JPH07141419A - Cadシステム - Google Patents

Cadシステム

Info

Publication number
JPH07141419A
JPH07141419A JP5290794A JP29079493A JPH07141419A JP H07141419 A JPH07141419 A JP H07141419A JP 5290794 A JP5290794 A JP 5290794A JP 29079493 A JP29079493 A JP 29079493A JP H07141419 A JPH07141419 A JP H07141419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
drawing file
file
element data
relational
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5290794A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Ishikawa
貴之 石川
Yasumasa Kawashima
泰正 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5290794A priority Critical patent/JPH07141419A/ja
Publication of JPH07141419A publication Critical patent/JPH07141419A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】検討用図面の図面ファイルに記述されている部
品間の関係を、検討用図面から部品を切りだして生成し
た個々の部品図面の図面ファイルに継承し、部品図面上
で作業する設計者に提示する。 【構成】ピック判定手段5は、検討用ファイルから切り
出す部品の要素を判定し、ピック結果保持手段6に保存
する。関係検索手段8は、ピックされた各要素と他の要
素との間の関係を記述した関係データを抽出し407、
検索結果9に保存する。コピー手段7は、ピック結果保
持手段6および検索結果保持手段9の内容を新しい部品
ファイル32内部にコピーする。関連づけ手段10は、
コピ−した関係データが関係づける要素のIDを、部品
ファイル32内のコピ−された要素データのIDに書き
換える。対応する要素が部品ファイルにコピ−されてい
ない場合は、この要素のIDを、検討用ファイル内のコ
ピ−元の要素データへのポインタに書き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、設計者の設計作業を支
援するCADシステムに関し、特に、設計者が作成した設
計初期段階の検討用図面から、詳細な設計のために、検
討用図面に含まれる個々の部品を、その部品用の部品図
面に切り出し、さらに切りだした個々の部品の詳細な設
計を部品図面上で行なう作業を支援する技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のCADシステムによれば、ひとつ
の図面のデータは、製品の各部品の形状や配置や名称の
他、各部品の属性等を記述した、ひとつの図面ファイル
として記憶される。ここで、各部品のデータは、一般的
には、部品を構成する図形要素毎の要素データの集合と
して定義される。
【0003】また、従来、一つの図面中に含まれる部品
間の関係を、図面のデータとして記述することができる
CADシステムが知られている。このような、CADシ
ステムによれば、記述された関係に従い、ある部品の寸
法の変更に伴う他の図形要素の形状の変化、あるいは属
性値の変更などが自動的に行われる。
【0004】また、たとえば、特公平5−6910号公
報記載の装置のように、複数の図面間の関係を、部品の
階層構造に従って管理する技術が知られている。このよ
うな装置によれば、どの図面ファイルがどの図面ファイ
ルと関係づけられているかを検索することができる。
【0005】また、従来のCADシステムによれば、あ
る図面中に含まれる部品部分を、他の図面に複写するこ
とができる。
【0006】さて、通常の設計作業においては、設計者
は、まず、設計製品全体について、寸法、属性等の、お
おまかな設計、検討を検討用の図面上で行い、その後、
製品を構成する個々の部品の詳細な設計を、部品毎の個
々の図面上で行なう。
【0007】従来のCADシステムを用いて、設計者
は、このような設計作業を、作成した検討用図面から、
詳細に設計しようとする部品を構成する面等の図形要素
のデータを、その部品用の図面に複写し、この部品図面
上で、複写した部品を、さらに詳細に設計することによ
り行なっていた。
【0008】ここで、このような図面中の特定のデータ
の他の図面への複写(以下、「切りだし」と呼ぶ)を実
現する、従来のCADシステムにおける切りだし機構を
図19に、この切りだしの処理手順を図20に示す。
【0009】図示するように、ディスプレイ1000上
に、検討用図面が表示された状態で、切りだしコマンド
が、入力制御手段1より入力されると、切りだしコマン
ドは、コマンド解釈手段4に渡される。コマンド解釈手
段は、部品切り出しコマンドを解釈し、プロダクトデー
タ保持手段3内に保存されている、検討用図面を規定す
る検討用ファイル32の内部から、部品を構成する図形
要素を規定する複数の要素データをピックするモードに
入る。
【0010】次に、入力制御手段1を介して、表示され
た検討用図面上で設計者から図面を構成する図形要素
(以下、単に「要素」と呼ぶ)の指定の入力が行なわれ
ると、ピック判定手段5は、入力に対応する要素を判定
