JPH07138372A - 塗料用樹脂組成物の製造法、塗料用樹脂組成物及び塗料 - Google Patents

塗料用樹脂組成物の製造法、塗料用樹脂組成物及び塗料

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JPH07138372A
JPH07138372A JP5291098A JP29109893A JPH07138372A JP H07138372 A JPH07138372 A JP H07138372A JP 5291098 A JP5291098 A JP 5291098A JP 29109893 A JP29109893 A JP 29109893A JP H07138372 A JPH07138372 A JP H07138372A
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resin
resin composition
weight
coating
acid
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JP5291098A
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English (en)
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Yasushi Kojima
靖 小島
Kenji Suzuki
健司 鈴木
Toshihiko Ito
敏彦 伊藤
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐薬品性、密着性に優れ、かつ加工性にも優
れた塗膜を形成しうる塗料用樹脂組成物の製造法を提供
する。 【構成】 一般式(I) 【化1】 (式中、R1、R2及びR3は、各々独立して二価の有機
基を示し、複数のR1は互いに異なっていてもよく、複
数のR3は互いに異なっていてもよく、R2が複数となる
場合は、複数のR2は互いに異なっていてもよく、n及
びmは、繰り返し単位の個数を示す正の整数である)で
表されるポリアミドエポキシ樹脂3〜90重量部とポリ
エステル樹脂97〜10重量部とを総量が100重量部
となるように混合して加熱することを特徴とする塗料用
樹脂組成物の製造法、塗料用樹脂組成物及び塗料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄、非鉄金属等の表面
に、密着性及び加工性が良好で、かつ耐薬品性及び耐食
性に優れた下塗り塗膜を形成しうる塗料用樹脂組成物の
製造法、塗料用樹脂組成物及び塗料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家電製品の塗装は、鋼板を加工、
成形した後、箱型形状で行われていたが、塗装ラインの
合理化、生産性の向上、公害防止、作業環境改善の諸問
題を解決するために、平鋼板を塗装した後に成形、加工
を行うプレコート塗装方式に移りつつある。この方式に
使用されるプレコート鋼板は、塗装後、複雑な形状に加
工されるため、高度な加工性が要求される。また一方で
は、家電製品の中でも冷蔵庫、洗濯機等には、塗膜硬
度、耐汚染性、耐薬品性に優れることが要求される。
【0003】現在、上記の家電製品用プレコート塗料に
は、加工性と塗膜硬度および耐汚染性の両立化の点か
ら、減圧下に縮重合させて得られる直鎖型の高分子量飽
和ポリエステル樹脂又は低分岐性の高分子量飽和ポリエ
ステル樹脂が主として使用されている。しかし、これら
の樹脂を用いた上塗り塗料だけでは、加工性、耐薬品
性、耐食性などの総合性能が不十分であり、密着性、耐
食性に優れた下塗り塗料を併用することが多い。下塗り
塗料用樹脂としては、特開昭56−167767号公報
に示されるようなビスフェノールAのエチレンオキシド
あるいはプロピレンオキシド付加物を変性したポリエス
テル樹脂などが、その密着性、耐薬品性、加工性などの
点から使用されている。
【0004】ビスフェノールAのエチレンオキシドある
いはプロピレンオキシド付加物を変性したポリエステル
樹脂を使用して、加工性を向上しようとすると、脂肪族
ジカルボン酸や、ジエチレングリコール、ヘキサンジオ
ールのようなグリコール成分を多く配合したり、ビスフ
ェノールAに付加させるエチレンオキシド、プロピレン
オキシドの付加度を高くするなどで、樹脂のTgを低下
させることが必要である。しかし、そのような樹脂は耐
加水分解性が劣り、耐薬品性が低下しやすく、また、ビ
スフェノールA骨格が相対的に少なくなるために、樹脂
の強靭性が低下し、塗膜のスクラッチ性などが低下する
傾向がある。
【0005】一方、ポリアミド樹脂のようなアミド基を
含有する樹脂系は、金属素地との密着性に優れ、耐薬品
