JPH0713595A - デジタル音響信号の時間軸伸長読出し方法及び装置 - Google Patents

デジタル音響信号の時間軸伸長読出し方法及び装置

Info

Publication number
JPH0713595A
JPH0713595A JP5174914A JP17491493A JPH0713595A JP H0713595 A JPH0713595 A JP H0713595A JP 5174914 A JP5174914 A JP 5174914A JP 17491493 A JP17491493 A JP 17491493A JP H0713595 A JPH0713595 A JP H0713595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
value
sample values
digital
pitch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5174914A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3254829B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Tanaka
美昭 田中
Yoshihisa Kobayashi
芳尚 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP17491493A priority Critical patent/JP3254829B2/ja
Publication of JPH0713595A publication Critical patent/JPH0713595A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3254829B2 publication Critical patent/JP3254829B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタルデータの高性能な時間軸伸長読出方
法,装置を提供する。 【構成】 ピッチ低下対象のデジタル音響信号の標本値
系列中で連続している予め定た個数M(Mは4以上の自
然数)の標本値を曲線上に含む代数曲線と対応する(M−
1)次の多項式により、M個の標本値の組を近似させる
ために、M個の標本値に基づいてM個の項の係数を算出
し、M個の項の係数を用いて(M−1)次の多項式に従う
補間信号を得て出力し、また順次の各1標本化周期毎に
与えられる音響信号のピッチの低下率1/Nを示す信号
ΔNkを累算して、累算値が1以下の場合の順次の各1
標本化周期では補間信号を得るために用いられるM個の
標本値の組の変更は行なわず、信号ΔNkの累算値が1
以上の場合には、その累算値から1を減じた値を次の1
標本化周期における信号ΔNkの累算値の初期値として
用い、それまでのM個の標本値の組の代わりに、1標本
化周期だけ全体を新しい標本値の方にシフトさせて得た
M個の標本値の組を用いて既述した(M−1)次の多項
式に従う補間信号を得て出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音響信号のピッチをデジ
タル信号の状態で低下させうるようにしたデジタル音響
信号の時間軸伸長読出し方法、及びデジタル音響信号の
時間軸伸長読出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の目的のために音響信号を編集する
ことが従来から行なわれて来ていることは周知のとおり
であり、音響信号の編集装置としても従来から広く使用
されていたアナログ信号形態の音響信号の編集装置の他
にデジタル信号形態の音響信号の編集装置も使用されて
いる。前記した音響信号の編集装置は、音響信号の編集
を行なうために例えば、記録再生機能、フェードイン、
フェードアウト、クロスフェード、編集リストに基づく
編集再生機能、その他多くの機能を備えているものとし
て構成されるのであるが、編集点を検出する際に音響信
号を時間軸上で大巾に伸長させること、すなわち、音響
信号のピッチを低下させることが従来から行なわれて来
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、デジタル信号の
音響信号のピッチを低下させる手段としては、サンプリ
ング周波数を低下させてアナログ信号にする方法がある
が、この従来法ではアナログ信号にする以前かアナログ
信号にした後に、折返し雑音を除去するためにアンチエ
リアスフィルタを用いる。この従来法ではピッチを低下
させた後で、ピッチを低下させる前のサンプリング周期
を有するデジタル信号に戻す際に、再サンプリングする
ためのアナログデジタル変換器が必要とされる上に、デ
ジタル信号をアナログ信号に戻すための信号の劣化が避
けられないから、高精度な変換が行なえないという欠点
があった。前記の欠点は信号処理をデジタル信号の状態
