JPH0713987A - 磁気カード読取り装置におけるデータ読取り方法 - Google Patents
磁気カード読取り装置におけるデータ読取り方法Info
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- JPH0713987A JPH0713987A JP5155603A JP15560393A JPH0713987A JP H0713987 A JPH0713987 A JP H0713987A JP 5155603 A JP5155603 A JP 5155603A JP 15560393 A JP15560393 A JP 15560393A JP H0713987 A JPH0713987 A JP H0713987A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 磁気カードのデータ列の途中に所定バイト数
の有効データを記録すると共に、有効データの先端と後
端にそれぞれ第1識別ビットと第2識別ビットを付加
し、磁気カードの読取り時には、第1識別ビットを検出
した時から第1識別ビットに続くデータの読取りと読取
ったデータのバイト数の計数を開始し、前記所定バイト
数だけのデータを読取ると共にその次に読取ったデータ
が第2識別ビットに一致する場合には磁気カードから有
効データを正しく読取ったものと判断する。 【効果】 磁気カードのデータ列の途中に第1識別ビッ
トと第2識別ビットによって挟まれる有効データを挿入
し、第1および第2識別ビットに基づいて有効データを
読取るようにしたので、MCR用カードの先端又は後端
部のデータが正しく読取れなくとも、読取りエラーを発
生させることなく有効データを読取ることができ、読取
りエラー発生率を低減させることが可能となる。
の有効データを記録すると共に、有効データの先端と後
端にそれぞれ第1識別ビットと第2識別ビットを付加
し、磁気カードの読取り時には、第1識別ビットを検出
した時から第1識別ビットに続くデータの読取りと読取
ったデータのバイト数の計数を開始し、前記所定バイト
数だけのデータを読取ると共にその次に読取ったデータ
が第2識別ビットに一致する場合には磁気カードから有
効データを正しく読取ったものと判断する。 【効果】 磁気カードのデータ列の途中に第1識別ビッ
トと第2識別ビットによって挟まれる有効データを挿入
し、第1および第2識別ビットに基づいて有効データを
読取るようにしたので、MCR用カードの先端又は後端
部のデータが正しく読取れなくとも、読取りエラーを発
生させることなく有効データを読取ることができ、読取
りエラー発生率を低減させることが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気カードからデー
タを読取る磁気カード読取り装置におけるデータ読取り
方法に関する。
タを読取る磁気カード読取り装置におけるデータ読取り
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気カード読取り装置、すなわちMCR
(Magnetic Card Reader)は、データが磁気記録された
MCR用カードを磁気ヘッドに接触させることによって
そのデータを読み取る装置である。
(Magnetic Card Reader)は、データが磁気記録された
MCR用カードを磁気ヘッドに接触させることによって
そのデータを読み取る装置である。
【0003】また、MCR用カードは、薄く可撓性にす
ぐれ携帯に便利である。従って、MCRは、金融機関や
コンビニエンスストアなど多くの産業分野利用されてお
り、例えば、電子レジスタ、POSターミナル、及びA
TM(自動預金支払機)等に導入されている。
ぐれ携帯に便利である。従って、MCRは、金融機関や
コンビニエンスストアなど多くの産業分野利用されてお
り、例えば、電子レジスタ、POSターミナル、及びA
TM(自動預金支払機)等に導入されている。
【0004】また、MCR用カードに記録されるデータ
の構成は、JBA又はABAによって規格統一されてい
る。たとえばJBAの規格によるデータは図5に示すよ
うに、スタートビットと呼ばれる1バイトのデータ“F
FH”と、これに続く69バイト分の意味ある情報を示
すデータ列と、エンドビットと呼ばれる1バイトデータ
“FFH”と、LRC(longitudinal redundancy chec
k;水平冗長検査)ビットと呼ばれる1バイトデータの合
計72バイトで構成される。
の構成は、JBA又はABAによって規格統一されてい
る。たとえばJBAの規格によるデータは図5に示すよ
うに、スタートビットと呼ばれる1バイトのデータ“F
FH”と、これに続く69バイト分の意味ある情報を示
すデータ列と、エンドビットと呼ばれる1バイトデータ
“FFH”と、LRC(longitudinal redundancy chec
k;水平冗長検査)ビットと呼ばれる1バイトデータの合
計72バイトで構成される。
【0005】MCRにMCR用カードを挿入すると、M
CRは、MCR用カードに記録されたデータを次のよう
にして読取る。まず、最初に読取ったデータがスタート
ビット(FFH)であるかどうかをチェックする。そし
てスタートビットFFHが読取られた場合、次に、読取
