JPH07140402A - 圧電アクチュエータミラーアレーおよびその製造方法 - Google Patents
圧電アクチュエータミラーアレーおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPH07140402A JPH07140402A JP6108464A JP10846494A JPH07140402A JP H07140402 A JPH07140402 A JP H07140402A JP 6108464 A JP6108464 A JP 6108464A JP 10846494 A JP10846494 A JP 10846494A JP H07140402 A JPH07140402 A JP H07140402A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric
- common reference
- mirror array
- electrodes
- ceramic wafer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/74—Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
- G02B26/08—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
- G02B26/0816—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements
- G02B26/0833—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD
- G02B26/0858—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD the reflecting means being moved or deformed by piezoelectric means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多層圧電セラミック構造を用いないM×N個
の圧電アクチュエーチドミラーアレーおよびその製造方
法を提供すること。 【構成】 基板およびM×N個のトランジスタアレーを
有するアクティブ基板マトリックス49と、M×N個の
圧電アクチュエータアレーと、同数個の圧電アクチュエ
ータの各トレンチ47に対応して形成された突出部が設
けられた下,上面を有するM×N個のヒンジ53アレー
と、アクティブ基板マトリックスと信号電極41とを電
気的に接続するM×N個の接続端子60アレーと、M×
N個のヒンジの各上面上に各々装着されたM×N個のミ
ラー59アレーとを含み、M×N個の圧電アクチュエー
タの各々は、圧電部材上に形成され深さが固定されたト
レンチにより均一に分離された上,下面を有する圧電部
材と、下面上に位置し中心線がトレンチの中心線と一致
する信号電極と、分離された上面上に位置した一対の共
通基準電極44とを備える構成。
の圧電アクチュエーチドミラーアレーおよびその製造方
法を提供すること。 【構成】 基板およびM×N個のトランジスタアレーを
有するアクティブ基板マトリックス49と、M×N個の
圧電アクチュエータアレーと、同数個の圧電アクチュエ
ータの各トレンチ47に対応して形成された突出部が設
けられた下,上面を有するM×N個のヒンジ53アレー
と、アクティブ基板マトリックスと信号電極41とを電
気的に接続するM×N個の接続端子60アレーと、M×
N個のヒンジの各上面上に各々装着されたM×N個のミ
ラー59アレーとを含み、M×N個の圧電アクチュエー
タの各々は、圧電部材上に形成され深さが固定されたト
レンチにより均一に分離された上,下面を有する圧電部
材と、下面上に位置し中心線がトレンチの中心線と一致
する信号電極と、分離された上面上に位置した一対の共
通基準電極44とを備える構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光投射システムに関する
もので、特に、光投射システムに用いるためのM×Nア
クチュエーチドミラーアレーとそれを製造する方法に関
するものである。
もので、特に、光投射システムに用いるためのM×Nア
クチュエーチドミラーアレーとそれを製造する方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】当分野で知られている多様なビデオディ
スプレイシステムの中、光投射システムは高品質の大画
面ディスプレイを提供し得るシステムということで知ら
れている。かかる光投射システムにおいては、ランプか
らの光が、例えばM×N個のアクチュエィテッドミラー
に均一に照明され、これらミラーを介した各々の光はア
クチュエータの各々に結合される。これらのアクチュエ
ータは、印加された電気信号によって変形される圧電物
質、またはエレクトロストリクティブ(electrostrictiv
e,電歪)物質のようなエレクトロディスプレイシブ(el
ectrodisplacive)物質から成っている。
スプレイシステムの中、光投射システムは高品質の大画
面ディスプレイを提供し得るシステムということで知ら
れている。かかる光投射システムにおいては、ランプか
らの光が、例えばM×N個のアクチュエィテッドミラー
に均一に照明され、これらミラーを介した各々の光はア
クチュエータの各々に結合される。これらのアクチュエ
ータは、印加された電気信号によって変形される圧電物
質、またはエレクトロストリクティブ(electrostrictiv
e,電歪)物質のようなエレクトロディスプレイシブ(el
ectrodisplacive)物質から成っている。
【0003】各々のミラーから反射された光は、バフル
(baffle)の開口(aperture)へ入射される。各々のアクチ
ュエータへ電気信号を印加することによって、各々のミ
ラーの入射光束に対する相対的な位置が変化されて、各
々のミラーから反射された光の光路が変更される。各々
の反射された光の光路が変わって開口を通過する各々の
ミラーから反射された光量が変わることによって、光束
の強さが変調される。開口を通過して変調された光は、
投射レンズのような光装置を通して投射スクリーン上へ
伝達されて映像を表すことになる。
(baffle)の開口(aperture)へ入射される。各々のアクチ
ュエータへ電気信号を印加することによって、各々のミ
ラーの入射光束に対する相対的な位置が変化されて、各
々のミラーから反射された光の光路が変更される。各々
の反射された光の光路が変わって開口を通過する各々の
ミラーから反射された光量が変わることによって、光束
の強さが変調される。開口を通過して変調された光は、
投射レンズのような光装置を通して投射スクリーン上へ
伝達されて映像を表すことになる。
