JPH07142365A - 多層レジストパターンの形成方法 - Google Patents

多層レジストパターンの形成方法

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JPH07142365A
JPH07142365A JP30727593A JP30727593A JPH07142365A JP H07142365 A JPH07142365 A JP H07142365A JP 30727593 A JP30727593 A JP 30727593A JP 30727593 A JP30727593 A JP 30727593A JP H07142365 A JPH07142365 A JP H07142365A
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JP
Japan
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line
resist
resist pattern
pattern
forming
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JP30727593A
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English (en)
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Toshiro Itani
俊郎 井谷
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 下地基板からの反射光を抑制する下層反射防
止膜のパタ−ニングを簡便にすることができる多層レジ
ストパタ−ンの形成方法を提供すること。 【構成】 半導体基板101上にi線用ノボラックレジス
ト102を形成し、その上層にKrFエキシマレ−ザ−用レジ
スト103を形成する(工程A)。次にKrFエキシマレ−ザ−
光を用いて選択的に露光・現像してKrF用レジストパタ
−ン103aを形成し(工程B)、続いてi線を用いて全面
露光・現像してi線用レジストパタ−ン102a)を形成す
る(工程C)ことにより、多層レジストパタ−ンを形成す
る。 【効果】 従来のドライエッチングを用いた場合の約5
倍のスル−プットを確保でき、寸法制御性が良好であ
り、微細パタ−ンを再現性良く形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反射防止層を有する多
層レジストパタ−ンの形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光リソグラフィでは、その露光光
にg線(436nm)又はi線(365nm)を用いたものであっ
て、そのレジストとしては、ベ−ス樹脂にノボラック樹
脂を用い、感光剤にナフトキノンジアジドを用いた溶解
抑止型のポジ型レジストが主流であった。
【0003】ところで、光リソグラフィにおいて、より
微細化が要求されつつあり、この微細化に有利な短波長
光であるエキシマレ−ザ−光を使用するリソグラフィが
必要となってきている。そして、この場合のレジストと
しては、従来のg線又はi線用のノボラックレジストで
は、光吸収が大きすぎ、良好なレジストパタ−ンが得ら
れず、また、感度も大幅に増大するという問題があっ
た。
【0004】しかしながら、光酸発生剤から発生する酸
触媒の増感反応を利用した化学増幅系レジストが提案さ
れ、このレジストが短波長、特に波長248nmのKrF
エキシマレ−ザ−光を用いたリソグラフィ用レジストと
して主流となりつつある。
【0005】この化学増幅系レジストの特徴は、非常に
透明性の高い樹脂を使用していることにある。そのた
め、下地基板からの反射光の影響が従来のg線又はi線
用レジストを用いたリソグラフィに対して大きくなり、
反射防止膜を用いる必要性が増してきた。
【0006】ここで、反射防止膜を使用して多層レジス
トパタ−ンを形成する従来法を、図4(工程A〜Cから
なる工程順断面図)に基づいて説明する。従来法では、
まず、図4工程Aに示すように、半導体基板401上に反
射防止膜402を形成し、その上層にKrFエキシマレ−
ザ−用レジスト403(膜厚:700nm)を形成する。
【0007】次に、図4工程Bに示すように、所望の半
導体集積回路パタ−ンを描いたマスク又はレチクル(図
