JPH0714268Y2 - 給紙カセットの種別検出装置 - Google Patents

給紙カセットの種別検出装置

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JPH0714268Y2
JPH0714268Y2 JP1988025197U JP2519788U JPH0714268Y2 JP H0714268 Y2 JPH0714268 Y2 JP H0714268Y2 JP 1988025197 U JP1988025197 U JP 1988025197U JP 2519788 U JP2519788 U JP 2519788U JP H0714268 Y2 JPH0714268 Y2 JP H0714268Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は給紙カセットの種別検出装置に関するものであ
り、特に、検出すべき給紙カセットの種類(種別)が増
加しても、その構成をあまり変える必要のない給紙カセ
ットの種別検出装置に関するものである。
(従来の技術) 電子写真複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等(以
下、単に画情報出力装置という)においては、給紙カセ
ット内に記録用紙を収納して、画情報の出力を行うもの
がある。
このような画情報出力装置では、装着された給紙カセッ
ト内にどのようなサイズの記録用紙が収納されている
か、すなわち給紙カセットの種別を自動的に検出する必
要がある。
従来の給紙カセットの種別検出装置においては、画情報
出力装置の給紙カセット固定部に複数のリードスイッチ
を設けると共に、給紙カセットにマグネットを設け、こ
れらの組み合わせにより給紙カセットの種別を検出する
ようにしている。
第7図はこのような従来の給紙カセットの種別検出装置
の概略ブロック図である。
図において、1は、当該給紙カセットの種別検出装置が
配置される画情報出力装置を制御するマイクロコンピュ
ータであり、周知のように、CPU2、ROM3、RAM4、入出力
インターフェース5、およびこれらを接続する共通バス
6より構成されている。
当該画情報出力装置の各種構成要素9、および給紙カセ
ット100の装着部(図示せず)に配置されたリードスイ
ッチ7A〜7Dは、前記入出力インターフェース5に接続さ
れている。
給紙カセット100には、該給紙カセット100が当該画情報
出力装置内に装着された場合に、前記各リードスイッチ
7A〜7Dと対向する位置に、マグネットが固着されてい
る。前記マグネットは、各給紙カセット内に収納される
記録用紙のサイズに応じて、その取り付け位置および取
り付け個数が定められている。この例においては、前記
各リードスイッチ7A〜7Dのそれぞれと対向するように、
4つのマグネット8A〜8Dが固着されている。
以上の構成を有する従来の給紙カセットの種別検出装置
において、給紙カセット100を当該画情報出力装置内に
矢印A方向に装着すれば、給紙カセット100内に収納さ
れた記録用紙のサイズに応じて、リードスイッチ7A〜7D
のオン/オフ信号の組み合わせが異なるようになる。し
たがって、このオン/オフ信号の組み合わせを前記マイ
クロコンピュータ1で判別するようにすれば、給紙カセ
ット100の種別を検出することができる。
前記の例のように、リードスイッチを4個設けるように
すれば、前記オン/オフ信号の組み合わせは16通りとな
り、検出できる給紙カセットの種別も16種となる。
(考案が解決しようとする課題) 上記した従来の技術は、次のような問題点を有してい
た。
すなわち、複数個設けられたリードスイッチのオン/オ
フ信号の組み合わせにより、給紙カセットの種別を検出
するようにしているので、前述したように、検出すべき
給紙カセットの種別が増えると、リードスイッチおよび
マグネットの個数、ならびに入力ポートの数を増加させ
る必要がある。
この結果、当該給紙カセットの種別検出装置、ひいては
該種別検出装置が適用される画情報出力装置の構成が複
雑となり、またその製作費が増大する。
さらに、その故障率も高くなる。
本考案は、前述の問題点を解決するためになされたもの
である。
(課題を解決するための手段および作用) 前記の問題点を解決するために、本考案は、給紙カセッ
トに反射率の異なる色または表面処理により構成された
縞模様を、給紙カセットの種別に応じた本数だけ設ける
と共に、この縞模様に対応して“1"および“0"の信号が
出力される光学的センサを設け、前記給紙カセットが装
着されるときに、前記センサより“1"または“0"の信号
が何個出力されたかにより、その給紙カセットの種別を
判別するようにした点、および既存の給紙有無検出セン
サから計数停止信号を出力するようにした点に特徴があ