のままで行なえば解決できるが、デジタル信号の状態で
の信号処理が、単にデータを零補間したり、ホールド補
間したりするだけでは折返し雑音が発生するために、デ
ジタル信号のままでピッチを低下させる場合には折返し
雑音が良好に取除くことができるような信号処理方方式
が必要とされる。
【0004】前記の問題を解決するために、本出願人
会社では「音響信号のピッチをデジタル信号の状態で1
/n(ただし、nは2以上の整数)に低下させるデジタ
ル信号処理方式であって、ピッチの低下の対象にされて
いるデジタル信号の標本値系列にm倍(ただし、mは2
以上の整数)のオーバーサンプリングを施すオーバーサ
ンプリングフィルタと、オーバーサンプリングが施され
たデジタル信号の順次の各標本値を、連続するN個のオ
ーバーサンプリング周期毎に繰返して時間軸上に並べ
て、前記したピッチの低下の対象にされているデジタル
信号のサンプリング区間がN倍に拡大され、かつ、前記
のN倍に拡大されたサンプリング区間をMN分割する時
間位置で実質的なホールド補間が行なわれている状態の
標本値系列のデジタルデータを得る手段と、前記のデジ
タルデータ中の折返し成分を除去するアンチエリアスフ
ィルタとからなるデジタル信号処理方式」を平成4年5
月12日に特許出願(特願平4ー145013号明細書
参照)しており、また、前記の問題の生じない信号処理
方式としては、例えば米国特許第5111727号明
細書中の一部に開示されているように、直線近似によっ
て補間信号を生成するようにした従来技術も知られてい
る。
【0005】しかし、前記したの信号処理方式では、
音響信号のピッチの変化と対応して遮断周波数を変化さ
せるために、遮断周波数の可変なアンチエリアスフィル
タが必要とされるが、急激なピッチの変更に際して急激
なフィルタ特性の変更が行なわれた場合には、切換えノ
イズが発生したり、ピッチを可変にするための入力の時
点と、前記の入力に応答してフィルタ特性が切換わる時
点までの時間により、切換えのバックラッシュが生じる
ために、前記したの信号処理方式を例えば音響信号の
ジョグ装置やシャトル装置等に適用した場合には、編集
点を確定し難いということが問題になった。
【0006】前記したの信号処理方式における直線近
似による従来技術では、フィルタを使用しなくても実施
できるので、前記したの信号処理方式で問題になった
点はの信号処理方式では生じない。ところで、図6は
の信号処理方式により、標本化周波数が48KHzで
1KHzの正弦波信号を0.6倍のピッチの信号に変換
した場合の周波数レスポンス特性を示しており、また図
7はの信号処理方式により、標本化周波数が48KH
zで10KHzの正弦波信号を0.6倍のピッチの信号
に変換した場合の周波数レスポンス特性を示している。
前記した図6,図7をみると標本化周波数48KHzの
略々1/20以下の低い周波数の正弦波信号について
は、図6に示されているように良好な近似が得られてい
るが、標本化周期の1/2に近い高い周波数の正弦波信
号については図7中に示されているように、高レベルの
低調波成分が現われている。そして、前記のように標本
化周期の1/2に近い高い周波数について生じた高レベ
ルの低調波成分は、著るしく大きな歪感を生じさせるの
で、広い周波数範囲にわたって歪の少ない補間信号を生
成させることが必要とされる音響信号のジョグ装置やシ
ャトル装置に対してこのの信号処理方式を適用するこ
とができなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、音響信号のピ
ッチをデジタル信号の状態で1/N(ただし、Nは正ま
たは負で大きさが1以上の任意の数)に低下させるため
のデジタル音響信号の時間軸伸長読出し方法であって、
順次の各1標本化周期毎に、ピッチ低下の対象にされて
いる音響信号の時間軸上の振幅の変化態様と対応してい
るデジタル音響信号の標本値系列中において連続してい
る予め定められた個数M(ただし、Mは4以上の自然
数)の標本値を曲線上に含む代数曲線と対応する(M−
1)次の多項式によって前記したM個の標本値の組を近
似するために、前記のM個の標本値に基づいて得たM個
の項の係数によって(M−1)次の多項式に従う補間信
号を得て出力するとともに、前記した順次の各1標本化
周期毎に与えられる音響信号のピッチの低下率1/Nを
示す信号ΔNkの累算を行なって得た累算値の大きさが
1以下または1未満の場合における順次の各1標本化周
期において補間信号を得るために用いられるM個の標本
値の組は変更せず、また、前記した信号ΔNkの累算値
の大きさが1を超える場合には、その累算値から大きさ
1を減じた値を次の1標本化周期における信号ΔNkの
累算値の初期値として用いるとともに、それまでに使用
していたM個の標本値の組の代わりに、1標本化周期だ
け全体を新しい標本値の方にシフトさせて得たM個の標
本値の組を用いて既述した(M−1)次の多項式に従う
補間信号を得て出力するようにしたデジタル音響信号の
時間軸伸長読出し方法、及び音響信号のピッチをデジタ
ル信号の状態で1/N(ただし、Nは正または負で大き
