JPH0713599Y2 - 便座用敷紙繰出し装置における敷紙ロール支持機構 - Google Patents
便座用敷紙繰出し装置における敷紙ロール支持機構Info
- Publication number
- JPH0713599Y2 JPH0713599Y2 JP40195290U JP40195290U JPH0713599Y2 JP H0713599 Y2 JPH0713599 Y2 JP H0713599Y2 JP 40195290 U JP40195290 U JP 40195290U JP 40195290 U JP40195290 U JP 40195290U JP H0713599 Y2 JPH0713599 Y2 JP H0713599Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- holder
- toilet seat
- roll
- paper roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toilet Supplies (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、便座用敷紙繰出し装置
において、便座上に繰り出す敷紙を巻回した敷紙ロール
を所定位置に支持する敷紙ロール支持機構に関する。
において、便座上に繰り出す敷紙を巻回した敷紙ロール
を所定位置に支持する敷紙ロール支持機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】便器上にセットされ、便器の便座上に敷
紙を連続して繰り出す便座用敷紙繰り出し装置がある。
この便座用敷紙繰り出し装置で使用される敷紙は、円筒
状の紙管の外周面に敷紙を巻回したロール状となってお
り、ホルダーにより前記装置の所定位置に支持されるよ
うになっている。このホルダーは敷紙ロールの横幅と概
ね同じ長さの円柱部と、円柱部の両端に設けた係止軸と
からなり、前記敷紙ロールの紙管内に挿脱自在に挿入
し、係止軸を装置に設けた軸受に係止させることによ
り、敷紙ロールを装置の所定位置に支持している。そし
て、敷紙が無くなった場合は、ホルダーを軸受から外し
てホルダーに新しい敷紙ロールを挿入し、このホルダー
を軸受に係止させることにより新しい敷紙を補充してい
る。
紙を連続して繰り出す便座用敷紙繰り出し装置がある。
この便座用敷紙繰り出し装置で使用される敷紙は、円筒
状の紙管の外周面に敷紙を巻回したロール状となってお
り、ホルダーにより前記装置の所定位置に支持されるよ
うになっている。このホルダーは敷紙ロールの横幅と概
ね同じ長さの円柱部と、円柱部の両端に設けた係止軸と
からなり、前記敷紙ロールの紙管内に挿脱自在に挿入
し、係止軸を装置に設けた軸受に係止させることによ
り、敷紙ロールを装置の所定位置に支持している。そし
て、敷紙が無くなった場合は、ホルダーを軸受から外し
てホルダーに新しい敷紙ロールを挿入し、このホルダー
を軸受に係止させることにより新しい敷紙を補充してい
る。
【０００３】このようにして敷紙ロールを装置にセット
するとき注意することは、敷紙ロールの向きが決まって
いるために、敷紙ロールを正しい方向に向けてセットし
なければならないことである。敷紙ロールの誤セット防
止手段として、ホルダーの両端に設けた係止軸の径を変
えると共に、装置の軸受を前記係止軸に合わせることに
より、軸受に対しホルダーの係止方向を規制して誤セッ
トを防止している。
するとき注意することは、敷紙ロールの向きが決まって
いるために、敷紙ロールを正しい方向に向けてセットし
なければならないことである。敷紙ロールの誤セット防
止手段として、ホルダーの両端に設けた係止軸の径を変
えると共に、装置の軸受を前記係止軸に合わせることに
より、軸受に対しホルダーの係止方向を規制して誤セッ
トを防止している。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記の誤セッ
ト防止手段によれば、敷紙ロールの紙管にホルダーを正
しい方向から挿入されている限り、敷紙ロールは必ず正
い方向に向けてセットされる。しかるに、敷紙ロールの
交換時に、新しい敷紙ロールの紙管にホルダーを必ず正
しい方向から挿入されるといった保証はなく、上記の誤
セット防止手段だけでは誤セットを防止するための完全
な手段とはなっていないといった問題がある。