る。
これにより、検出すべき給紙カセットの種別が増加して
も、前記光学的センサ、該センサの入力ポート等の数を
増加させる必要がないという作用効果新たに計数停止用
の手段を追加することなく、計数の停止を行うことがで
き、縞模様に対応する信号の変化を性格に計数すること
ができる作用効果を生じさせることができる。
(実施例) 以下に、図面を参照して、本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例の概略ブロック図である。第
2図において、第7図と同一の符号は、同一または同等
部分を表している。
第2図において、給紙カセット100のケーシング(側
面、下面、または上面)には、マークシール20が貼られ
ている。このマークシール20は、紙、プラスチックシー
ト等のシート状部材に、第3図に関して後述するような
縞模様が形成されたものである。
当該給紙カセットの種別検出装置が配置される画情報出
力装置のマイクロコンピュータ1には、図示されるよう
に、当該画情報出力装置の各種構成要素9、当該画情報
出力装置の、給紙カセット挿入部(図示せず)の所定位
置に配置された縞模様検出センサ10、および給紙カセッ
ト内に収納された記録用紙の有無を検出する用紙有無検
出センサ30が接続されている。
前記縞模様検出センサ10は、この例においては、赤外線
等を放射する、例えばLED等の発光素子と、赤外線等を
受光する受光素子とより成る反射型センサである。この
縞模様検出センサ10は、給紙カセット100が前記給紙カ
セット挿入部に装着(矢印A方向)される際に、該給紙
カセット100のケーシングに貼られたマークシール20に
記録されたデータを読み取ることができるように、前記
給紙カセット挿入部に配置される。
前記用紙有無検出センサ30は、給紙カセット100が前記
給紙カセット挿入部内に完全に装着された場合に、該給
紙カセット100内に記録用紙が収納されているか否かを
検出する。この用紙有無検出センサ30の構成は、第5図
に関して後述する。
第3図は給紙カセット100に貼られたマークシール20の
拡大図である。
第3図において、マークシール20の表面は、白色部21お
よび黒色部22の縞模様となるように形成されている。そ
して、前記マークシール20は、この縞模様が給紙カセッ
ト100の挿入方向Aに変化するように、給紙カセット100
のケーシングに貼られている。
このマークシール20の白色部21は、該マークシール20が
貼られる給紙カセット100の種別に応じた数だけ形成さ
れている。つまり、当該給紙カセットの種別検出装置に
より、A3縦、A4縦、A4横、A5縦、A5横、B4縦、B5縦、B5
横、リーガルサイズ縦、レターサイズ縦、およびハガキ
サイズ縦の11種の給紙カセットの種別検出を行う場合に
は、それぞれの種別の給紙カセットに、0〜10個の白色
部21を有するマークシールを貼る。
また、前記マークシール20が固着される給紙カセット10
0のケーシングの反射率は、この例においては、前記マ
ークシール20の黒色部22とほぼ同様であるものとする。
さて、前記縞模様検出センサ10が前記マークシール20の
白色部21からの反射光を検出した場合における、該縞模
様検出センサ10の出力信号を“1"とし、前記黒色部22か
らの反射光を検出した場合における、該縞模様検出セン
サ10の出力信号を“0"とすると、マークシール20が貼ら
れた給紙カセット100が、当該画情報出力装置の給紙カ
セット挿入部に装着される際には、前記縞模様検出セン
サ10の出力信号は、第4図のように変化する。
第4図は、第3図に示されたようなマークシール20が貼
られた給紙カセット100を、当該画情報出力装置内にほ
ぼ等速度で挿入した場合に、縞模様検出センサ10より出
力される信号のタイムチャートである。このように、マ
ークシール20に白色部21が10か所形成されている場合
は、給紙カセット20の挿入速度および速度変化に関係な
く、縞模様検出センサより10個のパルスが出力される。
つぎに、前記用紙有無検出センサ30を説明する。この用
紙有無検出センサ30は、当該画情報出力装置に給紙カセ
ット100が装着されていて、かつ該給紙カセット100内に
記録用紙が収納されているか否かを検出する。画情報出
力装置には、通常、このような用紙有無検出センサ30が
設けられていて、該用紙有無検出センサ30の出力信号を
用いられて、その画情報出力および印刷動作が制御され
る。
第5図は、当該画情報出力装置の給紙カセット挿入部近
傍の縦断面図である。この図においては、給紙カセット
100は、前記挿入部内に完全に挿入されている状態で示
されている。
第5図において、給紙カセット100には、その挿入部側
に、案内板101が設けられている。この案内板101の、前
