JPH07135240A - プローブ装置 - Google Patents

プローブ装置

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JPH07135240A
JPH07135240A JP30462493A JP30462493A JPH07135240A JP H07135240 A JPH07135240 A JP H07135240A JP 30462493 A JP30462493 A JP 30462493A JP 30462493 A JP30462493 A JP 30462493A JP H07135240 A JPH07135240 A JP H07135240A
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JP
Japan
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thin film
air
measured
bumps
wafer
Prior art date
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Application number
JP30462493A
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English (en)
Inventor
Chikahito Yamasaka
力仁 山坂
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Tokyo Electron Ltd
Tokyo Electron Yamanashi Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Tokyo Electron Yamanashi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07135240A publication Critical patent/JPH07135240A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装置台上の被測定体と薄膜との空隙に、エア−
を噴出させ、跳ね返りのエア−圧で薄膜の撓みを除去
し、被測定体面に対してバンプ以外の接触を排除する。 【構成】被測定体1の対向面に薄膜13が保持される保
持台23を設け、この保持台23に薄膜13を配設し、
この薄膜13に形成されたバンプ6が被測定体1と接続
して被測定体1の電気的特性を検査する装置において、
被測定体1の被測定体面と薄膜13の薄膜面との空隙2
7に適正な噴射量を噴射するエア−調整機構28aと、
この調整機構28aで調整されたエア−を空隙27に噴
射し、この噴射したエア−で空隙の圧力を大気より高め
るエア−供給機構28とから成り、このエア−の圧力に
より薄膜面の撓みを除去することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異方導電性の薄膜(フ
イルム)に形成されたバンプを被測定体の電極に接続さ
せるように用いて、電気的特性を検査するプロ−ブ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程に、チップの電気的特性
が仕様通りに動作するか否かを確認する検査工程があ
る。この検査工程では、プリント積層板に細長いプロ−
ブ針を放射状に並べたプロ−ブカ−ドをウエハプロ−バ
に用いて、電気的特性の検査を行っていた。
【0003】最近、電子機器の多機能化と小型計量化に
伴い半導体分野においては集積回路が超微細化され、多
ピンおよび狭ピッチの回路パタ−ンの検査は従来の積層
板にプロ−ブ針を放射状に並べたプロ−ブカ−ドでは検
査が困難になってきた。また回路パタ−ンが絶縁フイル
ムに形成した薄膜フイルムにバンプが形成されたフイル
ムが脚光を浴びるようになってきた。このフイルムは異
方導電性薄膜であり、この異方導電性薄膜を用いたプロ
−ブカ−ドが出現してきた。この技術は、例えば特開平
2−126159号公報に記載されている。即ち、図1
0に示すように、薄膜106に設けられたバンプ101
とウエハ102との接続時に生じる衝撃をバンプ101
の裏面に設けたクッション(緩衝材)103で吸収し、
更に保持台100を構成する環状移動体104を3箇所
の長バネ105で上方向(図では矢印方向)に移動させ
て吸収する構成になっている。