性、耐熱性にも優れることが知られているが、有機溶剤
への溶解性が低く、例えば、N−メチル−2−ピロリド
ン等の溶解力の大きい高沸点の極性溶剤にしか溶解しな
いものが大部分である。このため、例えば、通常のポリ
エステル樹脂系塗料と併用しようとしても、上記のよう
な特殊な高沸点溶剤を多く配合しなければならないた
め、実用化は困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の技術の問題を解消し、耐薬品性、密着性に優れ、か
つ加工性にも優れた塗膜を形成しうる塗料用樹脂組成物
の製造法、塗料用樹脂組成物及び塗料を提供するもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(I)
【化3】 (式中、R1、R2及びR3は、各々独立して二価の有機
基を示し、複数のR1は互いに異なっていてもよく、複
数のR3は互いに異なっていてもよく、R2が複数となる
場合は、複数のR2は互いに異なっていてもよく、n及
びmは、繰り返し単位の個数を示す正の整数である)で
表されるポリアミドエポキシ樹脂3〜90重量部とポリ
エステル樹脂97〜10重量部とを総量が100重量部
となるように混合して加熱することを特徴とする塗料用
樹脂組成物の製造法、この製造法により得られる塗料用
樹脂組成物並びにこの塗料用樹脂組成物にアミノ系樹
脂、ポリイソシアナート及び酸無水物からなる群より選
ばれる少なくとも1種の硬化剤を添加してなる塗料に関
する。
【0008】本発明に用いられるポリアミドエポキシ樹
脂は、一般式(I)
【化4】 (式中、R1、R2及びR3は、各々独立して二価の有機
基を示し、複数のR1は互いに異なっていてもよく、複
数のR3は互いに異なっていてもよく、R2が複数となる
場合は、複数のR2は互いに異なっていてもよく、n及
びmは、繰り返し単位の個数を示す正の整数である)で
表され、この樹脂は例えば、一般式(III)
【化5】 (式中、R1、R2及びnは、一般式(I)におけると同
意義である)で表されるアミド基含有ジイソシアナート
と一般式(IV)
【化6】 (式中、R3は、一般式(I)におけると同意義であ
る)で表されるエポキシ化合物とを(エポキシ化合物)
/(上記のジイソシアナート)(モル比)が1を超える
範囲となるようにして反応させることで得られる。
【0009】一般式(III)
【化7】 (式中、R1、R2及びnは、一般式(I)におけると同
意義である)で表されるアミド基含有ジイソシアナート
は、例えば、一般式(V)
【化8】 (式中、R1は、一般式(III)におけると同意義であ
る)で表されるジイソシアナート化合物と一般式(VI)
【化9】 (式中、R2は、一般式(III)におけると同意義であ
る)で表されるジカルボン酸とを(ジイソシアナート化
合物)/(ジカルボン酸)(モル比)が1を超える範囲と
なるようにして反応させることで得られる。
【0010】一般式(V)
【化10】 (式中、R1は、一般式(III)におけると同意義であ
る)で表されるジイソシアナート化合物としては、特に
制限はないが、例えば、ジフェニルメタンジイソシアナ
ート及びその水素添加物、キシレンジイソシアナート及
びその水素添加物、トリレンジイソシアナート、1,5
−ナフタレンジイソシアナート、トリジンジイソシアナ
ート、p−フェニレンジイソシアナート、ヘキサメチレ
ンジイソシアナート、トリメチルヘキサメチレンジイソ
シアナート、イソホロンジイソシアナート及びトランス
シクロヘキサン−1,4−ジイソシアナート、次の式
(VII)
【化11】 で表されるテトラメチルキシレンジイソシアナート等が
挙げられ、これらは単独で又は複数種を組合せて使用す
ることができる。
【0011】これらのうち前記一般式(VII)で表され
るテトラメチルキシレンジイソシアナートが好ましく
(イソシアナート基に隣接する炭素原子に嵩高いアルキ
ル基を有するジイソシアナートを用いれば、得られるポ
リアミドエポキシ樹脂は上記アルキル基の立体障害効果
によるアミド結合の分子間水素結合の抑制によって有機
溶剤への溶解性が飛躍的に向上する)、このテトラメチ
ルキシレンジイソシアナートを用いることにより、一般
式(I)で表されるポリアミドエポキシ樹脂のR1が一
般式(II)
【化12】 で表される基となる。テトラメチルキシレンジイソシア
ナートと他のジイソシアナートとの配合割合について
は、得られるポリアミドエポキシ樹脂の溶解性を損なわ
ない範囲であれば、特に制限はないが、使用される一般
式(VI)で表されるジイソシアナート化合物のうちテト
ラメチルキシレンジイソシアナートを50モル%以上、
他のジイソシアナートを50モル%未満で使用すること
が好ましい。
【0012】一般式(VI)
【化13】 (式中、R2は、一般式(III)におけると同意義であ
る)で表されるジカルボン酸化合物としては、特に制限
