JPH0572311A - 電力計の校正方法 - Google Patents
電力計の校正方法Info
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- JPH0572311A JPH0572311A JP23336491A JP23336491A JPH0572311A JP H0572311 A JPH0572311 A JP H0572311A JP 23336491 A JP23336491 A JP 23336491A JP 23336491 A JP23336491 A JP 23336491A JP H0572311 A JPH0572311 A JP H0572311A
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- JP
- Japan
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- voltage
- generator
- current
- feedback control
- power meter
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電圧発生器と電流発生器に高精度でない安価
なものを用いても、実質的に高安定度な交流信号を用い
て校正を行なうことができる電力計の校正方法を実現す
ることを目的とする。 【構成】 電圧発生器と電流発生器から発生した交流電
圧と交流電流を被校正電力計と標準電力測定器に与え、
2つの測定値を比較して被校正電力計を校正する電力計
の校正方法において、電圧発生器または電流発生器にフ
ィ―ドバック制御状態とフィ―ドバック制御解除状態を
とりうるものを用いる。そして、フィ―ドバック制御状
態とフィ―ドバック制御解除状態を使い分けて電圧発生
器または電流発生器の出力の振幅を所定の範囲内にある
一定値に保持する。
なものを用いても、実質的に高安定度な交流信号を用い
て校正を行なうことができる電力計の校正方法を実現す
ることを目的とする。 【構成】 電圧発生器と電流発生器から発生した交流電
圧と交流電流を被校正電力計と標準電力測定器に与え、
2つの測定値を比較して被校正電力計を校正する電力計
の校正方法において、電圧発生器または電流発生器にフ
ィ―ドバック制御状態とフィ―ドバック制御解除状態を
とりうるものを用いる。そして、フィ―ドバック制御状
態とフィ―ドバック制御解除状態を使い分けて電圧発生
器または電流発生器の出力の振幅を所定の範囲内にある
一定値に保持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は比較校正法の原理に基づ
いて電力計を校正する方法の改良に関するものであり、
特に、校正に用いる交流電圧と交流電流を発生する電力
発生部に改良を施したものである。
いて電力計を校正する方法の改良に関するものであり、
特に、校正に用いる交流電圧と交流電流を発生する電力
発生部に改良を施したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、比較校正法の原理に基づいて電力
計の校正を行なうシステムとしては、例えば図4に示す
構成のものがあった。図4で、1は交流信号を発生する
発振器である。2は移相器で、発振器1が発生した交流
信号と、この交流信号に対して一定の位相関係に調整し
た交流信号を出力する。3と4は移相器2が出力する2
つの交流信号をそれぞれ受けて交流電圧と交流電流を発
生する電圧発生用アンプと電流発生用アンプである。こ
れらのアンプは特注のアンプで、例えばステレオアンプ
が用いられる。1〜4の構成要素により電力発生部Pを
構成している。5は電力発生部Pから供給された交流電
圧と交流電流をもとに自身の測定精度で電力を測定する
被校正電力計、6は電力発生部Pから供給された交流電
圧と交流電流をもとに電力を測定する標準電力測定器で
被校正電力計よりも高精度なものである。
計の校正を行なうシステムとしては、例えば図4に示す
構成のものがあった。図4で、1は交流信号を発生する
発振器である。2は移相器で、発振器1が発生した交流
信号と、この交流信号に対して一定の位相関係に調整し
た交流信号を出力する。3と4は移相器2が出力する2
つの交流信号をそれぞれ受けて交流電圧と交流電流を発
生する電圧発生用アンプと電流発生用アンプである。こ
