JPH07143514A - ホワイトバランス調整装置 - Google Patents

ホワイトバランス調整装置

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JPH07143514A
JPH07143514A JP29170393A JP29170393A JPH07143514A JP H07143514 A JPH07143514 A JP H07143514A JP 29170393 A JP29170393 A JP 29170393A JP 29170393 A JP29170393 A JP 29170393A JP H07143514 A JPH07143514 A JP H07143514A
Authority
JP
Japan
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reference voltage
circuit
white balance
voltage
cathode current
Prior art date
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Pending
Application number
JP29170393A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Yamada
和洋 山田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 広い範囲に亘って、ホワイトバランスの調整
を行う時に、調整範囲を狭くして、精度の高い調整を行
うことを目的とする。 【構成】 ホワイトバランスの調整で、3000K〜9
000K以上の広い範囲の調整を行う時に、2つの基準
電圧発生回路1、9で発生した基準電圧を使い、第1の
基準電圧発生回路1で発生した第1の基準電圧は映像信
号に挿入し、第2の基準電圧発生回路9で発生した第2
の基準電圧は比較電圧に使い、低い色温度の調整の場合
と、高い色温度の調整の場合とで、第2の基準電圧を変
化させることにより、第1の基準電圧の調整範囲を狭く
して、精度の高い調整を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビモニター等のホ
ワイトバランスを自動的に調整する装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビモニターに関して、ホワイ
トバランスが安定であることが要求され、これを実現す
るために、カソードの電流を検出し、フィードバックし
安定させるホワイトバランス調整装置が採用されている
が、ホワイトバランスの調整範囲が色温度3000°K
〜9000°K以上までと広い範囲の調整ができること
が要求されてきた。
【0003】以下、図面を参照しながら、従来のホワイ
トバランス調整装置について説明する。図2は従来のホ
ワイトバランス調整装置の1構成例である。図2におい
て、10は第1の基準電圧を発生する基準電圧発生回
路、11は第1の基準電圧を映像信号に挿入する基準電
圧挿入回路、12は信号の振幅を可変するゲインアン
プ、13は振幅の調整がなされた映像信号をカソードに
供給するまでに信号を増幅するドライブアンプ、14は
カソード電流を検出し電圧に変換するカソード電流検出
回路、15は前記カソード電流検出回路の出力のうち前
記基準電圧挿入回路で第1の基準電圧が挿入された部分
を取り出すサンプル・ホールド回路、16は前記サンプ
ル・ホールド回路の出力と内部に持つ第2の固定の基準
電圧とで比較・演算を行う比較回路、17は基準電圧発
生回路を制御する制御装置である。
【0004】以上のように構成されたホワイトバランス
調整装置について、以下その動作を説明する。
【0005】まず、制御装置17で基準電圧発生回路1
0を制御し、基準電圧発生回路10で適当な第1の基準
電圧を発生させる。つぎに基準電圧挿入回路11で映像
信号の中に第1の基準電圧を挿入する。第1の基準電圧
を挿入された映像信号はゲインアンプ12で振幅の調整
された後、ドライブアンプ13で十分な電圧にされカソ
ードへ供給される。カソード電流を検出し電圧に変換す
るカソード電流検出回路14で検出し、カソード電流検
出回路14の出力のうち基準電圧挿入回路11で第1の
基準電圧を挿入した部分だけをサンプル・ホールド回路
15で取り出す。サンプル・ホールド回路15の出力は
次段の比較回路16へ供給されるが、ここで比較回路1
6の内部にある第2の固定の基準電圧とサンプル・ホー
ルド回路15の出力とを比較し、比較回路15の出力を
ゲインアンプ12に負帰還する。このフィードバックを
することでホワイトバランスを決めている要素の1つで
ある映像信号の振幅は安定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、色温度3000°K〜9000°K以
上のような広い範囲の調整を試みた場合、第1の基準電
圧を大きく変える必要があるため、調整精度が粗くな
り、微調整が困難であるという課題を有していた。
【0007】本発明は、上記課題に鑑み、広い範囲の色
温度に亘って、微調整を可能にし、精度の高いホワイト
バランス調整装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のホワイトバランス調整装置は、第1の基準
電圧を発生する第1の電圧発生回路と、映像信号に前記
第1の基準電圧を挿入する基準電圧挿入回路と、信号の
振幅を可変するゲインアンプと、振幅が調整された映像
信号をカソードに供給するまでに信号を増幅するドライ
ブアンプと、カソード電流を検出し電圧に変換するカソ
ード電流検出回路と、前記カソード電流検出回路の出力
のうち前記基準電圧挿入回路で第1の基準電圧が挿入さ
れた部分を取り出すサンプル・ホールド回路と、第2の
基準電圧を発生する第2の基準電圧発生回路と、前記サ
