JPH07134054A - 燃料計量方法及び燃料計量装置 - Google Patents
燃料計量方法及び燃料計量装置Info
- Publication number
- JPH07134054A JPH07134054A JP30578093A JP30578093A JPH07134054A JP H07134054 A JPH07134054 A JP H07134054A JP 30578093 A JP30578093 A JP 30578093A JP 30578093 A JP30578093 A JP 30578093A JP H07134054 A JPH07134054 A JP H07134054A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は自動車、航空機、船舶、その他の乗
り物に搭載する燃料タンクの燃料計量方法及び燃料計量
装置に関するものであり、フル・タイムに変化する環境
条件のもとで燃料残量を正確に演算し、燃料の残量を数
字でリアル・タイムに表示できるようにすることを目的
とする。 【構成】 停車中又は低速時の燃料タンクの重量をロー
ドセルで電気的変換してできる荷重信号と傾斜センサの
傾斜信号とを基に燃料タンクの原始荷重を演算部で算定
し、フューエルインジェクター噴射量信号を基に前記原
始荷重から燃料消費量を差し引くことで得れる燃料残量
を信号として演算部から出力し、その信号を基にして燃
料情報をメータに表示させる。
り物に搭載する燃料タンクの燃料計量方法及び燃料計量
装置に関するものであり、フル・タイムに変化する環境
条件のもとで燃料残量を正確に演算し、燃料の残量を数
字でリアル・タイムに表示できるようにすることを目的
とする。 【構成】 停車中又は低速時の燃料タンクの重量をロー
ドセルで電気的変換してできる荷重信号と傾斜センサの
傾斜信号とを基に燃料タンクの原始荷重を演算部で算定
し、フューエルインジェクター噴射量信号を基に前記原
始荷重から燃料消費量を差し引くことで得れる燃料残量
を信号として演算部から出力し、その信号を基にして燃
料情報をメータに表示させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車、航空機、船舶、
その他の乗り物に搭載する燃料タンクの燃料計量方法及
び燃料計量装置に関するものである。
その他の乗り物に搭載する燃料タンクの燃料計量方法及
び燃料計量装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、乗り物に搭載してある燃料タンク
の燃料の残量を計る方式として、フロート式がある。フ
ロート式には、レシーバ部とセンダ部の関係からコイル
−抵抗式、バイメタル−バイメタル式、バイメタル−抵
抗式、交差コイル−抵抗式等が知られる。何れも燃料タ
ンクの液位と共に上下動するフロートが、コンタクト・
アームを介してセンダ部の抵抗値や接点圧を変動させ、
その変動量に応じてレシーバ部が指針を動かし、燃料の
残量がアナログ的に判るようになっている。
の燃料の残量を計る方式として、フロート式がある。フ
ロート式には、レシーバ部とセンダ部の関係からコイル
−抵抗式、バイメタル−バイメタル式、バイメタル−抵
抗式、交差コイル−抵抗式等が知られる。何れも燃料タ
ンクの液位と共に上下動するフロートが、コンタクト・
アームを介してセンダ部の抵抗値や接点圧を変動させ、
その変動量に応じてレシーバ部が指針を動かし、燃料の
残量がアナログ的に判るようになっている。
【０００３】従来技術は、フロートの浮いている高さと
電気抵抗変換との関係に一定の決められた関係があり、
その関係に基づいてフューエル・ゲージとしての役割を
こなしている。ところが、一定の決められた関係は、限
定的なノーマルな環境条件のもとでの関係であるので、
例えば、坂道上で自動車が傾斜している時、自動車が加
減速して慣性が作用した時、外部からの力によって燃料
タンクが変形した時、車体への燃料タンクの水平取付誤
差のある時等のようなアブノーマルな環境条件下におい
ては、燃料の実際の残量がごまかされてゲージに誤差や
ムラや狂いが生じていた。又、４ＷＤ、４ＷＳ車は鞍形
の燃料タンクのため、二つのセンダによる合成測定を行
わなければならない繁雑さがあった。
電気抵抗変換との関係に一定の決められた関係があり、
その関係に基づいてフューエル・ゲージとしての役割を
こなしている。ところが、一定の決められた関係は、限
定的なノーマルな環境条件のもとでの関係であるので、
例えば、坂道上で自動車が傾斜している時、自動車が加
減速して慣性が作用した時、外部からの力によって燃料
タンクが変形した時、車体への燃料タンクの水平取付誤
差のある時等のようなアブノーマルな環境条件下におい