さが1以上の任意の数)に低下させるためのデジタル音
響信号の時間軸伸長読出し装置であって、順次の各1標
本化周期毎に、ピッチ低下の対象にされている音響信号
の時間軸上の振幅の変化態様と対応しているデジタル音
響信号の標本値系列中において連続している予め定めら
れた個数M(ただし、Mは4以上の自然数)の標本値を
曲線上に含む代数曲線と対応する(M−1)次の多項式
によって前記したM個の標本値の組を近似するために、
前記のM個の標本値に基づいてM個の項の係数値を得る
手段と、前記した係数値を用いて(M−1)次の多項式
に従う補間信号を得て出力する手段と、前記した順次の
各1標本化周期毎に与えられる音響信号のピッチの低下
率1/Nを示す信号ΔNkの累算を行なう手段と、前記
の累算値の大きさが1以下または1未満の場合における
順次の各1標本化周期において補間信号を得るために用
いられるM個の標本値の組は変更せず、また、前記した
信号ΔNkの累算値の大きさが1を超える場合には、そ
の累算値から大きさ1を減じた値を次の1標本化周期に
おける信号ΔNkの累算値の初期値として用いるととも
に、それまでに使用していたM個の標本値の組の代わり
に、1標本化周期だけ全体を新しい標本値の方にシフト
させて得たM個の標本値の組を用いる手段とを備えてな
るデジタル音響信号の時間軸伸長読出し装置を提供す
る。
【0008】
【作用】ピッチ低下の対象にされている音響信号の時間
軸上の振幅の変化態様と対応しているデジタル音響信号
の標本値系列中において連続している予め定められた個
数M(ただし、Mは4以上の自然数)の標本値を曲線上
に含む代数曲線と対応する(M−1)次の多項式によ
り、前記したM個の標本値の組を近似させるために、前
記のM個の標本値に基づいてM個の項の係数を算出す
る。前記したM個の項の係数を用いて(M−1)次の多
項式に従う補間信号を得て出力する。また、前記した順
次の各1標本化周期毎に与えられる音響信号のピッチの
低下率1/Nを示す信号ΔNkを累算して、前記の累算
値の大きさが1以下または1未満の場合における順次の
各1標本化周期において補間信号を得るために用いられ
るM個の標本値の組の変更は行なわない。前記した信号
ΔNkの累算値の大きさが1を超える場合には、その累
算値から大きさ1を減じた値を次の1標本化周期におけ
る信号ΔNkの累算値の初期値として用い、また、それ
までに使用していたM個の標本値の組の代わりに、1標
本化周期だけ全体を新しい標本値の方にシフトさせて得
たM個の標本値の組を用いて既述した(M−1)次の多
項式に従う補間信号を得て出力する。このようにして、
音響信号のピッチをデジタル信号の状態で1/N(ただ
し、Nは正または負で大きさが1以上の任意の数)に低
下させるようにデジタル音響信号を時間軸伸長して読出
すことが容易にできる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明のデジタル
音響信号の時間軸伸長読出し方法及び装置についての具
体的な内容を詳細に説明する。図1は本発明のデジタル
音響信号の時間軸伸長読出し方法を適用した装置の概略
構成を示すブロック図、図2は本発明のデジタル音響信
号の時間軸伸長読出し方法を音響信号のジョグ装置また
はシャトル装置に適用した場合のブロック図、図3は本
発明のデジタル音響信号の時間軸伸長読出し方法の構成
原理及び動作原理を説明するための波形図、図4は本発
明のデジタル音響信号の時間軸伸長読出し方法を適用し
た装置の出力特性例を示す図、図5は音響信号のピッチ
の低下率1/Nを示す信号ΔNkの時間軸上での変化特
性例を示す図、図6及び図7は直線近似法による出力特
性例を示す図である。
【0010】本発明のデジタル音響信号の時間軸伸長読
出し方法を適用した装置の概略構成を示している図1の
ブロック図中において、図面符号3,4で指示してある
各構成部分は、本発明のデジタル音響信号の時間軸伸長
読出し方法を音響信号のジョグ装置またはシャトル装置
に適用した場合の構成例を示している図2のブロック図
中における信号処理理部3と、バッファメモリ4とに対
応しており、図1中に示されている信号処理部3におけ
る入出力端子3a,3b,3cと、バッファメモリ4にお
ける入出力端子4a,4b,4cとは、図2中に示されて
いる信号処理部3の入出力端子3a,3b,3cと、バ
ッファメモリ4の入出力端子4a,4b,4cとに対応
している。なお図1中に示されている信号処理部3の構
成態様は、図2中に示されている信号処理部3の構成の
一部を示しているのに過ぎない。
【0011】図1中の信号処理部の入力端子3aには、
デジタル信号の状態で音響信号のピッチを1/N(ただ
し、Nは正または負で大きさが1以上の任意の数)に低
下させる対象にされているデジタル音響信号のデータが
入力される。図1において信号処理部の入力端子3aに
は、バッファメモリ4から読出されてた所定のデータが
バッファメモリ4の出力端子4aから与えられているも
のとされている。また、信号処理部の入力端子3cには
音響信号のピッチの低下率1/Nを示す信号ΔNkが外
