JPH07138516A - 印刷インキ組成物及び該印刷インキ組成物を使用した印刷方法 - Google Patents

印刷インキ組成物及び該印刷インキ組成物を使用した印刷方法

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JPH07138516A
JPH07138516A JP28330693A JP28330693A JPH07138516A JP H07138516 A JPH07138516 A JP H07138516A JP 28330693 A JP28330693 A JP 28330693A JP 28330693 A JP28330693 A JP 28330693A JP H07138516 A JPH07138516 A JP H07138516A
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general formula
printing
printing ink
vinyl
ink composition
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JP28330693A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Seki
勝彦 関
Kuniyoshi Oshima
邦良 大島
Hisazumi Yamazaki
尚純 山崎
Asao Matsuyama
朝夫 松山
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 乾性油、半乾性油、合成乾性油又はこれらの
変性物と、(メタ)アクリル酸エステル、ビニル若しく
はイソプロペニルエステル及びビニル若しくはイソプロ
ペニルエーテルよりなる群から選ばれた不飽和単量体と
を含有する印刷インキ組成物。 【効果】 基体上に当該印刷インキ組成物で印刷し、活
性エネルギー線硬化性被覆組成物を塗装した際に、光沢
のある皮膜を形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷物の表面加工に使用
される活性エネルギー線硬化性被覆組成物、とりわけコ
ーティングニスと組み合わせ、下地に印刷される、艶引
け防止効果を有する印刷インキ組成物、並びにそれを使
用した印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー印刷によって各種紙器、書
籍表紙、ポスター、紙袋、ラベル、カード印刷物など
は、高品質、高級化の方向にある。わけても、コーティ
ングニスによる表面加工は艶出し(美粧化)、耐摩擦
性、各種耐性(耐水、耐油、耐溶剤性)の付与の目的で
商業的に多用されている。このカラー印刷とコーティン
グニス表面加工が一貫して達成できる塗工機構付き印刷
機械システムはすでに製造販売されている。印刷とコー
ティングニス表面加工の一貫工程は、通称インラインコ
ーティングと云われている。ここで、活性エネルギー線
硬化型コーティングニスの優れた皮膜性能と市販印刷油
性インキの持つ品質、価格及び作業性を併せもつインラ
インコーティングは印刷業者より強く要求されるところ
である。しかし、印刷インキ皮膜を乾燥あるいは硬化し
ていないウェット状態のままに、更に活性エネルギー線
硬化型コーティングニスを上掛けし、活性エネルギー線
照射により、該コーティングニスを硬化した場合、この
直後から艶が減少していく現象(以下、グロスバックと
呼ぶ。)が生起し、下刷りインキが乾燥あるいは硬化の
終了した時点にあっては該コーティンング皮膜の表面か
ら艶は消失してしまう。このグロスバックは印刷される
インキ皮膜が厚くなるのに従い、著しく顕著となること
が知られている。即ち、実用化されているカラー重ね刷
り印刷では、単色よりは重ね刷りした画線部のインキ皮
膜は厚くなるので、ここに上掛けした該コーティング皮
膜の表面は、単色の画線部に比較してグロスバックする
ため、実用上の難点となっていた。市販インキを用いて
活性エネルギー線硬化型コーティングニスによるインラ
インコーティングの開発は、印刷画被覆用紫外線硬化型
塗料組成物(特開平3−252460号公報)など報告
されているが、単色印刷物についてのみに言及してお
り、通常のカラー4色重ね刷りなどの多色重ね刷り印刷
物の艶出しには満足されるものが得られていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の酸化