ては、燃料の実際の残量がごまかされてゲージに誤差や
ムラや狂いが生じていた。又、４ＷＤ、４ＷＳ車は鞍形
の燃料タンクのため、二つのセンダによる合成測定を行
わなければならない繁雑さがあった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】どんな環境条件下にお
いても燃料の残量がごまかされることなく、又、リアル
・タイムに正確に燃料情報をデジタル表示できる燃料計
量方法及び燃料計量装置を得ることを課題とする。上記
のどんな環境条件下においてもとは、既述したアブノー
マルな数々の環境条件だけでなく、フル・タイムに変化
する環境条件を広く含む意味である。燃料情報とは例え
ば、ただ純粋に燃料の残量を数字で示す情報とか、燃料
切れまでの走行距離とか、給油警報表示等のことであ
る。
いても燃料の残量がごまかされることなく、又、リアル
・タイムに正確に燃料情報をデジタル表示できる燃料計
量方法及び燃料計量装置を得ることを課題とする。上記
のどんな環境条件下においてもとは、既述したアブノー
マルな数々の環境条件だけでなく、フル・タイムに変化
する環境条件を広く含む意味である。燃料情報とは例え
ば、ただ純粋に燃料の残量を数字で示す情報とか、燃料
切れまでの走行距離とか、給油警報表示等のことであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、燃料タ
ンクの遊嵌支点側に掛かる荷重だけを荷重測定装置で電
気変換し、電気変換によってできた荷重信号と、０Ｋｍ
／ｈ時又は低速時の車速センサからの車速信号と、傾斜
センサからの傾斜信号と、インジェクター用コンピュー
タからのフューエルインジェクター噴射量信号とを演算
部に入力し、当該演算部において、一旦、前記荷重信号
に基づくデータを車速信号と傾斜信号に基づくデータで
補正して燃料の原始残量を算定し、次ぎにフューエルイ
ンジェクター噴射量信号に基づくデータから算出させた
燃料消費量を前記原始残量から差し引いて燃料残量を
得、当該燃料残量に係る信号を基にして燃料情報をメー
タに表示させることを特徴とする燃料計量方法と、燃料
タンクを一端ピン支点他端遊嵌支点でステーに設置し、
前記遊嵌支点（燃料タンクとステーとの取り合い部）側
にかかる荷重を測定する荷重測定装置と、車速や傾斜に
関するセンサ装置と、演算装置と、メータ表示関連装置
とで構成したことを特徴とする燃料計量装置とをそれぞ
れ提供しようとするものである。
ンクの遊嵌支点側に掛かる荷重だけを荷重測定装置で電
気変換し、電気変換によってできた荷重信号と、０Ｋｍ
／ｈ時又は低速時の車速センサからの車速信号と、傾斜
センサからの傾斜信号と、インジェクター用コンピュー
タからのフューエルインジェクター噴射量信号とを演算
部に入力し、当該演算部において、一旦、前記荷重信号
に基づくデータを車速信号と傾斜信号に基づくデータで
補正して燃料の原始残量を算定し、次ぎにフューエルイ
ンジェクター噴射量信号に基づくデータから算出させた
燃料消費量を前記原始残量から差し引いて燃料残量を
得、当該燃料残量に係る信号を基にして燃料情報をメー
タに表示させることを特徴とする燃料計量方法と、燃料
タンクを一端ピン支点他端遊嵌支点でステーに設置し、
前記遊嵌支点（燃料タンクとステーとの取り合い部）側
にかかる荷重を測定する荷重測定装置と、車速や傾斜に
関するセンサ装置と、演算装置と、メータ表示関連装置
とで構成したことを特徴とする燃料計量装置とをそれぞ
れ提供しようとするものである。
【０００６】燃料タンクの遊嵌支点側に掛かる荷重だけ
と限定し、遊嵌支点側に掛かる荷重のみを荷重測定装置
に伝える。自動車のボディ側のステーに対して燃料タン
クを一端ピン支点他端遊嵌支点で据え付けると、ピン支
点によって燃料タンクの横移動やズレを防止できる。一
方の遊嵌支点側を荷重測定装置で支えると、燃料タンク
に関わる荷重を荷重測定装置にかけることができる。
と限定し、遊嵌支点側に掛かる荷重のみを荷重測定装置
に伝える。自動車のボディ側のステーに対して燃料タン
クを一端ピン支点他端遊嵌支点で据え付けると、ピン支
点によって燃料タンクの横移動やズレを防止できる。一
方の遊嵌支点側を荷重測定装置で支えると、燃料タンク
に関わる荷重を荷重測定装置にかけることができる。
【０００７】車速や傾斜に関するセンサ装置としては、
車速センサや傾斜センサが例示できる。自動車が０Ｋｍ
／ｈの状態（停車状態）にあることを車速センサの信号
によって検出し、この信号が入ったときに燃料タンクの
荷重測定命令を実行する。荷重測定命令が実行される
と、ロードセルからの荷重信号を演算部が取り込む。
又、前記傾斜センサによって自動車の傾斜を知ることが
できる。自動車の傾斜は燃料タンクの荷重測定結果に影
