JPH0713703A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JPH0713703A
JPH0713703A JP15052093A JP15052093A JPH0713703A JP H0713703 A JPH0713703 A JP H0713703A JP 15052093 A JP15052093 A JP 15052093A JP 15052093 A JP15052093 A JP 15052093A JP H0713703 A JPH0713703 A JP H0713703A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高速の磁気記録装置にデータを記録する場合
に、メインメモリ内のデータを高速で検索できる信号処
理装置を提供することを目的とするものである。 【構成】ホストインタフェースコントローラ1から供給
された記録すべきデータを記憶するメインメモリ5と、
データの付帯情報を記憶するヘッダーメモリ3と、ヘッ
ダーメモリ3に記憶された付帯情報を検索するメモリコ
ントローラ4と、メモリコントローラ4による付帯情報
の検索結果からデータを選択するシステムコントローラ
24と、ホストインタフェースコントローラ1から記録
すべきデータがデータ転送された際に、データ転送の動
作に関連した絶対番地を発生するアブソリュートブロッ
クナンバージェネレータ25を設け、この絶対番地をヘ
ッダーメモリ3に記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばデータレコーダ
に使用して好適な信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータ等の上位装置
からの指令を解読し、データの存在する間はテープの走
行を止めることなく、上位装置の内部メモリのデータを
一括して記録および再生を行う、いわゆるストリーマー
などの磁気記録装置では磁気テープの長手方向にデータ
ファイルの絶対位置を示すファイルマーク等の記録を行
って、データの位置の対応をとって、その位置を上位装
置で管理していた。従って、磁気記録装置が単体で記録
されたデータをアクセスしてコントロールするものはな
かった。
【0003】この場合、磁気テープへの記録再生レート
が遅い場合や、磁気テープのアクセスタイムが早い場合
には、上位装置を待たせる場合がないため、大容量のバ
ッファメモリを設ける必要がなかった。また、最近、ヘ
リカルスキャンの磁気記録装置を使用したデータレコー
ダの場合には、不連続なバースト状に送られてくるデー
タを連続データに変換するためのバッファメモリを搭載
したものが使用されている。このような磁気記録装置で
は、比較的小容量のバッファメモリ内に記憶されたデー
タを検索しても、検索の範囲が限られるので、現実的で
はなく、検索の必要性もなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した磁気
記録装置では、テープ上にファイル毎に記録されるファ
イルマークを高速に検出する機構を設けているものはあ
るが、磁気記録装置が単体でバッファメモリ内のデータ
を高速に検出する機構を設けているものはなかった。ま
た、高速の磁気記録装置では、大量のデータを処理する
ために、バッファメモリの容量も大きくなるため、デー
タ検索の際の検索の範囲が広がるので、バッファメモリ
内のデータを検索して、所望のデータを取り出す必要性
がでてきた。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、高速の磁気記録装置にデータを記録する場合に、バ
ッファメモリ内のデータを高速で検索できる信号処理装
置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の信号処理装置3
0は例えば図1に示す如く、データ供給側1から供給さ
れた記録すべきデータを記憶する主記憶手段5と、デー
タの付帯情報を記憶する副記憶手段3と、副記憶手段3
に記憶された付帯情報を検索する検索手段4と、検索手
段4による付帯情報の検索結果からデータを主記憶手段
5より選択する制御手段24を設けたものである。
【0007】また、本発明の信号処理装置30は例えば
図1に示す如く、磁気記録側23から再生されたデータ
を記憶する主記憶手段5と、データの付帯情報とを記憶
する副記憶手段3と、副記憶手段3に記憶された付帯情
報を検索する検索手段4と、検索手段4による付帯情報
の検索結果からデータ供給側1に供給するデータを主記
憶手段5から選択する制御手段24とからなるものであ
る。
【0008】また、本発明の信号処理装置30は例えば
図1に示す如く、データ供給側1から記録すべきデータ
