JPH07137248A - インクジェット印刷方法およびその装置 - Google Patents
インクジェット印刷方法およびその装置Info
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- JPH07137248A JPH07137248A JP28826393A JP28826393A JPH07137248A JP H07137248 A JPH07137248 A JP H07137248A JP 28826393 A JP28826393 A JP 28826393A JP 28826393 A JP28826393 A JP 28826393A JP H07137248 A JPH07137248 A JP H07137248A
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- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 静電偏向型インクジェットノズルから吐出さ
れるインク液滴の偏向量を印刷情報に従って制御しつつ
ヘッドを被印刷物に対して移動させると共に被印刷物を
ヘッド移動軸線を横断する方向に送る印刷装置におい
て、被印刷物の送り量とノズルから吐出されるインク液
滴の偏向量とを適合させて、高品位印刷を行う。 【構成】 マーク印刷情報に応動するノズル2により特
定のマークを被印刷物に印刷し、CCDカメラ60によ
り2つの特定のマークの印刷位置間隔を検出し、荷電電
極8に印加される荷電電圧ひいてはインク液滴Aの偏向
範囲を、マーク印刷位置間隔に応じて調整する。
れるインク液滴の偏向量を印刷情報に従って制御しつつ
ヘッドを被印刷物に対して移動させると共に被印刷物を
ヘッド移動軸線を横断する方向に送る印刷装置におい
て、被印刷物の送り量とノズルから吐出されるインク液
滴の偏向量とを適合させて、高品位印刷を行う。 【構成】 マーク印刷情報に応動するノズル2により特
定のマークを被印刷物に印刷し、CCDカメラ60によ
り2つの特定のマークの印刷位置間隔を検出し、荷電電
極8に印加される荷電電圧ひいてはインク液滴Aの偏向
範囲を、マーク印刷位置間隔に応じて調整する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被印刷物の送り量の
変動および静電偏向型インクジェットノズルでのインク
液滴の偏向量の変動による印刷品質の低下を防止して、
良好な印刷品質で印刷を行えるインクジェット印刷方法
およびその装置に関する。
変動および静電偏向型インクジェットノズルでのインク
液滴の偏向量の変動による印刷品質の低下を防止して、
良好な印刷品質で印刷を行えるインクジェット印刷方法
およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット印刷装置は、インクジェ
ットヘッドを搭載したキャリッジと被印刷物とを相対移
動させつつ、同ヘッドのノズルから被印刷物に向けてイ
ンク液滴を相次いで吐出させて印刷を行うもので、例え
ば、ノズルから吐出されて被印刷物に向かって飛翔する
インク液滴に荷電電極により印刷情報に応じた電荷を与
え、次いで、帯電したインク液滴の飛翔方向を偏向電極
間に形成された静電界により偏向させ、これにより、被
印刷物上において印刷情報に対応する位置にインク液滴
を付着させて印刷を行うようにしている。
ットヘッドを搭載したキャリッジと被印刷物とを相対移
動させつつ、同ヘッドのノズルから被印刷物に向けてイ
ンク液滴を相次いで吐出させて印刷を行うもので、例え
ば、ノズルから吐出されて被印刷物に向かって飛翔する
インク液滴に荷電電極により印刷情報に応じた電荷を与
え、次いで、帯電したインク液滴の飛翔方向を偏向電極
間に形成された静電界により偏向させ、これにより、被
印刷物上において印刷情報に対応する位置にインク液滴
を付着させて印刷を行うようにしている。
【0003】インクジェットヘッドと被印刷物との相対
移動のため、シリアル方式のインクジェット印刷装置で
は、キャリッジを被印刷物に沿って移動させる主走査と
被印刷物をキャリッジ移動方向と直交する方向に移動さ
せる副走査とが行われる。また、被印刷物移動方向と直
交する方向(印刷物幅方向)において印刷物の全幅にわ
たって配列された複数のノズルを有するインクジェット
ヘッドを備えたライン方式のものでは、副走査のみが行
われる。そして、いずれの方式の印刷装置においても、
ヘッドが一回印刷動作する度に一走査ライン分の印刷が
行われることになる。
移動のため、シリアル方式のインクジェット印刷装置で
は、キャリッジを被印刷物に沿って移動させる主走査と
被印刷物をキャリッジ移動方向と直交する方向に移動さ
せる副走査とが行われる。また、被印刷物移動方向と直
交する方向(印刷物幅方向)において印刷物の全幅にわ
たって配列された複数のノズルを有するインクジェット
ヘッドを備えたライン方式のものでは、副走査のみが行
われる。そして、いずれの方式の印刷装置においても、
ヘッドが一回印刷動作する度に一走査ライン分の印刷が
行われることになる。
【0004】ここで、副走査による被印刷物の移動量す
なわち送り量に変動があったり、或いは、ノズルから吐
出されたインク液滴の偏向量に変動があると、印刷品質
が低下する。つまり、被印刷物の送り量が過大であった
り、或いは、インク液滴の偏向量が過小であると、送り
直前に印刷された印刷画像部分の後縁と送り直後に印刷
される印刷画像部分の前縁との間に隙間があいて印刷画
像中に白スジが発生する一方、送り量が過少であった
り、或いは、インク液滴の偏向量が過大であると、相次
いで印刷される画像部分の相隣る縁部同士が重なり合っ
て印刷画像中に黒スジが発生する。
なわち送り量に変動があったり、或いは、ノズルから吐
出されたインク液滴の偏向量に変動があると、印刷品質
が低下する。つまり、被印刷物の送り量が過大であった
り、或いは、インク液滴の偏向量が過小であると、送り
直前に印刷された印刷画像部分の後縁と送り直後に印刷
される印刷画像部分の前縁との間に隙間があいて印刷画
像中に白スジが発生する一方、送り量が過少であった
り、或いは、インク液滴の偏向量が過大であると、相次
いで印刷される画像部分の相隣る縁部同士が重なり合っ
て印刷画像中に黒スジが発生する。
【0005】この様な不具合を解消するため、被印刷物
の送り量を検出して送り量を適正値に制御することが知
られている。例えば、被印刷物を巻取りローラで巻取る
ことによって被印刷物の送りを行うようにした搬送機構
を備えた印刷装置では、巻取りローラの回転角から被印
刷物送り量を求め、巻取りローラ回転量ひいては被印刷
物送り量を制御している。
の送り量を検出して送り量を適正値に制御することが知
られている。例えば、被印刷物を巻取りローラで巻取る
ことによって被印刷物の送りを行うようにした搬送機構
を備えた印刷装置では、巻取りローラの回転角から被印
刷物送り量を求め、巻取りローラ回転量ひいては被印刷
物送り量を制御している。
【0006】また、駆動ローラと従動ローラ間に張られ
たエンドレスベルトを用いて被印刷物を送るタイプの被
印刷物搬送機構を装備した印刷装置では、駆動ローラの
回転角を検出し、この検出ローラ回転角から被印刷物の
送り量を求め、その結果に応じて駆動ローラの回転量ひ
いては被印刷物の送り量を制御している。
たエンドレスベルトを用いて被印刷物を送るタイプの被
印刷物搬送機構を装備した印刷装置では、駆動ローラの
回転角を検出し、この検出ローラ回転角から被印刷物の
送り量を求め、その結果に応じて駆動ローラの回転量ひ
いては被印刷物の送り量を制御している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、伸縮性
に富む被印刷物の場合には、巻取りローラの回転に伴っ
てベルトに引っ張り力が加わると被印刷物が伸び、ま
た、その伸びが相当程度まで大きくなると被印刷物内に
発生した反力によって被印刷物が縮むので、巻取りロー
ラ回転角から求めた被印刷物送り量が、厳密には、実際
の送り量と合致せず、従って、上述のような被印刷物送
り量制御を行っても、送り量を適正値に維持して印刷品
質の向上を図ることは困難である。
に富む被印刷物の場合には、巻取りローラの回転に伴っ
てベルトに引っ張り力が加わると被印刷物が伸び、ま
た、その伸びが相当程度まで大きくなると被印刷物内に
発生した反力によって被印刷物が縮むので、巻取りロー
ラ回転角から求めた被印刷物送り量が、厳密には、実際
の送り量と合致せず、従って、上述のような被印刷物送
り量制御を行っても、送り量を適正値に維持して印刷品
質の向上を図ることは困難である。
【0008】また、ベルト式印刷装置に用いるベルトは
相当程度の弾性を備えており、駆動ローラの回転に伴っ
てベルトに引っ張り力が加わると駆動ローラと従動ロー
ラ間でベルトが伸び、また、ベルトの伸びが相当程度ま
で大きくなるとベルト内に発生した反力によって従動ロ
ーラを回転させつつベルトが縮むので、駆動ローラ回転
角から求めたベルト送り量は、厳密には、実際のベルト
送り量と合致しないことがある。
