JPH0713343Y2 - 車載用スピーカシステム - Google Patents
車載用スピーカシステムInfo
- Publication number
- JPH0713343Y2 JPH0713343Y2 JP1988111828U JP11182888U JPH0713343Y2 JP H0713343 Y2 JPH0713343 Y2 JP H0713343Y2 JP 1988111828 U JP1988111828 U JP 1988111828U JP 11182888 U JP11182888 U JP 11182888U JP H0713343 Y2 JPH0713343 Y2 JP H0713343Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom case
- vehicle
- speaker system
- rib
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
この考案は車載用スピーカシステムに関し、さらに詳し
くは、乗用車のリヤーパーセルトレイ（以下、単にトレ
イと云う）の形状に倣って形成した車載用スピーカシス
テムに関する。
くは、乗用車のリヤーパーセルトレイ（以下、単にトレ
イと云う）の形状に倣って形成した車載用スピーカシス
テムに関する。
従来よく知られている車載用スピーカシステムは、各ス
ピーカシステムは３ウエイ，マルチウエイの違いはある
ものの左右チャンネル毎に独立したスピーカシステムが
採用され、据置き型の場合、別々にトレイ上に固定され
ている。
ピーカシステムは３ウエイ，マルチウエイの違いはある
ものの左右チャンネル毎に独立したスピーカシステムが
採用され、据置き型の場合、別々にトレイ上に固定され
ている。
車載用スピーカシステムの場合、デザイン上の変更処理
は車両との関係から自由度が少なく、変化を施そうにも
施しようがないところもあって、斬新さに乏しい問題が
あった。 そこで、この考案は指向性の低いウーハユニットは左右
両チャンネルを一つにした，いわゆる3Dステレオ型式と
し、スピーカキャビネットをトレイの形状に倣って単一
の長い形状とし、その中央部にウーハユニットを取付
け、その左右に各チャンネル毎のツィータなどのスピー
カユニットを取付けて構成し、車両のデザイン変化に対
応して斬新なスピーカシステムを提供することを目的と
するものである。
は車両との関係から自由度が少なく、変化を施そうにも
施しようがないところもあって、斬新さに乏しい問題が
あった。 そこで、この考案は指向性の低いウーハユニットは左右
両チャンネルを一つにした，いわゆる3Dステレオ型式と
し、スピーカキャビネットをトレイの形状に倣って単一
の長い形状とし、その中央部にウーハユニットを取付
け、その左右に各チャンネル毎のツィータなどのスピー
カユニットを取付けて構成し、車両のデザイン変化に対
応して斬新なスピーカシステムを提供することを目的と
するものである。
上述のような目的を達成するために、この考案は、リヤ
ーパーセルトレイ取付け部分に搭載される車載用スピー
カシステムであって、車幅に沿って長いボトムケース
と、この長いボトムケースに被せてスピーカキャビネッ
トを形成する長いアッパケースとを備え、前記ボトムケ
ースは幅方向、ならびに、その長さ方向に沿って内側に
突出して形成した複数本のリブをもち、前記リブ群は互
いに方向が異なっていて、リブ群の中のリブに対して、
リブと略同一形状で、リブに設けられた取付用透孔に対
応してねじ孔を有する取付金具を一体に取付けてボトム
ケース自体の変形を防止するように構成すると共に、ビ
スを前記リブに設けた取付用透孔から前記取付金具のね
じ孔にねじ込むことで車載用スピーカシステムを車体に
取付けるように構成したことを特徴とするものである。
ーパーセルトレイ取付け部分に搭載される車載用スピー
カシステムであって、車幅に沿って長いボトムケース
と、この長いボトムケースに被せてスピーカキャビネッ
トを形成する長いアッパケースとを備え、前記ボトムケ
ースは幅方向、ならびに、その長さ方向に沿って内側に
突出して形成した複数本のリブをもち、前記リブ群は互
いに方向が異なっていて、リブ群の中のリブに対して、
リブと略同一形状で、リブに設けられた取付用透孔に対
応してねじ孔を有する取付金具を一体に取付けてボトム
ケース自体の変形を防止するように構成すると共に、ビ
スを前記リブに設けた取付用透孔から前記取付金具のね
じ孔にねじ込むことで車載用スピーカシステムを車体に
取付けるように構成したことを特徴とするものである。
以下、この考案の実施例を添付した図面に沿って説明す
る。この考案の車載用スピーカシステム，とくに、その
キャビネットは車両のトレイに倣った車幅方向に長い形
