JPH07143449A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH07143449A
JPH07143449A JP5289320A JP28932093A JPH07143449A JP H07143449 A JPH07143449 A JP H07143449A JP 5289320 A JP5289320 A JP 5289320A JP 28932093 A JP28932093 A JP 28932093A JP H07143449 A JPH07143449 A JP H07143449A
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signal
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Application number
JP5289320A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Watanabe
克行 渡辺
Eiji Moro
栄治 茂呂
Fumishige Yatsugi
富美繁 矢次
Koichi Ono
公一 小野
Susumu Otsuka
進 大塚
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 FF/REWの高速再生時、ラインメモリを
用いてFM変調信号の時間軸補正を行なう上で必要な再
生同期信号をS/N良く得られるようにする。 【構成】 磁気テープ3から再生されたFM変調信号は
時間軸補正回路15に供給されるとともに、同期信号検
出回路18に供給されて同期信号が分離される。この同
期信号が時間軸補正回路15に供給され、これによって
FM変調信号の時間軸変動が補正される。高精度リール
サーボ回路12は、CTLヘッドで再生されるCTL信
号とリール駆動器10の状態を検出し、これらから高速
FF/REW判別回路13が現在FF再生状態か、RE
W再生状態かを判別する。同期信号検出回路18中のF
M等化回路19は、この判別結果に応じて、FF再生状
態,REW再生状態毎に夫々に応じたFM等化特性を設
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー映像信号を記録
するヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置に係り、
特に、記録時の何十倍、何百倍といったテープ速度で再
生を行なう高速再生を可能とした磁気記録再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】記録時よりも速いテープ速度で再生を行
なう場合、図2に示すように、回転磁気ヘッドが磁気テ
−プ上の記録トラックをジャンプして再生走査していく
ため、このトラックジャンプ点でスキュ−が発生する。
この問題を解決するためには、例えば特開昭64−48
580号公報に示されるような時間軸補正装置が必要と
なる。
【0003】ところで、一般に、VHS規格や8ミリビ
デオ規格などの家庭用ビデオテ−プレコ−ダ(以下、V
TRという)においては、入力されたコンポジットビデ
オ信号から輝度信号と色信号とを分離して夫々をFM変
調輝度信号と低域変換色信号とし、これらを周波数多重
して磁気テ−プ上に記録するようにしている。
【0004】上記の特開昭64−48580号公報に示
される時間軸補正装置では、磁気テ−プから再生される
FM変調輝度信号と低域変換色信号とをA/D変換し、
ラインメモリで時間軸補正を行なった後、D/A変換し
て輝度信号と色信号とに分けて信号処理を行なってい
る。ここで、時間軸補正に必要な同期信号は、A/D変
換される前にハイパスフィルタ(以下、HPFという)
からFM変調輝度信号を取り出し、復調器でビデオ信号
に復調した後、同期信号分離回路で取り出されるように
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、V
TRの通常再生時の時間軸の揺らぎを補正して再生信号
の性能向上を図るのには有効であるが、例えば、記録時
の何十倍,何百倍といった高速のテープ速度で再生を行
なうときに発生するトラックジャンプ点でのスキュ−を
補正する場合に必要な同期信号の検出については、特
に、考慮されていない。
【0006】即ち、磁気テ−プを高速で走行させる場合
には、磁気テ−プと回転シリンダとの相対速度が変化し
て再生信号の周波数が変化してしまうために、復調器の
前段でFM等化特性を磁気テ−プの走行速度に応じて最