【0004】また、特開平2−1163664号公報に
は上記公報と同じプロ−ブカ−ドが開示され、更にバン
プが形成される領域のフイルムが正確に上方向に移動さ
せるガイドを設けたプロ−ブカ−ドが開示されている。
更に、特開平2−126160号公報には、絶縁フイル
ム(薄膜とも言う)がウエハとの接触圧で上方向に移動
される環状移動体を放射状で均等配置された3箇所の長
板バネで支え、この2箇所が可変長板バネで支えるプロ
−ブカ−ドが開示されている。
【0005】また、特開平1−269065号公報に
は、バンプが形成されている領域のフイルム(メンブレ
ン)を相手側の面に合わせる機構を有したプロ−ブカ−
ドが開示されている。更に、特公平5−17705号公
報には、プロ−ブヘッドを容易に交換できるプロ−ブ装
置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平2−126159、特開平2−1163664、特
開平1−269065号、特公平5−17705号公報
等のプロ−ブ装置では、曲げた長板バネ105で環状移
動体104を3箇所で支えている。即ち、図10に示す
ように、バンプ101を形成した薄膜106を所定の段
差で曲げて、均等配分された3枚の長板バネ105に装
着された環状移動体104で支持している。上記フレキ
シブルな薄膜は、例えば高さhの環状移動体104に固
定されている。この高さhの許容誤差を50ミクロンに
するのは非常に困難であり、横ズレを50ミクロンに押
さえるのも困難である。しかも長板バネ105の材質の
経年変化により3枚の長板バネ55にバラツキが生じて
しまう。ミクロン台を追う世界の半導体製造工程では、
これらの原因によりウエハの電極パッドに対するバンプ
の位置合わせが上記公報の開示された技術では解決でき
ない。例えば、ウエハの電極パッド100角ミクロンに
バンプ先端φ60ミクロンとの接続に対し、横ズレが2
1ミクロンあるとバンプ先端が電極パッドから外れてし
まう。
【0007】しかも、特開平2−163664号公報の
発明は即ちバンプの中央に上下方向のガイドを設けたも
のであるが、例えば、軸の許容誤差を最大50ミクロン
とし、穴の許容誤差を0(理想誤差)ミクロンとした場
合、軸穴の隙間は25ミクロンであり横ズレが25ミク
ロン生じてしまう。
【0008】また、フレキシブルな絶縁フイルムの外周
を支持体に固定しても、ウエハ面に対する絶縁フイルム
の歪(平坦度)が非常に大きく、バンプをウエハの電極
パッドに接続した状態では、歪だ一部の絶縁フイルム表
面がウエハ面に触れてしまう。即ち、例えばバンプ高さ
は60〜70ミクロンであり、このバンプを形成した絶
縁フイルムの撓み高さ例えば250〜300ミクロンで
あれば、190〜230ミクロン、ウエハ面に触れてし
まう。
【0009】この触れはチップ表面の回路パタ−ンを短
絡させる原因になる。またこの触れを繰り返す事により
絶縁フイルムの破損につながる。そこで、本発明者はエ
ア−ベアリング構造を上記薄膜とウエハ面に使用するこ
とを考えついた。
【0010】本発明は上記問題点に鑑みされたもので、
この発明の第1の目的は、装置台上の被測定体と薄膜と
の空隙に、エア−を噴出させ、跳ね返りエア−圧で薄膜
の撓みを除去し、被測定体面に対しバンプ以外の接続を
排除したプロ−ブ装置を提供することにある。
【0011】この発明の第2の目的は、被測定体の対向
面に設けられた保持台に薄膜を負圧で吸着し、この吸着
により保持台下面に密着させ、薄膜面に生じている撓み
を除去し、被測定体面に対しバンプ以外の接続を排除
し、薄膜が接触すること無く検査できるプロ−ブ装置を
提供することにある。
【0012】この発明の第3の目的は、薄膜に形成され
たバンプにダイアモンドパウダを付着させ、このダイア
モンドパウダの凹凸で被測定体の電極パッドに接続する
ようにし、接続性を向上させたプロ−ブ装置を提供する
ことにある。
【0013】この発明の第4の目的は、ダイアモンドパ
ウダが付着されたバンプを傾斜するようにプロ−ブカ−
ドに配置し、この傾斜したバンプを被測定体面の電極に
酸化膜を削り取って接続させ、酸化膜が付着した被測定
体であっても検査できるプロ−ブ装置を提供することに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、被
測定体の対向面に薄膜が保持される保持台を設け、この
保持台に薄膜を配設し、この薄膜に形成されたバンプが
上記被測定体と接続して上記被測定体の電気的特性を検
査する装置において、上記被測定体の被測定体面と上記
薄膜の薄膜面との空隙に適正な噴射量を噴射するエア−
