JPH07134149A - フーリエ解析による周波数測定方法 - Google Patents

フーリエ解析による周波数測定方法

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JPH07134149A
JPH07134149A JP28346993A JP28346993A JPH07134149A JP H07134149 A JPH07134149 A JP H07134149A JP 28346993 A JP28346993 A JP 28346993A JP 28346993 A JP28346993 A JP 28346993A JP H07134149 A JPH07134149 A JP H07134149A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フーリエ解析による周波数測定方法を提供す
る。 【構成】 サンプル&ホールド回路3により、サンプリ
ングした被測定信号をA/D変換器4により、量子化
し、そのデータをパーソナルコンピュータ5によってF
FT解析を行なう。その解析した複素周波数成分(V1
〜Vn )と各複素周波数成分(V1 〜Vn )に対応する
複素周波数(F1 〜Fn )とを関係式に代入し、被測定
信号の周波数(FX )と減衰発散係数(2πFY )とを
算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、信号の周波数測定を
簡単なフーリエ解析による演算によって高速、かつ、高
精度に求められるようにするフーリエ解析による周波数
測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル技術の進歩に伴って、従来、カ
ウンタ回路とゲート回路とにより行なっていた信号周波
数の測定を、サンプル&ホールド回路とA/D変換器及
びマイクロプロセッサとを用いて測定することが行なわ
れている。
【0003】このようなA/D変換器を用いた周波数の
測定では、A/D変換器により、図20に示すように、
サンプリングされた信号波形の振幅値の波形データd
を、マイクロコンピュータが積算し、波形の振幅の平均
値を算出し、その算出した平均値と波形データdがクロ
スした点(以後、ゼロクロス点)cから、次に波形デー
タdがクロスする点cまでの時間差を測定し、それを一
周期(=T)とし、その周期から周波数(f=1/T)
を求めるという方法を行なっている。
【0004】また、この際、ゼロクロス点cの算出は、
図21に示すように、波形データdの直線あるいは曲線
による補間を行い、誤差を少なくしている。
【0005】さらに、誤差を少なくするため、入力回路
には、フィルタ回路を設け、エイリアシングやノイズの
影響を少なくしたり、測定を数十回繰り返し、その平均
を測定結果として出力するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
A/D変換器を用いた周波数の測定方法では、ゼロクロ
ス点を補間により求めているため、補間に伴う誤差を生
じるという問題がある。
【0007】このとき、誤差を小さくしようとすると、
サンプリング周波数を高くしなければならないが、サン
プリング周波数を高くした場合、例えばA/D変換器に
高価なフラッシュ型等の高速タイプを使用しなければな
らないため、ハードウエアが高くなるという問題があ
る。
【0008】また、上記A/D変換器を用いたもので
は、例えば、信号波形が図22の減衰振動波形や、図2
3のように信号波形に高調波が重畳されている場合等の
ように、測定する信号波形が正弦波でない場合にも誤差
を生じるという問題がある。
【0009】即ち、図22の減衰振動波形の場合、振幅
値が減衰していくため、ゼロクロス点cを決めるための
波形の平均値が常に変動し、ゼロクロス点cが決められ
ない。
【0010】また、高調波が重畳している場合には、図
23に示すように、ゼロクロス点cが複数生じてしまい
ゼロクロス点cを誤認する。
【0011】そこで、この発明の課題は、補間による誤
差を生じることなく、しかも、信号の波形の形に係わら
ず、正確に周波数測定の行なえる測定方法を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、被測定信号をサンプリングし、量子
化したデータに窓関数を掛け、フーリエ解析を行なっ
て、被測定信号に含まれる複素周波数成分(V1
n )を算出し、各複素周波数成分(V1 〜Vn )に対
応する周波数(F1 〜Fn )とを数式(1)に代入し、
【0013】
【数2】
【0014】FX :被測定信号周波数 FY :減衰発散係数 V1 〜Vn :被測定信号の複素周波数成分 F1 〜Fn :V1 〜Vn の各周波数 被測定信号の周波数(FX )と減衰発散係数(2π