はないが、得られるポリアミドエポキシ樹脂に高い溶解
性を与えることが可能な脂肪族ジカルボン酸が好まし
い。脂肪族ジカルボン酸としては、例えば、アジピン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン二酸等の主鎖
がメチレン鎖で構成されている一般的な脂肪族ジカルボ
ン酸以外に、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール等のポリエチレングリコー
ルの両末端水酸基にコハク酸無水物等の環状脂肪族ジカ
ルボン酸無水物を付加反応させた式(VIII)
【化14】 (式中、nは1〜100の整数を表す)で示されるハー
フエステル化物や式(IX)
【化15】 (式中、nは1〜100の整数を表す)で示されるポリ
(オキシエチレン)ジグリコール酸などが挙げられ、こ
れらは単独で又は複数種を組合せて使用することができ
る。
【0013】これらのうちで、一般式(III)で表され
るジイソシアナート化合物の製造における純度、収量の
点等からセバシン酸が好ましい。セバシン酸を用いた場
合、一般式(III)におけるR2はセバシン酸残基として
の炭素数6のアルキレン基となる。
【0014】一般式(V)で表されるジイソシアナート
化合物と一般式(VI)で表されるジカルボン酸化合物と
を、前者/後者(モル比)>1となるようにして、必要
に応じて触媒及び溶媒を存在させ、100〜200℃で
反応させることにより、一般式(III)で表されるアミ
ド基含有ジイソシアナート化合物を得ることができる。
【0015】本発明に用いられる一般式(IV)で表され
るエポキシ化合物は、分子内に2個以上のエポキシ基を
有するものであれば、特に制限はなく、飽和又は不飽和
の脂肪族、環式脂肪族、芳香族及び複素環式のいずれで
あってもよい。なお、一般式(IV)中の有機基を表すR
3は、エポキシ基、ハロゲン原子等の置換基を持つもの
であってもよい。
【0016】このような一般式(IV)で表されるエポキ
シ化合物としては、例えば、4,4′−イソプロピリデ
ンビスフェノールジグリシジルエーテル(ビスフェノー
ルA型)、4,4′−メチレンビスフェノールジグリシ
ジルエーテル(ビスフェノールF型)、2,6,2′,
6′−テトラブロモ−4,4′−イソプロピリデンビス
フェノールジグリシジルエーテル(臭素化ビスフェノー
ルA型)、フェノールノボラック型ポリグリシジルエー
テル、オルソクレゾールノボラック型ポリグリシジルエ
ーテル等の芳香族グリシジルエーテル化合物、エチレン
グリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコ
ールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグ
リシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシ
ジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエ
ーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテ
ル、グリセロールジグリシジルエーテル、グリセロール
トリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンジグ
リシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシ
ジルエーテル、水添ビスフェノールA型のジグリシジル
エーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、2,
2′−ジブロモ−ネオペンチルグリコールジグリシジル
エーテル等の脂肪族グリシジルエーテル化合物、フタル
酸ジグリシジルエステル、テトラヒドロフタル酸ジグリ
シジルエステル、ヘキサヒドロフタル酸ジグリシジルエ
ステル等のグリシジルエステル化合物、N,N−ジグリ
シジルアニリン、N,N,N′,N′−テトラグリシジ
ル−4,4′−ジアミノジフェニルメタン、1,3−ビ
ス(N,N−ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサ
ン、N,N,O−トリグリシジル−p−アミノフェノー
ル等のグリシジルアミン化合物、アリサイクリックジエ
ポキシアセタール、アリサイクリックジエポキシアジペ
ート、アリサイクリックジエポキシカルボキシレート、
ビニルシクロヘキセンジオキシド等の環式脂肪族エポキ
シ化合物、ジグリシジルヒダントイン、トリグリシジル
イソシアヌレート等の複素環式エポキシ化合物などが挙
げられる。これらは、単独で又は複数種を組合せて使用
してもよい。これらのうち、得られる一般式(I)で表
