JPH0714322A - 磁気ヘッド送り機構 - Google Patents

磁気ヘッド送り機構

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JPH0714322A
JPH0714322A JP15000493A JP15000493A JPH0714322A JP H0714322 A JPH0714322 A JP H0714322A JP 15000493 A JP15000493 A JP 15000493A JP 15000493 A JP15000493 A JP 15000493A JP H0714322 A JPH0714322 A JP H0714322A
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JP
Japan
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arm
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shaft
magnetic head
output shaft
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Takaaki Yoshihiro
貴明 吉▲廣▼
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精密かつ安定な磁気ヘッド2の送りを行う。 【構成】 シャフト3と円弧面1aとを有する扇型のポ
ジショナーアーム1と、シャフト8と円弧面6aを有し
ポジショナーアーム1の円弧面1aと円弧面6aとを所
定の間隔で対向する扇型のガイドアーム6と、ポジショ
ナーアーム1上に固定する磁気ヘッド5と、シャフト3
に連結しポジショナーアーム1の回転角度を計測するロ
ータリエンコーダ4と、出力軸10を円弧面1a,6a
から所定の間隙を有するように配置するパルスモータ9
と、一端をポジショナーアーム1に固定し円弧面1aに
沿って張り出力軸10を半周しガイドアーム6の円弧面
6aに沿って張り他端をガイドアーム6に固定するベル
ト2と、出力軸10を半周し円弧面1a,6aに沿って
ベルト2と逆方向に張るベルト7とからなる。これによ
り、ベルト2,7の巻き付け量が変化せず、円弧面1a
と出力軸10との距離が一定となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ヘッド送り機構に関
し、特にサーボトラックライタに用いる磁気ヘッド送り
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ヘッド送り機構は、例えば、
発明協会公開技報(公技番号91−8603号)に記述
がある。この磁気ヘッド送り機構は、図2の斜視図およ
び図3の断面図に示すように、スピンドル18の回転中
心となるシャフト13と円弧面11aとを有する扇型の
ポジショナーアーム11と、このポジショナーアーム1
1の一端にホルダ15aを介して保持する磁気ヘッド1
5と、ポジショナーアーム11のシャフト13とカップ
リング19を介して連結しポジショナーアーム11の回
転角度を計測するロータリエンコーダ14と、ポジショ
ナーアーム11の円弧面11aの外側に設置し出力軸1
7をポジショナーアーム11の円弧面11aから所定の
間隙を有して配置するパルスモータ16と、このパルス
モータ16の出力軸17に複数回巻き付けポジショナー
アーム11の円弧面11aに沿って張り終端をポジショ
ナーアーム11の端面に固定する薄板状のベルト12a
と、パルスモータ16の出力軸17にベルト12aと逆
方向に複数回巻き付けポジショナーアーム11の円弧面
11aに沿ってベルト12aと逆方向に張る薄板状のベ
ルト12bと、ポジショナーアーム11の回転中心を中
心とし円弧面11aに沿った円弧軌道を有するベアリン
グ20と、このベアリング20を支持するベアリングサ
ポート20aとを備えている。
【0003】なお、ポジショナーアーム11の円弧面1
1a、ベルト12a,12bおよび出力軸17との間は
振動が発生しないように各間を隙間なく配置されてい
る。
【0004】次に、上述した従来の磁気ヘッド送り機構
における磁気ヘッド15の送り動作について説明する。
まず、制御回路(図示せず)はパルスモータ16を作動
させ出力軸17を回転させる。出力軸17を回転に伴い
ベルト12aおよびベルト12bは、出力軸17に巻き