Y )とを算出するフーリエ解析による周波数測定方法
を行なったのである。
【0015】このとき、上記数式(1)は、基本波形の
複素周波数をF(FX +jFY )とすれば、
【0016】
【数3】
【0017】と変形することもできる。但し、|Vn
2 は、複素周波数成分の絶対値の二乗である。 また、
数式(1)は、 h(F)=g(F1 ,F2 ,・・・Fn , V1
2 ,・・・Vn ) ここで、h及びgは、h=gが結果として数式(1)に
帰結する任意の関数。
【0018】と表すこともできる。
【0019】
【作用】このようなフーリエ解析による周波数測定方法
における算出式(1)は、本来、数学的に、複素周波数
成分から周波数及び減衰発散係数が求められることを証
明する必要があるが、窓関数を考慮すると計算式は相当
複雑となるため、ここでは、電気工学的に定性的な方法
を用いて説明する。
【0020】例えば、角周波数ω1 ,ω2 ・・・ωN
N個の周波数成分V1 ,V2 ・・・VN からなる角周波
数ωの信号電圧波形を、容量Cのコンデンサに印加した
場合、そのコンデンサには、重ねの理により、各周波数
成分を単独でコンデンサに印加し、それを重ねあわせた
結果と同じにならなければならない。
【0021】このため、コンデンサに蓄えられるエネル
ギーは、各周波数成分が単独でもっているエネルギーの
総和になり、これが、角周波数ωの信号電圧波形によっ
て蓄えられるエネルギーに等しくなる。
【0022】それ故、 jωCV2 =jω1 CV1 2+jω2 CV2 2+・・・+j
ωN CVN 2 また、 V2 =V1 2+V2 2+・・・+VN 2 が成立するので、
【0023】
【数4】
【0024】となり、各周波数成分から周波数が算出で
きる。
【0025】このとき、上記演算は、周波数領域で行な
われ、複素演算にて行なわれるので、算出された虚数部
は、減衰振動的な応答を示す減衰発散係数となる。
【0026】ところで、上記のように周波数成分から周
波数を算出する場合、周波数成分を求めるフーリエ解析
では、N個のデータが周期的に無限に続いていると仮定
してDFT(離散的フーリエ変換)を行なっているの
で、サンプリングの期間が信号の一周期、あるいは、そ
の整数倍に一致していなければならない。
【0027】しかし、実際にフーリエ解析を行なう場
合、入力信号の周期は、常に、一定ではないので、誤差
を生じる。その誤差は、ちょうどサンプリング区間の始
めと終わりの部分で信号波形が不連続となり、スペクト
ルに対して大きな影響を与えるために生ずる。
【0028】そのため、サンプリングされ、量子化され
たデータに窓関数をかけ、サンプリング区間の中央部に
大きな重み、両端部には小さな重みを付けることによ
り、誤差を低減する。
【0029】このとき、窓関数には、例えばブラックマ
ンハリス窓等の様に、特定帯域外の側帯波のエネルギー
が最も小さなものを選ぶのが好ましい。
【0030】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0031】図1に示すように、本実施例では、任意波
形を発生することのできる波形発生器(シグナルジェネ
レータ)1と、パーソナルコンピュータ5とを、エイリ
アシングフィルタ2、サンプル&ホールド回路3、A/
D変換器4を介して接続し、パーソナルコンピュータ5
にFFTプログラムと窓関数プログラムをインストール
したシュミレーション装置Aを準備し、FFTによる周
波数測定方法の評価実験を行なった。
【0032】このシュミレーション装置Aは、波形発生
器1に発生させた各種波形をサンプル&ホールド回路3
によりサンプリングし、そのサンプリングした波形電圧
をA/D変換器4により量子化する。このA/D変換器
4には、実施例では、分解能16ビットの逐次比較型の
ものを用いて10進6桁の演算を行なうようにした。
【0033】その量子化されたデータをパーソナルコン
ピュータ5が読み込んで、そのデータに、図2に示すよ
うに、窓関数を掛け合わせ、データに重み付けを行な
う。
【0034】この窓関数には、本実施例では、数式
(2)に示すブラックマンハリス窓を使用した。なお、
実施例では、ブラックマンハリス窓を用いたがこれに限
定される事はなく、これ以外の窓関数を使用した場合も
本実施例の範囲に含める。
【0035】
【数5】
【0036】こうして、重み付けのされたデータからF
FTによりDFTを計算し、得られたDFTから振幅ス
ペクトルを求める。
【0037】このとき、この演算は、複素数型データに
より行なわれており、振幅スペクトルは、複素周波数成
分として求められる。
【0038】この複素周波数成分は、その周波数成分ご
との周波数と共に、数式(1)に基づく演算を行なっ
て、その演算結果を表示装置6及びプリンタ7により、
表示と記録とを行なう。
【0039】次に、このシュミレーション装置Aによ