響を与えるので、燃料の原始残量を算定するための指示
値を補正するパラメータとして傾斜信号を利用する。燃
料タンク内の燃料は液体であり、自動車が傾斜すると燃
料タンクも傾斜し、重心の移動が起こるので、このこと
が原因でごまかされた荷重信号を演算部の中で傾斜信号
をもとに補正するのである。
車速センサや傾斜センサが例示できる。自動車が０Ｋｍ
／ｈの状態（停車状態）にあることを車速センサの信号
によって検出し、この信号が入ったときに燃料タンクの
荷重測定命令を実行する。荷重測定命令が実行される
と、ロードセルからの荷重信号を演算部が取り込む。
又、前記傾斜センサによって自動車の傾斜を知ることが
できる。自動車の傾斜は燃料タンクの荷重測定結果に影
響を与えるので、燃料の原始残量を算定するための指示
値を補正するパラメータとして傾斜信号を利用する。燃
料タンク内の燃料は液体であり、自動車が傾斜すると燃
料タンクも傾斜し、重心の移動が起こるので、このこと
が原因でごまかされた荷重信号を演算部の中で傾斜信号
をもとに補正するのである。
【０００８】メータ表示関連装置は、レシーバ部が属す
るレシーバ・ユニットのことである。広く、アンプを含
めた概念上の装置であり、演算部からの出力信号をレシ
ーバ・ユニットの表示部（後述するメータと同義）にお
いてデジタル表示させるに必要な装置のことである。
るレシーバ・ユニットのことである。広く、アンプを含
めた概念上の装置であり、演算部からの出力信号をレシ
ーバ・ユニットの表示部（後述するメータと同義）にお
いてデジタル表示させるに必要な装置のことである。
【０００９】遊嵌支点においては、垂直方向の動きを固
定できない。従って、遊嵌支点には、自動車が上下動す
ることによって重力加速度に加速度が加わったり、重力
加速度から加速度が減ったりして、燃料タンクの荷重が
変化する現象が起こる。そこで、燃料タンクの荷重測定
命令は、自動車が０Ｋｍ／ｈの状態（停車状態）にある
ことを車速センサが感知したときに行うこととした。
尚、荷重測定命令の実行を０Ｋｍ／ｈ時ではなく、低速
時において実行させることもできる。例えば、自動車が
昇降エレベータに乗った場合、前記と同様に重力加速度
と加速度との問題が関わってくる。昇降エレベータの中
では自動車は停車中であるので、燃料タンクの荷重を誤
って測定することが考えられる。このようなケース等に
備えて、荷重測定命令を低速時においてのみ実行するこ
ととしても良い。
定できない。従って、遊嵌支点には、自動車が上下動す
ることによって重力加速度に加速度が加わったり、重力
加速度から加速度が減ったりして、燃料タンクの荷重が
変化する現象が起こる。そこで、燃料タンクの荷重測定
命令は、自動車が０Ｋｍ／ｈの状態（停車状態）にある
ことを車速センサが感知したときに行うこととした。
尚、荷重測定命令の実行を０Ｋｍ／ｈ時ではなく、低速
時において実行させることもできる。例えば、自動車が
昇降エレベータに乗った場合、前記と同様に重力加速度
と加速度との問題が関わってくる。昇降エレベータの中
では自動車は停車中であるので、燃料タンクの荷重を誤
って測定することが考えられる。このようなケース等に
備えて、荷重測定命令を低速時においてのみ実行するこ
ととしても良い。
【００１０】自動車が０Ｋｍ／ｈの状態（停車状態）又
は低速時に燃料の原始残量を算定すると、この原始残量
を基にリアル・タイムに変化する燃料残量を演算するこ
とができる。つまり、インジェクター用コンピュータの
指令に基づくフューエルインジェクター噴射量信号を演
算部に入力し、演算部は原始残量から燃料消費数量を差
し引く計算を途切れなく行い、又、計算結果をリアル・
タイムにレシーバ・ユニットの表示部で表示する。
は低速時に燃料の原始残量を算定すると、この原始残量
を基にリアル・タイムに変化する燃料残量を演算するこ
とができる。つまり、インジェクター用コンピュータの
指令に基づくフューエルインジェクター噴射量信号を演
算部に入力し、演算部は原始残量から燃料消費数量を差
し引く計算を途切れなく行い、又、計算結果をリアル・
タイムにレシーバ・ユニットの表示部で表示する。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明すると、図１は自動車のボディ側のステー（１）に燃
料タンク（２）を、ピン支点（３）と遊嵌支点（４）を
使って据え置いた状態を示す平面図である。燃料タンク
（２）には、通常フランジ部（５）があるので、前側の
フランジ部（５）をステー（１）に固着させる。固着の
方法は、栓溶接、ボルト接合等がある。固定方法は様々
な方法があるが、剛支点（フィックス）とならない方法
であれば良い。剛支点（フィックス）にさえならなけれ
ば、遊嵌支点を設ける側に荷重測定用に供する荷重が発
生するからである。前側のフランジ部に対向する後ろ側