りデータが有るかどうかをチェックし、読取りデータが
あった場合には、そのデータを読み取って記憶する。
CRは、MCR用カードに記録されたデータを次のよう
にして読取る。まず、最初に読取ったデータがスタート
ビット(FFH)であるかどうかをチェックする。そし
てスタートビットFFHが読取られた場合、次に、読取
りデータが有るかどうかをチェックし、読取りデータが
あった場合には、そのデータを読み取って記憶する。
【0006】このとき記憶されるデータは、FFHに続
く69バイト分の意味のある情報と、さらにストップビ
ットFFHとLRCビットである。データの読取りが終
了すると、LRCビットを利用して、読取った69バイ
トの情報の読取エラーチェックを行う。
く69バイト分の意味のある情報と、さらにストップビ
ットFFHとLRCビットである。データの読取りが終
了すると、LRCビットを利用して、読取った69バイ
トの情報の読取エラーチェックを行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなMCR用の
カードのデータを読出す方法では、たとえばJBA規格
によってカードにデータが記録されている場合には、実
際に必要なデータ列のバイト数の多少にかかわらず、ス
タートビットとストップビットではさまれた69バイト
のデータすべてが常に読出され、記憶される。
カードのデータを読出す方法では、たとえばJBA規格
によってカードにデータが記録されている場合には、実
際に必要なデータ列のバイト数の多少にかかわらず、ス
タートビットとストップビットではさまれた69バイト
のデータすべてが常に読出され、記憶される。
【0008】従って、MCR本体の磁気ヘッドがカード
挿入口の近くに設けられたMCRでは、十分なカードの
予備走行距離がないため、カード挿入時の最初に読み取
られるデータ付近に読取りエラーを生じる率が高い。ま
た、カード内に必要な情報として記録されている情報量
が少ない場合には、カード内の空いた領域に、意味のな
いデータを書込む必要があり、また読出す際には、この
意味のないデータも読出すようにしているが、カードの
走行中に、カードが蛇行して最後に読取られるデータ付
近に読取りエラーを生じることもあり、必要な情報が正
しく読み取られていても読取りエラーとなるという不都
合が生じていた。
挿入口の近くに設けられたMCRでは、十分なカードの
予備走行距離がないため、カード挿入時の最初に読み取
られるデータ付近に読取りエラーを生じる率が高い。ま
た、カード内に必要な情報として記録されている情報量
が少ない場合には、カード内の空いた領域に、意味のな
いデータを書込む必要があり、また読出す際には、この
意味のないデータも読出すようにしているが、カードの
走行中に、カードが蛇行して最後に読取られるデータ付
近に読取りエラーを生じることもあり、必要な情報が正
しく読み取られていても読取りエラーとなるという不都
合が生じていた。
【0009】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、MCR用カードのデータ列の途中に有効
データを記録して、その有効データのみを読み取ること
により、読み取りエラーの発生率を低減することが可能
なデータ読取り方法を提供するものである。
されたもので、MCR用カードのデータ列の途中に有効
データを記録して、その有効データのみを読み取ること
により、読み取りエラーの発生率を低減することが可能
なデータ読取り方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、データ列が
記録された磁気カードからデータを読み取る磁気カード
読取り装置におけるデータ読取り方法において、磁気カ
ードのデータ列の途中に所定バイト数の有効データを記
録すると共に、有効データの先端と後端にそれぞれ第1
識別ビットと第2識別ビットを付加し、磁気カードの読
取り時には、第1識別ビットを検出した時から第1識別
ビットに続くデータの読取りと読取ったデータのバイト
数の計数を開始し、前記所定バイト数だけのデータを読
取ると共にその次に読取ったデータが第2識別ビットに
一致する場合には磁気カードから有効データを正しく読
取ったものと判断することを特徴とする磁気カード読取
り装置におけるデータ読取り方法を提供するものであ
る。なお、上記磁気カード読取り装置は、一般的なJB
A規格対応の装置を用いることができる。
記録された磁気カードからデータを読み取る磁気カード
読取り装置におけるデータ読取り方法において、磁気カ
ードのデータ列の途中に所定バイト数の有効データを記
録すると共に、有効データの先端と後端にそれぞれ第1
識別ビットと第2識別ビットを付加し、磁気カードの読
取り時には、第1識別ビットを検出した時から第1識別
ビットに続くデータの読取りと読取ったデータのバイト
数の計数を開始し、前記所定バイト数だけのデータを読
取ると共にその次に読取ったデータが第2識別ビットに
一致する場合には磁気カードから有効データを正しく読
取ったものと判断することを特徴とする磁気カード読取
り装置におけるデータ読取り方法を提供するものであ
る。なお、上記磁気カード読取り装置は、一般的なJB
A規格対応の装置を用いることができる。
【0011】
【作用】磁気カード読取り装置は、第1識別ビットを検