されるポリアミドエポキシ樹脂に低沸点の汎用溶剤に対
する高い溶解性を付与する等の点から、脂肪族グリシジ
ルエーテル化合物が好ましく、中でもグリコールのジグ
リシジルエーテルが特に好ましい。
【0017】一般式(IV)で表されるエポキシ化合物と
一般式(III)で表されるジイソシアナート化合物を、
前者/後者(モル比)>1となるようにして、必要に応
じて触媒及び溶媒を存在させ、100〜170℃で反応
させることにより、一般式(I)で表されるポリアミド
エポキシ樹脂を得ることができる。
【0018】本発明におけるポリエステル樹脂に用いら
れる酸成分としては、例えば、テレフタル酸、イソフタ
ル酸、フタル酸、ナフタリンジカルボン酸等の芳香族ジ
カルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、
コハク酸、フマル酸、マレイン酸、ハイミック酸、1,
6シクロヘキサンジカルボン酸等の脂肪族カルボン酸、
トリメリット酸、ピロメリット酸等の3価以上のアルコ
ール又はこれらの低級アルキルエステル、酸無水物など
が挙げられ、これらの一種以上を使用することができ
る。
【0019】本発明におけるポリエステル樹脂に用いら
れるアルコール成分としては、例えば、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、1,2−プロパンジオー
ル、1、3ープロパンジオール、1、3ーブタンジオー
ル、1、4ーブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、1、5ーペンタンジオール、1、6ーヘキサンジオ
ール、3ーメチルペンタンジオール、ジエチレングリコ
ール、1、4ーシクロヘキサンジメタノール、3ーメチ
ル1、5ーペンタンジオール、2−メチルー1、3ープ
ロパンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパン
ジオール、2−ブチル−2−エチルー1、3ープロパン
ジオールキシリレングリコール、水素添加ビスフェノー
ルA又はビスフェノールAのエチレンオキサイド又はプ
ロピレンオキサイド付加物、トリメチロールエタン、ト
リメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリト
ール等があり、これらの1種以上を用いることができ
る。また、ジメチロールプロピオン酸のようなヒドロキ
シ酸を、上記の酸成分、アルコール成分と同時に用いる
ことも可能である。
【0020】本発明におけるポリエステル樹脂の製造
は、まず上記の酸成分とアルコール成分を配合し、公知
の製造方法、例えば溶融法、溶剤法等によりエステル化
反応またはエステル交換反応を行い、飽和ポリエステル
樹脂を調製する。その際、直鎖型ポリエステル樹脂を調
製する場合は、必要に応じて、三酸価アンチモン、酸化
ゲルマニウム、Nーブチルチタネートのような触媒の存
在下に、1000Pa以下、好ましくは100Pa以下の減
圧下で、200〜300℃、好ましくは230〜280
℃で重縮合反応を行うことにより、高分子量ポリエステ
ル樹脂を得ることも可能である。
【0021】本発明におけるポリエステル樹脂が、アル
コール成分としてビスフェノールAのエチレンオキシド
及び/又はプロピレンオキシド付加物20〜90モル
%、その他のアルコール10〜80モル%、酸成分とし
て芳香族ジカルボン酸70〜30モル%及び脂肪族ジカ
ルボン酸成分30〜70モル%から構成されるものであ
ることが塗膜とした際の加工性の観点から好ましい。ポ
リエステル樹脂は、塗膜とした際の加工性の観点から、
直鎖あるいは低分岐性のポリエステル樹脂であることが
好ましい。3価以上の多価アルコール成分、多塩基酸又
は3価以上のヒドロキシ酸成分の量は、5重量%を超え
ると、塗膜の加工性が低下することが多いため、全原料
中の5重量%以下であることが好ましい。
【0022】ポリエステル樹脂の数平均分子量は、3,
000〜30,000であることが好ましく、10,0
00〜30,000であることがより好ましい。数平均
分子量が3,000未満では、加工性などの塗膜特性に
劣る場合があり、数平均分子量が30,000を超える
とポリアミドエポキシ樹脂と混合して加熱した際に、樹
脂がゲル化する場合がある。
【0023】得られたポリエステル樹脂97〜10重量
部と、一般式(I)で示されるポリアミドエポキシ樹脂
3〜90重量部とを総量が100重量部となるように混
合(通常、25〜100℃の温度下)して加熱(温度は
40〜180℃が好ましく、40〜120℃がより好ま
しく、50〜80℃が特に好ましい。時間は10分間〜
600分間が好ましい。)することにより塗料用樹脂組
成物とすることができる。ポリアミドエポキシ樹脂が3
重量部未満の場合、基材との密着性、耐薬品性に劣り、
