JPH07136880A - 自動化生産システム - Google Patents

自動化生産システム

Info

Publication number
JPH07136880A
JPH07136880A JP5315946A JP31594693A JPH07136880A JP H07136880 A JPH07136880 A JP H07136880A JP 5315946 A JP5315946 A JP 5315946A JP 31594693 A JP31594693 A JP 31594693A JP H07136880 A JPH07136880 A JP H07136880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
standard
module
processing
base
guided vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5315946A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Akiyama
敏雄 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5315946A priority Critical patent/JPH07136880A/ja
Publication of JPH07136880A publication Critical patent/JPH07136880A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/60Electric or hybrid propulsion means for production processes

Abstract

(57)【要約】 【目的】 システムを構成する各処理工程の負荷が刻々
と変化する多種中少量生産において、各処理工程に共通
な作業に対して生産体制を適応させて装置の稼動率を高
めることができ、もって生産効率を高めることが可能な
自動化生産システムを提供する。 【構成】 各処理工程A〜Gに応じて標準モジュール2
a〜2cが任意に組み合わされてステーションベース3
に積載される。中央制御装置の指令によって、無人搬送
車1が、標準モジュールを装着して、被加工部品の格納
倉庫I、標準モジュールのストッカーK、各処理装置1
0a〜10f間を移動し、各処理装置10a〜10fに
対して、ステーションーベース3を介して、或いは直接
に被加工部品の標準作業を、各工程での負荷変動に生産
体制を適応させて効率的に実行するように構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の処理工程により
多種中少量生産を効率的に行うのに好敵な自動生産シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の処理工程からなる生産シス
テムの自動化に際しては、各々の工程を独立した作業エ
リアとして捉え、各工程の中でワークの取出しを含めた
作業の自動化が進められてきた。そして、この場合工程
間のワークの受け渡しは、パレット、マガジンなどの共
通荷姿にして、無人搬送車やコンベアを用いて自動化を
図る方式が一般的であった。
【0003】また、特開平4−13529号公報には、
自律移動の可能な位置決めユニットと姿勢決めユニット
との組合せで種々の作業に対応し、これらのユニットの
数の増減によって、生産量の変化に対応して、変種変量
生産を実現可能な装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の従来技術では、
各処理工程がワークの加工・組立などの主作業をメイン
として、その上でワークの取出しや収納などの付随作業
までを自動化しているために、各工程間の稼働形態や稼
働能力が異なる場合には、付随作業を行う自動機器の本
来の能力が十分に生かせないことがあり、例えば高サイ
クルで作動するが遊休時間が長くなったりしていた。ま
た、自動化される処理工程は、比較的負荷の安定した工
程のみであり、特殊小ロット加工の工程や外注先からワ
ークが入ってくる工程など、不定期的で一時的に作業負
荷が集中する処理工程では、自動化対応が進んでいない
のが現状である。
【0005】また、後者の従来技術では、対応できる作
業が限られ、また作業によっては生産性の高い専用加工
機を使用した方が能率的であり、またワーク供給に関す
る手段が不明確で、実用的でないという問題がある。
【0006】本発明は、上述した自動化生産システムの
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、シス
テムを構成する各処理工程の負荷が刻々と変化する多種
