JP3045325B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP3045325B2
JP3045325B2 JP3076860A JP7686091A JP3045325B2 JP 3045325 B2 JP3045325 B2 JP 3045325B2 JP 3076860 A JP3076860 A JP 3076860A JP 7686091 A JP7686091 A JP 7686091A JP 3045325 B2 JP3045325 B2 JP 3045325B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図21及び図22) 発明が解決しようとする課題(図21及び図22) 課題を解決するための手段(図2、図8及び図20) 作用(図2、図8及び図20) 実施例 (1)全体構成(図1〜図6) (2)インターリーブ処理(図8〜図12) (3)パラレル処理(図8、図13〜図16) (4)再生開始の処理(図8) (5)バツフアメモリの構成(図8及び図17) (6)テストモード(図8、図18及び図19) (7)アンロード処理(図2、図8及び図20) (8)実施例の効果 (9)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置に関
し、例えばコンピユータの外部記憶装置等に適用し得
る。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の磁気記録再生装置におい
ては、磁気テープに順次斜めに記録トラツクを形成し、
所望のデータを高密度記録し再生し得るようになされた
いわゆるID−1フオーマツトのデータレコーダが提案
されている(ANSI x3.175-199019mm Type ID-1 Recorded
Instrumentation)。
【0004】すなわち図21に示すように、この種のデ
ータレコーダにおいては、所定速度で回転する回転ドラ
ムに磁気テープ1を巻き付け、当該磁気テープ1を所定
速度で走行させることにより、当該回転ドラムに搭載さ
れた磁気ヘツドで順次斜めに記録トラツクTR(TR
1、TR2、TR3、TR4、TR1、TR2、……)
を形成し、これにより当該記録トラツクTR1に所望の
データを記録する。さらにこのときデータレコーダは、
磁気テープ1の上下端に長手方向に延長する記録トラツ
クTA、CTL、TCを形成し、当該記録トラツクCT
Lに記録トラツクTRのトラツクセツトIDを記録す
る。
【0005】ここでトラツクセツトIDは、当該磁気テ
ープ1の先頭から始まる絶対位置情報で、所定の同期信
号の間に挟まれて、記録トラツクTRに対して4トラツ
ク周期で記録されるようになされている。さらに記録ト
ラツクTA及びTCは、ユーザの管理用データ等を記録
し得るようになされ、これにより記録トラツクTA、C
TL、TCを再生して、記録トラツクTRに高密度記録
されたデータを簡易にサーチし得るようになされてい
る。
【0006】さらにデータレコーダにおいては、記録ト
ラツクTRにデータを記録する際、いわゆる積符号でな
る誤り検出訂正用のパリテイ符号を付して当該データを
記録するようになされ、これにより所望のデータを確実
に記録再生し得るようになされている。すなわち図22
に示すように、データレコーダは所定単位(=36,108
〔BITE〕)でデータDATAを取り込んだ後、当該デー
タDATAを 306のブロツクに分割し、各ブロツク毎に
リードソロモン(Reed-Solomon)の誤り検出訂正用符号
(すなわちC2符号でなる)を付加する。
【0007】さらに当該ブロツクを第1及び第2のフイ
ールドFIELD0及びFIELD1に分割した後、各
フイールドFIELD0及びFIELD1毎に、C2符
号と直交するように、リードソロモンの誤り検出訂正用
符号(すなわちC1符号でなる)を付加する。これによ
りデータレコーダにおいては、再生時C1及びC2符号
を用いて再生データを誤り訂正することにより、ビツト
エラーレートを向上し得るようになされている。
【0008】さらにデータレコーダにおいては、このよ
うにしてC1及びC2符号を付加したデータDATAを
磁気テープ1に記録する際、各記録トラツクTR毎にイ
ンターリーブ処理し、これによりドロツプアウト等が発
生した場合でも、確実にデータDATAを再生し得るよ
うになされている。すなわちデータレコーダにおいて
は、矢印a1 、a2 、……、an-1 、an 、an+1 、a
n+2 、……ax-1 、ax で示す順序で入力するデータD
ATAに対して、矢印b1 、b2 、……、bn-1 、bn
で示すように、入力の順序を入れ換えて当該データDA
TAを記録し、これにより当該データDATAをインタ
ーリーブ処理する。
【0009】さらにこのときデータレコーダにおいて
は、所定単位(以下シンクブロツクと呼ぶ)毎に同期信
号SYNC、シンクブロツクデータIDを付加すると共
に、全体としてプリアンブル及びポストアンブルのデー
タを付加して当該データDATAを記録する。これによ
り再生時、磁気記録装置においては、プリアンブルに含
まれてなるトラツクシンクデータを基準にして、同期信
号SYNC、シンクブロツクデータID、データDAT
Aを再生し、当該同期信号SYNC及びシンクブロツク
データIDを基準にしてデインターリーブ処理し得るよ
うになされている。
【0010】さらにデインターリーブ処理することによ
り、ドロツプアウト等が発生した場合でも、C1及びC
2符号の誤り訂正能力を越えた誤りが一箇所に集中する
のを有効に回避するようになされている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのようにし
て所望のデータを記録し再生するID−1フオーマツト
のデータレコーダにおいては、主に計測用のデータ記録
再生装置として実用上十分な10-10 程度のビツトエラー
レートを保証し得るようになされている。このビツトエ
ラーレートを10-15 程度に向上することができれば、例
えば銀行等で用いられるようなコンピユータシステムの
磁気テープ装置に適用して、極めて重要なデータを保管
できると考えられる。従つて、その分この種のデータレ
コーダの使い勝手を向上して、適用分野を拡大し得る。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来に比
してビツトエラーレートを格段的に向上し得る磁気記録
再生装置を提案しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定のテープカセツトに装填され
た磁気テープ1をドラムに巻き付け、当該磁気テープ1
に順次斜めに記録トラツクTRを形成し、当該記録トラ
ツクTRに所望の入力データWRを記録し、又は磁気テ
ープ1に記録された入力データWRを再生する磁気記録
再生装置12及び13において、磁気テープ1の先頭側
及び末尾側の所定領域以外の領域ARECを入力データ
WRの記録領域に割り当て、当該記録領域に入力データ
WRを記録し、又は記録領域に記録された入力データW
Rを再生する記録再生手段15と、記録又は再生動作が
終了すると、外部から与えられるテープカセツトの排出
命令に基づいて、磁気テープ1を先頭側又は末尾側の所
定領域まで走行させた後、アンローデイングしてテープ
カセツトを排出する排出手段24とを設けるようにし