付きおよび巻き戻され、ポジショナーアーム11は回転
軸であるシャフト13を中心に円弧方向に回転する。
【0005】ロータリエンコーダ14はポジショナーア
ーム11の回転中心における回転角度を計測する。そし
て、前記制御回路は計測した回転角度に基づいて磁気ヘ
ッド15を所定の位置に位置決めする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の磁気ヘ
ッド送り機構は、磁気ヘッドの送りの精度を向上させた
めに出力軸は小径となっている。従って、磁気ヘッドが
大きく動く場合にはベルトを多数回巻き付ける必要があ
るが、多数回巻き付けると巻き付け量が変化するため出
力軸のベルト外周までの径が増減することになる。
【0007】ベルトを円弧面と隙間なく取り付けると、
ポジショナーアームの回転中心と出力軸との間を拡張す
る力が働き、ポジショナーアームおよび出力軸にラジア
ル方向の力が加わり、また、隙間を設けて取り付けると
作動時にベルトが振動し、磁気ヘッドの送りが不安定に
なるという欠点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転中心とな
る第1のシャフトとこの第1のシャフトを中心として円
弧をなす第1の円弧面とを有するポジショナーアーム
と、回転中心となる第2のシャフトとこの第2のシャフ
トを中心として円弧をなす第2の円弧面とを有しこの第
2の円弧面と前記ポジショナーアームの第1の円弧面と
を互いに所定の間隔で対向して配設するガイドアーム
と、前記ポジショナーアームの一端に保持したデータを
書き込むための磁気ヘッドと、前記第1のシャフトに連
結し前記ポジショナーアームの回転角度を計測するロー
タリエンコーダと、前記ポジショナーアームと前記ガイ
ドアームとの間に出力軸を前記第1および第2の円弧面
から所定の間隙を有するように配設するパルスモータ
と、薄板状なし一端を前記ポジショナーアームに固定し
前記第1の円弧面に沿って張り前記パルスモータの出力
軸を半周しかつ前記ガイドアームの第2の円弧面に沿っ
て張り他端を前記ガイドアームに固定する第1のベルト
と、薄板状なし前記第1のベルトと逆方向に一端を前記
ポジショナーアームに固定し前記第1の円弧面に沿って
張り前記パルスモータの出力軸を半周しかつ前記ガイド
アームの第2の円弧面に沿って張り他端を前記ガイドア
ームに固定する第2のベルトとを備えている。
【0009】また、前記ポジショナーアームの第1の円
弧面および前記ガイドアームの第2の円弧面が扇型部材
の円弧面よりなってもよい。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0011】図1は本発明の一実施例を示す斜視図であ
る。本実施例の磁気ヘッド送り機構は、図1に示すよう
に、扇型部材よりなり回転中心となるシャフト3と円弧
面1aとを有するポジショナーアーム1と、このポジシ
ョナーアーム1と同様に、扇型部材よりなり回転中心と
なるシャフト8と円弧面6aとを有しポジショナーアー
ム1と2つの円弧面1a,6aを互いに所定の間隔で対
向させて配設するガイドアーム6と、ポジショナーアー
ム1の一端に保持する磁気ヘッド5と、シャフト3に連
結しポジショナーアーム1の回転角度を計測するロータ
リエンコーダ4と、ポジショナーアーム1とガイドアー
ム6との間に出力軸10を円弧面1a,6aから所定の
間隙を有するように配設する駆動用のパルスモータ9
と、薄板状をなし一端をポジショナーアーム1に固定し
円弧面1aに沿って張りパルスモータ9の出力軸10を
半周しガイドアーム6の円弧面6aに沿って他端をガイ
ドアーム6に固定するベルト2と、同様に薄板状をなし
ベルト2と逆方向に一端をポジショナーアーム1に固定
し円弧面1aに沿って張りパルスモータ9の出力軸10
を半周しガイドアーム6の円弧面6aに沿って他端をガ
イドアーム6に固定するベルト7とから構成される。
【0012】なお、ベルト2およびベルト7には、たる
みが生じないようにそれぞれ所定の張力が与えてある。
また、ポジショナーアーム1の円弧面1a、ガイドアー
ム6の円弧面6a、パルスモータ9の出力軸10および
ベルト2,7との間は振動が発生しないよう各構成部材
間は隙間がないように配設されている。
【0013】次に、本実施例における磁気ヘッド5の送
り動作について説明する。まず、制御回路(図示せず)
はパルスモータ9を作動させ出力軸10を回転させる。
出力軸10の回転に伴って、その駆動力がベルト2,7
に伝達されポジショナーアーム1を回転させる。ガイド