示せず)を通して選択的に露光し、現像液で現像して上
層のフォトレジストパタ−ン(KrF用レジストパタ−
ン403a)を形成した後、図4工程Cに示すように、下層
の反射防止膜402を、酸素ガスを用いたドライエッチン
グによりパタ−ン形成(反射防止膜パタ−ン402aの形
成)を行っている。なお、図4工程B中の404は“KrF
露光・現像”、図4工程C中の405は“ドライエッチン
グ”を示す。
【0008】従来の反射防止膜を使用する方法として
は、上記図4工程Aに示すように、下層の反射防止膜40
2と上層のKrF用レジスト403からなる多層構造にて使
用される場合が主流であった。そして、下層の反射防止
膜402としては、従来のg線又はi線リソグラフィにお
いてはノボラック樹脂からなる有機系の反射防止膜が用
いられてきているが、KrFエキシマレ−ザ−リソグラ
フィおいても、それが継続的に用いられてきている。
【0009】この有機系反射防止膜は、感光性を有して
おらず、そのため、前記したとおり、下層の反射防止膜
402に対して酸素ガスを用いたドライエッチングにてパ
タ−ン形成を行っていた(図4工程C参照)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た下層反射防止膜402に対して酸素ガスを用いたドライ
エッチングにてパタ−ン形成を行う場合、ウェハ−1枚
あたり約5分間のエッチング時間を必要とし、パタ−ン
形成のスル−プットを低下させていた。
【0011】また、有機膜である下層反射防止膜402の
エッチングは、制御性が悪く、特に上層のレジストパタ
−ンとの選択比が殆ど1であって、被エッチング膜の下
地反射防止膜402の膜厚分だけ上層レジストパタ−ンが
エッチングされ、その結果、寸法制御性が大きく低下
し、また、レジストプロファイルも大きく劣化する欠点
があった。特に微細パタ−ン形成に対しては、このよう
な下層膜ドライエッチングに起因する上層のフォトレジ
ストパタ−ンの形状劣化及び寸法制御性劣化は、致命的
である。
【0012】本発明は、従来技術による上記問題点、欠
点に鑑み成されたものであって、その目的は、従来のド
ライエッチングを用いた場合の約5倍のスル−プットを
確保することができ、寸法制御性が良好であり、微細パ
タ−ンを再現性良く形成することができる多層レジスト
パタ−ンの形成方法を提供することにある。また、本発
明の目的は、簡便で、かつパタ−ン制御性が良好な多層
レジストパタ−ンの形成方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、下層の反射防
止膜として、g線又はi線用ノボラックレジストを用い
ることを特徴とし、従来法のようにドライエッチングを
用いることなく全面露光・現像してパタ−ン化すること
により、前記した目的とする多層レジストパタ−ンを形
成する方法を提供するものである。
【0014】即ち、本発明は、「(1) 半導体基板上にg
線又はi線用ノボラックレジスト層を形成する工程、
(2) その上層にi線より短波長(365nm未満)の光源用
のレジスト層を形成する工程、(3) 選択的に短波長光(3
65nm未満)を露光する工程、(4) i線、i線より長波
長光、又は広帯域光を全面に露光する工程、を含むこと
を特徴とする多層レジストパタ−ンの形成方法。」を要
旨とする。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について図1を参照し
て説明する。図1は、本発明の一実施例である多層レジ
ストパタ−ンの形成方法を示す工程A〜Cからなる工程
順断面図である。
【0016】本実施例では、まず、図1工程Aに示すよ
うに、半導体基板101上にi線用ノボラックレジスト102
(膜厚:100nm)を形成し、さらに、その上層にKrF
エキシマレ−ザ−用レジスト103(膜厚:700nm)を形成
する。
【0017】次に、図1工程Bに示すように、所望の半
導体集積回路パタ−ンを描いたマスク又はレチクル(図
示せず)を通してKrFエキシマレ−ザ−光(248nm)を
用いて選択的に露光し、アルカリ現像液で現像して上層
のフォトレジストパタ−ン(KrF用レジストパタ−ン1
03a)を形成する。なお、図1工程B中104は、上記の
“KrF露光・現像”を示す。
【0018】続いて、図1工程Cに示すように、i線(3
65nm)を用いて全面露光し、その後アルカリ現像液で
現像してi線用ノボラックレジストのパタ−ン(i線用
レジストパタ−ン102a)を形成する。なお、図1工程C