する。判定結果は、ピック結果保持手段6に保存され、
表示制御手段2は、保持された判定結果に従い、指定さ
れた要素を他の要素と区別可能にハイライト表示する。
この処理を、設計者からの部品の指定が終了するまで繰
返す。
【0011】そして、次に、コピー手段7は、保持され
た判定結果に従い、これまで、指定された全ての要素の
データを、指定された部品ファイル31の中に複製す
る。これで部品ファイル31に、部品図面を規定する要
素データが記憶されたことになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のCADシス
テムによれば、個々の図面内部における部品間の関係を
記述することはできるが、それぞれ異なる図面に含まれ
る部品間の関係を記述することはできない。このため、
従来のCADシステムでは、異なる図面中の部品との間
の整合性をとることを支援することができない。
【0013】このため、設計者は部品図面だけでは、行
なおうとする部品の形状の変更等が、検討用図面におい
て検討されるべき全体に影響を与えるものなのか否かを
知ることができない。
【0014】すなわち、たとえば、図3のように、部品
Aデータの面21が部品Bの面22に対応すること、お
よび面のすり合わせにより、面221と面222の表面
仕上げが決定されているということが検討用図面中に記
述されていても、部品Aの部品ファイルの部品図面上で
作業する場合に、この情報を利用することはできない。
【0015】もちろん、利用者自身が注釈として、他の
部品との関係についての情報を、部品図面中に書き込む
ことはできるが、これによってシステムが部品間を関係
づけることはできない。
【0016】そこで、本発明は、CADシステムにおい
て、検討用図面の図面ファイルに記述されている部品間
の関係を、検討用図面から部品を切りだして生成した個
々の部品図面の図面ファイルに継承し、部品図面上で作
業する設計者に提示することを目的とする。
【0017】
【課題を解決する手段】前記目的達成のために、本発明
は、たとえば、対応する図面中の部品の図形を規定する
部品データと前記部品データ間の関係を規定する関係デ
ータを含む図面ファイル中より、切りだしを指定された
部品に対応する部品データを複写して異なる図面ファイ
ル中に格納するCADシステムであって、複数の図面フ
ァイルを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された図
面ファイルの内容に従って、指定された図面ファイルに
対応する図面を表示する手段と、前記表示手段に表示さ
れた第1の図面上で切りだしを指定された部品に対応す
る、第1の図面ファイル中の部品データを選択するピッ
ク手段と、選択した部品データと選択されなかった第1
の図面ファイル中の部品データを関係づけている、前記
第1の図面ファイル中の関係データを選択する関係検索
手段と、選択された部品データと関係データを前記記憶
手段中の第2の図面ファイル中に複写するコピ−手段
と、第2の図面ファイル中に複写した関係データを、当
該関係データが関係づけている第1の図面ファイル中の
部品データを複写した前記第2の図面ファイルの部品デ
ータと、当該関係データが関係づけている、前記第2の
図面ファイルに複写されなかった前記第1の図面ファイ
ルの部品データを関係づける関係データに変換する関係
づけ手段とを有することを特徴とするCADシステムを
提供する。
【0018】
【作用】前述した本発明に係るCADシステムによれ
ば、前記表示手段に表示された第1の図面上で切りだし
を指定された部品に対応する、第1の図面ファイル中の
部品データを選択し、選択した部品データと選択されな
かった第1の図面ファイル中の部品データを関係づけて
いる、前記第1の図面ファイル中の関係データを選択す
る。そして、選択された部品データと関係データを前記
記憶手段中の第2の図面ファイル中に複写すると共に、
第2の図面ファイル中に複写した関係データを、当該関
係データが関係づけている第1の図面ファイル中の部品
データを複写した前記第2の図面ファイルの部品データ
と、当該関係データが関係づけている、前記第2の図面
ファイルに複写されなかった前記第1の図面ファイルの
部品データを関係づける関係データに変換する。
【0019】したがい、その後に第2の図面ファイルに
よって規定される第2の図面上で、操作された要素の要
素データを関係づけている前記第2の図面ファイル中の
関係データの内容を前記表示手段に表示するなどして、
第1の図面の図面ファイルに記述されている部品間の関
係を第2の図面上で作業する設計者に提示することがで
きる。さらに、操作された要素の要素データを関係づけ
ている前記第2の図面ファイル中の関係データが関係づ
けている他の図面ファイルの要素データを参照し、参照
した要素データに関する情報を前記表示手段に表示する
ようにすれば、関係を有する他の部品についての情報も
設計者に提示することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係るCADシステムの実施例
について説明する。
【0021】まず、CADシステムの第1の実施例につ
いて説明する。
【0022】図1に、本第1実施例に係るCADシステ
ムにおける切りだし機構の構成を示す。
【0023】図示するように、本第1実施例に係る切り
だし機構は、ディスプレイ1000、キ−ボ−ドやマウ
ス等の入力デバイス2000、入力制御手段1、表示制
御手段2、プロダクトデータ保持手段3、コマンド解釈
手段4、ピック判定手段5、ピック結果保持手段6、コ
ピ−手段7、関係検索手段8、検索結果保持手段9、関
連づけ手段10を有している。また、プロダクトデータ
保持手段3は、検討用図面の各種データを格納した検討