相当程度の弾性を備えており、駆動ローラの回転に伴っ
てベルトに引っ張り力が加わると駆動ローラと従動ロー
ラ間でベルトが伸び、また、ベルトの伸びが相当程度ま
で大きくなるとベルト内に発生した反力によって従動ロ
ーラを回転させつつベルトが縮むので、駆動ローラ回転
角から求めたベルト送り量は、厳密には、実際のベルト
送り量と合致しないことがある。
【0009】更に、大型の印刷装置にあっては、ローラ
径が大きくなるので、ベルト送り量制御を所要精度で行
うには、駆動ローラの回転角度制御を高分解能で行うと
共にローラの真円度などを高める必要がある。この場
合、高精度のモータが必要になり、また、被印刷物搬送
機構が複雑になるので、コスト高になる。そして、イン
クジェットヘッドに複数個のノズルを設けると共にノズ
ルの夫々に互いに密接する印刷領域を割り当て、これに
より高速印刷を行うようにした印刷装置にあっては、夫
々のノズルから吐出されるインク液滴の偏向量が不適正
であると、相隣る2つのノズルによる印刷画像の縁部が
重なって黒スジが発生したり、或いは、印刷画像の縁部
の間に隙間が生じて白スジが発生したりする。これは、
例えばインクの物性変化(粘度変化など)に起因して、
インク液滴の偏向量が変動することがあるからである。
また、複数のインクジェットヘッドを有するマルチヘッ
ド式の印刷装置にあっても、相隣るヘッドに装備された
ノズルによる印刷画像の間で、同様の問題が発生するこ
とがある。
径が大きくなるので、ベルト送り量制御を所要精度で行
うには、駆動ローラの回転角度制御を高分解能で行うと
共にローラの真円度などを高める必要がある。この場
合、高精度のモータが必要になり、また、被印刷物搬送
機構が複雑になるので、コスト高になる。そして、イン
クジェットヘッドに複数個のノズルを設けると共にノズ
ルの夫々に互いに密接する印刷領域を割り当て、これに
より高速印刷を行うようにした印刷装置にあっては、夫
々のノズルから吐出されるインク液滴の偏向量が不適正
であると、相隣る2つのノズルによる印刷画像の縁部が
重なって黒スジが発生したり、或いは、印刷画像の縁部
の間に隙間が生じて白スジが発生したりする。これは、
例えばインクの物性変化(粘度変化など)に起因して、
インク液滴の偏向量が変動することがあるからである。
また、複数のインクジェットヘッドを有するマルチヘッ
ド式の印刷装置にあっても、相隣るヘッドに装備された
ノズルによる印刷画像の間で、同様の問題が発生するこ
とがある。
【0010】そこで、本発明は、被印刷物の送り量と静
電偏向型インクジェットノズルから吐出されるインク液
滴の偏向量とを適合させて、良好な印刷品質で印刷を行
えるインクジェット印刷方法およびその装置を提供する
ことを目的とする。
電偏向型インクジェットノズルから吐出されるインク液
滴の偏向量とを適合させて、良好な印刷品質で印刷を行
えるインクジェット印刷方法およびその装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】ヘッドに設けた静電偏向
型インクジェットノズルから吐出されるインク液滴の偏
向量を印刷情報に従って制御しつつヘッドを被印刷物に
対して移動させ、次いで、被印刷物をヘッドの移動軸線
を横断する方向に送るインクジェット印刷方法におい
て、本発明は、特定のマークを被印刷物に印刷し、特定
のマークの印刷位置を検出し、被印刷物の送り量および
インク液滴の偏向範囲の少なくとも一方を検出したマー
ク印刷位置に応じて調整することを特徴とする。
型インクジェットノズルから吐出されるインク液滴の偏
向量を印刷情報に従って制御しつつヘッドを被印刷物に
対して移動させ、次いで、被印刷物をヘッドの移動軸線
を横断する方向に送るインクジェット印刷方法におい
て、本発明は、特定のマークを被印刷物に印刷し、特定
のマークの印刷位置を検出し、被印刷物の送り量および
インク液滴の偏向範囲の少なくとも一方を検出したマー
ク印刷位置に応じて調整することを特徴とする。
【0012】好ましくは、マーク印刷情報に従ってノズ
ルを駆動して特定のマークを印刷する。好ましくは、ノ
ズルに割り当てられる印刷領域を表す2つの特定のマー
クを印刷し、2つの特定のマークの夫々の印刷位置の間
隔を検出し、インク液滴の偏向範囲を検出されたマーク
印刷間隔に応じて調整する。
ルを駆動して特定のマークを印刷する。好ましくは、ノ
ズルに割り当てられる印刷領域を表す2つの特定のマー
クを印刷し、2つの特定のマークの夫々の印刷位置の間
隔を検出し、インク液滴の偏向範囲を検出されたマーク
印刷間隔に応じて調整する。
【0013】好ましくは、ノズルに印加される荷電電
圧、インク吐出圧力およびインク液滴の偏向電圧の少な
くとも一つを検出されたマーク印刷位置に応じて補正す
る。好ましくは、印刷済み領域とこれに密接する印刷予
定領域との間隔を印刷領域間隔として検出し、検出され
た印刷領域間隔に応じて被印刷物の送り量を補正する。
圧、インク吐出圧力およびインク液滴の偏向電圧の少な
くとも一つを検出されたマーク印刷位置に応じて補正す
る。好ましくは、印刷済み領域とこれに密接する印刷予
定領域との間隔を印刷領域間隔として検出し、検出され
た印刷領域間隔に応じて被印刷物の送り量を補正する。
【0014】静電偏向型インクジェットノズルを有する
ヘッドと、ヘッドを被印刷物に対して移動させるための
ヘッド移動機構と、被印刷物をヘッドの移動軸線を横断
する方向に送るための被印刷物送り機構とを有するイン
クジェット印刷装置において、本発明は、特定のマーク
を被印刷物に印刷するためのマーク印刷手段と、特定の
マークの印刷位置を検出するためのマーク検出手段と、
被印刷物の送り量およびインク液滴の偏向範囲の少なく
とも一方を検出したマーク印刷位置に応じて調整するた
めの調整手段を設けたことを特徴とする。
ヘッドと、ヘッドを被印刷物に対して移動させるための
ヘッド移動機構と、被印刷物をヘッドの移動軸線を横断
する方向に送るための被印刷物送り機構とを有するイン
クジェット印刷装置において、本発明は、特定のマーク
を被印刷物に印刷するためのマーク印刷手段と、特定の
マークの印刷位置を検出するためのマーク検出手段と、
被印刷物の送り量およびインク液滴の偏向範囲の少なく
とも一方を検出したマーク印刷位置に応じて調整するた
めの調整手段を設けたことを特徴とする。
【0015】好ましくは、マーク印刷手段は、マーク印
刷情報に応動するノズルを含む。好ましくは、マーク印
刷手段は、ノズルに割り当てられる印刷領域を表す2つ
の特定のマークを印刷する。マーク検出手段は、2つの
特定のマークの夫々の印刷位置の間隔を検出する。そし
て、調整手段は、インク液滴の偏向範囲を検出されたマ
ーク印刷間隔に応じて調整する。
刷情報に応動するノズルを含む。好ましくは、マーク印
刷手段は、ノズルに割り当てられる印刷領域を表す2つ
の特定のマークを印刷する。マーク検出手段は、2つの
特定のマークの夫々の印刷位置の間隔を検出する。そし
て、調整手段は、インク液滴の偏向範囲を検出されたマ
ーク印刷間隔に応じて調整する。
【0016】好ましくは、調整手段は、検出されたマー
ク印刷間隔に応じた補正係数を用いて、ノズルに印加さ
れる荷電電圧、インク吐出圧力およびインク液滴の偏向
電圧の少なくとも一つを補正するための補正手段を含
む。好ましくは、マーク検出手段は、ヘッドと一体移動
自在に設けられ、印刷済み領域とこれと密接する印刷予
定領域との間隔を印刷領域間隔として検出する。また、
調整手段は、検出された印刷領域間隔に応じて被印刷物
の送り量を補正する。
ク印刷間隔に応じた補正係数を用いて、ノズルに印加さ
れる荷電電圧、インク吐出圧力およびインク液滴の偏向
電圧の少なくとも一つを補正するための補正手段を含
む。好ましくは、マーク検出手段は、ヘッドと一体移動
自在に設けられ、印刷済み領域とこれと密接する印刷予
定領域との間隔を印刷領域間隔として検出する。また、
調整手段は、検出された印刷領域間隔に応じて被印刷物
の送り量を補正する。
【0017】
【作用】特定のマークが、例えばインクジェット印刷に
先だって、被印刷物に印刷される。このため、例えば、
マーク印刷情報に従って静電偏向型インクジェットノズ
ルが駆動される。好ましくは、ノズルに割り当てられる
印刷領域を表す2つの特定のマークを印刷すべく、マー
ク印刷情報、例えば、最小偏向量に対応するマーク印刷
情報と最大偏向量に対応するマーク印刷情報とに従っ
て、ノズルが駆動される。
先だって、被印刷物に印刷される。このため、例えば、
マーク印刷情報に従って静電偏向型インクジェットノズ
ルが駆動される。好ましくは、ノズルに割り当てられる
印刷領域を表す2つの特定のマークを印刷すべく、マー
ク印刷情報、例えば、最小偏向量に対応するマーク印刷
情報と最大偏向量に対応するマーク印刷情報とに従っ
て、ノズルが駆動される。
【0018】次に、特定のマークの印刷位置、好ましく
は、2つの特定のマークの印刷位置の間隔が検出され
る。そして、検出されたマーク印刷位置に応じて、好ま
しくは、マーク印刷位置間隔に応じて、被印刷物の送り
量およびインク液滴の偏向範囲の少なくとも一方が調整