ポリエステル樹脂が10重量部未満の場合塗膜の加工性
が劣る。
【0024】ポリエステル樹脂とポリアミドエポキシ樹
脂とを混合する方法としては、特に制限はないが無溶媒
又は少量の溶剤の存在下に合成したポリアミドエポキシ
樹脂中に、無溶媒あるいは少量の溶剤に溶解したポリエ
ステル樹脂を添加する方法、無溶媒あるいは少量の溶剤
に溶解したポリエステル樹脂に無溶媒又は少量の溶剤の
存在下に合成したポリアミドエポキシ樹脂を添加する方
法などの各方法がとれる。
【0025】本発明により得られる塗料用樹脂組成物
は、必要に応じて、芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、
エステル類、ケトン類等の溶剤で希釈することができ
る。
【0026】本発明の塗料用樹脂組成物に、メラミン、
尿素、ベンゾグアナミン等のアミノ化合物とホルムアル
デヒドとを反応させて得られるアミノ樹脂、このアミノ
樹脂をメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノ
ール等の低級アルコールでエーテル化して得られるエー
テル化アミノ樹脂等のアミノ系樹脂、ポリイソシアナー
ト及び酸無水からなる群より選ばれる少なくとも1種の
硬化剤を添加し塗料とすることができる。硬化剤の望ま
しい添加量は、アミノ系樹脂の場合、一般式(I)で表
されるポリアミドエポキシ樹脂及びポリエステル樹脂の
総量100重量部に対して、5〜150重量部、好まし
くは10〜80重量部、より好ましくは20〜60重量
部であり、ポリイソシアナートの場合、一般式(I)で
表されるポリアミドエポキシ樹脂及びポリエステル樹脂
の総量100重量部に対して、1〜100重量部、好ま
しくは3〜50重量部、より好ましくは5〜30重量部
であり、酸無水物の場合、エポキシ基/酸無水物基(モ
ル比)が0.3〜1.0、好ましくは0.5〜1.2、
より好ましくは0.7〜1.0となるような量である。
この塗料には、必要に応じて顔料、可塑剤、着色剤、p
−トルエンスルホン酸、イミダゾール、アミン等の硬化
助剤を添加することもできる。このようにして得られた
塗料は、鉄、非鉄金属等の表面にスプレー塗装、ロール
塗装等の公知方法によって塗装することができる。
【0027】ポリエステル樹脂を使用した塗料の加工性
を向上するためには、脂肪族ジカルボン酸や、ジエチレ
ングリコール、ヘキサンジオールのようなグリコール成
分を多く配合したり、ビスフェノールAのエチレンオキ
シド又はプロピレンオキシド付加物を使用している場合
には、ビスフェノールAに付加させるエチレンオキシ
ド、プロピレンオキシドの付加度を高くすることで、樹
脂のTgを低下させることが必要である。しかし、その
ような樹脂は耐加水分解性が劣り、耐薬品性が低下しや
すく、また、樹脂の強靭性が低下し、塗膜のスクラッチ
性などが低下する傾向がある。しかしながら、本発明に
より得られる塗料用樹脂組成物は、低沸点の溶剤に可溶
なポリアミドエポキシ樹脂と、ポリエステル樹脂とを併
用することによって樹脂組成物中にアミド結合を導入で
きるため、金属素地との密着性が向上し、耐薬品性にも
優れた塗膜を提供することができる。
【0028】
【実施例】次に実施例によって本発明を詳述するが、本
発明は何等これらに限定されるものではない。以下、数
平均分子量は、日立635型HLC及びカラムとしてゲ
ルパック(GELPACK)R440、R450、R400M
(いずれも日立化成工業株式会社の商品名)を直列に連
結して使用し、溶離剤としてテトラヒドロフランを使用
し、クロマトグラムを得た後、標準ポリスチレンを基準
にして算出した。
【0029】製造例1 ポリエステル樹脂(A−1)の合成 イソフタル酸199g(1.2モル)、テレフタル酸1
00g(0.6モル)、アジピン酸175g(1.2モ
ル)、エチレングリコール74g(1.2モル)、ジエ
チレングリコール127g(1.2モル)、ニューポー
ルBPE−20491g(三洋化成工業株式会社、商品
名ビスフェノールAのエチレンオキシド付加物、平均付
加度2.2、水酸基価343)(1.5モル)及びジブ
チル錫ジオキシド0.1gを不活性ガス存在下、250
℃でエステル化反応に付し、生成する水を除去し、酸価
1.0まで反応を進めた後、三酸化アンチモン0.2
g、トリエチルホスフェート0.4gを加えて、100
Paの減圧下に、280℃で重縮合反応を行い、数平均分
子量22,000の直鎖型のポリエステル樹脂(A−
1)を得た。得られたポリエステル樹脂は、ソルベッソ
150(エッソ石油社、商品名)/シクロヘキサノン=
50/50(重量比)により、加熱残分40重量%の樹
脂液に調製した。
【0030】製造例2 ポリエステル樹脂(A−2)の合成 テレフタル酸299g(1.8モル)、イソフタル酸1
00g(0.6モル)、アゼライン酸113重量%(0.