用ファイル33と、部品図面の各種データを格納した部
品ファイル32と、各部品ファイルが検討用ファイルの
親子関係等の関係を記憶する関係ファイル31とを記憶
する。
【0024】ここで、図2に、検討用ファイルおよび部
品ファイルのデータ構造を示す。
【0025】図2には、図3に示すように、部品Aと部
品Bを含む検討用図面から、部品Bを切りだして部品フ
ァイルを作成した場合について示した。
【0026】図2に示すように、検討用ファイル、部品
ファイルには、それぞれ異なる名称(ID)を与えられ
た各部品の図形要素(以下、単に「要素」と呼ぶ)のデ
ータである要素データと要素間の関係を表す関係データ
が記憶される。
【0027】たとえば、図示した例では検討用ファイル
は、要素データとして、IDが面231、面221、面
222の3つのデータが記録されている。IDが面23
1、面221、面222の3つのデータは、それぞれ同
番号を付して示した図3における部品Aの要素の面23
1、面221、部品Bの要素の面222についてのデー
タである。また、関係データとしては、面合わせ21
3、表面仕上げ300というIDの関係データが記録さ
れている。
【0028】各要素データは、それぞれ、IDの他、元
データ、データ内容、コピ−データのリストのを含んで
いる。元データには、対応する要素が他の要素よりコピ
−されて作成されたものである場合に、このコピ−元の
要素のデータのIDを登録する。データ内容は、対応す
る要素の形状や位置等を表す。コピ−データのリスト
は、対応する要素より他の要素をコピ−して作成した場
合に、このコピ−した要素のデータのIDを登録する。
コピ−元やコピ−先が、他のファイルである場合には、
元データのIDやコピ−データのリストには、コピ−元
もしくはコピ−先の要素のデータのIDと併せて、コピ
−元もしくはコピ−先のファイルのIDも登録する。
【0029】なお、図示した、部品ファイルは、図3に
示すように検討用図面の部品Aをコピ−して作成した部
品図面についてのものである。
【0030】次に、関係データも、要素データと同様
に、IDの他、元データ、データ内容、コピ−データの
リストを含んでいる。元データには、対応する関係が他
の関係よりコピ−されて作成されたものである場合に、
このコピ−元の関係のデータのIDを登録する。データ
内容には、関係づける要素データのIDや関係のパラメ
−タ等を登録する。コピ−データのリストは、対応する
関係より他の関係をコピ−して作成した場合に、このコ
ピ−した関係の関係データのIDのリストを登録する。
コピ−元やコピ−先が、他のファイルである場合には、
元データのIDやコピ−リストには、コピ−元もしくは
コピ−先の関係データのIDと併せて、コピ−元もしく
はコピ−先のファイルのIDも登録する。なお、本実施
例では、要素データや関係データの種別の情報は、各デ
ータのID中に含めている。すなわち、各IDは、対応
するデータが面のデータであるのか、面合わせという関
係を記述した関係であるのか等も表している。
【0031】以下、本第1実施例に係るCADシステム
の動作について説明する。
【0032】図4に示すように、部品切り出しコマンド
を設計者が入力デバイス200より入力すると401、
入力制御手段1は、これをコマンド解釈部4に渡す。コ
マンド解釈手段4は、部品切り出しコマンドを解釈し、
プロダクトデータ保持手段3内に保存されている、検討
用ファイル32の内部から複数の要素のデータをピック
するモードに入る402。
【0033】入力制御手段1を介して、表示された検討
用図面上で設計者からの図面を構成する要素の指定の入
力が行なわれると403、ピック判定手段5は、入力に
対応する要素を判定する404。判定結果は、ピック結
果保持手段6に保存され405、表示制御手段2は、保
持された判定結果に従い、指定された要素を他の要素と
区別可能にハイライト表示する406。この処理を、設
計者からの1部品相当の要素の指定が終了するまで繰返
す。
【0034】次に、関係検索手段8が、ピックされた各
要素と他の要素との間の関係を記述した関係データを抽
出し407、その結果を検索結果9に保存する408と
共に、表示制御手段2を介して、この内容を表示する4
09。ピック結果保持手段6および、検索結果保持手段
9の内容は、コピー手段7によって、新しい部品ファイ
ル32内部にコピーされる410。この際、コピ−手段
7は、各データに部品ファイル内のIDを与え、図2に
示すファイルのデータ構造に適合する様に、部品ファイ
ルにコピ−する。また、この際、コピ−した各データの
元データに、コピ−元のファイルとデータのIDを、併
せて登録する。
【0035】また、対応するコピ−を図2に示すファイ
ルのデータ構造に適合する様に、検討用ファイルの対応
するデータのコピ−リストにコピ−先の部品ファイルと
データのIDを追加する。
【0036】次に、関連づけ手段10は、部品ファイル
内のコピーされた関係データのデータ内容は、検討用フ
ァイル内の要素間の関係を表しているので、これを、コ
ピ−された部品ファイル内のコピ−された要素データの
IDに書き換える。関係データのデータ内容で示される
複数の要素データの一部だけが、部品ファイルにコピ−
されている場合には、コピ−された分について、コピ−
された部品ファイル内のコピ−された要素データのID
に書き換え、コピ−されていない分については、対応す
る検討用ファイル内の要素データへのポインタに書き換
える411。ただし、本実施例では、図2に示したよう
に、検討用ファイルの要素のデータへのポインタとし
て、その検討用ファイルの名称(ID)と検討用ファイ
ルの要素のデータの名称(ID)を、そのまま用いる。
次に、また、関連づけ手段10は、この作成したポイン
タの示す要素データの、コピ−リストに、今回コピ−し