調整機構と、この調整機構で調整されたエア−を空隙に
噴射し、この噴射したエア−で上記空隙の圧力を大気よ
り高めるエア−供給機構とから成り、このエア−の圧力
により薄膜面の撓みを除去することを特徴とする。
【0015】本願の第2の発明は、被測定体の対向面に
薄膜が保持される保持台を設け、この保持台に薄膜を配
設し、この薄膜に形成されたバンプが上記被測定体と接
続して上記被測定体の電気的特性を検査する装置におい
て、上記保持台に開口された吸着孔で上記薄膜を上記保
持台に吸着する真空吸着機構と、上記保持台に上記薄膜
を適正負圧で吸着するように負圧を調整する負圧調整機
構とから成り、上記真空吸着機構による負圧で上記薄膜
の裏面を吸引して薄膜面の撓みを除去することを特徴と
する。
【0016】本願の第3の発明は、上記バンプと被測定
体との接触時の衝撃を吸収する緩衝部材を設け、この緩
衝部材の一面を上記保持台の上記被測定体の対向面に接
着層を介して接着し、上記緩衝部材の他面が上記薄膜を
押圧するように上記薄膜の外周を上記保持台に固定した
ことを特徴とする。
【0017】本願の第4の発明は、上記薄膜に形成され
た上記バンプは銅バンプにニッケルまたはクロム鍍金を
施し、この鍍金にダイアモンドパウダを付着させ、更に
クロム鍍金を施し、更にまた金鍍金を施したことことを
特徴とする。
【0018】本願の第5の発明は、ダイアモンドパウダ
が付着された上記バンプを上記被測定体に対して傾斜さ
せて設けたことを特徴とする。
【0019】
【作用】上記第1の発明では、上記被測定体面と上記薄
膜面との空隙にエア−を適正な噴射量で噴射するのに必
要なエア−調整機構およびエア−供給機構を設けている
ので、薄膜と被測定体との空隙に噴射したエア−はエア
−ベアリング効果で大気より高圧に成り、この高圧領域
のフレキシブルな薄膜面は圧力によりプロ−ブカ−ド側
の取付面の平坦度に倣い押し付け固定される。この押し
付け固定される取付面は、予め被測定体面と平行に配設
されているので、取り付けられた薄膜面も取付面の平坦
度に倣った状態で、プロ−ビングが可能になる。従っ
て、フレキシブルなフイルム状の薄膜であっても薄膜特
有の撓みや湾曲等が除去される。
【0020】上記第2の発明では、薄膜を保持台に保持
する機構として、保持台に薄膜を適正な負圧で吸着する
負圧調整機構および真空吸着機構を設けているので、保
持台例えばプロ−ブカ−ド部材に設けた薄膜の裏面を負
圧で吸引し、薄膜の撓みの除去において、吸着圧不足の
場合は、自動的に吸着圧を増加させる事が可能になる。
即ち、適正な吸着圧で吸着可能となる。
【0021】上記第3の発明では、上記バンプに上記被
測定体を接続させる時の衝撃を吸収する緩衝部材の一面
を保持台側に接着し、緩衝部材の他面に薄膜を配設した
ので、接着面に影響されることなく、薄膜のみの平坦度
でプロ−ブカ−ド部材に固定することができる。
【0022】上記第4の発明では、上記薄膜に形成され
たバンプは銅バンプにニッケルまたはクロム鍍金を施
し、この鍍金にダイアモンドパウダを付着させ、更にク
ロム鍍金を施し、更にまた金鍍金を施したので、バンプ
表面はダイアモンドパウダにより凹凸が形成される。こ
の形成された凸部は被測定体の電極に一部がめり込んで
接続する。従って、このような接続は接続不良を起こし
にくくなるので、信頼性が向上する。
【0023】上記第5の発明では、上記ダイアモンドパ
ウダが付着されたバンプを上記被測定体に対し、傾斜し
て接続するので、バンプが被測定体と接続する時、初期
接続から更に深く接続する終期接続間にバンプが横ズレ
を起こし、この横ズレで被測定体に付着した付着物、例
えば酸化膜を除去して接続する。従って、付着物を有す
る被測定体であっても、バンプを電極に確実に接続する
ことができる。
【0024】
【実施例】次に、本発明のプロ−ブ装置を半導体ウエハ
検査装置に用いた一実施例を図を用いて説明する。上記
半導体ウエハ検査装置は、図1(a)(b)に示すよう
に、大別すると、ウエハ1の電極パッド2に検査信号を
与え、この信号の応答信号から特性の判断をし、そのチ
ップ3の良否の検査を行うテスタ4と、ウエハ1のチッ
プ3の電極パッド2にプロ−ブカ−ド5のバンプ6を合
致させ、複数のチップを順次プロ−ビングさせるウエハ
プロ−バ7とから構成されている。
【0025】前者のテスタ4は、テストヘッド4aと、
ウエハプロ−バ7の測定部に到着したウエハ1の電極パ
ッド2と電気的に導通される端子9が設けられたパ−フ
オマンスボ−ド10とを備え、端子9はウエハプロ−バ
7側に設けられた中継板11を介してプロ−ブカ−ド5