出した時からそれに続くデータの読み取りと読み取った
データのバイト数の計数を開始し、前記所定バイト数だ
けのデータを読取ると共に、その次に読取ったデータが
第2識別ビットに一致する場合には、磁気カードから有
効データを正しく読取ったものと判断する。従って、第
1識別ビットより前又は第2識別ビットより後のデータ
が正しく読取られなくとも、それによって読取りエラー
とはならないため、読取りエラー率が低減する。
出した時からそれに続くデータの読み取りと読み取った
データのバイト数の計数を開始し、前記所定バイト数だ
けのデータを読取ると共に、その次に読取ったデータが
第2識別ビットに一致する場合には、磁気カードから有
効データを正しく読取ったものと判断する。従って、第
1識別ビットより前又は第2識別ビットより後のデータ
が正しく読取られなくとも、それによって読取りエラー
とはならないため、読取りエラー率が低減する。
【0012】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。なおこれによって、この発明が限定される
ものではない。図1はこの発明の一実施例を示すPOS
ターミナルの斜視図、図2は図1に示すPOSターミナ
ルの要部ブロック図である。
を詳述する。なおこれによって、この発明が限定される
ものではない。図1はこの発明の一実施例を示すPOS
ターミナルの斜視図、図2は図1に示すPOSターミナ
ルの要部ブロック図である。
【0013】これらの図において、1は、磁気カード読
取装置(以下、MCRという)であり、MCR1にはM
CR用カードがMCRの挿入口にセットされたことを検
知するマイクロスイッチ1aが備えられている。
取装置(以下、MCRという)であり、MCR1にはM
CR用カードがMCRの挿入口にセットされたことを検
知するマイクロスイッチ1aが備えられている。
【0014】2は、MCR1の動作の監視・制御及びM
CR1で読み取られたデータの記憶・解析を行い、必要
に応じて画面表示や印刷等の処理を行うMCR制御装置
である。
CR1で読み取られたデータの記憶・解析を行い、必要
に応じて画面表示や印刷等の処理を行うMCR制御装置
である。
【0015】3は、MCRインタフェース部であり、M
CR1との信号及びデータの入出力制御を行う。MCR
インタフェース部3は、RAM3a,ROM3b,及び
MCR制御部3cから構成される。
CR1との信号及びデータの入出力制御を行う。MCR
インタフェース部3は、RAM3a,ROM3b,及び
MCR制御部3cから構成される。
【0016】MCR制御部3cは、MCR1とMCR制
御装置2の動作全体を制御するCPU6との間の入出力
制御を行う。MCR1とMCR制御部3cとの間で入出
力される信号には、少なくとも図に示したバーCLS,
バーRDT,及びバーRCLが用いられる。
御装置2の動作全体を制御するCPU6との間の入出力
制御を行う。MCR1とMCR制御部3cとの間で入出
力される信号には、少なくとも図に示したバーCLS,
バーRDT,及びバーRCLが用いられる。
【0017】バーCLSはカード挿入信号であり、カー
ドが挿入された時“L”となる。バーRDTは、MCR
1で読取られたデータである。バーRCLは、上記バー
RDTのデータの受信タイミングを示すリードクロック
である。
ドが挿入された時“L”となる。バーRDTは、MCR
1で読取られたデータである。バーRCLは、上記バー
RDTのデータの受信タイミングを示すリードクロック
である。
【0018】また、MCR制御部3cとCPU6との間
には、上記信号バーCLS,バーRDT,バーRCTの
他に、MCR制御部3cがデータの読取を終了したこと
を示す信号バーMCRINTが用いられる。
には、上記信号バーCLS,バーRDT,バーRCTの
他に、MCR制御部3cがデータの読取を終了したこと
を示す信号バーMCRINTが用いられる。
【0019】4はRAMであり、その内部にMCR1で
読み取られたMCR用カードデータのうち意味のある情
報である有効データを記憶する領域4aを持つ。5はR
OMであり、固定データや制御手順のプログラム等が記
憶されている。キーボード8、プリンタ9、及びディス
プレイ10はI/Oインタフェース7を介してCPU6
に接続される。
読み取られたMCR用カードデータのうち意味のある情
報である有効データを記憶する領域4aを持つ。5はR
OMであり、固定データや制御手順のプログラム等が記
憶されている。キーボード8、プリンタ9、及びディス
プレイ10はI/Oインタフェース7を介してCPU6
に接続される。
【0020】次に、図3に、この実施例で使用するMC
R用カードのデータ列の構成例を示す。データ構成は原
則として、JBA規格に適合するものであり、「FF
H」を表すスタービットB1、「FFH」を表わすエン
ドビットB2、およびLRCビットB3を所定の位置に
備え、全データ長は72バイトである。
R用カードのデータ列の構成例を示す。データ構成は原
則として、JBA規格に適合するものであり、「FF
H」を表すスタービットB1、「FFH」を表わすエン
ドビットB2、およびLRCビットB3を所定の位置に
備え、全データ長は72バイトである。
【0021】ここで、同図には、実際に利用される有効