がデータ転送された際に、データ転送の動作に関連して
データの絶対番地を発生する絶対番地発生手段25を設
け、絶対番地発生手段25で発生した絶対番地を副記憶
手段3に記憶するようにしたものである。
【0009】また、本発明の信号処理装置30は例えば
図1に示す如く、再生時のデータの絶対番地を副記憶手
段3に記憶するようにしたものである。
【0010】
【作用】上述せる本発明によれば、データ供給側1から
供給された記録すべきデータを記憶する主記憶手段5
と、データの付帯情報を記憶する副記憶手段3と、副記
憶手段3に記憶された付帯情報を検索する検索手段4
と、検索手段4による付帯情報の検索結果からデータを
主記憶手段5より選択する制御手段24とを設けたの
で、データを記録する際に、データの付帯情報を記憶し
て、この付帯情報からこれに対応するデータを高速に検
索して、データ供給側1へ供給することができる。
【0011】また、上述せる本発明によれば、磁気記録
側23から再生されたデータを記憶する主記憶手段5
と、データの付帯情報とを記憶する副記憶手段3と、副
記憶手段3に記憶された付帯情報を検索する検索手段4
と、検索手段4による付帯情報の検索結果からデータ供
給側1に供給するデータを主記憶手段5から選択する制
御手段24とを設けたので、データを再生する際に、デ
ータの付帯情報を記憶して、この付帯情報からこれに対
応するデータを高速に検索して、データ供給側1へ供給
することができる。
【0012】また、上述せる本発明によれば、データ供
給側1から記録すべきデータが信号処理装置30にデー
タ転送された際に、データ転送の動作に関連してデータ
の絶対番地を発生する絶対番地発生手段25を設け、絶
対番地発生手段25で発生した絶対番地を副記憶手段3
に記憶するようにしたので、データを記録する際に、記
録すべきデータにデータ転送の動作に関連した絶対番地
を付与して、この絶対番地に基づいてデータを高速に検
索することにより、一度記録されたデータの途中または
データの最後を検索して、これにつながるように連続し
て記録することができる。
【0013】また、上述せる本発明によれば、再生時の
データの絶対番地を副記憶手段3に記憶するようにした
ので、データを再生する際に、検索手段4が副記憶手段
3に記憶された絶対番地に基づいて主記憶手段5を検索
してデータ供給側1へデータを供給することができる。
【0014】
【実施例】以下に、図1乃至図2を参照して本発明の信
号処理装置の一実施例について詳細に説明する。この信
号処理装置30は、上位装置としてのホストコンピュー
タのホストインタフェースコントローラ1と下位装置と
してのデータレコーダ23との間に入り、ホストコンピ
ュータからデータ転送されてくるデータをANSI(A
merican National Standard
s Institute :米国国家規格協会)で規格
された磁気記録のフォーマットであるDD−1フォーマ
ットに変換する装置である。
【0015】この装置では、DD−1フォーマットで規
定されているパディングデータ、サブコードの付加、エ
ラー訂正コードの付加を行うと共に、データレコーダの
コントロールを行うものである。また、データレコーダ
のサイクルタイム(記録再生を一時中断し、再度記録再
生を行うまでの時間)が大きい場合、そのサイクルタイ
ム中、ホストコンピュータを待たせることがないよう
に、ハードディスク程度の大容量のバッファメモリを搭
載している。
【0016】この信号処理装置30は、図1に示すよう
に構成されている。まず記録時においては、ホストイン
タフェースコントローラ1は、信号処理装置30へ32
キロバイト単位のパケットでデータ転送を行う。各パケ
ットの先頭には、ヘッダー情報が設けられており、その
パケットの有効データ数、属性等が格納されている。
【0017】ホストインタフェースコントローラ1から
転送されるユーザデータ、ヘッダー情報は32ビット構
成となっているが、エラー訂正符号化器2の内部で一度
64ビットバスに変換してエラー訂正符号の付加を行っ
ている。つまり、64ビットのデータに対して8ビット
のエラー訂正符号を付加して1ビット訂正を行うことが
でき、エラー訂正符号化器2によるエラー訂正符号の付
加のためのメモリを少なくすることができる。従って、
32ビットのデータを64ビットに変換した後に、8ビ
ットのエラー訂正符号を付加して72ビットとし、これ
を逆変換して36ビットとしている。
【0018】また、ヘッダー情報は別系統のヘッダーメ
モリ3に蓄えられ、メモリコントローラ4からどのよう
な情報がメインメモリ5内に蓄えられているかを検索で
きるようになっている。また、このときユーザデータの
各桁の合計を用いてユーザデータの転送誤りの検出をチ
ェックサム6で計算して、ヘッダー情報と共にヘッダー
メモリ3に蓄えられるようにする。
