JPH07143116A - パラレルデータのシリアル同期保護回路 - Google Patents
パラレルデータのシリアル同期保護回路Info
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- JPH07143116A JPH07143116A JP5287019A JP28701993A JPH07143116A JP H07143116 A JPH07143116 A JP H07143116A JP 5287019 A JP5287019 A JP 5287019A JP 28701993 A JP28701993 A JP 28701993A JP H07143116 A JPH07143116 A JP H07143116A
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Abstract
し、パラレル入力データに対しビット単位で正確に同期
保護段数をカウントすることを目的とする。 【構成】 パラレル入力データをPNパターンと比較す
るE−OR回路11と、誤りビットよりもMSB側の有
効ビット数を出力する第1プライオリティエンコーダ1
2と、誤りビットよりもLSB側の有効ビット数を出力
する第2プライオリティエンコーダ13と、レジスタ1
4と、レジスタ14に有効ビット数を加算する加算回路
15と、誤りビットがなければレジスタ14に有効ビッ
ト数を累計させ、誤りビットがあればレジスタ14をク
リアして新たに有効ビット数を累計させるセレクタ16
と、加算された有効ビット数を基準ビット数と比較する
コンパレータ17と、有効ビット数が基準ビット数を越
えたときにはパラレル入力データと同期がとれたと判定
するS−RラッチFF18から構成する。
Description
試験を行ったり、また、これらの通信装置自身の回路試
験を行うにあたり、試験信号の誤り検出や、誤り同期な
どを防止するためのパラレルデータのシリアル同期保護
回路に関する。
いた誤り検出回路を示す説明図であり、生成多項式X15
+X+1のPNパターンの誤り検出回路の一例を示した
ものである。
ットパラレルのPNパターン発生回路、33は誤りビッ
ト検出回路、34は同期保護回路である。この誤り検出
回路においては、2−1セレクタ31は最初“B”側に
設定されており、8ビットのパラレル入力信号を受ける
と、その信号をPNパターン発生回路32のFF(フリ
ップフロップ)に取り込み、外部に同期したPNパター
ンを発生する。
生したPNパターンと入力信号との排他的論理和(E−
OR)をとり、同期保護回路34で同期確保を行い、同
期が確保された時点で、2−1セレクタ31を“A”側
に切り換え、PNパターン発生回路32が自走を行うよ
うになっている。
4は、フリップフロップ34aをFF1〜FF3まで3
個設けた4段シフトの構成となっている。すなわち、一
般に、PNパターンの誤り検出回路においては、30段
の同期保護段数が設定されており、8ビットのパラレル
信号単位で誤りを検出するため、誤りのない8ビットの
信号が4段連続することで同期確立とみなすようにして
いた。そして、同期確立後は、フリップフロップ34b
から2−1セレクタ31へ切り換え信号を出力するよう
にしていた。
この種の同期保護回路34においては、フリップフロッ
プ34aを3個設けた4段シフトの構成で同期保護段数
をとるようにしていたため、実際には30段の同期保護
段数でよいにもかかわらず、8ビット×4段=32ビッ
トの同期保護段数となっていた。したがって、同期保護
段数が8ビットの整数倍でなく、ビット単位で規定され
たときには、正確に同期保護段数が確保されないという
問題があった。
力データをP/S(パラレル/シリアル)変換してシリ
アルデータに並び換え、図9に示すようなシリアルデー
タの誤り検出回路として同期保護をとることが考えられ
る。
2はPNパターン発生回路、43は誤りビット検出回
路、44は同期保護回路である。この同期保護回路44
であれば、フリップフロップ44aをFF1〜FF29
まで29個用いているので、正確に30段の同期保護段
数をとることができる。しかしながら、このように誤り
検出回路をシリアル回路とした場合には、P/S変換を
行う際、速度の速いクロックが必要となり、実現が困難
である。
護段数がビット単位で規定された時でも正確に同期保護
段数をカウントすることの可能な同期保護回路が望まれ
ていた。
されたもので、パラレル入力データに対し、P/S変換