適化しなければ、S/Nの良い同期信号が得られず、時
間軸補正性能が劣化することになる。
【0007】本発明の目的は、かかる問題を解消し、高
速再生時に良好なS/Nの同期信号を抽出することがで
きるようにし、時間軸補正回路の性能を確保してスキュ
−のない高速再生を実現する可能とした磁気記録再生装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、高速再生時での磁気テ−プの走行速度を
順方向及び逆方向において検出し、その検出情報をもと
にFM復調器の前段に配されたFM等化回路の特性を制
御する。
【0009】
【作用】順方向の高速再生時では、磁気ヘッドと磁気テ
ープとの間の相対速度が低下するため、再生されるFM
変調信号の周波数が低下し、逆方向の高速再生時では、
逆に磁気ヘッドと磁気テープとの間の相対速度が上昇す
るため、再生されるFM変調信号の周波数が上昇する。
従って、順方向の高速再生時ではFM等化特性のピ−ク
周波数を高め、逆方向の高速再生時ではFM等化特性の
ピ−ク周波数を下げるようにFM等化回路を制御するこ
とにより、FM復調器を安定に動作させ、S/Nの良い
安定した同期信号が得られるように、時間軸補正回路が
安定な動作を行なう。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明による磁気記録再生装置の一実施例を
示す構成図であって、1は巻取リール、2は供給リ−
ル、3は磁気テ−プ、4,5はガイドポスト、6はシリ
ンダ、7,8は回転磁気ヘッド、9はコントロールヘッ
ド(以下、CTLヘッドという)、10はリ−ル駆動
器、11はサ−ボ回路、12は高精度リ−ルサ−ボ回
路、13は高速再生時の順方向(FF)/逆方向(RE
W)判別回路、14は再生プリアンプ、15は時間軸補
正回路、16は再生信号処理回路、17は出力端子、1
8は同期信号検出回路、19はFM等化回路、20はリ
ミッタ回路、21はFM復調器、22はディエンファシ
ス回路、23はロ−パスフィルタ(以下、LPFとい
う)、24は同期分離回路である。
【0011】同図において、磁気テ−プ3上に記録され
ているFM変調信号(例えば、FM変調輝度信号)は回
転磁気ヘッド7,8によって再生され、再生プリアンプ
14を介して時間軸補正回路15に供給され、そこで時
間軸補正された後、再生信号処理回路16で処理されて
端子17から出力される。
【0012】高速再生時では、磁気テ−プ3が供給リ−
ル2から送り出されて巻取リール1に巻き取られるため
に、サ−ボ回路11と高精度リ−ルサ−ボ回路12とに
よってリ−ル駆動器10が制御される。
【0013】一般に、時間軸補正回路15においては、
再生された同期信号に同期したクロックでラインメモリ
での書込みが行なわれ、また、基準クロックでこのライ
ンメモリからの読出しが行なわれて時間軸の補正がなさ
れる。この実施例では、再生プリアンプ14の出力信号
が同期信号検出回路18に供給されて同期信号が抽出さ
れ、この抽出された同期信号が時間軸補正回路15に供
給される。
【0014】ここで、図14により、時間軸補正回路1
5の一具体例を簡単に説明する。但し、90は読出し制
御回路、91は固定発振器、92は入力端子、93はA
/D変換器、94はラインメモリ、95はD/A変換
器、96は出力端子、97は書込み制御回路、98は入
力端子、99は位相比較器、100は分周回路、101
は電圧制御発振器(以下、VCOという)、102はフ
ィルタである。
【0015】同図において、入力端子92に入力された
FM変調信号はA/D変換器93でディジタル信号に変
換され、書込み制御回路97で制御されながらVCO1
01からの書込みクロックCwでラインメモリ94に書
き込まれる。周知のように、VCO101が入力端子9
8から入力される同期信号に位相ロックするように、V
CO101の出力クロックを分周回路100で分周し、
これと入力同期信号とを位相比較器99で位相比較し、
その位相誤差信号をフィルタ102を介してVCO10
1に供給するようにしている。
【0016】また、読出し制御回路90で制御されなが
ら固定発振器91の出力クロックCrでラインメモリ9
4からFM変調信号が読み出され、D/A変換器95で
FM変調信号に変換されて出力端子96から出力され
る。
【0017】図1に戻って、同期信号検出回路18で
は、再生されたFM変調信号はFM等化回路19でテ−
プ−ヘッド系での周波数特性が補正され、リミッタ回路
20で矩形波に波形整形された後、FM復調器21でビ
デオ信号に復調される。このビデオ信号はディエンファ
シス回路22とLPF23とでFM成分が除去され、同