【0019】メインメモリ5は、FIFO7、8と共に
大容量で高速のデュアルポートメモリを構成するため、
DRAMを高速ページモードで動作させている。ここ
で、高速ページモードは特定のクロックで自走している
ため、DRAMで使用しているクロックと外部クロック
とのレイトバッファリングを行うために、DRAMの前
段および後段にFIFOメモリ7、8を設けるようにし
ている。
【0020】メインメモリ5の記録状況はメモリコント
ローラ4に伝えられ、バッファフルになったら、ホスト
インタフェースコントローラ1側の転送を止める処理を
行い、バッファエンプティになったらデータレコーダ2
3への転送を止める処理を行う。DITメモリ9は、通
常の記録時はメモリコントローラ4に接続されており、
テープマークを書き込んだときのDD−1フォーマット
のDIT情報のアップデイト等が行われる。
【0021】サブコードコントローラ10はヘッダーメ
モリ3から次のテープIDにサブコード付加器11によ
りサブコード付加を行う可能性があるユーザデータに対
するヘッダー情報を読み込み、どのようなトラックにす
るかを決定する。このとき1IDは4トラックに相当す
るものとする。次のトラック構成を決定したら、その情
報をパケットコントローラ12に書き込み、パケットコ
ントローラ12は、その情報から次のテープIDのトラ
ック構成に合わせて、ユーザデータをメインメモリ5か
ら読み込んだり、パディング1ジェネレータ13により
パディングデータを発生したりする。
【0022】記録するデータは、通常16IDバッファ
14に蓄えられると共に、ヘッダーの情報よりサブコー
ドコントローラ10によって作成されたサブコードがサ
ブコード付加器11により付加され、後段の1IDバッ
ファ15に転送される。記録時にエラーが発見された場
合、16IDバッファ14に蓄えてあるデータを使用し
てライトリトライを行う。
【0023】16IDバッファ14からの出力にサブコ
ード付加器11によりサブコードを付加するときに、ホ
ストインタフェースコントローラ1から転送された際に
計算されたチェックサム16のデータを使用し、メイン
メモリ5から呼び出し、1IDバッファ15に書き込む
データがサブコードを付加しようとしているユーザデー
タであるか否かをチェックする。この段階で、ホストイ
ンタフェースコントローラ1から受け取ったときに付加
したエラー訂正符号化器2により符号化されたエラー訂
正符号をエラー訂正復号化器17により復号化してエラ
ー訂正を行う。つまりここでは、36ビットのデータを
変換して72ビットとした後に、8ビットの付加された
エラー訂正符号を復号化して64ビットとし、逆変換し
て32ビットとしている。
【0024】1IDバッファ15から読み込まれたデー
タは、4系統のエラー訂正符号化器18を使用して、D
D−1フォーマットのC3エラー訂正符号化が行われ、
DD−1フォーマットのシャフリングができるようにし
てエラー訂正符号化されてシャフリングRAM19に書
き込まれる。シャフリングRAM19から呼び出された
データはパディングデータ2ジェネレータ20によりD
D−1フォーマットのパディングデータ2を付加された
後に、ID−1フォーマットのDRVドライバー22で
データレコーダ23の入力形態と一致するように32ビ
ット/8ビット変換器21により8ビットのパラレル信
号に変換される。
【0025】また再生時においては、DRVレシーバ2
2は、データレコーダ23から送られてくるデータを、
内部動作と同期を取るために、一旦FIFO7、8に蓄
えた後に、内部処理を行う32ビット信号に変換して、
シャフリングRAM19に書き込む。このとき、不用な
パディングデータ2は捨てられる。
【0026】シャフリングRAM19から、記録時にお
いて、4系統のエラー訂正符号化器18側で行われたの
と逆のシャフリングを行い、信号系列を元に戻した後
に、4系統のエラー訂正復号化器18を使用してエラー
訂正符号の復号化を行い、1IDバッファ15にこの信
号を書き込む。これらの処理は、記録時において、4系
統のエラー訂正符号化器18側で使用しているタイミン
グと同期して行うことにより、小規模のタイミング発生
回路を用いて構成することができる。
【0027】1IDバッファ15から読みだされた信号
のサブコード部分はサブコードコントローラ10に送ら
れてどのようなデータがテープから読み込まれたかが解
析される。このとき、ユーザデータの転送誤りの検出を
チェックサム16により計算して、サブコードコントロ
ーラ10に伝える。さらにこのとき、エラー訂正符号化
器17によりエラー訂正符号の符号化が行われて、ユー
ザデータは16IDバッファ14に蓄えられる。エラー
訂正符号化器17により符号化されたエラー訂正符号は
エラー訂正復号化器2により復号化してエラー訂正が行
われる。
【0028】また、テープから読み込まれたデータは、