中少量生産において、各処理工程に共通な作業に対して
生産体制を適応させて装置の稼動率を高めることがで
き、もって生産効率を高めることが可能な自動化生産シ
ステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、被加工部品を複数の処理工程により順次
加工処理する自動化生産システムにおいて、各処理工程
に共通な標準作業をそれぞれ行う任意に組み合わせ可能
な複数の標準モジュールと、所要の処理工程に対して設
けられ、前記標準モジュールを積載し、前記処理工程に
応じて組み合わせられた標準モジュールによる標準作業
を行うステーションベースと、前記標準モジュールを積
載し、前記標準モジュールまたは前記被加工部品の格納
部と前記ステーションベース間を移動して、前記ステー
ションベースに前記標準モジュールまたは被加工部品を
供給し、標準モジュールの交換または加工処理された部
品の回収を行う無人搬送車ベースと、前記ステーション
ベース、前記標準モジュール、及び前記無人搬送車ベー
スの動作を制御する中央制御装置とを有することを特徴
とするものである。
【0008】また、前記無人搬送車ベースが、前記ステ
ーションベースの1つとして前記標準モジュールによる
標準作業を行うことが可能である。
【0009】
【作用】複数の標準モジュールは、各処理工程に応じて
相互に組み合わされる。中央制御装置の指令によって、
無人搬送車ベースが、標準モジュールを積載して、標準
モジュールまたは被加工部品の格納部とステーションベ
ース間を移動して、ステーションーベースに標準モジュ
ールまたは被加工部品を供給し、標準モジュールを交換
し、または、処理された部品を回収する。そして、中央
制御装置の指令によって、ステーションベースは前記組
み合わされた標準モジュールによって、被加工部品を処
理する標準作業を行う。また、前記無人搬送車ベース
が、前記ステーションベースの1つとして前記標準モジ
ュールによる標準作業を行う。このようにして、各処理
工程での負荷変動に応じて必要な処理工程で必要な標準
モジュールが適宜組み合わされ、ステーションベースを
具備しない処理工程に対しては、無人搬送車ベース事自
体がステーションベースに代って標準作業を行うように
生産体制を適応させるので、装置の稼動率が高められ、
効率的に生産が行われる。
【0010】
【実施例】以下、本発明をレンズの後加工システムに適
用した場合の一実施例について、図1ないし図11を参
照して説明する。
【0011】図1はレンズの後加工システムに適用した
本実施例の全体構成を示す説明図、図2ないし図7は図
1の各工程の説明図、図8は標準モジュールを装着した
無人搬送車ベースの平面図、図9は標準モジュールを装
着した無人搬送車ベースの正面図、図10は交換モジュ
ールの平面図、図11は同実施例のステーションベース
の正面図である。
【0012】本実施例のレンズ後加工システムでは、図
1に示すように、レンズである被加工部品に対して、外
注加工品受け入れ工程A、芯取り加工工程B1、B2、
中間ストック工程C、洗浄工程D、蒸着工程E、接合工
程F及び塗り工程Gの各処理が行われる。本実施例で
は、これらの各工程に共通な標準作業を行う標準モジュ
ールとして、図8及び図10に示すストッカモジュール
2a、取り置きモジュール2b及び交換モジュール2c
が設けられている。
【0013】そして、本実施例には、中央制御装置(図
示せず)からの指令によって、ストッカモジュール2a
及び取り置きモジュール2b、更に必要により交換モジ
ュール2cを積載して、各工程間を移動してモジュール
の供給及び交換や被加工品の供給及び処理部品の回収を
行う無人搬送車ベース1が設けてある。また、本実施例
には、ストッカモジュール2a及び取り置きモジュール
2bを積載した状態で、ステーションベース3が各工程
の処理装置側に定常的に配設され、積載されたモジュー
ルにより中央制御装置からの指令によつて処理加工を行
う。
【0014】ここで、ストッカモジュール2aは、被加
工部品5が配列されたパレット6をマガジン7内に段積
みして収納し、取り置きモジュール2bに対してパレッ
ト6の交換を行う機能を有している。また、取り置きモ
ジュール2bは、パレット6から被加工部品5を取出し
て、各工程の処理を行う処理装置に供給し、処理装置か
ら処理された部品を取出して、空きパレット6に収納す
る円筒座標型ロボットと、部品が配列されたパレット6
を、ストッカモジュール2aに対して出入し位置決めす
るステージとを備え、処理装置に対する被加工部品5の
供給と、処理部品の回収とを行う機能を有している。一
方、交換モジュール2cは、ストッカモジュール2aに
対して、空パレット6の供給と被加工部品5が配列され
たパレット6の受け取りとを行い、さらに、処理部品が
配列されたパレット6の受け取りを行う機能を有してい
る。
【0015】これらのストッカモジュール2a、取り置
