JPH0713830U - アキュムレーションコンベヤ - Google Patents

アキュムレーションコンベヤ

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JPH0713830U
JPH0713830U JP4577993U JP4577993U JPH0713830U JP H0713830 U JPH0713830 U JP H0713830U JP 4577993 U JP4577993 U JP 4577993U JP 4577993 U JP4577993 U JP 4577993U JP H0713830 U JPH0713830 U JP H0713830U
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JP
Japan
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zone
air
accumulation
conveyor
conveyed object
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JP4577993U
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栄一 工藤
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Toyo Kanetsu KK
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Toyo Kanetsu KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送物の正確なアキュームが従来以上にで
き、構造の複雑化およびメンテナンスの煩雑化を回避で
き、さらに据え付け調整等の作業も容易にでき廉価性の
向上したアキュムレーションコンベヤ。 【構成】 搬送方向に直列に並んだ複数のアキュームゾ
ーンZ1,Z2 が形成され、このアキュームゾーンに応じて
該ゾーン毎に搬送物を検出する検出手段4によりエアー
の経路を変更する切換手段20a,20b が設けられている。
そして、検出手段4の検出信号に基づいて作動するエア
ー作動型のアクチュエータ7 1 , 7 2 が各アキュームゾ
ーン毎に設けられ、かつ各ゾーンのエアー配管中に該ゾ
ーンのアクチュエータの急速なエアー排気が可能な急速
排気手段21a,21b が設けられている。このゾーン内の搬
送物18が検出されたときに自ゾーンの搬送物手段3の
駆動を制御して該搬送物の搬送・停止ができるように構
成されたアキュムレーションコンベヤ1 。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、搬送中の搬送物を所定の位置に停止させたり、又これを適宜送り出 すなどの制御のできるコンベヤであって、特に工場や物流過程において各種物品 の搬送に多用されているアキュムレーションコンベヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、各種搬送物の搬送用として種々のアキュムレーションコンベヤが使用さ れており、このアキュムレーションコンベヤは搬送中の搬送物を所定の位置に停 止させたり、又これを適宜送り出すタイミングなどの制御するものであり、各種 分野において使用されている。 そして、このアキュムレーションコンベヤはその構造には種々の形態のものが あるが、代表的な構造として例えば搬送路が多数の駆動ローラにより構成されて いるものがある。そして、この搬送路を例えば複数の領域に分け、駆動ローラの 下側に配置した無端ベルト等を該駆動ローラに対して接触自在に操作することに より、搬送物のアキュームや払出しをコントロールする。この無端ベルトの駆動 ローラとの接触を行うアクチュエータとしては、多くの場合、エアー回路により 作動するアクチュエータが用いられている。