【0004】図7は、従来のM×N(MおよびNは定
数)個のアクチュエィテッドミラーアレー100の断面
を示したものである。このアクチュエィテッドミラーア
レー100は、アクティブ基板マトリックス1、M×N
個のアクチュエータ、例えば40,40´,40″から
なるアレー4、これに対応して設けられ、M×N個のミ
ラー、例えば70,70´,70″からなるアレー7、
およびこれに対応して設けられ、M×N個の接続端子,
例えば90,90´,90″からなるアレー9を含む。
数)個のアクチュエィテッドミラーアレー100の断面
を示したものである。このアクチュエィテッドミラーア
レー100は、アクティブ基板マトリックス1、M×N
個のアクチュエータ、例えば40,40´,40″から
なるアレー4、これに対応して設けられ、M×N個のミ
ラー、例えば70,70´,70″からなるアレー7、
およびこれに対応して設けられ、M×N個の接続端子,
例えば90,90´,90″からなるアレー9を含む。
【0005】各々のアクチュエータ、例えば40は、上
面46,下面47および一対の外面48a,48bを有
するとともに、一対のエレクトロディスプレーシブ部材
42a,42b、これら一対のエレクトロディスプレー
シブ部材42a,42b間に位置する共通信号電極4
3、およびアクチュエータ40の一対の外面48a,4
8b上の一対の基準電極44a,44bを各々含むバイ
モフ(bimorph) 構造を備える。(40,40′,40″
などで表示されたアクチュエータは全て同一であるの
で、次の説明ではアクチュエータ40だけを説明す
る。) エレクトロディスプレーシブ部材42a,42bは圧電
物質、例えば、リードジルコニウムチタネート(PZT) や
エレクトロストリクティブ物質、例えば、リードマグネ
シウムニオベートーリードチタネート(PMT-PT)のような
エレクトロディスプレーシブ物質から成っている。
面46,下面47および一対の外面48a,48bを有
するとともに、一対のエレクトロディスプレーシブ部材
42a,42b、これら一対のエレクトロディスプレー
シブ部材42a,42b間に位置する共通信号電極4
3、およびアクチュエータ40の一対の外面48a,4
8b上の一対の基準電極44a,44bを各々含むバイ
モフ(bimorph) 構造を備える。(40,40′,40″
などで表示されたアクチュエータは全て同一であるの
で、次の説明ではアクチュエータ40だけを説明す
る。) エレクトロディスプレーシブ部材42a,42bは圧電
物質、例えば、リードジルコニウムチタネート(PZT) や
エレクトロストリクティブ物質、例えば、リードマグネ
シウムニオベートーリードチタネート(PMT-PT)のような
エレクトロディスプレーシブ物質から成っている。
【0006】アクチュエータ40の下面47は、アクテ
ィブ基板マトリックス1上に装着され、ミラー70はア
クチュエータ40の上面46上に装着される。さらに、
接続端子90はアクティブ基板マトリックス1とアクチ
ュエータ40の共通信号電極43とを電気的に接続する
ために用いられる。
ィブ基板マトリックス1上に装着され、ミラー70はア
クチュエータ40の上面46上に装着される。さらに、
接続端子90はアクティブ基板マトリックス1とアクチ
ュエータ40の共通信号電極43とを電気的に接続する
ために用いられる。
【0007】共通信号電極43と基準電極44a,44
bとの間に電圧が印加された時、そのあいだに位置した
エレクトロディスプレーシブ物質42a,42bは電圧
の極性により形成された方向に変形される。
bとの間に電圧が印加された時、そのあいだに位置した
エレクトロディスプレーシブ物質42a,42bは電圧
の極性により形成された方向に変形される。
【0008】前述した光投射システムに用いられるM×
N個のエレクトロディスプレーシブアクチュエータアレ
ーの製造方法は、本出願人により出願されて係留中であ
る米国特許第 号、発明の名称“アクチュエ
ータアレーおよびその製造方法”に記載されている。そ
の製造方法は、(1) M層の第1導電性金属層およびM×
1層のエレクトロディスプレーシブ物質層から成る多層
セラミック構造体を形成するステップと、(2) 前記第1
導電性金属層に垂直である方向に沿って前記多層セラミ
ック構造体をスライスすることにより複合セラミックウ
ェーハを得るステップと、(3) ソーイング(sawing)など
の機械的な手段を用いて互いに平行に延長する多数の均
一に離隔された横方向トレンチを設けるステップと、
(4) 第2導電性金属層を沈積するステップと、(5) M×
N個のエレクトロディスプレーシブアクチュエータアレ
ーを得るために、ステップ(3),(4) により準備された複
合セラミックウェーハ上にN−1個の均一に離隔された
縦方向切断部を形成するステップとを含み、第1導電性
金属層の各層はエレクトロディスプレーシブ物質の二つ
の層の間に位置し、各トレンチは二つの隣接した第1導
電性金属層から等間隔を保つ。
N個のエレクトロディスプレーシブアクチュエータアレ
ーの製造方法は、本出願人により出願されて係留中であ
る米国特許第 号、発明の名称“アクチュエ
ータアレーおよびその製造方法”に記載されている。そ
の製造方法は、(1) M層の第1導電性金属層およびM×
1層のエレクトロディスプレーシブ物質層から成る多層
セラミック構造体を形成するステップと、(2) 前記第1
導電性金属層に垂直である方向に沿って前記多層セラミ
ック構造体をスライスすることにより複合セラミックウ
ェーハを得るステップと、(3) ソーイング(sawing)など
の機械的な手段を用いて互いに平行に延長する多数の均
一に離隔された横方向トレンチを設けるステップと、
(4) 第2導電性金属層を沈積するステップと、(5) M×
N個のエレクトロディスプレーシブアクチュエータアレ
ーを得るために、ステップ(3),(4) により準備された複
合セラミックウェーハ上にN−1個の均一に離隔された
縦方向切断部を形成するステップとを含み、第1導電性
金属層の各層はエレクトロディスプレーシブ物質の二つ
の層の間に位置し、各トレンチは二つの隣接した第1導
電性金属層から等間隔を保つ。
【0009】第1および第2導電性金属層は、完成され
たアクチュエーチドミラーアレー内で、共通信号電極、
例えば、43および基準電極、例えば、44a,44b
として各々機能する。
たアクチュエーチドミラーアレー内で、共通信号電極、
例えば、43および基準電極、例えば、44a,44b
として各々機能する。
【0010】M×N個のエレクトロディスプレーシブア
クチュエータアレー上にM×Nのミラーアレーを付着す
る方法は、本出願人により出願されて係留中である米国
特許第 号、発明の名称“ミラーアレーおよ
びその製造方法”に記載されている。その製造方法は、
(1) 基板上に分離層を形成するステップと、(2) 前記分
離層上にミラー層を沈積するステップと、(3) M×N個
のミラーアレーに前記ミラー層を区分するステップと、