いつ以前のデータに対するライトリトライが発生するか
分からない。そこで、16IDバッファ14に再生デー
タを一度蓄えておき、16IDバッファ14内にライト
リトライが発生した場合には16IDバッファ14内の
データを無効にするなどの処理を行う。
【0029】このようにして、16IDバッファ14か
らの出力で有効データのみをパケットコントローラ12
に指示することにより、メインメモリ5に書き込む。こ
のような処理によりメインメモリ5内にはいつも有効デ
ータのみが存在することになる。メインメモリ5内のデ
ータを探す場合はメモリコントローラ4がヘッダーメモ
リ3をサーチして該当するデータがあるか否かを確認す
る。
【0030】メインメモリ5の読み込みの状況はメモリ
コントローラ4に伝えられ、バッファフルになったらデ
ータレコーダ23からのデータ転送を止める処理を行
い、バッファエンプティになったらホストインタフェー
スコントローラ1側の転送を止める処理を行う。DD−
1フォーマットDITを読み込むときには、メインメモ
リ5の代わりにDITメモリ9を使用し、この領域にD
IT情報を蓄える。また、テープマークを探す場合、ヘ
ッダーメモリ3を探してメインメモリ5内から発見でき
なかった場合、DITメモリ9のエントリーを探して、
テープ上のどのテープIDにあるかシステムコントロー
ラ24に報告する。
【0031】ホストインタフェースコントローラ1から
のデータ転送要求により、ヘッダーメモリ3からヘッダ
ー情報を取り出した後に、メインメモリ5からのユーザ
データを合成して、ホストインタフェースコントローラ
1にデータを転送する。
【0032】このような信号処理装置30において、メ
インメモリ5内のデータの検索を高速に行うために、ホ
ストインタフェースコントローラ1からデータが転送さ
れた時点で、データ転送のブロック単位でアブソリュー
トブロックナンバーを付与するアブソリュートブロック
ナンバージェネレータ25を設ける。
【0033】このような信号処理装置は以下のような動
作をする。まず記録時の動作として、ホストインタフェ
ースコントローラ1からのデータはヘッダー情報を含む
パケット単位で送られてくる。ヘッダー情報には、その
パケットに含まれるデータ数、そのパケットの属性、つ
まり、ユーザデータ、テープマーク等およびそのパケッ
トがブロックの始まりであるか否かを示す情報が含まれ
ている。
【0034】このヘッダー情報を調べることによりブロ
ックの切れ目が分かるため、テープの先頭から連続的に
つけられる絶対番地であるアブソリュートナンバーは、
テープがローディングされたときに「−1」をセットし
て、ヘッダーのブロック開始フラグが立っていた場合
に、カウントアップするアブソリュートブロックナンバ
ージェネレータ25を動作することにより行われる。
【0035】また、記録されたデータの途中または最後
に記録した部分につながるように記録を行う場合、図2
に示すように、記録後に残す最後の記録済みデータのア
ブソリュートブロックナンバー「N」をアブソリュート
ブロックナンバージェネレータ25にロードすることに
より簡単にアブソリュートブロックナンバー「N」を作
成することができる。これにより、アブソリュートブロ
ックナンバー「N+1」から新しい記録を連続して行う
ことができる。
【0036】このようにして、アブソリュートブロック
ナンバージェネレータ25により作成されたアブソリュ
ートブロックナンバーは他のヘッダー情報と共にヘッダ
ーメモリ3に蓄えられる。このように、ヘッダーメモリ
3上に、メインメモリ5上のデータのアブソリュートブ
ロックナンバーおよびデータの付帯情報が格納されるた
め、故障等の理由により信号処理装置30内のデータを
ホストコンピュータに戻す必要がある場合には、ホスト
コンピュータがメインメモリ5内のデータをホストコン
ピュータに転送するように要求を出してきた場合におい
ても、すべてのデータを順番に転送することなく、アブ
ソリュートブロックナンバーを使用して、そのデータブ
ロックのみを転送させることができる。
【0037】この機能は、特に、アブソリュートブロッ
クナンバーを使用してデータを管理できる場合に有効で
ある。記録はすべて、テープの最初から行うような処理
を行う場合は、ホストコンピュータ側も内部でカウント
アップするアブソリュートブロックナンバージェネレー
タを持つことにより、信号処理装置30内部で使用して
いるアブソリュートブロックナンバーと同じ番号を特定
のデータに付与することができ、このアブソリュートブ
ロックナンバーを使用してデータの検索を行うことがで
きる。
【0038】しかし、記録済みテープの途中から再度記
録したい場合など、記録済みテープ上の特定データのア
ブソリュートブロックナンバーは信号処理装置30にし
か分からない場合がある。このような場合、特定なデー