重合型印刷インキの好ましい特性である平版印刷適性、
一液型、保存安定性、皮膜物性を維持しつつ、印刷重ね
刷り及びコーティングニスの上掛け並びに活性エネルギ
ー線硬化工程からなるインラインコーティングを行って
も、前記グロスバックの生起しない新規な印刷インキ組
成物の提供、並びに多層皮膜の硬化方法の提供を目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)乾性
油、半乾性油、合成乾性油又はこれらの変性物及び
(2)一般式(I)で表されるアクリル酸エステル若し
くはメタクリル酸エステル、一般式(II)で表される
ビニル若しくはイソプロぺニルエステル又は一般式(I
II)で表されるビニル若しくはイソプロペニルエーテ
ルを含有することを特徴とする印刷インキ組成物に関す
る。 CH2=CR1COOR2 一般式(I) CH2=CR1OCOR3 一般式(II) CH2=CR1OR4 一般式(III) (ここに、R1は水素原子又はメチル基を表し、R2及び
3は炭素数4ないし16個を有する、場合により分岐
していてもよい炭化水素基を表し、R4は炭素数4ない
し18個を有する、場合により分岐していてもよい、炭
化水素基を表す。)
【0005】さらに、本発明は、基体上に前記印刷イン
キ組成物で印刷し、インキ皮膜が未硬化の状態で該イン
キ皮膜より表面張力が低い活性エネルギー線硬化性被覆
組成物を塗装し、活性エネルギー線を照射してインキ皮
膜及び該被覆組成物の皮膜を硬化させることを特徴とす
る印刷方法に関する。
【0006】本発明の印刷インキ組成物の必須構成成分
である乾性油、半乾性油、合成乾性油及びこれらの変性
物としては、たとえば脱水ヒマシ油、アマニ油、大豆
油、トール油、サフラワー油等の油脂、あるいはロジン
変性フェノール樹脂、アルキッド樹脂、メラミン樹脂、
尿素樹脂、環化ゴム、キシレン樹脂、ケトン樹脂、テル
ペン樹脂、クマロンインデン樹脂、石油樹脂、フェノー
ル変性石油樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン・
アクリル変性フェノール樹脂、ロジンエステル等を乾性
油、半乾性油、合成乾性油等で変性したものを例示する
ことができる。乾性油、半乾性油、合成乾性油及びこれ
らの変性物は単独または2者以上を組み合わせて使用す
ることができ、またこれらの使用量は印刷インキの乾燥
性の確保及び前記グロスバックの発生防止の点より印刷
インキ組成物中に5〜99重量%の範囲にすることが望
ましい。
【0007】本発明の印刷インキ組成物において使用さ
れる一般式(I)で表されるアクリル酸エステル及びメ
タクリル酸エステルとしては、具体的には、イソブチル
(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレー
ト、ラウリル(メタ)アクリレート、セチル(メタ)ア
クリレート、2−エチル−ヘキシル(メタ)アクリレー
ト、トリデシル(メタ)アクリレート等を例示すること
ができる。
【0008】本発明の印刷インキ組成物において使用さ
れる一般式(II)で表されるビニルもしくはイソプロ
ペニルエステルとしては、具体的には、吉草酸ビニル、
イソ吉草酸ビニル、カプロン酸ビニル、カプリル酸ビニ
ル、トリメチル酢酸ビニル、ペラルゴン酸ビニル、ウン
デカン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、トリデカン酸ビニ
ル、ミリスチン酸ビニル、パルミチン酸ビニル及びこれ
らのビニルエステル誘導体に代わるイソプロペニルエス
テル、即ち吉草酸イソプロペニルエステル、イソ吉草酸
イソプロペニルエステル等々を挙げることができる。
【0009】本発明の印刷インキ組成物において使用さ
れる一般式(III)で表されるビニルもしくはイソプ
ロペニルエーテル単量体としては、具体的には、イソプ
ロピルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、2
エチルヘキシルビニルエーテル、ラウリルビニルエーテ
ル、トリデシルビニルエーテル、ステアリルビニルエー
テル、オレイルビニルエーテル、及びこれらに相当する
イソプロペニルエーテル単量体等を挙げることができ
る。
【0010】これらの一般式(I)、一般式(II)、
一般式(III)で表される単量体は、単独でも2種以
上を組み合わせても用いることができる。これらの単量
体の使用量は、本発明の印刷インキ組成物中で1〜30
重量%の範囲にすることが望ましい。即ち、単量体を1
重量%未満に調製された印刷インキ組成物を用いて、印