(4) 前記ステップ(1) 〜(3) によって処理された基板上
に支持層を設けるステップと、(5) 各々のM×N個のエ
レクトロディスプレーシブアクチュエータがステップ
(3) で区分されたM×N個の各々のミラーと整合するよ
うに支持層上にアクチュエータアレーを接着するステッ
プと、(6)支持層とミラーから基板を離すことによっ
て、分離層を除去するステップと、(7)M×N個のアク
チュエーチドミラーアレーを提供するために、各部材が
各M×N個のミラーに相応するが、M×N個の分解され
た支持部材に支持層をパターン化するステップとを含
む。
クチュエータアレー上にM×Nのミラーアレーを付着す
る方法は、本出願人により出願されて係留中である米国
特許第 号、発明の名称“ミラーアレーおよ
びその製造方法”に記載されている。その製造方法は、
(1) 基板上に分離層を形成するステップと、(2) 前記分
離層上にミラー層を沈積するステップと、(3) M×N個
のミラーアレーに前記ミラー層を区分するステップと、
(4) 前記ステップ(1) 〜(3) によって処理された基板上
に支持層を設けるステップと、(5) 各々のM×N個のエ
レクトロディスプレーシブアクチュエータがステップ
(3) で区分されたM×N個の各々のミラーと整合するよ
うに支持層上にアクチュエータアレーを接着するステッ
プと、(6)支持層とミラーから基板を離すことによっ
て、分離層を除去するステップと、(7)M×N個のアク
チュエーチドミラーアレーを提供するために、各部材が
各M×N個のミラーに相応するが、M×N個の分解され
た支持部材に支持層をパターン化するステップとを含
む。
【0011】しかし、前述した従来のM×N個のエレク
トロディスプレーシブアクチュエータの製造方法と、そ
の上にM×N個のミラーアレーを付着する方法には多く
の問題点があった。まず、完成されたアクチュエーチド
ミラーアレーで共通信号電極43として機能する第1導
電性金属層は、多層セラミック構造体準備工程による焼
結中に曲がり易いため、正確な寸法を有するトレンチと
アクチュエータとを形成することが極めて困難であっ
た。さらに、M×N個の圧電アクチュエーチドミラーア
レーを製造する場合、多層セラミック構造は、前述した
ステップを行う前に高DC電圧下で維持され分極されな
ければならないので、電気的破壊(electrical breakdow
n)や電気的減衰(electrical degradation)を起こすこと
がある。また、M×N個のエレクトロディスプレーシブ
アクチュエータアレーは、ソーイングのような機械的手
段を用いて製造されるので、M×N個のエレクトロディ
スプレーシブアクチュエーチドミラーアレーに製造にお
いて、信頼性や収率、複製性(reproducibility) で要求
される程度を得ることが極めて難しい。さらに、かかる
手段を用いてアクチュエーチドミラーアレーを小型化す
るには限界がある。
トロディスプレーシブアクチュエータの製造方法と、そ
の上にM×N個のミラーアレーを付着する方法には多く
の問題点があった。まず、完成されたアクチュエーチド
ミラーアレーで共通信号電極43として機能する第1導
電性金属層は、多層セラミック構造体準備工程による焼
結中に曲がり易いため、正確な寸法を有するトレンチと
アクチュエータとを形成することが極めて困難であっ
た。さらに、M×N個の圧電アクチュエーチドミラーア
レーを製造する場合、多層セラミック構造は、前述した
ステップを行う前に高DC電圧下で維持され分極されな
ければならないので、電気的破壊(electrical breakdow
n)や電気的減衰(electrical degradation)を起こすこと
がある。また、M×N個のエレクトロディスプレーシブ
アクチュエータアレーは、ソーイングのような機械的手
段を用いて製造されるので、M×N個のエレクトロディ
スプレーシブアクチュエーチドミラーアレーに製造にお
いて、信頼性や収率、複製性(reproducibility) で要求
される程度を得ることが極めて難しい。さらに、かかる
手段を用いてアクチュエーチドミラーアレーを小型化す
るには限界がある。
【0012】また、M×N個のエレクトロディスプレー
シブアクチュエータアレーの上にM×N個のミラーアレ
ーを付着する従来の方法においては、M×N個の各々の
ミラーをM×N個のエレクトロディスプレーシブアクチ
ュエータ各々と整列することは極めて困難で、また支持
層とミラーから基板を分離するにおいて分離層を除去す
ることも困難であった。
シブアクチュエータアレーの上にM×N個のミラーアレ
ーを付着する従来の方法においては、M×N個の各々の
ミラーをM×N個のエレクトロディスプレーシブアクチ
ュエータ各々と整列することは極めて困難で、また支持
層とミラーから基板を分離するにおいて分離層を除去す
ることも困難であった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
一つの目的は、多層圧電セラミック構造を用いないM×
N(MおよびNは定数) 個の圧電アクチュエーチドミラ
ーアレーおよびその製造方法を提供することにある。
一つの目的は、多層圧電セラミック構造を用いないM×
N(MおよびNは定数) 個の圧電アクチュエーチドミラ
ーアレーおよびその製造方法を提供することにある。
【0014】本発明の他の目的は、半導体製造に用いら
れる製造技術を用いる複製性,信頼性および収率が高い
M×N個の圧電アクチュエーチドミラーアレーおよびそ
の製造方法を提供することにある。
れる製造技術を用いる複製性,信頼性および収率が高い
M×N個の圧電アクチュエーチドミラーアレーおよびそ
の製造方法を提供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、分極化のための極め
て高いDC電圧を必要としない、M×N個の圧電アクチ
ュエーチドミラーアレーおよびその製造方法を提供する
ことにある。
て高いDC電圧を必要としない、M×N個の圧電アクチ
ュエーチドミラーアレーおよびその製造方法を提供する
ことにある。
【0016】本発明のさらに他の目的は、M×N個のミ
ラーの各々と、M×N個の圧電アクチュエータの各々と
を容易に整列し得るM×N個の圧電アクチュエーチドミ
ラーアレーおよびその製造方法を提供することにある。
ラーの各々と、M×N個の圧電アクチュエータの各々と
を容易に整列し得るM×N個の圧電アクチュエーチドミ
ラーアレーおよびその製造方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、光投射システムに用いられるM×N(M
およびNは定数) 個の圧電アクチュエーチドミラーアレ
ーを製造する方法において、a)圧電物質から成り、上
面および下面を有するセラミックウェーハを準備するス
テップと、b)前記セラミックウェーハの下面上にM×
N個の信号電極アレーを形成し、前記セラミックウェー