記給紙カセット100の挿入部側には、開口部102が形成さ
れている。また、前記案内板101の、前記給紙カセット1
00の挿入部側は、スプリング103により、上方に偏倚さ
れている。
用紙有無検出センサ30は、例えばマイクロスイッチ等の
切換えスイッチであり、その接点切換え制御(オン/オ
フ制御)を行うためのアーム31を備えている。このアー
ム31は、スプリング等の手段により、常に用紙有無検出
センサ30より突出する方向に付勢されている。また、こ
の用紙有無検出センサ30は、前記アーム31が前記本体側
に押圧されている場合に、その出力信号が“1"となるよ
うに構成されている。
前記用紙有無検出センサ30は、前記給紙カセット100が
画情報出力装置の給紙カセット挿入部内に完全に挿入さ
れた場合において、そのアーム31が前記案内板101の開
口部102と対向するように、配置されている。
したがって、当該画情報出力装置内に給紙カセット100
が挿入されていない場合においては、前記用紙有無検出
センサ30の出力信号は“0"である。
また、第5図に示されるように、給紙カセット100が挿
入され、この給紙カセット100の案内板101上に記録用紙
104が載置されている場合には、前記アーム31は、該記
録用紙104により用紙有無検出センサ30の本体側に押圧
され、その出力信号は“1"となる。前記案内板101上に
記録用紙104が載置されていない場合には、前記アーム3
1は、符号31Aで示されるように、前記案内板101の開口
部102内に嵌入(矢印B方向)し、用紙有無検出センサ3
0の出力信号は“0"である。
なお、この用紙有無検出センサ30は、給紙カセット100
に記録用紙が収納されているか否かにかかわらず、該給
紙カセット100が完全に装着されたときに、一旦“1"信
号を出力するように構成されていても良い。
この例においては、前記用紙有無検出センサ30は、給紙
カセット100の挿入により、マークシール20のすべての
白色部21が縞模様検出センサ10により検出された後に、
その出力信号が“1"となるように取り付けられている。
換言すれば、前記縞模様検出センサ10の取り付け位置、
およびマークシール20の、給紙カセット100への取り付
け位置は、前記用紙有無検出センサ30より用紙有り信号
(“1"信号)が出力される前に、前記縞模様検出センサ
10によりマークシール20のすべての白色部21が検知され
るように設定されている。
第1図は本考案の一実施例の機能ブロック図である。第
1図において、第2図と同一の符号は、同一または同等
部分を表している。
第1図において、給紙カセット100に固着されたマーク
シール20を読み取る縞模様検出センサ10、および給紙カ
セット100内の記録用紙を検出する用紙有無検出センサ3
0は、カウント手段51に接続されている。
このカウント手段51は、前記縞模様検出センサ10より出
力される“1"信号、すなわちマークシール20の白色部21
の数をカウントする。また、前記カウント手段51は、前
記用紙有無検出センサ30より出力される“1"信号(用紙
有無信号)により、そのカウントを停止し、該カウント
値を給紙カセット種別テーブル52に出力する。
前記給紙カセット種別テーブル52には、給紙カセット10
0の種別と、該種別に対応するように各給紙カセット100
に固着されたマークシール20の白色部21の数とが、それ
ぞれ対応するように記憶されている。前記給紙カセット
種別テーブル52は、カウント手段51より出力されるカウ
ント値に対応する記録用紙のサイズを、制御装置53に出
力する。
前記制御装置53は、入力された給紙カセットの種別に基
づいて、当該画情報出力装置を制御する。
第6図は本考案の一実施例の動作を示すフローチャート
である。このフローチャートは、当該給紙カセットの種
別検出装置、すなわち該種別検出装置が適用される画情
報出力装置の電源スイッチが投入されることにより実行
される。
また、前記電源スイッチが投入されると、縞模様検出セ
ンサ10の発光素子も点灯される。
第6図において、まずステップS1では、カウント手段51
のカウント数Nが0に設定される。
つぎにステップS2においては、縞模様検出センサ10がマ
ークシール20の白色部21を検出したか否か、すなわち縞
模様検出センサ10より“1"が出力されたか否かが判別さ
れる。“1"が出力されていない場合は、当該処理はステ
ップS5に移行する。
“1"が出力されたと判別された場合は、ステップS3にお
いて、前記縞模様検出センサ10がマークシール20の黒色
部22を検出したか否か、すなわち縞模様検出センサ10よ
り“0"が出力されたか否かが判別される。
“0"が出力されたと判別された場合は、ステップS4にお
いて、カウント値Nに1が加算される。
つぎにステップS5においては、用紙有無検出センサ30が
