JPH07133668A - 吊下装置 - Google Patents

吊下装置

Info

Publication number
JPH07133668A
JPH07133668A JP30584393A JP30584393A JPH07133668A JP H07133668 A JPH07133668 A JP H07133668A JP 30584393 A JP30584393 A JP 30584393A JP 30584393 A JP30584393 A JP 30584393A JP H07133668 A JPH07133668 A JP H07133668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
pawl members
cam
lever
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30584393A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuji Kawaguchi
保次 川口
Toshimi Masuda
敏美 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUUPAA TOOL KK
SUPER TOOL CO Ltd
Original Assignee
SUUPAA TOOL KK
SUPER TOOL CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUUPAA TOOL KK, SUPER TOOL CO Ltd filed Critical SUUPAA TOOL KK
Priority to JP30584393A priority Critical patent/JPH07133668A/ja
Publication of JPH07133668A publication Critical patent/JPH07133668A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、住宅用壁パ
ネルに設けられた通孔や六角ナットを利用して、吊り下
げ装置をワンタッチで着脱出来るようにし、現場施工の
能率の向上を図ることにある。 【構成】 円筒状ボディー(1)と、前記
円筒状ボディー(1)の一端に起倒自在に枢着されたカム
レバー(2)と、前記カムレバー(2)の起倒に合わせて円筒
状ボディー(1)内をスライドするブランジャーピン(3)
と、前記円筒状ボディー(1)の他端に、その一端が収納
されプランジャーピン(3)のスライドによってその直径
が拡縮し、建材(30)の通孔(31)に挿入され、前記通孔(3
1)に係合する爪体(4)とで構成される事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、建材など通孔や螺子孔を利用し
てワンタッチで着脱出来て建材などを移送する事が出来
る吊下装置に関する。
【産業上の利用分野】
【0002】
【従来の技術】図7は、住宅用壁パネルをクレーン等で
吊るして建築中の家屋の壁面に移送する状態を示す正面
図で、住宅用壁パネル(30)にはそのパネル枠に穿設され
た通孔に合わせて六角ナット(34)が溶接されており、ア
イボルト(35)を前記六角ナット(34)に螺入し、これにワ
イヤー(32)を架設し、クレーン(33)で吊り下げ、所定の
場所に移送するという方法をとっていた。近年、住宅の
現場施工の工期は非常に短縮される傾向にあり、従来の
様に、アイボルト(35)を六角ナット(34)に螺入し、これ
をワイヤー(32)で吊り下げて移送し、移送先でワイヤー
(32)を外した後、アイボルト(35)をねじ回して外すとい
う方法ではアイボルト(35)の着脱に時間がかかり、非常
に能率が悪いという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は係る従来例の
欠点に鑑みてなされたもので、その目的とする所は住宅
用壁パネルに設けられた六角ナットを利用して、吊り下
げ装置をワンタッチで着脱出来るようにし、現場施工の
能率の向上を図ることをその目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の吊下装置(A)
は、 円筒状ボディー(1)と、 前記円筒状ボディー(1)の一端に起倒自在に枢着さ
れたカムレバー(2)と、 前記カムレバー(2)の起倒に合わせて円筒状ボディ
ー(1)内をスライドするブランジャーピン(3)と、 前記円筒状ボディー(1)の他端に、その一端が収納
されプランジャーピン(3)のスライドによってその直径
が拡縮し、建材(30)の通孔(31)に挿入され、前記通孔(3
1)に係合する爪体(4)とで構成される、事を特徴とす
る。
【0005】本発明の吊下装置(A)によれば、先ず、カ
ムレバー(2)を立ててカム部(16)が作動しないように
し、プランジャピン(3)が作動孔(18)内に挿通されて止
め輪(8)によって爪体(4)が閉じられた状態とし、この状
態で例えば壁パネル(30)のナット(34)に吊下装置(A)の
爪体(4)を挿通し、カムレバー(2)を倒す。これにより、
カムレバー(2)のカム部(16)が作動杆(12)を押圧し、プ
ランジャピン(3)は弾性体(7)を介して爪体(4)側に押し
下げ、爪体(4)を開き、爪体(4)の直径を拡大させる。こ
れにより爪体(4)の係止鍔(11)はナット(34)の下面にし
っかりと係合される。このようにして、吊下装置(A)を
壁パネル(30)の適所に取り付けた後、吊下装置(A)の吊
り金具(6)間にワイヤ(32)を架設し、これにクレーンフ
ック(33)を掛け、壁パネル(30)を吊り上げ、この状態
で、例えば建造物の壁面等の設置場所に移送する。壁パ
ネル(30)が設置場所に移送されると、作業者はカムレバ
ー(2)を引き起こし、テーパー部分(19)に接しているプ
ランジャピン(3)が脱離して作動孔(18)内に移動するよ
うにし、止め輪(8)の締め付け力によって爪体(4)が閉じ
られるようにする。これにより爪体(4)は閉じられ、壁
パネル(30)を吊下装置(A)から離脱させることができ
る。このように、本発明にかかる吊下装置(A)は、従来
のようなアイボルト(35)を使用しての吊り下げでないの
で、住宅用壁パネル(30)等に六角ナット(34)を溶接して
いる通孔部分(31)を利用する事は勿論、単なる六角ナッ
ト(34)が溶接されていない通孔(31)だけのものを利用し
て吊り下げ運搬することもできる。
【0006】
【実施例】本発明を図2から図6に従って説明する。図
2は本発明の使用状態を示す概略正面図で、(1)は円筒
状ボディーであり、上端に枢着孔(20)が穿設されてお
り、ボティ(1)を跨ぐようにして吊り金具(6)が配設さ
れ、更に、枢着軸(5)が枢着孔(20)、カムレバー(2)、吊
り金具(6)を貫通して挿通され、端部に固定ナット(5a)