ト防止手段によれば、敷紙ロールの紙管にホルダーを正
しい方向から挿入されている限り、敷紙ロールは必ず正
い方向に向けてセットされる。しかるに、敷紙ロールの
交換時に、新しい敷紙ロールの紙管にホルダーを必ず正
しい方向から挿入されるといった保証はなく、上記の誤
セット防止手段だけでは誤セットを防止するための完全
な手段とはなっていないといった問題がある。
【０００５】本考案は上記点に鑑み、敷紙ロールの紙管
にホルダーを正しい方向から挿入できるように、挿入位
置の規制をすることによって、敷紙ロールを確実に正し
い方向に向けてセットできるようにすることを課題とし
た、便座用敷紙繰出し装置における敷紙ロール支持機構
を提供するものである。
にホルダーを正しい方向から挿入できるように、挿入位
置の規制をすることによって、敷紙ロールを確実に正し
い方向に向けてセットできるようにすることを課題とし
た、便座用敷紙繰出し装置における敷紙ロール支持機構
を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を達成
するために、紙管の外周面に敷紙を巻回した敷紙ロール
と、便座用敷紙繰出し装置に取り付け方向を規制されて
着脱自在に取り付けられ、前記敷紙ロールの紙管内に挿
入され敷紙ロールを便座用敷紙繰出し装置の所定位置に
支持するホルダーとからなる便座用敷紙繰出し装置にお
ける敷紙ロール支持機構において、前記紙管の一側端部
内壁に、前記ホルダーの挿入を阻止する凸部を設け、一
方、前記ホルダーの一側端部には、前記凸部の高さに応
じた凹部を設けて紙管への挿入を可能にした構成とし
た。
するために、紙管の外周面に敷紙を巻回した敷紙ロール
と、便座用敷紙繰出し装置に取り付け方向を規制されて
着脱自在に取り付けられ、前記敷紙ロールの紙管内に挿
入され敷紙ロールを便座用敷紙繰出し装置の所定位置に
支持するホルダーとからなる便座用敷紙繰出し装置にお
ける敷紙ロール支持機構において、前記紙管の一側端部
内壁に、前記ホルダーの挿入を阻止する凸部を設け、一
方、前記ホルダーの一側端部には、前記凸部の高さに応
じた凹部を設けて紙管への挿入を可能にした構成とし
た。
【０００７】
【作用】上記構成によれば、前記紙管の一側端部内壁
に、前記ホルダーの挿入を阻止する凸部を設け、一方、
前記ホルダーの一側端部には、前記凸部の高さに応じた
凹部を設けて紙管への挿入を可能にしたので、敷紙ロー
ルの紙管に対するホルダーの挿入方向が一方向に規制さ
れ、敷紙ロールの紙管に対してホルダーを正しい方向に
挿入したときに、紙管にホルダーが挿入できるように前
記凸部と凹部を設けることにより、紙管にホルダーが挿
入できたとき必ず敷紙ロールの紙管に対してホルダーが
正しく挿入されたことになり、紙管にホルダーが挿入で
きないときは敷紙ロールの紙管に対してホルダーが正し
い方向に挿入されていないことになる。
に、前記ホルダーの挿入を阻止する凸部を設け、一方、
前記ホルダーの一側端部には、前記凸部の高さに応じた
凹部を設けて紙管への挿入を可能にしたので、敷紙ロー
ルの紙管に対するホルダーの挿入方向が一方向に規制さ
れ、敷紙ロールの紙管に対してホルダーを正しい方向に
挿入したときに、紙管にホルダーが挿入できるように前
記凸部と凹部を設けることにより、紙管にホルダーが挿
入できたとき必ず敷紙ロールの紙管に対してホルダーが
正しく挿入されたことになり、紙管にホルダーが挿入で
きないときは敷紙ロールの紙管に対してホルダーが正し
い方向に挿入されていないことになる。
【０００８】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図面において、１は便座上に繰出され
る敷紙２を紙管３の外周面に巻回した敷紙ロールであ
る。前記紙管３は所定の内径をもつ円筒により形成され
ており、この紙管３の一側端部内壁には、求心方向に所
定の高さをもつ凸部４が円周方向に複数形成されてい
る。
詳細に説明する。図面において、１は便座上に繰出され
る敷紙２を紙管３の外周面に巻回した敷紙ロールであ
る。前記紙管３は所定の内径をもつ円筒により形成され
ており、この紙管３の一側端部内壁には、求心方向に所
定の高さをもつ凸部４が円周方向に複数形成されてい
る。
【０００９】５は前記敷紙ロール１の紙管３に挿入し、
この敷紙ロール１を後に述べる便座用敷紙繰出し装置９
の所定位置に支持するホルダーである。このホルダー５
は前記紙管３の内径より若干小径の外径をもち紙管３の