期分離回路24に供給されて同期信号が分離される。
【0018】次に、図2及び図3を用いて、高速再生時
での回転磁気ヘッドの走査軌跡と再生FM変調信号の搬
送波周波数の変動について説明する。但し、30a,3
0bは磁気テ−プ、31は順方向の高速再生(以下、F
Fサ−チという)時の回転磁気ヘッドの走査方向、32
は逆方向の高速再生(以下、REWサ−チという)時で
の回転磁気ヘッドの走査方向である。
【0019】図2(a)に示すように、FFサ−チ時で
は、回転磁気ヘッドの走査方向と磁気テ−プの走行方向
とは同一方向であるので、これら間の相対速度が低下し
て、図3で33として示すように、回転磁気ヘッドで再
生されるFM変調輝度信号の周波数帯域が低下する。一
方、図2(b)に示すように、REWサ−チ時では、回
転磁気ヘッドの走査方向と磁気テ−プの走行方向とが互
いに逆となるので、これら間の相対速度が増大し、図3
で35として示すように、回転磁気ヘッドで再生される
FM変調輝度信号の周波数帯域が上昇する。なお、図3
での34は通常再生時でのFM変調輝度信号の周波数帯
域である。
【0020】このように、高速再生時では再生FM変調
輝度信号の周波数が大きく変動してしまうため、特性が
固定のFM等化回路では再生FM変調信号のFM等化処
理が良好に行なわれず、従って、FM復調器21で復調
されるビデオ信号のS/Nが劣化して同期分離回路24
で分離される同期信号のS/Nが劣化してしまい、時間
軸補正回路15の性能が劣化する。
【0021】この実施例では、リ−ル駆動器10の状態
とCTLヘッド9で磁気テープ3カラ再生されるコント
ロール信号(以下、CTL信号という)の状態とを高精
度リ−ルサ−ボ回路12で比較し、この結果から高速再
生時のFF/REW判別回路13によりFFサ−チ/R
EWサ−チを判別し、その判別信号をFM等化回路19
に供給することにより、送りモ−ド別にFM等化回路1
9のFM等化特性を変化させてS/Nの良い同期信号を
得るようにしている。
【0022】図4はこのFM等化回路19の一具体例を
用いた同期信号検出回路18を示すブロック図であっ
て、36は再生FM変調信号の入力端子、41は出力端
子、40はFF/REW判別信号の入力端子、37はF
Fサ−チ専用のFM等化回路、38はREWサ−チ専用
のFM等化回路、39はFF/REW切替スイッチであ
る。
【0023】また、図5は図4におけるFF/REW切
替えによるFM等化特性の変化を示す特性図である。
【0024】図3で示したように、通常再生時に比べ、
FFサ−チ時には、FM変調信号の搬送波周波数が低下
するために、図4の切替スイッチ39がFM等化回路3
7を選択することにより、図5の特性42で示すよう
に、ピ−ク周波数が通常再生時の特性43よりも低いF
M等化特性とし、REWサ−チ時には、FM変調信号の
搬送波周波数が上昇するために、図4の切替スイッチ3
9がFM等化回路38を選択することにより、図5の特
性44に示すように、ピ−ク周波数が通常再生時の特性
43よりも高いFM等化特性とする。これにより、S/
Nの良い同期信号が得られる。
【0025】図6は図1のFM等化回路19の他の具体
例を示すブロック図であって、45は入力端子、51は
出力端子、46,47は遅延素子、48は加算回路、4
9は係数回路、50は減算回路、52は電圧/電流変換
回路、53はGm(相互コンダクタンス)コントロ−
ラ、54はスイッチ回路、55,56は電圧源、57は
FF/REW判別信号の入力端子である。
【0026】この具体例は、図6から明らかなように、
2個の遅延素子からなるコサインフィルタである。この
ような構成のコサインフィルタは既に周知であり、遅延
素子46,47の遅延時間をτとすると、ピ−ク周波数
0は1/(2τ)であって、K=1/2のときコサイン
曲線を描く。
【0027】この具体例では、これら遅延素子46,4
7をGm可変型のアクティブフィルタで構成され、入力
57から入力されるFF/REW判別信号によってスイ
ッチ回路54が制御されることにより、FF/REW再
生毎に電圧源55,56が切り替えられ、Gmコントロ
−ラ53及び電圧/電流変換回路52を介して遅延素子
46,47の遅延時間を変化させるようにしている。F
Fサ−チ用の電圧源55の出力電圧VFFとREW用の電
圧源56の出力電圧VREWと、FFサ−チ時のピ−ク周
波数f01、REWサ−チ時のピ−ク周波数f02の関係
は、例えば図7に示す通りである。
【0028】図8は本発明による磁気記録再生装置の他
の実施例を示す構成図であって、19’はFM等化回
路、60はFF/REW速度検出回路、61はD/A変
換器であり、図1に対応する部分には同一符号をつけて