た。また本発明においては、所定のテープカセツトに装
填された磁気テープ1をドラムに巻き付け、当該磁気テ
ープ1に順次斜めに記録トラツクTRを形成し、当該記
録トラツクTRに所望の入力データWRを記録し、又は
磁気テープ1に記録された入力データWRを再生する磁
気記録再生装置12及び13において、磁気テープ1の
長手方向の先頭部及び当該先頭部とは異なる部位に第1
の領域を設け、当該第1の領域を入力データWRの未記
録領域に割り当てると共に、磁気テープ1の長手方向の
第1の領域とは異なる部位に第2の領域ARECを設
け、当該第2の領域ARECを入力データWRの記録領
域に割り当て、当該第2の領域ARECに入力データW
Rを記録し、又は第2の領域ARECに記録された入力
データWRを再生する記録再生手段15と、記録又は再
生の動作が終了すると、外部から与えられるテープカセ
ツトの排出命令に基づいて、磁気テープ1を第1の領域
まで走行させた後、アンローデイングしてテープカセツ
トを排出する排出手段24とを設けるようにした。
【0013】
【作用】従つて、本発明においては、磁気テープ1の先
頭側又は末尾側の記録再生に対する未使用領域でテープ
カセツトをアンローデイングして、その分、磁気テープ
1の記録領域ARECにおける負荷を低減させることが
できる。また、本発明においては、磁気テープ1におけ
る記録再生の未使用領域でなる第1の領域でテープカセ
ツトをアンローデイングして、その分、磁気テープ1の
記録再生の使用領域でなる第2の領域ARECにおける
負荷を低減させることができる。
【0014】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0015】(1)全体構成 (1−1)コンピユータシステムの構成 図1において10は全体として、本発明を適用したコン
ピユータシステムの概略構成を示し、ホストコンピユー
タ11から書込み要求と共に送出された書込みデータW
Rが、データレコーダ制御装置12を通じて記録データ
RECとして、ID−1フオーマツトのデータレコーダ
13に供給され、これにより磁気テープ上の記録トラツ
クに書込みデータWRが書き込まれる。
【0016】またホストコンピユータ11から入力され
た読出し要求に応動して、データレコーダ13の磁気テ
ープが再生され、この結果得られる再生データPBがデ
ータレコーダ制御装置12を通じて、読み出しデータR
Dとしてホストコンピユータ11に入力される。
【0017】このデータレコーダ制御装置12は、ホス
トインターフエース制御部14及びフオーマツト制御部
15より構成され、ホストインターフエース制御部14
がホストコンピユータ11との間のチヤンネルインター
フエースを制御し、フオーマツト制御部15がメモリ1
6を用いてデータレコーダ13に授受するデータをフオ
ーマツトする。またホストインターフエース制御部14
及びフオーマツト制御部15間の制御情報は、制御テー
ビル17を参照して授受するようになされている。
【0018】これによりコンピユータシステム10にお
いては、データレコーダ制御装置12を設けたことによ
り、ホストコンピユータ11側では従来の磁気テープ装
置と同様のインターフエースで、データレコーダ13を
ホストコンピユータ11の外部記憶装置として使用し得
るようになされている。
【0019】(1−2)磁気テープ上の記録領域 ここでこのコンピユータシステム10においては、図2
に示すように、データレコーダ13に装填されている磁
気テープ1の内、長手方向にみてテープ自体の損傷の度
合いが比較的少ないテープ中央部分を記録領域AREC
として使用するようになされ、これによりビツトエラー
レートを向上し得るようになされている。
【0020】すなわち図2(A)に示すように、磁気テ
ープ1の物理的な先端PBOTから例えば10〔m〕だけ
後ろの位置を論理的な先端LBOTとすると共に、磁気
テープ1の物理的な終端PEOTから例えば15〔m〕だ
け前の位置を論理的な終端LEOTとし、論理先端LB
OTから論理終端LEOTまでの領域を記録領域ARE
Cとして用いる。
【0021】この記録領域ARECにおいては、図2
(B)に示すように、論理的な先端LBOTから例えば
10〔m〕だけ後ろの位置までの間の領域がデイレクト
リ情報トラツク領域DITAとして用いられる。
【0022】またこのデイレクトリ情報トラツク領域D
ITAに続いて、所定長の無記録領域NRAを挟んで、
論理的な終端LEOTから例えば15〔m〕だけ前の位置
でなる終端近傍NEOTまでの間の領域をユーザ記録ト
ラツク領域UDAとして用い、さらに終端近傍NEOT
を越えて論理的な終端LEOTまでの間の領域をボリユ
ーム終了情報領域VEOVAとして用いる。
【0023】(1−3)記録トラツクのフオーマツト ここでこのコンピユータシステム10においては、ID
−1フオーマツトで規定されている1記録トラツクにつ
いての36,108〔BYTE〕のユーザデータ領域を、図3に示
すようにフオーマツテイングすると共に、フオーマツテ
イングしたデータを4トラツク単位でインターリーブ
し、これによりビツトエラーレートを向上し得るように
なされている。
【0024】すなわちコンピユータシステム10では、
図3(A)に示すように、ホストコンピユータ11から
の書込みデータWRを、4トラツクを1組として1記録
トラツクTRあたり例えば1ブロツクでなる32,768〔BY
TE〕の記録データDATAとして記録するようになされ
ている。
【0025】このとき1記録トラツクTRについて、3
2,768〔BYTE〕に満たない記録データDATAについて
は、第1の補充データPD1を付加することにより全体
として32,768〔BYTE〕にする。またこの1記録トラツク
TRの付属情報を格納するために 320〔BYTE〕分のサブ
コードデータSCDが用意されている。
【0026】これに加えてデータレコーダ制御装置12
は、サブコードデータSCD、記録データDATA又は
第1の補充データPD1の94〔BYTE〕毎に、図3(A)
に示すように、所定の生成多項式を用いて8〔BYTE〕で
なるリードソロモン(Reed-Solomon) の誤り検出訂正用
符号(以下、ID−1フオーマツトにおけるC1、C2
符号に応じてC3符号C3と呼ぶ)が付加され、これに
より一段と強力にエラー訂正を実行し得ることにより、
ビツトエラーレートをさらに向上し得るようになされて
いる。
【0027】また図4に示すように、このようにして1
記録トラツクを単位としてフオーマツテイングされたサ
ブコードデータSCD、記録データDATA、第1の補
充データPD1及びC3符号C3について、4記録トラ
ツクTR1、TR2、TR3、TR4分のデータを所定
の方法でトラツク間に亘たつてインターリーブ処理し、
これによりビツトエラーレートをさらに向上し得るよう
になされている。
【0028】なおこのように4記録トラツクTR1、T
R2、TR3、TR4分についてインターリーブされた
それぞれの1記録トラツク分のデータの先頭に204 〔BY
TE〕の第2の補充データPD2が付加され、これにより
全体として1記録トラツクTR分のデータ量がID−1
フオーマツトで規定されている36,108〔BYTE〕になるよ
うになされている。
【0029】また第2の補充データPD2を先頭にフオ
ーマツトしたことにより、記録トラツクのうち磁気テー
プ1自体の損傷の度合いが高くかつトラツキングも不安