れらのアンプは特注のアンプで、例えばステレオアンプ
が用いられる。1〜4の構成要素により電力発生部Pを
構成している。5は電力発生部Pから供給された交流電
圧と交流電流をもとに自身の測定精度で電力を測定する
被校正電力計、6は電力発生部Pから供給された交流電
圧と交流電流をもとに電力を測定する標準電力測定器で
被校正電力計よりも高精度なものである。
【0003】このような校正システムでは比較校正法の
原理に基づいて次の手順で校正を行なう。標準電力測定
器6は被校正電力計5よりも高精度なものであるため、
標準電力測定器6の測定値WS を基準値とする。そし
て、標準電力測定器6の測定値WSと被校正電力計5の
測定値WX を比較し、これらの測定値が異なるときは、
測定値WX が測定値WS に一致するように被校正電力計
5を校正する。
原理に基づいて次の手順で校正を行なう。標準電力測定
器6は被校正電力計5よりも高精度なものであるため、
標準電力測定器6の測定値WS を基準値とする。そし
て、標準電力測定器6の測定値WSと被校正電力計5の
測定値WX を比較し、これらの測定値が異なるときは、
測定値WX が測定値WS に一致するように被校正電力計
5を校正する。
【0004】この校正システムでは、移相器2は位相に
対しては高精度であるが、出力する交流信号のレベルに
対しては精度が悪くなる。このため、移相器2で位相を
調整したときに、電力発生部Pから出力される交流電圧
と交流電流の振幅の変動が大きくなる。また、アンプ3
と4の安定度も十分でない。このことから、交流電圧と
交流電流が校正で要求されている安定度を満たさない。
従って、図4の校正システムでは満足のいく校正ができ
なかった。
対しては高精度であるが、出力する交流信号のレベルに
対しては精度が悪くなる。このため、移相器2で位相を
調整したときに、電力発生部Pから出力される交流電圧
と交流電流の振幅の変動が大きくなる。また、アンプ3
と4の安定度も十分でない。このことから、交流電圧と
交流電流が校正で要求されている安定度を満たさない。
従って、図4の校正システムでは満足のいく校正ができ
なかった。
【0005】図4の校正システムの問題点を解決するた
めの校正システムとして、例えば図5に示す校正システ
ムがあった。図5で図4と同一のものは同一符号を付け
る。この校正システムでは、図4の発振器1と移相器2
からなる部分を2相発振器7に置換えるとともに、電圧
発生用アンプ3と電流発生用アンプ4を電圧発生器8と
電流発生器9にそれぞれ置換えたものである。ここで、
2相発振器7はヒュ―レット・パッカ―ド社製の2相発
振器HP3326である。また、電圧発生器8はFLU
KE社製のアンプ5200Aとバッファ・ユニット52
15Aを組合せたもので、電流発生器9はFLUKE社
製のアンプ5200Aとバッファ・ユニット5220A
を組合せたものである。
めの校正システムとして、例えば図5に示す校正システ
ムがあった。図5で図4と同一のものは同一符号を付け
る。この校正システムでは、図4の発振器1と移相器2
からなる部分を2相発振器7に置換えるとともに、電圧
発生用アンプ3と電流発生用アンプ4を電圧発生器8と
電流発生器9にそれぞれ置換えたものである。ここで、
2相発振器7はヒュ―レット・パッカ―ド社製の2相発
振器HP3326である。また、電圧発生器8はFLU
KE社製のアンプ5200Aとバッファ・ユニット52
15Aを組合せたもので、電流発生器9はFLUKE社
製のアンプ5200Aとバッファ・ユニット5220A
を組合せたものである。
【0006】この校正システムは、JEMIC(日本電
気計器検定所)をはじめ多くのメ―カでも採用してい
て、現在では最も良い校正を行なうことができる校正シ
ステムである。特に、電圧発生器8と電流発生器9の出
力精度および安定度が単なるアンプ3と4に比べて格段
によいため、交流電圧と交流電流は校正で要求されてい
る安定度を満たしたものになる。しかし、この校正シス
テムでは、電圧発生器8と電流発生器9はアンプのほか
にバッファ・ユニットが設けられているため、非常に高
価になり、装置も大型化する。そのわりに発生できる最
大電圧は1000V、最大電流は20Aで範囲が狭い。
このため、コストパフォ―マンスが悪いという問題点が
あった。このようなことから、高い安定度と低価格を両
立できる校正システムの実現は難しかった。
気計器検定所)をはじめ多くのメ―カでも採用してい