重複する説明を省略する。
【0029】この実施例は、図1に示した実施例に対
し、FF/REW時での速度を検出して、その検出速度
に応じた制御電圧によってFM等化回路の特性を制御す
るものである。
【0030】図8において、FF/REW速度検出回路
60により、CTLヘッド9で再生されたCTL信号か
らテ−プ速度を検出し、その検出信号が高精度リールサ
ーボ回路12の判別信号に応じてFF/REWの区別が
なされ(例えば、FF/REWに応じて検出信号の範囲
を異ならせる)、D/A変換器61でアナログ制御電圧
に変換してFM等化回路19’に供給される。FM等化
回路19’はこのアナログ制御電圧に応じて特性が制御
される。
【0031】図9はFM等化回路19’の一具体例を示
すブロック図であって、62は上記の制御電圧の入力端
子であり、図6に対応する部分には同一符号をつけてい
る。
【0032】図9に示す具体例では、入力端子62から
入力される上記制御電圧に応じて、Gmコントローラ5
3が遅延素子46,47のGmを制御し、FM等化回路
19’のFM等化特性を変化させる。
【0033】ここで、上記制御電圧とピ−ク周波数の関
係の一例を示すと、図10に示すように、最も高速なF
Fサ−チ時での制御電圧がVminであり、そのときのピ
−ク周波数がf0minである。また、最も高速なREWサ
−チ時での制御電圧がVmaxであり、そのときのFM等
化特性のピ−ク周波数がf0maxである。
【0034】図11は図8におけるFM等化回路の他の
具体例を示すブロック図であって、70は入力端子、7
1は減算回路、72,73は遅延素子、74は帰還係数
回路、75は加算回路、76は減算回路、77は加算回
路、78は係数回路、79はLPF、80は加算回路、
81出力端子、82〜84は制御電圧入力端子、85は
電圧/電流変換回路、86はGmコントロ−ラである。
【0035】この具体例は本発明者等が発明した帰還型
のコサインフィルタ(特願平3−72798号)を用い
たものである。
【0036】図11において、図6に示した一般的なコ
サインフィルタに対して、帰還係数回路74を介して入
力側に帰還をかけることにより、図12に示すように、
コサインフィルタのQを変化させることができる。ま
た、1/(2τ)にピ−クを持つ減算回路76の出力信
号と、1/(2τ)ゼロ点を持つ加算回路77の出力信
号の低周波成分をLPF79で分離し、係数回路78を
介して供給される信号とを加算回路80で加算すること
により、出力端子81に図13に示すような特性を得る
ことができる。
【0037】一般に、高速で再生する場合には、磁気テ
−プへの回転磁気ヘッドの当たりが劣化して高周波信号
が欠落しやすい状態になる。そこで、この具体例では、
係数回路74,78は電圧制御増幅器の構成を取るもの
とし、これら係数回路74,78の係数K1,K2を上
記制御電圧によって制御することにより、FF/REW
夫々のサ−チに適したFM等化特性を得ることができ
る。
【0038】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はこれら実施例のみに限定されるものではない。例え
ば、上記実施例では、時間軸補正回路にラインメモリを
用いたが、CCD(Charge Coupled Device)などのアナ
ログ遅延線を用いても同様である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
テ−プ速度を記録時の何十倍,何百倍という極めて高速
にして再生する際に生ずるスキューを時間軸補正回路で
補正する場合、テープ走行方向(即ち、FF/REWサ
−チ)によらず、必要な同期信号をS/Nの良い状態で
得ることができるため、時間軸補正回路の性能を大幅に
向上させることができる。
【0040】また、FM復調器の前段のFM等化回路と
してGm可変型のアクティブフィルタで構成されるコサ
インフィルタを用いることにより、FM等化回路の特性
のピ−ク周波数をFF/REWサ−チに応じて簡単に変
化させることができる。
【0041】さらに、テ−プ速度を検出し、そのテ−プ
速度に応じたFM等化特性を得ることができるため、再
生速度によらず常に安定した時間軸補正が実現できる。
【0042】さらにまた、帰還型のコサインフィルタを
FM等化回路として採用することにより、高速再生時の
周波数特性劣化も補正することができ、さらに安定した
時間軸補正が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示
す構成図である。
【図2】高速再生時での磁気テ−プ上でのヘッド走査方