給紙カセット100に収納された記録用紙を検出したか否
か、すなわち用紙有無検出センサ30より“1"が出力され
たか否かが判別される。“1"が出力されていない場合
は、当該処理はステップS2に戻る。
“1"が出力されたと判別された場合は、ステップS6にお
いて、カウント値Nに対応する給紙カセットの種別が、
給紙カセット種別テーブル52より読み出される。そし
て、その後当該処理は終了する。
さて、以上の説明より明らかなように、前記実施例にお
いては、給紙カセット100に固着されたマークシール20
の白色部21の数をカウントすることにより、該給紙カセ
ット100の種別を判別するように構成されているので、
該マークシール20を、例えばバーコードのように、あま
り正確に製作する必要がない。したがって、マークシー
ル20を容易に、かつ安価に製作することができる。
また、前記マークシール20の縞模様は、用紙有無検出セ
ンサ30により用紙有信号が出力されるまでの間に検出さ
れれば良いので、その給紙カセット100への取り付け位
置も、あまり厳密に設定される必要がない。
さらに、検出すべき給紙カセットの種別が増加する場合
においては、その増加につれて、マークシール20の白色
部21の数、および給紙カセット種別テーブル52にあらか
じめ登録する前記白色部21の数と給紙カセットの種別と
の対応データを増加させるだけで良い。換言すれば、縞
模様検出センサ10およびマークシール20の個数、ならび
に縞模様検出センサ10の入力ポートを増加させる必要が
ない。
したがって、当該給紙カセットの種別検出装置の構成が
複雑化せず、またその故障率が高くなるおそれがない。
(変形例) (1)前述の説明においては、マークシール20が固着さ
れる給紙カセット100のケーシングの反射率は、前記マ
ークシール20の黒色部22とほぼ同様であるものとした
が、本考案においては特にこれのみに限定されず、前記
白色部21とほぼ同様の反射率を有するものであっても良
い。
この場合は、給紙カセット100の、当該画情報出力装置
内への挿入が開始された際に出力される縞模様検出セン
サ10の“1"信号(給紙カセット100のケーシングを検出
した信号)も、カウント手段51によりカウントされるカ
ウント値Nに含まれることになるが、この場合は給紙カ
セット種別テーブル52内に、給紙カセット100のケーシ
ングを検出したことにより出力される“1"信号を含めた
カウント値と、給紙カセットの種別とを対応付けて記憶
させておくことにより、給紙カセットの種別を検出する
ことができる。
(2)前述の説明においては、マークシール20の白色部
21の数をカウントするものとしたが、本考案は特にこれ
のみに限定されることはなく、マークシール20の黒色部
22の数をカウントするようにしても良い。
(3)前述の説明においては、給紙カセット100に固着
されるマークシール20には、白色部21および黒色部22の
縞模様が形成されるものとして説明したが、この縞模様
は白色および黒色以外の色により構成されても良い。
つまり、本考案は、マークシール20の反射光を検出する
縞模様検出センサ10の出力信号の変化により、給紙カセ
ットの種別を検出すものであるから、前記縞模様検出セ
ンサ10の出力信号が“1"および“0"の変化をするような
反射率の色であれば、前記縞模様は白および黒以外の、
異なる反射率を有する2色の色により構成されても良
い。
また、同一の反射率を有する色であっても、その表面粗
さを変えることにより、反射率を変えることができ、こ
れにより、縞模様検出センサ10の出力信号を“1"および
“0"に変化させることが可能である。
(4)前述の説明においては、給紙カセット100に固着
されるマークシール20の白色部21の数は、給紙カセット
の種別に応じて設定されるものとした。
しかし、本考案は特にこれのみに限定されることはな
く、マークシール20の白色部21の数を、給紙カセットの
種別に関係なく一定としておき、給紙カセットの種別に
応じて縞模様検出センサ10の“1"信号の出力数が変化す
るように、該マークシール20の取り付け位置を、給紙カ
セット100の挿入方向(矢印A方向)に変化させるよう
にしても良い。
詳しく言えば、マークシール20の白色部21の数を、縞模
様検出センサ10が給紙カセットの種別に応じた数だけ検
出した後に、すなわち前記縞模様検出センサ10がマーク
シール20の白色部21の数をすべて検出する前に、用紙有
無検出センサ30が“1"信号を出力するような位置に、マ
ークシール20を取り付けることにより、給紙カセットの
種別に応じたカウント値がカウント手段51より出力され
るようになる。
これによにり、給紙カセットの種別を検出することがで
きる。
(5)前述の説明においては、マークシール20を検出す
るセンサは、発光素子および受光素子を有する反射型セ