定な磁気ヘツドの突入部分に、当該補充データPD2を
割り当てることができ、これにより記録データDATA
についてビツトエラーレートをさらに向上し得るように
なされている。
【0030】(1−4)記録トラツクのレイアウト ここでこのコンピユータシステム10の場合、サブコー
ドデータSCDに格納される記録トラツク1の付属情報
とは、対応する記録トラツクTRの種別を表すトラツク
種別情報TRID、記録トラツクTRが属するブロツク
番号BLNO、記録トラツクTRが属するフアイル番号
FLNO、記録トラツクTRに対するライトリトライ回
数RTCT及び記録トラツクに含まれるデータのバイト
数BYCT等で構成される。
【0031】このトラツク種別情報TRIDには、ボリ
ユーム情報テーブルVIT、フアイル情報テーブルFI
T、更新情報テーブルUIT、ダミーデータトラツク情
報DMY、ユーザデータトラツク情報UDT、テープマ
ークトラツク情報TM又は記録終了情報EORの種別情
報を記録する。
【0032】ここで実際上図5に示すように、まず磁気
テープ1のデイレクトリ情報トラツク領域DITAに形
成された記録トラツクTRのトラツク種別情報TRID
として、ボリユーム情報テーブルVIT、フアイル情報
テーブルFIT、更新情報テーブルUIT又はダミーデ
ータトラツク情報DMYを用いる。
【0033】このデイレクトリ情報トラツク領域DIT
Aには、全体として磁気テープ1上のフアイルを管理す
るデイレクトリ情報テーブルDITが記録され、まず磁
気テープ1の論理的な先端LBOTから 1.5〔m〕の立
上り領域RUAに続いて、ボリユーム情報テーブルVI
Tでなる記録トラツクをトラツクセツトでなる4トラツ
クで記録する。
【0034】このボリユーム情報テーブルVITの記録
データDATAには、磁気テープ1全体を1ボリユーム
としてユーザ記録トラツク領域UDAに記録したデータ
ブロツクの先頭及び最終位置情報、フアイル情報テーブ
ルFITの長さ情報及び記録時にライトリトライを実行
したデータブロツクのブロツク番号を記録する。
【0035】またボリユーム情報テーブルVITに続く
256記録トラツクにフアイル情報テーブルFITを記録
する。このフアイル情報テーブルFITの記録データD
ATAには、ユーザ記録トラツク領域UDA中に記録さ
れたフアイル単位で、当該フアイルの先頭位置情報及び
ブロツク長を記録する。
【0036】さらにフアイル情報テーブルFITに続い
て所定のトラツク数でダミーデータトラツク情報DMY
を記録し、続く4記録トラツク分で更新情報テーブルU
ITを記録する。この更新情報テーブルUITの記録デ
ータDATAには、更新の有無を表す情報を記録する。
【0037】なおこの更新情報テーブルUITに続い
て、デイレクトリ情報トラツク領域DITAの先頭から
2.5〔m〕までの記録トラツクTRにダミーデータトラ
ツク情報DMYを記録し、残りの 2.5〔m〕分のデイレ
クトリ情報トラツク領域DITAを予備エリアMGAと
して確保する。
【0038】次に磁気テープ1のデイレクトリ情報トラ
ツク領域DITAに続いて無記録エリアNRAを挟んだ
ユーザ記録トラツク領域UDAに形成された記録トラツ
クTRのトラツク種別情報TRIDとして、ユーザデー
タトラツク情報UDT、テープマークトラツク情報TM
又は記録終了情報EORを用いる。
【0039】このユーザ記録トラツク領域UDAの記録
トラツクTRとしては、4トラツク分を1 単位とするテ
ープマークトラツク情報TMの記録トラツクTRに挟ん
で、1フアイルを構成する複数ブロツク分のユーザデー
タトラツク情報UDTの記録トラツクTRを記録し、ユ
ーザデータトラツク情報UDTの最終に続いて記録終了
情報EORの記録トラツクTRを記録する。
【0040】なおテープマークトラツク情報TM及び記
録終了情報EORの記録データDATAには、32,768
〔BYTE〕分の第1の補充データPD1を記録し、ユーザ
記録トラツク領域UDAの記録トラツクTRの記録デー
タDATAに、ホストコンピユータ11から入力された
書込みデータWAに応じたデータを記録する。
【0041】このようにこのコンピユータシステム10
においては、磁気テープ1の先頭にデイレクトリ情報ト
ラツク領域DITAを設け、ユーザ記録トラツク領域U
DAの内容をフアイル単位で管理することにより、ホス
トコンピユータ11から見てデータレコーダ13に記録
されたデータを外部記録装置と同様にアクセスし得るよ
うになされている。
【0042】(1−5)フオーマツト制御部の記録フオ
ーマツト部の構成 ここでこのコンピユータシステム10におけるデータレ
コーダ制御装置12のフオーマツト制御部15はメモリ
16と共に、図6及び図7に示すような記録フオーマツ
ト部20及び再生フオーマツト部40より構成されてい
る。
【0043】すなわち記録フオーマツト制御部20にお
いては、ホストインターフエース制御部14から、32ビ
ツト毎のデータを4チヤンネル8ビツトパラレルの書込
みデータD0としてメモリ(すなわちフアーストインフ
アーストアウト(first in first out)でなる(FIF
O))回路21に入力することにより、当該書き込みデー
タD0を内部クロツクCKに同期化し、これを入力デー
タD1としてバツフアメモリ22に書き込むと共にCR
Cエラー検出回路23に送出する。
【0044】なお記録フオーマツト制御部20内部にお
いて書込みデータD0は4チヤンネル毎に処理される
が、この記録フオーマツト制御部20の説明では1チヤ
ンネル分のデータについて説明する。
【0045】CRCエラー検出回路23は入力データD
1についてCRC(cyclic redundancy code)を用いたエ
ラー検出を行い、この検出結果CRCKをCPUを含む
コンピユータ構成でなるシステム制御回路24に入力す
る。
【0046】なおシステム制御回路24は、CRCエラ
ー検出回路23の検出結果CRCKに基づいて入力デー
タD1のエラーを検出すると、これをホストインターフ
エース制御部14にエラー検出信号ERとして返送す
る。この結果例えばホストインターフエース制御部14
は、エラーが存在する書込みデータD0について再送処
理を実行する。
【0047】バツフアメモリ22は入力データD1につ
いて、図3で上述したように1記録トラツクTR分をバ
ツフアリングし、この結果得られる記録データDATA
に応じた第1のバツフアデータD2を第1のマルチプレ
クサ25に送出する。
【0048】この第1のマルチプレクサ25には第1の
バツフアデータD2に加えて、それぞれ、テープマーク
発生回路26から送出されるテープマークトラツク情報
TM用の第1の補充データPD1、ダミーデータ発生回
路27から送出されるダミーデータトラツク情報DMY
用のダミーデータ、補充データ発生回路28から送出さ
れる記録データDATAに対する第1の補充データPD
1が入力される。
【0049】これにより第1のマルチプレクサ25はシ
ステム制御回路24から入力される制御信号CNTに応
じて、第1のバツフアデータD2の記録データDATA
に第1の補充データPD1を付加して第2のバツフアデ
ータD3を発生し、これを第2のマルチプレクサ29に
送出する。
【0050】この第2のマルチプレクサ29には第2の
バツフアデータD3に加えて、デイレクトリ情報テーブ
ルメモリ30から送出されるデイレクトリ情報テーブル
DIT、デイレクトリ情報テーブル30の内容に基づい