を行うことなく、ビット単位で正確に同期保護段数をカ
ウントすることが可能なパラレルデータのシリアル同期
保護回路を提供するものである。
のパラレル入力データを、所定ビット単位で特定パター
ンのデータと比較し、パラレル入力データの誤りビット
を検出する誤りビット検出回路11と、誤りビット検出
の結果、全ビットが有効であるときには、その有効ビッ
ト数を出力し、誤りビットが存在するときには、最も上
位の誤りビットよりも上位に存在する有効ビット数を出
力する上位有効ビット数出力回路12と、誤りビット検
出の結果、誤りビットが存在するときには、最も下位の
誤りビットよりも下位に存在する有効ビット数を出力す
る下位有効ビット数出力回路13と、有効ビット数の累
計値を記憶する有効ビット数レジスタ14と、有効ビッ
ト数レジスタ14に記憶されている累計有効ビット数
に、上位有効ビット数出力回路12から出力された有効
ビット数を加算する加算回路15と、誤りビット検出の
結果、全ビットが有効であるきには、有効ビット数レジ
スタ14に、加算回路15によって加算された有効ビッ
ト数を累計させ、誤りビットが存在するときには、有効
ビット数レジスタ14に、現在の記憶内容を消去させる
と共に、下位有効ビット出力回路13から出力された有
効ビット数を新たに記憶させる選択回路16と、加算回
路15によって加算された有効ビット数を同期保護のた
めの基準ビット数と比較する比較回路17と、比較回路
17による比較の結果、有効ビット数の累計が同期保護
のための基準ビット数を越えたときには、パラレル入力
データと同期がとれたと判定する判定回路18を備えて
なるパラレルデータのシリアル同期保護回路である。
路においては、誤りビット検出回路11によってパラレ
ル入力データの誤りビットが検出されるとき、所定ビッ
ト単位における有効パターンが、複数の規定パターンの
内、どの規定パターンと一致しているのかを検出するパ
ターン一致検出回路21を、さらに備え、選択回路16
が、誤りビット検出の結果、全ビットが有効であるきに
は、有効ビット数レジスタ14に、現在記憶されている
有効ビット数を再度記憶させ、誤りビットが存在すると
きには、有効ビット数レジスタ14に、現在の記憶内容
を消去させると共に、下位有効ビット出力回路13から
出力された有効ビット数を新たに記憶させる選択回路2
2から構成され、比較回路17が、加算回路15によっ
て加算された有効ビット数を、パターン一致検出回路2
1の複数の規定パターンに応じてそれぞれ設定され、同
期保護のための基準ビット数から所定ビットの整数倍を
引いた残りの有効ビット数と比較する比較回路23から
構成されたものであってもよい。
で、所定ビットのパラレル入力データを、所定ビット単
位で、例えばPNパターンのような特定パターンのデー
タと比較する。
効ビット数レジスタ14の記憶内容を消去して、有効ビ
ット数レジスタ14に、最も下位の誤りビットよりも下
位に存在する有効ビット数を新たに記憶させて、この時
点から同期保護ビット数の累計カウントを開始する。
効なビットが続くときには、加算回路15によって、有
効ビット数レジスタ14に有効ビット数を加算すること
により、有効ビット数の累計カウントを継続してゆく。
この間、常に、加算回路15によって加算された有効ビ
ット数を、同期保護のための基準ビット数と比較し、比
較の結果、基準ビットを越えているときには、パラレル
入力データと同期がとれたと判定する。
は、有効ビット数レジスタ14に累計されている有効ビ
ット数に、最も上位の誤りビットよりも上位に存在する
有効ビット数を最終的に加算し、この加算した有効ビッ
ト数を、同期保護のための基準ビット数と比較し、比較
の結果、基準ビットを越えているときには、パラレル入
力データと同期がとれたと判定する。
は、有効ビット数レジスタ14の記憶内容を消去し、有
効ビット数レジスタ14に、最も下位の誤りビットより
も下位に存在する有効ビット数を新たに記憶して、この
時点から、再度同期保護ビット数の累計カウントを開始
する。
最も下位の誤りビットよりも下位に存在する有効ビット
数を求めるとともに、最も上位の誤りビットよりも上位
に存在する有効ビット数を求めて、有効ビット数のビッ
ト単位での正確な累計値を同期保護のための基準ビット
数と比較するので、所定ビットのパラレル入力データに
対し、ビット単位で正確に保護段数をカウントすること
ができる。
りのないデータ列と誤りのあるデータ列を別々にカウン
トするようにした場合には、加算のための桁数を最小限
におさえて、同期保護の高速化を図ることができる。