される。この結果、被印刷物の送り量とインク液滴の偏
向量とが互いに適合したものになる。
は、2つの特定のマークの印刷位置の間隔が検出され
る。そして、検出されたマーク印刷位置に応じて、好ま
しくは、マーク印刷位置間隔に応じて、被印刷物の送り
量およびインク液滴の偏向範囲の少なくとも一方が調整
される。この結果、被印刷物の送り量とインク液滴の偏
向量とが互いに適合したものになる。
【0019】この状態で、インク液滴の偏向量を印刷情
報に従って制御しつつヘッドを被印刷物に対して移動さ
せ、これにより、一走査分の印刷が行われ、そして、次
の走査分の印刷を行うべく、被印刷物をヘッド移動軸線
を横断する方向に送る。被印刷物の送り量とインク液滴
の偏向量とが適合しているので、高品位印刷が行われ
る。
報に従って制御しつつヘッドを被印刷物に対して移動さ
せ、これにより、一走査分の印刷が行われ、そして、次
の走査分の印刷を行うべく、被印刷物をヘッド移動軸線
を横断する方向に送る。被印刷物の送り量とインク液滴
の偏向量とが適合しているので、高品位印刷が行われ
る。
【0020】本発明の好適態様では、印刷済み領域とこ
れに密に隣接する印刷予定領域との間隔が検出され、検
出間隔に応じて被印刷物の送り量が補正される。即ち、
被印刷物の送り量あるいはインク液滴の偏向量に変動が
生じて送り量と変動量とが不適合になった場合には、両
者が適合したものになるように被印刷物の送り量が直ち
に補正され、印刷品質低下が防止される。
れに密に隣接する印刷予定領域との間隔が検出され、検
出間隔に応じて被印刷物の送り量が補正される。即ち、
被印刷物の送り量あるいはインク液滴の偏向量に変動が
生じて送り量と変動量とが不適合になった場合には、両
者が適合したものになるように被印刷物の送り量が直ち
に補正され、印刷品質低下が防止される。
【0021】
【実施例】以下、図1及び図2を参照して、本発明の一
実施例によるインクジェット印刷装置を説明する。イン
クジェット印刷装置は、インクを蓄えるためのインクタ
ンク5と同タンク5からインクを吸い上げてこれを加圧
するためのポンプ4とからなるインク供給装置を備え、
又、被印刷物(記録媒体)としての布帛Bに向けてイン
ク液滴Aを噴射するための静電偏向形インクジェットヘ
ッド30と、同ヘッド30を駆動制御するためのコント
ローラ6とを備えている。
実施例によるインクジェット印刷装置を説明する。イン
クジェット印刷装置は、インクを蓄えるためのインクタ
ンク5と同タンク5からインクを吸い上げてこれを加圧
するためのポンプ4とからなるインク供給装置を備え、
又、被印刷物(記録媒体)としての布帛Bに向けてイン
ク液滴Aを噴射するための静電偏向形インクジェットヘ
ッド30と、同ヘッド30を駆動制御するためのコント
ローラ6とを備えている。
【0022】インクジェットヘッド30は、吐出ノズル
2と圧電振動素子3とから各々なる複数たとえば3つの
ノズルユニット1を有している。吐出ノズル2は、ポン
プ4を介してインクタンク5に接続され、同ノズル2の
先端に形成されたノズル孔(図示略)からインクを吐出
するようになっている。又、圧電振動素子3は、コント
ローラ6の駆動回路7に電気的に接続され、同駆動回路
7から供給される一定周期の出力電圧に応じて所定振動
数で振動し、これにより、ノズル2を振動させ、同ノズ
ル2から吐出された柱状のインクを分裂させて粒状のイ
ンク液滴Aを生成するようなっている。
2と圧電振動素子3とから各々なる複数たとえば3つの
ノズルユニット1を有している。吐出ノズル2は、ポン
プ4を介してインクタンク5に接続され、同ノズル2の
先端に形成されたノズル孔(図示略)からインクを吐出
するようになっている。又、圧電振動素子3は、コント
ローラ6の駆動回路7に電気的に接続され、同駆動回路
7から供給される一定周期の出力電圧に応じて所定振動
数で振動し、これにより、ノズル2を振動させ、同ノズ
ル2から吐出された柱状のインクを分裂させて粒状のイ
ンク液滴Aを生成するようなっている。
【0023】そして、インクジェットヘッド30は、3
つのノズルユニット12の直ぐ前方にそれぞれ配された
3つの荷電電極8と、同電極8の前方に配された2対の
偏向電極11a,12a,11b,12bとを更に備え
ている。荷電電極8は、例えば中空円筒状に形成されて
吐出ノズル2と同一軸線上に配され、吐出ノズル2から
吐出したインク液滴Aが荷電電極8の中空部を通過する
ようになっている。又、荷電電極8は、コントローラ6
の補正回路9aを介して、同コントローラの荷電回路9
に接続されている。
つのノズルユニット12の直ぐ前方にそれぞれ配された
3つの荷電電極8と、同電極8の前方に配された2対の
偏向電極11a,12a,11b,12bとを更に備え
ている。荷電電極8は、例えば中空円筒状に形成されて
吐出ノズル2と同一軸線上に配され、吐出ノズル2から
吐出したインク液滴Aが荷電電極8の中空部を通過する
ようになっている。又、荷電電極8は、コントローラ6
の補正回路9aを介して、同コントローラの荷電回路9
に接続されている。
【0024】荷電回路9は、印刷パターン発生回路10
から供給される一連の印刷情報信号に基づいて、荷電電
極8に供給すべきパルス電圧のレベルを順次決定し、斯
く決定したレベルのパルス電圧を、所定のタイミング
で、すなわち、吐出ノズル2から吐出されたインク柱の
分裂によって個々のインク液滴Aが生成される直前に、
荷電電極8に順次送出するようになっている。これによ
り、図1において左右両側に配されたノズル2からのイ
ンク液滴Aの各々には、これに対応する印刷情報信号に
基づいて荷電回路9により決定された大きさの、例えば
正の電荷が、荷電電極8により付与され、中央のノズル
2からのインク液滴には例えば負の電荷が付与されるこ
とになる。
から供給される一連の印刷情報信号に基づいて、荷電電
極8に供給すべきパルス電圧のレベルを順次決定し、斯
く決定したレベルのパルス電圧を、所定のタイミング
で、すなわち、吐出ノズル2から吐出されたインク柱の
分裂によって個々のインク液滴Aが生成される直前に、
荷電電極8に順次送出するようになっている。これによ
り、図1において左右両側に配されたノズル2からのイ
ンク液滴Aの各々には、これに対応する印刷情報信号に
基づいて荷電回路9により決定された大きさの、例えば
正の電荷が、荷電電極8により付与され、中央のノズル
2からのインク液滴には例えば負の電荷が付与されるこ
とになる。
【0025】インクジェットヘッド30において、偏向
電極11a,12aは、図1において左側に配された荷
電電極8の前方のインク液滴飛翔経路を挟んで互いに対
向して配され、また、偏向電極11b,12bは、図1
において右側に配され荷電電極8の前方のインク液滴飛
翔経路を挟んで互いに対向して配されている。図1にお
いて中央に配された荷電電極8に対応するインク液滴飛
翔経路は、偏向電極12aと11bとの間に画成されて
いる。そして、偏向電極12a,12bには、偏向電圧
源としての駆動回路7から正の出力電力(偏向電圧)が
印加される一方で、偏向電極11a,11bは接地され
ており、これにより、正に帯電したインク液滴Aを偏向
電極11aまたは11b側に偏向させ、かつ、負に帯電
したインク液滴Aを偏向電極12a側に偏向させるよう
な静電界を、偏向電極11a,12a間と12a,11
b間と11b,12b間とに発生するようにしている。
電極11a,12aは、図1において左側に配された荷
電電極8の前方のインク液滴飛翔経路を挟んで互いに対
向して配され、また、偏向電極11b,12bは、図1
において右側に配され荷電電極8の前方のインク液滴飛
翔経路を挟んで互いに対向して配されている。図1にお
いて中央に配された荷電電極8に対応するインク液滴飛
翔経路は、偏向電極12aと11bとの間に画成されて
いる。そして、偏向電極12a,12bには、偏向電圧
源としての駆動回路7から正の出力電力(偏向電圧)が
印加される一方で、偏向電極11a,11bは接地され
ており、これにより、正に帯電したインク液滴Aを偏向
電極11aまたは11b側に偏向させ、かつ、負に帯電
したインク液滴Aを偏向電極12a側に偏向させるよう
な静電界を、偏向電極11a,12a間と12a,11
b間と11b,12b間とに発生するようにしている。
【0026】図1に示すように、偏向電極11a,12
a,11b及び12bは固定台31にネジ止め固定され
ている。偏向電極間に形成される静電界の方向を適正な
ものとすべく、固定台31はインク液滴飛翔軸線に対し
て直角をなして配されると共に、偏向電極11a,12
a,11b及び12bは、インク液滴飛翔軸線と平行に
配されている。
a,11b及び12bは固定台31にネジ止め固定され
ている。偏向電極間に形成される静電界の方向を適正な
ものとすべく、固定台31はインク液滴飛翔軸線に対し
て直角をなして配されると共に、偏向電極11a,12
a,11b及び12bは、インク液滴飛翔軸線と平行に
配されている。
【0027】図示を省略するが、インクジェットヘッド
30は、各偏向電極の直ぐ前方に配されたガターを更に
備え、同ガターの偏向電極側には開口が設けられてい