た要素データのIDの他の要素のデータへのIDが登録
されている場合には、このIDも、検討用ファイルの要
素データへのIDと共に、部品ファイルの関係データの
データ内容に含める412。
【0037】また、関連づけ手段10は、このようにし
て新たな部品ファイルを作成する際に、前述した従来の
技術と同様にして、作成した部品ファイルが検討用ファ
イルの子に当たるファイルであることを関係ファイル3
1に登録する。
【0038】そして、処理を終了した部品ファイルのデ
ータに従い、部品図面をディスプレイ1000に表示し
413、切りだし処理を終了する。
【0039】さて、このようにして、部品ファイルが作
成された後、この部品ファイルの部品図面上で作業をす
る際に、図4に示すように、要素の参照や、変更等の指
示が入力されると501、関係検索手段8は、参照や変
更の対象となっている要素の要素データについての関係
データのうち、他のファイルのIDと要素データのID
を持つ関係データを検索し、結果を検索結果保持手段9
に保存する502。
【0040】また、検索した関係データ全てについて5
03、関係データのIDやデータ内容より、関係の識別
情報や、関係の内容や、関係付けられる要素や、関係付
けられる要素が登録されているファイル等の情報を表示
し504、さらに、ディスプレイ1000、入力デバイ
ス2000を用いた、関係の内容に応じた対話パターン
により、設計者に適当なガイダンスを行う505。ま
た、この際、必要に応じて、関係データのデータ内容に
登録されている他のファイルの要素データを参照し、こ
の内容を適切な形で表示する。
【0041】以上のような動作を、図3に示す検出図面
から部品Aを切りだして部品ファイルを作成する場合に
そって説明する。
【0042】さて、検討用図面には、それぞれ別部品と
して構想され、その関係を検討している部品Aと部品B
が一つの検討用ファイルの内部データとしてそれぞれ書
いてある。関係データとして、表面仕上げの関係データ
300と、接触面のすり合わせ状態のが書き込まれてい
る。
【0043】設計者は、部品切り出しコマンドを入力
し、部品Aを構成している要素をピックする。CADシ
ステムは、ピックされたデータ中の、面221に関係付
けられた、接触面のすり合わせについての関係データ2
13を検索してくる。システムは、部品Aのコピーを部
品Aのブヒンファイル中に作成し、コピーされた関係デ
ータ300a、213aのデータ内容を、それぞれ関係
データ213と、面21aと検討用図面−面22に書き
換える。
【0044】その後、設計者が、部品ファイルの部品図
面上において、面221aの面仕上げ情報300aを参
照すると、その仕上げ情報が接触面のすり合わせ関係2
13aに基づいていること、すり合わせ関係213aが
外部のファイル中の要素との関係を規定していることを
検索し、面仕上げ情報がすり合わせ関係212aによっ
て決定されていること、その関係の対となるデータは、
検討用データ内部の面222であることを表示する。こ
れによって、設計者は、表面仕上げの決定が、どの部品
のどの部分との関わりによって行なわれていたのかを知
ることができ、そのデータを変更するときには、それら
の情報を参照して適切な決定をすることができる。
【0045】以下、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0046】図6に本第2実施例に係るCADシステム
の切りだし機構の構成を示す。
【0047】図示するように、本第2実施例に係る切り
だし機構は、前述した第1実施例の構成に、共有データ
検索手段11と、検索結果保持手段12と、共有データ
コピ−手段13とを追加した構成と成っている。
【0048】本第2実施例は、図7に示すように、検討
用図面においては、2つの面が合わさる面に、一つの面
21bしか定義されていない場合があることを考慮した
ものである。
【0049】いま、まず、設計者によって、部品Aが切
り出され部品Aについての部品ファイルが作成された後
に、部品Bの切り出しが指示されたものとする。
【0050】本第2実施例では、部品Aの切りだしにつ
いては、前記第1実施例と同様に行なうが、図8に示す
ように、その次に部品Bをコピ−するときに、コピ−4
10の後に、他の部品ファイルと共有されることになる
要素を共有データ検索手段11によって検索し801、
その要素を検討用ファイル中にコピ−する802。すな
わち、共有データコピー手段13により、検討用ファイ
ル内部に、面21aの複製として面22bを作成する。
また、部品ファイルに記録した面21aのコピ−の元デ
ータを面22bとする。他の部品ファイルと共有される
ことになる要素の検索は、たとえば、検討用ファイルの
コピ−データのリストより判定することができる。すな
わち、既に他の部品ファイルにコピ−されていることが
コピ−リストに登録されている要素データに対応する要
素は、他の部品ファイルと共有されることになる要素で
ある。
【0051】この後は、前記第1実施例と同様に411
〜413のステップを行なう。
【0052】これにより、検討図中における部品間の要
素の共有がなくなり、部品図面中の要素と検討用図面の
要素が矛盾なく1対1対応となる。
【0053】以下、本発明の第3の実施例について説明
する。
【0054】図9に本第3実施例に係るCADシステム
の切りだし機構の構成を示す。
【0055】図示するように、本第3実施例に係る切り
だし機構は、前述した第1実施例の構成に、寸法充足判
定手段14と、寸法従属性保持手段15と、寸法発生手
段16とを追加した構成と成っている。
【0056】本第3実施例では、図10のような、寸法
付き図面についてのものである。
【0057】本第10実施例では、図11に示すよう