を詳述する。なお、これによってこの発明が限定される
ものではない。図1はこの発明の同期保護回路を用いた
誤り検出回路の一実施例を示す回路説明図であり、生成
多項式X15+X+1のPNパターンの誤り検出回路を示
したものである。
は8ビットパラレルのPNパターン発生回路、3は誤り
ビット検出回路、4は同期保護回路である。この誤り検
出回路においては、入力信号は生成多項式X15+X+1
のPNパターンを持つ8ビットのパラレル信号である。
また、PNパターン発生回路2は、X15+X+1の8ビ
ット並列のPNパターン発生回路であり、保護段数は3
0ビットの保護段数である。
る。2−1セレクタ1は最初“B”側に設定されおり、
8ビットのパラレル入力信号を受けると、その信号をP
Nパターン発生回路2のFF(フリップフロップ)に取
り込み、外部に同期したPNパターンを発生する。
したPNパターンと入力信号との排他的論理和(E−O
R)をとり、同期保護回路4で同期確保を行い、同期が
確保された時点で、2−1セレクタ1を“A”側に切り
換え、PNパターン発生回路2が自走を行う。その間、
誤りビットの検出は、PNパターン発生回路2が外部デ
ータに同期しているのか、あるいは自走しているのか、
にかかわらず行われる。
である。この図において、11は図1で示した誤りビッ
ト検出回路3の詳細を示すものであり、E−OR回路で
ある。E−OR回路11は、8ビットのパラレル入力デ
ータを、PNパターン発生回路2からのデータと8ビッ
ト単位で比較する。すなわち、この比較においては、排
他的論理和(エクスクルーシブOR:E−OR)をと
り、パラレル入力データの誤りビットを検出する。
り、誤りビット検出の結果、全ビットが有効であるとき
には、その有効ビット数を出力し、誤りビットが存在す
るときには、最も上位の誤りビットよりも上位に存在す
る有効ビット数を優先的に出力する。13は第2プライ
オリティエンコーダであり、誤りビット検出の結果、誤
りビットが存在するときには、最も下位の誤りビットよ
りも下位に存在する有効ビット数を優先的に出力する。
14は有効ビット数の累計値を記憶するレジスタであ
る。
タ14に記憶されている累計有効ビット数に、第1プラ
イオリティエンコーダ12から出力された有効ビット数
を加算する。
結果、誤りビットがないとき、つまり全ビットが有効で
あるときには、“無”側を選択して、レジスタ14に、
加算回路15によって加算された有効ビット数を累計さ
せる。また、誤りビットが存在するときには、“有”側
を選択して、レジスタ14に、現在の記憶内容を消去さ
せると共に、第2プライオリティエンコーダ13から出
力された有効ビット数を新たに記憶させる。
かを比較するコンパレータ(COMP)であり、加算回
路15によって加算された有効ビット数を30ビットの
同期保護段数と比較する。
FF(フリップフロップ)であり、コンパレータ17に
よる比較の結果、有効ビット数の累計が30ビットを越
えたときには、パラレル入力データと同期がとれたと判
定し、2−1セレクタ1に切り換え信号を送る。
なる。同期引き込み時には、まず、現在の保護段数を記
憶するレジスタ14をクリアーして、保護段数のカウン
トを“0”に設定する。また、パラレル入力信号をPN
パターン発生回路2に取り込むため、S−RラッチFF
18に同期引き込み開始信号を与え、S−RラッチFF
18から2−1セレクタ1にセレクトパルスを与えて、
2−1セレクタ1に“B”側を選択させる。
発生回路2より発生したPNパターンと入力信号との排
他的論理和をとり、第1プライオリティエンコーダ12
と第2プライオリティエンコーダ13を用いて、入力信
号のMSBとLSBから誤りがあるまでの正しいデータ
数、つまり有効ビット数の符号化を行う。
りビットがある場合、入力信号のMSB側から数えた最
小の有効ビット数を優先的に出力し、第2プライオリテ
ィエンコーダ13は、誤りビットがある場合、入力信号
のLSB側から数えた最小の有効ビット数を優先的に出
力するようになっている。
結果、誤りビットがない場合には、セレクタ16は
“無”側のデータを選択するため、レジスタ14に記憶
されている有効ビット数に第1プライオリティエンコー
ダ12から出力された有効ビット数が加算され、それが
レジスタ14に再度書き込まれて有効ビット数が累計さ
れてゆく。
結果、誤りビットがある場合には、セレクタ16は
“有”側のデータを選択するため、レジスタ14で現在
までカウントされていた有効ビット数は消去され、第2