アーム6はポジショナーアーム1の回転を円滑にするも
のであって、ベルト2,7のたるみが発生しないよう
に、シャフト8によりポジショナーアーム1の回転に追
従して逆方向に回転する。
【0014】ロータリエンコーダ4は、ポジショナーア
ーム1の回転中心における回転角度をを計測する。そし
て、前記制御回路は計測した回転角度に基づいて磁気ヘ
ッド5を所定の位置に位置決めする。 このとき、図1
に示すように、ベルト2,7は常に半周ずつ出力軸10
に接しているため、ポジショナーアーム1と出力軸10
と距離は変化することなく一定である。しかも、ベルト
2,7はたるみの発生がなくポジショナーアーム1を回
転駆動する。これにより、磁気ヘッド5を精密かつ安定
に位置決めができ、データの書き込みが可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ヘッ
ド送り機構は、ガイドアームを設けるとともに、動作に
はベルトをパルスモータの出力軸に巻取らず常に半周ず
つ接しているため、ポジショナーアームの円弧面と出力
軸との距離は一定に保つことができる。従って、ポジシ
ョナーアームおよび出力軸に余分な負荷(ラジアル方向
の力)を与えることもなく、磁気ヘッドの送りを精密か
つ安定にするという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】従来例を示す斜視図である。
【図3】図2の断面図である。
【符号の説明】
1 ポジショナーアーム 1a 円弧面 2 ベルト 3 シャフト 4 ロータリエンコーダ 5 磁気ヘッド 6 ガイドアーム 6a 円弧面 7 ベルト 8 シャフト 9 パルスモータ 10 出力軸 11 ポジショナーアーム 11a 円弧面 12a ベルト 12b ベルト 13 シャフト 14 ロータリエンコーダ 15 磁気ヘッド 15a ホルダ 16 パルスモータ 17 出力軸 18 スピンドル 19 カップリング 20 ベアリング 20a ベアリングサポート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転中心となる第1のシャフトとこの第
    1のシャフトを中心として円弧をなす第1の円弧面とを
    有するポジショナーアームと、回転中心となる第2のシ
    ャフトとこの第2のシャフトを中心として円弧をなす第
    2の円弧面とを有しこの第2の円弧面と前記ポジショナ
    ーアームの第1の円弧面とを互いに所定の間隔で対向し
    て配設するガイドアームと、前記ポジショナーアームの
    一端に保持したデータを書き込むための磁気ヘッドと、
    前記第1のシャフトに連結し前記ポジショナーアームの
    回転角度を計測するロータリエンコーダと、前記ポジシ
    ョナーアームと前記ガイドアームとの間に出力軸を前記
    第1および第2の円弧面から所定の間隙を有するように
    配設するパルスモータと、薄板状なし一端を前記ポジシ
    ョナーアームに固定し前記第1の円弧面に沿って張り前
    記パルスモータの出力軸を半周しかつ前記ガイドアーム
    の第2の円弧面に沿って張り他端を前記ガイドアームに
    固定する第1のベルトと、薄板状なし前記第1のベルト
    と逆方向に一端を前記ポジショナーアームに固定し前記
    第1の円弧面に沿って張り前記パルスモータの出力軸を
    半周しかつ前記ガイドアームの第2の円弧面に沿って張
    り他端を前記ガイドアームに固定する第2のベルトとを
    備えることを特徴とする磁気ヘッド送り機構。
  2. 【請求項2】 前記ポジショナーアームの第1の円弧面
    および前記ガイドアームの第2の円弧面が扇型部材の円
    弧面よりなることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッ
    ド送り機構。
JP15000493A 1993-06-22 1993-06-22 磁気ヘッド送り機構 Expired - Lifetime JP2500451B2 (ja)

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JPH0714322A true JPH0714322A (ja) 1995-01-17
JP2500451B2 JP2500451B2 (ja) 1996-05-29

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