ハの上面上にM+1個の共通基準電極アレーを形成する
ステップと、c)基板、M×N個のトランジスタアレー
およびM×N個の接続端子アレーを含むアクティブ基板
マトリックス上に前記ステップ(b) により処理されたセ
ラミックウェーハを搭載して、前記M×N個の信号電極
の各々と前記M×N個の接続端子の各々を電気的に接続
させるステップと、d)前記M+1個の共通基準電極を
上面および下面を各々有するM+1個のフォトレジスチ
ブネークドセグメント(photoresistive necked segmen
t) で覆うステップと、e)M個のトレンチを設けるス
テップと、f)前記ステップ(b),(c),(d) および(e) に
よって処理されたセラミックウェーハの上面上にM×N
個のヒンジアレーを配置するステップと、g)前記M×
N個のヒンジの各々の上面上にミラーを形成するステッ
プと、h)前記M+1個のフォトレジスチブネークドセ
グメントを除去するステップと、i)前記M+1個の共
通基準電極の各々と共通接地電位を電気的に接続するス
テップとを含み、前記M+1個の共通基準電極の各々
は、前記セラミックウェーハの上面を横切って延長し、
前記M×N個の信号電極の各々は二つの隣接する共通基
準電極の一部とオーバラップし、前記二つの隣接する共
通基準電極の間の中心線は前記信号電極の中心線と一致
し、前記M個のトレンチの各々は、二つの共通基準電極
の間に位置し、前記信号電極の中心線上にあり、前記共
通基準電極と平行に延長し、前記M個のトレンチの各々
には前記トレンチに垂直に延長するN−1個のグルーブ
(groove)が設けられ、前記M×N個のヒンジの各々は、
前記トレンチに当てはめるように形成された突出部が設
けられた下面および上面を有することを特徴とする。
に、本発明は、光投射システムに用いられるM×N(M
およびNは定数) 個の圧電アクチュエーチドミラーアレ
ーを製造する方法において、a)圧電物質から成り、上
面および下面を有するセラミックウェーハを準備するス
テップと、b)前記セラミックウェーハの下面上にM×
N個の信号電極アレーを形成し、前記セラミックウェー
ハの上面上にM+1個の共通基準電極アレーを形成する
ステップと、c)基板、M×N個のトランジスタアレー
およびM×N個の接続端子アレーを含むアクティブ基板
マトリックス上に前記ステップ(b) により処理されたセ
ラミックウェーハを搭載して、前記M×N個の信号電極
の各々と前記M×N個の接続端子の各々を電気的に接続
させるステップと、d)前記M+1個の共通基準電極を
上面および下面を各々有するM+1個のフォトレジスチ
ブネークドセグメント(photoresistive necked segmen
t) で覆うステップと、e)M個のトレンチを設けるス
テップと、f)前記ステップ(b),(c),(d) および(e) に
よって処理されたセラミックウェーハの上面上にM×N
個のヒンジアレーを配置するステップと、g)前記M×
N個のヒンジの各々の上面上にミラーを形成するステッ
プと、h)前記M+1個のフォトレジスチブネークドセ
グメントを除去するステップと、i)前記M+1個の共
通基準電極の各々と共通接地電位を電気的に接続するス
テップとを含み、前記M+1個の共通基準電極の各々
は、前記セラミックウェーハの上面を横切って延長し、
前記M×N個の信号電極の各々は二つの隣接する共通基
準電極の一部とオーバラップし、前記二つの隣接する共
通基準電極の間の中心線は前記信号電極の中心線と一致
し、前記M個のトレンチの各々は、二つの共通基準電極
の間に位置し、前記信号電極の中心線上にあり、前記共
通基準電極と平行に延長し、前記M個のトレンチの各々
には前記トレンチに垂直に延長するN−1個のグルーブ
(groove)が設けられ、前記M×N個のヒンジの各々は、
前記トレンチに当てはめるように形成された突出部が設
けられた下面および上面を有することを特徴とする。
【0018】別の本発明は、光投射システムに用いられ
るM×N個の圧電アクチュエーチドミラーアレーにおい
て、基板およびM×N個のトランジスタアレーを有する
アクティブ基板マトリックスと、M×N個の圧電アクチ
ュエータアレーと、前記M×N個の圧電アクチュエータ
の各々のトレンチに当てはめるように形成された突出部
が設けられた下面および上面を有するM×N個のヒンジ
アレーと、前記アクティブ基板マトリックスと信号電極
を電気的に接続するM×N個の接続端子アレーと、前記
M×N個のヒンジの各々の上面上に各々装着されたM×
N個のミラーアレーとを含み、前記M×N個の圧電アク
チュエータの各々は、圧電部材上に形成された深さが固
定されたトレンチにより均一に分離された上面および下
面を有する圧電部材と、前記下面上に位置し、中心線が
前記トレンチの中心線と一致する信号電極と、前記分離
された上面上に位置した一対の共通基準電極を備えるこ
とを特徴とする。
るM×N個の圧電アクチュエーチドミラーアレーにおい
て、基板およびM×N個のトランジスタアレーを有する
アクティブ基板マトリックスと、M×N個の圧電アクチ
ュエータアレーと、前記M×N個の圧電アクチュエータ
の各々のトレンチに当てはめるように形成された突出部
が設けられた下面および上面を有するM×N個のヒンジ
アレーと、前記アクティブ基板マトリックスと信号電極
を電気的に接続するM×N個の接続端子アレーと、前記
M×N個のヒンジの各々の上面上に各々装着されたM×
N個のミラーアレーとを含み、前記M×N個の圧電アク
チュエータの各々は、圧電部材上に形成された深さが固
定されたトレンチにより均一に分離された上面および下
面を有する圧電部材と、前記下面上に位置し、中心線が
前記トレンチの中心線と一致する信号電極と、前記分離
された上面上に位置した一対の共通基準電極を備えるこ
とを特徴とする。
【0019】
【実施例】本発明のM×N個の圧電アクチュエーチドミ
ラーアレーの製造方法は、図1に示したように、例え
ば、リードジルコニウムチタネート(PZT)のような
圧電物質から成り、平坦で互いに平行である上面および
下面31,32を有するセラミックウェーハ50を準備
して始める。
ラーアレーの製造方法は、図1に示したように、例え
ば、リードジルコニウムチタネート(PZT)のような
圧電物質から成り、平坦で互いに平行である上面および
下面31,32を有するセラミックウェーハ50を準備
して始める。
【0020】図2に示された通り、セラミックウェーハ
50の下面32の上には、一定な間隔で離隔され、同一
な大きさのM×N個の信号電極、例えば、41′,4
1,41″のアレー2が形成され、セラミックウェーハ
の上面31には、一定な間隔で離隔され、同一な大きさ
のM×N個の共通基準電極、例えば、44′,44,4
4″のアレー3が形成されている。また、M+1個の共
通基準電極の各々44′,44,44″は、セラミック
ウェーハ50の上面31を横切って延長され、互いに平
行に延長し、M×N個の信号電極の各々41′,41,
41″は、二つの隣接した共通基準電極44′,44,