に、各寸法も、二つの要素間の幾何的な距離を関係づけ
る関係データとして規定する。すなわち、本第3実施例
では、データ種別が寸法である関係データのデータ内容
を、寸法の両端に対応する要素と寸法の値とする。
【0058】さて、図10において、検討用図面から部
品Aを切りだした場合、部品Aには前記第1の実施例に
よっても充足する寸法データが与えられる。しかし、前
記第1の実施例によれば、部品Bを切りだした場合、部
品Bの部品ファイルには、単に、部品Bの要素と、検討
用図面中の特定の要素との間の寸法が与えられるのみで
ある。すなわち、部品Bの部品ファイル中の情報のみに
よっては、部品Bの形状を完全には定義できない。
【0059】そこで、本第3実施例では、図12に示す
ように、寸法充足判定手段14により、切り出し後の部
品ファイル中の寸法データから、寸法が内部で充足して
いるかどうかを判断し、寸法が不足している要素の組み
合わせを寸法の従属性保持手段15に保存する120
1。寸法が内部で充足しているかどうか判定は、たとえ
ば、「R.Light and D. Grossrd "Modification of geom
etric models through variational geometry" Compute
r Aided Design Vol.14,No.14,July 1982,Butterworth
& Co」に記載の技術等を用いて判断することができる。
【0060】そして、不足している寸法を、検討用ファ
イル中の各寸法データを参照して発生し、部品ファイル
に書き込む1202。図10では、部品図面の寸法D
6、D7を、検討用図面の寸法D3、D4、D5より、
新規に生成している。
【0061】関連づけ手段10bは、寸法従属性保持手
段15を参照し、部品ファイル中に書き込まれた新規作
成の寸法データの元データに、この寸法を求めるために
参照した、検討用ファイル中の寸法データのIDを検討
用ファイルのIDと共に書き込む。
【0062】このようにすることにより、各部品ファイ
ルの、その部品の形状を定義する完全な寸法を与えるこ
とができると共に、部品ファイルの部品図面上で作業中
に、各寸法が、検討用図面で定義されている寸法に従属
する寸法であるのかどうか、また、検討用データの中で
どの寸法に従属しているのかを設計者に表示することが
できる。その情報は、寸法値を部品図面上で変更しよう
としたときに、どのようなことを考慮しなければならな
いかを設計者に直接知らせることになり、寸法決定の有
効な支援となる。
【0063】以下、本発明の第4の実施例について説明
する。
【0064】本第4実施例に係るCADシステムの切り
だし機構の構成は、前記第1実施例に係る構成と同様で
あるので説明を省略する。
【0065】本第4実施例は、図13に示すように、検
討用図面から一度切り出した部品Aを、これまでとは逆
に部品図面から検討用図面に切りだして使用する場合に
ついてのものである。このような切りだしによって、部
品Aのコピーを行なうことで、検討用図面中の元の部品
Aと同型式の部品A’が検討用図面に生成される。
【0066】さて、このような部品図面から検討用図面
へのコピ−は、検討用図面から部品図面への切りだし手
順と同様に行なわれるが、この際、部品ファイルから検
討用図面にコピ−される関係データのデータ内容中の、
検討用ファイル内の要素データのIDは、コピ−先に応
じて変更される。図13では、関係213aのコピ−2
13bの面222は、実際に配置された先で面する面2
9に変更されている。
【0067】さて、図14に示すように、関連づけ手段
は、部品図面よりの部品のコピ−1401〜1403の
後、部品ファイルから検討用図面にコピ−された関係デ
ータのうち、データ内容に検討用ファイル内の要素デー
タのIDを持つもの213aを抽出し、部品ファイル中
に、抽出した関係データ213aの、検討用ファイル中
のコピ−213bの、コピ−の関係データ213cを前
記第1実施例と同様にして生成する1403、140
4。結果、部品Aの面221aは、検討用図面のファイ
ル内の複数要素と多重に関係を有することになる。
【0068】そして、部品Aをコピ−した検討用ファイ
ルの内容に従い、検討用図面を表示する1406。
【0069】このように、本第4実施例によれば、設計
者が部品Aの関係213a、213cに関係する部分を
参照したり変更したりするとき、システムは、それぞれ
の関係について、検討用図面の、どの部分を参照して変
更すればよいかをガイダンスすることができ、有効な支
援が可能になる。
【0070】なお、図15には、このようにして生成さ
れた検討用ファイルと部品ファイルの内容を示してお
く。図示するように、部品ファイルには、面221aに
ついての関係データ213a、213cが登録されてい
る。
【0071】以下、本発明の第5の実施例について説明
する。
【0072】図16に、本第5実施例に係る切りだし機
構の構成を示す。
【0073】図示するように本第5実施例に係る構成
は、前記第1実施例に係る構成に、部品情報抽出手段1
7と抽出結果保持手段18を追加したものである。
【0074】さて、図17に示すように、同一の部品と
想定された要素集合29と29bを検討用図面内部で使
用しているとき、片方の要素集合29を用いて部品29
bとして切り出したとき、そのままでは29bが29a
と同一であるという情報は、どこにも存在しないことに
なる。
【0075】そこで、本第5実施例では、図18に示す
ように、部品情報抽出手段17は、切りだしを指定され
た部品29a内部の要素データのパターン(形状、属性
等)と同一パターンを持つものを抽出し1801、18
02、その結果を抽出結果保持手段18に記録する18
03。このような形状の一致判定は、たとえば、「Y.S.