長さと同じ長さの円柱体からなっている。この円柱体の
両端には、便座敷紙繰出し装置９に設けた軸受１０，１
１に係止させる係止軸７，８が設けてある。この係止軸
７，８はそれぞれ径が異なっており、一方、前記便座敷
紙繰出し装置９に設けた軸受１０，１１もそれぞれ前記
係止軸７，８に応じた受溝を有し、軸受１０，１１に係
止される係止軸７，８が決められることにより、ホルダ
ー５の取付け方向が一方向に規制されている。上記ホル
ダー５の一側端部には、前記紙管３の内壁に設けた凸部
４の高さに応じた凹部６が設けてあり、紙管３に対する
ホルダー５の一方向からの挿入のみを可能にしている。
この凹部６にあっては、円柱体の一側端部の外径を、紙
管３に設けた凸部４の先端により形成される内径より若
干小径とした小径部を形成し、この小径部をもって凹部
６としている。そして、前記紙管３の凸部４とホルダー
５の凹部６との位置関係にあっては、敷紙ロール１の紙
管３に対してホルダー５を正しい方向に挿入したとき
に、紙管３にホルダー５が挿入できるように設定されて
いる。１２は便器、１３は便座である。
この敷紙ロール１を後に述べる便座用敷紙繰出し装置９
の所定位置に支持するホルダーである。このホルダー５
は前記紙管３の内径より若干小径の外径をもち紙管３の
長さと同じ長さの円柱体からなっている。この円柱体の
両端には、便座敷紙繰出し装置９に設けた軸受１０，１
１に係止させる係止軸７，８が設けてある。この係止軸
７，８はそれぞれ径が異なっており、一方、前記便座敷
紙繰出し装置９に設けた軸受１０，１１もそれぞれ前記
係止軸７，８に応じた受溝を有し、軸受１０，１１に係
止される係止軸７，８が決められることにより、ホルダ
ー５の取付け方向が一方向に規制されている。上記ホル
ダー５の一側端部には、前記紙管３の内壁に設けた凸部
４の高さに応じた凹部６が設けてあり、紙管３に対する
ホルダー５の一方向からの挿入のみを可能にしている。
この凹部６にあっては、円柱体の一側端部の外径を、紙
管３に設けた凸部４の先端により形成される内径より若
干小径とした小径部を形成し、この小径部をもって凹部
６としている。そして、前記紙管３の凸部４とホルダー
５の凹部６との位置関係にあっては、敷紙ロール１の紙
管３に対してホルダー５を正しい方向に挿入したとき
に、紙管３にホルダー５が挿入できるように設定されて
いる。１２は便器、１３は便座である。
【００１０】しかして、本考案によれば、敷紙ロール１
の紙管３にホルダー５が正しい方向から挿入した場合に
限り挿入できるが（図１）、方向を誤って挿入した場合
は挿入できない（図２）。
の紙管３にホルダー５が正しい方向から挿入した場合に
限り挿入できるが（図１）、方向を誤って挿入した場合
は挿入できない（図２）。
【００１１】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、紙管の外
周面に敷紙を巻回した敷紙ロールと、便座用敷紙繰出し
装置に取り付け方向を規制されて着脱自在に取り付けら
れ、前記敷紙ロールの紙管内に挿入され敷紙ロールを便
座用敷紙繰出し装置の所定位置に支持するホルダーとか
らなる便座用敷紙繰出し装置における敷紙ロール支持機
構において、前記紙管の一側端部内壁に、前記ホルダー
の挿入を阻止する凸部を設け、一方、前記ホルダーの一
側端部には、前記凸部の高さに応じた凹部を設けて紙管
への挿入を可能にしたので、敷紙ロールの紙管に対する
ホルダーの挿入方向が一方向に規制され、敷紙ロールの
紙管に対してホルダーを正しい方向に挿入したときに、
紙管にホルダーが挿入できるように前記凸部と凹部を設
けることにより、紙管にホルダーが挿入できたとき必ず
敷紙ロールの紙管に対してホルダーが正しく挿入された
ことになり、紙管にホルダーが挿入できないときは敷紙
ロールの紙管に対してホルダーが正しい方向に挿入され
ていないことになり、敷紙ロールの紙管にホルダーを特
別な注意を払うことなく正しい方向から確実に挿入する
ことができ、敷紙ロールを便座用敷紙繰出し装置の所定
位置に容易にかつ確実に正しい方向に向けてセットでき
る。
周面に敷紙を巻回した敷紙ロールと、便座用敷紙繰出し
装置に取り付け方向を規制されて着脱自在に取り付けら
れ、前記敷紙ロールの紙管内に挿入され敷紙ロールを便
座用敷紙繰出し装置の所定位置に支持するホルダーとか
らなる便座用敷紙繰出し装置における敷紙ロール支持機
構において、前記紙管の一側端部内壁に、前記ホルダー