プライオリティエンコーダ13から出力された有効ビッ
ト数がレジスタ14に新たに書き込まれる。
ンパレータ17で比較され、設定した保護ビット数をク
リアーした場合には、S−RラッチFF18がリセット
されて、2−1セレクタ1が切り換わり、PNパターン
発生回路2への入力信号の取り込みが停止され、同期が
確保される。同期測定開始後、上記の処理を繰り返し行
う事により、ビット単位で正確に保護段数をカウントす
る事ができる。
結果を示す説明図であり、実際に同期が確保されるまで
の過程を、従来の同期保護回路による結果と本発明の同
期保護回路による結果とで比較したものである。
3”における8ビット単位での誤りビット検出の結果を
示しており、誤りのなかったビットデータには番号を付
し、誤りのあったビットデータには斜線を付して示して
いる。
ーンで誤りが検出されたとすると、従来の方式では、4
段(8ビット×4段=32ビット)の保護をとるので、
保護段数のカウントが“2”の時には、規定の保護段数
をクリアーすることができない。しかしながら、この場
合には実際は誤りのないデータが30ビット続いている
ので、本来であれば同期が確保されなければならない。
また、で示すようなパターンの場合は、従来の4段保
護で考えられる最悪の場合の誤りビットのデータ配置で
あり、ビット単位で考えると、誤りのないデータが38
ビット続いているにもかかわらず、同期がとれないとい
う結果となる。
発明による同期保護回路4を用いた場合、のパターン
では、最初の誤りが時刻“1”の8ビット中のMSBに
あるので、その残り7ビットと、最後の誤りが時刻
“4”の8ビット中のLSBにあるので、その誤りがあ
るまでの残り7ビットと、誤りのない時刻“2”と時刻
“3”の16ビットが有効となり、合計30ビットで保
護段数がクリアーされ、同期が確保される。
“7”の8ビット中のMSBにあるので、その残り7ビ
ットと、最後の誤りが時刻“11”の8ビット中にある
までに、時刻“8”,時刻“9”,時刻“10”に24
ビットの誤りのないデータがあるので、その24ビット
との合計31ビットで保護段数がクリアーされ、同期が
確保される。
ビットが存在するが、この時には、第1プライオリティ
エンコーダ12からは、1個目の誤りデータよりもMS
B側に存在する正しいデータ数である“1”が出力さ
れ、第2プライオリティエンコーダ13からは、2個目
の誤りデータよりもLSB側に存在する正しいデータ数
である“2”が出力される。この場合、誤った2ビット
の間にある3ビットのデータは無効として処理される。
護にプライオリティエンコーダ(優先順位付きエンコー
ダ)を用いる事により、N(Nは任意の自然数)並列の
パラレル入力データに対し、P/S変換することなく、
ビット単位で正確に保護段数をカウントすることができ
る。
明図である。この実施例の同期保護回路は、先の実施例
の同期保護回路において、同期保護段数をN(Nは任意
の自然数)段に増やした場合、加算回路15の桁数が増
え、遅延が増大するが、その問題を解決するために考え
出された回路であり、N段の同期保護段数に対応可能な
回路となっている。
おいては、加算回路15で、レジスタ14と第1プライ
オリティエンコーダ12との加算を行い、その加算結果
を再度レジスタ14に書き込むため、保護段数を任意の
N段に増やした場合、加算回路15の桁数が増え、遅延
が増大する。したがって、この実施例においては、加算
回路15にかかる遅延を最小限におさえるために、誤り
のないデータ列に対しては、そのデータ列を1段と考
え、誤りのあるデータ列に対しては、第1プライオリテ
ィエンコーダ12と第2プライオリティエンコーダ13
を用いてカウントする事により、加算回路15の桁数を
最小限におさえ、高速化を図るようにしている。
た例を示す(ただし、入力データは8ビットのパラレル
信号とする)。
桁数を4桁にすることができるので、この加算回路15
によって生ずる遅延を最小限におさえることができる。
例と同じ構成要素には同一の参照番号を付し、その説明
を省略する。また、入力信号は先の実施例と同じ8ビッ
トのパラレル信号であり、保護段数も先の実施例と同じ
30ビットの保護段数として説明する。
パターン一致検出回路である。パターン一致検出回路2
1は、E−OR回路11によってパラレル入力データの
誤りビットが検出されるとき、8ビット単位における有
効パターンが、複数の規定パターンの内、どの規定パタ
ーンと一致しているのかを検出する。
誤りビットがないとき、つまり全ビットが有効であると