が螺装されている。この枢着軸(5)にカムレバー(2)が起
倒自在に挿通されており、カムレバー(2)を起倒させる
事により、カムレバー(2)のカム部(16)に接する作動杆
(12)を昇降作動させる様になっている。
【0007】カムレバー(2)の形状は、図4に示すよう
に枢着軸(5)を挿通した部分がカム部(16)で、枢着軸(5)
の中心に対してカム部(16)が若干偏心しており、カム部
(16)から延出されたレバー部(2a)を作動させる事によ
り、カムレバー(2)を枢着軸(5)の回りに回動させて起倒
することができる。作動杆(12)はボティ(1)内に配設さ
れた作動杆で、その上端はカム部(16)に当接しており、
作動杆(12)の他端には挿入孔(15)が穿設されていて、プ
ランジャピン(3)の上端がスライド自在に挿入されてい
る。
【0008】作動杆(12)の他端外周には掛止部(14)が突
設されており、ボティ(1)の内周に突設された係止段(1
3)に係合して作動杆(12)がボティ(1)から脱落しないよ
うになっている。
【0009】(3)はプランジャーピンで、その中央外周
に外周鍔(3a)が突設されており、外周鍔(3a)と作動杆(1
2)との間に弾性体(7)が配設されている。本実施例で
は、弾性体(7)は圧縮コイルバネが使用されているが、
勿論これにかかわらず、皿ばねその他ゴム等の弾性部材
が使用出来る。
【0010】(4)は中央から縦に半割れとなった爪体
で、上端に開口する作動孔(18)がその合わせ目部分に穿
設されており、プランジャピン(3)の下端部が挿入され
ている。作動孔(18)の底部はテーパー状に形成されてお
り、この部分をテーパー部分(19)とする。
【0011】更に、爪体(4)の外周には支点突起(10)が
突設されており、ボティ(1)の下端内周面に凹設された
凹所(21)に挿入され、爪体(4)の支点となっている。(8)
は爪体(4)の外周に嵌め込まれた止め輪で、爪体(4)を閉
じる働きをしている。爪体(4)の下端外周には係止鍔(1
1)が形成されており、止め輪(8)の取付位置から係止鍔
(11)までは次第に細くなる様にテーパー状に形成されて
いる。爪体(4)はある程度強度が必要である為に、熱処
理が施されている。止め螺子(9)は抜け留め用のネジ
で、ボティ(1)に螺入されており、支点突起(10)に係合
して爪体(4)の回転を規制し、爪体(4)がボティ(1)から
脱落することを防止している。
【0012】
【作用】本発明の使用の対象となるものは、例えば壁パ
ネル(30)のようなもので、通孔(31)が適所に穿設され、
その裏面にナット(34)が溶接されている様なものが想定
される。
【0013】先ず、図5に示すようにカムレバー(2)を
立ててカム部(16)が作動しないようにし、プランジャピ
ン(3)が作動孔(18)内に挿通され、止め輪(8)によって爪
体(4)が閉じられた状態とする。
【0014】この状態で図3のように通孔(31)に吊下装
置(A)の爪体(4)を挿通し、カムレバー(2)を倒す。これ
により、カムレバー(2)のカム部(16)が作動杆(12)を押
圧し、プランジャピン(3)は弾性体(7)を介して爪体(4)
側に押し下げられる。この状態を図6に示す。
【0015】押し下げられたプランジャピン(3)の先端
は、爪体(4)のテーパー部分(19)に当接して滑り、更に
押し下げられる事によって爪体(4)を開き、爪体(4)の直
径を拡大させる。これにより爪体(4)の係止鍔(11)はナ
ット(34)の下面にしっかりと係合される。
【0016】吊下装置(A)は図3に示すように壁パネル
(30)の適所に取り付けられ、吊下装置(A)の吊り金具(6)
間に架設されたワイヤ(32)にクレーンフック(33)を掛
け、壁パネル(30)を吊り上げる。
【0017】この状態で、例えば建造物の壁面等の設置
場所に移送する。壁パネル(30)が設置場所に移送される
と、作業者はカムレバー(2)を引き起こす。これにより
弾性体(7)の作用によって作動杆(12)が回動しているカ
ム部(16)の面に沿って押し上げられ、同時に止め輪(8)
の締め付け力によって爪体(4)が閉じられ、テーパー部
分(19)に接しているプランジャピン(3)の球形先端部が
押し上げられて作動孔(18)内に移動することになる。
【0018】これにより爪体(4)は閉じられ、係止鍔(1
1)の係止段(13)からの係合が解除される。然る後、吊下
装置(A)を引けば爪体(4)が通孔(31)から抵抗なく抜け、
壁パネル(30)を吊下装置(A)から離脱させることができ
る。尚、係止鍔(11)の形状は図5に示すようなものに挙
げられず、通孔(31)への挿入を簡単にするために鏃状に
してもよいし、球体状にしても良い。
【0019】
【発明の効果】本発明は前述のような構造となっている
ので、カムレバーの操作だけで住宅用壁パネルに設けら
れた六角ナット又は通孔を利用して吊り下げ装置をワン
タッチ着脱可能となり、現場施工の能率の向上を図るこ
とが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の吊下装置を使用して建材を移送
している状態の斜視図
【図2】本発明にかかる吊下装置の爪体が閉じている状
態の断面図
【図3】本発明にかかる吊下装置の爪体が開いている状
態の断面図
【図4】図2のX−X断面図
【図5】図3のY−Y断面図
【図6】図2のZ−Z断面図
【図7】従来のアイボルトを使用して建材を移送してい
る状態の正面図
【符号の説明】
(A)…吊下装置 (1)…ボディ (2)…カムレバー (3)…プランジャーピン (4)…爪体 (30)…壁パネルなどの建材 (31)…通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状ボディーと、前記円筒状ボ
    ディーの一端に起倒自在に枢着されたカムレバーと、前
    記カムレバーの起倒に合わせて円筒状ボディー内をスラ
    イドするブランジャーピンと、前記円筒状ボディーの他
    端に、その一端が収納されプランジャーピンのスライド
    によってその直径が拡縮し、建材の通孔に挿入され、前
    記通孔に係合する爪体とで構成される事を特徴とする吊
    下装置。
JP30584393A 1993-11-10 1993-11-10 吊下装置 Pending JPH07133668A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30584393A JPH07133668A (ja) 1993-11-10 1993-11-10 吊下装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30584393A JPH07133668A (ja) 1993-11-10 1993-11-10 吊下装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07133668A true JPH07133668A (ja) 1995-05-23