部回路から供給される。ところで、前記のようにバッフ
ァメモリ4から読出された後に、信号処理部3の入力端
子3aを介して信号処理部3における係数の算出部31
に与えられるピッチ低下の対象にされているデジタル音
響信号のデータは、順次の順次の各1標本化周期毎に、
ピッチ低下の対象にされている音響信号の時間軸上の振
幅の変化態様と対応しているデジタル音響信号の標本値
系列中において連続している予め定められた個数M(た
だし、Mは4以上の自然数)の標本値と対応しているデ
ータである。
【0012】さて、図3における白丸印De,Dd,D
c,Db,Da,Dpは、ピッチ低下の対象にされてい
る音響信号の時間軸上の振幅の変化態様と対応したデジ
タル値を有するデジタル音響信号の標本値系列中で連続
している順次のデータの配列態様を模式的に示したもの
である。そして前記した各白丸印De,Dd,Dc,D
b,Da,Dpを連結した実線図示の曲線は、ピッチ低
下の対象にされている音響信号の時間軸上の振幅の変化
態様を示しており、また、図3中で右方の一点鎖線の曲
線と4個(M=4の場合)の白丸印Dd,Dc,Db,D
aを連結する実線図示の曲線と、図3中で左方の一点鎖
線の曲線とを連結して示される曲線は、前記した4個
(M=4の場合)の白丸印Dd,Dc,Db,Daを連
結する実線図示の曲線を曲線上に含む代数曲線である。
【0013】換言すると、前記した代数曲線は、図3中
に示されているピッチ低下の対象にされている音響信号
の時間軸上の振幅の変化態様と対応したデジタル値を有
するデジタル音響信号の標本値系列中で連続している白
丸印De,Dd,Dc,Db,Da,Dpによって示され
ているピッチ低下の対象にされている順次のデータの内
で、連続する4個(M=4の場合)の白丸印Dd,D
c,Db,Daを連結する実線図示の曲線を近似する曲
線である。そして、本発明のデジタル音響信号の時間軸
伸長読出し方法では、前記したピッチ低下の対象にされ
ている音響信号の時間軸上の振幅の変化態様と対応して
いるデジタル音響信号の標本値系列中において連続して
いる標本値(白丸印De,Dd,Dc,Db,Da,D
p…)の内から、予め定められた個数M(ただし、Mは
4以上の自然数)の標本値を曲線上に含む代数曲線と対
応する(M−1)次の多項式によって前記したM個の標
本値の組を近似して、前記のM個の標本値に基づいて得
たM個の項の係数によって(M−1)次の多項式に従う
補間信号を得て出力するようにしているのである。例え
ば、図3中に例示されている代数曲線は、前記のように
連続する4個(M=4の場合)の白丸印Dd,Dc,D
b,Daを連結する実線図示の曲線を近似する曲線であ
るから、この代数曲線は次の(1)式によって表わされる
3次の多項式y(t')によって示されることになる。
【0014】
【数1】
【0015】それで、例えば、ピッチ低下の対象にされ
ている音響信号の時間軸上の振幅の変化態様と対応して
いるデジタル音響信号の標本値系列中において連続して
いる標本値(白丸印De,Dd,Dc,Db,Da,D
p…)の内から、各標本化周期毎にバッファメモリ4か
ら読出すべき連続する所定個数Mの標本値として、図3
中に例示されているようにM=4とされた場合には、信
号処理部3における係数の算出部31では、それに供給
された4個の標本値(例えば、白丸印Dd,Dc,D
b,Da)から、前記した(1)式で示されている3次
の多項式y(t')における4つの項の各係数a,b,
c,dを求める。今、信号処理部3における係数の算出
部31に供給された4個の標本値が、例えば白丸印D
d,Dc,Db,Daであったとすると、図3に示され
ている時間軸の中心の標本値Dbと、前記の標本値Db
よりも前の標本値Daと、前記の標本値Dbよりも後の
標本値Dc,Ddとについてのそれぞれのy(t)の値
は、図3より標本値Dbはy(0)、標本値Daはy(-
1)、標本値Dcはy(+1)、標本値Ddはy(+2)とな
るから、この例の場合における(1)式で示されている
3次の多項式y(t')における4つの項の各係数a,
b,c,dは、次の(2)〜(5)式によって示されるこ
とになる。
【0016】 a=y(+2)/6−y(+1)/2+y(0)/2−y(-1)/6 …(2) b=−y(0)+y(-1)/2+y(+1)/2 …(3) c=−y(+2)/6+y(+1)/2−y(0)/2−y(-1)/3…(4) d=y(0) …(5) 前記の各係数a,b,c,dは、信号処理部3における
係数の算出部31において、適応的にではなく、前記し
た(2)〜(5)式に従って一義的に、しかも簡単に精
度良く算出される。
【0017】各標本化周期毎にバッファメモリ4から信
号処理部3に供給されたM個の標本値に基づいて、係数
の算出部31で算出したM個の項の係数は、データの算
出部32に与えられる。前記のデータの算出部32で
は、係数の算出部31で算出された前記したM個の項の
係数を、例えば(1)式で示される(M−1)次の多項
式に代入して、t'=t'n(ただし、t'n=ΣΔNk)
の時点(図3参照)における補間信号y(t'n)を算出