刷インキ上へのコーティングニスの上掛け及び活性エネ
ルギー線硬化工程を経た印刷物表面の艶は経時的にグロ
スバックを生起するので優れた光沢に達しない。また、
単量体の含有量を前記重量基準で30重量%を越えた印
刷インキ組成物の粘度は低粘度となり、この印刷インキ
を用いて印刷したときは画線部のニジミ汚れ、水負け汚
れ等が生起し易く、良好な印刷画像が得られない。ま
た、この低粘度印刷インキによる印刷では印刷機械ロー
ラー部分からインキのミスチング叉はフライング現象が
起こり、周辺の作業環境を悪化させるので好ましくな
い。
【0011】次に本発明において印刷インキ組成物の印
刷適性、乾燥性、セット、インキ皮膜の物性の面より前
(1)成分以外の樹脂、不乾性油性分、溶剤、可溶化剤
などを任意に選んで使用することができる。前記樹脂分
としては、例えばロジン変性フェノール樹脂、石油樹
脂、キシレン樹脂、塩素化ポリプロピレン、塩化ゴム、
マレイン酸樹脂、ケトン樹脂、アクリル樹脂、アクリル
変性アルキッド樹脂、ロジン変性アルキッド樹脂、スチ
レン化アルキッド樹脂等を例示することができる。ま
た、不乾性油成分としては、ヤシ油、オリーブ油、ヒマ
シ油等を例示することができる。また、溶剤としては、
ミネラルターペンや常温・常圧で蒸発しないオレフィ
ン、パラフィン、ナフテン及び芳香族系溶剤を例示する
ことができる。また、可溶化剤としては、固形インキ用
樹脂の酸化重合油への溶解を促進させるために使用する
ものであり、例えばラウリルアルコール、トリデシルア
ルコール等を例示することができる。
【0012】本発明に係わる印刷インキ組成物には金属
ドライヤー、光重合開始剤等が使用される。金属ドライ
ヤーとしては、乾性油、半乾性油成分を空気酸化乾燥せ
しめる効果を有するコバルト、マンガン、稀土類元素の
有機酸、例えば、ナフテン酸、オクチル酸、樹脂酸によ
る金属塩が好んで用いられる。光重合開始剤としては、
(メタ)アクリル酸エステルに含まれる(メタ)アクリ
ル二重結合また不飽和ビニル基(イソプロペニル基)に
基ずく、活性エネルギー線によるラジカル型光重合を開
始し得る公知の任意の薬品類が使用でき、例えば、クロ
ロアセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、ヒドロ
キシアセトフェノン、α−アミノアセトフェノン、ベン
ゾインアルキルエーテル、ベンジルジメチルケタール、
ベンゾフェノン、メチル−o−ベンゾイルベンゾエー
ト、チオキサントン、α−アシルオキシムエステル、ア
シルフォスフィンオキサイド、3−ケトクマリン、2−
エチルアントラキノン、カンファーキノン、ベンジル、
ミヒラーケトン、テトラメチルチウラムモノサルファイ
ド、3,3’、4,4’−テトラ(t−ブチルパーオキ
シカルボニル)ベンゾフェノンなどの光重合開始剤を挙
げることができる。
【0013】更に、印刷インキの流動特性を調節するた
めに任意成分として、アルミニウムキレート化合物、ベ
ンジリデンソルビット、ワックス類、コーンスターチ、
シリコーン樹脂、粒子状シリカ、可塑剤、酸化ポリエチ
レン、皮張防止剤、重合禁止剤等の公知の助剤類を使用
してもよい。顔料としては、従来公知の無機、有機顔料
類を任意に選んで使用することができる。
【0014】印刷インキを構成する上記成分を常法によ
りロールミルで混練することにより印刷インキを製造す
ることができる。印刷インキの調整に際し、印刷インキ
の酸化重合による乾燥時間を平版インキ及び凸版インキ
試験方法(JIS−K5701;C型乾燥試験機による
方法)で、通常2時間以上に設定することが好ましい。
前記試験方法で2時間未満であるときは印刷機械のロー
ラー上でインキ皮膜の乾燥(酸化重合)が開始され、通
称の「インキシマリ」現象に陥り、紙ムケ、ヒッキー発
生あるいは、インキ転移不良等となって印刷適性を害す
るか、あるいは印刷不能となるので好ましくない。
【0015】印刷インキはオフセット印刷、凸版印刷、
スクリーン印刷等の公知の印刷方法によって湿し水を用
いる、または用いない枚葉平版印刷機、枚葉凸版印刷機
あるいは凸版オフセット印刷機(レターセット)、スク
リーン印刷機等により紙、プラスチック、金属、木材、
石材等の任意の基体上に印刷され、更に未硬化(ウェッ
ト)の印刷インキ皮膜上にインラインでコーティングニ
スが上掛けされた後、直ちに活性エネルギー線照射によ
り、各々印刷インキは艶引けしないまでの高粘度となり
コーティングニスは固形皮膜へ硬化する。
【0016】かかるコーティングニスとは例えば、特開