る。ガターは、吐出ノズル2および荷電電極8の軸線に
沿って直進する非帯電インク液滴を開口を介して回収
し、斯く回収したインク液滴を、ガターの底部とインク
タンク5とを接続する管路を介してインクタンク5へ戻
すようになっている。
30は、各偏向電極の直ぐ前方に配されたガターを更に
備え、同ガターの偏向電極側には開口が設けられてい
る。ガターは、吐出ノズル2および荷電電極8の軸線に
沿って直進する非帯電インク液滴を開口を介して回収
し、斯く回収したインク液滴を、ガターの底部とインク
タンク5とを接続する管路を介してインクタンク5へ戻
すようになっている。
【0028】図2を参照すると、インクジェット印刷装
置は、インクジェットヘッド30を搭載したキャリッジ
31を被印刷物としての布帛Bの幅方向へ移動させて主
走査を行うためのヘッド移動機構40と、布帛Bをその
長手方向へ搬送して副走査を行うための被印刷物送り機
構50とを更に備えている。ヘッド移動機構40は、キ
ャリッジ31を貫通して布帛Bの幅方向に延びるボール
ネジ41と、印刷装置本体(図示略)に固定されコント
ローラ6の制御下でボールネジ41を回転駆動するため
のモータ42とを備えている。ボールネジ41は、キャ
リッジ31に設けたボールナット(図示略)に螺合し、
その一端がモータ42の出力軸に連結され、他端が印刷
装置本体により回転自在に支持されている。これによ
り、モータ42によりボールネジ41が正逆回転された
ときに、キャリッジ31およびインクジェットヘッド3
0がボールネジ41に沿って往復動するようにしてい
る。
置は、インクジェットヘッド30を搭載したキャリッジ
31を被印刷物としての布帛Bの幅方向へ移動させて主
走査を行うためのヘッド移動機構40と、布帛Bをその
長手方向へ搬送して副走査を行うための被印刷物送り機
構50とを更に備えている。ヘッド移動機構40は、キ
ャリッジ31を貫通して布帛Bの幅方向に延びるボール
ネジ41と、印刷装置本体(図示略)に固定されコント
ローラ6の制御下でボールネジ41を回転駆動するため
のモータ42とを備えている。ボールネジ41は、キャ
リッジ31に設けたボールナット(図示略)に螺合し、
その一端がモータ42の出力軸に連結され、他端が印刷
装置本体により回転自在に支持されている。これによ
り、モータ42によりボールネジ41が正逆回転された
ときに、キャリッジ31およびインクジェットヘッド3
0がボールネジ41に沿って往復動するようにしてい
る。
【0029】被印刷物送り機構50は、搬送ローラとし
ての駆動ローラ52および従動ローラ53と、コントロ
ーラ6の制御下で駆動ローラ52を回転駆動するための
モータ54とを備え、両ローラ52,53間には搬送ベ
ルトとしてのエンドレスベルト51が張られている。送
り機構50は、被印刷物としての布帛Bの上流側部分が
巻かれた送り出しローラ55と、布帛Bの下流側部分を
巻取るための巻取りローラ56と、ガイドローラ57,
58とを更に備え、巻取りローラ56は、コントローラ
6の制御下でモータ54と同期回転するモータ(図示
略)により駆動されるようになっている。
ての駆動ローラ52および従動ローラ53と、コントロ
ーラ6の制御下で駆動ローラ52を回転駆動するための
モータ54とを備え、両ローラ52,53間には搬送ベ
ルトとしてのエンドレスベルト51が張られている。送
り機構50は、被印刷物としての布帛Bの上流側部分が
巻かれた送り出しローラ55と、布帛Bの下流側部分を
巻取るための巻取りローラ56と、ガイドローラ57,
58とを更に備え、巻取りローラ56は、コントローラ
6の制御下でモータ54と同期回転するモータ(図示
略)により駆動されるようになっている。
【0030】更に、インクジェット印刷装置は、被印刷
物としての布帛Bの送り量とインク液滴Aの偏向量とを
適合させるべく、特定のマークを布帛Bに印刷するため
のマーク印刷手段と、布帛Bにおける特定のマークの印
刷位置を検出するためのマーク検出手段と、検出された
マーク印刷位置に応じて送り量または偏向範囲を調整す
るための調整手段とを有している。
物としての布帛Bの送り量とインク液滴Aの偏向量とを
適合させるべく、特定のマークを布帛Bに印刷するため
のマーク印刷手段と、布帛Bにおける特定のマークの印
刷位置を検出するためのマーク検出手段と、検出された
マーク印刷位置に応じて送り量または偏向範囲を調整す
るための調整手段とを有している。
【0031】本実施例では、各ノズル2に割り当てられ
る、一ヘッド移動動作あたりの印刷領域の両縁を夫々表
す2つの特定のマークを、従って、3つのノズルに対応
して合計で6つの特定のマークを印刷するようにしてい
る。このため、本実施例のマーク印刷手段は、各ノズル
2の印刷領域の一方の縁に対応する第1マーク印刷情報
と他方の縁に対応する第2マーク印刷情報とを格納した
マークパターン発生回路15aと、第1,第2マーク印
刷情報に応動する上述のインクジェットヘッド30とに
よって構成されている。
る、一ヘッド移動動作あたりの印刷領域の両縁を夫々表
す2つの特定のマークを、従って、3つのノズルに対応
して合計で6つの特定のマークを印刷するようにしてい
る。このため、本実施例のマーク印刷手段は、各ノズル
2の印刷領域の一方の縁に対応する第1マーク印刷情報
と他方の縁に対応する第2マーク印刷情報とを格納した
マークパターン発生回路15aと、第1,第2マーク印
刷情報に応動する上述のインクジェットヘッド30とに
よって構成されている。
【0032】マーク検出手段は、6つの特定のマークの
印刷位置が視野に入るようにインクジェットヘッド30
に一体に設けられたCCDカメラ60と、コントローラ
6に内蔵されCCDカメラ60からの濃淡画像出力に基
づいて、濃淡画像から6つの特定のマークを抽出するた
めの画像処理部61と、この画像処理部61による画像
処理結果に基づいて、各ノズル2に関連する2つの特定
のマークの印刷位置の間隔を求めるためのマーク間隔検
出部62とを有している。
印刷位置が視野に入るようにインクジェットヘッド30
に一体に設けられたCCDカメラ60と、コントローラ
6に内蔵されCCDカメラ60からの濃淡画像出力に基
づいて、濃淡画像から6つの特定のマークを抽出するた
めの画像処理部61と、この画像処理部61による画像
処理結果に基づいて、各ノズル2に関連する2つの特定
のマークの印刷位置の間隔を求めるためのマーク間隔検
出部62とを有している。
【0033】なお、一度に6つのマークを視野に入れる
ようにマーク検出手段を構成することは必須ではなく、
マーク検出手段を移動自在に設けて、同手段の移動量と
各移動位置での読み取り位置の情報とに基づいてマーク
の位置情報を求めても良い。また、マーク検出手段は、
フォトダイオードやフォトマルでも良い。更に、本実施
例では、印刷済み領域の後縁70(図2及び図3)とこ
れに密に隣接する印刷予定領域の前縁71(図3)との
間隔Dを印刷領域間隔として検出するようにしている。
このため、CCDカメラ60は、その視野に、印刷済み
領域の、後縁70側の一部が入るように装着されてい
る。また、コントローラ6には、印刷済み領域の後縁7
0と印刷予定領域の前縁71とに関連する画像処理部6
1出力に基づいて印刷領域間隔Dを検出するための印刷
領域間隔検出部63が設けられている。
ようにマーク検出手段を構成することは必須ではなく、
マーク検出手段を移動自在に設けて、同手段の移動量と
各移動位置での読み取り位置の情報とに基づいてマーク
の位置情報を求めても良い。また、マーク検出手段は、
フォトダイオードやフォトマルでも良い。更に、本実施
例では、印刷済み領域の後縁70(図2及び図3)とこ
れに密に隣接する印刷予定領域の前縁71(図3)との
間隔Dを印刷領域間隔として検出するようにしている。
このため、CCDカメラ60は、その視野に、印刷済み
領域の、後縁70側の一部が入るように装着されてい
る。また、コントローラ6には、印刷済み領域の後縁7
0と印刷予定領域の前縁71とに関連する画像処理部6
1出力に基づいて印刷領域間隔Dを検出するための印刷
領域間隔検出部63が設けられている。
【0034】また、調整手段は、コントローラ6により
構成され、該コントローラ6は、マーク印刷位置を表す
画像処理部61出力に基づいて荷電回路9出力を補正す
るための補正回路9aを含み、荷電電圧ひいてはインク
液滴Aの偏向範囲をマーク印刷位置に応じて制御するよ
うになっている。そして、調整手段としてのコントロー
ラ6は、モータ54出力軸の回転量ひいては被印刷物の
送り量を、印刷領域間隔Dに応じて補正するための印刷
領域間隔調整部64を含んでいる。
構成され、該コントローラ6は、マーク印刷位置を表す
画像処理部61出力に基づいて荷電回路9出力を補正す
るための補正回路9aを含み、荷電電圧ひいてはインク
液滴Aの偏向範囲をマーク印刷位置に応じて制御するよ
うになっている。そして、調整手段としてのコントロー
ラ6は、モータ54出力軸の回転量ひいては被印刷物の
送り量を、印刷領域間隔Dに応じて補正するための印刷
領域間隔調整部64を含んでいる。
【0035】以下、上記構成のインクジェット印刷装置
の作動を説明する。装置電源が投入されると、コントロ