6モル)、エチレングリコール37.2g(0.6モ
ル)、ネオペンチルグリコール291g(2.8モル)
及びジブチル錫ジオキシド0.1gを不活性ガス存在
下、250℃でエステル化反応に付し、生成する水を除
去し、酸価1.0まで反応を進めた後、三酸化アンチモ
ン0.2g、トリエチルホスフェート0.4gを加え
て、100Paの減圧下に、280℃で重縮合反応を行
い、数平均分子量20,000の高分子量直鎖ポリエス
テル樹脂(A−2)を得た。得られたポリエステル樹脂
は、ソルベッソ150(エッソ石油社、商品名)/シク
ロヘキサノン=50/50(重量比)により、加熱残分
40重量%の樹脂液に調製した。
【0031】製造例3 ポリエステル樹脂(A−3)の合成 A−2で重縮合反応により直鎖ポリエステル樹脂を得た
後、ジメチロールプロピオン酸2gを260℃で添加
し、1時間保温し、解重合反応を行い、数平均分子量
5,000の分岐型ポリエステル樹脂(A−3)を得
た。得られたポリエステル樹脂は、ソルベッソ150
(エッソ石油社、商品名)/シクロヘキサノン=50/
50(重量比)により、加熱残分40重量%の樹脂液に
調製した。
【0032】製造例4 撹拌機、温度計、冷却コンデンサー及び窒素ガス導入管
を装備した1リットルのセパラブルフラスコ内に窒素雰
囲気下にm−テトラメチルキシレンジイソシアナート1
71.1g(0.700モル)、セバシン酸70.9g
(0.350モル)及び安息香酸ナトリウム1.01g
(0.007モル)を仕込んで130℃に昇温した。昇
温過程で反応系が溶融した均一な状態になり、炭酸ガス
の発生が認められた。昇温後、同温度で2時間、次いで
170℃で3時間反応を進行させてイソシアナート基を
両末端に有するアミド基含有ジイソシアナートを得た。
続いて、このアミド基含有ジイソシアナートを160℃
に保温した状態とし、これに4,4′−イソプロピリデ
ンビスフェノールジグリシジルエーテル(ビスフェノー
ルA型、三井石油化学工業製、商品名エポミックR14
0)527.2g(0.701モル)を10分間かけて
滴下し、同温度で8時間反応を進めて、ポリアミドエポ
キシ樹脂を得た。
【0033】実施例1 製造例4で得られたポリアミドエポキシ樹脂をメチルイ
ソブチルケトンで、加熱残分20重量%に調製した樹脂
液160g(樹脂固形分32g)を撹拌機、温度計、冷
却コンデンサー及び窒素導入管を装備した1リットルの
セパラブルフラスコ内に仕込み、60℃で加熱撹拌しな
がら、フラスコ内に製造例1で得られたポリエステル樹
脂(A−1)720g(樹脂固形分288g)を6分割
し、30分間で添加した。さらに、30分間同温度で撹
拌し、加熱残分36重量%の樹脂液を得た。
【0034】実施例2 製造例4で得られたポリアミドエポキシ樹脂をメチルイ
ソブチルケトンで、加熱残分40重量%に調製した樹脂
液400g(樹脂固形分160g)を撹拌機、温度計、
冷却コンデンサー及び窒素導入管を装備した1リットル
のセパラブルフラスコ内に仕込み、60℃で加熱撹拌し
ながら、フラスコ内に製造例1で得られたポリエステル
樹脂(A−1)400g(樹脂固形分160g)を4分
割し、30分間で添加した。さらに、30分間同温度で
撹拌し、加熱残分40重量%の樹脂液を得た。
【0035】実施例3 製造例4で得られたポリアミドエポキシ樹脂をメチルイ
ソブチルケトンで、加熱残分40重量%に調製した樹脂
液640g(樹脂固形分256g)を撹拌機、温度計、
冷却コンデンサー及び窒素導入管を装備した1リットル
のセパラブルフラスコ内に仕込み、60℃で加熱撹拌し
ながら、フラスコ内に製造例1で得られたポリエステル
樹脂(A−1)160g(樹脂固形分64g)を2分割
し、30分間で添加した。さらに、30分間同温度で撹
拌し、加熱残分40重量%の樹脂液を得た。
【0036】実施例4 実施例1で、ポリエステル樹脂(A−1)に代えて、製
造例2で得られたポリエステル樹脂(A−2)を使用し