て、現在では最も良い校正を行なうことができる校正シ
ステムである。特に、電圧発生器8と電流発生器9の出
力精度および安定度が単なるアンプ3と4に比べて格段
によいため、交流電圧と交流電流は校正で要求されてい
る安定度を満たしたものになる。しかし、この校正シス
テムでは、電圧発生器8と電流発生器9はアンプのほか
にバッファ・ユニットが設けられているため、非常に高
価になり、装置も大型化する。そのわりに発生できる最
大電圧は1000V、最大電流は20Aで範囲が狭い。
このため、コストパフォ―マンスが悪いという問題点が
あった。このようなことから、高い安定度と低価格を両
立できる校正システムの実現は難しかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点を解決するためになされたものであり、電圧発生部
の電圧発生器と電流発生器に高精度でない安価なものを
用いても、実質的に高安定度な交流信号を用いて校正を
行なうことができる電力計の校正方法を実現することを
目的とする。
題点を解決するためになされたものであり、電圧発生部
の電圧発生器と電流発生器に高精度でない安価なものを
用いても、実質的に高安定度な交流信号を用いて校正を
行なうことができる電力計の校正方法を実現することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電圧発生器と
電流発生器が発生した交流電圧と交流電流を被校正電力
計と標準電力測定器へ供給し、供給された交流電圧と交
流電流から、前記被校正電力計は自身の測定精度で電力
を測定し、前記標準電力測定器は校正の基準値にする電
力を測定し、被校正電力計の測定値と標準電力測定器の
測定値を比較し、比較結果をもとに被校正電力計を校正
する電力計の校正方法において、前記電圧発生器と電流
発生器少なくとも一方には、フィ―ドバック制御状態と
フィ―ドバック制御解除状態のいずれかの状態を設定す
るスイッチと、フィ―ドバック制御状態に設定されたと
きは、電圧発生器または電流発生器が出力する交流信号
の振幅が一定になるように電圧発生器または電流発生器
のゲインをフィ―ドバック制御し、フィ―ドバック制御
解除状態に設定されたときは、電圧発生器または電流発
生器のゲインを一定に保持するゲイン調整回路とを有
し、 フィ―ドバック制御状態とフィ―ドバック制御解
除状態を使い分けて電圧発生器または電流発生器が出力
する交流信号の振幅を設定値に対して所定の確度範囲内
にある一定値に設定することを特徴とする電力計の校正
方法である。
電流発生器が発生した交流電圧と交流電流を被校正電力
計と標準電力測定器へ供給し、供給された交流電圧と交
流電流から、前記被校正電力計は自身の測定精度で電力
を測定し、前記標準電力測定器は校正の基準値にする電
力を測定し、被校正電力計の測定値と標準電力測定器の
測定値を比較し、比較結果をもとに被校正電力計を校正
する電力計の校正方法において、前記電圧発生器と電流
発生器少なくとも一方には、フィ―ドバック制御状態と
フィ―ドバック制御解除状態のいずれかの状態を設定す
るスイッチと、フィ―ドバック制御状態に設定されたと
きは、電圧発生器または電流発生器が出力する交流信号
の振幅が一定になるように電圧発生器または電流発生器
のゲインをフィ―ドバック制御し、フィ―ドバック制御
解除状態に設定されたときは、電圧発生器または電流発
生器のゲインを一定に保持するゲイン調整回路とを有
し、 フィ―ドバック制御状態とフィ―ドバック制御解
除状態を使い分けて電圧発生器または電流発生器が出力
する交流信号の振幅を設定値に対して所定の確度範囲内
にある一定値に設定することを特徴とする電力計の校正
方法である。
【0009】
【作用】このような本発明では、フィ―ドバック制御状
態とフィ―ドバック制御解除状態を使い分けて電圧発生
器または電流発生器が出力する交流信号の振幅を設定値
に対して所定の確度範囲内にある一定値に設定する。こ
れによって、電圧発生器または電流発生器が出力する交
流信号を安定なものにする。
態とフィ―ドバック制御解除状態を使い分けて電圧発生
器または電流発生器が出力する交流信号の振幅を設定値
に対して所定の確度範囲内にある一定値に設定する。こ
れによって、電圧発生器または電流発生器が出力する交
流信号を安定なものにする。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いて本発明を説明する。図1