データが20バイトの場合を示す。データ列の先頭から
30バイト目に「C9H」を表わす第1識別ビットすな
わち先端表示ビットA1が記録され、データ列の先頭か
ら52バイト目に「C9H」を表わす第2識別ビットす
なわち後端表示ビットA2が記録され、先端表示ビット
A1と後端表示ビットA2との間に有効データD1(2
0バイト)が記録されている。また、その他の領域D
2,D3には00Hが挿入される。
データが20バイトの場合を示す。データ列の先頭から
30バイト目に「C9H」を表わす第1識別ビットすな
わち先端表示ビットA1が記録され、データ列の先頭か
ら52バイト目に「C9H」を表わす第2識別ビットす
なわち後端表示ビットA2が記録され、先端表示ビット
A1と後端表示ビットA2との間に有効データD1(2
0バイト)が記録されている。また、その他の領域D
2,D3には00Hが挿入される。
【0022】このような構成における動作を図4に示す
フローチャートを用いて説明する。まず、CPU6は、
MCR制御部3c等を初期化し、カードを受け入れるこ
とができるように、I/Oインタフェース7を経由し
て、ディスプレイ10にカード挿入をうながすメッセー
ジの表示を行う(ステップS1)。
フローチャートを用いて説明する。まず、CPU6は、
MCR制御部3c等を初期化し、カードを受け入れるこ
とができるように、I/Oインタフェース7を経由し
て、ディスプレイ10にカード挿入をうながすメッセー
ジの表示を行う(ステップS1)。
【0023】次に、CPU6は、MCR用カードが挿入
されたかどうかをチェックする(ステップS2)。MC
R1にカードが挿入された場合には、MCR1にあるマ
イクロスイッチ1aがONとなり、このON信号をCP
U6が検出する。
されたかどうかをチェックする(ステップS2)。MC
R1にカードが挿入された場合には、MCR1にあるマ
イクロスイッチ1aがONとなり、このON信号をCP
U6が検出する。
【0024】カードの挿入により、カード挿入信号バー
CLSが“L”となる(ステップS3)。次に信号バー
RCLの立下りで、信号RDTを下位ビットよりRAM
3aのシフトレジスタに1ビットずつ取り込んで、それ
が「C9H」を表わす先端表示ビットA1であるか否か
をチェックする(ステップS4,S5)。
CLSが“L”となる(ステップS3)。次に信号バー
RCLの立下りで、信号RDTを下位ビットよりRAM
3aのシフトレジスタに1ビットずつ取り込んで、それ
が「C9H」を表わす先端表示ビットA1であるか否か
をチェックする(ステップS4,S5)。
【0025】読取られたデータが先端表示ビットA1で
あることが検出されると(ステップS6)、リードクロ
ックバーRCLの立下りごとに、すなわちバーRCL=
Lが検出されるごとにバーRDTデータを順次RAM3
aに取込む(ステップS7,S8)。
あることが検出されると(ステップS6)、リードクロ
ックバーRCLの立下りごとに、すなわちバーRCL=
Lが検出されるごとにバーRDTデータを順次RAM3
aに取込む(ステップS7,S8)。
【0026】そして、21バイト分のデータ、すなわ
ち、有効データD1(20バイト)と後端表示ビットA
2(1バイト)を取込んだ時に(ステップS9)、21
バイト目のデータが後端表示ビットA2であることを検
出すると(ステップS11)、読取りエラー無しと判断
する(ステップS12)。
ち、有効データD1(20バイト)と後端表示ビットA
2(1バイト)を取込んだ時に(ステップS9)、21
バイト目のデータが後端表示ビットA2であることを検
出すると(ステップS11)、読取りエラー無しと判断
する(ステップS12)。
【0027】また、21バイト目のデータが後端表示ビ
ットA2に一致しない場合には、読取りエラー有りと判
断する。そして、読取りエラーが無い場合にはメニュー
画面を、読取りエラーが有る場合には「カードリードエ
ラー」をディスプレイ10に表示し(ステップS13,
S14)、次のステップに進む。
ットA2に一致しない場合には、読取りエラー有りと判
断する。そして、読取りエラーが無い場合にはメニュー
画面を、読取りエラーが有る場合には「カードリードエ
ラー」をディスプレイ10に表示し(ステップS13,
S14)、次のステップに進む。
【0028】また、ステップS10のバイト数は、CP
U6がMCR制御部3Cに対して予め設定したものであ
り、カードに記録された有効データのバイト数に対応さ
せて任意に変更可能である。従って、RAM3aに記憶
される後端表示ビットA2すなわち「C9H」をチェッ
クすることにより、先端表示ビットA1から後端表示ビ
ットA2までの間の有効データのビット抜けをチェック
することができる。これは、この実施例ではLRC(水
平冗長検査)によるチェックを行わないため、それに代
るものである。
U6がMCR制御部3Cに対して予め設定したものであ
り、カードに記録された有効データのバイト数に対応さ
せて任意に変更可能である。従って、RAM3aに記憶
される後端表示ビットA2すなわち「C9H」をチェッ
クすることにより、先端表示ビットA1から後端表示ビ
ットA2までの間の有効データのビット抜けをチェック
することができる。これは、この実施例ではLRC(水
平冗長検査)によるチェックを行わないため、それに代