ーラ6の駆動回路7の制御下で、圧電振動素子3および
ポンプ4が作動すると共に偏向電極12a,12bに正
の電圧が印加される。ポンプ4の作動により、インクタ
ンク5から吸い上げられたインクは、吐出ノズル2に圧
送され、ノズル2からインクが柱状に吐出される。そし
て、圧電振動素子3の作動により、柱状のインクが分裂
して粒状のインク液滴Aが生成される。更に、偏向電極
11a,12a,11b及び12bにより、偏向電極1
1aと12a間、偏向電極12aと11b間、および偏
向電極11bと12b間には静電界が形成される。
の作動を説明する。装置電源が投入されると、コントロ
ーラ6の駆動回路7の制御下で、圧電振動素子3および
ポンプ4が作動すると共に偏向電極12a,12bに正
の電圧が印加される。ポンプ4の作動により、インクタ
ンク5から吸い上げられたインクは、吐出ノズル2に圧
送され、ノズル2からインクが柱状に吐出される。そし
て、圧電振動素子3の作動により、柱状のインクが分裂
して粒状のインク液滴Aが生成される。更に、偏向電極
11a,12a,11b及び12bにより、偏向電極1
1aと12a間、偏向電極12aと11b間、および偏
向電極11bと12b間には静電界が形成される。
【0036】このとき、荷電電極8は非作動状態であっ
て、インク液滴Aは非帯電状態にあり、吐出ノズルから
吐出されたインク液滴Aは、ノズル2および荷電電極8
の軸線に沿って飛翔し、従って、ガターの開口を介して
ガター内に回収される。このため、被印刷物としての布
帛Bに対する印刷は行われず、インク液滴Aは、ガター
からインクタンク5へ戻される。
て、インク液滴Aは非帯電状態にあり、吐出ノズルから
吐出されたインク液滴Aは、ノズル2および荷電電極8
の軸線に沿って飛翔し、従って、ガターの開口を介して
ガター内に回収される。このため、被印刷物としての布
帛Bに対する印刷は行われず、インク液滴Aは、ガター
からインクタンク5へ戻される。
【0037】その後、図示しない主コントローラから印
刷開始指令が送出されると、コントローラ6は、図4に
示す印刷制御を開始する。この印刷制御において、先
ず、被印刷物としての布帛Bの送り量と各ノズル2での
インク液滴Aの偏向範囲とを適合させるための印刷準備
が行われる(ステップS1)。
刷開始指令が送出されると、コントローラ6は、図4に
示す印刷制御を開始する。この印刷制御において、先
ず、被印刷物としての布帛Bの送り量と各ノズル2での
インク液滴Aの偏向範囲とを適合させるための印刷準備
が行われる(ステップS1)。
【0038】このため、各ノズル2の印刷領域の一縁に
対応する第1マーク印刷情報が、コントローラ6のマー
クパターン発生回路15aから同コントローラの荷電回
路9に供給され、荷電回路9は、各々の第1マーク印刷
情報に対応する荷電電圧を補正回路9aを介して荷電電
極8の各々に印加する(なお、補正回路9aでの補正係
数は「1」に設定されており、荷電電圧補正は行われな
い)。この結果、ノズル2から吐出されたインク液滴A
は、荷電電極8において、例えば最小帯電レベルに帯電
し、偏向電極11a,12a間、12a,11b間又は
11b,12b間を飛翔する間に、その飛翔方向が例え
ば最小偏向量だけ偏向し、布帛Bに到達するに至り、こ
れにより、ノズル2の印刷領域の一縁を表す特定のマー
クが布帛Bに印刷される。
対応する第1マーク印刷情報が、コントローラ6のマー
クパターン発生回路15aから同コントローラの荷電回
路9に供給され、荷電回路9は、各々の第1マーク印刷
情報に対応する荷電電圧を補正回路9aを介して荷電電
極8の各々に印加する(なお、補正回路9aでの補正係
数は「1」に設定されており、荷電電圧補正は行われな
い)。この結果、ノズル2から吐出されたインク液滴A
は、荷電電極8において、例えば最小帯電レベルに帯電
し、偏向電極11a,12a間、12a,11b間又は
11b,12b間を飛翔する間に、その飛翔方向が例え
ば最小偏向量だけ偏向し、布帛Bに到達するに至り、こ
れにより、ノズル2の印刷領域の一縁を表す特定のマー
クが布帛Bに印刷される。
【0039】次に、各ノズル2の印刷領域の他方の縁に
対応する第2マーク印刷情報が、マークパターン発生回
路15aから荷電回路9に供給される。この結果、ノズ
ル2から吐出されたインク液滴Aは、第2マーク印刷情
報に対応する荷電電圧が印加される荷電電極8におい
て、例えば最大帯電レベルに帯電し、偏向電極間を飛翔
する間にその飛翔方向が例えば最大偏向量だけ偏向し、
ノズル2の印刷領域の他方の縁を表す特定のマークが布
帛Bに印刷される。
対応する第2マーク印刷情報が、マークパターン発生回
路15aから荷電回路9に供給される。この結果、ノズ
ル2から吐出されたインク液滴Aは、第2マーク印刷情
報に対応する荷電電圧が印加される荷電電極8におい
て、例えば最大帯電レベルに帯電し、偏向電極間を飛翔
する間にその飛翔方向が例えば最大偏向量だけ偏向し、
ノズル2の印刷領域の他方の縁を表す特定のマークが布
帛Bに印刷される。
【0040】以上のようにして布帛Bに印刷される2つ
の特定のマークの印刷間隔は、各ノズル2でのインク液
滴Aの偏向範囲を表す。次に、CCDカメラ60からの
濃淡画像出力が、コントローラ6の画像処理部61に供
給され、この画像処理部61において、従来公知の画像
処理が実行され、これにより、CCDカメラ60の視野
内での6つの特定のマークの印刷位置が夫々抽出され
る。そして、この画像処理結果に基づいて、マーク間隔
検出部62において、各ノズル2に関連する2つの特定
のマークの印刷位置の間隔が検出される。更に、マーク
間隔検出部62の出力に応動する補正回路9aにおい
て、予め設定された印刷領域幅(被印刷物の設定送り
量)と各ノズル2に関連するマーク印刷位置間隔との偏
差が検出され、次いで、各ノズル2に関する偏差に基づ
いてこれを「0」とするような値の補正係数が設定され
る。
の特定のマークの印刷間隔は、各ノズル2でのインク液
滴Aの偏向範囲を表す。次に、CCDカメラ60からの
濃淡画像出力が、コントローラ6の画像処理部61に供
給され、この画像処理部61において、従来公知の画像
処理が実行され、これにより、CCDカメラ60の視野
内での6つの特定のマークの印刷位置が夫々抽出され
る。そして、この画像処理結果に基づいて、マーク間隔
検出部62において、各ノズル2に関連する2つの特定
のマークの印刷位置の間隔が検出される。更に、マーク
間隔検出部62の出力に応動する補正回路9aにおい
て、予め設定された印刷領域幅(被印刷物の設定送り
量)と各ノズル2に関連するマーク印刷位置間隔との偏
差が検出され、次いで、各ノズル2に関する偏差に基づ
いてこれを「0」とするような値の補正係数が設定され
る。
【0041】以上のようにして印刷準備が完了すると、
コントローラ6の駆動回路7の制御下で、被印刷物搬送
機構50のモータ54が作動して、同モータ54により
回転駆動される駆動ローラ2と従動ローラ53との間に
張られたエンドレスベルト51が搬送され、これにより
布帛Bが印刷開始位置まで移動する(ステップS2)。
コントローラ6の駆動回路7の制御下で、被印刷物搬送
機構50のモータ54が作動して、同モータ54により
回転駆動される駆動ローラ2と従動ローラ53との間に
張られたエンドレスベルト51が搬送され、これにより
布帛Bが印刷開始位置まで移動する(ステップS2)。
【0042】次に、駆動回路7の制御下でヘッド移動機
構40のモータ42が作動してボールネジ41が回転
し、同ボールネジ41に沿うキャリッジ31の移動が開
始される(ステップS3)。キャリッジ31に搭載され
たインクジェットヘッド30の布帛B幅方向への移動
中、印刷パターンの最初の走査ラインの構成ドットの夫
々に対応する印刷情報が印刷パターン発生回路10から
荷電回路9へ順次送出される。荷電回路9では、個々の
インク液滴Aの所要帯電レベルに対応するパルス電圧レ
ベルが印刷情報に基づいて順次決定され、斯く決定され
たレベルのパルス電圧が、インク液滴の生成タイミング
に同期して、補正回路9aを介して荷電電極8に順次加
えられる。この結果、圧電振動素子3の振動によって生
成したインク液滴Aは、荷電電極8内を飛翔する間に所
要レベルに帯電する。そして、帯電したインク液滴A
は、一対の偏向電極11a,12a間、12a,11b
間または11b,12間を飛翔する間に、その帯電レベ
ルに応じてその飛翔方向が偏向し、布帛Bに到達するに
至る。一方、印刷に供すべきでないインク液滴Aは非帯
電状態のままにされ、従って、吐出ノズル2の軸線に沿
って飛翔し、布帛Bに到達する前にガター内に回収され
る。
構40のモータ42が作動してボールネジ41が回転
し、同ボールネジ41に沿うキャリッジ31の移動が開
始される(ステップS3)。キャリッジ31に搭載され
たインクジェットヘッド30の布帛B幅方向への移動
中、印刷パターンの最初の走査ラインの構成ドットの夫
々に対応する印刷情報が印刷パターン発生回路10から
荷電回路9へ順次送出される。荷電回路9では、個々の
インク液滴Aの所要帯電レベルに対応するパルス電圧レ
ベルが印刷情報に基づいて順次決定され、斯く決定され
