JPH07136760A - はんだこてのはんだ送り装置 - Google Patents

はんだこてのはんだ送り装置

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JPH07136760A
JPH07136760A JP31254593A JP31254593A JPH07136760A JP H07136760 A JPH07136760 A JP H07136760A JP 31254593 A JP31254593 A JP 31254593A JP 31254593 A JP31254593 A JP 31254593A JP H07136760 A JPH07136760 A JP H07136760A
Authority
JP
Japan
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ratchet
frame body
return spring
solder
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP31254593A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hayasaka
紘一 早坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOOYOO GIKEN KK
Original Assignee
KOOYOO GIKEN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KOOYOO GIKEN KK filed Critical KOOYOO GIKEN KK
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 こて先をクリーニングスポンジで拭ったと
き、はんだの先が曲らないようにする。 【構成】 柄1に支持された中心軸9の周りにつめ車1
0を回転自在に支持する。つめ車には逆転止め20を設
ける。さらに、中心軸9の周りに枠体11を回動自在に
支持する。枠体11が後に傾くように付勢する復帰ばね
19を設ける。つめ車10と共に線状はんだ7を挟持す
るローラ13を枠体11に取り付ける。つめ車10を駆
動するラチェットレバー6を中心軸9の周りに回動自在
に支持する。枠体11に対してラチェットレバー6を前
方に付勢するリターンスプリング25を設ける。ラチェ
ットレバー6を引いたとき、つめ車10が回る前に枠体
11が前に傾くように、復帰ばね19の弾発力をリター
ンスプリング25の弾発力より弱く設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、はんだこてにおける
手動はんだ送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】はんだこての柄を握りながらレバーを引
くと、導管の中を線状はんだがこて先に向けて送られて
行くようにした手動はんだ送り付きはんだこては従来か
ら知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】はんだ付け作業では、
時々、こて先をクリーニングスポンジに擦りつけて、汚
れを拭き取る必要がある。従来のはんだ送り付きはんだ
こてでは、こて先をクリーニングスポンジに擦り付ける
と、はんだの先が曲ってしまい、次の送りが困難になっ
てしまう欠点があった。
【0004】この考案は、こて先をクリーニングスポン
ジで擦ったとき、はんだの先が曲らないようにすること
を目的とする。この考案の他の目的は、線状はんだを送
り装置にセットしやすくすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用】この発明は、柄か
らこて先の近くまで延設された導管の中に線状はんだを
送り込むための装置であって、柄に支持された中心軸の
周りにつめ車を回転自在に支持する。つめ車には逆転止
めを設ける。さらに、中心軸の周りに枠体を回動自在に
支持する。枠体が後に傾くように付勢する復帰ばねを設
ける。つめ車と共に線状はんだを挟持するローラを枠体
に取り付ける。つめ車を駆動するラチェットレバーを中
心軸の周りに回動自在に支持する。枠体に対してラチェ
ットレバーを前方に付勢するリターンスプリングを設け
る。ラチェットレバーを引いたとき、つめ車が回る前に
枠体が前に傾くように、復帰ばねの弾発力をリターンス
プリングの弾発力より弱く設定する。
【0006】ラチェットレバーを引くと、まず、復帰ば
ねが変形して枠体が前に倒れ、次いでリターンスプリン
グが変形して、枠体はそのままでラチェットレバーだけ
が回動し、これに伴ってつめ車が回転駆動され、つめ車
とローラの間に挟まれている線状はんだが前に送られ
る。枠体がもとに戻らない程度にラチェットレバーを少
し緩め、再び引けばはんだがさらに前に送られる。
【0007】こて先が汚れてクリーニングスポンジで拭
くときは、ラチェットレバーから指を離す。すると、復
帰ばねの力で枠体が後退し、後退した分、はんだも後退
し、こて先の附近からはんだの先端が退避する。
【0008】つめ車とローラの間に線状はんだを送り込
むために、この発明は、枠体に上下に移動自在にローラ
ピンを支持し、つめ車と共に線状はんだを挟持するロー
ラをこのローラピンの周りに取り付ける。そして、押圧
