JPH07136786A - レーザ加工機のハイトセンサの較正方法 - Google Patents
レーザ加工機のハイトセンサの較正方法Info
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- JPH07136786A JPH07136786A JP5287955A JP28795593A JPH07136786A JP H07136786 A JPH07136786 A JP H07136786A JP 5287955 A JP5287955 A JP 5287955A JP 28795593 A JP28795593 A JP 28795593A JP H07136786 A JPH07136786 A JP H07136786A
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- height sensor
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Abstract
縮を図ると共に、ノズルの変形等の不具合の発生を防止
する。 【構成】 ノズル1を所定位置P1 までは早く、P1 か
ら較正点P2 までは遅く下降させる。ノズルが較正点P
2 に下降した時、接触信号異常検出タイマ13をスター
トさせる。ノズルと較正点P2 の接触信号がタイマの設
定時間内にあった場合は、ノズルを一定距離ごと上昇さ
せ、ハイトセンサの出力を測定し、較正を行う。接触信
号が設定時間を越え、リトライカウンタ15の設定数以
内なら、ノズルをP1 より上に上昇させる。ノズルの
X、Y軸の位置を僅かに移動し、上記を繰り返す。リト
ライ回数がリトライカウンタの設定数を越えた場合は、
ハイトセンサの較正を停止する。
Description
トセンサの較正方法に関する。
または溶接をする場合には、レーザビームの焦点が、被
加工物の所定の位置にくるようにすることが必要であ
る。レーザビームの焦点は、通常、固定焦点で、加工ヘ
ッドのノズルの先端から一定の距離にある。従って、図
3のように、ノズル1の先端付近に例えば被加工物との
距離によって静電容量の変化するハイトセンサ3を設
け、センサ制御部5によってセンサと被加工物との距離
に比例した出力を得、NC制御部7、サーボ制御部9等
によって加工ヘッドの駆動モータを制御し、Z軸の先端
にあるノズルが所定位置になるように制御している。
ノズル径や形状の違ったものを使用した場合には、特性
が異なってくるので、較正が必要になる。
明する。まず、NC制御部によってZ軸を操作し、加工
ヘッドのノズルの先端をその下方のP1 点まで、比較的
早い速度Vh で下降させ、そこから、ステンレス等の金
属板からなる較正点P2 まで、比較的遅い速度Vl で、
ノズルの先端が較正点P2 に接触するまで下降させる。
ノズルが較正点P2 に接触すると、接触検出器11の検
出信号によってノズルは下降を停止する。
制御部によりZ軸を操作し、ノズルを一定距離ごと上昇
させ,ハイトセンサの出力を測定し、センサの較正を行
なう。この操作は手動でも自動でも行うことができる。
は、従来、前記のようにして行われているが、ノズルの
先端と較正点P2 の接触不良が発生すると、ノズルはそ
のまま下降を続け、Z軸の駆動装置の過負荷検出装置の
アラーム信号等によって停止する。このようになると、
較正のやり直しに無駄な時間を要し、また、ノズル等が
変形する恐れがあり、そのまま使用すれば、不良加工等
の原因になる。
されたもので、較正点の接触不良によってZ軸の駆動装
置が過負荷になる前に、接触不良を検知し所定の操作を
行い、較正時間の短縮を図ると共に、ノズルの変形等の
生じないレーザ加工機のハイトセンサの較正方法を提供
することを目的とする。
めに、この発明のハイトセンサの較正は、次のようにし
て行う。 a、ノズルを所定位置P1 点まで比較的早い速度Vh で
下降させる。 b、ノズルをP1 点から較正点P2 へVh より低い速度
Vl で下降させる。 c、ノズルが較正点P2 に下降した時、接触信号異常検
出タイマをスタートさせる。 d、ノズルと較正点P2 の接触信号が、前記のタイマの
設定時間内にあった場合は、ノズルの下降を止め、ノズ
ルを一定距離ごと上昇させ、センサの出力を測定し、較
正を行う。 e、前記の接触信号が、前記のタイマの設定時間を越え
た場合は、ノズルの下降を止め、リトライカウンタの設
定数以内ならばP1 点より上に上昇させ。 f、ノズルのX、Y軸の位置を僅かに移動する。 g、前記のaからfまでの動作を行う。 h、前記のgの動作回数をリトライカウンタの設定数ま
で繰り返す。 i、前記eにおいて繰り返し回数がリトライカウンタの
設定数を越えた場合は、ノズルの下降を止め、較正装置
の不良と判断し較正作業を停止する。
点の接触信号がタイマの設定時間内にあれば、従来どお
り、ノズルを一定距離ごと上昇させてセンサの出力を測
定し、センサの較正を行う。接触信号がタイマの設定時
間内にない場合は、リトライカウンタの設定数内であれ
ば、ノズルの位置(X、Y軸)をずらせてリトライ(繰
返し操作)する。リトライによって接触信号が設定時間
内にあれば、前記のようにしてセンサの較正を行う。こ
のリトライ回数が、リトライカウンタの設定回数以上に
なれば、センサに異常があるものと判断して、センサの
較正作業を停止する。
って説明する。図1はこの発明の実施に必要な機器の説
明図である。前述の図3と異なる所は、接触信号異常検
出タイマ13とリトライカウンタ15を設けたことであ
る。接触信号異常検出タイマ13は、ハイトセンサの較
正において、ノズル1の先端が較正点P2 に下がった時
スタートし、設定時間後に動作信号を出力するものであ
る。また、リトライカウンタ15は、較正の繰り返し回
数をカウントし、設定数以上になった場合に、動作信号
を出力するものである。接触信号異常検出タイマおよび
リトライカウンタは共に、NC制御部の機能を利用して
構成することもできる。
方法を説明する。
1 点まで比較的早い速度Vh で下降させる。
較正点P2 へVh より低い速度Vlで下降させる。
3をスタートさせる。
触信号が設定時間内にあったか否かの判断をする。あれ
ばステップ7へ、なければステップ8へ進む。
距離ごと上昇させ、センサの出力を測定し、センサの較
正を行う。
ライカウンタ15の積算回数が設定数内か否かの判断を
