JPH11216991A - 筆記具のクリップ取付装置 - Google Patents
筆記具のクリップ取付装置Info
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- JPH11216991A JPH11216991A JP10035389A JP3538998A JPH11216991A JP H11216991 A JPH11216991 A JP H11216991A JP 10035389 A JP10035389 A JP 10035389A JP 3538998 A JP3538998 A JP 3538998A JP H11216991 A JPH11216991 A JP H11216991A
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Abstract
取付本体に取り付ける場合には、取り付けが困難であっ
たり、取り付け後クリップが取付本体から抜け落ちた
り、クリップが回転したり、または使用によりクリップ
取付部が折損するという問題があった。 【解決手段】 筆記具の軸筒、キャップまたは尾冠等か
らなるに取付本体3,6に取り付けられるクリップ1,
5であって、取付本体3,6にクリップ挿入用案内手段
32,63を長手方向に設けると共に、クリップ1,5
の裏側にクリップ挿入時に取付本体3,6に係止する係
止手段14,54を設けた。
Description
プ取付装置に係り、特にクリップを軸筒、キャップまた
は尾冠等の取付本体に取り付けるための筆記具のクリッ
プ取付装置に関する。
込むために筆記具を構成する軸筒、キャップまたは尾冠
等からなる取付本体にクリップを一体または別体に取り
付けていた。
一体に成形する場合においては、クリップが抜け落ちた
り、回転することはないが、クリップが折れたりする恐
れがあると共に、丈夫な金属等の別部材を用いることは
不可能であった。
して、図16および図17に示すようなクリップの形状
が挙げられる。即ち、図16に示すように合成樹脂製の
軸筒7の後端外壁部に金属クリップ8を取り付けるため
の突状取付部71を一体に形成し、かつこの取付部71
の後端面から前方に向けて金属クリップ8を差し込むた
めの挿入孔を予め穿設しておき、この挿入孔に金属クリ
ップ8の折曲部81を圧入・固定していた。更に、図1
7に示すようにクリップ9に取付リング92が一体とな
ったクリップ9を軸筒7に圧入して取り付けたものがあ
った。
の従来例のように、クリップを軸筒等と別体に作って、
これらの取付本体に取り付ける場合には、取り付けが困
難であったり、取り付け後クリップが取付本体から抜け
落ちたり、クリップが回転したり、または使用によりク
リップ取付部が容易に折損するという問題があった。
記具のクリップ取付装置の欠点を解消するものであっ
て、クリップ取付がワンタッチで出来ると共に、取り付
け後はクリップが抜け落ちたり回転したりすることな
く、かつ長期間の使用によっても取付部が折損すること
のないことを目的とするものである。
に、この発明に係る筆記具のクリップ取付装置は、筆記
具の軸筒、キャップまたは尾冠等からなる取付本体に取
り付けられるクリップであって、このクリップの挿入用
案内手段を取付本体の長手方向に設けると共に、クリッ
プの裏側の後端から所定の距離だけ離れた位置にクリッ
プを取付本体に係止する係止手段を設けてなる。
明に係る筆記具のクリップ取付装置の実施の形態を詳細
に説明する。図1はこの発明の筆記具のクリップ取付装
置の一実施の形態を示す図である。図において、クリッ
プ1は細長いクリップ片11とこのクリップ片11の後
端の折曲部12と、クリップ片11の裏面において折曲
部12から前方に延出した係合突条13とを備えてい
る。
は長手方向に係合溝13aが夫々形成されており、係合
突条13の先端は後述する取付本体に取り付けの際に挿
入し易いように先端が尖った誘導部13bが形成されて
いる。
クリップ片11の裏側には係止手段としての係止突起1
4が設けられている。そして、この係止突起14は、ク
リップ1の前方に向かって下降する案内用の斜面部14
aとこの斜面部14aの後端に形成された係止用の直立
壁14bとから構成されている。
1を有する取付本体としてのキャップ3が取り外し可能
に嵌合されており、この開口31から前方に向けてキャ
ップ3の外側に相対向して起立したクリップの案内手段
としての起立部32が夫々設けられている。より詳しく
述べると、これらの対向した起立部32は、クリップ1
の係合突条13が挿入できるだけの隙間33を有してい
るが前面に上記クリップ1の係止突起14が係止出来る
ように連結部32aを有している。そして、図6から明
らかなように、その間隙33内には起立部32から夫々
対向して張出した係合案内部34が張出している。
具を差し込む際に、差し込みを確実にするためにクリッ
プ1の先端とキャップ3の外周部とのギャップを狭くし
ている挟持凸部である。また、キャップ3の開口31か
らはノック部材4が突出している。
ップ取付装置の組立動作について説明する。キャップ3
の開口31にクリップ1の係合突条13の先端の誘導部
13bを対向・位置決めして、キャップ3の隙間33に
挿入する。この時クリップ1の両端の係合溝13aがキ
ャップ3の起立部32の係合案内部34にそれぞれ係合
して案内される。そしてこの挿入過程でクリップ1の裏
側の係止突起14の斜面部14aが起立部32の前端の
連結部32aを乗り越えると直立壁14bがこの連結部
32aの前面に当接した状態でクリップ1キャップ3に
取り付けられる。
12の前壁がキャップ3の後端に当接されるような位置
に係止突起14を設けておけば、折曲部12と係止突起
14とでキャップ3の起立部32の前後を挟持するので
クリップを確実に係止することが出来る。
クリップに加わっても、クリップはキャップから抜け落
ちることはなく、図17の従来例のようにクリップが回
転することもない。なお、上記組立動作は詳細に説明し
たが、実際はワンタッチで容易かつ確実に一瞬の内に組
み立て可能である。
施の形態によるクリップ取付装置を示し、この実施の形
態は上記実施の形態の取付体へのクリップの取付手段の
凹凸関係を逆にしたものである。
とこのクリップ片51の後端の折曲部52と、クリップ
片51の裏面において折曲部52から前方に延出した係
合突部53とを備えており、この係合突部53の前端に
おいて幅方向に係止手段としての係止溝54が設けられ
ている。なお、この係止溝54の後端は起立壁部54a
を有している。
は弧状に形成されており、その内側は直角部52aが設
けられている。そして、折曲部52の直角部52aは、