ばねでローラピンを下に付勢し、ローラをつめ車に押圧
するようにする。ラチェットレバーをいっぱいに引いた
とき、押圧ばねの力に抗してローラピンを押し上げるた
めの、ローラピンに摺接するカムをラチェットレバーに
延設する。
【0009】ラチェットレバーをいっぱいに引くと、カ
ムの働きでローラピンが、したがって、ローラが押し上
げられ、つめ車との間に隙間ができる。その隙間に線状
はんだを挿入する。
【0010】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明する
と、このはんだこては図1に示すようにピストル形をし
ており、柄1から、電熱ヒータを収めた筒体2が前に延
びており、筒体の先からこて先3がさらに延びている。
筒体2に沿って柄1から導管5が延び、こて先3の近く
まで達している。柄1には、これを握ったまま人差し指
で引ける位置にレバー6があり、これを引くと線状はん
だ7が導管の中をこて先3に向って送り出されるように
なっている。
【0011】図2は柄1の内部を示したもので、柄1に
中心軸9を支持し、この中心軸に、厚さ4mmほどのつめ
車10を回転自在に支持させる。
【0012】中心軸9にはさらに枠体11を回動自在に
支持し、この枠体に、つめ車10と共同して線状はんだ
7を挟持するローラ13を回転自在に支持する(図3も
参照)。ローラ13をつめ車10に押し付けてはんだ7
をしっかりと挟み付けるため、枠体11には上下に長細
い孔15をあけ、これにローラ13のローラピン16を
通し、このローラピンを押圧ばね17で下方に付勢す
る。枠体11を後に傾けるために、枠体11と柄1の間
に引張りコイルスプリングである復帰ばね19を掛け渡
す。
【0013】つめ車10は、送り出し方向(図2に矢印
で示す)にだけ回転し、反対方向には回らないようにす
るため逆転止めのつめ20を有している。つめ20は枠
体11に回動自在に枢支されており、枠体11に保持し
た板ばね21でつめ20をつめ車10に押し付けてい
る。
【0014】中心軸9にはさらにレバー6を回動自在に
支持する。レバー6を原位置(図2に実線で示す)に復
帰させるために、レバーと枠体に間に、コイル状の捩り
ばねであるリターンスプリング25を設ける。リターン
スプリング25の弾発力は復帰ばね19より強くしてお
くことが重要である。
【0015】レバー6はラチェットレバーになってい
る。すなわち、つめ26を有しており、これを板ばね2
7でつめ車10に押し付けている。
【0016】線状はんだをつめ車とローラの間に挿入で
きるようにするために、ラチェットレバー6の根元側に
は、ローラピン16に摺接するカム33が延設されてい
る。このカムは、ラチェットレバーをいっぱいに引いた
とき、ローラピンを押し上げ、つめ車からローラを浮せ
る。
【0017】いま、図2に実線で示す状態(A状態)か
ら、ラチェットレバー6に指を掛けて引くと、リターン
スプリング25と復帰ばね19の両方に力が加わるが、
復帰ばね19の方が弱くできているので、復帰ばね19
が伸びる。このため、枠体11が前に倒れ、ストッパ3
0に当たって止る。このときの状態を図にB状態として
示す。
【0018】さらに、BからC状態へとラチェットレバ
ー6を引くと、枠体11はそれ以上動けないので、今度
はリターンスプリング25を変形させながらラチェット
レバー6だけが回動する。これに伴って、つめ車10が
回転駆動され、つめ車10とローラ13の間に挟まれて
いるはんだ7が前に送られる。
【0019】さらにはんだを送るには、ラチェットレバ
ーを少し(B状態まで)戻してから引くようにすればよ
い。このようにして、導管5の先からはんだ7を送り出
し、はんだ付け作業を行う(図1)。
【0020】こて先3が汚れてきてクリーニングスポン
ジで拭くときは、ラチェットレバー6から指を離す。す
ると、復帰スプリング19の力で枠体11がA状態まで
後退する。このとき、はんだ7はつめ車10とローラ1
3の間に挟まれているから、枠体が後退すると、はんだ
も後退し、はんだの先端は導管5の中に引っ込む。この
状態でこて先をクリーニングスポンジで拭き取る。この
とき、導管5の先からはんだが出ていないので、はんだ
が曲ってしまうことがないことに注目すべきである。拭
き終わったら、前と同じようにラチェットレバー6を引
いてはんだを前に送り、はんだ付け作業を続行する。
【0021】当初、つめ車とローラの間にはんだを挿入
するときは、ラチェットレバーをC状態から強く引く
(ラチェットレバーはストッパ31に当たって止る。)
すると、図4に示すように、カム33が押圧ばね17を
変形させてローラピン16を押し上げ、ローラ13がつ
め車から浮き上がる。この状態(D状態)で、案内パイ
プ29から挿入した糸はんだ7をつめ車10とローラ1
3の間に挿入し、さらに導管5の中に送り込む。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のはんだ
送り装置は、ラチェットレバーから指を離すと、復帰ば
ねの力で枠体が後退し、後退した分だけはんだも後退
し、はんだの先端がこて先付近から退避する。したがっ
て、こて先をクリーニングスポンジで拭いてもはんだの
先が曲ることがなく、次の送りに支障をきたすことがな
いという効果がある。
【0023】請求項2の装置は、ラチェットレバーを強
く引くだけで、カムがローラピンを押し上げ、ローラが
つめ車から浮き上がるので、つめ車とローラの間に線状