平3−128981公報で公開されているような、重合
性不飽和基含有モノマー及び/または重合性不飽和基含
有プレポリマー(A)と、ポリマー(B)並びに必要に
より前記光重合開始剤を含有する活性エネルギー線硬化
性組成物であり、これらの各成分の種類や量を変えるこ
とにより、塗液特性、硬化速度、皮膜特性を任意に調整
して使用することができる。更に、必要に応じて有機溶
剤類、可塑剤、安定剤、シリコン、ワックス、増粘剤、
界面活性剤、分散剤、充填剤などの公知の添加剤をコー
ティングニスに任意に添加してもよく、また染料、顔料
などの着色剤を添加しても良い。尚、電子線硬化型コー
ティングニスについては、前記の光重合開始剤を必ずし
も添加しなくてもよい。また、このコーティングニスを
得るためには、各成分を分散攪拌機、三本ロールミル、
アトライター、ボールミル等の混練機を用いて混練すれ
ばよい。このコーティングニスの粘度は離合社製ザーン
カップ#4粘度計50℃の測定の場合、60秒以下で落
下が終了することが好ましい。コーティングニスの粘度
を調整するには、重合性不飽和基含有モノマー及び重合
性不飽和基含有プレポリマーの配合比率を調整すればよ
い。前記定義で60秒を超える粘度を有するコーティン
グニスを用いたときは、コーティング装置は適正な皮膜
厚さを維持できず、皮膜は厚膜となり、ヒビ割れやクラ
ックの生起及び皮膜表面の筋目形成となり、表面加工に
よる美粧化の害となり、あるいは表面加工の目的に沿わ
ないので好ましくない。また、このコーティングニスの
表面張力は印刷インキの表面張力に比し、低値であるこ
とを要する。コーティングニスの表面張力を調整するに
は、シリコン等の助剤を添加すればよい。コーティング
ニスの表面張力が印刷インキの表面張力より高値を有す
る場合は次のような支障を生ずる。即ち、基体上の印刷
インキのウェット皮膜の画線上にこのコ−ティングニス
を上掛けしても均一な皮膜は形成されず、まだら模様等
の不均一な皮膜となり、表面加工ができなくなるので好
ましくない。
【0017】ウェットの印刷インキ皮膜上に、ブランケ
ットコーター、ロールコーター、カーテンコーター、マ
イヤバーコーター、グラビアロールコーター、エアーナ
イフコーターなどの公知のコーティング方法によりコー
ティングニスをコーティングした後、必要により乾燥を
行い、次いで活性エネルギー線の照射を行うことによ
り、印刷インキ皮膜及びコーティングニスが硬化され
る。塗布量は硬化後の膜厚が0.1〜10μmとなる範
囲が好ましく、なかでも1〜5μmとなる範囲が特に好
ましい。
【0018】活性エネルギー線としては、紫外線、電子
線、X線などがある。紫外線を照射するには、例えば、
低圧水銀灯、高圧水銀灯、キセノンランプを使用して、
波長200〜800nm、好ましくは、200〜400
nmの光線を空気中あるいは窒素雰囲気下で照射すれば
良い。照射時間は、例えば120w/cm高圧水銀灯
(集光型、オゾン発生タイプ)で、11cmのランプ高
さの条件で照射し、0.1〜1秒間でよい。電子線を照
射するには、例えば50〜1000KeV、好ましくは
100〜400KeVのエネルギーをもつコッククロフ
トワルトン型、バンデグラフ型、共振変圧器型、絶縁コ
ア変圧器型、直線型、ダイナミトロン型、高周波型等の
各種電子線加速器を用い、吸収線量が1〜100KGy
になるように照射すればよい。
【0019】
【実施例】以下、本発明の理解を容易にするため、製造
例、実施例及び比較例によって本発明を具体的に説明す
る。なお例中の部は重量基準によるものである。
【0020】アマニ油・ロジン変性フェノール樹脂製造
例 製造例1 三つ口フラスコ、攪拌機、加熱マントルヒーター、温度
調節用スライダック、温度計及び窒素導入管を備えた反
応器を用いる。反応器内に軟化点170℃、酸価20で
あるロジン変性フェノール樹脂(大日本インキ化学工業
(株)製ベッカサイトF−7301)56.0部、アマ
ニ油25.0部を仕込み、窒素気流中で攪拌しながら、
220℃で60分間クッキングした。この後、高沸点石
油系溶剤(日本石油(株)製6号ソルベント)18.0
部及びトリデシルアルコール(日本オキソコール(株)
製トリデカノール)1.0部の合計100.0部を仕込
み、100℃で30分間攪拌して、アマニ油・ロジン変
性フェノール樹脂を得た。
【0021】実施例1〜実施例8並びに比較例1〜比較
例6 製造例1で得られたアマニ油・ロジン変性フェノール樹
脂と、本発明における不飽和単量体または比較例のため
の不飽和単量体と、更に混合ドライヤー(注8)、紅色