と電気的または物理的に接続されている。即ち、中継板
11はメジャリングケ−ブル12を介してプロ−ブカ−
ド5に設けられた薄膜13のバンプ6と導通接続されて
いる。
【0026】後者のウエハプロ−バ7は、ウエハ載置台
26上にウエハ1を搬送する搬送部(図示せず)と、ウ
エハ1を測定して良否を検査する測定部8とから構成さ
れている。ここで、ウエハカセット(図示せず)から取
り出して測定部8まで搬送する搬送部は特開昭62−1
69341号公報に記載されているので説明を省略す
る。
【0027】上記測定部8は、測定部中央に設けたプロ
−ブカ−ド5の真下に到着したウエハ1について、バン
プ6と電極パッド2とを位置合わせした後、バンプ6に
ウエハ1を上昇させて電気的に接続するように構成され
ている。また、測定部8は、ウエハプロ−バ7のベ−ス
(基盤)14から立設されたヘッドプレ−ト15の中央
に開口された中空部にθ回転可能に装着されたリングイ
ンサ−ト16と、このリングインサ−ト16の下面に固
定されたプロ−ブカ−ド5と、このプロ−ブカ−ド5の
下に達したウエハ2のチップ3の電極パッド2とプロ−
ブカ−ド5のバンプ6とを位置合わせする位置合わせ機
構を構成すると共に上記チップ3を順次歩進(チップ長
毎にステップ)移動させるXYステ−ジ17と、ウエハ
1にオ−バ−ドライブを掛ける昇降機構18とからなっ
ている。
【0028】ここで、プロ−ブカ−ド5の薄膜13のバ
ンプ6にウエハ1が接続する速度は途中が早く、接続す
る直前に遅く上昇し、オ−バ−ドライブを掛ける時、適
切な速度で上昇するように予め定められている。この速
度はウエハの種類によっても換えることができるように
なっている。それにより、バンプ6とウエハ1との接続
がソフトに制御できるのでバンプおよびチップの破損防
止効果がある。ここで、上記XYステ−ジ17、上記位
置合わせ機構および上記昇降機構18は、既に特開昭6
2−169341号公報に記載されていて周知なので説
明を省略する。
【0029】上記リングインサ−ト16には、図2
(a)に示すように、測定部8に到着したウエハ1上面
の対向面にプロ−ブカ−ド5を固定する固定具5aが着
脱可能に装着されている。リングインサ−ト16は、例
えば鍔部外径がφ200mm、胴部外径がφ180m
m、内径がφ170mm、高さ30mmで、アルミ材ま
たはセラッミック材で形成され、固定具5aには、例え
ばビス止め、またはθ回転によりカムとロ−ラで止める
カム機構等が採用されている。なお、図2(b)に示す
ようにカム機構の場合には、リングインサ−ト16とプ
ロ−ブカ−ド部材23との接触面には滑らかなθ回転を
させるためにスラストヘアリング20を使用した方法で
も良い。この場合塵防止の効果がある。
【0030】上記リングインサ−ト16の上面にはテス
タ4とのインタ−フェイスの役目を果たす中空部を有す
る中継板11が補強板21およびスタッド部材21aを
介して固定され、中継板11は例えば外径φ120m
m、内径φ70mm、厚さt=2mmで形成され、補強
板21は例えば外径φ120mm、内径φ90mm、厚
さt=3,2mmで、絶縁されたアルミまたは絶縁性セ
ラッミックで形成されている。
【0031】上記プロ−ブカ−ド5は、更に、真空室2
9およびエア−溜まり室22を形成したプロ−ブカ−ド
部材23と、測定されるチップ3の電極パッド2と対応
したバンプ6を形成した薄膜13と、この薄膜13が緩
衝材24を介してプロ−ブカ−ド部材23に真空吸着さ
せる真空吸着機構25と、この吸着された薄膜面(バン
プが形成されている薄膜面)13aと載置台26上のウ
エハ1上面との空隙27にエア−を流入させるエア−供
給機構28とからなっている。
【0032】上記プロ−ブカ−ド部材23は、図3
(a)に示すように、薄膜13がプロ−ブカ−ド部材2
3に緩衝材24を介して均等負圧で真空吸着する為の真
空室29と、上記薄膜13の下面と載置台26上のウエ
ハ1の上面との空隙に均等圧のエア−を噴射させるエア
−溜まり室22と、ウエハ1の上面がバンプ6に接触し
た際に発生する衝撃を和らげる緩衝材24とから形成さ
れている。
【0033】ここで、上記緩衝材24は、例えばポリウ
レタン材、ラバ−材等のエラステック材で形成され、上
記プロ−ブカ−ド部材23の下面に接着層で固定されて
おり、緩衝材24の下面はウエハ1の上面と平行で、撓
み(平坦度)が例えば30ミクロンに押さえられてい
る。なお、上記薄膜13はフレキシブルでそれ自体が複
雑に湾曲してしまうので、上記撓みとは、薄膜13の湾
曲とねじれ等を含むものである。
【0034】上記プロ−ブカ−ド部材23の真空室29