状であり、ボトムケース10と、このボトムケース10に被
せて一体的に結合するアッパケース30により構成される
もので、キャビネットの左右に左右チャンネル用のスピ
ーカユニットが取付けられ、左右チャンネルの中央部に
上向きにウーハユニットが取付けられ、ウーハユニット
の部分だけ高さが低くなり、後方視界を妨げないように
なっている。 まず、ボトムケース10について説明する。このボトムケ
ース10は車幅方向に沿って長く、トレイの（車両）前後
方向の平均的寸法内に納めることができる幅方向であ
り、左右対称形でその底面11は同一平面に含まれるが、
左右両端部は上向きに反り上った形状であり、底面11の
レベルに合せるべく段座11Aが形成されている。 この底面11には長さ方向の中央部分寄りに幅方向に沿っ
たリブ12Xが３本形成され、底面11側は凹で、内部空間
側（アッパケース側）が凸条になっており、このリブ12
Xと略々直交する方向、言換えると、長さ方向に沿って
並列状態でリブ12Yが形成され、このリブ12Yによりさら
に端部寄りリブ12Zが形成されており、これらのリブ12
Y,12Zはリブ12Xと同様に底面が凹型で内部空間がドラッ
グ凸型になっている。これら全リブ12X,12Y,12Zは同一
形状をしていて、これらのリブ12X,12Y,12Zに補強板と
しての機能をもつ取付け金具13が当てられ、リブ12X,12
Y.12Zに形成した２種の孔，即ち、ねじ孔12A,透孔12Bに
対応して、この取付け金具13にもねじ孔13A,透孔13Bが
同一ピッチで形成され、リブのねじ孔12Aには取付け金
具13の透孔13Bが、また、透孔12Bにはねじ孔13Aがそれ
ぞれ重なり合うようになっている。 このボトムケース10の外郭を形成する縁部14は上向きに
立上っており、アッパケース30とのパーティング面には
凹溝14Aが設けてあり、ボトムケース10に被せるアッパ
ケース30とのビス止めを行うためのビス座15がスペーサ
の機能を与えられて、前記リブ12群の周囲の適当位置に
起立している。 そして、このボトムケース10に対してアッパケース30が
被せられ、ビスにより一体結合されることでスピーカキ
ャビネットが構成されるのであって、アッパケース30の
外郭を形成する縁部31には縁部14の凹溝14A中に嵌まる
凸条31Aが形成されている。 アッパケース30の中央部分は高さが減じられた凹陥部32
になっており、その凹陥部32の底部にウーハユニットの
ための開口部33が穿けてあり、この開口部33の両傍にバ
スレフ型のキャビネットを構成するダクト34が２つ穿け
てある。両端部にはスコーカ，ツィータなどのスピーカ
ユニットが取付けられる開口部35が穿けてある。 アッパケース30の両端部寄りに向ってその高さが減じら
れ、ゆるやかな曲面をもち、内側、言換えると、キャビ
ネット内部空間側にはビスを通すビス座36がボトムケー
ス10のビス座15との関係において形成されている。 そして、ボトムケース10に対してスピーカユニット（図
示省略）が取付けられたアッパケース30が被せられ、軸
部の長さが選択されたビスがビス座36からビス座15に向
ってねじ込まれ、かつ、両ケース10,30の縁部14,31の凹
溝14A,凸状31Aが嵌合されてスピーカキャビネットが構
成される。 さらに、ボトムケース10にはその下面に取付け金具13が
リブ群12に対して重ねられ、ビスを取付け金具13の透孔
13Bからボトムケース10のねじ孔12Aにねじ込んで一体化
される。 ボトムケース10に対して取付け金具13が一体化されるこ
とで、細長い形状のスピーカキャビネットの剛性が一段
と向上し、スピーカキャビネットを持上げた場合、その
両端部が自重により下方に曲げられる変形に対して剛性
を示すことができる。 そして、本体、とくに、トレイ部分の構成部材に対して
は、ビスが構成部材側から取付け金具13のねじ孔13Aに
ねじ込まれることで、システムが車体に取付けられる。
る。この考案の車載用スピーカシステム，とくに、その
キャビネットは車両のトレイに倣った車幅方向に長い形
状であり、ボトムケース10と、このボトムケース10に被
せて一体的に結合するアッパケース30により構成される
もので、キャビネットの左右に左右チャンネル用のスピ
ーカユニットが取付けられ、左右チャンネルの中央部に
上向きにウーハユニットが取付けられ、ウーハユニット
の部分だけ高さが低くなり、後方視界を妨げないように
なっている。 まず、ボトムケース10について説明する。このボトムケ
ース10は車幅方向に沿って長く、トレイの（車両）前後
方向の平均的寸法内に納めることができる幅方向であ
り、左右対称形でその底面11は同一平面に含まれるが、
左右両端部は上向きに反り上った形状であり、底面11の
レベルに合せるべく段座11Aが形成されている。 この底面11には長さ方向の中央部分寄りに幅方向に沿っ