ンプル・ホールド回路の出力と前記第2の基準電圧とを
比較・演算する比較回路と、前記比較回路の出力を前記
ゲインアンプに負帰還し、前記第1の基準電圧および前
記第2の基準電圧を制御する制御装置より構成される。
【0009】
【作用】本発明は、上記の構成により、前記制御装置に
より前記第1および第2の基準電圧を大きく変えること
なく、調整のレンジを広くし、且つ微調整を行うことが
でき精度の高い調整を実現するものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1を用
いて説明する。図1において、1は第1の基準電圧を発
生する第1の基準電圧発生回路、2は映像信号に第1の
基準電圧を挿入する基準電圧挿入回路、3は信号の振幅
を可変するゲインアンプ、4は振幅が調整された映像信
号をカソードに供給するまでに信号を増幅するドライブ
アンプ、5はカソード電流を検出し電圧に変換するカソ
ード電流検出回路、6は前記カソード電流検出回路の出
力のうち基準電圧挿入回路で第1の基準電圧が挿入され
た部分を取り出すサンプル・ホールド回路、7はサンプ
ル・ホールド回路の出力と第2の基準電圧とを比較・演
算する比較回路、8は第1の基準電圧および第2の基準
電圧を制御する制御装置、9は第2の基準電圧を発生す
る第2の基準電圧発生回路である。
【0011】以上のように構成されたホワイトバランス
調整装置について、以下図1を用いてその動作を説明す
る。
【0012】まず、映像信号に第1の基準電圧を挿入
し、ゲインアンプ3とドライブアンプ4を通った映像信
号に対応するカソード電流の第1の基準電圧が挿入され
た部分をサンプル・ホールド回路6で取り出すところま
では従来例と同様である。つぎに、制御装置8により調
整する色温度、たとえば3200°K、6500°K、
9300°Kの3種類の色温度を調整する場合、3種類
の異なった第2の基準電圧を発生させるように第2の基
準電圧発生回路9を制御する。比較回路7ではこの第2
の基準電圧とサンプル・ホールド回路6の出力とを比較
し、比較回路7の出力をゲインアンプに負帰還する。こ
の構成にすることで調整する色温度が変わったときに、
制御装置8でその色温度に対応した第1および第2の基
準電圧を発生させる。
【0013】以上のように本発明によれば、例えば32
00°K、6500°K、9300°Kの3種類のホワ
イトバランスを調整する際に、従来であれば第2の基準
電圧が1つの固定値であったものを第2の基準電圧をそ
の色温度に合った電圧にその都度変えることで1つの色
温度の調整レンジを広くすることで微調整ができ調整精
度が向上し、より厳密な調整が行える。また本実施例で
は3つの色温度だけに対応させているが、これは2つあ
るいは4つ以上の色温度でもその色温度の数だけ第2の
基準電圧を用意しておくことで対応できる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、第1の基準電圧
を発生する第1の電圧発生回路と、映像信号に前記第1
の基準電圧を挿入する基準電圧挿入回路と、信号の振幅
を可変するゲインアンプと、振幅が調整された映像信号
をカソードに供給するまでに信号を増幅するドライブア
ンプと、カソード電流を検出し電圧に変換するカソード
電流検出回路と、前記カソード電流検出回路の出力のう
ち前記基準電圧挿入回路で前記第1の基準電圧が挿入さ
れた部分を取り出すサンプル・ホールド回路と、第2の
基準電圧を発生する第2の電圧発生回路と、前記サンプ
ル・ホールド回路の出力と第2の基準電圧とを比較・演
算する比較回路と、比較回路の出力を前記ゲインアンプ
に負帰還し、第1の基準電圧および第2の基準電圧を制
御する制御装置を設けることにより、色温度の調整する
範囲が広い場合でも、第2の基準電圧を色温度ごとに適
当な電圧値に変えることにより精度の高いホワイトバラ
ンス調整が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホワイトバランス調整装置の一実施例
を示すブロック図
【図2】従来のホワイトバランス調整装置の一構成例を
示すブロック図
【符号の説明】
1、10 第1の基準電圧発生回路 2、11 基準電圧挿入回路 3、12 ゲインアンプ 4、13 ドライブアンプ 5、14 カソード電流検出回路 6、15 サンプル・ホールド回路 7、16 比較回路 8、17 制御回路 9 第2の基準電圧発生回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基準電圧を発生する第1の電圧発
    生回路と、映像信号に前記第1の基準電圧を挿入する基
    準電圧挿入回路と、信号の振幅を可変するゲインアンプ
    と、振幅が調整された映像信号をカソードに供給するま
    でに信号を増幅するドライブアンプと、カソード電流を
    検出し電圧に変換するカソード電流検出回路と、前記カ
    ソード電流検出回路の出力のうち前記基準電圧挿入回路
    で第1の基準電圧が挿入された部分を取り出すサンプル
    ・ホールド回路と、第2の基準電圧を発生する第2の基
    準電圧発生回路と、前記サンプル・ホールド回路の出力
    と前記第2の基準電圧とを比較・演算する比較回路と、
    前記比較回路の出力を前記ゲインアンプに負帰還し、前
    記第1の基準電圧および前記第2の基準電圧を制御する
    制御装置とより構成されるホワイトバランス調整装置。
JP29170393A 1993-11-22 1993-11-22 ホワイトバランス調整装置 Pending JPH07143514A (ja)

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JP29170393A JPH07143514A (ja) 1993-11-22 1993-11-22 ホワイトバランス調整装置

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