する。図3における横軸(時間軸t)における時刻0と
時刻+1との区間中に示されている複数の細い縦線にお
いて、互にそれぞれ相隣り合うものの間隔は、順次の標
本化周期毎に信号処理部3の入力端子3cに供給された
音響信号のピッチの低下率1/Nを示す信号ΔNkのそ
れぞれの大きさを表わしており、したがって図中におけ
る時刻0と時刻t'nとの間隔ΣΔNkは、それまでの複
数の標本化周期(図示の例では4標本化周期)毎に信号
処理部3の入力端子3cに供給された音響信号のピッチ
の低下率1/Nを示す各信号ΔNkの累算値ΣΔNkを
表わしている。
【0018】信号処理部3の入力端子3cに供給される
音響信号のピッチの低下率1/Nを示す信号ΔNkは、
本発明のデジタル音響信号の時間軸伸長読出し方法を音
響信号のジョグ装置またはシャトル装置に適用した場合
のブロック図の構成例を示している図2においては、制
御部6内に設けられているピッチ可変入力部6aから供
給される。図5は前記したのジョグ装置またはシャトル
装置の動作時にジョグ装置またはシャトル装置に与えら
れる音響信号のピッチの低下率1/Nを示す信号ΔNk
の時間軸上での変化態様であり、図5中の曲線Jはジョ
グ装置の動作時にジョグ装置に与えられる音響信号のピ
ッチの低下率1/Nを示す信号ΔNkの時間軸上での変
化態様例を示した曲線であり、また、図5中の曲線Sは
シャトル装置の動作時にシャトル装置に与えられる音響
信号のピッチの低下率1/Nを示す信号ΔNkの時間軸
上での変化態様例を示した曲線である。
【0019】さてデータのアドレス管理部34では、順
次の各1標本化周期毎に与えられた音響信号のピッチの
低下率1/Nを示す信号ΔNkの累算値における小数部
(累算値から整数を減じた数)に対して、新たな信号Δ
Nkを加算して、その値が1以上であるか否かを調べ
て、累算値の大きさが1以下または1未満の場合には、
順次の各1標本化周期において補間信号を得るために用
いられるM個の標本値の組が変更されないようなアドレ
ス情報を出力端子3bを介してバッファメモリ4のアド
レス情報の入力端子4bに供給する。また、順次の各1
標本化周期毎に与えられる音響信号のピッチの低下率1
/Nを示す信号ΔNkの累算を行なって得た累算値の大
きさが1を超えて1以上になった場合におけるデータの
アドレス管理部34では、その累算値から大きさ1を減
じた値を次の1標本化周期における信号ΔNkの累算値
の初期値として用いられるようにするとともに、バッフ
ァメモリ4から読出されるデータとして、1標本化周期
だけ全体が新しい標本値の方にシフトされた状態のM個
の標本値の組が、バッファメモリ4から読出されて信号
処理部3の係数の算出部31に供給されるようにするた
めに必要なアドレス情報を出力端子3bを介してバッフ
ァメモリ4のアドレス情報の入力端子4bに供給する。
【0020】前記したデータの算出部32からの出力
は、必要に応じて設けられる直流成分の除去部33によ
って、ピッチが0等のように、信号の読出し速度が零、
または零に近い場合に生じる不要な直流成分を除去され
てから出力されるようにするとよい。前記の直流成分の
除去部33としては、例えば10ヘルツ以下の信号成分
が除去できる高域通過濾波器を用いて構成できる。前記
した信号処理部3としては、例えばデジタル・シグナル
・プロッセッサを用いて構成される。なお、前述の場合
においては累算値の大きさが1を含む1以上であるか否
かを調べるようにしていたが、累算値の大きさが1を超
えるか(1を含めない)か否かを調べるようにしてもよ
く、この場合には判断の結果、累算値の大きさが1以下
の場合には、標本値の組が変更されない状態で処理され
るようにし、他方、累算値の大きさが1を超える場合に
は、標本値の組が変更された状態で処理が行なわれるよ
うにすればよい。次に、本発明のデジタル音響信号の時
間軸伸長読出し方法を音響信号のジョグ装置またはシャ
トル装置に適用した場合のブロック図を示す図2におい
て、1はデジタル信号のピッチを低下させる信号処理の
対象にされているデジタル信号の入力端子であり、ま
た、3は信号処理部、4はバッファメモリ、5は記録再
生部(例えば光磁気記録媒体を用いて構成されている記
録再生部)、6は制御部、7は出力端子である。前記の
記録再生部5はバッファメモリ4を介して与えられた情
報を大容量の記録媒体に記憶したり、記憶した情報をバ
ッファメモリ4を介して出力させたりする。前記の入力
端子1を介して信号処理部3に供給された標本化周期が
Tsのデジタル信号は、信号処理部3を介して所定のフ
ォーマットのデジタルデータにされて、バッファメモリ
4に与えられる。前記したバッファメモリ4は、制御部
6からの制御命令に従って動作し、標本値補間動作のた
めに使用されていて、データのアドレス管理部34から
与えられるアドレス情報に従って標本値が読出されて信
号処理部3の係数算出部31に与えられる。
【0021】また、制御部6におけるピッチ可変入力部
6aから信号処理部3の入力端子3cに、順次の各1標
本化周期毎に与えられる音響信号のピッチの低下率1/
Nを示す信号ΔNkは、図1を参照して既述したように