るものである。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、磁気カードのデータ
列の途中に第1識別ビットと第2識別ビットによって挟
まれる有効データを挿入し、第1および第2識別ビット
に基づいて有効データを読取るようにしたので、MCR
用カードの先端又は後端部のデータが正しく読取れなく
とも、読取りエラーを発生させることなく有効データを
読取ることができ、読取りエラー発生率を低減させるこ
とが可能となる。
列の途中に第1識別ビットと第2識別ビットによって挟
まれる有効データを挿入し、第1および第2識別ビット
に基づいて有効データを読取るようにしたので、MCR
用カードの先端又は後端部のデータが正しく読取れなく
とも、読取りエラーを発生させることなく有効データを
読取ることができ、読取りエラー発生率を低減させるこ
とが可能となる。
【図1】この発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】この発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】この発明の実施例におけるMCR用カード内の
データ列の構成を示す説明図である。
データ列の構成を示す説明図である。
【図4】この発明の実施例における、MCR用カードの
読取り制御を示すローチャートである。
読取り制御を示すローチャートである。
【図5】従来例におけるJBA規格のデータ列の構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
1 磁気カード読取装置(MCR) 1a マイクロスイッチ 2 MCR制御装置 3 MCRインタフェース部 3a RAM 3b ROM 3c MCR制御部 4 RAM 4a 有効データ記憶領域 5 ROM 6 CPU 7 I/Oインタフェース 8 キーボード 9 プリンタ 10 ディスプレイ
Claims (1)
- 【請求項1】 データ列が記録された磁気カードからデ
ータを読み取る磁気カード読取り装置におけるデータ読
取り方法において、磁気カードのデータ列の途中に所定
バイト数の有効データを記録すると共に、有効データの
先端と後端にそれぞれ第1識別ビットと第2識別ビット
を付加し、磁気カードの読取り時には、第1識別ビット
を検出した時から第1識別ビットに続くデータの読取り
と読取ったデータのバイト数の計数を開始し、前記所定
バイト数だけのデータを読取ると共にその次に読取った
データが第2識別ビットに一致する場合には磁気カード
から有効データを正しく読取ったものと判断することを
特徴とする磁気カード読取り装置におけるデータ読取り
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5155603A JPH0713987A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 磁気カード読取り装置におけるデータ読取り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5155603A JPH0713987A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 磁気カード読取り装置におけるデータ読取り方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0713987A true JPH0713987A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15609638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5155603A Pending JPH0713987A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 磁気カード読取り装置におけるデータ読取り方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0713987A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7193288B2 (en) | 2002-04-19 | 2007-03-20 | Asahi Kasei Electronics Co., Ltd. | Magnetoelectric transducer and its manufacturing method |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP5155603A patent/JPH0713987A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7193288B2 (en) | 2002-04-19 | 2007-03-20 | Asahi Kasei Electronics Co., Ltd. | Magnetoelectric transducer and its manufacturing method |
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