きモジュール2b及び交換モジュール2cの底面には、
同一形状のガイドレールとコネクタが設けてある。これ
らの標準モジュール部は、無人搬送車ベース1及びステ
ーションベース3に装着可能で、装着によって無人搬送
車ベース1及びステーションベース3から駆動源が供給
されるようにしてある。
【0016】前述したように、本実施例には図9に示す
ように、車輪wを備え走行自在な無人搬送車ベース1
と、処理装置に対応して配置される図11に示すステー
ションベース3とが設けてあり、これらの無人搬送車ベ
ース1及びステーションベース3の上面には、2組の標
準モジュールを装着するガイドレールlが設けてあり、
無人搬送車ベース1及びステーションベース3は、標準
モジュール部の装着と排出を行うスライドリフトを備え
ている。また、無人搬送車ベース1とステーションベー
ス3は、装着された標準モジュール部を駆動させる電源
と圧縮空気源とを備え、標準モジュール部の装着によっ
て、電源と圧縮空気源とがコネクタを介して標準モジュ
ール部に供給されるようにしてある。
【0017】ステーションベース3は、大ロット用で連
続駆動される芯取り加工工程を実行する図3に示す処理
装置10aに対応して1台配置され、図7に示すよう
に、接合工程を実行する処理装置10eに対応して3台
配置され、塗り工程を実行する処理装置10fに対応し
て2台配置してある。このステーションベース3は、取
り置きモジュール2bとストッカモジュール2aとによ
って、処理装置に対する被加工部品5の供給と、処理部
品の回収との標準作業を行う機能を有している。無人搬
送車ベース1は、2組の交換モジュール3cが装着され
た状態で、前述のように処理装置に対応して配置される
ステーションベース3と、格納倉庫I及び標準モジュー
ル格納ストッカK間を移動して、ステーションベース3
のストッカモジュール2aに対して、空パレットの受け
取りと被加工部品5が配列されたパレット6の供給を行
い、また、処理品が配列されたパレット6の受け取りを
行う機能を有している。さらに、無人搬送車ベース1
は、ストッカモジュール2a及び取り置きモジュール2
bが装着された状態で、外注加工品受け入れ工程Aと中
間ストック工程の格納倉庫I間を移動して、外注加工品
の格納倉庫Iへの格納を行う機能を有している。そし
て、無人搬送車ベース1は、ストッカモジュールと取り
置きモジュールが装着された状態で、ステーションベー
ス3が配置されず、ステーションベース3を具備してい
ない工程の処理装置に対して、ステーションベース3と
同等の動作を実行する機能を有している。
【0018】次に、このような構成の本実施例の動作
を、図2ないし図7を参照して説明する。
【0019】図4に示すように、中間ストック工程Cを
行う標準モジュール格納ストッカKには、予めストッカ
モジュール2a、取り置きモジュール2b及び交換モジ
ュール2cがストックしてある。
【0020】先ず、図2に示す外注加工受け入れ工程A
では、外注先からの被加工部品を収容した外注箱ストッ
カHが処理可能な状態になると、現場端末でのオペレー
タによるスタート釦の操作により、中央制御装置から制
御信号が出力され、標準モジュール格納ストッカKに待
機している無人搬送車ベース1が、標準モジュール格納
ストッカKから、ストッカモジュール2aと取り置きモ
ジュール2bとを装着して、外注加工された被加工部品
5を収納した外注箱15を格納した外注箱ストッカHの
位置まで移動する。
【0021】そして、取り置きモジュール2bによっ
て、被加工部品5が外注箱15から取出され、ストッカ
モジュール2aによって、それぞれ対応するマガジン7
のパレット6に被加工部品5が配列される。マガジン7
のパレット6への被加工部品5の配列が終了すると、中
央制御装置の指令によって、無人搬送車ベース1は格納
倉庫Iまで移動し、マガジン7のパレット6が取り置き
モジュール2bによつて、ストッカモジュール2aから
取り出され格納倉庫Iに格納される。そこで、格納倉庫
IではソータISによって、収納された被加工部品ごと
にパレット6をソートし、外部に供給可能な待機状態が
設定される。
【0022】なお、外注に係る被加工部品5は芯取り加
工が不要であるが、格納倉庫Iには芯取り加工が必要な
製造過程にある被加工品5が収納されたパレット6も格
納されている。
【0023】図3に示すように、大ロット用に設けら
れ、芯取り加工工程を連続的に行う処理装置10aに
は、対応するステーションベース3が配置してあり、定
常的に取り置きモジュール2bとストッカモジュール2
aとが、処理装置10aと協調して作動する。そして、
ストッカモジュール2aのマガジン7内のパレット6に
収納された被加工部品5の処理装置10aへの供給が所
定進度に達すると、処理装置10aからマガジン交換の
要求信号が発せられ、この要求信号に基づいて、中央制