Kim "Recognition of features using convex decompos
ition" Computer Aided Design, Vol.29, No9, Septemb
er 1992, Butterworth & Co」や「S.joshi andT.C.Chan
g "Graph-based heuristics for recognition for mach
ined featuresfrom a 3D solid model" Computer Aide
d Design, Vol.20, No2, March 1988,Butterworth & C
o」等に記載の技術を利用して行なうことができる。
【0076】図17の場合は、要素の集合29b が抽出
される。
【0077】次に、関連づけ手段10は、切りだしを指
示された各要素と他の要素との間の関係を記述した関係
データと併せて、抽出結果保持手段18に記録されてい
る各要素と他の要素との間の関係を記述した関係データ
を抽出し、その結果をも検索結果9に保存する。
【0078】これにより、前記第1実施例の動作によ
り、部品ファイル中に、要素の集合29bの要素につい
ての関係データもコピ−される1804。
【0079】図17では、関係214aと共に同様の関
係214cが生成される。
【0080】したがい、本第5実施例によれば、設計者
が部品データ29aの関係214a、214cに関係す
る部分を参照したり変更したりするとき、システムは、
それぞれの関係について、検討用データのどの部分を参
照して変更すればよいかをガイダンスすることができ、
有効な支援が可能になる。
【0081】以上説明してきたように、本実施例によれ
ば、部品切りだし時に、部品の要素の他の部品の要素と
の関係の情報も、部品ファイル記述し、部品図面上での
作業時にも、他の図面上の部品の要素との関係を設計者
に知らせることができる。
【0082】また、検討用図面上に存在する異なる部品
間の共有要素を部品の切りだし時に分離することができ
る。これによって、検討用データファイルにおいて、部
品の構成要素がどの部品に含まれているかについて、矛
盾をなくすることができる。
【0083】また部品切り出し時の不足寸法を自動的に
充足することができ、設計者にとって不要な労力を減少
させると共に、各寸法値が関係を有する他の図面上の寸
法との関係も、設計者に直接知らせることができるよう
になる。
【0084】また、切り出された部品と同一構造を部品
が複数検討用図面上に存在する場合でもは、それぞれの
部品の要素について規定されている関係の全てを、部品
ファイルに反映させることができる。
【0085】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、CAD
システムにおいて、検討用図面の図面ファイルに記述さ
れている部品間の関係を、検討用図面から部品を切りだ
して生成した個々の部品図面の図面ファイルに継承し、
部品図面上で作業する設計者に提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る切りだし機構の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例に係る図面ファイルのデータ構
成を示す説明図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る切りだし動作を示す
説明図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る切りだし処理手順を
示すフロ−チャ−トである。
【図5】本発明の実施例に係る参照処理手順を示すフロ
−チャ−トである
【図6】本発明の第2実施例に係る切りだし機構の構成
を示すブロック図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る切りだし動作を示す
説明図である。
【図8】本発明の第2実施例に係る切りだし処理手順を
示すフロ−チャ−トである。
【図9】本発明の第3実施例に係る切りだし機構の構成
を示すブロック図である。
【図10】本発明の第3実施例に係る切りだし動作を示
す説明図である。
【図11】本発明の第3実施例に係る図面ファイルの内
容を示す説明図である。
【図12】本発明の第3実施例に係る切りだし処理手順
を示すフロ−チャ−トである。
【図13】本発明の第4実施例に係る切りだし動作を示
す説明図である。
【図14】本発明の第4実施例に係るコピ−処理手順を
示すフロ−チャ−トである。
【図15】本発明の第4実施例に係る図面ファイルの内
容を示す説明図である。
【図16】本発明の第5実施例に係る切りだし機構の構
成を示すブロック図である。
【図17】本発明の第5実施例に係る切りだし動作を示
す説明図である。
【図18】本発明の第5実施例に係る抽出処理手順を示
すフロ−チャ−トである。
【図19】従来の切りだし機構の構成を示すブロック図
である。
【図20】従来の切りだし処理手順を示すフロ−チャ−
トである。
【符号の説明】
1 入力制御手段 2 表示制御手段 3 プロダクトデータ保持手段 4 コマンド解釈手段 5 ピック判定手段 6 ピック結果保持手段 7 コピ−手段 8 関係検索手段 9 検索結果保持手段 10 関連づけ手段 33 検討用ファイル 32 部品ファイル 31 関係ファイル 1000 ディスプレイ 2000 入力デバイス

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対応する図面中の部品の図形を規定する部
    品データと前記部品データ間の関係を規定する関係デー
    タを含む図面ファイル中より、切りだしを指定された部
    品に対応する部品データを複写して異なる図面ファイル
    中に格納するCADシステムであって、 複数の図面ファイルを記憶する記憶手段と、記憶手段に
    記憶された図面ファイルの内容に従って、指定された図
    面ファイルに対応する図面を表示する手段と、 前記表示手段に表示された第1の図面上で切りだしを指
    定された部品に対応する、第1の図面ファイル中の部品
    データを選択するピック手段と、選択した部品データと
    選択されなかった第1の図面ファイル中の部品データを
    関係づけている、前記第1の図面ファイル中の関係デー
    タを選択する関係検索手段と、選択された部品データと
    関係データを前記記憶手段中の第2の図面ファイル中に
    複写するコピ−手段と、第2の図面ファイル中に複写し
    た関係データを、当該関係データが関係づけている第1
    の図面ファイル中の部品データを、前記第2の図面ファ
    イルに複写した部品データと、当該関係データが関係づ
    けている、前記第2の図面ファイルに複写されなかった
    前記第1の図面ファイルの部品データとを関係づける関
    係データに変換する関係づけ手段とを有することを特徴