は本発明にかかる方法を実施するための校正システムの
構成例を示した図である。図1において、10は電圧発
生器であり、移相器2から入力された交流信号を増幅す
るゲイン調整回路101と、ゲイン調整回路101に対
してフィ―ドバック制御状態とフィ―ドバック制御解除
状態を設定するスイッチ102を有する。ここで、フィ
―ドバック制御解除状態では、ゲイン調整回路101の
ゲインが一定になり、移相器2から入力される交流信号
の振幅の変動がそのまま電圧発生器10の出力に伝わ
る。フィ―ドバック制御状態では、移相器2から入力さ
れる交流信号の振幅が変動したときに、電圧発生器10
の出力の振幅に変動が現われないようにゲイン調整回路
101のゲインがフィ―ドバック制御される。11は電
流発生器であり、電圧発生器10と同様にゲイン調整回
路111とスイッチ112が設けられている。
は本発明にかかる方法を実施するための校正システムの
構成例を示した図である。図1において、10は電圧発
生器であり、移相器2から入力された交流信号を増幅す
るゲイン調整回路101と、ゲイン調整回路101に対
してフィ―ドバック制御状態とフィ―ドバック制御解除
状態を設定するスイッチ102を有する。ここで、フィ
―ドバック制御解除状態では、ゲイン調整回路101の
ゲインが一定になり、移相器2から入力される交流信号
の振幅の変動がそのまま電圧発生器10の出力に伝わ
る。フィ―ドバック制御状態では、移相器2から入力さ
れる交流信号の振幅が変動したときに、電圧発生器10
の出力の振幅に変動が現われないようにゲイン調整回路
101のゲインがフィ―ドバック制御される。11は電
流発生器であり、電圧発生器10と同様にゲイン調整回
路111とスイッチ112が設けられている。
【0011】図2は電流発生器11にあるゲイン調整回
路111とスイッチ112の具体的な構成を示した図で
ある。図2において、スイッチ112は、フィ―ドバッ
ク制御解除状態のときにオフになり、フィ―ドバック制
御状態のときにオンになる。113はデジタル・アナロ
グ・マルチプライヤ(以下、DAマルチプライヤとす
る)であり、デジタル信号でゲインが調整され、移相器
2の出力を増幅する。114はDAマルチプライヤ11
3の出力を増幅するメインアンプである。115は電圧
検出トランスであり、1次側でメインアンプ114の出
力を受け、2次側から電流発生器11が出力する交流電
流が取出される。116は電流検出用トランスであり、
電圧検出用トランス115の2次側コイルから電流発生
器11が出力する交流電流が取出される。このように出
力端子は、交流電圧を取り出す端子と交流電流を取り出
す端子が設けられているが、図2に示す回路は電流発生
器であるため、交流電流を取り出す端子の方が用いられ
る。117は信号選択スイッチであり、フィ―ドバック
する信号を電圧信号にするか電流信号にするかを切り換
える。図2の回路は電流発生器であるため、スイッチ1
17は電流側Aに切り換えられている。118はスイッ
チ117で選択した交流信号を直流信号に変換するAC
/DC変換器、119は変換した直流信号をデジタル信
号に変換するA/D変換器、120はA/D変換器11
9から与えられたデジタル信号の値が設定値と等しくな
るようにDAマルチプライヤ113のゲイン設定信号を
出力するコントロ―ラである。設定値は、例えばコント
ロ―ラのフロントパネルから設定される。電圧発生器1
0のゲイン調整回路101とスイッチ102からなる部
分も図2と同一の構成になっている。ここで、電圧発生
器では、出力端子として交流電圧の端子を用い、また信
号選択スイッチ117は電圧側Vに接続されている。電
圧発生器10と電流発生器11としては、例えば横河電
機製の交流標準電圧電流発生器2558が用いられる。
この交流標準電圧電流発生器にあるスイ―プON−OF
Fスイッチにより、フィ―ドバック制御状態とフィ―ド
バック制御解除状態が設定される。
路111とスイッチ112の具体的な構成を示した図で
ある。図2において、スイッチ112は、フィ―ドバッ
ク制御解除状態のときにオフになり、フィ―ドバック制
御状態のときにオンになる。113はデジタル・アナロ
グ・マルチプライヤ(以下、DAマルチプライヤとす
る)であり、デジタル信号でゲインが調整され、移相器
2の出力を増幅する。114はDAマルチプライヤ11
3の出力を増幅するメインアンプである。115は電圧