データの算出部32と、データのアドレス管理部34と
に供給される。図2に例示されている装置が音響信号の
ジョグ装置か、シャトル装置かによって、制御部6にお
けるピッチ可変入力部6aから信号処理部3の入力端子
3cに、順次の各1標本化周期毎に与えられる音響信号
のピッチの低下率1/Nを示す信号ΔNkの時間軸上で
の変化態様は、図5中の曲線Jか曲線Sのように異なる
ことは既述のとおりであるが、何れにしても順次の各1
標本化周期毎に与えられる音響信号のピッチの低下率1
/Nを示す信号ΔNkが、信号処理部3の入力端子3c
を介してデータの算出部32と、データのアドレス管理
部34とに供給されることにより、図1を参照して既述
したような信号処理動作が行なわれて、信号処理部3の
出力端子7からはデジタル信号の状態で時間軸伸長され
た状態のデジタル信号が出力される。なお、デジタル・
シグナル・プロセッサを用いて構成されている信号処理
部3は、その中に設けられているデータのアドレス管理
プログラム、係数の算出プログラム、データの算出プロ
グラム、等によって、複数系統の音響信号(立体音響信
号の場合には2系統の信号)のそれぞれに対して補間信
号が生成されて、外部同期信号に同期した状態で外部に
出力される。
【0022】図4は本発明のデジタル音響信号の時間軸
伸長読出し装置をM=4として構成した実施例におい
て、10KHzの正弦波信号(標本化周波数が48KH
z)を0.6倍にピッチ変換した場合の再生信号の周波
数応答特性を示している。この図4に示されている特性
曲線と、図7に示されている特性曲線を参照して既述し
た従来技術の場合とを比較すると、本発明ののデジタル
音響信号の時間軸伸長読出し装置の場合には、歪感に大
きな影響を与える低調波のレベルが無視できる程に低い
ことが判かるが、これが本発明の大きな特徴である。高
調波成分についても、かなり改善されてはいるが残って
いるけれども、この高調波成分の存在は聴感上において
歪感には殆ど寄与しないので、図4に示されているよう
な特性が得られるということは、本発明によって良好な
近似が得られる、ということができる。なお、従来例に
おいても問題がなかった低い周波数(標本化周波数の略
々1/20以下の周波数)について、本発明の場合にも
何の問題も生じないことはいうまでもない。図4には変
換の結果として、20KHzを超えた周波数領域にノイ
ズが現われることがあるが、これは聴感には不必要な部
分であるから、例えば20KHz以上の周波数成分を除
去するための固定係数のフィルタを介して出力信号が出
力されるようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上、詳細に説明したところから明らか
なように本発明のデジタル音響信号の時間軸伸長読出し
方法及び装置は、ピッチ低下の対象にされている音響信
号の時間軸上の振幅の変化態様と対応しているデジタル
音響信号の標本値系列中において連続している予め定め
られた個数M(ただし、Mは4以上の自然数)の標本値を
曲線上に含む代数曲線と対応する(M−1)次の多項式
により、前記したM個の標本値の組を近似させるため
に、前記のM個の標本値に基づいてM個の項の係数を算
出し、前記したM個の項の係数を用いて(M−1)次の
多項式に従う補間信号を得て出力し、前記した順次の各
1標本化周期毎に与えられる音響信号のピッチの低下率
1/Nを示す信号ΔNkを累算して、前記の累算値の大
きさが例えば1以下の場合における順次の各1標本化周
期において補間信号を得るために用いられるM個の標本
値の組の変更は行なわず、また前記した信号ΔNkの累
算値の大きさが1より大になった場合には、その累算値
から1を減じた値を次の1標本化周期における信号ΔN
kの累算値の初期値として用いるとともに、それまでに
使用していたM個の標本値の組の代わりに、1標本化周
期だけ全体を新しい標本値の方にシフトさせて得たM個
の標本値の組を用いて既述した(M−1)次の多項式に
従う補間信号を得て出力するようにしたので、本発明で
は音響信号のピッチをデジタル信号の状態で1/N(た
だし、Nは正または負で大きさが1以上の任意の数)に
低下させるようにデジタル音響信号を近似が良好な状態
で時間軸伸長して読出すことが容易にでき、その際にフ
ィルタの切換えの必要もなく、したがってノイズの発生
等の不都合による編集点の検出の困難さを回避すること
ができる他、既提案の信号処理方式においては音響信号
のピッチの低下率1/Nを示す信号ΔNkが0に極めて
近い小さな値の場合に、使用するフィルタの規模は実現
することが困難な程に大きくなるという欠点があった
が、本発明ではフィルタが不要であるために前記のよう
な欠点が、もともと存在しないのみならず、既提案方式
におけるフィルタの演算規模に対して本発明における演
算規模は、音響信号のピッチの低下率1/Nを示す信号
ΔNkが0に極めて近い小さな値であっても、あるいは
大きな値であっても常に小規模で一定であり、本発明で
は出力中に歪もなく編集点の探索の確度も良好であり、
さらに本発明では既述した(M−1)次の多項式に従う