たリブ12Xが３本形成され、底面11側は凹で、内部空間
側（アッパケース側）が凸条になっており、このリブ12
Xと略々直交する方向、言換えると、長さ方向に沿って
並列状態でリブ12Yが形成され、このリブ12Yによりさら
に端部寄りリブ12Zが形成されており、これらのリブ12
Y,12Zはリブ12Xと同様に底面が凹型で内部空間がドラッ
グ凸型になっている。これら全リブ12X,12Y,12Zは同一
形状をしていて、これらのリブ12X,12Y,12Zに補強板と
しての機能をもつ取付け金具13が当てられ、リブ12X,12
Y.12Zに形成した２種の孔，即ち、ねじ孔12A,透孔12Bに
対応して、この取付け金具13にもねじ孔13A,透孔13Bが
同一ピッチで形成され、リブのねじ孔12Aには取付け金
具13の透孔13Bが、また、透孔12Bにはねじ孔13Aがそれ
ぞれ重なり合うようになっている。 このボトムケース10の外郭を形成する縁部14は上向きに
立上っており、アッパケース30とのパーティング面には
凹溝14Aが設けてあり、ボトムケース10に被せるアッパ
ケース30とのビス止めを行うためのビス座15がスペーサ
の機能を与えられて、前記リブ12群の周囲の適当位置に
起立している。 そして、このボトムケース10に対してアッパケース30が
被せられ、ビスにより一体結合されることでスピーカキ
ャビネットが構成されるのであって、アッパケース30の
外郭を形成する縁部31には縁部14の凹溝14A中に嵌まる
凸条31Aが形成されている。 アッパケース30の中央部分は高さが減じられた凹陥部32
になっており、その凹陥部32の底部にウーハユニットの
ための開口部33が穿けてあり、この開口部33の両傍にバ
スレフ型のキャビネットを構成するダクト34が２つ穿け
てある。両端部にはスコーカ，ツィータなどのスピーカ
ユニットが取付けられる開口部35が穿けてある。 アッパケース30の両端部寄りに向ってその高さが減じら
れ、ゆるやかな曲面をもち、内側、言換えると、キャビ
ネット内部空間側にはビスを通すビス座36がボトムケー
ス10のビス座15との関係において形成されている。 そして、ボトムケース10に対してスピーカユニット（図
示省略）が取付けられたアッパケース30が被せられ、軸
部の長さが選択されたビスがビス座36からビス座15に向
ってねじ込まれ、かつ、両ケース10,30の縁部14,31の凹
溝14A,凸状31Aが嵌合されてスピーカキャビネットが構
成される。 さらに、ボトムケース10にはその下面に取付け金具13が
リブ群12に対して重ねられ、ビスを取付け金具13の透孔
13Bからボトムケース10のねじ孔12Aにねじ込んで一体化
される。 ボトムケース10に対して取付け金具13が一体化されるこ
とで、細長い形状のスピーカキャビネットの剛性が一段
と向上し、スピーカキャビネットを持上げた場合、その
両端部が自重により下方に曲げられる変形に対して剛性
を示すことができる。 そして、本体、とくに、トレイ部分の構成部材に対して
は、ビスが構成部材側から取付け金具13のねじ孔13Aに
ねじ込まれることで、システムが車体に取付けられる。
以上の説明から明らかなように、この考案の車載用スピ
ーカシステムは、車両のトレイ部分の形状に倣って車幅
方向に長い形状であって、ボトムケースと、アッパケー
スとによりスピーカキャビネットを構成し、ボトムケー
スの下面に方向を異ならせて形成したリム群に対し、同
一形状の取付け金具を取付け、この取付け金具のもつ剛
性をもってシステム全体の剛性を増すことができ、しか
も、従来においては全く提供されていなかった斬新なデ
ザインの車載用スピーカシステムを提供することができ
る。
ーカシステムは、車両のトレイ部分の形状に倣って車幅
方向に長い形状であって、ボトムケースと、アッパケー
スとによりスピーカキャビネットを構成し、ボトムケー
スの下面に方向を異ならせて形成したリム群に対し、同
一形状の取付け金具を取付け、この取付け金具のもつ剛
性をもってシステム全体の剛性を増すことができ、しか
も、従来においては全く提供されていなかった斬新なデ
ザインの車載用スピーカシステムを提供することができ
る。
第１図はボトムケースの左端部を省略した正面図、第２
図は同底面図、第３図は同側面図、第４図は同平面図、
第５図は第４図Ｖ−Ｖ線に沿う断面図、第６図は第４図
VI−VI線に沿う断面図、第７図，第８図は第４図VII−V
II線、ならびに、VIII−VIII線に沿う断面図、第９図は
アッパケースの平面図、第10図は同正面図、第11図は同
底面図、第12図は第10図XII−XII線に沿う拡大断面図、
第13図は取付け金具の平面図、第14図，第15図は第13図