たレベルのパルス電圧が、インク液滴の生成タイミング
に同期して、補正回路9aを介して荷電電極8に順次加
えられる。この結果、圧電振動素子3の振動によって生
成したインク液滴Aは、荷電電極8内を飛翔する間に所
要レベルに帯電する。そして、帯電したインク液滴A
は、一対の偏向電極11a,12a間、12a,11b
間または11b,12間を飛翔する間に、その帯電レベ
ルに応じてその飛翔方向が偏向し、布帛Bに到達するに
至る。一方、印刷に供すべきでないインク液滴Aは非帯
電状態のままにされ、従って、吐出ノズル2の軸線に沿
って飛翔し、布帛Bに到達する前にガター内に回収され
る。
【0043】個々のインク液滴Aの飛翔方向が上述のよ
うに制御される一方で、インクジェットヘッド30は、
インク液滴Aの吐出に同期して作動するヘッド移動機構
40により、ボールネジ41に沿って布帛B幅方向に所
定速度で移動される。結果として、個々のインク液滴A
は、布帛Bの印刷面上の、印刷情報に対応する位置に到
達し、これにより、布帛Bに対して最初の走査ライン分
の印刷が行われる。
うに制御される一方で、インクジェットヘッド30は、
インク液滴Aの吐出に同期して作動するヘッド移動機構
40により、ボールネジ41に沿って布帛B幅方向に所
定速度で移動される。結果として、個々のインク液滴A
は、布帛Bの印刷面上の、印刷情報に対応する位置に到
達し、これにより、布帛Bに対して最初の走査ライン分
の印刷が行われる。
【0044】以上のようにして、最初の走査ライン分の
印刷が終了すると、被印刷物搬送機構50のモータ54
が作動して、同モータ54により回転駆動される駆動ロ
ーラ2と従動ローラ53との間に張られたエンドレスベ
ルト51が搬送され、これにより布帛Bがベルト51と
一体移動して、布帛長手方向への布帛Bの送りが行われ
る(ステップS4)。
印刷が終了すると、被印刷物搬送機構50のモータ54
が作動して、同モータ54により回転駆動される駆動ロ
ーラ2と従動ローラ53との間に張られたエンドレスベ
ルト51が搬送され、これにより布帛Bがベルト51と
一体移動して、布帛長手方向への布帛Bの送りが行われ
る(ステップS4)。
【0045】なお、布帛Bの下流側部分は、布帛送りに
伴ってエンドレスベルト51の布帛搬送面から分離し、
その後、モータ54と同期回転するモータ(図示略)に
よって回転駆動される巻取りローラ56により巻取られ
ることになる。以上のようにして布帛Bの送りが終了す
ると、印刷済み領域の後縁70を視野に含むCCDカメ
ラ60からの濃淡画像出力を入力する画像処理部61に
よる画像処理が行われ、CCDカメラ60の視野内での
印刷済み領域の後縁70の位置が抽出される。そして、
CCDカメラ60の視野内での印刷済み領域の後縁70
の位置と、キャリッジ31へのCCDカメラ60の取付
位置,姿勢によって一義的に定まる、CCDカメラ視野
内での印刷予定領域の前縁71の位置とに基づいて、印
刷領域間隔検出部63において、後縁70と前縁71と
の間隔(印刷領域間隔)Dが検出される(ステップS
5)。
伴ってエンドレスベルト51の布帛搬送面から分離し、
その後、モータ54と同期回転するモータ(図示略)に
よって回転駆動される巻取りローラ56により巻取られ
ることになる。以上のようにして布帛Bの送りが終了す
ると、印刷済み領域の後縁70を視野に含むCCDカメ
ラ60からの濃淡画像出力を入力する画像処理部61に
よる画像処理が行われ、CCDカメラ60の視野内での
印刷済み領域の後縁70の位置が抽出される。そして、
CCDカメラ60の視野内での印刷済み領域の後縁70
の位置と、キャリッジ31へのCCDカメラ60の取付
位置,姿勢によって一義的に定まる、CCDカメラ視野
内での印刷予定領域の前縁71の位置とに基づいて、印
刷領域間隔検出部63において、後縁70と前縁71と
の間隔(印刷領域間隔)Dが検出される(ステップS
5)。
【0046】次いで、コントローラ6の印刷領域間隔調
整部64は、印刷領域間隔Dと例えば印刷パターンの1
構成ドット分に対応する設定間隔とを比較して、印刷領
域間隔Dが適正であるか否かを判別する(ステップS
6)。印刷領域間隔Dが適正でなければ、調整部64
は、駆動回路7を介してモータ54を駆動して布帛Bの
送り量を微調整し(ステップS7)、印刷領域間隔Dが
適正になるまでこの微調整を繰り返す。
整部64は、印刷領域間隔Dと例えば印刷パターンの1
構成ドット分に対応する設定間隔とを比較して、印刷領
域間隔Dが適正であるか否かを判別する(ステップS
6)。印刷領域間隔Dが適正でなければ、調整部64
は、駆動回路7を介してモータ54を駆動して布帛Bの
送り量を微調整し(ステップS7)、印刷領域間隔Dが
適正になるまでこの微調整を繰り返す。
【0047】印刷領域間隔Dが当初から適正であるか、
或いは、微調整により適正になったとステップS6で判
別されると、コントローラ6は、第2番目の走査ライン
の印刷を開始すべく、駆動回路7を介してキャリッジ3
1を移動しつつ各ノズル2からインク液滴Aを吐出させ
る(ステップS3)。これにより、最初の走査ラインの
場合と同様に、第2番目の走査ラインの印刷が行われ
る。
或いは、微調整により適正になったとステップS6で判
別されると、コントローラ6は、第2番目の走査ライン
の印刷を開始すべく、駆動回路7を介してキャリッジ3
1を移動しつつ各ノズル2からインク液滴Aを吐出させ
る(ステップS3)。これにより、最初の走査ラインの
場合と同様に、第2番目の走査ラインの印刷が行われ
る。
【0048】上述のように、各ノズル2から吐出される
インク液滴Aの偏向量が、補正回路9aの作用により、
設定印刷領域幅に適合したものにされるので、相隣るノ
ズル2の夫々に割り当てられた印刷領域間に隙間があい
て印刷画像内に白スジが発生したり、或いは、印刷領域
が重なり合って黒スジが発生することがない。又、印刷
領域間隔Dが適正化されるので、被印刷物送り中での被
印刷物の伸縮による送り誤差に起因して白スジや黒スジ
が発生することもない。
インク液滴Aの偏向量が、補正回路9aの作用により、
設定印刷領域幅に適合したものにされるので、相隣るノ
ズル2の夫々に割り当てられた印刷領域間に隙間があい
て印刷画像内に白スジが発生したり、或いは、印刷領域
が重なり合って黒スジが発生することがない。又、印刷
領域間隔Dが適正化されるので、被印刷物送り中での被
印刷物の伸縮による送り誤差に起因して白スジや黒スジ
が発生することもない。
【0049】そして、第2番目の走査ラインの印刷なら
びに布帛Bの送りの後に、印刷領域間隔Dが適正である
か否かを判別し、印刷領域間隔Dを必要に応じて微調整
する。その後、第3番目以降の走査ラインについての印
刷が順次行われ、印刷情報に正確に対応する印刷が行わ
れ、所望の文字列または画像が布帛B上に高品質で印刷
される。
びに布帛Bの送りの後に、印刷領域間隔Dが適正である
か否かを判別し、印刷領域間隔Dを必要に応じて微調整
する。その後、第3番目以降の走査ラインについての印
刷が順次行われ、印刷情報に正確に対応する印刷が行わ
れ、所望の文字列または画像が布帛B上に高品質で印刷
される。
【0050】本発明は、上記実施例の装置に限定され
ず、種々に変形可能である。例えば、上記実施例では、
3つのノズルを有するインクジェットヘッドを搭載した
インクジェット印刷装置について説明したが、ヘッドあ
たりのノズル配設数は種々に選択可能である。即ち、本
発明は、例えば1つのノズルを有するヘッドを搭載した
インクジェット印刷装置にも適用可能である。
ず、種々に変形可能である。例えば、上記実施例では、
3つのノズルを有するインクジェットヘッドを搭載した
インクジェット印刷装置について説明したが、ヘッドあ
たりのノズル配設数は種々に選択可能である。即ち、本
発明は、例えば1つのノズルを有するヘッドを搭載した
インクジェット印刷装置にも適用可能である。
【0051】また、上記実施例では、剛性が小さくかつ
伸縮性に富む布帛Bを被印刷物として用いたが、本発明
は、印刷用紙、フィルムなどの種々の被印刷物に対する
印刷に適用できる。更に、実施例では、一つのヘッドを
有するインクジェット印刷装置について説明したが、本
発明は、複数のヘッドを有する印刷装置にも適用可能で
ある。
伸縮性に富む布帛Bを被印刷物として用いたが、本発明
は、印刷用紙、フィルムなどの種々の被印刷物に対する
印刷に適用できる。更に、実施例では、一つのヘッドを
有するインクジェット印刷装置について説明したが、本
発明は、複数のヘッドを有する印刷装置にも適用可能で
ある。
【0052】図4の印刷準備に関して、実施例では、印
刷準備を印刷開始前に1回だけ行うようにしたが、印刷
準備の実行タイミングおよび実行回数は種々に選択可能
である。又、特定のマークの印刷により製品品質が損な
われないように、印刷準備において、特定のマークを被
印刷物Bの製品対応部分の外側に印刷するようにした
が、特定のマークを製品対応部分内に印刷する場合もあ
る。この場合、被印刷物Bを印刷開始位置に位置決めし
た状態で印刷準備を行う一方、図4の印刷開始位置への
移動を省略しても良い。