り、波形発生器1から、40HZ ,60HZ ,70HZ
の各周波数についてそれぞれ、正弦波、減衰波形、高周
波重畳波形の三種類の波形信号を出力し、その周波数が
上記の方法で正確に測定できるかを確認した。
【0040】このとき、A/D変換器4のサンプリング
周波数は、1920(HZ )とし、また、窓関数の窓の
幅は、133ms(データ数256、商用周波数の8サ
イクル分)とした。
【0041】その主な結果を、図3〜図16に示す。
【0042】図3は、図4に示す40HZ の正弦波の連
続波形を入力したときの測定データで、そのスペクトル
周波数ごとの複素周波数成分VX とVY とから数式
(1)により算出された周波数と減衰定数とは、 FX =40.0000HZ 2πFY =2π×0.0
000 1/s となり、波形の周波数40HZ と、減衰発散係数0とを
正しく測定できた。
【0043】図5は、同様に、図6に示す60HZ の正
弦波の連続波形を入力した測定データで、そのスペクト
ル周波数ごとの複素周波数成分VX とVY から、数式
(1)を用いた周波数と減衰定数は、 FX =60.0000HZ 2πFY =2π×0.0
000 1/s と算出され、波形の周波数60HZ と減衰発散係数0と
が正しく測定された。
【0044】図7は、図8に示す70HZ の正弦波の連
続波形を入力したスペクトル周波数ごとの複素周波数成
分VX とVY を示す。
【0045】この場合、数式(1)を用いた周波数と減
衰発散係数は、 FX =70.0000HZ 2πFY =2π×0.0
000 1/s と算出され、波形の周波数70HZ と連続波形の減衰発
散係数0とが測定できた。
【0046】図9は、図10に示す周波数60HZ の正
弦波の減衰発散係数を2π×5.0000とした減衰波
形を入力した場合の測定データで、スペクトル周波数ご
との複素周波数成分VX とVY から数式(1)により算
出された周波数と減衰発散係数は、 FX =60.0000HZ 2πFY =2π×5.0
000 1/s となり、減衰波形を発生させる際に用いた信号波形の基
本周波数60HZ と減衰発散係数5.0000とが正し
く測定できた。
【0047】図11は、図9の減衰発散係数を2π×1
0.0000とした図12の減衰波形を入力した場合の
測定データで、スペクトル周波数ごとの複素周波数成分
XとVY から数式(1)によって算出された周波数と
減衰発散係数は、 FX =60.0000HZ 2πFY =2π×10.
0000 1/s となり、ゼロクロス点が決められない場合でも、周波数
と減衰発散係数が正しく測定できた。
【0048】以上のように、この測定方法は、正弦波に
対する周波数の測定が正しく行なえることがわかった。
【0049】次に、減衰波形と高調波成分を重畳した波
形とを入力して正弦波以外の波形に対しても周波数の測
定が正しく行なわれるかどうかを評価した。
【0050】図13は、周波数60HZ で、減衰発散係
数2π×5.0000の正弦波に、二次の高調波成分を
30%重畳させた図14に示す入力波形を入力した場合
の測定データで、そのスペクトル周波数ごとの複素周波
数成分VX とVY から数式(1)により算出される周波
数と減衰発散係数は、 FX =60.0000HZ 2πFY =2π×5.0
000 1/s となり、高調波成分に係わらず、波形の周波数と減衰発
散係数が正しく測定された。
【0051】図15は、図13の基本波に三次の高調波
成分を30%重畳した図16に示す入力波形を入力した
場合の測定データで、スペクトル周波数ごとの複素周波
数成分VX とVY から算出される周波数と減衰発散係数
は、 FX =60.0000HZ 2πFY =2π×5.0
000 1/s と算出され、図16に示すように、大きな歪みを有する
入力波形に係わらず正確に波形の周波数と減衰発散係数
とを測定することができた。
【0052】以上のように、この測定方法は、信号波形
の種類に係わらず、正確な周波数と減衰発散係数とが測
定できる。
【0053】次に、この測定方法を実際の機器に組み込
んでテストを行なうことにした。
【0054】この機器は、図17に示すように、A/D
変換器4と数値演算用高速プロセッサDSP(デジタル
シグナルプロセッサ)10を搭載し、A/D変換器4に
より、基準相入力11と比較相入力12に入力される入
力の電圧、電流、位相差、周波数、インピーダンス、歪
率の測定を行い、その結果をデジタルで表示するデジタ
ル電圧電流位相差計Bで、特に、DSP10により、イ
ンピーダンスと歪率とを高速演算できるようにしたもの
である。
【0055】このため、この機器では、DSP10によ
り、FFTが行なえるようにプログラムを修正し、機器
にインストールした。
【0056】そして、図18に示すように、機器の基準
相入力11と比較相入力12とに発振器13を接続し、