44″の一部とオーバラップしている。また、信号電
極、例えば41は、二つの隣接した共通基準電極44,
44″間の中心線と一致するように位置する。
50の下面32の上には、一定な間隔で離隔され、同一
な大きさのM×N個の信号電極、例えば、41′,4
1,41″のアレー2が形成され、セラミックウェーハ
の上面31には、一定な間隔で離隔され、同一な大きさ
のM×N個の共通基準電極、例えば、44′,44,4
4″のアレー3が形成されている。また、M+1個の共
通基準電極の各々44′,44,44″は、セラミック
ウェーハ50の上面31を横切って延長され、互いに平
行に延長し、M×N個の信号電極の各々41′,41,
41″は、二つの隣接した共通基準電極44′,44,
44″の一部とオーバラップしている。また、信号電
極、例えば41は、二つの隣接した共通基準電極44,
44″間の中心線と一致するように位置する。
【0021】M×N個の信号電極のアレー2とM+1個
の共通基準電極のアレー1は、スパッタリング法を用い
て、導電性金属、例えば、アルミニウム(Al), 銅(Cu),
ニッケル(Ni)で全ての上面および下面31,32を完全
に覆った後にフォトリトグラフィック方法を用いて必要
な電極パターンを得ることによって形成される。
の共通基準電極のアレー1は、スパッタリング法を用い
て、導電性金属、例えば、アルミニウム(Al), 銅(Cu),
ニッケル(Ni)で全ての上面および下面31,32を完全
に覆った後にフォトリトグラフィック方法を用いて必要
な電極パターンを得ることによって形成される。
【0022】セラミックウェーハ50は、例えば、PZ
Tのような圧電物質から成るので、2段階に分極化が行
われる。第1段階は、例えば、44′,44″のような
第1交番的な共通基準電極と、例えば、41,41′,
41″のような信号電極との間にDC電圧を印加するこ
とであり(ここで、信号電極は接地に接続される(図示
せず))、第2段階は、例えば、44,44″のような
第2交番的な共通基準電極と、例えば、41,41′,
41″のような信号電極の間に前記のようなDC電圧を
印加することである(ここで、共通基準電極は接地に接
続される)。これによって図3に示したように、それら
の間に位置した圧電物質は第1段階の分極化方向と反対
方向へ分極化される。
Tのような圧電物質から成るので、2段階に分極化が行
われる。第1段階は、例えば、44′,44″のような
第1交番的な共通基準電極と、例えば、41,41′,
41″のような信号電極との間にDC電圧を印加するこ
とであり(ここで、信号電極は接地に接続される(図示
せず))、第2段階は、例えば、44,44″のような
第2交番的な共通基準電極と、例えば、41,41′,
41″のような信号電極の間に前記のようなDC電圧を
印加することである(ここで、共通基準電極は接地に接
続される)。これによって図3に示したように、それら
の間に位置した圧電物質は第1段階の分極化方向と反対
方向へ分極化される。
【0023】その後、図3に示すように、前記ステップ
によって処理されたセラミックウェーハ50は、例え
ば、Al2 O3 またはガラスのような絶縁物質やシリコ
ン(Si)のような半導体物質から成りその上にM×N個の
トランジスタアレーと例えば60,60′,60″のよ
うなM×N個の接続端子アレー6とが内装されたアクテ
ィブ基板マトリックス49上に装着される。例えば60
のような各々のM×N個の接続端子は、例えば41のよ
うな各々のM×N個の信号電極に導電性接着剤を用いて
電気的に接続される。
によって処理されたセラミックウェーハ50は、例え
ば、Al2 O3 またはガラスのような絶縁物質やシリコ
ン(Si)のような半導体物質から成りその上にM×N個の
トランジスタアレーと例えば60,60′,60″のよ
うなM×N個の接続端子アレー6とが内装されたアクテ
ィブ基板マトリックス49上に装着される。例えば60
のような各々のM×N個の接続端子は、例えば41のよ
うな各々のM×N個の信号電極に導電性接着剤を用いて
電気的に接続される。
【0024】次の段階でM+1個の共通接地電極は、図
3に示されたように、エッチングマスクで用いられる、
例えば45,45′,45″のようなM+1個のフォト
レジスチブネークドセグメントにより塗布される。
3に示されたように、エッチングマスクで用いられる、
例えば45,45′,45″のようなM+1個のフォト
レジスチブネークドセグメントにより塗布される。
【0025】その後、前述したステップによって処理さ
れたセラミックウェーハ40を、絶縁材、例えばAl20
3 ,またはガラス,または例えばSiから成る半導体の
基板、M×N個のトランジスタアレー(図示せず)およ
びM×N個の接続端子、例えば50,50′,50″の
アレー5を含む能動基板マトリックス49上に図3に示
したように装着する。M×N個の接続端子の各々、例え
ば50は導電性接着剤を用いてM×N個の信号電極の各
々、例えば41と電気的に接続される。
れたセラミックウェーハ40を、絶縁材、例えばAl20
3 ,またはガラス,または例えばSiから成る半導体の
基板、M×N個のトランジスタアレー(図示せず)およ
びM×N個の接続端子、例えば50,50′,50″の
アレー5を含む能動基板マトリックス49上に図3に示
したように装着する。M×N個の接続端子の各々、例え
ば50は導電性接着剤を用いてM×N個の信号電極の各
々、例えば41と電気的に接続される。
【0026】その後、M+1個の共通基準電極をM+1
個のフォトレジスチブネークドセグメント、例えば4
5,45′,45″で覆って、図3に示したようにエッ
チングマスクとして用いる。
個のフォトレジスチブネークドセグメント、例えば4
5,45′,45″で覆って、図3に示したようにエッ
チングマスクとして用いる。
【0027】その後、M+1個のフォトレジスチブネー
クドセグメントで覆われなかった領域をドライまたはウ
エットエッチング法で除去することによって、M+1個
の共通基準電極と平行で、図3に示したように均一に離
隔され、大きさが同一なM個のトレンチ、例えば47,
47′,47″を形成する。ここで、N個のトレンチの
各々、例えば47は信号電極の各々、例えば41と中心
線が一致し、トレンチの各々にはそれと垂直に延長し深
さが固定されて、大きさが同一であるN−1個の均一に
離隔されたグルーブ、例えば52,52′,52″が設
けられる。
クドセグメントで覆われなかった領域をドライまたはウ
エットエッチング法で除去することによって、M+1個
の共通基準電極と平行で、図3に示したように均一に離
隔され、大きさが同一なM個のトレンチ、例えば47,
47′,47″を形成する。ここで、N個のトレンチの
各々、例えば47は信号電極の各々、例えば41と中心
線が一致し、トレンチの各々にはそれと垂直に延長し深
さが固定されて、大きさが同一であるN−1個の均一に
離隔されたグルーブ、例えば52,52′,52″が設