タのアブソリュートブロックナンバーをホストコンピュ
ータ側に伝える機能を設けることにより、ホストコンピ
ュータ側と信号処理装置30側とのアブソリュートブロ
ックナンバーが同期し、このアブソリュートブロックナ
ンバーを利用したデータの検索を行うことができる。
【0039】また、再生時の動作としては、テープから
再生されたデータは、メインメモリ5に、サブコードは
サブコードコントローラ10によりヘッダー情報とアブ
ソリュートブロックナンバーに展開されて、ヘッダーメ
モリ3に格納される。
【0040】ホストコンピュータ側が特定のデータが欲
しい場合、どのアブソリュートブロックナンバーのデー
タが欲しいかということをホストコンピュータが信号処
理装置30に伝え、メモリコントローラ4がアブソリュ
ートブロックナンバーを鍵にして、ヘッダーメモリ3内
の検索を行い、ヘッダーメモリ3内に該当するデータが
存在すれば、メインメモリ5をコントロールするカウン
ター26の値を該当するデータの位置に位置付ける。
【0041】このような処理を行うことにより、ホスト
コンピュータは希望するアブソリュートブロックナンバ
ーに対応するデータを得ることができる。特に、ホスト
コンピュータ側が記録時に重要なデータがどのアブソリ
ュートブロックナンバーに対応しているかという情報を
保存しておけば、その情報を取り出すために保存してあ
るアブソリュートブロックナンバーを指定するだけでよ
い。
【0042】これにより、記録時または再生時共にホス
トコンピュータは信号処理装置30のメインメモリ5に
蓄えられている任意のデータを素早く検索することがで
きる。
【0043】上例によれば、ホストインタフェースコン
トローラ1から供給された記録すべきデータを記憶する
メインメモリ5と、データの付帯情報を記憶するヘッダ
ーメモリ3と、ヘッダーメモリ3に記憶された付帯情報
を検索するメモリコントローラ4と、メモリコントロー
ラ4による付帯情報の検索結果からデータを選択して制
御するシステムコントローラ24を設けたので、データ
を記録する際に、データの付帯情報を記憶して、この付
帯情報から高速にデータを検索して、ホストインタフェ
ースコントローラ1へ供給することができる。
【0044】また、上例によれば、データレコーダ23
から再生されたデータを記憶するメインメモリ5と、デ
ータの付帯情報とを記憶するヘッダーメモリ3と、付帯
情報を検索するメモリコントローラ4と、メモリコント
ローラ4による付帯情報の検索結果からホストインタフ
ェースコントローラ1に供給するデータを選択して制御
するシステムコントローラ24とを設けたので、データ
を再生する際に、データの付帯情報を記憶して、この付
帯情報から高速にデータを検索して、ホストインタフェ
ースコントローラ1へ供給することができる。
【0045】また、上例によれば、ホストインタフェー
スコントローラ1から記録すべきデータがデータ転送さ
れた際に、データ転送の動作に関連してデータの絶対番
地を発生するアブソリュートブロックナンバージェネレ
ータ25を設け、アブソリュートブロックナンバージェ
ネレータ25で発生した絶対番地をヘッダーメモリ3に
記憶するようにしたので、データを記録する際に、記録
すべきデータにデータ転送の動作に関連した絶対番地を
付与して、この絶対番地に基づいてデータを高速に検索
してホストインタフェースコントローラ1へ供給するこ
とにより、一度記録されたデータの途中またはデータの
最後につながるように記録することができる。
【0046】また、上例によれば、再生時のデータの絶
対番地をヘッダーメモリ3に記憶するようにしたので、
データを再生する際に、メモリコントローラ4がヘッダ
ーメモリ3に記憶された絶対番地に基づいてメインメモ
リ5を検索してホストインタフェースコントローラ1へ
データを供給することができる。
【0047】また、上例では、ホストコンピュータのホ
ストインタフェースコントローラ1から信号処理装置3
0へのデータ転送のブロック単位で、アブソリュートブ
ロックナンバーを発生させる例を示したが、データ転送
のプロトコルによっては、転送されるデータがシリアル
状であっても、一定のライトサイクル単位あるいは一定
のメモリー容量単位で発生させるようにしても良く、デ
ータ転送の動作に関連してアブソリュートブロックナン
バーを発生させるものであれば良い。
【0048】また、上例では、ホストコンピュータのホ
ストインタフェースコントローラ1から信号処理装置3
0へのデータ転送のブロックを指定して転送する例を示
したが、信号処理装置30からホストインタフェースコ
ントローラ1へデータを転送する際にも適用される。
【0049】尚、上述の実施例は本発明の一例であり、
本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取
り得ることは勿論である。