顔料(大日本インキ化学工業(株)製シムラーブリリア
ントカーミン6B236)、場合によりさらに光重合開
始剤としての1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケ
トン(スイス国CIBA−GEIGY社製イルガキュア
ー184)とを、表1〜表3の組成で配合し、三本ロー
ルミルで混練し、実施例1〜実施例8の印刷インキ及び
比較例1〜比較例6の印刷インキを、いずれも表面張力
(注9)28dyne/cm以上、粘度(注10)5P
a・s以上に調整した。
【0022】
【表1】
【0023】(注1)ラウリルアクリレート:大阪有機
化学工業(株)製単官能モノマーLA (注2)セチルアクリレート:大阪有機化学工業(株)
製単官能モノマー セチルアクリレート (注3)ラウリン酸ビニル:信越酢酸ビニル(株)製ビ
ニルエステル ラウリン酸ビニル (注4)ビニル2ーエチルヘキシルエーテル:ドイツ国
BASF社製 ビニル2ーエチルヘキシルエーテル (注5)トリプロピレングリコールジアクリレート:日
本化薬(株)製 KAYARAD TPGDA (注6)ポリプロピレングリコール#400ジメタアク
リレート:新中村化学工業(株)製NKエステル9PG (注7)長鎖(C14−15)ジアクリレート:米国S
ARTOMER社製サートマー2000 (注8)混合ドライヤー:大日本インキ化学工業(株)
製ドライヤーCM118(ナフテン酸マンガン46部、
2エチルヘキサン酸コバルト3部、石油系溶剤51部、
計100重量からなる混合物) (注9)表面張力:協和界面科学(株)製自動表面張力
計 (注10)粘度:JISK5701のL型粘度計
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】実施例9〜実施例16並びに比較例7〜比
較例12 製造例1で得られたアマニ油・ロジン変性フェノール樹
脂と、本発明における不飽和単量体または比較例のため
の不飽和単量体と、更に前記混合ドライヤー、黄色顔料
(大日本インキ化学工業(株)製シムラーファーストイ
エロー4200)、場合によりさらに前記光重合開始剤
とを、表4〜表6の組成で配合し、三本ロールミルで混
練し、実施例9〜16の印刷インキ及び比較例7〜比較
例12の印刷インキを、いずれも表面張力28dyne
/cm以上、粘度3Pa・s以上に調整した。
【0027】
【表4】
【0028】
【表5】
【0029】
【表6】
【0030】活性エネルギー線硬化型コーティングニス
製造例 製造例1 ステンレスビーカー、加熱マントルヒーター、温度調節
スライダック、温度計、攪拌機を備えた攪拌装置を用い
る。この装置のステンレスビーカー内に融点110〜1
20℃の範囲である天然樹脂変性マレイン酸樹脂(大日
本インキ化学工業(株)製ベッカサイト1111)7.
5部、トリメチロールプロパントリアクリレート(東亜
合成化学工業(株)製アロニックスM309)45.0
部、ネオペンチルグリコールアルコキシジアクリレート
(サンノプコ(株)製フォトマー4127SN)22.
5部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(東
亜合成化学工業(株)製アロニックスM400)15.
0部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン
(スイス国CIBA−GEIGY社製イルガキュアー1
84)9.5部、シリコーンヘキサアクリレート(ベル
ギー国UCB S.A.製Ebecryl EB136
0)0.5部の合計100.0部を仕込み、60〜70
℃の範囲で加熱攪拌しながら溶解混合して、製造例1の
コーティングニスを調製した。離合社製ザーンカップ#
4での落下秒数は液温25℃で29秒であった。表面張
力は24dyne/cmであった。
【0031】製造例2 製造例1で使用した混合攪拌装置を用いる。この装置の
ステンレスビーカー内に融点110〜120℃の範囲で
ある天然樹脂変性マレイン酸樹脂(大日本インキ化学工
業(株)製ベッカサイト1111)7.5部、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート(東亜合成化学工業
(株)製アロニックスM309)51.0部、ネオペン
チルグリコールアルコキシジアクリレート(サンノプコ
(株)製フォトマー4127SN)26.0部、ジペン
タエリスリトールヘキサアクリレート(東亜合成化学工
業(株)製アロニックスM400)15.0部、シリコ
ーンヘキサアクリレート(ベルギー国UCB S.A.