御装置からは、生産計画と実績に基づいて必要なマガジ
ン数の供給指令が格納倉庫Iに出力され、標準モジュー
ル格納ストックKで待機している無人搬送車ベース1
に、マガジンの交換指令が出力される。
【0024】この供給指令によって、格納倉庫Iでは、
対応するマガジン7の所定数の供給の準備を終了する。
また、待機中の無人搬送車ベース1が、マガジン交換指
令によって、標準モジュール格納ストッカKから、2組
の交換モジュール2cを装着した後に、格納倉庫Iか
ら、所定のバレット6がソートされたマガジン7を受け
取り、処理部10aに配置されているステーションベー
ス3位置まで移動する。そして、ステーションベース3
位置に到着後、無人搬送車ベース1は、ステーションベ
ース3と光通信で信号確認を行って、マガジン交換作業
をストッカモジュール2aと協調しながら行う。
【0025】これに対して、図3において中小ロット用
に設けられ、芯取り加工工程を断続的に行う処理装置1
0bには、ステーションベース3が設けられていないの
で、処理装置10bでの処理が必要になった場合には、
無人搬送車ベース1がステーションベース3の役割を果
たす。この場合は、現場端末でのオペレータによるスタ
ート釦の操作により、中央制御装置から制御信号が出力
され、標準モジュール格納ストッカKに待機している無
人搬送車ベース1が、標準モジュール格納ストッカKか
ら、ストッカモジュール2aと取り置きモジュール2b
とを装着した後、格納倉庫Iから所定のパレット6がソ
ートされたマガジン7を受け取り、処理装置10b位置
まで移動する。そして、処理装置10bと光通信で信号
確認を行って、芯取り作業を処理装置10bと協調して
実行する。
【0026】ところで、図5に示す洗浄工程を行う処理
装置10cや、図6に示す蒸着工程を行う処理装置10
dのように、加工単位がバッチで行われる工程には、対
応するステーションベースは配置されていないが、処理
装置10c、10d側に専用のJ.マガジンIO装置が
設けてある。処理装置10c及び処理装置10dのマガ
ジン交換動作は、基本的にはすでに説明した処理装置1
0aの動作と同一であり、処理装置10c或いは処理装
置10dからマガジン交換要求信号が発せられると、中
央制御装置から制御信号が出力され、標準モジュール格
納ストッカKに待機している無人搬送車ベース1が、標
準モジュール格納ストッカKから、2組の交換モジュー
ル2cを装着した後、格納倉庫Iから所定のバレット6
がソートされたマガジン7を受け取り、処理装置10c
或いは処理装置10d位置まで移動する。そして、処理
装置10c或いは処理装置10dと光通信で信号確認を
行って、交換モジュール2cとJ.マガジンIO装置と
の間で、マガジンの交換が行われ、処理済みの処理加工
部品が交換モジュール2cに回収され、新しい被加工部
品がJ.マガジンIO装置を介して、処理装置10c或
いは処理装置10dに供給される。
【0027】また、図7に示すように、接合工程を行う
処理装置10e或いは塗り工程を行う処理装置10fに
は、それぞれステーションベース3が配置してあり、処
理装置10e或いは処理装置10fのマガジン交換動作
は、すでに説明した処理装置10aの動作と同一であ
る。これらの処理装置からマガジン交換要求信号が発せ
られると、中央制御装置から制御信号が出力され、標準
モジュール格納ストッカKに待機している無人搬送車ベ
ース1が、標準モジュール格納ストッカKから、2組の
交換モジュール2cを装着した後、格納倉庫Iから所定
のバレット6がソートされたマガジン7を受け取り、処
理装置10c或いは処理装置10d位置まで移動する。
そして、処理装置10e或いは処理装置10fのステー
ションベース3と光信号で信号確認を行って、マガジン
交換作業をストッカモジュール2aと協調しながら行っ
て、処理済みの処理加工部品の回収と、新しい被加工部
品の供給とが行われる。
【0028】このように、本実施例によると、各工程の
処理内容に応じて所要の標準モジュール2a〜2cが選
択的に組み合わされて使用されると共に、無人搬送車ベ
ース1が、外注箱ストッカH、格納倉庫I、標準モジュ
ール格納ストッカK、各ステーションベース3間を移動
して、外注加工品の格納倉庫Iへの格納、各工程のステ
ーションベース3の標準モジュールを介して、各工程の
処理装置への被加工部品の供給と処理済みの処理部品の
回収が行われ、またステーションベース3への標準モジ
ュールの供給および交換が行われる。また、ステーショ
ンベース3を有しない処理装置に対しては、無人搬送車
ベース1自体がステーションベース3の機能を実行し
て、処理装置に対して被加工部品の供給と処理済みの処
理部品の回収を直接行う。このために、各工程での負荷
変動の大きい多種中少量生産に、生産体制を適応させて
生産システムを稼動することができ、被加工部品の生産
効率を高めることが可能になる。