てサブコード発生回路31で発生したサブコードデータ
SDCが入力される。
【0051】実際上デイレクトリ情報テーブルメモリ3
0には、図5について上述したデイレクトリ情報テーブ
ルDITが記憶され、サブコード発生回路31はデイレ
クトリ情報テーブルDITの内容に応じて、データブロ
ツクの先頭及び最終位置情報、フアイル情報テーブルF
ITの長さ情報及び記録時にライトリトライを実行した
データブロツクのブロツク番号等を発生する。
【0052】これにより第2のマルチプレクサ25はシ
ステム制御回路24から入力される制御信号CNTに応
じて、第2のバツフアデータD3にサブコードデータS
DCを付加することにより、図3について上述したフオ
ーマツトを形成し、これを第3のバツフアデータD4と
してC3符号生成回路32に送出する。
【0053】C3符号生成回路32は図3について上述
したように8〔BYTE〕のC3符号C3を生成して第3の
バツフアデータD4に付加し、この結果得られる記録ト
ラツクデータD5をインターリーブ回路33に送出す
る。
【0054】インターリーブ回路33はインターリーブ
メモリに4トラツク分の記録トラツクデータD5を順次
取り込んで所定の順序で出力することにより、図4に示
す4トラツク分のインターリーブ処理を実行し、この結
果得られる第2の記録トラツクデータD6を第3のマル
チプレクサ34に送出する。
【0055】この第3のマルチプレクサ34には第2の
記録トラツクデータD6に加えて、第2の補充データ発
生回路35から送出される第2の補充データPD1、同
期コード発生回路36から送出される同期コードデータ
が入力される。
【0056】これにより第3のマルチプレクサ34はシ
ステム制御回路24から入力される制御信号CNTに応
じて、第2の記録トラツクデータD6に第2の補充デー
タPD2、同期コードデータを付加し、この結果得られ
る第3の記録トラツクデータD7をパラレルシリアル変
換回路37に送出する。
【0057】パラレルシリアル変換回路37は4チヤン
ネルの8ビツトパラレルでなる第3の記録トラツクデー
タD7を32ビツト分のシリアル記録データS0に変換
し、これが出力回路38を通じて記録データRECとし
てデータレコーダ13に入力される。
【0058】このようにしてフオーマツト制御部15の
記録フオーマツト制御部20においては、ホストインタ
ーフエース制御部14から入力される書込みデータD0
について、図3〜図5に上述したフオーマツト処理を実
行して記録データRECを発生し、図X1及び図X2に
示すようにID−1フオーマツトに基づいて磁気テープ
1に記録する。
【0059】(1−6)フオーマツト制御部の再生フオ
ーマツト部の構成 ここで図7に示す再生フオーマツト部40においては、
データレコーダ13で再生されたシリアル再生データP
Bが、シリアルパラレル変換回路41に入力され、32ビ
ツト毎に4チヤンネルの8ビツトパラレルでなる第1の
再生データD10に変換され、これがデインターリーブ
回路42に入力される。
【0060】デインターリーブ回路42は、記録フオー
マツト部20のインターリーブ回路33と同様に第1の
再生データD10を順次取り込んで所定の順序で出力す
ることにより、インターリーブ回路33のインターリー
ブ処理に対応するデインターリーブ処理を実行し、この
結果得られる第2の再生データD11をC3誤り訂正回
路43に入力する。
【0061】C3誤り訂正回路43は記録フオーマツト
部20のC3符号生成回路32で付加されたC3符号C
3を用いて、第2の再生データD11について誤り訂正
処理を実行し、この結果得られる第3の再生データD1
2を送出する。
【0062】実際上この第3の再生データD12のう
ち、図5に示すようにユーザ記録データトラツクUDT
に対応したものはバツフアメモリ44に入力し、デイレ
クトリ情報テーブルDITに対応したものはサブコード
メモリ45及びデイレクトリ情報テーブルメモリ46に
入力する。
【0063】バツフアメモリ44では第3の再生データ
D12中に含まれる第1の補充データPD1を削除し、
これを第4の再生データD13としてメモリ回路47に
入力して外部クロツクに同期させ、これを再生フオーマ
ツト制御部40から出力する読出しデータD14として
ホストインターフエース制御部14に送出する。
【0064】なおシステム制御回路24は、デイレクト
リ情報テーブルメモリ46に入力されたデイレクトリ情
報テーブルDITに更新がある場合、データレコーダ制
御信号CDIRと共に、デイレクトリ情報テーブルDI
Tの更新情報UDDをデータレコーダ13に送出し、磁
気テープ1上のデイレクトリ情報テーブルDITの内容
を更新する。
【0065】またシステム制御回路24は出力データD
14と共に、ホストインターフエース制御部14から入
力されたデータ再生要求に対する返答を制御信号CHI
Cとしてホストインターフエース制御部14に送出す
る。
【0066】このようにしてフオーマツト制御部15の
再生フオーマツト制御部20においては、データレコー
ダ13で再生された再生データPBについて、図3〜図
5に上述したフオーマツト処理の逆フオーマツト処理を
実行して、読出しデータD14を発生してホストインタ
ーフエース制御部14に送出する。
【0067】(2)インターリーブ処理 ここで図8に示すように、データレコーダ制御装置12
において、バツフアメモリ22は9〔MBITE〕の記録容
量を有し、順次入力される書込みデータD0をメモリ回
路21(図示せず)を介してバツフアリングする。さら
にバツフアメモリ22は、バツフアリングした書込みデ
ータD0について32,768〔BITE〕(すなわち1記録トラ
ツク分のデータ量でなる)を1つの単位として 320〔BY
TE〕のサブコードデータSCDを付加した後、第1のバ
ツフアデータD2として出力する。
【0068】加算回路構成のマルチプレクサ25は、第
1のバツフアデータD2が1記録トラツク分のデータ量
に満たない場合、第1の補充データPD1を付加し、全
体として33,088〔BITE〕の第3のバツフアデータD4を
生成する。図9に示すように、C3符号生成回路32
は、第3のバツフアデータD4を 352のデータブロツク
TF0〜TF351に分割し、各データブロツクTF0
〜TF351毎にC3符号C3を生成し、各データブロ
ツクTF0〜TF351に付加する。
【0069】これによりC3符号生成回路32は、符号
長N( N= 102〔BITE〕)、パリテイ数P(P=8〔BI
TE〕)のリードソロモン符号を生成した後、記録トラツ
クデータD5として出力する。
【0070】インターリーブ回路33は、インターリー
ブメモリ回路33Aと、当該インターリーブメモリ回路
33Aの書き込み及び読み出しアドレスを生成するアド
レス発生回路33Bで構成される。図10に示すように
インターリーブメモリ回路33Aは、4記録トラツク分
の記録トラツクデータD5を格納し得るように記憶領域
T1〜T4が設けられ、当該記録トラツクデータD5を
各記憶領域T1〜T4に矢印W(0)、W(1)、…
…、W(M)、W(M+1)、……、W(2M)、W
(2M+1)、……、W(3M)、W(3M+1)…
…、W(4M−1)の順に、データブロツクTF0〜T
F351単位で格納する。
【0071】さらにインターリーブメモリ回路33A
は、矢印R(0)、R(1)、……、R(N−1)で示
すように、書き込み時とは順序を入れ換えて蓄積した記
