U Expired - Lifetime JPH0714380Y2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 光学繊維固定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714380Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7640932B2 (en) * | 1997-04-29 | 2010-01-05 | Salter Labs | Nasal cannula for acquiring breathing information |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6392303U (ja) * | 1986-12-04 | 1988-06-15 | ||
| JPS63199121U (ja) * | 1987-06-11 | 1988-12-21 |
-
1989
- 1989-10-30 JP JP1989127030U patent/JPH0714380Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0367090U (ja) | 1991-06-28 |
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