【0050】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、データ供給側
から供給された記録すべきデータを記憶する主記憶手段
と、データの付帯情報を記憶する副記憶手段と、副記憶
手段に記憶された付帯情報を検索する検索手段と、検索
手段による付帯情報の検索結果からデータを主記憶手段
より選択する制御手段を設けたので、データを記録する
際に、データの付帯情報を記憶して、この付帯情報に対
応するデータを高速に検索して、データ供給側へ供給す
ることができる。また、上述せる本発明によれば、磁気
記録側から再生されたデータを記憶する主記憶手段と、
データの付帯情報とを記憶する副記憶手段と、付帯情報
を検索する検索手段と、検索手段による副記憶手段に記
憶された付帯情報の検索結果からデータ供給側に供給す
るデータを主記憶手段から選択する制御手段とを設けた
ので、データを再生する際に、データの付帯情報を記憶
して、この付帯情報に対応するデータを高速に検索し
て、データ供給側へ供給することができる。また、上述
せる本発明によれば、データ供給側から記録すべきデー
タがデータ転送された際に、データ転送の動作に関連し
てデータの絶対番地を発生する絶対番地発生手段を設
け、絶対番地発生手段で発生した絶対番地を副記憶手段
に記憶するようにしたので、データを記録する際に、記
録すべきデータにデータ転送の動作に関連した絶対番地
を付与して、この絶対番地に基づいてデータを高速に検
索してデータ供給側へ供給することにより、一度記録さ
れたデータの途中またはデータの最後につながるように
連続して記録することができる。また、上述せる本発明
によれば、再生時のデータの絶対番地を副記憶手段に記
憶するようにしたので、データを再生する際に、検索手
段が副記憶手段に記憶された絶対番地に基づいて主記憶
手段を検索してデータ供給側へデータを供給することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号処理装置の一実施例のブロック図
である。
【図2】本発明の信号処理装置の一実施例の作用を説明
する図である。
【符号の説明】
1 ホストインタフェースコントローラ 2 エラー訂正符号化器および復号化器 3 ヘッダーメモリ 4 メモリコントローラ 5 メインメモリ 6 チェックサム 7 FIFO 8 FIFO 9 DITメモリ 10 サブコードコントローラ 11 サブコード付加器 12 パケットコントローラ 13 パディング1ジェネレータ 14 16IDバッファ 15 1IDバッファ 16 チェックサム 17 エラー訂正復号化器および符号化器 18 4系統のエラー訂正符号化器および復号化器 19 シャフリングRAM 20 パディング1ジェネレータ 21 32ビット/8ビット変換器 22 DRVドライバー/レシーバー 23 データレコーダ 24 システムコントローラ 25 アブソリュートブロックナンバージェネレータ 26 カウンター 27 カウンター 28 カウンター 29 シンク、クロックジェネレータ 30 信号処理装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ供給側から供給された記録すべきデ
    ータを記憶する主記憶手段と、 上記データの付帯情報を記憶する副記憶手段と、 上記副記憶手段に記憶された付帯情報を検索する検索手
    段と、 上記検索手段による上記付帯情報の検索結果からデータ
    を前記主記憶手段より選択する制御手段とからなる信号
    処理装置。
  2. 【請求項2】磁気記録側から再生されたデータを記憶す
    る主記憶手段と、 上記データの付帯情報を記憶する副記憶手段と、 上記副記憶手段に記憶された付帯情報を検索する検索手
    段と、 上記検索手段による上記付帯情報の検索結果からデータ
    供給側に供給するデータを前記主記憶手段から選択する
    制御手段とからなる信号処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の信号処理装置において、 上記データ供給側から記録すべきデータがデータ転送さ
    れた際に、 上記データ転送の動作に関連して上記データの絶対番地
    を発生する絶対番地発生手段を設け、 上記絶対番地発生手段で発生した絶対番地を上記副記憶
    手段に記憶するようにしたことを特徴とする信号処理装
    置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の信号処理装置において、再
    生時のデータの絶対番地を上記副記憶手段に記憶するよ
    うにしたことを特徴とする信号処理装置。
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