製Ebecryl EB1360)0.5部の合計10
0.0部を仕込み、60〜70℃の範囲で加熱攪拌しな
がら溶解混合して、製造例2のコーティングニスを調製
した。離合社製ザーンカップ#4での落下秒数は液温2
5℃で25秒であった。表面張力は24dyne/cm
であった。
【0032】実施例17〜実施例24並びに比較例7〜
比較例14 表7及び表8に従い、1色目は紅色印刷インキ、2色目
は黄色印刷インキとするウェットオンウェットの重ね刷
りカラー印刷画線上へ、引き続いて活性エネルギー線硬
化型コーティングニスを塗布して、これを直ちに活性エ
ネルギー線照射して、硬化皮膜が形成されるインライン
コーティングを実施した。
【0033】更に、具体的な説明は次に述べる。印刷機
は明製作所(株)製RIテスター4色機(以下、RIテ
スターと称す。)を使用し、印刷順序は第1印刷ユニッ
ト、第2印刷ユニット及び第3印刷ユニットとする。こ
れらはハンドル操作で連動して印刷できる。第4印刷ユ
ニットは使用しない。表1〜表3に記載した実施例1〜
実施例8及び比較例1〜比較例6の紅色印刷インキ並び
に市販オフセットインキ紅(大日本インキ化学工業
(株)製カルトンセルフプロセス紅)を第1印刷ユニッ
ト部の2分割ゴム製ローラー(以下、ゴムローラーと称
す。)及び同部金属製ローラー(以下、金ローラーと称
す。)へスポイトで印刷物の紅色反射濃度がスイス国F
AG社製FAG反射濃度計(以下、濃度計と称す)で、
1.5になる印刷インキ量で供給した。次に、表4〜表
6に記載した実施例9〜実施例16及び比較例7〜比較
例12の黄色印刷インキ並びに市販オフセットインキ黄
(大日本インキ化学工業(株)製カルトンセルフプロセ
ス透明黄)を第2印刷ユニット部のゴムローラー及び同
部金ローラーへスポイトで印刷物の黄色反射濃度が濃度
計で1.4になる印刷インキ量で供給した。続いて、製
造例1及び製造例2の活性エネルギー線硬化型コーティ
ングニス(以下、コーティングニスと称す)をRIテス
ターの第3印刷ユニット部のゴムローラー及び同部金ロ
ーラーへスポイトで印刷面への塗布量が3g/m2にな
るコーティングニス量で供給した。この状態で各ゴムロ
ーラ及び金ローラを回転させ、ローラー面上に供給した
紅色印刷インキ、黄色印刷インキおよびコーティングニ
スが均一に各ローラー群の対に均一に延びひろがるよう
にした。
【0034】次に、RIテスター印刷圧胴面へ用紙(本
州製紙(株)製板紙UHコート)を取り付けて印刷前準
備をした後、ハンドル操作で全印刷ユニットのゴムロー
ラー及び全ローラー群の対を引き離して回転を停止し
た。続いて、印刷用ハンドルを作動させ、印刷圧胴へ取
り付けた用紙に第1印刷ユニットのゴムローラーで紅色
印刷インキを印刷し、続いて間を置かずこの画線上へ第
2印刷ユニットのゴムローラーで黄色印刷インキをウェ
ットオンウェット状態で重ね刷りカラー印刷した。これ
に連動して、第3印刷ユニットのゴムローラーで直ちに
このカラー印刷面へコーティングニスを塗布した。この
直後活性エネルギー線照射によりコーティングニスを硬
化させ、インラインコーティングを完了した。
【0035】このコーティングニスの硬化皮膜を村上色
彩研究所(株)製60度光沢計により測定し、表7及び
表8に示す結果が得られた。コーティングニスの光沢値
は通常70以上の値が実用上良好な光沢と判断され、6
0〜69の値が実用上やや不十分な光沢と判断され、5
9以下ではグロスバック現象が顕著であって実用性に乏
しい光沢として判断される。表7及び表8の重ね刷り試
験結果より、本発明の印刷インキ組成物皮膜上に形成さ
れたコーティングニスの光沢値は実用性の見込めるレベ
ルにあり、比較対象の印刷インキ組成物皮膜上に形成さ
れたグロスバックしているコーティングニスの光沢は実
用性に乏しく、本発明の印刷インキ組成物、これと活性
エネルギー線硬化型コーティングニスとの組み合わせの
重ね刷り印刷・塗装物の硬化方法が優れていることが判
る。
【0036】
【表7】
【0037】
【表8】
【0038】(注11)紫外線照射:空冷メタルハライ