きには、“無”側を選択して、レジスタ14に、現在記
憶されている有効ビット数をそのまま再度記憶させる。
また、誤りビットがあるときには、“有”側を選択し
て、レジスタ14に、現在の記憶内容を消去させると共
に、第2プライオリティエンコーダ13から出力された
有効ビット数を新たに記憶させる。
算された有効ビット数を、パターン一致検出回路21の
複数の規定パターンに応じてそれぞれ設定された有効ビ
ット数と比較する。つまり、同期保護のためのN(Nは
任意の自然数)段のビット数から8ビットの整数倍を引
いた残りの有効ビット数である、14段及び6段のビッ
ト数と比較する。
したように4桁の加算回路ですむようになっている。す
なわち、図3に示したように、入力データが8ビットの
パラレル信号である場合、誤りがある2つのデータ列に
対して、連続して最大、7ビット+8ビット=15ビッ
トの誤りのないデータが考えられる。この7ビット+8
ビット=15ビットの2進演算を行うには、最大4桁の
加算回路があればよいため、加算回路15は4桁の加算
回路となっている。
明図である。この図に示すように、パターン一致検出回
路21は、4段のフリップフロップ21aと3つのAN
D(A),(B),(C) 回路21bから構成されている。
トの保護をとるためには、図3に示したのパターン
(8ビットパラレルのデータが5連続)が最大と考えら
れるため、4段のフリップフロップとなっている。
は、誤りがある8ビットのデータ列を“×”として示
し、誤りのない8ビットのデータ列を“○”として示せ
ば、AND(A) 回路21bは、誤りが×○○×(T1,
T2,T3,T4)のパターンである事を確認するもの
であり、このパルス出力は、比較回路23の比較結果の
有効・無効パルスとして使用する。
×(T1,T2,T3,T4,T5)のパターンである
事を確認するものであり、このパルス出力は、比較回路
23の比較結果の有効・無効パルスとして使用する。
(T1,T2,T3,T4)のパターンである事を確認
するものであり、このパルス出力は、比較回路23の比
較結果の有効・無効パルスとして使用する。
この図に示すように、比較回路23は、14段の保護段
数を確認するための第1コンパレータ23a、6段の保
護段数を確認するための第2コンパレータ23b、及
び、同じく6段の保護段数を確認するための第3コンパ
レータ23cの3つのコンパレータと、パターン一致検
出回路21で検出したパターンとアンドをとるための3
つのAND(A),(B),(C)回路23dと、3つのAND
(A),(B),(C) 回路23dの内のいずれかが一致した場合
のオアをとるOR回路23eとから構成されている。
検出回路21で検出された×○○×のパターン時に、保
護段数30ビットをクリアーできる最低のビット数を検
出する回路である。パターン一致検出回路21で検出さ
れた○○の部分は、誤りのないデータ列が2回=16ビ
ット続いた事を示すもので、第1コンパレータ23aで
は、その前後の×で示す誤りがあるデータ列に対して有
効なデータ(誤りのないデータ)のみ比較すれば良い。
よって、30ビット−16ビット=14ビット以上有効
なデータがある場合、保護段数をクリアできるようにな
っている。
があるデータ列に関しては、第2プライオリティエンコ
ーダ13(8ビットパラレルデータのLSBから数えて
最初に誤りがあるまでの誤りのないデータ数)の値=レ
ジスタ14の値であり、次に誤りがあるデータ列に関し
ては、第1プライオリティエンコーダ12(8ビットパ
ラレルデータのMSBから数えて最初に誤りがあるまで
の誤りのないデータ数)の値である。
検出回路21で検出された×○○○×のパターン時に、
保護段数30ビットをクリアできる最低のビット数を検
出する回路である。パターン一致検出回路21で検出さ
れた○○○の部分は、誤りのないデータ列が3回=24
ビット続いた事を示すもので、第2コンパレータ23b
では、その前後の×で示す誤りがあるデータ列に対して
有効なデータ(誤りのないデータ)のみ比較すれば良
い。よって、30ビット−24ビット=6ビット以上有
効なデータがある場合、保護段数をクリアできるように
なっている。
があるデータ列に関しては、第2プライオリティエンコ
ーダ13の値=レジスタ14の値であり、次に誤りがあ
るデータ列に関しては、第1プライオリティエンコーダ
12の値である。
検出回路21で検出された×○○○のパターン時に、保
護段数30ビットをクリアできる最低のビット数を検出
する回路である。パターン一致検出回路21で検出され