は、図3(b)に示すように、例えば、外径がφ120
mmで、厚さがt=5mmのアルミ材またはセラミック
材からなるプロ−ブカ−ド部材23の上面に、例えば、
外径がφ60mmの円柱状の凸部を形成し、この形成し
た凸部上に真空用の気密な真空室29を形成するように
一方を塞さいだ真空室構成部材30が装着されている。
更に、この塞いで形成された真空室29を真空引きする
真空引き孔が開口され、この開口部は負圧調整機構25
aを介して真空吸着機構25に配管部材、例えば内径φ
2mmビニ−ル系配管材で接続されている。
【0035】更に、上記真空室29には、プロ−ブカ−
ド部材23の下面に一体化した緩衝材24とエア−溜ま
り室22とを貫通した吸着孔33が規則正しく開口され
ている。従って、この吸着孔33により緩衝材24の緩
衝面に接する薄膜13、即ちバンプを形成している薄膜
13の背面を真空室29の負圧で真空吸引するようにな
っている。
【0036】上記プロ−ブカ−ド部材23のエア−溜ま
り室22は、上記プロ−ブカ−ド部材23の下面に凹
部、例えば内径φ60mm凹部を形成し、この形成した
凹部を例えば外径φ70mmのキャップ部材23aで気
密に塞いで構成されている。このキャップ部材23aの
下面に沿って例えば外径φ65mm、厚さt=1mm
で、材質がポリウレタンまたはネオプレン等からなる円
錐台形の緩衝材24が接着層24aで固定されている。
【0037】図4に示すように、この一体化された緩衝
材24に接する薄膜13の裏面には、エア−溜まり室2
2から薄膜13と載置台26上のウエハ1上面との空隙
27エア−を噴射させる噴射孔32が緩衝材24および
薄膜13を貫通して開口されている。この開口された噴
射孔32はエア−を円滑に流すオリフイス31が配設さ
れている。
【0038】このオリフイス31は、例えば直径a=
1,6〜2mm、長さb=3mm、内径c=1,2m
m、噴射孔d=0,1〜0,5mmで、ステンレス材で
形成され、図4(b)に示すように、プロ−ブカ−ド部
材23の噴射孔32に、プロ−ブカ−ド部材23から緩
衝材24に少し入り込む長さで圧入されている。緩衝材
24の噴射孔径eは上記オリフイスの外径aより小さく
段差が設けられている。この圧入されたオリフイス31
の内径c、dも段差が設けられている。即ち、内側の内
径cは噴射口dより大きい径で開口されている。また、
オリフイス31下面の緩衝材24の下面の薄膜13の噴
射孔の径fは、上記緩衝材24に開口された噴射孔の径
eより大きくなっている。
【0039】ここで、上記プロ−ブカ−ド部材23に圧
入されたオリフイス31の噴射孔径は、緩衝材24の噴
射孔径eおよび薄膜13の噴射孔径fより小さく形成さ
れているので、オリフイス31の噴射エア−は緩衝材2
4および薄膜13に干渉せず噴射される。また、オリフ
イス31を圧入した緩衝材24下面、および薄膜13の
噴射孔の上面周辺は接着層で固定されている。このよう
に、周縁のみ接着するので跳返ったエア−は緩衝材24
と薄膜との間に進入しにくい。
【0040】ここで、噴射孔の説明をしたが、吸着孔3
3も同様に吸着孔33の低部は緩衝材24に少し入込む
長さで圧入し、さらに緩衝材24の穴は吸着孔33の外
径より小さく、吸着孔33の内径より大きく開口されて
いる。この様に構成されたプロ−ブカ−ド部材23の外
周縁は、図5に示すように傾斜して形成され、そこにコ
ンタクト部材35がビス36によって固定され、バンプ
6を形成した薄膜13の電極部34がコンタクト部材3
5の電極面と接続するように固定具によって着脱可能に
固定されている。ここでコンタクト部材35の他端には
上記電極部34と導通する接続ピン34aが形成されて
いる。この接続ピン34aがメジャリングケ−ブル12
を介して中継板11に導通されている。上記のように設
けられたコンタクト部材35の電極面に薄膜13の電極
部34が接続するように構成されている。
【0041】上記薄膜13は、図6に示すように、ポリ
イミド等の異方性絶縁フイルム13aに導電層13bを
積層し、更にこの積層した導電層13b上面にラミネ−
ト13c等の接着性樹脂層で絶縁されている。例えば外
径φ100mm、厚さt=0.3mmの上記薄膜13の
中央には、例えば外径φ30ミクロンで、高さh=60
mmの金属突出物、即ちバンプ6が形成されている。し
かも、薄膜13の外周縁はバンプ6の存在面と反対面に
円錐台形に曲げられている。
【0042】また、上記薄膜13には、載置台26のウ
エハ1上面と薄膜13との空隙27にエア−を噴射させ
る噴射孔32が規則的に開口されている。そして、薄膜
