JPH0713793Y2 - 穀物調製施設における籾摺調製装置 - Google Patents

穀物調製施設における籾摺調製装置

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JPH0713793Y2
JPH0713793Y2 JP1988068407U JP6840788U JPH0713793Y2 JP H0713793 Y2 JPH0713793 Y2 JP H0713793Y2 JP 1988068407 U JP1988068407 U JP 1988068407U JP 6840788 U JP6840788 U JP 6840788U JP H0713793 Y2 JPH0713793 Y2 JP H0713793Y2
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JP
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grain
preparation
rice
mixed rice
hulling
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愛次郎 金子
稔 遠藤
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KANEKONOKI CO., LTD.
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KANEKONOKI CO., LTD.
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  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、熱風による通風乾燥、籾摺り、混合米選別、
玄米の粒状選別、選別した整粒玄米を貯留および計量す
る一連の工程を行う穀物調製施設における籾摺調製装置
に関するものである。
従来の技術 従来、熱風による通風乾燥、籾摺り、混合米選別、玄米
の粒状選別、選別した整粒玄米を貯留および計量する一
連の工程を行う穀物調製施設は、既に広く実用化されて
いるが、その構成は、熱風通風乾燥機、籾摺機、混合米
選別機、玄米の粒状選別機、製品タンクおよび製品の計
量器を備えたものである。
考案が解決しようとする課題 ところで、従来の穀物調製施設においては、乾燥後の穀
物を一旦貯留して放冷する複数の放冷タンク(調整タン
ク)が設けられており、穀物の温度が一定値以下に低下
する時間を予め定めておいてその時間を経過後に各放冷
タンクの穀物を順次籾摺機に供給して、籾摺り以後の工
程が行われるようになっているので、放冷タンクから籾
摺機への穀物の供給に間断が生じる場合が多く、これが
一連の全体工程における時間的ロスを大きくする原因と
なっていた。
また、従来のこの種穀物調製施設においては、混合米選
別機を常に一定の速度で駆動しているが、乾燥後の穀物
の水分によって選別能力に著しい差が生じるので、混合
米選別の工程でも選別ロスが大であった。
本考案は、上記問題点に鑑み、乾燥後の穀物を籾摺機へ
間断なく供給でき、しかも混合米選別機の選別能力を常
に適正に保ち、一連の穀物調製工程を円滑かつ能率よく
行うことができる穀物調製施設における籾摺調製装置を
提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本考案は、その目的を達成するため、次のように構成し
た。
すなわち、その構成は、熱風による通風乾燥、籾摺り、
混合米選別、玄米の粒状選別、選別した整粒玄米を貯留
および計量する一連の工程を行う穀物調製施設におい
て、乾燥後の穀物の温度および水分を検出し、予め定め
た一定値以下の温度が検出された穀物を籾摺機へ供給す
る制御手段および検出水分に応じて混合米選別機の駆動
速度を調整する制御手段を備えて構成したことを特徴と
する穀物調製施設における籾摺調製装置としたものであ
る。
作用 本考案に係る穀物調製施設における籾摺調製装置は、前
記のように構成されているので、乾燥後の穀物の温度が
一定値以下になったことが検出されると、籾摺機にその
穀物が供給されて籾摺りが行われる。また、乾燥後の穀
物の水分検出値により、混合米選別機の駆動速度が増減
制御されるので、混合米選別機においては、穀物の水分
の高低にかかわらず常に適正な選別状態が保たれる。
実施例 本考案の実施例を図面について説明する。
第1図は穀物調製施設の全体構成が例示されている。1
は乾燥機群、2が放冷タンク群、3は籾摺調製装置であ
って、この籾摺調製装置3は、籾摺機4、混合米選別機
5、粒状選別機6等からなるものである。7は被調製穀
物の荷受ホッパ、8はその粗選別機、9は荷受用計量機
であり、10は製品タンク、11は製品計量装置である。な