刷準備を印刷開始前に1回だけ行うようにしたが、印刷
準備の実行タイミングおよび実行回数は種々に選択可能
である。又、特定のマークの印刷により製品品質が損な
われないように、印刷準備において、特定のマークを被
印刷物Bの製品対応部分の外側に印刷するようにした
が、特定のマークを製品対応部分内に印刷する場合もあ
る。この場合、被印刷物Bを印刷開始位置に位置決めし
た状態で印刷準備を行う一方、図4の印刷開始位置への
移動を省略しても良い。
【0053】実施例では、印刷領域間隔D(被印刷物B
の送り量)の微調整にあたって、モータ54の回転量を
オープンループ制御するようにしたが、微調整中での被
印刷物Bの実際の送り量を検出するための検出器を設
け、この検出器出力に従って被印刷物Bの送り量ひいて
は印刷領域間隔Dをフィードバック制御しても良い。
の送り量)の微調整にあたって、モータ54の回転量を
オープンループ制御するようにしたが、微調整中での被
印刷物Bの実際の送り量を検出するための検出器を設
け、この検出器出力に従って被印刷物Bの送り量ひいて
は印刷領域間隔Dをフィードバック制御しても良い。
【0054】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、ヘッド
に設けた静電偏向型インクジェットノズルから吐出され
るインク液滴の偏向量を印刷情報に従って制御しつつヘ
ッドを被印刷物に対して移動させ、次いで、被印刷物を
ヘッドの移動軸線を横断する方向に送るインクジェット
印刷方法において、特定のマークを被印刷物に印刷し、
特定のマークの印刷位置を検出し、被印刷物の送り量お
よびインク液滴の偏向範囲の少なくとも一方を検出した
マーク印刷位置に応じて調整するようにしたので、ま
た、静電偏向型インクジェットノズルを有するヘッド
と、ヘッドを被印刷物に対して移動させるためのヘッド
移動機構と、被印刷物をヘッドの移動軸線を横断する方
向に送るための被印刷物送り機構とを有するインクジェ
ット印刷装置において、特定のマークを被印刷物に印刷
するためのマーク印刷手段と、特定のマークの印刷位置
を検出するためのマーク検出手段と、被印刷物の送り量
およびインク液滴の偏向範囲の少なくとも一方を検出し
たマーク印刷位置に応じて調整するための調整手段を設
けたので、被印刷物の送り量とノズルでのインク液滴の
偏向量とを互いに適合したものとすることができ、被印
刷物送り量とインク液滴偏向量との不適合に起因して印
刷画像中に白スジや黒スジが発生することを確実に防止
でき、従って、印刷品質を向上できる。
に設けた静電偏向型インクジェットノズルから吐出され
るインク液滴の偏向量を印刷情報に従って制御しつつヘ
ッドを被印刷物に対して移動させ、次いで、被印刷物を
ヘッドの移動軸線を横断する方向に送るインクジェット
印刷方法において、特定のマークを被印刷物に印刷し、
特定のマークの印刷位置を検出し、被印刷物の送り量お
よびインク液滴の偏向範囲の少なくとも一方を検出した
マーク印刷位置に応じて調整するようにしたので、ま
た、静電偏向型インクジェットノズルを有するヘッド
と、ヘッドを被印刷物に対して移動させるためのヘッド
移動機構と、被印刷物をヘッドの移動軸線を横断する方
向に送るための被印刷物送り機構とを有するインクジェ
ット印刷装置において、特定のマークを被印刷物に印刷
するためのマーク印刷手段と、特定のマークの印刷位置
を検出するためのマーク検出手段と、被印刷物の送り量
およびインク液滴の偏向範囲の少なくとも一方を検出し
たマーク印刷位置に応じて調整するための調整手段を設
けたので、被印刷物の送り量とノズルでのインク液滴の
偏向量とを互いに適合したものとすることができ、被印
刷物送り量とインク液滴偏向量との不適合に起因して印
刷画像中に白スジや黒スジが発生することを確実に防止
でき、従って、印刷品質を向上できる。
【0055】本発明の好適態様では、マーク印刷情報に
従ってノズルを駆動して特定のマークを印刷するように
したので、また、マーク印刷手段がマーク印刷情報に応
動するノズルを含むので、マーク印刷のために特別の装
置を用意する必要がない。本発明の好適態様によれば、
ノズルに割り当てられる印刷領域を表す2つの特定のマ
ークを印刷し、2つの特定のマークの夫々の印刷位置の
間隔を検出するようにしたので、また、マーク印刷手段
が、ノズルに割り当てられる印刷領域を表す2つの特定
のマークを印刷し、マーク検出手段が、2つの特定のマ
ークの夫々の印刷位置の間隔を検出すると共に、調整手
段が、インク液滴の偏向範囲を検出されたマーク印刷間
隔に応じて調整するので、インク液滴の偏向範囲を適切
に検出できる。
従ってノズルを駆動して特定のマークを印刷するように
したので、また、マーク印刷手段がマーク印刷情報に応
動するノズルを含むので、マーク印刷のために特別の装
置を用意する必要がない。本発明の好適態様によれば、
ノズルに割り当てられる印刷領域を表す2つの特定のマ
ークを印刷し、2つの特定のマークの夫々の印刷位置の
間隔を検出するようにしたので、また、マーク印刷手段
が、ノズルに割り当てられる印刷領域を表す2つの特定
のマークを印刷し、マーク検出手段が、2つの特定のマ
ークの夫々の印刷位置の間隔を検出すると共に、調整手
段が、インク液滴の偏向範囲を検出されたマーク印刷間
隔に応じて調整するので、インク液滴の偏向範囲を適切
に検出できる。
【0056】本発明の好適態様では、ノズルに印加され
る荷電電圧、インク吐出圧力およびインク液滴の偏向電
圧の少なくとも一つを検出されたマーク印刷位置に応じ
て補正するようにしたので、また、調整手段が、検出さ
れたマーク印刷間隔に応じた補正係数を用いて、ノズル
に印加される荷電電圧、インク吐出圧力およびインク液
滴の偏向電圧を補正するための補正手段を含むので、イ
ンク液滴の偏向範囲を調整するために特別の装置を用意
する必要がない。
る荷電電圧、インク吐出圧力およびインク液滴の偏向電
圧の少なくとも一つを検出されたマーク印刷位置に応じ
て補正するようにしたので、また、調整手段が、検出さ
れたマーク印刷間隔に応じた補正係数を用いて、ノズル
に印加される荷電電圧、インク吐出圧力およびインク液
滴の偏向電圧を補正するための補正手段を含むので、イ
ンク液滴の偏向範囲を調整するために特別の装置を用意
する必要がない。
【0057】本発明の好適態様では、印刷済み領域とこ
れに密接する印刷予定領域との間隔を印刷領域間隔とし
て検出し、検出された印刷領域間隔に応じて被印刷物の
送り量を補正するようにしたので、また、マーク検出手
段が、ヘッドと一体移動自在に設けられ、印刷済み領域
とこれと密接する印刷予定領域との間隔を印刷領域間隔
として検出すると共に、調整手段が、検出された印刷領
域間隔に応じて被印刷物の送り量を補正するので、被印
刷物の搬送を高精度で行える特別な搬送機構を用いなく
とも、また、被印刷物に伸縮性がある場合にも、被印刷
物の送り量を適正なものにすることができ、印刷品質を
向上できる。
れに密接する印刷予定領域との間隔を印刷領域間隔とし
て検出し、検出された印刷領域間隔に応じて被印刷物の
送り量を補正するようにしたので、また、マーク検出手
段が、ヘッドと一体移動自在に設けられ、印刷済み領域
とこれと密接する印刷予定領域との間隔を印刷領域間隔
として検出すると共に、調整手段が、検出された印刷領
域間隔に応じて被印刷物の送り量を補正するので、被印
刷物の搬送を高精度で行える特別な搬送機構を用いなく
とも、また、被印刷物に伸縮性がある場合にも、被印刷
物の送り量を適正なものにすることができ、印刷品質を
向上できる。
【図1】本発明の一実施例によるインクジェット印刷装
置を、その一部を機能ブロック図で示す概略図である。
置を、その一部を機能ブロック図で示す概略図である。
【図2】図1に示した装置のヘッド移動機構および被印
刷物搬送機構を示す概略斜視図である。
刷物搬送機構を示す概略斜視図である。
【図3】被印刷物としての布帛Bの送りが完了したとき
に図2のCCDカメラにより撮影される印刷済み領域の
一部および印刷予定領域の一部の画像を示す図である。
に図2のCCDカメラにより撮影される印刷済み領域の
一部および印刷予定領域の一部の画像を示す図である。
【図4】図1に示したコントローラにより実行される印
刷制御の手順を示すフローチャートである。
刷制御の手順を示すフローチャートである。
1 ノズルユニット 2 吐出ノズル 3 圧電振動素子 4 ポンプ 5 インクタンク 6 コントローラ 7 駆動回路 8 荷電電極 9 荷電回路 9a 補正回路 10 印刷パターン発生回路 11a,11b,12a,12b 偏向電極 15a マークパターン発生回路 30 インクジェットヘッド 31 キャリッジ 40 ヘッド移動機構 41 ボールネジ 42 モータ 50 被印刷物搬送機構 51 搬送ベルト(エンドレスベルト) 52 駆動ローラ 53 従動ローラ 54 モータ 55 送り出しローラ 56 巻取りローラ 57,58 ガイドローラ 60 CCDカメラ 61 画像処理部 62 マーク間隔検出部 63 印刷領域間隔検出部 64 印刷領域間隔調整部 A インク液滴 B 布帛