45HZ ,50HZ ,60HZ ,65HZ の各周波数を
入力し、その測定周波数を読み取った。その結果を図1
9に示す。
【0057】その結果、測定周波数は、誤差±0.02
Z と高い測定周波数精度が得られた。
【0058】なお、解析波形に、一つの振動数に二個以
上の減衰発散係数がある場合、ラプラス変換におけるs
平面上のそれらの極の位置が横一線に重なるが、これを
FFTによって識別する場合は、フーリエ変換時、座標
軸を傾けてFFTを行なえば二個の極を識別することが
できる。
【0059】また、この原理を応用してシステムの伝達
関数の推定も行なえる。この場合、互いに相関関係の無
い波形間の伝達関数は、伝達関数が一意的に決められな
いのでデータ毎に異なった伝達関数が得られ、求めても
意味がないのでこの場合だけは注意が必要である。
【0060】ところで、この測定方法における測定精度
については、スペクトルの重なりが無い場合、FFTの
計算結果の有効数字が5桁なら周波数の計算結果の有効
桁数も5桁となる。減衰発散係数についても同様であ
る。ただし、減衰発散係数の場合、減衰または発散によ
ってFFTの計算結果の有効桁数が少なくなっている場
合が多いので、注意が必要である。
【0061】
【効果】この発明は、以上のような測定方法を用いるこ
とにより、フーリエ解析の計算結果から得られる各周波
数成分のベクトル値を使って振動周波数と減衰発散係数
を求めることができる。
【0062】その際、測定データから明らかなように、
基本波形の1サイクル当たり32サンプル程度のサンプ
リング周波数で個々の瞬時値の測定精度(有効桁数)と
ほぼ同程度の精度で基本波形の周波数の測定ができるの
で、高精度に周波数の測定を行なうことができる。
【0063】また、この演算をDSP(デジタルシグナ
ルプロセッサ)を使えば2048点や4096点のFF
Tも数msecで実行可能であるので、リアルタイムで
の交流測定が可能である。
【0064】また、高調波成分が数十%も含まれ、波形
が基本波形の原形をとどめない程度に歪んでいる場合も
基本波形の周波数を正しく求めることができる。
【0065】さらに、減衰振動波形のように、ゼロクロ
ス点が定かでない場合でも同様の精度で周波数測定を行
なえる。
【0066】このため、いくつもの振動周波数を含むよ
うな複雑な波形の周波数も測定でき、しかも、それらの
スペクトルの重なりが無い場合、振動周波数や減衰発散
係数の計算結果は、波形データの持つ有効桁数と同程度
の有効桁数の精度で測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のシュミレーション装置のブロック図
【図2】測定方法の流れを示すフローチャート図
【図3】シュミレーション装置の測定データ図
【図4】シュミレーション装置の測定波形図
【図5】シュミレーション装置の測定データ図
【図6】シュミレーション装置の測定波形図
【図7】シュミレーション装置の測定データ図
【図8】シュミレーション装置の測定波形図
【図9】シュミレーション装置の測定データ図
【図10】シュミレーション装置の測定波形図
【図11】シュミレーション装置の測定データ図
【図12】シュミレーション装置の測定波形図
【図13】シュミレーション装置の測定データ図
【図14】シュミレーション装置の測定波形図
【図15】シュミレーション装置の測定データ図
【図16】シュミレーション装置の測定波形図
【図17】デジタル電圧電流位相差計のブロック図
【図18】デジタル電圧電流位相差計を用いた測定試験
の接続図
【図19】デジタル電圧電流位相差計を用いた測定試験
の測定データ図
【図20】従来のA/D変換による周波数測定の作用図
【図21】従来のA/D変換による周波数測定の作用図
【図22】従来のA/D変換による周波数測定の作用図
【図23】従来のA/D変換器による周波数測定の作用
【符号の説明】
1 波形発生器 2 エイリアシングフィルタ 3 サンプル&ホールド回路 4 A/D変換器 5 パーソナルコンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定信号をサンプリングし、量子化し
    たデータに窓関数を掛け、フーリエ解析を行なって、被
    測定信号に含まれる複素周波数成分(V1 〜Vn )を算
    出し、各複素周波数成分(V1 〜Vn )に対応する周波
    数(F1 〜Fn )を下記の数式(1)に代入し、被測定
    信号の周波数(FX )と減衰発散係数(2πFY )とを
    算出するフーリエ解析による周波数測定方法。記 【数1】 X :被測定信号周波数 FY :減衰発散係数 V1 〜Vn :被測定信号の複素周波数成分 F1 〜Fn :V1 〜Vn の各周波数
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