【0003】 アキュムレーションコンベヤを複数のゾーンに分けてそのゾーン毎に制御する 場合においては、搬送物の有無を検出し、その検出信号により検出したゾーンの 上流側のゾーンの駆動系を制御する方法(ノーマルAPC方式)と、搬送物を検 出したゾーンの駆動系そのものを制御する方法(セルフコントロール方式)とが ある。 ノーマルAPC方式の場合、検出したゾーンの上流側ゾーンの駆動系の駆動力 を例えば開放するだけの場合には、搬送物の重量差やラインプレッシャー(後方 の搬送物が前の搬送物を押す力)の有無により搬送物の停止位置が定まらなかっ たり、著しいときには搬送物の衝突といったトラブルが発生する。これに対して 、セルフコントロール方式の場合、搬送物を検出したゾーン自信の搬送を停止す るように制御することから、例えば停止させる搬送物の停止位置等を制御し易く 搬送物の正確な制御を行うことができる。
【0004】 また、搬送物の払出し方法としては、先頭のゾーンに払出し信号は入った場合 、先頭ゾーンが払いだされ、このゾーンの搬送物の払出しが検出されてから次の ゾーンの搬送物の払出しが開始され、このゾーンの払出しが検出されて次のゾー ンの払出しが開始されるといったように順次払出し方法と、先頭に払出し信号が 入ったときに全てのゾーンの搬送物を同時に払出し始める一斉払出し方法とがあ る。 この順次払出し方法においては、前のゾーン(下流側のゾーン)の搬送物が払 いだされて適当なスペースが開かないと次のゾーンの搬送物が払いだされないよ うになっており、各ゾーン間の間隔を必要とするので、特にゾーン数が多い場合 には後方側のゾーン(上流側のゾーン)の搬送物になるほど払出しのタイミング が大きくおくれ、物品移動に要する時間を多く必要とし作業能率の低下につなが る問題があった。 これに対して、一斉払出し方法においては、アキュムレートされていた搬送物 が停止状態の間隔を保ったまま移動を開始することから、後方側の搬送物の移動 の遅れといった問題が発生せず払出しに要する時間が短縮され、搬送ラインの省 スペース化等が可能になる利点を有している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このように従来におけるこの種のアキュムレーションコンベヤは、セルフコン トロール方式で一斉払出し方法を採用するのが理想的である。 しかしながら、従来におけるこの種のアキュムレーションコンベヤにおいては 、例えば特開平5−17022号公報に開示されているような装置があるが、こ こに示されている装置においては、非常に複雑なエアー回路を必要とすることに より回路の組み立て作業性が悪いだけでなく、各ゾーンごとにパイロット弁を使 用するなど高価な部品を使用することから、装置全体のコストアップになる問題 があった。 又、エアー回路の複雑化は装置自体のコスト高のみならずランニングコストの 面でも高価になる傾向にあり、廉価性に問題を抱えているのが現状であった。
【0006】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであり、搬送物の正確なアキューム が従来以上にでき、構造の複雑化およびメンテナンスの煩雑化を回避でき、さら に据え付け調整等の作業も容易にでき廉価性の向上したアキュムレーションコン ベヤを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の上記目的は、搬送経路上の搬送物を移動させる搬送手段が駆動或いは 駆動停止されることにより搬送物の移動と停止を行うように構成されたアキュム レーションコンベヤにおいて、搬送方向に直列に並んだ複数のアキュームゾーン が形成され、このアキュームゾーンに応じて該ゾーン毎に搬送物を検出する検出 手段によってエアーの経路を変更する切換手段が設けられており、前記検出手段 の検出信号に基づいて作動するエアー作動型のアクチュエータが前記各アキュー ムゾーン毎に設けられ、かつ各ゾーンのエアー配管中に該ゾーンのアクチュエー タの急速なエアー排気が可能な急速排気手段が設けられて、該ゾーン内の搬送物 が検出されたときに自ゾーンの前記搬送手段の駆動を制御して該搬送物の搬送・ 停止が行われるように構成されたことを特徴とするアキュムレーションコンベヤ により達成される。
【0008】
【作 用】