た○○○の部分は、誤りのないデータ列が3回=24ビ
ット続いた事を示すもので、第3コンパレータ23cで
は、その1個前の×で示す誤りがあるデータ列に対して
有効なデータ(誤りのないデータ)のみ比較すれば良
い。よって、30ビット−24ビット=6ビット以上有
効なデータがある場合、保護段数をクリアできるように
なっている。ここで示す有効なデータとは、最初に誤り
があるデータ列に関しては、第2プライオリティエンコ
ーダ13の値=レジスタ14の値である。
タ23aで比較された結果の有効・無効を制御するもの
であり、パターン一致検出回路21のAND(A) 回路2
1bで検出されたパルスが“H(ハイ)”の時のみ有効
となる。
タ23bで比較された結果の有効・無効を制御するもの
であり、パターン一致検出回路21のAND(B) 回路2
1bで検出されたパルスが“H”の時のみ有効となる。
タ23cで比較された結果の有効・無効を制御するもの
であり、パターン一致検出回路21のAND(C) 回路2
1bで検出されたパルスが“H”の時のみ有効となる。
OR回路23eは、同期保護段数30ビットをクリアー
できたか否かを検出するゲートである。
の動作結果を示す説明図である。図の上半分は、時刻
“1”から時刻“11”における8ビット単位での誤り
ビット検出の結果を示しており、誤りのなかったビット
データには番号を付し、誤りのあったビットデータには
斜線を付して示している。
ーンで誤りが検出されたとすると、時刻“1”のデータ
列でMSBに誤りが発生しているので、セレクタ22
は、“有”側のデータを選択し、現在記憶している保護
段数を無効にし、第2プライオリティエンコーダ13の
値をレジスタ14に新たに書き込む。
りが検出されないので、2つのデータ列に関してはパタ
ーン一致検出回路21でカウントを行う。この間、セレ
クタ22は“無”側のデータを選択しているので、現在
記憶している保護段数をそのまま再度レジスタ14に書
き込む。
りが発生しているので、レジスタ14と第1プライオリ
ティエンコーダ12の結果を加算し、比較回路23で比
較を行い、設定された段数をクリアーしていれば、同期
を確保することができる。ただし、この場合、比較回路
23で比較された結果は、パターン一致検出回路21で
パターンの一致が検出された、という条件が満たされた
時のみ有効であり、条件が満たされていない時は無効と
なる。
は、図中、“(2) パターン一致検出”の欄で示す“A”
のパターン(×○○×)となり、で示すパターンにつ
いては、同様の動作で、同欄に示す“B”のパターン
(×○○○×)となって、同期が確保される。
数に対し、誤りのあるデータに関しては第1プライオリ
ティエンコーダ12とレジスタ14の値を加算し、誤り
のないデータ列に関してはパターン一致検出回路21に
おいて8ビット単位でパターンを一致させること、すな
わち、誤りのないデータ列と誤りのあるデータ列とを別
々にカウントすることにより、加算のための桁数を最小
限におさえて、同期保護の高速化を図ることができる。
るときには、最も下位の誤りビットよりも下位に存在す
る有効ビット数を求めるとともに、最も上位の誤りビッ
トよりも上位に存在する有効ビット数を求めて、有効ビ
ット数の累計値を同期保護のための基準ビット数と比較
するようにしたので、所定ビットのパラレル入力データ
に対し、ビット単位で正確に保護段数をカウントするこ
とができる。また、パターン一致検出回路を設けて、誤
りのないデータ列と誤りのあるデータ列を別々にカウン
トするようにした場合には、加算のための桁数を最小限
におさえて、同期保護の高速化を図ることができる。
の一実施例を示す回路説明図である。
説明図である。
る。
作結果を示す説明図である。
す説明図である。
明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 所定ビットのパラレル入力データを、所
定ビット単位で特定パターンのデータと比較し、パラレ
ル入力データの誤りビットを検出する誤りビット検出回
路(11)と、 誤りビット検出の結果、全ビットが有効であるときに
は、その有効ビット数を出力し、誤りビットが存在する
ときには、最も上位の誤りビットよりも上位に存在する
有効ビット数を出力する上位有効ビット数出力回路(1
2)と、 誤りビット検出の結果、誤りビットが存在するときに
は、最も下位の誤りビットよりも下位に存在する有効ビ
ット数を出力する下位有効ビット数出力回路(13)
と、 有効ビット数の累計値を記憶する有効ビット数レジスタ