XIV−XIV線、ならびに、XV−XV線に沿う断面図である。 10…ボトムケース 11…底面、11A…段座 12…リブ、12A…ねじ孔、12B…透孔 13…取付け金具、13A…ねじ孔、13B…透孔 14…縁部、14A…凹溝 30…アッパケース 31…縁部、31A…凸条 32…凹陥部 33,35…開口部 34…ダクト 36…ビス座
図は同底面図、第３図は同側面図、第４図は同平面図、
第５図は第４図Ｖ−Ｖ線に沿う断面図、第６図は第４図
VI−VI線に沿う断面図、第７図，第８図は第４図VII−V
II線、ならびに、VIII−VIII線に沿う断面図、第９図は
アッパケースの平面図、第10図は同正面図、第11図は同
底面図、第12図は第10図XII−XII線に沿う拡大断面図、
第13図は取付け金具の平面図、第14図，第15図は第13図
XIV−XIV線、ならびに、XV−XV線に沿う断面図である。 10…ボトムケース 11…底面、11A…段座 12…リブ、12A…ねじ孔、12B…透孔 13…取付け金具、13A…ねじ孔、13B…透孔 14…縁部、14A…凹溝 30…アッパケース 31…縁部、31A…凸条 32…凹陥部 33,35…開口部 34…ダクト 36…ビス座
Claims (1)
- 【請求項１】リヤーパーセルトレイ取付け部分に搭載さ
れる車載用スピーカシステムであって、車幅に沿って長
いボトムケースと、この長いボトムケースに被せてスピ
ーカキャビネットを形成する長いアッパケースとを備
え、前記ボトムケースは幅方向、ならびに、その長さ方
向に沿って内側に突出して形成した複数本のリブをも
ち、前記リブ群は互いに方向が異なっていて、リブ群の
中のリブに対して、リブと略同一形状で、リブに設けら
れた取付用透孔に対応してねじ孔を有する取付金具を一
体に取付けてボトムケース自体の変形を防止するように
構成すると共に、ビスを前記リブに設けた取付用透孔か
ら前記取付金具のねじ孔にねじ込むことで車載用スピー
カシステムを車体に取付けるように構成したことを特徴
とする車載用スピーカシステム。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988111828U JPH0713343Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | 車載用スピーカシステム |
| US07/342,825 US4928787A (en) | 1988-08-26 | 1989-04-25 | Mobile speaker system |
| DE3917555A DE3917555A1 (de) | 1988-08-26 | 1989-05-30 | Bewegliches lautsprechersystem |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988111828U JPH0713343Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | 車載用スピーカシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0235591U JPH0235591U (ja) | 1990-03-07 |
| JPH0713343Y2 true JPH0713343Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=31350223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988111828U Expired - Lifetime JPH0713343Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1988-08-26 | 車載用スピーカシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0713343Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6011577U (ja) * | 1983-07-04 | 1985-01-26 | パイオニア株式会社 | 壁掛式樹脂製スピ−カキヤビネツト |
| JPS6098987U (ja) * | 1983-12-13 | 1985-07-05 | パイオニア株式会社 | 車載用スピ−カ装置 |
-
1988
- 1988-08-26 JP JP1988111828U patent/JPH0713343Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0235591U (ja) | 1990-03-07 |
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