の挿入を阻止する凸部を設け、一方、前記ホルダーの一
側端部には、前記凸部の高さに応じた凹部を設けて紙管
への挿入を可能にしたので、敷紙ロールの紙管に対する
ホルダーの挿入方向が一方向に規制され、敷紙ロールの
紙管に対してホルダーを正しい方向に挿入したときに、
紙管にホルダーが挿入できるように前記凸部と凹部を設
けることにより、紙管にホルダーが挿入できたとき必ず
敷紙ロールの紙管に対してホルダーが正しく挿入された
ことになり、紙管にホルダーが挿入できないときは敷紙
ロールの紙管に対してホルダーが正しい方向に挿入され
ていないことになり、敷紙ロールの紙管にホルダーを特
別な注意を払うことなく正しい方向から確実に挿入する
ことができ、敷紙ロールを便座用敷紙繰出し装置の所定
位置に容易にかつ確実に正しい方向に向けてセットでき
る。
【図１】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図２】図１に示す実施例で、敷紙ロールの紙管にホル
ダーを誤挿入した状態を示す断面図である。
ダーを誤挿入した状態を示す断面図である。
【図３】便器に便座用敷紙繰出し装置を取付けた一例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
１ 敷紙ロール ２ 敷紙 ３ 紙管 ４ 凸部 ５ ホルダー ６ 凹部
Claims (1)
- 【請求項１】紙管の外周面に敷紙を巻回した敷紙ロール
と、便座用敷紙繰出し装置に取り付け方向を規制されて
着脱自在に取り付けられ、前記敷紙ロールの紙管内に挿
入され敷紙ロールを便座用敷紙繰出し装置の所定位置に
支持するホルダーとからなる便座用敷紙繰出し装置にお
ける敷紙ロール支持機構において、前記紙管の一側端部
内壁に、前記ホルダーの挿入を阻止する凸部を設け、一
方、前記ホルダーの一側端部には、前記凸部の高さに応
じた凹部を設けて紙管への挿入を可能にしたことを特徴
とする便座用敷紙繰出し装置における敷紙ロール支持機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40195290U JPH0713599Y2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 便座用敷紙繰出し装置における敷紙ロール支持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40195290U JPH0713599Y2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 便座用敷紙繰出し装置における敷紙ロール支持機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0593394U JPH0593394U (ja) | 1993-12-21 |
| JPH0713599Y2 true JPH0713599Y2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=18511769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40195290U Expired - Lifetime JPH0713599Y2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 便座用敷紙繰出し装置における敷紙ロール支持機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0713599Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015146846A (ja) * | 2014-02-05 | 2015-08-20 | 王子ホールディングス株式会社 | 衛生薄葉紙ロール |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP40195290U patent/JPH0713599Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0593394U (ja) | 1993-12-21 |
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