【0029】なお、以上に説明した実施例では、各工程
に対する標準作業が、被加工部品の供給と処理部品の回
収に限る場合を説明したが、本発明は実施例に限定され
るものでなく、標準作業としてさらに他の共通作業を付
加することも可能である。また、実施例では、レンズの
後加工をする場合を説明したが、本発明は実施例に限定
されるものでなく、各種の加工・処理工程に適用するこ
とが可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明によると、各処理工程に応じて標
準モジュールが任意に組み合わされてステーションベー
スに積載されると共に、無人搬送車ベースが、被加工部
品または標準モジュールの格納部とステーションベース
間を移動して、各工程のステーションーベースへの標準
モジュールの供給および交換や被加工部品の供給および
処理部品の回収を行い、ステーションベースが、各処理
工程に応じて組み合わされた標準モジュールにより標準
作業を行なう。更に、ステーションベースを具備しない
処理工程に対しては、無人搬送車ベース自体が標準作業
を行う。従って、各工程の負荷変動の大きい多種中少量
生産に、生産体制を適応させて生産システムを稼動する
ことができ、被加工部品の生産効率を高めることが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をレンズの後加工システムに適用した場
合の一実施例の全体の構成を示す説明図である。
【図2】同実施例の外注加工品受け入れ工程の説明図で
ある。
【図3】同実施例の芯取り加工工程の説明図である。
【図4】同実施例の中間ストック工程の説明図である。
【図5】同実施例の洗浄工程の説明図である。
【図6】同実施例の蒸着工程の説明図である。
【図7】同実施例の接合工程と塗り工程との説明図であ
る。
【図8】同実施例の標準モジュール部を装着した無人搬
送車の平面図である。
【図9】同実施例の標準モジュール部を装着した無人搬
送車の正面図である。
【図10】同実施例の交換モジュール部の平面図であ
る。
【図11】同実施例のステーションベースの正面図であ
る。
【符号の説明】
1 無人搬送車ベース部 2a ストッカモジュール部 2b 取置モジュール部 2c 交換モジュール部 3 ステーションベース部 5 被加工部品 6 パレット 7 マガジン 10a〜10f 処理装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工部品を複数の処理工程により順次
    加工処理する自動化生産システムにおいて、 各処理工程に共通な標準作業をそれぞれ行う任意に組み
    合わせ可能な複数の標準モジュールと、 所要の処理工程に対して設けられ、前記標準モジュール
    を積載し、前記処理工程に応じて組み合わせられた標準
    モジュールによる標準作業を行うステーションベース
    と、 前記標準モジュールを積載し、前記標準モジュールまた
    は前記被加工部品の格納部と前記ステーションベース間
    を移動して、前記ステーションベースに前記標準モジュ
    ールまたは被加工部品を供給し、標準モジュールの交換
    または加工処理された部品の回収を行う無人搬送車ベー
    スと、 前記ステーションベース、前記標準モジュール、及び前
    記無人搬送車ベースの動作を制御する中央制御装置とを
    有することを特徴とする自動化生産システム。
  2. 【請求項2】 前記無人搬送車ベースが、前記ステーシ
    ョンベースの1つとして前記標準モジュールによる標準
    作業を行うことが可能な請求項1記載の自動化生産シス
    テム。
JP5315946A 1993-11-22 1993-11-22 自動化生産システム Pending JPH07136880A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5315946A JPH07136880A (ja) 1993-11-22 1993-11-22 自動化生産システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5315946A JPH07136880A (ja) 1993-11-22 1993-11-22 自動化生産システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07136880A true JPH07136880A (ja) 1995-05-30

Family