13をプロ−ブカ−ド5に取り付ける時の位置合わせす
る位置合わせ部、例えば2箇所の半径が異なる半長孔溝
37a、37bを設け、この半長孔溝37a、37bに
プロ−ブカ−ド側の半長突起(図示せず)が合致し、こ
れにより位置合わせする。ここで、上記薄膜13に形成
された金属突起物、即ちバンプ6はチップ3の電極パッ
ド2の配列と対応している。
【0043】本実施例では、上記薄膜13を円形薄膜と
して略円形の半導体ウエハ上のチップを検査する装置に
ついて説明したが、必ずしもこれに限定されるものでは
なく、上記薄膜は、液晶テレビの画面やノ−トタイプの
パソコンの画面等に使用されるLCD基板の検査にも適
用することができる。ただし、この場合には四角形状の
薄膜を使用して測定検査した方が効果的である。
【0044】なお、上記バンプ6は、図7に示すように
例えば外径φ30ミクロンの銅製の突起物6aに、ニツ
ケルまたはクロ−ムメッキ6bを施し、その外周面にダ
イアモンドパウダ処理6cを施し、再度クロ−ムメッキ
6dを施し、更にその外周面に金メッキ6eを施して形
成され、その外径は約φ60ミクロンに設定されてい
る。
【0045】なお、図3(a)に示すように上記薄膜1
3は、コンタクト部材35を介して円錐台状のプロ−ブ
カ−ド部材23の外周縁に固定具19を介して例えばビ
ス36a等で取り付けられている。なお、図2に示すよ
うに上記真空吸着機構25は、プロ−ブカ−ド部材23
の真空室29の開口から例えば内径φ2mmのビニ−ル
系配管材等の配管部材を介して接続された負圧調整機構
25aに連通し、この負圧調整機構25aは制御装置6
0に接続されており、予め制御装置60にプログラムさ
れた数値により駆動制御される。
【0046】上記エア−供給機構28では、工場が常時
設備としての例えば4キロ/平方センチの空気圧がある
エア−供給配管から空気をエア−ドライアで除湿し、エ
ア−フイルタで清浄化し、この清浄化した空気は、エア
−調整機構28aを通してプロ−ブカ−ド部材23のエ
ア−溜まり室22に供給される。そして、供給された空
気はエア−溜まり室22から薄膜13と載置台26上の
ウエハ1との空隙に流入するように構成されている。
【0047】次に、本発明の半導体ウエハ検査装置の動
作について説明する。プロ−ビング検査の初期段階にお
いて、ウエハプロ−バ7のウエハカセット内に収納され
たウエハの有無を確認し、OKであればテスト開始信号
をテスタ4側に要求し、テスタ4からウエハプロ−バ7
にテスト開始信号を発信する。そして、ウエハプロ−バ
7側の真空吸着機構25の正常確認とエア−供給機構2
8の正常を確認する。これらは予めプログラムされた制
御装置60によって行なわれる。
【0048】ここで、上記真空吸着機構25の正常確認
は、プローブカード部材23に薄膜13が吸着したこと
の確認まで行う。この薄膜13に形成したバンプ6の高
さS1は、図8(a)に示すように例えば40ミクロン
とする。次に、図9(a)に示すように、ウエハカセッ
ト(図示せず)からダミ−ウエハ1aをハンドリングア
−ム(図示せず)で取り出し、受け渡し位置に待機して
いる載置台26に受け渡す。この載置台26は測定部8
に設けたプロ−ブカ−ド5の真下まで移動する。
【0049】そして、ダミ−ウエハ1aが載置された載
置台26を上昇させ、バンプ6にダミ−ウエハ1aを接
触させる。この接触の検知は、例えばバンプ6とダミ−
ウエハ1aと載置台26のル−プ回路の接続検知回路6
1で検知する。この検知の確認と同時に、ダミ−ウエハ
1aの上昇値およびバンプ6のZ方向の高さを記憶装置
に記憶する。
【0050】次に、ダミ−ウエハ1aを載置台上からア
ンロ−ドして、ウエハカセット(図示せず)からロ−ド
側のハンドリングア−ム(図示せず)によって既に取り
出されて待機しているウエハ1を載置台26に受け渡
す。載置した載置台27は測定部8に設けたプロ−ブカ
−ド5の真下まで移動する。この移動の途中でウエハ1
の電極パッド2とバンプ6との位置合わせを図示しない
アライメント装置で行う。
【0051】図9(b)(c)に示すように、アライメ
ントされたバンプ6とウエハ1上面との距離が予めプロ
グラムしたH1、例えば50ミクロンになるまで載置台
26を上昇させる。ここで、薄膜13の下面とウエハ1
上面とは50ミクロンの空隙であるが、h1=40ミク
ロンの高さを有するバンプ6の先端とウエハ1上面とは
10ミクロンの空隙となる。
【0052】上記50ミクロンの空隙の設定は、既にダ
ミ−ウエハ1aの使用によりバンプ6の先端位置が記憶
されているので、この記憶された高さから50ミクロン
載置台を降下する位置を認識することにより行われる。
この距離設定の前に、エア−供給機構28が駆動し、噴
射孔32に設けたオリフイス31から適正な噴射エア−
が薄膜13とウエハ1間の空隙27に噴射される。
【0053】この噴射によってウエハ1の上面と薄膜1
3との空隙27は大気より高圧に成る。この高圧になっ
た領域のフレキシブルな薄膜13はプロ−ブカ−ド5の
緩衝材24の下面に倣う。なお、フレキシブルな薄膜1
3は、両方向に対して一定の形状を維持することが困難
であり、どうしても複雑に湾曲してしまう。そこで、こ
の湾曲を緩衝材24の下面に倣わせることより湾曲を除
去する。薄膜13の湾曲除去により、薄膜13に形成し
たバンプ6先端が薄膜13の下面より低いので、ウエハ
1の上面にはバンプ6のみが接触することになる。
【0054】更に、図9(e)に示すように、バンプ6
の先端とウエハ1上のチップの電極バッドとの接触位置
から上記載置台を例えばT3=30ミクロン上昇させ、
30ミクロンのオ−バドライブを掛ける。このオ−バ−
ドライブによりバンプ6はウエハ1に対して例えば1本
当り3グラムの押圧力を受けて電気的に確実に接続され
る。また、この押圧力によりバンプ6の上端は緩衝材材
24に埋設する。ここで、上記バンプ6の先端がウエハ
面に接触した時のウエハと薄膜との間の間隙T1は40
ミクロンであり、オ−バ−ドライブ後の間隙T2はほぼ
10ミクロンになる。
【0055】なお、本実施例では薄膜13をウエハ1の
上面と平行にしたものについて説明したが、プロ−ブカ
−ド部材の下面を球面状に形成し、このプロ−ブカ−ド
部材の表面に球面形状に沿って厚さ約1mmの緩衝部材
を設け、この緩衝部材の表面に薄膜を吸着孔で真空吸着
すると共に、ウエハとの間隙に噴射孔から空気を噴射し
ても良い。
【0056】このようにプロ−ブカ−ドを球面状にする
と、球面に設けたバンプの先端がウエハ面に対して傾斜
した状態で初期接触することになり、その後、例えば3
0ミクロンのオ−バドライブを掛けると、傾斜したバン
プの先端がウエハ面を横ズレし、この横ズレは電極パッ
ド上の酸化膜を削り取り、酸化膜を除去した状態でバン
プと電極パッドが電気的に接続されるので信頼性の高い
プロ−ビングが可能となる。
【0057】また、図8(b)に示すように、プロ−ブ
カ−ド5の中央の薄膜13aの中央を凹型の球面形状に
しても良く、この球状部は薄膜13が最も湾曲する部分
であり、この部分を真空吸着するように形成する。この
ように凹型の球面形状部を設けると、中央の薄膜13a
が抉れているので、よけいな付着物があっても、それほ
ど神経を使わなくてもプロ−ブカ−ドの取付けが可能と
なる。
【0058】更に、図8(c)に示すように、球面を有
するプロ−ブカ−ド5の中央の薄膜13aのみがウエハ
上面と平行的になるように形成されたプロ−ブカ−ド5
であっても良い。また、上記バンプ6にダイアモンドパ
ウダを付着させれば、バンプ表面に凹凸が形成され、こ
の凹凸がウエハ1の電極パッド2に食い込むように接続
するので、接続が更に強固になる。従って、接続不良が
極めて少なくなる。この場合、載置台26を距離S2上
昇させることによりバンプ6aの先端がウエハ面に接触
する。
【0059】更に、上記バンプ6aにダイアモンドパウ
ダを付着させると共にバンプ6aを傾斜させ、この傾斜
したバンプ6aをウエハ1aに接触させると、図8
(c)に一点鎖線で示すようにバンプ6が例えば8ミク
ロンの横ズレを起こし、電極パッド2a(図示せず)に
付着した自然酸化膜等を除去して電気的に接続される。
従って、自然酸化膜が生じた電極パッドであっても、特
別な機構を設けることなく酸化膜等を除去して電気的に
接続することができる。
【0060】
【発明の効果】以上詳細に説明したように上記第1の発
明では、保持体に固定された薄膜面と被測定体面の空隙
にエア−を噴射させ、エア−ベアリング構造にし大気よ
り高圧にしたので、被測定体面との対向のフレキシブル
な薄膜の湾曲が除去される。この除去により、薄膜面は
被測定体面と平行を保って位置するので、被測定体面に
薄膜面が触れることなく測定できる。しかも、薄膜面と
被測定体面の空隙にはエア−ベアリング効果が働き、バ
ンプが被測定体に対し均等圧で接続するので、被測定体
に対する接触電気抵抗が均等になり、高精度の測定が可
能になる。
【0061】また、上記第2の発明では、薄膜を保持台
に負圧で吸着するので、吸着前の薄膜には微小の撓みが
あるが、吸着後には薄膜は均等位置に開口された吸着孔
で吸着固定され、この固定により撓みを薄膜から除去す
ることができる。
【0062】また、上記第3の発明では、上記バンプに
上記被測定体を接続させる時の衝撃を吸収する緩衝部材
の一面を保持台側に接着し、この緩衝部材の他面は薄膜
と大幅に接着しないので、緩衝部材の材質と薄膜の材質
との熱膨張率の違いによる歪の発生を防止することがで
きる。
【0063】また、上記第4の発明では、薄膜に形成さ
れたバンプにダイアモンドパウダを付着させたので、被
測定体の電極に一部がめり込んで接続し、接続不良を起
こしにくい。従って、接続の信頼性が向上する。また、
上記第5の発明では、ダイアモンドパウダが付着された
バンプを上記被測定体に対し、傾斜して接続するので、
被測定体に付着した付着物を除去して接続することがで
きる。
【0064】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をウエハプロ−バに用いた一実施例の全
体構成図。
【図2】図1の測定部の説明図。
【図3】図1のプロ−ブカ−ドの分解説明図。
【図4】図1のプロ−ブカ−ドのオリフイスの説明図。
【図5】図1のプロ−ブカ−ドと薄膜の固定方法を示す
取付説明図。
【図6】図1のプロ−ブカ−ドの薄膜の構造を示す説明
図。
【図7】図1のプロ−ブカ−ドのバンプの構造を示す説
明図。
【図8】(a)は上記実施例の動作を示す説明図、
(b)(c)は図1の他のプロ−ブカ−ドの説明図。
【図9】図1のウエハプロ−バの動作説明図。
【図10】従来のプロ−ブカ−ドの説明図である。
【符号の説明】
1…ウエハ(被測定体) 2…電極パッド 4…テスタ 5…プロ−ブカ−ド 6…バンプ 7…ウエハプロ−バ 8…測定部 13…薄膜 16…リングインサ−ト 17…XYステ−ジ 18…昇降機構 19…固定具 20…スラストベアリング 21…補強板 22…エア−溜まり室 23…プロ−ブカ−ド部材(保持台) 24…緩衝材(緩衝部材) 25…真空吸着機構 25a…負圧調整機構 27…空隙 28…エア−供給機構 28a…エア−調整機構 29…真空室 30…真空室構成部材 31…オリフイス 32…噴射孔 33…吸着孔 34…電極部 35…コンタクト部材 36…ビス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定体の対向面に薄膜が保持される保
    持台を設け、この保持台に薄膜を配設し、この薄膜に形
    成されたバンプが上記被測定体と接続して上記被測定体
    の電気的特性を検査する装置において、 上記被測定体の被測定体面と上記薄膜の薄膜面との空隙
    に適正な噴射量を噴射するエア−調整機構と、この調整
    機構で調整されたエア−を空隙に噴射し、この噴射した
    エア−で上記空隙の圧力を大気より高めるエア−供給機
    構とから成り、このエア−の圧力により薄膜面の撓みを
    除去することを特徴とするプロ−ブ装置。
  2. 【請求項2】 被測定体の対向面に薄膜が保持される保
    持台を設け、この保持台に薄膜を配設し、この薄膜に形
    成されたバンプが上記被測定体と接続して上記被測定体
    の電気的特性を検査する装置において、 上記保持台に開口された吸着孔で上記薄膜を上記保持台
    に吸着する真空吸着機構と、上記保持台に上記薄膜を適
    正負圧で吸着するように負圧を調整する負圧調整機構と
    から成り、上記真空吸着機構による負圧で上記薄膜の裏
    面を吸引して薄膜面の撓みを除去することを特徴とする
    プロ−ブ装置。
  3. 【請求項3】 上記バンプと被測定体との接触時の衝撃
    を吸収する緩衝部材を設け、この緩衝部材の一面を上記
    保持台の上記被測定体の対向面に接着層を介して接着
    し、上記緩衝部材の他面が上記薄膜を押圧するように上
    記薄膜の外周を上記保持台に固定したことを特徴とする
    請求項1または2に記載のプロ−ブ装置。
  4. 【請求項4】 上記薄膜に形成された上記バンプは銅バ
    ンプにニッケルまたはクロム鍍金を施し、この鍍金にダ
    イアモンドパウダを付着させ、更にクロム鍍金を施し、
    更にまた金鍍金を施したことを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか1項に記載のプロ−ブ装置。
  5. 【請求項5】 ダイアモンドパウダが付着された上記バ
    ンプを上記被測定体に対して傾斜させて設けたことを特
    徴とする請求項4に記載のプロ−ブ装置。
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