けられる。
【0028】N−1個のグルーブは、M個の全てのトレ
ンチに同じように配置されるが、M個のトレンチの各々
のN−1個のグルーブは隣接するトレンチのグルーブと
接触しない。M個のトレンチとそれに形成されたM×
(N−1)個のグルーブの幅および深さは、各々3〜5
μmおよび10〜20μmである。
ンチに同じように配置されるが、M個のトレンチの各々
のN−1個のグルーブは隣接するトレンチのグルーブと
接触しない。M個のトレンチとそれに形成されたM×
(N−1)個のグルーブの幅および深さは、各々3〜5
μmおよび10〜20μmである。
【0029】図4は、前述したステップによって処理さ
れたセラミックウェーハ上に配置されたM×N個のヒン
ジ、例えば53,53′,53″のアレー8を示したも
ので、M×N個のヒンジの各々、例えば53にはトレン
チ、例えば47に当てはめるように形成された突出部5
6を有する下面55および上面54が設けられている。
ヒンジは紫外線に露出される時、硬化される樹脂から成
る。
れたセラミックウェーハ上に配置されたM×N個のヒン
ジ、例えば53,53′,53″のアレー8を示したも
ので、M×N個のヒンジの各々、例えば53にはトレン
チ、例えば47に当てはめるように形成された突出部5
6を有する下面55および上面54が設けられている。
ヒンジは紫外線に露出される時、硬化される樹脂から成
る。
【0030】その後、反射性物質、例えばAlから成る
M×N個のミラー、例えば59,59′,59″のアレ
ー10をスパッタリング法などの従来技術を用いてM×
N個のヒンジの上面上に形成する。M×N個のミラーを
形成した後、フォトレジスチブセグメント、例えば4
5,45′,45″を除去する。また、上面54以外の
ヒンジの領域上にスパッタリング中に形成され得る光反
射面で光が不規則的に反射されることを防止するため
に、スパッタリング前にフォトレジスチブネークドセグ
メントの露出された領域、即ち、M×N個のヒンジで覆
われなかった領域上に水溶性セパレータ(図示せず)を
設ける。その後、共通基準電極、例えば44,44′,
44″を共通接地電位(図示せず)に接続することによ
り、図5および図6に示したようなM×N個の圧電アク
チュエーチドミラーアレー200を形成する。
M×N個のミラー、例えば59,59′,59″のアレ
ー10をスパッタリング法などの従来技術を用いてM×
N個のヒンジの上面上に形成する。M×N個のミラーを
形成した後、フォトレジスチブセグメント、例えば4
5,45′,45″を除去する。また、上面54以外の
ヒンジの領域上にスパッタリング中に形成され得る光反
射面で光が不規則的に反射されることを防止するため
に、スパッタリング前にフォトレジスチブネークドセグ
メントの露出された領域、即ち、M×N個のヒンジで覆
われなかった領域上に水溶性セパレータ(図示せず)を
設ける。その後、共通基準電極、例えば44,44′,
44″を共通接地電位(図示せず)に接続することによ
り、図5および図6に示したようなM×N個の圧電アク
チュエーチドミラーアレー200を形成する。
【0031】この実施例において、基板49の下面上に
装着されたアドレシブル(adressable)ドライバー(図示
せず)を用いて、M×N個のアクチュエータの各々の信
号電極に電圧を印加して、ミラーを望むほど傾けること
ができ、光投射システムの対応する画素の強さによって
電圧を決定することができる。
装着されたアドレシブル(adressable)ドライバー(図示
せず)を用いて、M×N個のアクチュエータの各々の信
号電極に電圧を印加して、ミラーを望むほど傾けること
ができ、光投射システムの対応する画素の強さによって
電圧を決定することができる。
【0032】
【発明の効果】以上、説明した通り、本発明によれば、
複製性、信頼性および収率が高い圧電アクチュエーチド
ミラーアレーの製造方法を得ることができる。
複製性、信頼性および収率が高い圧電アクチュエーチド
ミラーアレーの製造方法を得ることができる。
【図1】本発明によるM×N個の圧電アクチュエーチド
ミラーアレーの製造方法の最初の段階を示した図面であ
る。
ミラーアレーの製造方法の最初の段階を示した図面であ
る。
【図2】図1に示した段階の次のものを示した斜視図で
ある。
ある。
【図3】図2に示した段階の次のものを示した斜視図で
ある。
ある。
【図4】図3に示した段階の次のものを示した斜視図で
ある。
ある。
【図5】図4に示した段階の次のものを示した斜視図で
ある。
ある。
【図6】本発明による完成された圧電アクチュエーチド
ミラーアレーの断面を示した図面である。
ミラーアレーの断面を示した図面である。
【図7】従来のM×N個の圧電アクチュエーチドミラー
アレーの断面を示した図面である。
アレーの断面を示した図面である。
41 信号電極 44 共通基準電極 45 フォトレジスチブネークドセグメント 47 トレンチ 49 アクティブ基板マトリックス 50 セラミックウェーハ 53 ヒンジ 59 ミラー 60 接続端子
Claims (15)
- 【請求項1】 光投射システムに用いられるM×N(M
およびNは定数) 個の圧電アクチュエーチドミラーアレ
ーを製造する方法において、 a)圧電物質から成り、上面および下面を有するセラミ
ックウェーハを準備するステップと、 b)前記セラミックウェーハの下面上にM×N個の信号
電極アレーを形成し、前記セラミックウェーハの上面上
にM+1個の共通基準電極アレーを形成するステップ
と、 c)基板、M×N個のトランジスタアレーおよびM×N
個の接続端子アレーを含むアクティブ基板マトリックス
上に前記ステップ(b) により処理されたセラミックウェ
ーハを搭載して、前記M×N個の信号電極の各々と前記
M×N個の接続端子の各々を電気的に接続させるステッ
プと、 d)前記M+1個の共通基準電極を上面および下面を各
々有するM+1個のフォトレジスチブネークドセグメン
ト(photoresistive necked segment) で覆うステップ
と、 e)M個のトレンチを設けるステップと、 f)前記ステップ(b),(c),(d) および(e) によって処理
されたセラミックウェーハの上面上にM×N個のヒンジ
アレーを配置するステップと、 g)前記M×N個のヒンジの各々の上面上にミラーを形
成するステップと、 h)前記M+1個のフォトレジスチブネークドセグメン
トを除去するステップと、 i)前記M+1個の共通基準電極の各々と共通接地電位
を電気的に接続するステップとを含み、 前記M+1個の共通基準電極の各々は、前記セラミック
ウェーハの上面を横切って延長し、前記M×N個の信号
電極の各々は二つの隣接する共通基準電極の一部とオー
バラップし、前記二つの隣接する共通基準電極の間の中
心線は前記信号電極の中心線と一致し、前記M個のトレ
ンチの各々は、二つの共通基準電極の間に位置し、前記
信号電極の中心線上にあり、前記共通基準電極と平行に
延長し、前記M個のトレンチの各々には前記トレンチに