お、12〜18は各昇降機、19は乾燥機用搬入スクリューコ
ンベヤ、20は乾燥機用搬出ベルトコンベヤ、21は放冷タ
ンク用搬入スクリューコンベヤ、22は放冷タンク用ベル
トコンベヤである。上記放冷タンク群2の各放冷タンク
には、それぞれ穀物の温度を検出する穀温センサ23が備
えられており、各穀温センサ23が一定値以下の温度を検
出した際に、各放冷タンクから穀物が送出される制御装
置が備えられている(図示せず)。この制御装置に設定
される温度の一定値は、籾摺りを行ってもよい穀物の温
度である。
第2図には、乾燥後の穀物の水分を検出して混合米選別
機5の駆動速度(混合米選別機5を駆動する電動機の回
転数)を増減制御する制御装置(図示せず)を備えた穀
物調製施設が例示されている。すなわち、乾燥後の穀物
の水分を検出する水分センサ24は、混合米選別機5の混
合米タンク25、混合米昇降機26、籾摺機4の籾タンク2
6、籾摺昇降機27、放冷タンク群2の各放冷タンク、あ
るいは乾燥機1等に格別に、またはそれらに適宜併設し
てもよい。上記制御装置は、水分センサ24から信号を受
けて、乾燥後の穀物の水分値が高い場合は、穀物の摩擦
係数が大きいので駆動速度を増し、逆に穀物の水分値が
低い場合には、摩擦係数が小さいので駆動速度を減ず
る。なお、混合米選別機5における穀物の摩擦係数は、
その品種等によっても異なるので、これを混合米選別機
5の駆動速度の制御要素として含めてもよい。
以上のように構成されたものにおいては、荷受ホッパ7
から搬入され、乾燥機1で乾燥された穀物が籾摺調製装
置3の籾摺機4で籾摺りされ、混合米選別機5で選別さ
れた仕上り玄米がさらに穀粒選別機6で粒状選別された
うえ、製品タンク10に搬入される。
第1図に示すものでは、放冷タンク群2の各放冷タンク
に穀温センサ23が設けられており、乾燥後の穀物の温度
が籾摺りに適する一定の温度以下になったことが検出さ
れると、その放冷タンクの穀物が籾摺調製装置3に供給
され、乾燥機1から籾摺調製装置3への穀物の供給が間
断なく円滑に行われる。また、第2図に示すものでは、
乾燥後の穀物の温度を検出し、混合米選別機5の駆動速
度を調整するので、常に一定の選別能力が保たれ、乾燥
穀物の水分の高低にかかわらず適正な選別が行われる。
本考案においては、第1図および第2図に示す制御装置
を共に備えているので、両制御機能が両々相俟って一層
良好な制御が行われ、穀物調製の適正化と能率の向上が
図られる。
考案の効果 本考案によれば、乾燥後の穀物の籾摺機への供給を間断
なくでき、しかも混合米選別機の選別能力を常に適正に
保ち、一連の穀物調製工程を円滑かつ能率よく行うこと
ができる穀物調製施設における籾摺調製装置を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を説明するものであり、第1図および第2
図はそれぞれ穀物調製施設の全体を示す構成図である。 1…乾燥機群、2…放冷タンク群、3…籾摺調製装置、
4…籾摺機、5…混合米選別機、6…粒状選別機、23…
穀温センサ、24…水分センサ、25…混合米タンク、26…
混合米昇降機、27…籾摺昇降機

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱風による通風乾燥、籾摺り、混合米選
    別、玄米の粒状選別、選別した整粒玄米を貯留および計
    量する一連の工程を行う穀物調製施設において、乾燥後
    の穀物の温度および水分を検出し、予め定めた一定値以
    下の温度が検出された穀物を籾摺機へ供給する制御手段
    および検出水分に応じて混合米選別機の駆動速度を調整
    する制御手段を備えて構成したことを特徴とする穀物調
    製施設における籾摺調製装置。
JP1988068407U 1988-05-24 1988-05-24 穀物調製施設における籾摺調製装置 Expired - Lifetime JPH0713793Y2 (ja)

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JPH01170442U JPH01170442U (ja) 1989-12-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0120993Y2 (ja) * 1985-12-11 1989-06-23
JPS6323782A (ja) * 1986-07-16 1988-02-01 ヤンマー農機株式会社 籾摺選別機における制御装置

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JPH01170442U (ja) 1989-12-01

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