た以外は、実施例1と同様に操作し、加熱残分36重量
%の樹脂液を得た。
【0037】実施例5 実施例2で、ポリエステル樹脂(A−1)に代えて、製
造例2で得られたポリエステル樹脂(A−2)を使用し
た以外は、実施例1と同様に操作し、加熱残分40重量
%の樹脂液を得た。
【0038】実施例6 製造例4で得られたポリアミドエポキシ樹脂をシクロヘ
キサノンで、加熱残分20重量%に調製した樹脂液16
0g(樹脂固形分32g)を撹拌機、温度計、冷却コン
デンサー及び窒素導入管を装備した1リットルのセパラ
ブルフラスコ内に仕込み、60℃で加熱撹拌しながら、
フラスコ内に製造例3で得られたポリエステル樹脂(A
−3)720g(樹脂固形分288g)を6分割し、3
0分間で添加した。さらに、60℃で30分間撹拌した
後、徐々に温度を上げ、150℃で5時間保温した後、
冷却し加熱残分36重量%の樹脂液を得た。
【0039】実施例7 製造例3で得られたポリエステル樹脂(A−3)480
g(樹脂固形分192g)を撹拌機、温度計、冷却コン
デンサー及び窒素導入管を装備した1リットルのセパラ
ブルフラスコ内に仕込み、50℃で撹拌しながら、フラ
スコ内に製造例4で得られたポリアミドエポキシ樹脂を
シクロヘキサノンで、加熱残分40重量%に調製した樹
脂液320g(樹脂固形分128g)を4分割し、30
分間で添加した。さらに、60℃で30分間撹拌した
後、徐々に温度を上げ、150℃で5時間保温した後、
冷却し加熱残分40重量%の樹脂液を得た。
【0040】比較例1 製造例1で得られたポリエステル樹脂(A−1)を、そ
のまま使用した。
【0041】比較例2 製造例2で得られたポリエステル樹脂(A−2)を、そ
のまま使用した。
【0042】比較例3 製造例2で得られたポリエステル樹脂(A−2)790
g(樹脂固形分316g)を撹拌機、温度計、冷却コン
デンサー及び窒素導入管を装備した1リットルのセパラ
ブルフラスコ内に仕込み、60℃で加熱撹拌しながら、
フラスコ内に製造例4で得られたポリアミドエポキシ樹
脂をメチルイソブチルケトンで、加熱残分20重量%に
調製した樹脂液20g(樹脂固形分4g)を添加した
後、さらに30分間撹拌し、加熱残分40重量%の樹脂
液を得た。
【0043】比較例4 製造例4で得られたポリアミドエポキシ樹脂をメチルイ
ソブチルケトンで、加熱残分40重量%に調製した樹脂
液760g(樹脂固形分304g)を撹拌機、温度計、
冷却コンデンサー及び窒素導入管を装備した1リットル
のセパラブルフラスコ内に仕込み、60℃で加熱撹拌し
ながら、フラスコ内に製造例2で得られたポリエステル
樹脂(A−2)40g(樹脂固形分16g)を2分割
し、30分間で添加した。さらに、30分間撹拌し、加
熱残分40重量%の樹脂液を得た。
【0044】比較例5 製造例2で得られたポリエステル樹脂(A−2)790
g(樹脂固形分316g)を撹拌機、温度計、冷却コン
デンサー及び窒素導入管を装備した1リットルのセパラ
ブルフラスコ内に仕込み、60℃で加熱撹拌しながら、
フラスコ内に製造例5で得られたポリアミドエポキシ樹
脂をメチルイソブチルケトンで、加熱残分20重量%に
調製した樹脂液20g(樹脂固形分4g)を添加した
後、さらに30分間撹拌し、加熱残分40重量%の樹脂
液を得た。
【0045】こうして得た樹脂液を表1及び表2の配合
により塗料化し試験を行った。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】(1)試験板作成条件 基材:ボンデライト#144処理鋼板(日本テストパネ
ル社製、厚さ0.5mm) 下塗り塗装:アプリケータ(乾燥膜厚5μm) 下塗り焼付:280℃×60秒 上塗り塗装:アプリケータ(乾燥膜厚20μm) 上塗り焼付:280℃×90秒 (2)試験方法 光沢:JIS K5400に準じる。 鉛筆硬度:JIS K5400に準じる。 耐汚染性:試験片上に、青、黒および赤のマジックイ