録トラツクデータD5を出力し、これにより4記録トラ
ツク分の記録トラツクデータD5をインターリーブ処理
する。
【0072】マルチプレクサ34は、インターリーブメ
モリ回路33Aから出力される第2の記録トラツクデー
タD6(インターリーブ処理した記録トラツクデータD
5でなる)について、図4について上述したように第2
の補充データPD2、同期コードデータを付加する。こ
れによりマルチプレクサ34は、第2の記録トラツクデ
ータD6を、D−1フオーマツトの1記録トラツクのユ
ーザデータ量に相当する36,108〔BITE〕単位の記録デー
タRECに変換した後、順次データレコーダ13に出力
する。
【0073】これによりデータレコーダ13において
は、4記録トラツクを1つの単位として、C3符号を付
した書込みデータD0をインターリーブ処理して記録し
得、このときデータレコーダ13側で記録トラツク内で
インターリーブ処理すると共にC1及びC2符号を付し
て記録することにり、ビツトエラーレートを格段的に向
上することができる。
【0074】さらにこのときこの実施例において、シス
テム制御回路24は、データレコーダ13の動作を制御
し、4記録トラツク単位でデータを記録する。すなわち
ホストコンピユータ11から書込み要求が送出され、同
時に送出された書込みデータWRが1記録トラツク単位
のデータ量に満たない場合でも、第1の補充データPD
1を付加することにより4記録トラツク分の記録データ
RECを生成し、データレコーダ13を4記録トラツク
分駆動する。
【0075】さらに当該書込みデータWRが4記録トラ
ツク以上のデータ量の場合、第1の補充データPD1を
付加することにより、4記録トラツク分のデータ量の整
数倍になるように記録データRECを生成し、その分デ
ータレコーダ13を駆動する。すなわちシステム制御回
路24は、どんなに書込みデータWRのデータ量が少な
い場合でも、1つの書込み要求(以下制御単位と呼ぶ)
に応動して4記録トラツク分データレコーダ13を駆動
し、当該制御単位に対応して4記録トラツクを1単位と
して書込みデータWRをインターリーブ処理する。
【0076】これによりこの実施例においては、磁気テ
ープ1の無駄を未然に防止して、当該書込みデータWR
を高密度記録し得るようになされている。すなわちイン
ターリーブ処理する記録トラツクの単位を多くすれば、
その分ドロツプアウト等が発生した場合でも、誤りが一
箇所に集中するのを有効に回避することができ、ビツト
エラーレートを向上することができる。
【0077】従つて図11に示すように、例えば1つの
制御単位に応動して4記録トラツクだけデータレコーダ
を駆動する場合でも、8記録トラツクを単位としてイン
ターリーブ処理すれば、その分ビツトエラーレートを向
上することができる。ところがこの場合、リードアフタ
ライトにより、例えばN組目の1記録トラツクでエラー
が検出された場合、当該N組目の8記録トラツク分のデ
ータを再記録する必要がある。
【0078】ところが図12に示すように、この実施例
のように、1つの制御単位に応動して4記録トラツクだ
けデータレコーダを駆動する際に、4記録トラツクを単
位としてインターリーブ処理すれば、例えばN組目の1
記録トラツクでエラーが検出された場合でも、4記録ト
ラツク分データを再記録するだけでリライトし得、その
分磁気テープ1の無駄な消費を有効に回避して、効率良
くデータを記録することができる。
【0079】さらに実際上、このようにC1〜C3符号
を付して記録トラツク内、及び4記録トラツク単位でイ
ンターリーブ処理すれば、実用上十分な10-15 のビツ
トエラーレートを保証し得、その分所望のデータを確実
に高密度記録し得ることを確認できた。
【0080】(3)パラレル処理 図13に示すように、この実施例において、C3符号生
成回路32及びインターリーブメモリ回路33Aは、同
一構成のC3符号生成回路32A〜32D及びインター
リーブメモリ回路33AA〜33ADが4チヤンネル分
用意され、これにより32ビツト毎のデータを4チヤンネ
ル8ビツトパラレルのデータとして処理し得るようにな
されている。
【0081】すなわち図14に示すように、記録フオー
マツト制御部20は、32ビツトで連続する書き込みデー
タWR(図14(A))を8ビツト単位00、01、02、…
…に区切り、これにより4チヤンネル8ビツトパラレル
のバツフアデータD4(D4A〜D4D)(図14(B
1)〜(B4))を生成する。
【0082】図15に示すように、C3符号生成回路3
2A〜32Dは、それぞれ各チヤンネルのバツフアデー
タD4A〜D4Dについて、 102〔BITE〕((00〜372
、376 〜748 、752 〜1122、……)、(01〜373 、377
〜749 、……)、(02〜374、378 〜750 、……)、
(03〜375 、379 〜751 、……) 毎に、8〔BITE〕のC
3符号((P0〜P28 、P32 〜P60 、……)、(P1〜P29
、P33 〜P61 、……)、(P2〜P30 、P34 〜P62 、…
…)、(P3、〜P31 、P35 〜P63 、……))を生成する
(図15(C1)〜(C4))。
【0083】これによりC3符号生成回路32A〜32
Dは、それぞれ各チヤンネルのバツフアデータD4A〜
D4Dについて、符号長 102〔BITE〕、パリテイ数8
〔BITE〕のリードソロモン符号を生成した後、記録トラ
ツクデータD5(D5A〜D5D)としてインターリー
ブメモリ回路33AA〜33ADに出力する。インター
リーブメモリ回路33AA〜33ADは、図10につい
て上述したように、各記録トラツクデータD5A〜D5
DをデータブロツクTF0〜TF351毎に順次蓄積し
た後、4記録トラツク分記録トラツクデータD5A〜D
5Dが蓄積されると、書き込み時とは順序を入れ換えて
出力する。
【0084】このときインターリーブメモリ回路33A
Aにおいては、00、04、08、……、372 、P0、04、…
…、P28 、376 、 380、……、748 、P32 、P36 、…
…、P60、752 、……、1122、P64 、……の順序で、デ
ータブロツクTF0〜TF351単位で記録トラツクデ
ータD5Aを蓄積すると共に、書き込みと直交する順次
00、376 、752 、……NN、04、 380、756 、……、NN+
4、08、……、NN+8、……の順序で出力し、これにより
1記録トラツク分の記録トラツクデータD5Aをインタ
ーリーブ処理して出力する(図15(A)、図16
(A))。
【0085】同様にインターリーブメモリ回路33AB
においては、01、05、09、……、373 、P1、05、……、
P29 、377 、 381、……、749 、P33 、P37 、……、P6
1 、753 、……、1123、P65 、……の順序で、データブ
ロツクTF0〜TF351単位で入力される記録トラツ
クデータD5Bを蓄積すると共に、書き込みと直交する
順次01、377 、753 、……NN+1、05、 381、757 、…
…、NN+5、09、……、NN+9、……の順序で出力し、これ
により1記録トラツク分の記録トラツクデータD5Bを
インターリーブ処理して出力する(図15(B)、図1
6(B))。
【0086】インターリーブメモリ回路33AC及び3
3ADにおいては、同様にデータブロツクTF0〜TF
351単位で入力される記録トラツクデータD5C及び
D5Dを蓄積すると共に、書き込みと直交する順序で出