検出トランスであり、1次側でメインアンプ114の出
力を受け、2次側から電流発生器11が出力する交流電
流が取出される。116は電流検出用トランスであり、
電圧検出用トランス115の2次側コイルから電流発生
器11が出力する交流電流が取出される。このように出
力端子は、交流電圧を取り出す端子と交流電流を取り出
す端子が設けられているが、図2に示す回路は電流発生
器であるため、交流電流を取り出す端子の方が用いられ
る。117は信号選択スイッチであり、フィ―ドバック
する信号を電圧信号にするか電流信号にするかを切り換
える。図2の回路は電流発生器であるため、スイッチ1
17は電流側Aに切り換えられている。118はスイッ
チ117で選択した交流信号を直流信号に変換するAC
/DC変換器、119は変換した直流信号をデジタル信
号に変換するA/D変換器、120はA/D変換器11
9から与えられたデジタル信号の値が設定値と等しくな
るようにDAマルチプライヤ113のゲイン設定信号を
出力するコントロ―ラである。設定値は、例えばコント
ロ―ラのフロントパネルから設定される。電圧発生器1
0のゲイン調整回路101とスイッチ102からなる部
分も図2と同一の構成になっている。ここで、電圧発生
器では、出力端子として交流電圧の端子を用い、また信
号選択スイッチ117は電圧側Vに接続されている。電
圧発生器10と電流発生器11としては、例えば横河電
機製の交流標準電圧電流発生器2558が用いられる。
この交流標準電圧電流発生器にあるスイ―プON−OF
Fスイッチにより、フィ―ドバック制御状態とフィ―ド
バック制御解除状態が設定される。
【0012】このような校正システムを用いて次の手順
で電力計の校正が行なわれる。図3は校正動作において
電流発生器が出力する交流電流の振幅変化を示した図で
ある。図3において、電流発生器11から交流電流の発
生を開始するときに、スイッチ112をオン、すなわち
フィ―ドバック制御状態にしておく。次に、電流発生器
11の出力設定ダイアルを回して交流電流の振幅を設定
値まで上げていく。このとき、図3に示すように交流電
流の振幅は振幅設定値I 1へ向かって増加していく。電
圧発生器10についても同様に交流電圧の振幅を設定す
る。振幅の設定が終わったところで、移相器2の位相設
定ダイアルを回して交流電圧と交流電流の位相関係を調
整する。移相器2は、振幅の精度は位相の精度ほど良く
ないため、位相の調整により図3に示すように電流発生
器11が出力する交流電流の振幅は、振幅設定値I 1に
到達してからオ―バ―シュ―トし、その後、振幅設定値
I 1付近で変動する。移相器2で位相を調整している間
はスイッチ112がオンになっているため、ゲイン調整
回路111にはDAマルチプライヤ113のゲインをフ
ィ―ドバック制御するル―プが構成されている。このル
―プにより移相器2から供給される交流電流の振幅の変
動が除去されるようにDAマルチプライヤ113のゲイ
ンが制御され、交流電流の振幅の変動幅はしだいに小さ
くなっていく。そして、変動幅が一定範囲A内に入った
ところで、スイッチ112をオフに切り換える。これに
よって、DAマルチプライヤ113のゲインが一定にな
るため、交流電流の振幅は範囲A内にある一定値に保持
される。以上のようにして、フィ―ドバック制御状態と
フィ―ドバック制御解除状態を使い分け、交流電流の振
幅が一定範囲内に入るように調整するとともに、振幅を
一定値に保持し、安定した電力測定値を得る。そして、
このようにして調整された交流電流を用いて比較校正法
の原理に基づいて電力計の校正を行なう。
で電力計の校正が行なわれる。図3は校正動作において
電流発生器が出力する交流電流の振幅変化を示した図で
ある。図3において、電流発生器11から交流電流の発
生を開始するときに、スイッチ112をオン、すなわち
フィ―ドバック制御状態にしておく。次に、電流発生器
11の出力設定ダイアルを回して交流電流の振幅を設定
値まで上げていく。このとき、図3に示すように交流電
流の振幅は振幅設定値I 1へ向かって増加していく。電
圧発生器10についても同様に交流電圧の振幅を設定す
る。振幅の設定が終わったところで、移相器2の位相設
定ダイアルを回して交流電圧と交流電流の位相関係を調
整する。移相器2は、振幅の精度は位相の精度ほど良く
ないため、位相の調整により図3に示すように電流発生
器11が出力する交流電流の振幅は、振幅設定値I 1に
到達してからオ―バ―シュ―トし、その後、振幅設定値