本考案のアキュムレーションコンベヤは任意のゾーンの前のゾーンに搬送物が 停止している状態において、自ゾーン内に配置された検出手段により搬送物を検 出してエアーの経路を変更したときに、自ゾーン内のアクチュエータに接近して 配置されている急速排気手段によりエアーの急速排気が行われ、自ゾーン内の所 定の位置に搬送物を迅速に停止させることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本発明の第1実施例を図1及び図2によって説明する。図1はアキュム レーションコンベヤの主要部側面図、図2は図1に示したコンベヤのエアー回路 図である。 なお、本実施例においては、コンベヤの搬送経路を構成する搬送手段としては コンベヤローラ3を使用した構成であある。 図1において、アキュムレーションコンベヤ1は搬送路に沿って左右対向して 設けられたフレーム2に対して直角方向に回転自在に設けられたコンベヤローラ 3により搬送経路が構成され、このコンベヤローラ3間で所定の位置にローラを 有したセンシング手段4(検出手段)が各ゾーン(Z1,Z2,Z3, ・・) に配置され ており、さらに、コンベヤローラ3の下側に架設されコンベヤローラ3を一定方 向に回転させるための駆動用エンドレスベルト5と、この駆動用エンドレスベル ト5をコンベヤローラ3に接触離間させるための揺動支持部材6と、この揺動支 持部材6を前記センシング手段4の検出信号によって揺動させるためのアクチュ エータ(7 1 , 7 2 , ・・7 n ) と、揺動支持部材6を一定方向に付勢する引っ 張りバネの如き弾性支持部材8とを備えた構成となっている。 このフレーム2の対向面で上部には、フレーム2の敷設方向に対する直角方向 に複数本のコンベヤローラ3が回転自在に架設してあって、これらのコンベヤロ ーラ3上に載置された物品を一定方向に一定速度で搬送するように構成されてい る。この搬送は、コンベヤローラ3の下側に僅かな間隙をおいてフレーム2に沿 って掛け渡された駆動用エンドレスベルト5によって行なわれる。この駆動用エ ンドレスベルト5がコンベヤローラ3に接触された時にのみ駆動力が伝わり、駆 動用エンドレスベルト5がコンベヤローラ3に離間されているときは静止状態を 保つようになっている。 センシング手段4は例えばフレーム2に揺動可能に設けられたセンシングアー ム40の一端側にセンシングローラを有し、センシングアームの他端側にはセン シングローラを搬送面よりも高く位置するように付勢する付勢手段44が適宜設 けられ、さらに揺動軸心側から揺動半径方向に延びた操作アーム43が設けられ ている。この操作アーム43により各ゾーンに設けられているメカニカルバルブ である切換手段(20a,20b・・20n)を操作することができる。
【0010】 前記揺動支持部材6は、図1に示すように、上辺が大きく下辺が小さい略々等 脚台形状の部材であって、該揺動支持部材6の左側にはフレーム2より突設され た支持軸10に揺動自在に係合する円筒状のピボット軸11を備えている。この ピボット軸11は当然のことながら支軸から抜けないように回転可能に適宜止め られている。 また、この揺動支持部材6には押圧用ローラ14(シーブ)が回転自在に設け られている。この押圧用ローラ14は前記駆動用エンドレスベルト5を収め込む ようなシーブ状の円周部をもったローラで、駆動用エンドレスベルト5は押圧用 ローラ14の外周面より逸脱されないようになっている。この押圧用ローラ14 の上部には前記揺動支持部材6の上辺にコンベヤ幅方向に張り出した突出部が突 設されており、この突出部の押圧用ローラ14への対向面側はR形に形成された 面で形成されベルト押え15として使用される。このベルト押え15は前記押圧 用ローラ14との間に挿入される駆動用エンドレスベルト5を確実に挟み込んだ 状態で支持するようになっている。
【0011】 この揺動支持部材6の上部にはピボット軸側にコンベヤ幅方向に張り出したも う一つの突出部であるブレーキ部材16が設けられている。このブレーキ部材1 6は揺動支持部材6のピボット軸11と支持軸10との揺動により、コンベヤロ ーラ3の外周面に接触して、コンベヤローラ3の回転を停止するようになってい る。 上記した押圧用ローラ14、ベルト押え15及びブレーキ部材16とを備えた 揺動支持部材6の下側には、フレーム2に設けられた適宜基台17上に設けられ たアクチュエータ(7 1 , 7 2 , ・・7 n ) と、基台17と揺動支持部材6とを 弾性的に結合する弾性支持部材8とによって、ピボット軸11を中心に揺動され る構成になっている。 