中105は、上記の“全面露光・現像”を示す。
【0019】ここで、図1に示す各工程の構造、状態に
ついて説明する。工程Aは、下層の反射防止膜であるi
線用ノボラックレジスト102(膜厚:100nm)と上層のK
rFエキシマレ−ザ−用レジスト103(膜厚:700nm)か
らなる多層構造を示している。
【0020】工程Bは、選択的にKrFエキシマレ−ザ
−光(248nm)を露光し、現像して上層のフォトレジス
トパタ−ン(KrF用レジストパタ−ン103a)を形成し
た状態を示している。工程Cは、i線(365nm)を用い
て全面露光し、現像して下地反射防止膜であるi線用レ
ジストパタ−ン102aを形成し、最終的に2層レジスト
パタ−ンが形成されている状態を示している。
【0021】図2は、i線用ノボラックレジストの光吸
収特性を示す図であり、図3は、KrFエキシマレ−ザ
−用レジストの光吸収特性を示す図である。本実施例に
おいて、下層反射防止膜として用いたi線用ノボラック
レジスト102は、図2に示すように、KrFエキシマレ
−ザ−光(248nm)に対して殆ど透過性を示さず、反射
防止膜として機能する。
【0022】一方、KrFエキシマレ−ザ−用レジスト
103は、図3に示すように、全面露光に用いるi線(365
nm)を96%程度透過する。従って、本実施例において
全面露光の露光量を適当に選ぶことにより、下層のi線
用ノボラックレジスト102を選択的に露光し、現像する
ことにより2層レジストパタ−ン(102a及び103a)を得
ることができる(図1工程C参照)。この時、全面露光の
露光量は、100mJ/cm2程度が好ましく、また、現像
時間は、30秒程度が望ましい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、多層レジ
ストパタ−ンを、ドライエッチングを用いることなく全
面露光現像を用いて簡便に得ることができ、そのため従
来のドライエッチングを用いた場合の約5倍のスル−プ
ットを確保することができる効果が生じる。さらに、本
発明の方法によれば、従来法の“有機膜である下層反射
防止膜のドライエッチング”に起因する上層フォトレジ
ストパタ−ンの形状劣化、寸法制御性劣化もなくなり、
微細パタ−ンを再現性良く形成することができ、特に微
細パタ−ン形成に対してその効果は大きく、矩形のフォ
トレジストパタ−ンを再現性よく形成することができる
効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である多層レジストパタ−ン
の形成方法を示す工程A〜Cからなる工程順断面図。
【図2】i線用ノボラックレジストの光吸収特性を示す
図。
【図3】KrFエキシマレ−ザ−用レジストの光吸収特
性を示す図。
【図4】従来の多層レジストパタ−ンの形成方法を示す
工程A〜Cからなる工程順断面図。
【符号の説明】
101 半導体基板 102 i線用ノボラックレジスト 102a i線用レジストパタ−ン 103 KrFエキシマレ−ザ−用レジスト 103a KrF用レジストパタ−ン 104 KrF露光・現像 105 全面露光・現像 401 半導体基板 402 反射防止膜 402a 反射防止膜パタ−ン 403 KrF用レジスト 403a KrF用レジストパタ−ン 404 KrF露光・現像 405 ドライエッチング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1) 半導体基板上にg線又はi線用ノボ
    ラックレジスト層を形成する工程、 (2) その上層にi線より短波長(365nm未満)の光源用
    のレジスト層を形成する工程、 (3) 選択的に短波長光(365nm未満)を露光する工程、 (4) i線、i線より長波長光、又は広帯域光を全面に露
    光する工程、 を含むことを特徴とする多層レジストパタ−ンの形成方
    法。
  2. 【請求項2】 前記(3)の工程における選択的に露光す
    る短波長光として、KrFエキシマレ−ザ−光(248n
    m)を用いることを特徴とする請求項1記載の多層レジ
    ストパタ−ンの形成方法。
  3. 【請求項3】 前記(3)の工程における選択的に露光す
    る短波長光として、ArFエキシマレ−ザ−光(193n
    m)を用いることを特徴とする請求項1記載の多層レジ
    ストパタ−ンの形成方法。
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