(14)と、 有効ビット数レジスタ(14)に記憶されている累計有
効ビット数に、上位有効ビット数出力回路(12)から
出力された有効ビット数を加算する加算回路(15)
と、 誤りビット検出の結果、全ビットが有効であるきには、
有効ビット数レジスタ(14)に、加算回路(15)に
よって加算された有効ビット数を累計させ、誤りビット
が存在するときには、有効ビット数レジスタ(14)
に、現在の記憶内容を消去させると共に、下位有効ビッ
ト出力回路(13)から出力された有効ビット数を新た
に記憶させる選択回路(16)と、 加算回路(15)によって加算された有効ビット数を同
期保護のための基準ビット数と比較する比較回路(1
7)と、 比較回路(17)による比較の結果、有効ビット数の累
計が同期保護のための基準ビット数を越えたときには、
パラレル入力データと同期がとれたと判定する判定回路
(18)を備えてなるパラレルデータのシリアル同期保
護回路。 - 【請求項2】 誤りビット検出回路(11)によってパ
ラレル入力データの誤りビットが検出されるとき、所定
ビット単位における有効パターンが、複数の規定パター
ンの内、どの規定パターンと一致しているのかを検出す
るパターン一致検出回路(21)を、さらに備え、 選択回路(16)が、誤りビット検出の結果、全ビット
が有効であるときには、有効ビット数レジスタ(14)
に、現在記憶されている有効ビット数を再度記憶させ、
誤りビットが存在するときには、有効ビット数レジスタ
(14)に、現在の記憶内容を消去させると共に、下位
有効ビット出力回路(13)から出力された有効ビット
数を新たに記憶させる選択回路(22)からなり、 比較回路(17)が、加算回路(15)によって加算さ
れた有効ビット数を、パターン一致検出回路(21)の
複数の規定パターンに応じてそれぞれ設定され、同期保
護のための基準ビット数から所定ビットの整数倍を引い
た残りの有効ビット数と比較する比較回路(23)から
なる請求項1記載のパラレルデータのシリアル同期保護
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28701993A JP3230172B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | パラレルデータのシリアル同期保護回路 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP28701993A JP3230172B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | パラレルデータのシリアル同期保護回路 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07143116A true JPH07143116A (ja) | 1995-06-02 |
JP3230172B2 JP3230172B2 (ja) | 2001-11-19 |
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---|---|---|---|
JP28701993A Expired - Fee Related JP3230172B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | パラレルデータのシリアル同期保護回路 |
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JP (1) | JP3230172B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110583083A (zh) * | 2017-05-05 | 2019-12-17 | 高通股份有限公司 | 针对无线系统的调度请求 |
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1993
- 1993-11-16 JP JP28701993A patent/JP3230172B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN110583083A (zh) * | 2017-05-05 | 2019-12-17 | 高通股份有限公司 | 针对无线系统的调度请求 |
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