はんだを挿入することができ、操作性が優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】はんだこての全体側面図である。
【図2】はんだこての内部構造図である。
【図3】ローラの正面図である。
【図4】はんだを挿入する状態の内部構造図である。
【符号の説明】
1 柄 3 こて先 5 導管 6 ラチェットレバー 7 はんだ 9 中心軸 10 つめ車 11 枠体 13 ローラ 16 ローラピン 17 押圧ばね 19 復帰ばね 20 逆転止め 25 リターンスプリング 33 カム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柄(1)からこて先(3)の近くまで延
    設された導管(5)の中に線状はんだ(7)を送り込む
    ための装置であって、該柄に支持された中心軸(9)
    と、該中心軸の周りに回転自在に支持されたつめ車(1
    0)と、該中心軸の周りに回動自在に支持された枠体
    (11)と、該枠体に取り付けられた、該つめ車と共に
    線状はんだを挟持するローラ(13)と、該枠体を後に
    傾くように付勢する復帰ばね(19)と、該つめ車が送
    り出し方向にだけ回ることを許す逆転止め(20)と、
    該中心軸の周りに回動自在に支持された、該つめ車を駆
    動するラチェットレバー(6)と、該枠体に対して該ラ
    チェットレバーを前方に付勢するリターンスプリング
    (25)からなり、該ラチェットレバーを引いたとき、
    該つめ車が回る前に該枠体が前に傾くように、該復帰ば
    ねの弾発力が該リターンスプリングの弾発力より弱く設
    定されているはんだこてのはんだ送り装置。
  2. 【請求項2】 柄(1)からこて先(3)の近くまで延
    設された導管(5)の中に線状はんだ(7)を送り込む
    ための装置であって、該柄に支持された中心軸(9)
    と、該中心軸の周りに回転自在に支持されたつめ車(1
    0)と、該中心軸に支持された枠体(11)と、該枠体
    に上下に移動自在に支持されたローラピン(16)と、
    該ローラピンに軸架された、該つめ車と共に線状はんだ
    を挟持するローラ(13)と、該ローラを該つめ車に押
    圧するために該ローラピンを下方に付勢する押圧ばね
    (17)と、該つめ車が送り出し方向にだけ回ることを
    許す逆転止め(20)と、該中心軸の周りに回動自在に
    支持された、該つめ車を駆動するラチェットレバー
    (6)と、該ラチェットレバーを前方に付勢するリター
    ンスプリング(25)と、該ラチェットレバーをいっぱ
    いに引いたとき、該押圧ばねの力に抗して該ローラピン
    を押し上げるための、該ラチェットレバーに延設され
    た、該ローラピンに摺接するカム(33)からなるはん
    だこてのはんだ送り装置。
JP31254593A 1993-11-18 1993-11-18 はんだこてのはんだ送り装置 Pending JPH07136760A (ja)

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JP31254593A JPH07136760A (ja) 1993-11-18 1993-11-18 はんだこてのはんだ送り装置

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JP31254593A JPH07136760A (ja) 1993-11-18 1993-11-18 はんだこてのはんだ送り装置

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Publication Number Publication Date
JPH07136760A true JPH07136760A (ja) 1995-05-30

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ID=18030514

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040017586A (ko) * 2002-08-22 2004-02-27 서옥희 납와이어 인출식 납땜장치
CN104043888A (zh) * 2014-06-27 2014-09-17 武汉科技大学 一种滚轮式电烙铁焊接辅助给丝装置
CN108057937A (zh) * 2017-11-10 2018-05-22 江苏新光数控技术有限公司 一种数控四轴焊接机械手
CN111889838A (zh) * 2020-07-24 2020-11-06 杭州轩霸科技有限公司 一种基于棘轮传动原理的送锡量可调锡焊装置

Cited By (5)

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CN104043888B (zh) * 2014-06-27 2016-02-10 武汉科技大学 一种滚轮式电烙铁焊接辅助给丝装置
CN108057937A (zh) * 2017-11-10 2018-05-22 江苏新光数控技术有限公司 一种数控四轴焊接机械手
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