向を示す図である。
【図3】図1に示した実施例における高速再生でのFM
変調輝度信号の周波数特性の変化を示す図である。
【図4】図1における同期信号検出回路の一具体例を示
すブロック図である。
【図5】図4に示した具体例でのFM等化特性の変化の
一例を示す特性図である。
【図6】図1における同期信号検出回路の他の具体例を
示すブロック図である。
【図7】図6に示した具体例での制御電圧対FM等化特
性のピ−ク周波数の関係を示す図である。
【図8】本発明による磁気記録再生装置の他の実施例を
示す構成図である。
【図9】図8におけるFM等化回路の一具体例を示すブ
ロック図である。
【図10】図9に示した具体例での制御電圧対FM等化
特性のピ−ク周波数の関係を示す図である。
【図11】図8におけるFM等化回路の他の具体例を示
すブロック図である。
【図12】帰還型コサインフィルタの周波数特性を示す
図である。
【図13】帰還型コサインフィルタの他の周波数特性を
示す図である。
【図14】時間軸補正回路の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 巻取リール 2 供給リ−ル 3 磁気テープ 6 回転シリンダ 7,8 回転磁気ヘッド 9 コントロールヘッド 10 リ−ル駆動器 11 サ−ボ回路 12 高精度リ−ルサ−ボ回路 13 高速FF/REW判別回路 15 時間軸補正回路 18 同期信号検出回路 19,19’ FM等化回路 46,47 遅延素子 48 加算回路 49 係数回路 50 減算回路 52 電圧/電流変換回路 53 Gmコントロ−ラ 71 減算回路 72,73 遅延素子 74 係数回路 75 加算回路 76 減算回路 77 加算回路 78 係数回路 79 LPF 80 加算回路 85 電圧/電流変換回路 86 Gmコントロ−ラ 94 ラインメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/10 301 B 7736−5D H04N 5/783 J 5/93 (72)発明者 小野 公一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 大塚 進 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会社 日立製作所AV機器事業部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転磁気ヘッドにより、FM変調輝度信
    号と低域変換色信号との多重信号を磁気テ−プにその走
    行方向に対して斜め方向に記録し、該磁気テ−プを高速
    走行させて再生する高速再生機能を有するヘリカルスキ
    ャン方式の磁気記録再生装置において、 高速再生時、該磁気テープの再生信号から水平同期信号
    を分離する手段と、 分離された該水平同期信号を用いて再生された該FM変
    調輝度信号の時間軸変動を除去する手段と、 該水平同期信号を分離する手段の分離特性を順方向高速
    再生モ−ドと逆方向高速再生モ−ドで切り替える特性切
    替手段とを有することを特徴とした磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記再生信号から水平同期信号を分離する手段は、FM
    等化回路、リミッタ回路、FM復調器、ディエンファシ
    ス回路、ロ−パスフィルタ及び同期分離回路からなり、 前記特性切替手段が前記FM等化回路の特性を切り替え
    るように構成したことを特徴とする磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記FM等化回路は、順方向高速再生モ−ド専用の第1
    のFM等化回路と逆方向高速再生モ−ド専用の第2のF
    M等化回路とからなり、 該第1のFM等化回路のピ−ク周波数を該第2のFM等
    化回路のピ−ク周波数より低く設定したことを特徴とす
    る磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記FM等化回路は、2個の相互コンダクタンス可変型
    の遅延素子からなるコサインフィルタであって、 前記特性切替手段は順方向高速再生モ−ドと逆方向高速
    再生モ−ドとで相互コンダクタンス可変型の遅延素子の
    該相互コンダクタンスの制御電圧を切り替えることを特
    徴とする磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記コサインフィルタの順方向高速再生モ−ドのピ−ク