力し、これにより1記録トラツク分の記録トラツクデー
タD5C及びD5Dをインターリーブ処理して出力する
(図15(C)及び(D)、図16(C)及び
(D))。これによりインターリーブメモリ回路33A
においては、各チヤンネル毎に記録トラツクデータD5
(D5A〜D5D)をインターリーブ処理するようにな
されている。
【0087】データ変換回路33Cは、順次接点を切り
換える選択回路で構成され、これによりインターリーブ
メモリ回路33AA〜33ADから出力される4チヤン
ネルの記録トラツクデータD6A〜D6Dを、8ビツト
で連続する1チヤンネルの記録トラツクデータD6(図
16(E))に変換する。これによりインターリーブメ
モリ回路33は、4チヤンネルパラレル処理した書き込
みデータWRを順次記録データRECに変換して記録す
るようになされている。
【0088】従つて4チヤンネルパラレル処理した分、
インターリーブメモリ回路33においては、動作速度を
低減し得、確実にデータ処理し得ると共に、その分消費
電力を低減することができる。さらに4チヤンネルパラ
レル処理したことにより、その分全体構成を簡略化する
ことができる。
【0089】すなわち直接32ビツトのデータを4記録ト
ラツク単位でインターリーブ処理する場合、C3符号生
成回路32の入力側に4記録トラツク分のデータを蓄積
するメモリ回路が必要になる。ところがこの実施例のよ
うに4チヤンネルパラレル処理すれば、順次入力される
データを4チヤンネルに分割するだけで処理し得、その
分C3符号生成回路32の入力側の構成を簡略化して、
全体構成を簡略化することができる。
【0090】(4)再生開始の処理 システム制御回路24は、マルチプレクサ34に所定の
識別データDFTを出力し、これにより第2の補充デー
タPD2共に、当該識別データDFTを磁気テープ1に
記録する。これにより当該データレコーダ制御装置12
は、再生時、当該識別データDFTを基準にしてデイン
ターリーブ処理及び誤り訂正処理を切り換え、D−1フ
オーマツトで記録された磁気テープであれば、当該デー
タレコーダ制御装置12と異なるフオーマツトでインタ
ーリーブ処理及びC3符号が生成処理された場合でも再
生し得るようになされている。
【0091】すなわちD−1フオーマツトにおいては、
規格化されたフオーマツトであることから、異なるデー
タレコーダ13で記録した場合でも、互換性を保証し得
る。ところがこの実施例のように、予め前処理したデー
タをデータレコーダ13で記録する場合、互換性を保証
し得なくなる。このためシステム制御回路24において
は、インターリーブ情報及び誤り訂正情報を識別データ
DFTとして記録する。
【0092】ここでインターリーブ情報は、インターリ
ーブ処理の記録トラツク単位(この場合4記録トラツク
でなる)、処理データ長(図10における縦及び横方向
のデータ長さ)、その他インターリーブメモリ回路33
Aの書き込み、読み出し処理に関する情報が割り当てら
れる。さらに誤り訂正情報は、リードソロモン符号の符
号長、パリテイ数等(図9)が割り当てられる。これに
よりデータレコーダ制御装置12においては、当該識別
データDFTに基づいて、デインターリーブ処理及び誤
り訂正処理を切り換えることにより、異なるフオーマツ
トで記録された磁気テープをも再生し得るようになされ
ている。
【0093】さらにこのとき、この実施例においてはC
3符号及びインターリーブ処理されない第2の補充デー
タPD2の記録領域に当該識別データDFTを記録する
ことにより、再生データPBを所定のタイミングで取り
込むだけで当該識別データDFTを検出し得、その分迅
速に処理フオーマツトを切り換え、続いて入力される再
生データPBを確実に処理するようになされている。す
なわちインターリーブ制御回路42Cにおいては、所定
のタイミングでデータレコーダ13から出力される再生
データPBを取り込むことにより、識別データDFTを
検出し、当該検出結果に基づいてアドレス発生回路42
B及びC3誤り訂正回路43に制御データを出力する。
【0094】デインターリーブメモリ回路42Aは、イ
ンターリーブメモリ回路33Aと同一構成で、アドレス
発生回路42Bで発生された書き込み及び読み出しアド
レスを基準にして順次再生データPBを処理する。この
ときデインターリーブメモリ回路42Aは、選択回路5
0を介して再生データPBを入力する際、記録時と同様
に8ビツトで連続する再生データPBを4チヤンネルの
8ビツトパラレルデータに変換して取り込む。
【0095】これによりこの実施例においては、C3誤
り訂正回路43と共に当該再生データPBをパラレル処
理することにより、当該デインターリーブ回路42及び
C3誤り訂正回路43の動作速度を低減し、併せて当該
データレコーダ制御装置12の構成を簡略化し得るよう
になされている。アドレス発生回路42Bは、書き込み
及び読み出しアドレスを生成する際、インターリーブ制
御回路42Cから出力される制御データに基づいて動作
を切り換え、これにより識別データDFTで決まるフオ
ーマツトに従つてデインターリーブメモリ回路42Aの
デインターリーブ処理を切り換える。
【0096】これによりデータレコーダ制御装置12に
おいては、異なるインターリーブ処理フオーマツトで記
録され磁気テープについても、再生データPBをデイン
ターリーブ処理するようになされている。C3符号訂正
回路43は、4チヤンネルの符号訂正回路で構成され、
インターリーブ制御回路42Cから出力される制御デー
タに基づいて動作を切り換え、誤り訂正した再生データ
D12をバツフアメモリ回路22に出力する。
【0097】これにより当該データレコーダ制御装置1
2においては、異なるフオーマツトで前処理された場合
でも、データレコーダ13から出力される再生データP
Bを確実に再生し得、その分当該データレコーダ制御装
置12を適用分野を拡大して使い勝手を向上することが
できる。
【0098】(5)バツフアメモリの構成 ここでバツフアメモリ22は、各記録トラツクのデータ
量に比して格段的に容量の大きな9〔MBITE〕の記録容
量を有し、これにより再生データD12を順次取り込ん
で所望のデータだけを選択的に出力し得るようになされ
ている。このときバツフアメモリ22は、サブコードS
CDを基準にして、所望のデータだけを選択的に蓄積す
ることにより、当該バツフアメモリ22を効率良く使用
し得るようになされている。
【0099】このためこの実施例においては、記録時、
各記録トラツクに相当するデータ量を1つの単位とし
て、それぞれサブコードSCDを付して記録するように
なされている。すなわちシステム制御回路24は、記録
時、ホストコンピユータ11の出力データに基づいて、
順次入力される書き込みデータWRの属性を検出し、各
属性毎にサブコードデータSCDを生成する。
【0100】さらにシステム制御回路24は、生成した
サブコードデータSCDをバツフアメモリ22に出力
し、これにより図3について上述したように1記録トラ
ツクのデータ量に相当する36,108〔BITE〕毎に、 320
〔BITE〕のサブコードデータSCDを付加する。従つて
当該サブコードデータSCDにおいては、入力データD
0と共にC3符号が生成された後、4記録トラツクを1
単位としてインターリーブ処理された後、磁気テープ1
に記録される。
【0101】これに対して再生時、バツフアメモリ22
は、C3誤り訂正回路43から出力される再生データD