このアクチュエータ(7 1 , 7 2 , ・・7 n ) は例えばダイヤフラムのように 空気圧により上方に膨出し(図1の第3ゾーンZ3 の状態) 、空気圧を除去する ことにより平担( 図1 の第2ゾーンZ2 の状態) になるものであればよく、空気 圧により上方に膨出することによって揺動支持部材6の下側突出部を押し上げる ことによって、揺動支持部材6は弾性支持部材8の付勢に抗してピボット軸11 を中心に図1 において反時計方向に揺動され、押圧用ローラ14を押し上げて駆 動用エンドレスベルト5をコンベヤローラ3に接触させ、コンベヤローラ3を回 転させる。そして、アクチュエータの空気圧除去によって揺動支持部材6は、前 記弾性支持部材8の付勢によって時計方向に揺動され、揺動支持部材6のベルト 押え15は駆動用エンドレスベルト5を下方に引き下しながら押圧用ローラ14 と共に下がり、駆動用エンドレスベルト5をコンベヤローラ3より離間させ、反 対にブレーキ部材16側を上昇せしめてコンベヤローラ3に接触させてコンベヤ ローラ3の回転を停止させる。これによってコンベヤローラ3上の物品はその移 動が急停止される。
【0012】 上記した作動を行なう揺動支持部材6が、図1に示すように各ゾーンに適宜設 けられ、また各ゾーン毎に適所にセンシング手段4を設けることにより、後述す るようにこのセンシング手段4の搬送物通過位置の検出信号によって、搬送物1 8の停止や払出しを制御することができる。 なお、本実施例においては、駆動用エンドレスベルト5の剛性やテンションの 状況に関係なく、ベルト押え15の作用によってアキュムレーションをきかせる ことができるので、本実施例のアキュムレーションコンベヤ1の作動は確実とな る。そして、搬送路の1段手前側のセンシング手段4の検出信号を当段のブレー キ動作領域の解除信号となるよう、制御装置に設定しておけば、全自動により物 品の搬送間隔を一定に保つことも容易にできる。
【0013】 図1及び図2に示した実施例1における動作について以下説明する。 図2において、第2ゾーンZ2を例にとると、第2ゾーンZ2のアクチュエー タ72 は切換手段20bによって制御されている。この切換手段20bは搬送物 18をセンシングしていると、エアー配管J4とJ3とが繋がるようなポジショ ンであり、搬送物18がセンシングされていないときはメイン配管30に直結し たエアー配管i3とJ4とが繋がるようなポジションをとる切換弁にて構成され ている。 ここで、例えば下流側ゾーン(第1ゾーンZ1)が駆動(アクチュエータ71 にエアー圧が加えられた状態)されていると、第2ゾーンZ2は搬送物18がセ ンシングされても切換手段20aの出力ポート側のエアー配管J1から切換手段 20bのエアー配管J3のポート側からJ4のポート側に接続されて駆動がかか るので、搬送物18は送られる。 また、駆動を切る場合は、下流側ゾーンZ1の切換手段20aの出力ポートで あるJ1側からの出力がなく切換手段20bが搬送物18をセンシングして、ア クチュエータ72 からエアー配管J4、J3を介して急速排気弁21aから排気 されるときである。したがって、駆動が切られるときは下流側のゾーンから順次 排気していった時のみ駆動が切られ、途中のゾーンにおいては切換手段20を切 り換えても途中のゾーンのみ排気されることはない。 なお、図2における急速排気弁21aはノーマルオープンタイプの電磁弁であ る払出し弁22の動作によって該払出し弁22が排気したときに排気動作を行う ものであるが、この急速排気弁21aが無い構成でもよく、この場合は払出し弁 22が急速排気手段の機能を果たすものである。
【0014】 一方、払出しのときは、払出し弁22がエアー配管i1とi0とを繋げるポジ ションとなり切換手段20aがエアー配管i2とJ1とが繋がるポジションでも i0とJ1とが繋がるポジションでも何方の場合にもエアー配管J1側はエアー 圧力が出力されるので、第1ゾーンZ1は駆動される。 そして、切換手段20bがエアー配管J3とJ4とを繋げるポジションでもエ アー配管i3とJ4とを繋げるポジションでも上述のように第1ゾーン側のエア ー配管J1側から出力があることで第2ゾーンZ2には駆動がかかる。このよう に払出し信号を払出し弁22に入れることで、搬送物18のセンシングに関係な く払出し弁22の払出し動作により上流側を一斉に払いだすことができる。