のフランジ部（５）はステー（１）に載せかけるように
設置する。この状態を本発明においていう遊嵌支点とい
うものとするが、図４に示すようにボルトを介在させて
遊嵌支点とする態様も考えられる。遊嵌支点側における
フランジ部（５）とステー（１）の間にロードセル
（６）を設置する。ロードセル（６）は後ろ側のフラン
ジ部（５）が当接するステー（１）の端部と中間の三箇
所に設置する。ロードセルとは、抵抗線ひずみ計を利用
した荷重測定装置のことである。荷重測定装置の具体的
構成は抵抗線ひずみ計を利用したロードセルに限定する
ものではない。
明すると、図１は自動車のボディ側のステー（１）に燃
料タンク（２）を、ピン支点（３）と遊嵌支点（４）を
使って据え置いた状態を示す平面図である。燃料タンク
（２）には、通常フランジ部（５）があるので、前側の
フランジ部（５）をステー（１）に固着させる。固着の
方法は、栓溶接、ボルト接合等がある。固定方法は様々
な方法があるが、剛支点（フィックス）とならない方法
であれば良い。剛支点（フィックス）にさえならなけれ
ば、遊嵌支点を設ける側に荷重測定用に供する荷重が発
生するからである。前側のフランジ部に対向する後ろ側
のフランジ部（５）はステー（１）に載せかけるように
設置する。この状態を本発明においていう遊嵌支点とい
うものとするが、図４に示すようにボルトを介在させて
遊嵌支点とする態様も考えられる。遊嵌支点側における
フランジ部（５）とステー（１）の間にロードセル
（６）を設置する。ロードセル（６）は後ろ側のフラン
ジ部（５）が当接するステー（１）の端部と中間の三箇
所に設置する。ロードセルとは、抵抗線ひずみ計を利用
した荷重測定装置のことである。荷重測定装置の具体的
構成は抵抗線ひずみ計を利用したロードセルに限定する
ものではない。
【００１２】図２はフローチャートであり、図３はロー
ドセル（６）から演算部（８）までの電気回路の一実施
例を示す回路図である。図２について説明すると、演算
部に対して、ロードセル（６）からの荷重信号、車速セ
ンサからの車速信号、傾斜センサからの傾斜信号、イン
ジェクター用コンピュータの指令に基づくフューエルイ
ンジェクター噴射量信号をそれぞれ入力する。演算部は
演算結果をアンプを通して出力し、メータに燃料（７）
の残量を数字でデジタル表示する。車速センサからの車
速信号及び傾斜センサからの傾斜信号が出ると、減算器
データリセット命令と荷重測定命令が下される。減算器
データリセット命令によって演算部はリセットされる。
荷重測定命令によってロードセル（６）からの荷重信号
が演算部に入力される。傾斜センサからの傾斜信号も減
算器データリセット命令を下した後に演算部に入力す
る。図３に示すフィルターはロードセル（６）が電気的
変換した荷重信号の中から自動車の振動に係るノイズを
除去するものである。
ドセル（６）から演算部（８）までの電気回路の一実施
例を示す回路図である。図２について説明すると、演算
部に対して、ロードセル（６）からの荷重信号、車速セ
ンサからの車速信号、傾斜センサからの傾斜信号、イン
ジェクター用コンピュータの指令に基づくフューエルイ
ンジェクター噴射量信号をそれぞれ入力する。演算部は
演算結果をアンプを通して出力し、メータに燃料（７）
の残量を数字でデジタル表示する。車速センサからの車
速信号及び傾斜センサからの傾斜信号が出ると、減算器
データリセット命令と荷重測定命令が下される。減算器
データリセット命令によって演算部はリセットされる。
荷重測定命令によってロードセル（６）からの荷重信号
が演算部に入力される。傾斜センサからの傾斜信号も減
算器データリセット命令を下した後に演算部に入力す
る。図３に示すフィルターはロードセル（６）が電気的
変換した荷重信号の中から自動車の振動に係るノイズを
除去するものである。
【００１３】
【発明の効果】従来は、測定精度が悪かったために、ア
ナログ表示を行っていたが、荷重を計ることにより精度
ＵＰが可能になり、燃料残量の数値表示が可能となっ
た。燃料残量を正確に計測できるので、残燃料による走
行可能距離や精度の良い給油警告等が可能となり、燃料
の残量に関して、思い迷うことなくドライブ計画を立て
ることができ、より安全運転に貢献できる。
ナログ表示を行っていたが、荷重を計ることにより精度
ＵＰが可能になり、燃料残量の数値表示が可能となっ
た。燃料残量を正確に計測できるので、残燃料による走
行可能距離や精度の良い給油警告等が可能となり、燃料
の残量に関して、思い迷うことなくドライブ計画を立て
ることができ、より安全運転に貢献できる。
【図１】本発明に従って燃料タンクを据え置いた状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図２】本発明を示すフローチャートである。