    とするCADシステム。
  2. 【請求項2】対応する図面中の図形要素を規定する要素
    データと前記要素データ間の関係を規定する関係データ
    を含む図面ファイル中より、切りだしを指定された図形
    要素に対応する要素データを複写して異なる図面ファイ
    ル中に格納するCADシステムであって、 複数の図面ファイルを記憶する記憶手段と、記憶手段に
    記憶された図面ファイルの内容に従って、指定された図
    面ファイルに対応する図面を表示する手段と、 前記表示手段に表示された第1の図面上で切りだしを指
    定された複数の図形要素に対応する、第1の図面ファイ
    ル中の複数の要素データを選択するピック手段と、選択
    した要素データと選択されなかった第1の図面ファイル
    中の要素データを関係づけている、前記第1の図面ファ
    イル中の関係データを選択する関係検索手段と、選択さ
    れた要素データと関係データを前記記憶手段中の第2の
    図面ファイル中に複写するコピ−手段と、第2の図面フ
    ァイル中に複写した関係データを、当該関係データが関
    係づけている要素データを、前記第2の図面ファイルに
    複写した要素データと、当該関係データが関係づけてい
    る、前記第2の図面ファイルに複写されなかった前記第
    1の図面ファイルの要素データとを関係づける関係デー
    タに変換する関係づけ手段とを有することを特徴とする
    CADシステム。
  3. 【請求項3】請求項2記載のCADシステムであって、 前記コピ−手段は、前記第1の図面ファイルの要素デー
    タを第3の図面ファイルに複写する際に、当該第3の図
    面ファイル中の複写先の要素データを指定する情報を、
    前記第1の図面ファイルの複写元の要素データに関連付
    けて、前記第1の図面ファイルに記憶し、 前記関係づけ手段は、第2の図面ファイル中に複写した
    関係データを、前記第2の図面ファイルに複写された要
    素データと、前記第2の図面ファイルに複写されなかっ
    た前記第1の図面ファイルの要素データおよび当該第1
    の図面ファイルの要素データに関連付けて前記第1の図
    面ファイル中に記憶されている情報で指定されている前
    記第3の図面ファイルの要素データとを関係づける関係
    データに変換することを特徴とするCADシステム。
  4. 【請求項4】対応する図面中の図形要素を規定する要素
    データと前記要素データ間の関係を規定する関係データ
    を含む図面ファイル中より、切りだしを指定された図形
    要素に対応する要素データを複写して異なる図面ファイ
    ル中に格納するCADシステムであって、 複数の図面ファイルを記憶する記憶手段と、記憶手段に
    記憶された図面ファイルの内容に従って、図面ファイル
    に対応する図面を表示する手段と、 前記表示手段に表示された第1の図面上で切りだしを指
    定された複数の図形要素に対応する、第1の図面ファイ
    ル中の複数の要素データを選択するピック手段と、選択
    された要素データを前記記憶手段中の、前記第1の図面
    ファイル以外の指定された図面ファイル中に複写し、当
    該複写先の図面ファイルの要素データを指定する情報
    を、前記第1の図面ファイルの複写元の要素データに関
    連付けて、前記第1の図面ファイルに記憶するコピ−手
    段と、切りだしを指定された各図形要素に対応する各要
    素データのうち、他の図面ファイルの要素データを指定
    する情報が既に関連付けて記憶されている要素データを
    検索する共有データ検索手段と、検索された要素データ
    を複写して前記第1の図面ファイル中に記憶する共有デ
    ータコピ−手段と、検索された要素データに代えて共有
    されている要素データを、前記コピ−手段が指定された
    図面ファイルに複写する要素データとする手段とを有す
    ることを特徴とするCADシステム。
  5. 【請求項5】対応する図面中の図形要素を規定する要素
    データと、前記図形要素間の寸法を規定する関係データ
    を含む図面ファイル中より、切りだしを指定された図形
    要素に対応する要素データを複写して異なる図面ファイ
    ル中に格納するCADシステムであって、 複数の図面ファイルを記憶する記憶手段と、記憶手段に
    記憶された図面ファイルの内容に従って、指定された図
    面ファイルに対応する図面を表示する手段と、 前記表示手段に表示された第1の図面上で切りだしを指
    定された複数の図形要素に対応する、前記第1の図面に
    対応する第1の図面ファイル中の複数の要素データを選
    択するピック手段と、選択した要素データに対応する図
    形要素間の寸法を規定する関係データを選択する寸法選
    択手段と、選択した関係データの規定する寸法によって
    選択した全ての図形要素間の寸法が充足されるかを判定
    する寸法充足判定手段と、充足していないと判定された
    場合に、不足する寸法を規定する関係データを第1の図
    面ファイル中の適当な関係データを用いて生成し、前記
    記憶手段中の第2の図面ファイル中に書き込む寸法生成
    手段と、 選択した要素データと、選択した関係データとを前記記
    憶手段中の第2の図面ファイル中に複写しするコピ−手
    段とを有することを特徴とするCADシステム。
  6. 【請求項6】請求項5記載のCADシステムであって、 寸法生成手段が生成し第2の図面ファイルに書き込んだ
    各関係データについて、当該関係データを生成するのに
    用いた前記第1の図面ファイル中の関係データを指定す
    る情報を、対応する前記第2の図面ファイル中の関係デ
    ータに関係づけて、前記第2の図面ファイル中に記憶す
    る手段を有することを特徴とするCADシステム。
  7. 【請求項7】請求項2または3記載のCADシステムで
    あって、 前記第2の図面ファイルに前記第1の図面ファイルより
    複写された要素データを、前記第1の図面ファイルに複
    写する手段と、 第1の図面ファイルに複写された要素データと前記第2
    の図面ファイルの要素データを複写元としない第1の図
    面ファイルの要素データとを関係づける前記第1の図面
    ファイル関係データを、前記第2の図面ファイルに複写
    する手段と、 複写した関係データを、当該関係データが関係づけてい
    る要素データの複写元となった前記第2の図面ファイル
    の要素データと、当該関係データが関係づけている、前
    記第2の図面ファイルの要素データを複写元としない前
    記第1の図面ファイルの要素データとを関係づける関係
    データに変換する手段とを有することを特徴とするCA
    Dシステム。