Family

ID=17950040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30584393A Pending JPH07133668A (ja) 1993-11-10 1993-11-10 吊下装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07133668A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104499719A (zh) * 2014-12-23 2015-04-08 宁波江东台本荣机械设备有限公司 一种通过水冷散热的建筑物料提升装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104499719A (zh) * 2014-12-23 2015-04-08 宁波江东台本荣机械设备有限公司 一种通过水冷散热的建筑物料提升装置
CN104499719B (zh) * 2014-12-23 2016-10-26 泰州市腾达建筑工程机械有限公司 一种通过水冷散热的建筑物料提升装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5077650A (en) Mounting system for recessed lighting fixtures
US7410141B2 (en) Industrial hanger for metal framing
JPH07133668A (ja) 吊下装置
JPH10104U (ja) 配管支持具
JP2000130643A (ja) 長尺物取付け具
JP2571956Y2 (ja) 配管支持具
JPH08301571A (ja) 玉外しフック
JP3811136B2 (ja) 親綱支持器
JPH0618958Y2 (ja) コンテナの上蓋ロック装置
JP2000133032A (ja) 照明器具
KR200395298Y1 (ko) 후크 안전 장치
JP2001097665A (ja) 吊り下げ用フック装置
CN211594770U (zh) 一种装配式预制混凝土加工用吊装装置
JPH061585Y2 (ja) 吊り治具
JPH0620253Y2 (ja) 吊り下げ装置
JP3479891B1 (ja) 照明器具用ハンガー
JPS6032061Y2 (ja) クサビ式セグメントの吊り金具
JPH0612568Y2 (ja) 照明器具の取付構造
JP2986317B2 (ja) 軒樋の取付構造
JP2503870Y2 (ja) 吊掛装置
JPH0319128Y2 (ja)
JPH07172758A (ja) 吊り具とその取り付け方法
JPS6472760A (en) Metal hook which can be hooked at elevated spot
JPH06124605A (ja) 照明器具取付装置
JPS642325Y2 (ja)