【0015】 本考案は図2に示すような構成に限らす図3に示す実施例2のように構成する ことができる。 図3において、第2ゾーンZ2を例に説明すると、第2ゾーンZ2のアクチュ エータ72 は上記実施例と同様に切換手段20bによって制御されている。この 切換手段20bは搬送物18をセンシングしていると、エアー配管J4とJ3と が繋がるようなポジションであり、搬送物18がセンシングされていないときは エアー配管i3とJ4とが繋がるようなポジションをとる切換弁にて構成されて いる。 ここで、例えば下流側ゾーン(第1ゾーンZ1)が駆動(アクチュエータ71 にエアー圧が加えられた状態)されている場合、第2ゾーンZ2は搬送物18が センシングされて切換手段20bがエアー配管J3とJ4とが繋がるポジション になっても、切換手段20aのエアー配管J1のポート側から切換手段20bの エアー配管J3側からJ4側へと接続されて駆動がかかる。
【0016】 また、駆動を切る場合は、下流側ゾーンZ1の切換手段20aの出力ポートで あるJ1側からの出力がなく切換手段20bが搬送物18をセンシングして、ア クチュエータ72 からエアー配管J4、J3が繋がるポジションとなり、このと き切換手段20a側から出力がないので急速排気弁21bが排気側に切り換わり 、アクチュエータ72 のエアーがこの急速排気弁21bから瞬時に排気されると きだけである。 このように本実施例においては、アクチュエータ72 のエアーが排気されると きに、前記実施例の場合のように切換手段を介しない、すなわち、切換手段の如 きエアー経路における絞り込み部分を有する部材を通らないので、排気動作はよ り速く行われる。 払出しのときは、払出し弁22がエアー配管i1とi0とを繋げるポジション となり、切換手段20aがエアー配管i2とJ1とを繋げるポジションでもi0 とJ1とを繋げるポジションでも何方の場合にもエアー配管J1側はエアー圧力 が出力されるので、第1ゾーンZ1は駆動される。 そして、切換手段20bがエアー配管J3とJ4とを繋げるポジションでもエ アー配管i3とJ4とを繋げるポジションでも上述のように第1ゾーン側のエア ー配管J1側から出力があることで第2ゾーンZ2には駆動がかかる。このよう に払出し信号を払出し弁22に入れることで、上記実施例と同様に搬送物18の センシングに関係なく払出し弁22の払出し動作により上流側を一斉に払いだす ことができる。
【0017】 本考案は図4に示す実施例3のごとく構成することができる。 図4に示す実施例は実施例1とエアー配管の構成が一部のみ相違するものであ る。なお本実施例においては実施例1と同じ構成の部分は同符号を付して説明を 省略する。 図4に示したエアー配管おいては、各ゾーンのアクチュエータはその先が行き 止まりの配管の末端部分に位置するようにした構成である。そして、各ゾーンの 急速排気弁(21a,21b・・)をアクチュエータを通さずに並列に繋いだ構 成である。 このように本実施例においては、各ゾーンのアクチュエータの先が行き止まり となる並列的な接続としたことにより、エアー圧力が伝わるときに他のゾーンの アクチュエータを通らずに伝わり、各アクチュエータの動作を素早くすることが できる。また、コンベヤ長さを長く構成しても圧力低下を抑えることができ好都 合である。
【0018】 上記各実施例は搬送物18の検出手段として接触タイプの構造を利用したが、 本考案は図5に実施例4を示す如く非接触タイプのものであってもよい。 図5においては搬送物18の検出手段として光電型センサ50を用いている。 この光電型センサ50は例えば図1に示したコンベヤのフレーム2の各ゾーンの 適所に搬送物18方向に向けて設置刷ればよく、発光部と受光部とが対向するよ うに設けてあり、この間を通過する搬送物18の有無だけでなく、適宜制御系を 接続することで搬送物の大きさ等に関しても検出可能であり、また搬送物間の距 離をも検出できるように構成することができる。 この光電型センサ50は各ゾーンにそれぞれ設けられ、各ゾーンに設けられた 3ポートタイプの電磁弁(24a,24b,24c・・)に接続されている。又 、この電磁弁は夫々メイン配管30に直結したエアー配管(i1、i2、i3・ ・)並びにアクチュエータ(71 、72 、73 ・・)および急速排気弁21がそ の途中に有した分枝エアー配管(J1,J2,J3・・)が接続されている。 このように本実施例の構成においては、前記各実施例とは大きく相違するが、 基本的には、搬送物の検出信号が変わっただけでアキュムレーションコンベヤと しての動作、すなわち搬送物18の停止・払出しの動作は上記実施例の場合と略 同じように行われる。