I 1付近で変動する。移相器2で位相を調整している間
はスイッチ112がオンになっているため、ゲイン調整
回路111にはDAマルチプライヤ113のゲインをフ
ィ―ドバック制御するル―プが構成されている。このル
―プにより移相器2から供給される交流電流の振幅の変
動が除去されるようにDAマルチプライヤ113のゲイ
ンが制御され、交流電流の振幅の変動幅はしだいに小さ
くなっていく。そして、変動幅が一定範囲A内に入った
ところで、スイッチ112をオフに切り換える。これに
よって、DAマルチプライヤ113のゲインが一定にな
るため、交流電流の振幅は範囲A内にある一定値に保持
される。以上のようにして、フィ―ドバック制御状態と
フィ―ドバック制御解除状態を使い分け、交流電流の振
幅が一定範囲内に入るように調整するとともに、振幅を
一定値に保持し、安定した電力測定値を得る。そして、
このようにして調整された交流電流を用いて比較校正法
の原理に基づいて電力計の校正を行なう。
【0013】なお、実施例では電流発生器を用いて交流
電流の振幅を調整する場合について説明したが、電圧発
生器を用いて交流電圧の振幅を調整してもよい。
電流の振幅を調整する場合について説明したが、電圧発
生器を用いて交流電圧の振幅を調整してもよい。
【発明の効果】本発明にかかる校正方法では、電圧発生
器と電流発生器にフィ―ドバック制御状態とフィ―ドバ
ック制御解除状態を設定できるものを用い、スイ―プオ
ンとスイ―プオフを使い分けて交流信号の振幅を一定範
囲内にある一定値に保持する。従って、電圧発生器と電
流発生器としてはフィ―ドバック制御状態とフィ―ドバ
ック制御解除状態に設定できる回路を有するものであれ
ばよく、高精度でコストがかさむものである必要はな
い。これによって、電圧発生器と電流発生器に高精度で
ない安価なものを用いても、フィ―ドバック制御状態と
フィ―ドバック制御解除状態を有効に使って実質的に高
安定度の交流信号を用いて校正を行なうことができる。
器と電流発生器にフィ―ドバック制御状態とフィ―ドバ
ック制御解除状態を設定できるものを用い、スイ―プオ
ンとスイ―プオフを使い分けて交流信号の振幅を一定範
囲内にある一定値に保持する。従って、電圧発生器と電
流発生器としてはフィ―ドバック制御状態とフィ―ドバ
ック制御解除状態に設定できる回路を有するものであれ
ばよく、高精度でコストがかさむものである必要はな
い。これによって、電圧発生器と電流発生器に高精度で
ない安価なものを用いても、フィ―ドバック制御状態と
フィ―ドバック制御解除状態を有効に使って実質的に高
安定度の交流信号を用いて校正を行なうことができる。
【図1】本発明にかかる方法を実施するための校正シス
テムの構成例を示した図である。
テムの構成例を示した図である。
【図2】図1の校正システムの要部構成図である。
【図3】本発明による校正手順の説明図である。
【図4】従来における校正システムの構成例を示した図
である。
である。
【図5】従来における校正システムの構成例を示した図
である。
である。
P 電力発生部 5 被校正電力計 6 標準電力測定器 10 電圧発生器 11 電流発生器 101,111 ゲイン調整回路 102,112 スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 電圧発生器と電流発生器が発生した交流
電圧と交流電流を被校正電力計と標準電力測定器へ供給
し、供給された交流電圧と交流電流から、前記被校正電
力計は自身の測定精度で電力を測定し、前記標準電力測
定器は校正の基準値にする電力を測定し、被校正電力計
の測定値と標準電力測定器の測定値を比較し、比較結果
をもとに被校正電力計を校正する電力計の校正方法にお
いて、 前記電圧発生器と電流発生器少なくとも一方には、 フィ―ドバック制御状態とフィ―ドバック制御解除状態
のいずれかの状態を設定するスイッチと、 フィ―ドバック制御状態に設定されたときは、電圧発生
器または電流発生器が出力する交流信号の振幅が一定に
なるように電圧発生器または電流発生器のゲインをフィ
―ドバック制御し、フィ―ドバック制御解除状態に設定
されたときは、電圧発生器または電流発生器のゲインを
一定に保持するゲイン調整回路とを有し、フィ―ドバッ
ク制御状態とフィ―ドバック制御解除状態を使い分けて
電圧発生器または電流発生器が出力する交流信号の振幅
を設定値に対して所定の確度範囲内にある一定値に設定