垂直に延長するN−1個のグルーブ(groove)が設けら
れ、前記M×N個のヒンジの各々は、前記トレンチに当
てはめるように形成された突出部が設けられた下面およ
び上面を有することを特徴とする圧電アクチュエーチド
ミラーアレーの製造方法。 - 【請求項2】 前記M+1個の共通基準電極およびM×
N個の信号電極は、前記セラミックウェーハの上面およ
び下面に導電性金属層を提供することにより得られる請
求項1記載の圧電アクチュエーチドミラーアレーの製造
方法。 - 【請求項3】 前記セラミックウェーハは、圧電物質か
ら成る請求項1記載の圧電アクチュエーチドミラーアレ
ーの製造方法。 - 【請求項4】 前記セラミックウェーハは、前記M×N
個の信号電極および前記M+1個の共通基準電極を形成
した後に分極化される請求項3記載の圧電アクチュエー
チドミラーアレーの製造方法。 - 【請求項5】 前記セラミックウェーハは交代する共通
基準電極と信号電極との間にDC電圧を印加し、前記信
号電極を接地に接続することにより、または残りの共通
基準電極と信号電極との間にDC電圧を印加し、残りの
共通基準電極を接地に接続することにより分極化される
請求項4記載の圧電アクチュエーチドミラーアレーの製
造方法。 - 【請求項6】 前記DC電圧は、30から60Vまでの
範囲で前記セラミックウェーハに印加される請求項5記
載の圧電アクチュエーチドミラーアレーの製造方法。 - 【請求項7】 前記M×N個のヒンジは、紫外線に露出
される時、硬化される樹脂から成る請求項1記載の圧電
アクチュエーチドミラーアレーの製造方法。 - 【請求項8】 前記M×N個のヒンジの上面上にM×N
個のミラーを形成する前に、前記M×N個のヒンジで覆
われなかったフォトレジスチブネークドセグメントの上
面上の領域に受容性セパレータ(separator) を設ける請
求項1記載の圧電アクチュエーチドミラーアレーの製造
方法。 - 【請求項9】 請求項1記載の方法によって製造された
圧電アクチュエーチドミラーアレーを含む光投射システ
ム。 - 【請求項10】 光投射システムに用いられるM×N個
の圧電アクチュエーチドミラーアレーにおいて、 基板およびM×N個のトランジスタアレーを有するアク
ティブ基板マトリックスと、 M×N個の圧電アクチュエータアレーと、 前記M×N個の圧電アクチュエータの各々のトレンチに
当てはめるように形成された突出部が設けられた下面お
よび上面を有するM×N個のヒンジアレーと、前記アク
ティブ基板マトリックスと信号電極とを電気的に接続す
るM×N個の接続端子アレーと、 前記M×N個のヒンジの各々の上面上に各々装着された
M×N個のミラーアレーとを含み、 前記M×N個の圧電アクチュエータの各々は、圧電部材
上に形成され深さが固定されたトレンチにより均一に分
離された上面および下面を有する圧電部材と、前記下面
上に位置し、中心線が前記トレンチの中心線と一致する
信号電極と、前記分離された上面上に位置した一対の共
通基準電極とを備えることを特徴とする圧電アクチュエ
ーチドミラーアレー。 - 【請求項11】 前記圧電部材は分極化される請求項1
0記載の圧電アクチュエーチドミラーアレー。 - 【請求項12】 前記M×N個のヒンジの各々は、紫外
線に露出される時、硬化される樹脂から成る請求項10
記載の圧電アクチュエーチドミラーアレー。 - 【請求項13】 前記一対の共通基準電極および前記信
号電極は、導電性金属から成る請求項10記載の圧電ア
クチュエーチドミラーアレー。 - 【請求項14】 前記一対の共通基準電極は、二つの隣
接するアクチュエータにより共有される請求項10記載
の圧電アクチュエーチドミラーアレー。 - 【請求項15】 請求項10記載の圧電アクチュエーチ
ドミラーアレーを含む光投射システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019930008859A KR970003008B1 (ko) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 투사형 화상표시장치용 광로조절장치의 제조방법 |
KR1993-8859 | 1993-05-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07140402A true JPH07140402A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=19355849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6108464A Pending JPH07140402A (ja) | 1993-05-21 | 1994-05-23 | 圧電アクチュエータミラーアレーおよびその製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5734492A (ja) |
JP (1) | JPH07140402A (ja) |
KR (1) | KR970003008B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100878922B1 (ko) * | 2004-04-29 | 2009-01-15 | 삼성전기주식회사 | 상하부 미러가 일체화된 하이브리드 광변조기 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6028690A (en) * | 1997-11-26 | 2000-02-22 | Texas Instruments Incorporated | Reduced micromirror mirror gaps for improved contrast ratio |
DE10084495T1 (de) * | 1999-04-20 | 2002-06-06 | Seagate Technology Llc | Elektrodenstrukturierung für einen Differential-PZT-Aktuator |
US20010040675A1 (en) * | 2000-01-28 | 2001-11-15 | True Randall J. | Method for forming a micromechanical device |
US6608712B2 (en) | 2001-05-15 | 2003-08-19 | Network Photonics, Inc. | Hidden flexure ultra planar optical routing element |
US7911672B2 (en) * | 2006-12-26 | 2011-03-22 | Zhou Tiansheng | Micro-electro-mechanical-system micromirrors for high fill factor arrays and method therefore |