    周波数を逆方向高速再生モ−ドのピ−ク周波数より低く
    設定したことを特徴とする磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項2において、 順方向高速再生モ−ド及び逆方向高速再生モ−ド時の速
    度を検出する手段と、 該手段の検出信号を制御電圧に変換するD/A変換器を
    有し、 かつ前記FM等化回路をコサインフィルタとし、該制御
    電圧によって該コサインフィルタのピ−ク周波数を制御
    することを特徴とする磁気記録再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記コサインフィルタのピ−ク周波数を、順方向高速再
    生モ−ドでは速度が増すにしたがって低くなるように
    し、逆方向高速再生モ−ドでは速度が増すにしたがって
    高くなるようにすることを特徴とする磁気記録再生装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項2において、 前記FM等化回路は、 入力FM変調輝度信号を遅延する相互コンダクタンス可
    変型の第1の遅延素子と、 該第1の遅延素子から出力されるFM変調輝度信号を遅
    延する相互コンダクタンス可変型の第2の遅延素子と、 入力FM変調信号と該第2の遅延素子の出力FM変調輝
    度信号とを加算する加算回路と、 該加算回路の出力FM変調輝度信号を所定係数倍する係
    数回路と、 該第1の遅延素子の出力FM変調輝度信号から該係数回
    路の出力FM変調輝度信号を減算する減算回路と、 順方向高速再生モ−ドと逆方向高速再生モ−ドとに応じ
    た制御電圧により、該第1,第2の遅延素子の相互コン
    ダクタンスを異ならせる制御回路とからなり、順方向高
    速再生モ−ドと逆方向高速再生モ−ドとに応じたFM等
    化特性を得ることができるように構成したことを特徴と
    する磁気記録再生装置。
  9. 【請求項9】 請求項2において、 前記FM等化回路は、 入力FM変調輝度信号を遅延する相互コンダクタンス可
    変型の第1の遅延素子と、 該第1の遅延素子から出力されるFM変調輝度信号を遅
    延する相互コンダクタンス可変型の第2の遅延素子と、 入力FM変調信号と該第2の遅延素子の出力FM変調輝
    度信号とを加算する加算回路と、 該加算回路の出力FM変調輝度信号を所定係数倍する係
    数回路と、 該第1の遅延素子の出力FM変調輝度信号から該係数回
    路の出力FM変調輝度信号を減算する減算回路と、 順方向高速再生モ−ド,逆方向高速再生モ−ドの高速再
    生モードと、テープ速度に応じて該第1,第2の遅延素
    子の相互コンダクタンスを異ならせる制御回路とからな
    り、該高速再生モ−ドとテープ速度とに応じたFM等化
    特性を得ることができるように構成したことを特徴とす
    る磁気記録再生装置。
  10. 【請求項10】 請求項2において、 前記FM等化回路は、 相互コンダクタンス可変型の第1の遅延素子と、 該第1の遅延素子から出力されるFM変調輝度信号を遅
    延する相互コンダクタンス可変型の第2の遅延素子と、 該第1の遅延素子の出力FM変調輝度信号を所定係数K
    1倍する第1の係数回路と、 入力FM変調輝度信号から該第1の係数回路の出力FM
    変調輝度信号を減算し、その減算出力を該第1の遅延素
    子に供給する第1の減算回路と、 該第1の減算回路の出力信号と該第2の遅延素子の出力
    信号とを加算する第1の加算回路と、 該第1の遅延素子の出力信号と該第1の加算回路の出力
    信号とを入力信号として減算処理を行なう第2の減算回
    路と、 該第1の遅延素子の出力信号と該第1の加算回路の出力
    信号とを加算する第2の加算回路と、 該第2の加算回路の出力信号を所定係数K2倍する第2
    の係数回路と、 該第2の係数回路の出力信号の低周波成分を抽出するロ
    ーパスフィルタと、 該第2の減算回路の出力信号と該ローパスフィルタの出
    力信号とを加算する第3の加算回路と、 順方向高速再生モ−ド,逆方向高速再生モ−ドの高速再
    生モードと、テープ速度に応じて該第1,第2の遅延素
    子の相互コンダクタンスを異ならせる制御回路とからな
    り、該高速再生モ−ドとテープ速度とに応じたFM等化
    特性を得ることができるように構成したことを特徴とす
    る磁気記録再生装置。
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