することを特徴とする電力計の校正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23336491A JPH0572311A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 電力計の校正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23336491A JPH0572311A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 電力計の校正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572311A true JPH0572311A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16953987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23336491A Pending JPH0572311A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 電力計の校正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0572311A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010243372A (ja) * | 2009-04-07 | 2010-10-28 | Tohoku Keiki Kogyo Kk | 電力量計器差測定システム |
| JP2011128041A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 変流器あるいは変圧器のための特性監視装置 |
| JP2011196901A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Daihen Corp | 電力測定装置の信頼性の評価方法 |
| JP2017102087A (ja) * | 2015-12-04 | 2017-06-08 | 東芝ライテック株式会社 | 計測管理システム |
| JP2019041169A (ja) * | 2017-08-23 | 2019-03-14 | 横河電機株式会社 | 交流信号発生器 |
| CN113595627A (zh) * | 2021-07-02 | 2021-11-02 | 中国电子技术标准化研究院 | 一种基于空间线性叠加原理的光功率校准方法 |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP23336491A patent/JPH0572311A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US8604805B2 (en) | 2009-12-18 | 2013-12-10 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. | Property monitoring apparatus for current transformer or electric transformer |
| JP2011196901A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Daihen Corp | 電力測定装置の信頼性の評価方法 |
| US9372248B2 (en) | 2010-03-23 | 2016-06-21 | Daihen Corporation | Method for evaluating reliability of electrical power measuring device |
| JP2017102087A (ja) * | 2015-12-04 | 2017-06-08 | 東芝ライテック株式会社 | 計測管理システム |
| JP2019041169A (ja) * | 2017-08-23 | 2019-03-14 | 横河電機株式会社 | 交流信号発生器 |
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