12を順次取り込む。このとき図17に示すように、バ
ツフアメモリ22は、各サブコードデータSCD毎に再
生データD12を取り込んだ後、取り込んだサブコード
データSCDをシステム制御回路24に出力する。
【0102】システム制御回路24は、当該サブコード
データSCDを基準にしてホストコンピユータ11から
読み出し要求のなされたデータか否か判断する。これに
よりシステム制御回路24は、再生データD12をサブ
コードデータSCDと共に一旦バツフアメモリ22に取
り込んだ後、改めて必要なデータか否か判断する。
【0103】ここでこのように必要なデータと不必要な
データとが混在して再生される場合、予め必要なデータ
のみ選択的に取り込む方法もある。ところが予め必要な
データのみ選択的に取り込むようにすると、必要なデー
タか否かを続いて再生データが出力されるまでの極めて
短い期間で判断しなければならず、その分制御回路の構
成が複雑化することを避け得ない。
【0104】ところがこの実施例のように、一旦バツフ
アメモリ22に取り込んだ後、改めて必要なデータか否
か判断すれば、続く再生データD12が入力されている
期間の間、時間をかけて判断し得、その分システム制御
回路24の構成を簡略化することができる。
【0105】ここでシステム制御回路24は、ホストコ
ンピユータ11に出力する必要のない再生データ(この
場合サブコードB、Xが必要のないデータのサブコード
でなる)については、対応するサブコードデータSCD
の記録領域をバツフアメモリ22に出力する。これに応
動してバツフアメモリ22は、続いて入力される再生デ
ータD12を当該領域に重書き記録し、これにより当該
バツフアメモリ22の容量を有効に利用して必要なデー
タのみ選択的に蓄積する。
【0106】さらにバツフアメモリ22は、例えば再生
データD12が所定量だけ再生されると、ホストコンピ
ユータ11の送出要求に応答して蓄積した再生データを
送出する。かくして簡易な構成で確実に所望の再生デー
タのみ出力することができる。
【0107】(6)テストモード システム制御回路24は、ホストコンピユータ11から
自己診断のコマンドが入力されると、自己診断モードに
切り換わり、当該データレコーダ制御装置12の動作を
自己診断する。すなわちシステム制御回路24は、マル
チプレクサ25に制御信号を出力し、第2のバツフアデ
ータD2に代えて、所定のテストデータTESTをC3
符号生成回路32に出力する。
【0108】ここでテストデータTESTは、リードオ
ンリメモリ回路構成のデータ発生回路で生成され、図1
8に示すように、各データブロツクTF0〜TF351
内で順次値が増加し、さらに各データブロツクTF0〜
TF351でそれぞれ先頭の数値データが順次増加する
ように生成される。これによりC3符号生成回路32を
介して、当該テストデータTESTにC3符号が付加さ
れ、記録トラツクデータD5が生成される。
【0109】ここでシステム制御回路24は、始めに選
択回路52に制御信号を出力し、記録トラツクデータD
5を直接C3誤り訂正回路43に入力する。これにより
C3誤り訂正回路43においては、C3符号を基準にし
て当該記録トラツクデータD5を誤り訂正し、誤りが検
出されるとその検出信号OKをシステム制御回路24に
出力する。ここでデータレコーダ制御装置12において
は、C3符号生成回路32から出力される記録トラツク
データD5を直接C3誤り訂正回路43に入力したこと
により、C3符号生成回路32又はC3誤り訂正回路4
3が正常に動作している場合は、ビツト誤りを生じ得な
いのに対し、C3符号生成回路32又はC3誤り訂正回
路43の何れかに故障があると、検出信号OKが立ち上
がる。
【0110】これによりデータレコーダ制御装置12に
おいては、C3誤り訂正回路43の誤り検出結果に基づ
いて、簡易に自己診断することができる。実際上、従来
のデータレコーダ等においては、図19に示すように、
専用の自己診断回路56を用いて自己診断するようにな
され、当該自己診断回路56のデータ発生回路58でテ
ストデータを生成する。さらに自己診断回路56におい
ては、C3符号生成回路32及びC3誤り訂正回路43
を介して当該テストデータをデータ比較器59に入力
し、ここで遅延回路60を介して入力されるテストデー
タと比較結果を得ることにより、当該比較結果に基づい
て自己診断結果SOKを得るようになされている。
【0111】従つて、この実施例によれば、専用の自己
診断回路56を設けなくても自己診断結果を得ることが
でき、その分従来に比して全体構成を簡略化することが
できる。かくしてC3符号生成回路32及びC3誤り訂
正回路43の自己診断結果が得られると、システム制御
回路24は、選択回路50及び52の接点を切り換え、
インターリーブ回路33及びデインターリーブ回路42
の自己診断に移る。
【0112】ここでシステム制御回路24は、記録トラ
ツクデータD5をインターリーブメモリ回路33Aを介
して記録トラツクデータD6に変換した後、当該記録ト
ラツクデータD6を直接デインターリーブメモリ回路4
2A入力する。これによりシステム制御回路24は、検
出信号OKに基づいて、インターリーブ回路33及びデ
インターリーブ回路42の動作を確認し得、かくして簡
易な構成で自己診断機能を得ることができる。
【0113】(7)アンロード処理 ここで全ての記録、再生処理が完了してホストコンピユ
ータ11からテープカセツトの排出コマンドが入力され
ると、システム制御回路24は、図20に示す処理手順
を実行してテープカセツトを排出する。すなわちシステ
ム制御回路24は、ステツプSP1からステツプSP2
に移り、ここでホストコンピユータ11からテープカセ
ツトの排出コマンドCOM1が入力されると、ステツプ
SP3に移る。
【0114】ここでシステム制御回路24は、データレ
コーダ13に巻き戻しのコマンドCOM2を送出した
後、ステツプSP4に移り、データレコーダ13から返
送される応答データDOUに基づいて、物理的な先端P
BOTから論理的な先端LBOTまでの範囲(図2)に
磁気テープ1が巻き戻されたか否か判断する。ここで否
定結果が得られると、システム制御回路24は、ステツ
プSP5に移り、ここで所定期間待ち受けることによ
り、データレコーダ13の巻き戻し動作を待ち受け、所
定期間経過するとステツプSP4に移る。
【0115】これによりシステム制御回路24は、磁気
テープ1を巻き戻し、物理的な先端PBOTから論理的
な先端LBOTまでの範囲に磁気テープ1が巻き戻され
ると、ステツプSP4において否定結果が得られること
により、ステツプSP6に移る。ここでシステム制御回
路24は、データレコーダ13にアンロードの制御デー
タCOM2を出力し、データレコーダ13からアンロー
ド完了の応答データDOUが入力されると、ステツプS
P8に移る。
【0116】ここでシステム制御回路24は、データレ
コーダ13にテープカセツト排出のコマンドCOM2を
出力した後、ステツプSP8に移り、当該処理手順を終
了する。これにより当該データレコーダ制御装置12に
おいては、磁気テープ1のローデング及びアンローデイ
ングを、データの記録に使用しない磁気テープ1の先頭
領域で実行するようになされている。
【0117】すなわちこの種の磁気記録再生装置におい
ては、磁気テープ1をローデング及びアンローデイング
する際、磁気テープ1に大きな負荷がかかり、特に磁気
テープ1をキヤプスタンで抑え付けるとき、最も大きな