ID=18071508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5315946A Pending JPH07136880A (ja) 1993-11-22 1993-11-22 自動化生産システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07136880A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012056002A (ja) * 2010-09-08 2012-03-22 Fuji Mach Mfg Co Ltd 製造システム構築方法
CN108655804A (zh) * 2018-06-13 2018-10-16 上海交大智邦科技有限公司 一种全自动快速切换工装夹具系统
CN112638582A (zh) * 2018-08-30 2021-04-09 德克尔马霍普夫龙滕有限公司 用于加工工件的机床

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012056002A (ja) * 2010-09-08 2012-03-22 Fuji Mach Mfg Co Ltd 製造システム構築方法
CN108655804A (zh) * 2018-06-13 2018-10-16 上海交大智邦科技有限公司 一种全自动快速切换工装夹具系统
CN112638582A (zh) * 2018-08-30 2021-04-09 德克尔马霍普夫龙滕有限公司 用于加工工件的机床
CN112912207A (zh) * 2018-08-30 2021-06-04 德克尔马霍普夫龙滕有限公司 用于运输一个或多个装卸装置的运输装置
JP2022503606A (ja) * 2018-08-30 2022-01-12 ディッケル マホ プロンテン ゲーエムベーハー 工作機械アクセサリーデバイスを有する1つ以上のモジュールユニットを収納し、1つ以上の収納されたモジュールユニットを搬送する搬送デバイス
JP2022503608A (ja) * 2018-08-30 2022-01-12 ディッケル マホ プロンテン ゲーエムベーハー 1つ以上のハンドリングデバイスを搬送する搬送デバイス
CN112912207B (zh) * 2018-08-30 2023-11-03 德克尔马霍普夫龙滕有限公司 用于运输一个或多个装卸装置的运输装置
US11938583B2 (en) 2018-08-30 2024-03-26 Deckel Maho Pfronten Gmbh Transport device for receiving one or more module units having machine tool accessory devices and for transporting the one or more received module units

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4621410A (en) Automated machine installation and method
JPH0871872A (ja) 自動組立システム
US5109973A (en) Free flowing production system
JP5391862B2 (ja) フレキシブル生産システムおよびその制御方法
JPS63102857A (ja) 省段取りを目的とする生産システム及び加工セルシステム
JPS63295135A (ja) 自動組立装置
JPH07136880A (ja) 自動化生産システム
JPS5815651A (ja) 機械加工装置
JP6372177B2 (ja) 搬送システム
Zelený Flexible manufacturing systems with automatic transport of tools
JPS6049544B2 (ja) パレツトおよび工具貯蔵マガジンの自動選択装置
JP2002116811A (ja) 板材加工仕分け搬出システム
JP2750591B2 (ja) 板金生産設備
JPH05238515A (ja) 板材加工設備
JPH1190791A (ja) フレキシブル加工装置および同装置用パレット
CN212647736U (zh) 全自动示教生产线
JP2013043267A (ja) 自動工作機械における複数パレットのセット搬送方法とセット搬送装置
Ranky FMS in CIM (flexible manufacturing systems in computer integrated manufacturing)
JPS6357182B2 (ja)
JPH06126561A (ja) 搬送装置
JP2000141100A (ja) 板金加工ラインおよびその稼動制御方法
JP2001219322A (ja) 組立装置
JP2000280141A (ja) フレキシブル生産システム
JPS6331872Y2 (ja)
JPH03154747A (ja) 工作機械の工具交換方法