  8. 【請求項8】請求項2または3記載のCADシステムで
    あって、 切りだしを指定された複数の図形要素の群と、同じ形状
    パタ−ンを有する複数の図形要素の群中の各図形要素の
    要素データを選択する抽出手段と、 抽出手段によって選択された図形データと抽出手段によ
    って選択されなかった第1の図面ファイル中の要素デー
    タを関係づけている、前記第1の図面ファイル中の関係
    データを選択し、前記コピ−手段が第2の図面ファイル
    中に複写する関係データに含める手段とを有し、 前記関係づけ手段は、第2の図面ファイル中に前記抽出
    手段が抽出した関係データより複写した関係データを、
    当該関係データが関係づけている前記第1の図面ファイ
    ル中の要素データに対応する、前記切りだしを指定され
    た図形要素群中の図形要素の要素データを、前記第2の
    図面ファイルに複写した要素データと、当該関係データ
    が関係づけている、前記第2の図面ファイルに複写され
    なかった前記第1の図面ファイルの要素データを関係づ
    ける関係データに変換することを特徴とするCADシス
    テム。
  9. 【請求項9】請求項2、3、6、7または8記載のCA
    Dシステムであって、 前記第2の図面ファイルに従い前記表示手段に表示され
    た第2の図面上で操作された図形要素の要素データを関
    係づけている前記第2の図面ファイル中の関係データの
    内容を前記表示手段に表示する手段を有することを特徴
    とするCADシステム。
  10. 【請求項10】請求項2、3、6、7、8または9記載
    のCADシステムであって、 前記第2の図面ファイルに従い前記表示手段に表示され
    た第2の図面上で操作された図形要素の要素データを関
    係づけている前記第2の図面ファイル中の関係データが
    関係づけている他の図面ファイルの要素データを参照
    し、参照した要素データに応じた内容を前記表示手段に
    表示する手段を有することを特徴とするCADシステ
    ム。
  11. 【請求項11】対応する図面中の部品の図形を規定する
    部品データと前記部品データ間の関係を規定する関係デ
    ータを含む図面ファイル中より、切りだしを指定された
    部品に対応する部品データを複写して異なる図面ファイ
    ル中に格納するCADシステムであって、 複数の図面ファイルを記憶する記憶手段と、記憶手段に
    記憶された図面ファイルの内容に従って、指定された図
    面ファイルに対応する図面を表示する手段と、 前記表示手段に表示された第1の図面上で切りだしを指
    定された部品に対応する、第1の図面ファイル中の部品
    データを選択するピック手段と、選択された部品データ
    とを前記記憶手段中の第2の図面ファイル中に複写し、
    第1の図面ファイル中の複写元の要素データを指定する
    情報を、前記第2の図面ファイルの複写先の要素データ
    に関連付けて、前記第2の図面ファイルに記憶するコピ
    −手段と、前記第2の図面ファイルに従い前記表示手段
    に表示された第2の図面上で操作された図形要素の要素
    データに関連付けて記憶されている情報が指定する図面
    ファイル中の要素データを検索する手段とを有すること
    を特徴とするCADシステム。
JP5290794A 1993-11-19 1993-11-19 Cadシステム Pending JPH07141419A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5290794A JPH07141419A (ja) 1993-11-19 1993-11-19 Cadシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5290794A JPH07141419A (ja) 1993-11-19 1993-11-19 Cadシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07141419A true JPH07141419A (ja) 1995-06-02

Family

ID=17760585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5290794A Pending JPH07141419A (ja) 1993-11-19 1993-11-19 Cadシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07141419A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3056297B2 (ja) 図面情報処理システム、設計支援方法
JP2003337728A (ja) データファイル履歴管理方法およびその装置
JPH10187743A (ja) データ表示方法
JPH0877012A (ja) 知識ベースシステムおよび共通データ管理装置
JPH1139292A (ja) 文書管理方法、文書検索方法、及び文書検索装置
JP2019211805A (ja) データベースマイグレーション支援システム及びプログラム
JP3369734B2 (ja) 3次元計算機支援設計装置及び方法
JP2006107375A (ja) 文書管理システム、文書管理方法、プログラムおよび記憶媒体
JP5201592B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
CN101017454A (zh) 编辑设备和方法、程序以及记录介质
JP2000276338A (ja) 視覚プログラミング方法およびシステムならびに視覚プログラミングのための記録媒体
JPH07141419A (ja) Cadシステム
JP2006048521A (ja) 文書検索装置及びその制御方法、並びに制御プログラム
JPH11184687A (ja) ソフトウェア文書の階層構造及び関係を用いるソフトウエア文書作成システムとその運用方法
JP2718782B2 (ja) 図形作成装置
JPH09204449A (ja) 部品表作成処理装置
JP3375860B2 (ja) 観測データ解析装置及び解析処理手順管理プログラムを記録した媒体
JPH05233238A (ja) ソフトウェア保守資産管理方式
JP3444620B2 (ja) ファイリングシステム装置
JPH01130278A (ja) 画像データベース検索方法
JP2620402B2 (ja) 化学構造データの処理装置及び処理方法
JPH0749757A (ja) データ一覧表示装置
JP3689599B2 (ja) 設計生産支援方法およびシステム
JP3706844B2 (ja) 図面情報処理方法および図面情報処理装置
JP3022402B2 (ja) 図面データ管理方法及びシステム並びに記録媒体