負荷がかかる。このような負荷は、ビデオテープレコー
ダ等においてはさしたる問題を生じないのに対し、この
種のデータレコーダ13においては、ビツトエラーレー
トを低下させるようになる。
【0118】従つてこの実施例においては、先端部分ま
で磁気テープ1を巻き戻してテープカセツトを排出する
ことにより、常に磁気テープ1の先端部分でローデング
及びアンローデイングするようになされ、これによりビ
ツトエラーレートの低下を有効に回避し得るようになさ
れている。
【0119】(8)実施例の効果 以上の構成によれば、磁気テープの先頭側及び末尾側を
未使用の領域に割り当て、当該未使用領域で磁気テープ
をアンローデイングすることにより、その分記録領域に
おける磁気テープの負荷を軽減し、ビツトエラーレート
を向上することができる。
【0120】(9)他の実施例 なお上述の実施例においては、1つの制御単位に対応し
て形成される4つの記録トラツクTR間でインターリー
ブ処理して記録する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、1つの制御単位に対応して複数の記録トラ
ツクを形成する場合に広く適用することができる。
【0121】さらに上述の実施例においては、本発明を
D−1フオーマツトのデータレコーダに適用した場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、種々のデータ
を記録する磁気記録装置に広く適用することができる。
【0122】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、磁気テー
プの先頭側及び末尾側の所定領域以外の領域を入力デー
タの記録領域に割り当て、記録又は再生動作が終了する
と、磁気テープを先頭側又は末尾側の所定領域まで走行
させた後、アンローデイングしてテープカセツトを排出
するようにしたことにより、磁気テープの先頭側又は末
尾側の記録再生に対する未使用領域でテープカセツトを
アンローデイングする分、磁気テープの記録領域におけ
る負荷を低減させることができ、かくして従来に比して
ビツトエラーレートを格段的に向上し得る磁気記録再生
装置を実現することができる。また、磁気テープの第2
の領域を入力データの記録領域に割り当て、記録又は再
生の動作が終了すると、磁気テープを記録再生の未使用
領域でなる第1の領域まで走行させた後、アンローデイ
ングしてテープカセツトを排出するようにしたことによ
り、磁気テープの記録再生に対する未使用領域でテープ
カセツトをアンローデイングする分、磁気テープの記録
再生に対する使用領域でなる第2の領域の負荷を低減さ
せることができ、かくして従来に比してビツトエラーレ
ートを格段的に向上し得る磁気記録再生装置を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるコンピユータシステム
を示すブロツク図である。
【図2】その磁気テープ上の記録領域を示す略線図であ
る。
【図3】その磁気テープ上の記録フオーマツトを示す略
線図である。
【図4】記録トラツク間のインターリーブ処理の説明に
供する略線図である。
【図5】磁気テープ上のトラツクフオーマツトを示す略
線図である。
【図6】記録フオーマツト制御部を示すブロツク図であ
る。
【図7】再生フオーマツト制御部を示すブロツク図であ
る。
【図8】データレコーダ制御装置を示すブロツク図であ
る。
【図9】C3符号の生成処理の説明に供する略線図であ
る。
【図10】インターリーブ処理の説明に供する略線図で
ある。
【図11】8トラツク単位でインターリーブ処理する場
合の説明に供する略線図である。
【図12】4トラツク単位でインターリーブ処理する場
合の説明に供する略線図である。
【図13】インターリーブメモリ回路を示すブロツク図
である。
【図14】インターリーブ処理のパラレル処理の説明に
供する略線図である。
【図15】各インターリーブメモリの動作の説明に供す
る略線図である。
【図16】インターリーブ処理されたデータの説明に供
する略線図である。
【図17】バツフアメモリの動作の説明に供する略線図
である。
【図18】テストデータの構成を示す略線図である。
【図19】自己診断回路を示すブロツク図である。
【図20】イジクト処理の説明に供するフローチヤート
である。
【図21】D−1フオーマツトの説明に供する略線図で
ある。
【図22】そのインターリーブ処理の説明に供する略線
図である。
【符号の説明】
11……ホストコンピユータ、12……データレコーダ
制御装置、13……データレコーダ、15……フオーマ
ツト制御部、22……バツフアメモリ、32……C3符
号生成回路、33A……インターリーブメモリ、42A
……デインターリーブメモリ、43……C3誤り訂正回
路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のテープカセツトに装填された磁気テ
    ープをドラムに巻き付け、上記磁気テープに順次斜めに
    記録トラツクを形成し、上記記録トラツクに所望の入力
    データを記録し、又は上記磁気テープに記録された上記
    入力データを再生する磁気記録再生装置において、 上記磁気テープの先頭側及び末尾側の所定領域以外の領
    域を上記入力データの記録領域に割り当て、当該記録領
    域に上記入力データを記録し、又は上記記録領域に記録
    された上記入力データを再生する記録再生手段と、 上記記録又は再生動作が終了すると、外部から与えられ
    る上記テープカセツトの排出命令に基づいて、上記磁気
    テープを上記先頭側又は末尾側の上記所定領域まで走行
    させた後、アンローデイングして上記テープカセツトを
    排出する排出手段とを具えることを特徴とする磁気記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】所定のテープカセツトに装填された磁気テ
    ープをドラムに巻き付け、上記磁気テープに順次斜めに
    記録トラツクを形成し、当該記録トラツクに所望の入力
    データを記録し、又は上記磁気テープに記録された上記
    入力データを再生する磁気記録再生装置において、 上記磁気テープの長手方向の先頭部及び当該先頭部とは
    異なる部位に第1の領域を設け、当該第1の領域を上記
    入力データの未記録領域に割り当てると共に、上記磁気
    テープの上記長手方向の上記第1の領域とは異なる部位
    に第2の領域を設け、当該第2の領域を上記入力データ
    の記録領域に割り当て、当該第2の領域に上記入力デー
    タを記録し、又は上記第2の領域に記録された上記入力
    データを再生する記録再生手段と、 上記記録又は再生動作が終了すると、外部から与えら
    れる上記テープカセツトの排出命令に基づいて、上記磁
    気テープを上記第1の領域まで走行させた後、アンロー
    デイングして上記テープカセツトを排出する排出手段と
    を具えることを特徴とする磁気記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1077493C (zh) * 1997-07-18 2002-01-09 住友重机械工业株式会社 逆流防止装置

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