補間信号を順次の標本化周期毎に決定して近似するので
時間追従性が良く、バックラッシュの発生もなく編集点
の検出の難しさを回避できるし、正逆両方向での探索が
混在していても良好に処理できる等の利点も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル音響信号の時間軸伸長読出し
方法を適用した装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明のデジタル音響信号の時間軸伸長読出し
方法を音響信号のジョグ装置またはシャトル装置に適用
した場合のブロック図である。
【図3】本発明のデジタル音響信号の時間軸伸長読出し
方法の構成原理及び動作原理を説明するための波形図で
ある。
【図4】本発明のデジタル音響信号の時間軸伸長読出し
方法を適用した装置の出力特性例を示す図である。
【図5】音響信号のピッチの低下率1/Nを示す信号Δ
Nkの時間軸上での変化特性例を示す図である。
【図6】直線近似法による出力特性例を示す図である。
【図7】直線近似法による出力特性例を示す図である。
【符号の説明】
1…入力端子、3…信号処理理部、4…バッファメモ
リ、5…記録再生部(例えば光磁気記録媒体を用いて構
成されている記録再生部)、6…制御部、31…係数の
算出部、32…データの算出部、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響信号のピッチをデジタル信号の状態
    で1/N(ただし、Nは正または負で大きさが1以上の
    任意の数)に低下させるためのデジタル音響信号の時間
    軸伸長読出し方法であって、順次の各1標本化周期毎
    に、ピッチ低下の対象にされている音響信号の時間軸上
    の振幅の変化態様と対応しているデジタル音響信号の標
    本値系列中において連続している予め定められた個数M
    (ただし、Mは4以上の自然数)の標本値を曲線上に含
    む代数曲線と対応する(M−1)次の多項式によって前
    記したM個の標本値の組を近似するために、前記のM個
    の標本値に基づいて得たM個の項の係数によって(M−
    1)次の多項式に従う補間信号を得て出力するととも
    に、前記した順次の各1標本化周期毎に与えられる音響
    信号のピッチの低下率1/Nを示す信号ΔNkの累算を
    行なって得た累算値の大きさが1以下または1未満の場
    合における順次の各1標本化周期において補間信号を得
    るために用いられるM個の標本値の組は変更せず、ま
    た、前記した信号ΔNkの累算値の大きさが1を超える
    場合には、その累算値から大きさ1を減じた値を次の1
    標本化周期における信号ΔNkの累算値の初期値として
    用いるとともに、それまでに使用していたM個の標本値
    の組の代わりに、1標本化周期だけ全体を新しい標本値
    の方にシフトさせて得たM個の標本値の組を用いて既述
    した(M−1)次の多項式に従う補間信号を得て出力す
    るようにしたデジタル音響信号の時間軸伸長読出し方
    法。
  2. 【請求項2】 音響信号のピッチをデジタル信号の状態
    で1/N(ただし、Nは正または負で大きさが1以上の
    任意の数)に低下させるためのデジタル音響信号の時間
    軸伸長読出し装置であって、順次の各1標本化周期毎
    に、ピッチ低下の対象にされている音響信号の時間軸上
    の振幅の変化態様と対応しているデジタル音響信号の標
    本値系列中において連続している予め定められた個数M
    (ただし、Mは4以上の自然数)の標本値を曲線上に含
    む代数曲線と対応する(M−1)次の多項式によって前
    記したM個の標本値の組を近似するために、前記のM個
    の標本値に基づいてM個の項の係数値を得る手段と、前
    記した係数値を用いて(M−1)次の多項式に従う補間
    信号を得て出力する手段と、前記した順次の各1標本化
    周期毎に与えられる音響信号のピッチの低下率1/Nを
    示す信号ΔNkの累算を行なう手段と、前記の累算値の
    大きさが1以下または1未満の場合における順次の各1
    標本化周期において補間信号を得るために用いられるM
    個の標本値の組は変更せず、また、前記した信号ΔNk
    の累算値の大きさが1を超える場合には、その累算値か
    ら大きさ1を減じた値を次の1標本化周期における信号
    ΔNkの累算値の初期値として用いるとともに、それま
    でに使用していたM個の標本値の組の代わりに、1標本
    化周期だけ全体を新しい標本値の方にシフトさせて得た
    M個の標本値の組を用いる手段とを備えてなるデジタル
    音響信号の時間軸伸長読出し装置。
  3. 【請求項3】 音響信号のピッチをデジタル信号の状態
    で1/N(ただし、Nは正または負で大きさが1以上の
    任意の数)に低下させる際に用いられる音響信号のピッ