ンサであるものとしたが、本考案においては特にこれの
みに限定されることはなく、受光素子のみより成るセン
サであっても良いことは当然である。
この場合、縞模様検出センサ10を当該画情報出力装置の
給紙カセット挿入部の奥深く配置すると、該縞模様検出
センサ10の感度が鈍くなるおそれがあるが、このような
ときは、該縞模様検出センサ10を、当該画情報出力装置
の外壁側に配置するようにすれば良い。
(6)前述の説明においては、マークシール20に反射率
の異なる縞模様が形成され、該マークシール20が給紙カ
セット100に貼られるものとして説明したが、本考案は
特にこれのみに限定されることはなく、給紙カセット10
0のケーシングに、直接反射率の異なる縞模様を形成す
るようにしても良いことは当然である。
(7)前記実施例においては、用紙有無検出センサ30か
ら用紙有り信号が出力されたときに、カウント手段51に
よるカウントが停止されるものとして説明したが、例え
ば当該画情報出力装置に用紙有無検出センサ30が設けら
れていない場合には、マークシール20に起因する“1"ま
たは“0"信号が縞模様検出センサ10より出力されてから
所定時間を計時し、該時間経過後に前記カウント手段51
によるカウントを停止するようにしても良い。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、次の
ような効果が達成される。
すなわち、検出すべき給紙カセットの種別が増加して
も、前記光学的センサ、該センサの入力ポート等の数を
増加させる必要がないので、当該給紙カセットの種別検
出装置の構成が複雑化することがなく、また、その故障
率が高くなることがない。
さらに、新たに計数停止信号を出力する計数停止手段を
設けることなく、既存の給紙有無検出センサを利用する
こにより実現でき、構成が簡単でかつ安価に実現できる
という効果、給紙カセットの装着完了時に、計数停止信
号を出力することができるので、計数の停止を確実に行
うことができる上に、正確な計数値を得ることができる
という効果、およびこの結果給紙サイズの検出を迅速か
つ正確に行うことができるという効果を奏することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の機能ブロック図である。 第2図は本考案の一実施例の概略ブロック図である。 第3図は給紙カセットに貼られたマークシールの拡大図
である。 第4図は給紙カセットを当該画情報出力装置内にほぼ等
速度で挿入した場合に縞模様検出センサより出力される
信号のタイムチャートである。 第5図は当該画情報出力装置の給紙カセット挿入部近傍
の縦断面図である。 第6図は本考案の一実施例の動作を示すフローチャート
である。 第7図は従来のカセットの種別検出装置の概略ブロック
図である。 1……マイクロコンピュータ、10……縞模様検出セン
サ、20……マークシール、21……白色部、22……黒色
部、30……用紙有無検出センサ、51……カウント手段、
52……給紙カセット種別テーブル、53……制御装置、10
0……給紙カセット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙カセットの種別を検出する給紙カセッ
    トの種別検出装置であって、 給紙カセットの装着時に該給紙カセットのケーシングと
    対向するように配置された、少くとも受光素子を有する
    光学的センサと、 前記給紙カセットの前記光学的センサと対向する部分に
    配置された給紙カセットの種別を表す縞模様と、 前記給紙カセットの装着完了時に、計数停止信号を出力
    すると共に、用紙の有無を検出する給紙有無検出センサ
    と、 前記給紙カセットの装着時に前記縞模様に対応して前記
    光学的センサより出力される信号の変化を計数し、前記
    計数停止信号に応じて計数を停止し、計数値を出力する
    計数手段と、 前記計数手段から出力された計数値に相当する値と給紙
    カセットの種別とが対応して記憶された用紙サイズテー
    ブルと、 前記計数手段から出力された計数値を前記用紙サイズテ
    ーブルに記憶された値に対応させて給紙カセットの種別
    を読み出す手段とを具備したことを特徴とする給紙カセ
    ットの種別検出装置。
  2. 【請求項2】前記縞模様は、シール状部材に形成され、
    該シール状部材は、前記給紙カセットに固着されたこと
    を特徴とする前記実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    給紙カセットの種別検出装置。
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