する。設定数内であればステップ9へ、設定数外であれ
ばステップ10へ進む。
昇させる。
を僅かに移動し、ステップ1へ戻り、ステップ9までの
操作を繰り返す。
し較正作業を停止する。
うな過負荷によるNC装置の停止やノズルの変形等がな
くなる。
発明は特許請求の範囲に記載の構成を備えているので、
従来のようにハイトセンサの較正装置に不具合があって
も、ノズルを移動させるZ軸の駆動装置が過負荷になる
ことがなく、従って、過負荷によるNC装置の停止等の
中断がないため、較正時間の短縮を図ることができる。
また、較正装置の不具合による従来のようなノズルの変
形等もない。
ある。
ャートである。
の説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 レーザ加工機のハイトセンサの較正を次
のようにして行うことを特徴とする。 a、ノズルを所定位置P1 点まで比較的早い速度Vh で
下降させる。 b、ノズルをP1 点から較正点P2 へVh より低い速度
Vl で下降させる。 c、ノズルが較正点P2 に下降した時、接触信号異常検
出タイマをスタートさせる。 d、ノズルと較正点P2 の接触信号が、前記のタイマの
設定時間内にあった場合は、ノズルの下降を止め、ノズ
ルを一定距離ごと上昇させ、センサの出力を測定し、較
正を行う。 e、前記の接触信号が、前記のタイマの設定時間を越え
た場合は、ノズルの下降を止め、リトライカウンタの設
定数以内ならばP1 点より上に上昇させ。 f、ノズルのX、Y軸の位置を僅かに移動する。 g、前記のaからfまでの動作を行う。 h、前記のgの動作回数をリトライカウンタの設定数ま
で繰り返す。 i、前記eにおいて繰り返し回数がリトライカウンタの
設定数を越えた場合は、ノズルの下降を止め、較正装置
の不良と判断し較正作業を停止する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28795593A JP3378062B2 (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | レーザ加工機のハイトセンサの較正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28795593A JP3378062B2 (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | レーザ加工機のハイトセンサの較正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07136786A true JPH07136786A (ja) | 1995-05-30 |
JP3378062B2 JP3378062B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=17723911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28795593A Expired - Fee Related JP3378062B2 (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | レーザ加工機のハイトセンサの較正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3378062B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102014017282B4 (de) * | 2013-11-29 | 2016-12-15 | Fanuc Corporation | Steuereinheit von Laserbearbeitungsvorrichtung und Steuerungsverfahren zur Verringerung der Annäherungszeit |
CN108213729A (zh) * | 2017-12-30 | 2018-06-29 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | 型材切割方法 |
CN111774722A (zh) * | 2020-06-30 | 2020-10-16 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | 一种基于激光系统电容传感器反馈信号衰变的智能控制方法 |
-
1993
- 1993-11-17 JP JP28795593A patent/JP3378062B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102014017282B4 (de) * | 2013-11-29 | 2016-12-15 | Fanuc Corporation | Steuereinheit von Laserbearbeitungsvorrichtung und Steuerungsverfahren zur Verringerung der Annäherungszeit |
US10226836B2 (en) | 2013-11-29 | 2019-03-12 | Fanuc Corporation | Controller of laser machining device and controlling method for reducing approach time |
CN108213729A (zh) * | 2017-12-30 | 2018-06-29 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | 型材切割方法 |
CN111774722A (zh) * | 2020-06-30 | 2020-10-16 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | 一种基于激光系统电容传感器反馈信号衰变的智能控制方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3378062B2 (ja) | 2003-02-17 |
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