軸筒6にクリップ5がセットされる際にストッパ兼位置
決め手段として機能する。さらに、図8から明らかなよ
うに、クリップ片51から両側に突出した係合突部53
の前部には先端が尖った誘導部53aが形成されてい
る。なお、図中符号55はポケット等に筆記具を差し込
む際に、差し込みを確実にするためにクリップ5の先端
と軸筒6の外周部とのギャップを狭くしている挟持凸部
である。
に取付本体としての軸筒6の後端開口から所定距離だけ
離間した外壁部には上記クリップ5裏側の係止溝54に
係止する係止突起61が設けられている。なお、この係
止突起61の後方部はクリップ5の案内突部53が挿入
案内される案内溝62が長手方向に形成されている。
に延びた案内手段としての起立部63の肉厚を軸筒6の
本体である円筒部の肉厚よりも薄くしておくと外方に撓
み易くなるので、クリップ5挿入時にこの起立部63の
長手方向に形成された案内溝62にクリップ5両側の係
合突部53によって起立部63が拡開し易い利点があ
る。
6に取り付ける場合には、クリップ5先端を軸筒6の起
立部63間に後方から挿入すると、クリップ5の誘導部
53aにより係合突部53は軸筒6の案内溝62導入さ
れる。するとクリップ5は軸筒6の案内溝62に沿って
前進せしめられ、軸筒6の係止溝54が軸筒6の係止突
起61に到達してこれと嵌合・固定される。
部52の直角部52aの後壁が軸筒6の後端に当接され
るような位置に係止突起61を設けておけば、折曲部1
2と係止溝54とで軸筒6の後部分を前後に確実に挟持
することが出来るのでクリップは確実に係止することが
出来る。
リップ5の中程から側方に張出した係合突部53の前端
に誘導部53aが形成されているので、係合突部53は
軸筒6の案内溝62にスムーズに誘導・係合されて、図
15に示すようにクリップ5が例えばシャープペンシル
の軸筒6に確実に取り付けられる。
手段によりクリップ取付がワンタッチで出来ると共に、
取り付け後はクリップと取付本体とに設けられた係止手
段によってクリップが抜け落ちたり回転したりすること
がなく、かつ長期間の使用によってもクリップが折損す
ることがない効果を奏する。
取付装置の分解斜視図である。
面図である。
ある。
図である
す正面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 筆記具の軸筒、キャップまたは尾冠等か
らなる取付本体に取り付けられるクリップであって、こ
のクリップの挿入用案内手段を取付本体の長手方向に設
けると共に、クリップの裏側の後端から所定の距離だけ
離れた位置にクリップを取付本体に係止する係止手段を
設けてなることを特徴とする筆記具のクリップ取付装
置。 - 【請求項2】 前記係止手段は、クリップ先端に向かっ
て下降する斜面部とこの斜面部の後端に形成された直立
壁とからなる係止突起である請求項1記載の筆記具のク
リップ取付装置。 - 【請求項3】 前記係止手段は、取付本体の外壁部に設
けられた係止突起に係止する係止溝である請求項1記載
の筆記具のクリップ取付装置。 - 【請求項4】 前記クリップの挿入用案内手段は取付本
体の長手方向に対向して設けられた一対の起立部間に対
向して張出した係合案内部とからなり、他方クリップの
両側長手方向にはこれらの係合案内部に係合するための
係合溝をそれぞれ有してなる請求項1記載の筆記具のク
リップ取付装置。 - 【請求項5】 前記クリップはクリップ片とこのクリッ
プ片の後端に設けられた折曲部とから構成されてなり、
この折曲部からクリップ片の裏側において先端方向に向
かって延出している係合突条を備え、かつ前記係合溝は
この係合突条の基部において形成されてなる請求項4記
載の筆記具のクリップ取付装置。 - 【請求項6】 前記係合突条の先端に誘導部が設けられ
てなる請求項5記載の筆記具のクリップ取付装置。 - 【請求項7】 前記クリップの後部の両側に外方に張出
した係合突部を設けると共に、取付本体にはこの係合突
部が係合・案内される案内溝が形成された一対の起立部
を設けてなる請求項3記載の筆記具のクリップ取付装
置。 - 【請求項8】 前記係合突部の先端に誘導部がそれぞれ
設けられてなる請求項7記載の筆記具のクリップ取付装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03538998A JP3865341B2 (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 筆記具のクリップ取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03538998A JP3865341B2 (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 筆記具のクリップ取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11216991A true JPH11216991A (ja) | 1999-08-10 |
JP3865341B2 JP3865341B2 (ja) | 2007-01-10 |
Family
ID=12440565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03538998A Expired - Fee Related JP3865341B2 (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 筆記具のクリップ取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3865341B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105365452A (zh) * | 2015-12-14 | 2016-03-02 | 宁波市文魁控股集团有限公司 | 笔夹收放结构 |
-
1998
- 1998-02-03 JP JP03538998A patent/JP3865341B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105365452A (zh) * | 2015-12-14 | 2016-03-02 | 宁波市文魁控股集团有限公司 | 笔夹收放结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3865341B2 (ja) | 2007-01-10 |
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