ドランプ120w/cm 1灯照射距離11cm、コン
ベアースピード20m/分 (注12)電子線照射:米国Energy Scien
ce社製電子線照射機、照射量40kGy (注13)印刷インキの印刷適性評価 ○:印刷適性が良好 ×:インキ中にゲル状物質が形成されて印刷不可 xx:インキ粘度が極めて高粘度で印刷不可能 を意味する。
【0039】
【発明の効果】本発明の印刷インキ組成物による印刷及
びそのカラー印刷画線上へのインラインコーティングニ
スの塗装と活性エネルギー線照射による硬化による表面
加工によって、印刷物の艶出し(美粧化)、耐摩擦性向
上及び各種耐性(耐水性、耐油性、耐溶剤性)向上が可
能となる。上記の印刷物の質的、美的高品質化の他に生
産性向上の面で、印刷業の経営と作業環境についても、
有益な効果がある。即ち、印刷工程とニス表面加工がイ
ンライン化で行われると、生産工程の短縮、後工程への
時間短縮が達成され、短納期化が図れる。これのみなら
ず、従来は、油性インキ画線上の裏移りの防止用スプレ
ーパウダーが印刷表面に散布され、これがもとで作業周
辺が汚染される一因となっていたが、コーティングニス
のインラインコーティング及び活性エネルギー線による
硬化によって、パウダー散布を省くことができ、環境改
善が達成できる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)乾性油、半乾性油、合成乾性油又
    はこれらの変性物及び(2)一般式(I)で表されるア
    クリル酸エステル若しくはメタクリル酸エステル、一般
    式(II)で表されるビニル若しくはイソプロぺニルエ
    ステル又は一般式(III)で表されるビニル若しくは
    イソプロペニルエーテルを含有することを特徴とする印
    刷インキ組成物。 CH2=CR1COOR2 一般式(I) CH2=CR1OCOR3 一般式(II) CH2=CR1OR4 一般式(III) (ここに、R1は水素原子又はメチル基を表し、R2及び
    3は炭素数4ないし16個を有する、場合により分岐
    していてもよい炭化水素基を表し、R4は炭素数4ない
    し18個を有する、場合により分岐していてもよい、炭
    化水素基を表す。)
  2. 【請求項2】 さらに金属ドライヤーを含有する請求項
    1記載の印刷インキ組成物。
  3. 【請求項3】 さらに光重合開始剤を含有する請求項1
    記載の印刷インキ組成物。
  4. 【請求項4】 さらに着色剤を含有する請求項1記載の
    印刷インキ組成物。
  5. 【請求項5】 (1)乾性油、半乾性油、合成乾性油又
    はこれらの変性物を5乃至99重量%含有し、且つ
    (2)一般式(I)で表されるアクリル酸エステル若し
    くはメタクリル酸エステル、一般式(II)で表される
    ビニル若しくはイソプロぺニルエステル又は一般式(I
    II)で表されるビニル若しくはイソプロペニルエーテ
    ルを1乃至30重量%を含有する請求項1記載の印刷イ
    ンキ組成物。 CH2=CR1COOR2 一般式(I) CH2=CR1OCOR3 一般式(II) CH2=CR1OR4 一般式(III) (ここに、R1は水素原子又はメチル基を表し、R2及び
    3は炭素数4ないし16個を有する、場合により分岐
    していてもよい炭化水素基を表し、R4は炭素数4ない
    し18個を有する、場合により分岐していてもよい、炭
    化水素基を表す。)
  6. 【請求項6】 基体上に請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4又は請求項5記載の印刷インキ組成物で印
    刷し、インキ皮膜が未硬化の状態で該インキ皮膜より表
    面張力が低い活性エネルギー線硬化性被覆組成物を塗装
    し、活性エネルギー線を照射してインキ皮膜及び該被覆
    組成物の皮膜を硬化させることを特徴とする印刷方法。
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