【0019】 図1に示した実施例では、コンベヤローラ3のブレーキ構造を備えた構造につ いて述べたが、本考案は当然このブレーキ構造がない場合にも適用できるもので ある。 さらに又、上記各実施例においては、搬送物18がコンベヤローラ3により移 動されう構造のコンベヤについて述べたが、本考案はベルト式のアキュームコン ベヤで搬送物18を移動させるような構成にも適用できるものである。
【0020】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案はアキュームコンベヤは任意のゾーンにおいてその 前のゾーンに搬送物が停止しているときには、自ゾーン内に配置された検出手段 により搬送物を検出してエアーの経路を変更したときに、自ゾーン内のアクチュ エータに接近して配置されている急速排気手段によりエアーの急速は排気が行わ れるので、自ゾーン内の所定の位置に搬送物を停止でき、搬送物の正確なアキュ ームを行うために従来のように構造が複雑化することがなく、メンテナンスの煩 雑化を回避でき、さらに据え付け調整等の作業も容易にでき廉価性の向上できる ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1のアキュムレーションコンベ
ヤの要部概略側面図である。
【図2】図1に示したアキュレーションコンベヤのエア
ー配管図である。
【図3】本考案の実施例2におけるエアー配管および作
動系統図である。
【図4】本考案の実施例3におけるエアー配管および作
動系統図である。
【図5】本考案の実施例4におけるエアー配管および作
動系統図である。
【符号の説明】
1 アキュムレーションコンベヤ 2 フレーム 3 コンベヤローラ 4、50 検出手段 5 駆動エンドレスベルト 6 揺動支持部材 71,2,3... アクチュエータ 18 搬送物 20a,b,c... 切換手段 21 急速排気手段(急速排気弁) 22 払出し弁 24 電磁弁 25 消音器 30 メイン配管30 40 センシングアーム 43 操作アーム J,i エアー配管 Z1,Z2,・・Zn アキュームゾーン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送経路上の搬送物を移動させる搬送手
    段(3)が駆動或いは駆動停止されることにより搬送物
    の移動と停止を行うように構成されたアキュムレーショ
    ンコンベヤにおいて、 搬送方向に直列に並んだ複数のアキュームゾーン(Z1,Z
    2,・・Zn)が形成され、このアキュームゾーンに応じて
    該ゾーン毎に搬送物を検出する検出手段(4)によりエ
    アーの経路を変更する切換手段(20a,20b,・・20n)が設
    けられており、前記検出手段(4)の検出信号に基づい
    て作動するエアー作動型のアクチュエータ(7 1 , 7
    2 , ・・7 n ) が前記各アキュームゾーン毎に設けら
    れ、かつ各ゾーンのエアー配管中に該ゾーンのアクチュ
    エータの急速なエアー排気が可能な急速排気手段(21a,2
    1b・・21n)が設けられて、該ゾーン内の搬送物(18)
    が検出されたときに自ゾーンの前記搬送手段(3)の駆
    動を制御して該搬送物の搬送・停止が行われるように構
    成されたことを特徴とするアキュムレーションコンベヤ
    (1)。
JP4577993U 1993-08-23 1993-08-23 アキュムレーションコンベヤ Pending JPH0713830U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62275913A (ja) * 1986-05-22 1987-11-30 Okura Yusoki Co Ltd コンベヤ装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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