【図３】フィルターの使用例を示す回路図である。
【図４】本発明の要部を示す断面図である。
１ ステー ２ 燃料タンク ３ ピン支点 ４ 遊嵌支点 ５ フランジ部 ６ ロードセル ７ 燃料
Claims (2)
- 【請求項１】 燃料タンクの遊嵌支点側に掛かる荷重だ
けを荷重測定装置で電気変換し、電気変換によってでき
た荷重信号と、０Ｋｍ／ｈ時又は低速時の車速センサか
らの車速信号と、傾斜センサからの傾斜信号と、インジ
ェクター用コンピュータからのフューエルインジェクタ
ー噴射量信号とを演算部に入力し、当該演算部におい
て、一旦、前記荷重信号に基づくデータを車速信号と傾
斜信号に基づくデータで補正して燃料の原始残量を算定
し、次ぎにフューエルインジェクター噴射量信号に基づ
くデータから算出させた燃料消費量を前記原始残量から
差し引いて燃料残量を得、当該燃料残量に係る信号を基
にして燃料情報をメータに表示させることを特徴とする
燃料計量方法。 - 【請求項２】 燃料タンクを一端ピン支点他端遊嵌支点
でステーに設置し、前記遊嵌支点（燃料タンクとステー
との取り合い部）側にかかる荷重を測定する荷重測定装
置と、車速や傾斜に関するセンサ装置と、演算装置と、
メータ表示関連装置とで構成したことを特徴とする燃料
計量装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30578093A JPH07134054A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 燃料計量方法及び燃料計量装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30578093A JPH07134054A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 燃料計量方法及び燃料計量装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07134054A true JPH07134054A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17949266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30578093A Pending JPH07134054A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 燃料計量方法及び燃料計量装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07134054A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020055696A (ko) * | 2000-12-29 | 2002-07-10 | 이계안 | 차량용 연료 검지장치 |
| KR20050039571A (ko) * | 2003-10-22 | 2005-04-29 | 도요다 지도샤 가부시끼가이샤 | 잔량 계측 장치 및 방법 |
| JP2014084769A (ja) * | 2012-10-23 | 2014-05-12 | Calsonic Kansei Corp | 車両用燃料表示機構 |
| CN109724660A (zh) * | 2019-02-26 | 2019-05-07 | 中铁七局集团有限公司 | 一种基于多传感器数据的工程机械油耗判断方法 |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP30578093A patent/JPH07134054A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020055696A (ko) * | 2000-12-29 | 2002-07-10 | 이계안 | 차량용 연료 검지장치 |
| KR20050039571A (ko) * | 2003-10-22 | 2005-04-29 | 도요다 지도샤 가부시끼가이샤 | 잔량 계측 장치 및 방법 |
| JP2014084769A (ja) * | 2012-10-23 | 2014-05-12 | Calsonic Kansei Corp | 車両用燃料表示機構 |
| CN109724660A (zh) * | 2019-02-26 | 2019-05-07 | 中铁七局集团有限公司 | 一种基于多传感器数据的工程机械油耗判断方法 |
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