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 19/18 Z 25/20
Claims (10)
- 【請求項1】 ヘッドに設けた静電偏向型インクジェッ
トノズルから吐出されるインク液滴の偏向量を印刷情報
に従って制御しつつ前記ヘッドを被印刷物に対して移動
させ、次いで、前記被印刷物を前記ヘッドの移動軸線を
横断する方向に送るインクジェット印刷方法において、 特定のマークを被印刷物に印刷し、前記特定のマークの
印刷位置を検出し、前記被印刷物の送り量および前記イ
ンク液滴の偏向範囲の少なくとも一方を前記検出したマ
ーク印刷位置に応じて調整することを特徴とするインク
ジェット印刷方法。 - 【請求項2】 マーク印刷情報に従って前記ノズルを駆
動して前記特定のマークを印刷することを特徴とする、
請求項1に記載のインクジェット印刷方法。 - 【請求項3】 前記ノズルに割り当てられる印刷領域を
表す2つの特定のマークを印刷し、前記2つの特定のマ
ークの夫々の印刷位置の間隔を検出し、前記インク液滴
の偏向範囲を前記検出されたマーク印刷間隔に応じて調
整することを特徴とする、請求項1に記載のインクジェ
ット印刷方法。 - 【請求項4】 前記ノズルに印加される荷電電圧、イン
ク吐出圧力およびインク液滴の偏向電圧の少なくとも一
つを前記検出されたマーク印刷位置に応じて補正するこ
とを特徴とする、請求項3に記載のインクジェット印刷
方法。 - 【請求項5】 印刷済み領域とこれに密接する印刷予定
領域との間隔を印刷領域間隔として検出し、前記検出さ
れた印刷領域間隔に応じて前記被印刷物の送り量を補正
することを特徴とする、請求項1に記載のインクジェッ
ト印刷方法。 - 【請求項6】 静電偏向型インクジェットノズルを有す
るヘッドと、前記ヘッドを被印刷物に対して移動させる
ためのヘッド移動機構と、前記被印刷物を前記ヘッドの
移動軸線を横断する方向に送るための被印刷物送り機構
とを有するインクジェット印刷装置において、 特定のマークを前記被印刷物に印刷するためのマーク印
刷手段と、前記特定のマークの印刷位置を検出するため
のマーク検出手段と、前記被印刷物の送り量および前記
インク液滴の偏向範囲の少なくとも一方を前記検出した
マーク印刷位置に応じて調整するための調整手段とを設
けたことを特徴とするインクジェット印刷装置。 - 【請求項7】 前記マーク印刷手段は、マーク印刷情報
に応動する前記ノズルを含むことを特徴とする、請求項
6に記載のインクジェット印刷装置。 - 【請求項8】 前記マーク印刷手段は、前記ノズルに割
り当てられる印刷領域を表す2つの特定のマークを印刷
し、前記マーク検出手段は、前記2つの特定のマークの
夫々の印刷位置の間隔を検出し、前記調整手段は、前記
インク液滴の偏向範囲を前記検出されたマーク印刷間隔
に応じて調整することを特徴とする、請求項6に記載の
インクジェット印刷装置。 - 【請求項9】 前記調整手段は、前記検出されたマーク
印刷間隔に応じた補正係数を用いて、前記ノズルに印加
される荷電電圧、インク吐出圧力およびインク液滴の偏
向電圧の少なくとも一つを補正するための補正手段を含
むことを特徴とする、請求項8に記載のインクジェット
印刷装置。 - 【請求項10】 前記マーク検出手段は、前記ヘッドと
一体に設けられ、印刷済み領域とこれと密接する印刷予
定領域との間隔を印刷領域間隔として検出し、前記調整
手段は、前記検出された印刷領域間隔に応じて前記被印
刷物の送り量を補正することを特徴とする、請求項6に
記載のインクジェット印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28826393A JPH07137248A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | インクジェット印刷方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28826393A JPH07137248A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | インクジェット印刷方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07137248A true JPH07137248A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17727926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28826393A Pending JPH07137248A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | インクジェット印刷方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07137248A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002187274A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-07-02 | Hitachi Koki Co Ltd | インクジェット記録装置 |
WO2011125844A1 (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-13 | Hoya株式会社 | 眼鏡レンズのマーキング装置および眼鏡レンズのレイアウトマーク印刷方法 |
WO2016203786A1 (ja) * | 2015-06-17 | 2016-12-22 | 株式会社日立産機システム | 撮像部一体型インクジェット記録装置 |
WO2017170478A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 東レエンジニアリング株式会社 | 連続塗布装置及び連続塗布方法 |
US12115798B2 (en) | 2022-01-30 | 2024-10-15 | Honda Motor Co., Ltd. | Printing method |
-
1993
- 1993-11-17 JP JP28826393A patent/JPH07137248A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002187274A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-07-02 | Hitachi Koki Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JP4631161B2 (ja) * | 2000-12-19 | 2011-02-16 | リコープリンティングシステムズ株式会社 | インクジェット記録装置 |
WO2011125844A1 (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-13 | Hoya株式会社 | 眼鏡レンズのマーキング装置および眼鏡レンズのレイアウトマーク印刷方法 |
CN102834768A (zh) * | 2010-03-31 | 2012-12-19 | Hoya株式会社 | 眼镜透镜的标记装置和眼镜透镜上打印布局标记的方法 |
JPWO2011125844A1 (ja) * | 2010-03-31 | 2013-07-11 | Hoya株式会社 | 眼鏡レンズのマーキング装置および眼鏡レンズのレイアウトマーク印刷方法 |
US9073348B2 (en) | 2010-03-31 | 2015-07-07 | Hoya Corporation | Marking apparatus for spectacle lenses and method of printing layout marks on spectacle lenses |
WO2016203786A1 (ja) * | 2015-06-17 | 2016-12-22 | 株式会社日立産機システム | 撮像部一体型インクジェット記録装置 |
JP2017007122A (ja) * | 2015-06-17 | 2017-01-12 | 株式会社日立産機システム | 撮像部一体型インクジェット記録装置 |
WO2017170478A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 東レエンジニアリング株式会社 | 連続塗布装置及び連続塗布方法 |
CN109070127A (zh) * | 2016-03-29 | 2018-12-21 | 东丽工程株式会社 | 连续涂布装置和连续涂布方法 |
US12115798B2 (en) | 2022-01-30 | 2024-10-15 | Honda Motor Co., Ltd. | Printing method |
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