US8238018B2 (en) * | 2009-06-01 | 2012-08-07 | Zhou Tiansheng | MEMS micromirror and micromirror array |
US9036231B2 (en) | 2010-10-20 | 2015-05-19 | Tiansheng ZHOU | Micro-electro-mechanical systems micromirrors and micromirror arrays |
US10551613B2 (en) | 2010-10-20 | 2020-02-04 | Tiansheng ZHOU | Micro-electro-mechanical systems micromirrors and micromirror arrays |
US9385634B2 (en) | 2012-01-26 | 2016-07-05 | Tiansheng ZHOU | Rotational type of MEMS electrostatic actuator |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3886310A (en) * | 1973-08-22 | 1975-05-27 | Westinghouse Electric Corp | Electrostatically deflectable light valve with improved diffraction properties |
US4615595A (en) * | 1984-10-10 | 1986-10-07 | Texas Instruments Incorporated | Frame addressed spatial light modulator |
-
1993
- 1993-05-21 KR KR1019930008859A patent/KR970003008B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1994
- 1994-05-20 US US08/246,891 patent/US5734492A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-05-23 JP JP6108464A patent/JPH07140402A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100878922B1 (ko) * | 2004-04-29 | 2009-01-15 | 삼성전기주식회사 | 상하부 미러가 일체화된 하이브리드 광변조기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR970003008B1 (ko) | 1997-03-13 |
US5734492A (en) | 1998-03-31 |
KR940027547A (ko) | 1994-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5506720A (en) | Method for manufacturing an electrodisplacive actuated mirror array | |
CN1074548C (zh) | 制造具有最佳光效率的致动反射镜阵列的方法 | |
KR970002997B1 (ko) | 투사형화상표시장치용 광로조절장치의 제조방법 | |
US5735026A (en) | Method for the manufacture of an electrodisplacive actuator array | |
JPH07151983A (ja) | 光投射システム用エレクトロストリクティブミラーアクチュエータ | |
JP3283881B2 (ja) | M×n個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイ及びその製造方法 | |
JPH08114758A (ja) | M×n個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレーの製造方法 | |
JPH07140402A (ja) | 圧電アクチュエータミラーアレーおよびその製造方法 | |
US5585956A (en) | Electrostrictive actuated mirror array | |
JPH07159709A (ja) | エレクトロディスプレーシブアクチュエーチドミラーアレーおよびその製法 | |
JPH0818116A (ja) | M×n個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレーの製造方法 | |
US5862002A (en) | Electrostrictive actuated mirror array and method for the manufacture thereof | |
US5696618A (en) | Electrodisplacive actuated mirror array and method for the manufacture thereof | |
KR970003447B1 (ko) | 투사형화상표시장치용 광로조절장치의 제조방법 | |
CN1156831A (zh) | 制造解除短路的致动反射镜阵列的方法 | |
US5768008A (en) | Actuator array and method for the manufacture thereof | |
KR0132004B1 (ko) | 광로조절장치의 제조방법 | |
KR970003000B1 (ko) | 투사형화상표시장치용 광로조절장치의 제조방법 | |
RU97112466A (ru) | Матрица тонкопленочных возбуждаемых зеркал и способ ее изготовления | |
KR970002999B1 (ko) | 투사형화상표시장치용 광로조절장치의 제조방법 | |
KR970002998B1 (ko) | 투사형화상표시장치용 광로조절장치의 제조방법 | |
KR970003005B1 (ko) | 투사형 화상표시장치용 광로조절장치의 제조방법 | |
KR970003452B1 (ko) | 투사형 화상표시장치용 광로조절장치의 제조방법 | |
KR100229786B1 (ko) | 광로 조절장치의 제조방법 | |
KR970003461B1 (ko) | 광로조절장치의 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |