JPH07134799A - ゲート車両管理装置 - Google Patents

ゲート車両管理装置

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JPH07134799A
JPH07134799A JP5279694A JP27969493A JPH07134799A JP H07134799 A JPH07134799 A JP H07134799A JP 5279694 A JP5279694 A JP 5279694A JP 27969493 A JP27969493 A JP 27969493A JP H07134799 A JPH07134799 A JP H07134799A
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JP
Japan
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gate
ultrasonic sensor
vehicle
sensor units
unit
Prior art date
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Application number
JP5279694A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Omino
芳喜 小美濃
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Gakken Holdings Co Ltd
Original Assignee
Gakken Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波センサユニットを用い、工事が容易で
拡張性に優れ、信頼性および安全性の高いゲート車両管
理装置を提供する。 【構成】 駐車場の入り口側の天井に配置された超音波
センサユニット2a〜2fと、駐車場の出口側の天井に
配置された超音波センサユニット3a〜3fと、駐車券
の発券機4と、入口ゲート5と、駐車料金の精算機6
と、出口ゲート7と、制御装置8とから構成するゲート
車両管理装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は距離センサを用いて車
両を検出し、駐車券の発券および駐車料金の精算を行う
駐車場のゲート車両管理装置に係り、特に超音波センサ
ユニットを採用し、設置が容易で管理精度の向上が図れ
るゲート車両管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のゲート車両管理装置において、駐
車場の出入口に送信部と受信部(または発光部と受光
部)からなるセンサを対向させて配置し、車両が駐車場
の出入口でセンサに検知された場合、電波または光が遮
られることにより駐車券の発券、駐車料金の精算、出入
口のゲートの開閉を行うよう構成されたゲート車両管理
装置は知られている。
【0003】また、駐車場出入口の路面がコンクリート
の場合、路面の所定箇所に溝を堀り、コイルをループ状
に埋め込んで、このループコイルに特定周波数の信号電
流を流してセンサとし、車両(鉄)がコイル上を通過す
ることにより特定周波数が変化して車両の検出、ならび
に所定箇所のコイルの検出順序により車両の進行方向を
検出できるようにし、駐車券の発券、駐車料金の精算、
出入口のゲートの開閉を行うよう構成されたループコイ
ル方式のゲート車両管理装置も知られている。。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のゲート車両管理
装置は、車両のみの検出精度を向上するために、センサ
の送信部(発光部)と受信部(受光部)は天井と路面間
の上下方向に対向させるケースが多く、既設の駐車場に
このような対向型のセンサを設置する場合、天井および
路面の工事が煩わしい課題や駐車場の営業を一時停止し
なければならない課題がある。また、新設の駐車場の場
合にも、路面、天井および周辺の構築工事に時間的なず
れがあるような場合、センサの取付け、発券機、精算機
およびゲート等の据え付けおよびゲート車両管理装置全
体の調整等が一度にできず、設置費用がアップする課題
がある。
【0005】ループコイル式のセンサを用いたゲート車
両管理装置を設置する場合も、上記センサ方式と同様な
路面工事、据え付け工事および調整が必要とされる課題
がある。また、ループコイル式センサを用いたゲート車
両管理装置は、路面がコンクリートの場合は問題ない
が、青空駐車場のような簡易駐車場(例えば、自走式駐
車場)では路面が鉄で構成されるケースが多く、鉄等に
反応して車両を検出できない課題がある。
【0006】この発明はこのような課題を解決するため
になされたもので、超音波センサユニットを用いること
により、新設の駐車場および既設の駐車場に適用でき、
設置のための工事が容易で拡張性に優れ、信頼性および
安全性の高いゲート車両管理装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係るゲート車両管理装置は、距離センサを超
音波センサユニットで構成し、この超音波センサユニッ
ト2個を1組として車両幅より短い距離で駐車場の出入
口通路に沿って複数組配置するとともに、これら複数組
の超音波センサユニットからのセンサ信号に基づいて入
車時に駐車券を発券する発券機と、出車時に駐車料金を
精算する精算機と、出入口に設けられたゲートと、発券
機、精算機およびゲートを制御する制御装置とを備えた
ことを特徴とする。
【0008】また、この発明に係るゲート車両管理装置
は、超音波センサユニットを、発券機および精算機の近
傍にそれぞれ1組配置するとともに、出入口に設けられ
たゲートの前後にそれぞれ1組づつ配置することを特徴
とする。
【0009】さらに、この発明に係るゲート車両管理装
置の発券機および前記精算機は、その近傍にそれぞれ配
置された2個1組の超音波センサユニットからのセンサ
信号の論理積信号に基づいて動作し、ゲートは、その前
後に配置された4個2組の超音波センサユニットからの
センサ信号が全てなくなった場合に閉じることを特徴と
する。
【0010】
【作用】この発明に係るゲート車両管理装置は、超音波
センサを2個1組にして車両幅より短い距離で配置した
ので、車両のみを検出することができ、制御装置の制御
により駐車券の発券、駐車料金の精算およびゲートの開
閉を行うことができる。
【0011】また、この発明に係るゲート車両管理装置
は、発券機および精算機の近傍に配置された2個1組の
超音波センサのセンサ信号の論理積に基づいて駐車券の
発券、料金精算およびゲート開放を実行するよう構成し
たので、車両のみを検知し、車両以外の、例えば自転車
を含む二輪車または人間の誤検知を防止することができ
る。
【0012】さらに、ゲートの前後に配置された4個2
組の超音波センサユニットのうち1個でもセンサ信号を
出力している場合にはゲートを開放状態に保つよう構成
したので、超音波センサユニットが車両だけでなく人間
を検出している間もゲートを開放状態に保つことができ
る。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1はこの発明に係るゲート車両管理装置
の全体構成図である。図1において、ゲート車両管理装
置1は、駐車場の入り口側の天井に配置された超音波セ
ンサユニット2a〜2fと、駐車場の出口側の天井に配
置された超音波センサユニット3a〜3fと、駐車券の
発券機4と、入口ゲート5と、駐車料金の精算機6と、
出口ゲート7と、駐車場の隠れた場所に設置した制御装
置8とから構成する。
【0014】超音波センサユニット2a〜2f、3a〜
3fは、それぞれ2aと2b、2cと2d、2eと2
f、3aと3b、3cと3d、3eと3fを2個1組と
し、2aと2bは発券機4の近傍、2cと2d、2eと
2fは各々入口ゲート5の前後に配置する。一方、3a
と3bは精算機6の近傍、3cと3d、3eと3fは各
々出口ゲート7の前後に配置する。
【0015】発券機4は、超音波センサユニット2aと
2bが同時に車両100を検出した場合、超音波センサ
ユニット2aと2bから同時に出力されるセンサ情報に
基づいて制御装置8が発生する制御情報を受取って駐車
券の発券を行う。また、発券機4は、駐車券が抜取られ
た場合に発券情報を制御装置8に供給する。
【0016】入口ゲート5は、運転者が発券機4から駐
車券を抜取ると、超音波センサユニット2aと2bから
のセンサ情報および発券機4からの発券情報に基づいて
制御装置8が提供する開放情報により開放し、車両10
0が超音波センサ2cと2d、2eと2fの順に通過し
た場合、センサ情報に基づいて制御装置8から送られて
くる閉結情報により閉じるよう構成する。
【0017】精算機6は、超音波センサユニット3aと
3bが同時に車両100を検出して駐車券が挿入された
場合、駐車料金を表示し、規定の駐車料金が精算される
と精算情報を制御装置8に送出する。また、精算機6
は、例えば音声ガイダンス回路等を備え、超音波センサ
ユニット3aと3bにより車両を検出すると、例えば
「駐車券をお入れください。」等のメッセージを音声出
力するよう構成する。
【0018】出口ゲート7は、超音波センサユニット3
aと3bからのセンサ情報および精算機6からの精算情
報に基づいて制御装置8が提供する開放情報により開放
し、車両100が超音波センサユニット3cと3d、3
eと3fの順に通過した場合、センサ情報に基づいて制
御装置8から送られてくる閉結情報により閉じるよう構
成する。
【0019】図2にこの発明に係るゲート車両管理装置
の超音波センサユニットの配置図を示す。図2におい
て、駐車場入口には発券機4の近傍に2個1組の超音波
センサユニット2aおよび2bを設け、2aと2bの間
隔Woを車両の幅W1より短く(Wo<W1)なるよう
配置する。
【0020】車両の検出は、2個の超音波センサユニッ
ト2aおよび2bが同時に所定回数検出した場合とし、
2個のセンサユニットからのセンサ情報の論理積に基づ
いて行うよう制御装置8を構成する。
【0021】超音波センサユニット2cおよび2d、2
eおよび2fは、それぞれ入口ゲート5の前後に配置
し、車両が通過した場合に入口ゲート5を閉じるよう構
成する。また、車両通過の検出は、まず超音波センサユ
ニット2dまたは2eのセンサ情報の論理和に基づいて
車両を検出し、続いて2eまたは2fのセンサ情報の論
理和に基づいて検出した後、2cおよび2d、2eおよ
び2fの順に4個のセンサユニット全てが検出しなくな
った場合を通過と判断するよう制御装置8を構成して入
口ゲート5を閉じる。
【0022】車両の検出をセンサユニット2aおよび2
bからのセンサ情報の論理積で行い、車両の通過をセン
サユニット2c、2d、2e、2fからのセンサ情報の
論理和で行うよう構成することにより、車両以外の2輪
車や人間を検出して発券機4が駐車券を発券することを
防止し、車両通過直後に2輪車や人間が入口ゲート5の
下にいる場合に入口ゲート5が閉じることを防止する。
【0023】超音波センサユニット3a〜3fの配置、
車両の検出および車両の通過検出についてもセンサユニ
ット2a〜2fと同様に構成し、センサユニット3aお
よび3bを精算機6の近傍に配置し、センサユニット3
cおよび3d、3eおよび3fをそれぞれ出口ゲートの
前後に配置する。
【0024】図3は超音波センサユニットのブロック構
成図である。図3において、超音波センサユニット2a
は、フォトカプラ11および12、カウンタ13、順送
りパルス発生回路14、超音波送信部15、超音波受信
部16を備える。フォトカプラ11および12は、それ
ぞれ制御装置8から順送りパルスa(一例として30m
S周期)、同期パルスb(一例として5mS周期)を受
信し、6進カウンタ(例えば6進カウンタ)13に送
る。また、フォトカプラ12は同期パルスbと同一の同
期パルスb1を送出する。なお、複数の超音波センサユ
ニット(図2の2a〜2f、3a〜3f)は互いに縦続
接続するように構成し、例えば超音波センサユニット2
aの出力側は超音波センサユニット2bの入力側に接続
され、順送りパルスa1および同期パルスb1は超音波
センサユニット2bのフォトカプラ11、12にそれぞ
れ入力されるよう構成し、順次接続して超音波センサユ
ニット3fまでを縦続接続する。
【0025】カウンタ13は、例えば6進カウンタで構
成し、順送りパルスaで起動され、同期パルスbのパル
ス数をカウントしてカウント数に対応した出力を発生す
る。また、カウンタ13の出力信号cは同期パルスbの
2番目のパルスに対応する出力パルスであり超音波送信
部15の送信変調部15Bに送り、出力信号dは同期パ
ルスbの3番目〜5番目に対応する出力パルスであり超
音波受信部16のゲート16Dに送る。さらに、カウン
タ13(6進)は、同期パルスbの7番目には順送りパ
ルス発生回路14を駆動し、フォトカプラ11で受信し
た順送りパルスaと同一の順送りパルスa1を発生す
る。
【0026】超音波送信部15は、発振器15A、送信
変調部15B、増幅器15C、送信トランスジューサ1
5Dを備え、発振器15Aはパルス信号(例えば40K
Hz)eを送信変調部15Bに送り、カウンタ13(6
進)からの同期パルスbの2番目のパルス信号cで変調
され、増幅器15Cは変調波信号を送信トランスジュー
サ15Dに送り(信号f)、電気―音響変換して超音波
を発射する。
【0027】超音波受信部16は、受信トランスジュー
サ16A、増幅器16B、フィルタ部16C、ゲート1
6Dを備え、送信トランスジューサ15Dが発射し、対
象物から反射して戻ってくる超音波反射波を受信トラン
スジューサ16Aで受け音響―電気変換し、この電気信
号gを増幅器16Bおよびフィルタ16Cを介して、信
号hをゲート16Dに供給する。
【0028】ゲート16Dは、カウンタ13(6進)か
らの同期パルスbの3番目〜5番目に対応する出力信号
dの間ゲートを開放し、フィルタ部16Cからの反射波
信号hが存在する場合には、この信号hに対応したセン
サ情報(Tx)jを制御装置8に送出する。
【0029】図4は図3の超音波センサユニットの各部
信号波形である。図中の記号(a)〜(a1)、(j)
は、それぞれ図3の超音波センサユニット1の各部の波
形信号a〜a1、jに対応する。例えば、入力信号fが
超音波送信部15の送信トランスジューサ15Dから発
射されてから、超音波受信部16の受信トランスジュー
サ16Aが反射波信号gを受信するまでの時間は同期パ
ルスbの3周期分(5mS/周期×3周期=15mS)
であることを示す。
【0030】図5は制御装置のブロック構成図である。
図5において、制御装置8はマイクロプロッセッサを基
本として各種演算回路、メモリ、制御回路等で構成し、
車両検出手段20、同期パルス発生回路24、順送りパ
ルス発生回路25、車両判定手段30、タイマ部A3
6、タイマ部B37、制御部40、入口ゲート駆動部4
1、出口ゲート駆動部42を備える。
【0031】車両検出手段20は、距離データ演算部2
1、基準距離記憶部22、データ比較部23を備える。
距離データ演算部21は、超音波センサユニット(例え
ば、図2の2a〜2f、3a〜3f)の各ゲート16D
から送られてくるセンサ情報j(時間Tx)に基づいて
超音波センサユニット(2a〜2f、3a〜3f)から
対称物(例えば、車両)までの距離を演算して距離情報
Dxをデータ比較部23に出力する。データ比較部23
は、距離Dxと基準距離記憶部22に予め記憶されてい
る超音波センサユニット(2a〜2f、3a〜3f)か
ら路面までの基準距離Dsを比較し、距離Dxが基準距
離Dsより小さい(Dx<Ds)場合、または超音波セ
ンサユニット(2a〜2f、3a〜3f)から発射され
た超音波信号が受信できなく、距離情報Dxがない場合
に比較情報Dhを車両判定手段30に出力する。
【0032】図6に車両検出手段の距離検知方法の概念
図を示す。超音波センサユニット(2a〜2f、3a〜
3f)から路面までの基準距離Dsを予め測定して基準
距離記憶部22を構成するROM等のメモリに記憶して
おき、超音波センサユニット(2a〜2f、3a〜3
f)が超音波を発射し、基準距離Dsより短い反射波s
1(距離Dx)を受信した場合、または反射波s2のよ
うに散乱して受信できない場合のいずれにおいても車両
検出手段20は対象物として検出する。このように、こ
の発明に用いられる超音波センサユニットおよび車両検
出手段20は、基準距離Dsの検出可否を基準とする構
成なので、基準距離Dsより短い距離Dxは云うまでも
なく、超音波が対象物で散乱して距離が検出できない場
合にも対象物を検出することができる。
【0033】なお、本実施例では車両検出手段20を基
準距離Dsおよび検知距離Dxのような距離に基づいて
構成したが、基準距離Dsを基準時間(Ts)、検知距
離Dxを検知時間(Tx)に対応させ、時間に基づいて
検出するよう構成することもできる。
【0034】同期パルス発生回路24、順送りパルス発
生回路25は、それぞれ同期パルスb、順送りパルスa
を超音波センサユニット2aのフォトカプラ12、11
に提供する。
【0035】車両判定手段30は、データ記憶部31、
計数部32、直列―並列変換部33、論理演算部34、
シーケンス部35を備え、車両検出手段20が検出した
対象物の比較情報Dhを所定の回数カウントして対象物
の存在を確実に判定するとともに、各超音波センサユニ
ット(2a〜2f、3a〜3f)が検出した情報に対応
した比較情報Dhに基づいて予め設定された順序で論理
演算を行い、駐車券の発券、料金の精算、出入口ゲート
の開閉等に必要な演算情報Doを制御部40に提供す
る。
【0036】データ記憶部31は、超音波センサユニッ
ト(2a〜2f、3a〜3f)の各々が検出したセンサ
情報jに対応してデータ比較部23から提供されるシリ
アルの比較情報Dhを、それぞれ割当てられた記憶領域
に記憶し、比較情報Dhが連続して予め計数部32に設
定された所定回数Nkに達した場合、記憶データDmを
直列―並列変換部33に出力する。
【0037】直列―並列変換部33は、シリアルな記憶
データDmを12個の超音波センサユニット(2a〜2
f、3a〜3f)に対応したパラレルなデータDtに変
換し、データDtを論理演算部34に出力する。
【0038】論理演算部34は複数の論理積および論理
和回路等で構成し、直列―並列変換部33からのパラレ
ルデータDtを入力とし、シーケンス部35に予め設定
された順序に従って論理演算を行い、演算情報Doを制
御部40に提供する。また、論理演算部34は、制御部
40を介して発券機4からの発券情報Ka、または精算
情報Kbに応じた情報Kao、Kboを受取り、パラレ
ルデータDtとともに論理演算を行い、再度演算情報D
oとして制御部40に提供する。
【0039】シーケンス部35は、予め設定された順序
のシーケンス情報Skを論理演算部34に送り、ゲート
車両管理装置1に必要な演算の順序を制御する。
【0040】図7は制御装置の論理演算部の一実施例で
ある。論理演算部34は、同一構成の入口側論理演算回
路34Aおよび出口側論理演算部34Bから構成し、入
口側論理演算回路34Aは、例えば論理積回路34a、
34bおよび論理和回路34c、34dを備える。
【0041】入口側論理演算回路34Aは、図5の直列
―並列変換部33からのパラレルデータDt(Dt1〜
Dt6)を入力として論理演算を行い、演算情報Do
(Do1〜Do4)を出力し、同様に、出口側論理演算
部34BもパラレルデータDt(Dt7〜Dt12)を
入力とし、演算情報Do(Do5〜Do8)を出力す
る。なお、データDt1〜Dt6は図2の超音波センサ
ユニット2a〜2f、データDt7〜Dt12は超音波
センサユニット3a〜3fが検出するセンサ情報に対応
する。
【0042】論理演算部34の動作を説明する。なお、
論理はHレベルアクティブで構成したものとする。デー
タDt1およびDt2が同時に入力されると(センサユ
ニット2a、2bが車両同時検出状態)、入口側論理演
算回路34Aは演算情報Do1を出力し、制御部40を
介して発券情報Kcを発券機4に出力し、発券機4から
駐車券が発券される。
【0043】駐車券が発券機4から抜取られると、抜取
り情報Kaが制御部40を介して情報Kaoとして論理
積回路34bに入力され、論理積回路34bが論理積を
演算して演算情報Do2を出力し、制御部40を介して
ゲート開放情報Gaを入口ゲート駆動部41に提供す
る。ゲート駆動部41はゲート開放情報Gaに基づいて
ゲート開駆動情報Geを出力して入口ゲート5を開く。
【0044】次に、データDt3またはDt4が入力さ
れると(センサユニット2c、2dが車両検出状態)、
入口側論理演算回路34Aは演算情報Do3を制御部4
0に出力し、続いてデータDt5またはDt6が入力さ
れると(センサユニット2e、2fが車両検出状態)、
入口側論理演算回路34Aは演算情報Do4を制御部4
0に出力し、制御部40は車両の通過状態を監視し、演
算情報Do3、演算情報Do4の順にLレベルになると
(車両通過検出状態)、制御部40からゲート閉結情報
Gaを入口ゲート駆動部41に提供し、入口ゲート駆動
部41からゲート閉駆動情報Geを出力して入口ゲート
5を閉じる。
【0045】なお、車両が通過した後の所定時間内に演
算情報Do3または演算情報Do4がある場合、制御手
段40は入口ゲート5付近に対象物(二輪車、人間等)
があると判断して入口ゲート5を開いた状態に保つよう
構成する。
【0046】出口側論理演算回路34Bについても入口
側論理演算回路34Aと同様の動作を行うが、精算機6
で料金精算が完了した場合に出口ゲート5を開く点のみ
が異なる。
【0047】なお、シーケンス部35は、図5の順送り
パルス発生回路25の順送りパルスaに同期してデータ
Dt1〜Dt12の取込み、演算情報Do1〜Do8を
送出するよう論理演算部34の動作順序を決定する。
【0048】図5の制御部40は、論理演算部34の演
算情報Doに基づいて発券機4、精算機6の駆動を制御
したり、入口ゲート駆動部41、出口ゲート駆動部42
を制御して入口ゲート5、出口ゲート7の開閉を制御す
るとともに、図2の出庫警報灯の点滅を制御する。ま
た、制御部40は、発券機4から抜取り情報Kaを受取
った場合、または精算機6から精算終了情報Kbを受取
った場合、それぞれタイマ部A36、タイマ部B37に
起動情報Ta、Tbを送ってタイマを駆動し、所定時間
Tu経過後に出力されるタイムアップ情報Te、Toに
基づいてそれぞれ入口ゲート5、出口ゲート7を閉じる
よう制御する。
【0049】図8にこの発明に係るゲート車両管理装置
の配線図を示す。制御装置8と、発券機4、入り口ゲー
ト5、精算機6および出口ゲート7をそれぞれ配線す
る。制御装置8と超音波センサ2a〜2f、3a〜3f
間は、制御装置8および各センサユニット2a〜2f、
3a〜3fがそれぞれ順送りパルス発生回路14を備え
るとともに、同期パルスbを中継するので、制御装置8
とセンサユニット2a、センサユニット2aとセンサユ
ニット2bの順に直列に接続することで配線が完了す
る。
【0050】図9はこの発明に係るゲート車両管理装置
の動作フロー図である。図9において、(a)図は入車
時の動作フロー、(b)図は出車時の動作フローを示
す。状態S1または状態S11において、超音波センサ
ユニット2aおよび2bが入車状態、超音波センサユニ
ット3aおよび3bが出車状態を検出し、状態S5また
は状態S15において、超音波センサユニット2c〜2
fが入口ゲート5、超音波センサユニット3c〜3fが
出口ゲート7の通過を検出する。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るゲ
ート車両管理装置は、超音波センサユニットを用いたの
で設置工事が容易であるとともに、超音波センサユニッ
トを2個1組にして車両幅より短い距離で配置したの
で、車両のみを確実に検出することができ、制御装置の
制御により駐車券の発券、駐車料金の精算およびゲート
の開閉を安定に行うことができる。
【0052】また、この発明に係るゲート車両管理装置
は、発券機および精算機の近傍に配置された2個1組の
超音波センサユニットのセンサ信号の論理積に基づいて
駐車券の発券、料金精算およびゲート開放を実行するよ
う構成したので、車両のみを確実に検知することができ
る。
【0053】さらに、ゲートの前後に配置された4個2
組の超音波センサユニットのうち1個でもセンサ信号を
出力している場合にはゲートを開放状態に保つよう構成
したので、人間を検出している間はゲートを開放状態に
保つことができる。
【0054】よって、拡張性に優れ、信頼性および安全
性の高いゲート車両管理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るゲート車両管理装置の全体構成
【図2】この発明に係るゲート車両管理装置の超音波セ
ンサユニットの配置図
【図3】超音波センサユニットのブロック構成図
【図4】超音波センサユニットの各部信号波形
【図5】制御装置のブロック構成図
【図6】車両検出手段の距離検知方法の概念図
【図7】制御装置の論理演算部の一実施例
【図8】この発明に係るゲート車両管理装置の配線図
【図9】この発明に係るゲート車両管理装置の動作フロ
ー図
【符号の説明】
1 ゲート車両管理装置 2a〜2f,3a〜3f 超音波センサユニット 4 発券機 5 入口ゲート 6 精算機 7 出口ゲート 8 制御装置 11,12 フォトカプラ 13 6進カウンタ 14,24 順送りパルス発生器 15 超音波送信部 15A 発振器 15B 送信変調部 15C,16B 増幅器 15D,16A トランスジューサ 16D ゲート 20 車両検出手段 21 距離データ演算部 22 基準距離記憶部 23 データ比較部 24 同期パルス発生回路 25 順送りパルス発生回路 30 車両判定手段 31 データ記憶部 32 計数部 33 直列―並列変換部 34 論理演算部 34A 入口側論理演算部 34B 出口側論理演算部 34a,34b 論理積回路 34c,34d 論理和回路 35 シーケンス部 36 タイマ部A 37 タイマ部B 40 制御部 41 入口ゲート駆動部 42 出口ゲート駆動部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の距離センサを配置し、これらの距
    離センサのセンサ信号に基づいて車両が駐車場に入車す
    る際の発券および駐車場から出車する際の料金精算を行
    うゲート車両管理装置において、 前記距離センサを超音波センサユニットで構成し、この
    超音波センサユニット2個を1組として車両幅より短い
    距離で駐車場の出入口通路に沿って複数組配置するとと
    もに、これら複数組の超音波センサユニットからのセン
    サ信号に基づいて入車時に駐車券を発券する発券機と、
    出車時に駐車料金を精算する精算機と、出入口に設けら
    れたゲートと、前記発券機、前記精算機および前記ゲー
    トを制御する制御装置とを備えたことを特徴とするゲー
    ト車両管理装置。
  2. 【請求項2】 前記超音波センサユニットを、前記発券
    機および前記精算機の近傍にそれぞれ1組配置するとと
    もに、出入口に設けられた前記ゲートの前後にそれぞれ
    1組づつ配置することを特徴とする請求項1記載のゲー
    ト車両管理装置。
  3. 【請求項3】 前記発券機および前記精算機は、その近
    傍にそれぞれ配置された2個1組の前記超音波センサユ
    ニットからのセンサ信号の論理積信号に基づいて動作
    し、前記ゲートはその前後に配置された4個2組の前記
    超音波センサユニットからのセンサ信号が全てなくなっ
    た場合に閉じることを特徴とする請求項1記載のゲート
    車両管理装置。
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EP1662272B1 (en) 2004-09-10 2018-11-07 Gatsometer B.V. Method and system for detecting with a radar the passage of a vehicle at a point to be monitored on a road

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