ンキ(油性インキフェルトペン使用)塗布後、20℃で
24時間放置後、エタノールで拭き取り、汚染の度合い
を相対評価で示した。 〈評価〉 5点…インキ跡なし 4点…5点と3点の中間 3点…インキ跡わずかに残る 2点…3点と1点の中間 1点…インキ跡明らかに残る 加工性:試験片を180°折り曲げ、屈曲部のクラッ
クを20倍ルーペにより下記の基準で評価した。 〈評価〉 5点…クラックなし 4点…5点と3点の中間 3点…若干クラックあり 2点…3点と1点の中間 1点…全面クラックあり 耐アルカリ性:試験片を10重量%のNaOH水溶液
中に72時間浸漬し、その後の塗膜のふくれ状態を下記
の基準で評価した。 〈評価〉 5点…基材からのふくれなし 4点…5点と3点の中間 3点…基材からのふくれわずかにあり 2点…3点と1点の中間 1点…基材からのふくれ大 スクラッチ性:試験片を白銅貨で擦り、その引っかき
傷跡を下記の基準で評価した。 〈評価〉 5点…下塗りの剥がれなし 4点…5点と3点の中間 3点…下塗りの基材からの剥がれわずかにあり 2点…3点と1点の中間 1点…下塗りの基材からの剥がれ大
【0049】上記による試験結果を表3に示す。
【0050】
【表3】
【0051】表3からも明らかなように、実施例1〜7
で示される、本発明の塗料用の樹脂組成物を使用した塗
料は、下塗り塗料として、耐薬品性、密着性に優れ、加
工性も良好である。これに対して、比較例1〜5は、ポ
リエステル樹脂単独(比較例1、2)あるいはポリエス
テル樹脂に対してポリアミドエポキシ樹脂の比率が少な
すぎる(比較例3、5)あるいは多すぎる例(比較例
4)であるが、各塗膜特性のバランスがとれない。
【0052】
【発明の効果】本発明の塗料用樹脂組成物の製造法によ
って得られる塗料用樹脂組成物を用いた塗料は、耐薬品
性、密着性に優れ、加工性も優れた塗膜を与えることが
できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、R1、R2及びR3は、各々独立して二価の有機
    基を示し、複数のR1は互いに異なっていてもよく、複
    数のR3は互いに異なっていてもよく、R2が複数となる
    場合は、複数のR2は互いに異なっていてもよく、n及
    びmは、繰り返し単位の個数を示す正の整数である)で
    表されるポリアミドエポキシ樹脂3〜90重量部とポリ
    エステル樹脂97〜10重量部とを総量が100重量部
    となるように混合して加熱することを特徴とする塗料用
    樹脂組成物の製造法。
  2. 【請求項2】 一般式(I)で表されるポリアミドエポ
    キシ樹脂のR1が、一般式(II) 【化2】 で表される基であり、nが1である請求項1記載の塗料
    用樹脂組成物の製造法。
  3. 【請求項3】 ポリエステル樹脂が、アルコール成分と
    してビスフェノールAのエチレンオキシド及び/又はプ
    ロピレンオキシド付加物20〜90モル%、その他のア
    ルコール10〜80モル%、酸成分として芳香族ジカル
    ボン酸70〜30モル%及び脂肪族ジカルボン酸成分3
    0〜70モル%から構成されるものである請求項1又は
    2記載の塗料樹脂組成物の製造法。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の塗料用樹脂組
    成物の製造法により得られる塗料用樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の塗料用樹脂組成物にアミ
    ノ系樹脂、ポリイソシアナート及び酸無水物からなる群
    より選ばれる少なくとも1種の硬化剤を添加してなる塗
    料。
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