    チの低下率1/Nを示す信号ΔNkを可変入力させる手
    段を備えてなる請求項2のデジタル音響信号の時間軸伸
    長読出し装置。
  4. 【請求項4】 直流成分の除去手段を備えてなる請求項
    2のデジタル音響信号の時間軸伸長読出し装置。
JP17491493A 1993-06-22 1993-06-22 デジタル音響信号の時間軸伸長読出し方法及び装置 Expired - Fee Related JP3254829B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17491493A JP3254829B2 (ja) 1993-06-22 1993-06-22 デジタル音響信号の時間軸伸長読出し方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17491493A JP3254829B2 (ja) 1993-06-22 1993-06-22 デジタル音響信号の時間軸伸長読出し方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0713595A true JPH0713595A (ja) 1995-01-17
JP3254829B2 JP3254829B2 (ja) 2002-02-12

Family

ID=15986916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17491493A Expired - Fee Related JP3254829B2 (ja) 1993-06-22 1993-06-22 デジタル音響信号の時間軸伸長読出し方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3254829B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3254829B2 (ja) 2002-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950034204A (ko) 샘플링 주파수 변환 장치 및 메모리 어드레스 제어 장치
JP2993424B2 (ja) ペダル位置記録再生方法およびその装置
US20080288094A1 (en) Auto Signal Output Device
JP3194752B2 (ja) Pcmディジタルオーディオ信号再生装置
US5392381A (en) Acoustic analysis device and a frequency conversion device used therefor
JP3539165B2 (ja) 符号情報処理方法及び装置、符号情報の記録媒体への記録方法
JPH0713595A (ja) デジタル音響信号の時間軸伸長読出し方法及び装置
JPH08172359A (ja) シグマデルタ信号の処理装置
JP3297792B2 (ja) 信号伸張装置及び方法
JPH05127694A (ja) デジタル信号処理方式
JP2507285B2 (ja) ビット長拡張装置
JP2007093677A (ja) オーディオ信号出力装置
JP3233295B2 (ja) Pcmデータ圧縮及び復元方法
JP2008089791A (ja) オーディオ信号処理装置
JP2002198815A (ja) アナログ−ディジタル変換装置およびそれを用いたディジタル記録装置
JP3362796B2 (ja) 楽音発生装置
JPH07199998A (ja) 音声信号圧縮伸張装置
KR900005636B1 (ko) 디지탈 필터를 사용하여 음질의 손상을 제거한 디엠퍼시스 회로
JPH05315891A (ja) デジタル信号処理方式
KR960002291A (ko) 고밀도 저장기기에 있어서 디코딩 방법 및 장치
JPH0287823A (ja) 標本化周波数選択形ad,da変換装置および信号処理装置
JPH0887298A (ja) オーディオ信号処理方法とその装置
JP2007093678A (ja) オーディオ信号出力装置
JPH0946179A (ja) ビット長拡張方法及びその装置
JPS61121096A (ja) 音程制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071130

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081130

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091130

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111130

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121130

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees