JPH07133377A - ゴム組成物及び該組成物を用いたタイヤ - Google Patents
ゴム組成物及び該組成物を用いたタイヤInfo
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- JPH07133377A JPH07133377A JP6096695A JP9669594A JPH07133377A JP H07133377 A JPH07133377 A JP H07133377A JP 6096695 A JP6096695 A JP 6096695A JP 9669594 A JP9669594 A JP 9669594A JP H07133377 A JPH07133377 A JP H07133377A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L9/00—Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C1/00—Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
- B60C1/0016—Compositions of the tread
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L9/00—Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
- C08L9/06—Copolymers with styrene
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/86—Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 摩耗寿命を低下させることなく、転がり抵抗
に関連するtanδを著しく改善したゴム組成物及び低
燃費タイヤを提供する。 【構成】 ゴム重合体、及び充填剤としてのシリカを含
有する硫黄加硫可能なゴム組成物において、前記ゴム重
合体は、乳化重合によつて調製されるガラス転移温度
(Tg)が−20℃〜−70℃の共役ジエン−芳香族ビ
ニル化合物コポリマー10〜85重量%;ポリイソプレ
ン5〜40重量%;及びポリブタジエン10〜50重量
%であり、前記ゴム重合体100重量部あたり、前記シ
リカ50〜90重量部を含むゴム組成物を提供する。当
該ゴム組成物を用いたタイヤを提供する。
に関連するtanδを著しく改善したゴム組成物及び低
燃費タイヤを提供する。 【構成】 ゴム重合体、及び充填剤としてのシリカを含
有する硫黄加硫可能なゴム組成物において、前記ゴム重
合体は、乳化重合によつて調製されるガラス転移温度
(Tg)が−20℃〜−70℃の共役ジエン−芳香族ビ
ニル化合物コポリマー10〜85重量%;ポリイソプレ
ン5〜40重量%;及びポリブタジエン10〜50重量
%であり、前記ゴム重合体100重量部あたり、前記シ
リカ50〜90重量部を含むゴム組成物を提供する。当
該ゴム組成物を用いたタイヤを提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共役ジエン−芳香族ビ
ニル化合物コポリマー、及び充填剤としてシリカを含む
硫黄加硫可能なゴム組成物、特にタイヤトレッド用ゴム
組成物に関する。更に、本発明は、上記ゴム組成物で構
成されるトレッド部を有するタイヤに関する。
ニル化合物コポリマー、及び充填剤としてシリカを含む
硫黄加硫可能なゴム組成物、特にタイヤトレッド用ゴム
組成物に関する。更に、本発明は、上記ゴム組成物で構
成されるトレッド部を有するタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】タイヤ
の所望の性質は、相互に部分的に背反するので、同時に
達成するのが困難である。即ち、転がり抵抗を減少させ
る方策は、耐摩耗性の低下を招く。例えば、カーボンブ
ラックをシリカ充填剤によつて部分的にまたは完全に置
換えると、タイヤの転がり抵抗は低減するが、タイヤの
耐摩耗性が低下する。EP0 299074 B1には、上記低下
の回避のため、充填剤として多量のシリカを含むゴム組
成物について、特殊なシラン化合物によつて改質された
ポリマーを使用することが提案されている。この方策
は、特殊なシラン化合物を使用するので、工業的使用に
は不適である。
の所望の性質は、相互に部分的に背反するので、同時に
達成するのが困難である。即ち、転がり抵抗を減少させ
る方策は、耐摩耗性の低下を招く。例えば、カーボンブ
ラックをシリカ充填剤によつて部分的にまたは完全に置
換えると、タイヤの転がり抵抗は低減するが、タイヤの
耐摩耗性が低下する。EP0 299074 B1には、上記低下
の回避のため、充填剤として多量のシリカを含むゴム組
成物について、特殊なシラン化合物によつて改質された
ポリマーを使用することが提案されている。この方策
は、特殊なシラン化合物を使用するので、工業的使用に
は不適である。
【0003】上記欠点を避けるため、EP0 501 227 A1
には、炭化水素溶剤中で溶液重合によつて調製される共
役ジエン−芳香族ビニル化合物コポリマーと、例えばE
P0157 703 B1に記載の方法にもとづいて調製される極
めて特殊なシリカと、一般に使用される添加物と、加硫
系とを含むゴム組成物が提案されている。このゴム組成
物は、公知の態様で、構成成分の段階的混合によつて調
製され、この場合、架橋が未だ起きない温度が保持され
る。ゴム組成物には、第3成分として、少なくとも1つ
の別のジエンゴム重合体(例えば、ポリイソプレン、天
然ゴム、ポリブタジエン)を添加できる。
には、炭化水素溶剤中で溶液重合によつて調製される共
役ジエン−芳香族ビニル化合物コポリマーと、例えばE
P0157 703 B1に記載の方法にもとづいて調製される極
めて特殊なシリカと、一般に使用される添加物と、加硫
系とを含むゴム組成物が提案されている。このゴム組成
物は、公知の態様で、構成成分の段階的混合によつて調
製され、この場合、架橋が未だ起きない温度が保持され
る。ゴム組成物には、第3成分として、少なくとも1つ
の別のジエンゴム重合体(例えば、ポリイソプレン、天
然ゴム、ポリブタジエン)を添加できる。
【0004】上記公報の実施例および比較例には、乳化
重合によつて調製されるスチレン−ブタジエンコポリマ
ー(以下、「乳化重合SBR」という)と、充填剤とし
ての特殊なシリカまたは従来のシリカまたはカーボンブ
ラックとを含むゴム組成物、あるいは溶液重合によつて
調製されるスチレン−ブタジエンコポリマー(以下、
「溶液重合SBR」という)と、充填剤として特殊なシ
リカまたはカーボンブラックとを含むゴム組成物から作
製したタイヤトレツドが相互に比較されている。開示の
結果から、乳化重合SBRおよびカーボンブラックを含
むトレツドは、良い耐摩耗性を有するが、転がり抵抗が
劣り、乳化重合SBRおよび従来のシリカを含むトレツ
ドは、耐摩耗性は低減するが、その代わり、転がり抵抗
が改善され、EP 0 501 227 A1 に記載のトレツド、即
ち、溶液重合SBRおよび特殊なシリカを含むトレツド
は、転がり抵抗についても耐摩耗性についても良い結果
を与えるということが知られる。
重合によつて調製されるスチレン−ブタジエンコポリマ
ー(以下、「乳化重合SBR」という)と、充填剤とし
ての特殊なシリカまたは従来のシリカまたはカーボンブ
ラックとを含むゴム組成物、あるいは溶液重合によつて
調製されるスチレン−ブタジエンコポリマー(以下、
「溶液重合SBR」という)と、充填剤として特殊なシ
リカまたはカーボンブラックとを含むゴム組成物から作
製したタイヤトレツドが相互に比較されている。開示の
結果から、乳化重合SBRおよびカーボンブラックを含
むトレツドは、良い耐摩耗性を有するが、転がり抵抗が
劣り、乳化重合SBRおよび従来のシリカを含むトレツ
ドは、耐摩耗性は低減するが、その代わり、転がり抵抗
が改善され、EP 0 501 227 A1 に記載のトレツド、即
ち、溶液重合SBRおよび特殊なシリカを含むトレツド
は、転がり抵抗についても耐摩耗性についても良い結果
を与えるということが知られる。
【0005】しかし、特殊なシリカは上述の通り工業的
使用には不適当なため、特殊なシリカを使用しなくても
耐摩耗性及び転がり抵抗を満足できるゴム組成物が求め
られる。すなわち、本発明の目的は、特殊なシリカを使
用しなくとも、タイヤトレツドの耐摩耗性および転がり
抵抗について良い結果を与えるゴム組成物を提供するこ
とにある。
使用には不適当なため、特殊なシリカを使用しなくても
耐摩耗性及び転がり抵抗を満足できるゴム組成物が求め
られる。すなわち、本発明の目的は、特殊なシリカを使
用しなくとも、タイヤトレツドの耐摩耗性および転がり
抵抗について良い結果を与えるゴム組成物を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のゴム組成物は、
ゴム重合体、及び充填剤としてのシリカを含有する硫黄
加硫可能なゴム組成物において、前記ゴム重合体は、乳
化重合によつて製造されるガラス転移温度(Tg)が−
20℃〜−70℃の共役ジエン−芳香族ビニル化合物コ
ポリマー10〜85重量%;ポリイソプレン5〜40重
量%;及びポリブタジエン10〜50重量%であり、前
記ゴム重合体100重量部あたり、前記シリカ50〜9
0重量部を含むことを特徴とする。
ゴム重合体、及び充填剤としてのシリカを含有する硫黄
加硫可能なゴム組成物において、前記ゴム重合体は、乳
化重合によつて製造されるガラス転移温度(Tg)が−
20℃〜−70℃の共役ジエン−芳香族ビニル化合物コ
ポリマー10〜85重量%;ポリイソプレン5〜40重
量%;及びポリブタジエン10〜50重量%であり、前
記ゴム重合体100重量部あたり、前記シリカ50〜9
0重量部を含むことを特徴とする。
【0007】前記ゴム重合体としては、特に、共役ジエ
ン−芳香族ビニル化合物コポリマー20〜70重量%、
ポリイソプレン10〜30重量%及びポリブタジエン2
0〜50重量%のものを使用するのが好ましい。前記共
役ジエン−芳香族ビニル化合物コポリマーとしては、ガ
ラス転移温度(Tg)が−20℃〜−70℃の範囲、特
に−25℃〜−55℃の範囲のコポリマーを使用するこ
とが好ましい。この数値は、ねじり振動法で求めたガラ
ス転移温度である。
ン−芳香族ビニル化合物コポリマー20〜70重量%、
ポリイソプレン10〜30重量%及びポリブタジエン2
0〜50重量%のものを使用するのが好ましい。前記共
役ジエン−芳香族ビニル化合物コポリマーとしては、ガ
ラス転移温度(Tg)が−20℃〜−70℃の範囲、特
に−25℃〜−55℃の範囲のコポリマーを使用するこ
とが好ましい。この数値は、ねじり振動法で求めたガラ
ス転移温度である。
【0008】乳化重合によつて調製される共役ジエン−
芳香族ビニル化合物コポリマーとしては、芳香族ビニル
化合物の含有量が10〜50重量%、特に10〜45重
量%であることが好ましい。コポリマーの共役ジエンと
しては、1,3−ブタジエン、イソプレンおよび2,3
−ジメチル−1,3−ブタジエンが好ましい。コポリマ
ーの芳香族ビニル化合物としては、スチレン、o−,m
−,p−メチルスチレンが好ましい。これらの化合物を
適宜組み合わせた共役ジエン−芳香族ビニル化合物コポ
リマーを用いることができるが、組合せのうち、特にス
チレン−ブタジエンコポリマーが好ましい。
芳香族ビニル化合物コポリマーとしては、芳香族ビニル
化合物の含有量が10〜50重量%、特に10〜45重
量%であることが好ましい。コポリマーの共役ジエンと
しては、1,3−ブタジエン、イソプレンおよび2,3
−ジメチル−1,3−ブタジエンが好ましい。コポリマ
ーの芳香族ビニル化合物としては、スチレン、o−,m
−,p−メチルスチレンが好ましい。これらの化合物を
適宜組み合わせた共役ジエン−芳香族ビニル化合物コポ
リマーを用いることができるが、組合せのうち、特にス
チレン−ブタジエンコポリマーが好ましい。
【0009】コポリマーは、油展コポリマーの形で使用
できる。一般に、ゴム組成物中の全油量は、ゴム重合体
100重量部当り25〜45重量部の範囲にあることが
好ましい。本発明に係るゴム組成物において、ポリイソ
プレンとしては、3,4結合を主体とするポリイソプレ
ンを使用するのが好ましい。ポリブタジエンとしては、
1,4−シス結合の割合が高く、特に90重量%を越え
るポリブタジエンを使用するのが好ましい。
できる。一般に、ゴム組成物中の全油量は、ゴム重合体
100重量部当り25〜45重量部の範囲にあることが
好ましい。本発明に係るゴム組成物において、ポリイソ
プレンとしては、3,4結合を主体とするポリイソプレ
ンを使用するのが好ましい。ポリブタジエンとしては、
1,4−シス結合の割合が高く、特に90重量%を越え
るポリブタジエンを使用するのが好ましい。
【0010】本発明のゴム組成物には、充填剤として、
従来のシリカがゴム重合体100重量部当り50〜90
重量部、好ましくは70〜90重量部配合される。ここ
で、「従来の」シリカとは、通常、多くのメーカから市
販されておりタイヤ製造に使用されるシリカである。上
記シリカは、通常、 100〜250m2 /gのBET表
面積(DIN 66 131 、ISO 5794/1、Ann
eX D)、100〜250m2 /gのCTAB表面積
(ISO 6810、ASTM D−3765)および
DBPで測定した150〜250ml/100gの吸油
度(ISO S−4656、ASTM D−2414,
DIN 53601)を有する。
従来のシリカがゴム重合体100重量部当り50〜90
重量部、好ましくは70〜90重量部配合される。ここ
で、「従来の」シリカとは、通常、多くのメーカから市
販されておりタイヤ製造に使用されるシリカである。上
記シリカは、通常、 100〜250m2 /gのBET表
面積(DIN 66 131 、ISO 5794/1、Ann
eX D)、100〜250m2 /gのCTAB表面積
(ISO 6810、ASTM D−3765)および
DBPで測定した150〜250ml/100gの吸油
度(ISO S−4656、ASTM D−2414,
DIN 53601)を有する。
【0011】本発明に係るゴム組成物には、上記成分の
他、ゴム工業で通常用いられる添加物として、芳香族油
および/またはナフテン油、補強材、老化防止剤、粘着
付与剤、賦活剤および加工助剤が配合され得る。本発明
に係るゴム組成物は、更に、加硫剤として硫黄、および
加硫促進剤が配合され得る。本発明のゴム組成物は、次
のような多段階法にもとづき調製できる。すなわち、第
1段階において、混練機中でゴム重合体、通常の添加物
およびシリカを混合する。このときの温度は、架橋が始
まる温度にまでに上昇させてはならない。通常、温度
は、160〜170℃を越えてはならない。冷却後、第
2段階において、混合物を再び混練する。このときの温
度も、同様に、架橋が起きる温度を越えてはならない。
次の第3段階において、加硫系をロールで混合する。こ
のときの温度も架橋温度以下に保持する。各段階の混合
プロセスの時間は、それぞれ、構成成分に適した混合度
が達成されるよう適宜選択する。
他、ゴム工業で通常用いられる添加物として、芳香族油
および/またはナフテン油、補強材、老化防止剤、粘着
付与剤、賦活剤および加工助剤が配合され得る。本発明
に係るゴム組成物は、更に、加硫剤として硫黄、および
加硫促進剤が配合され得る。本発明のゴム組成物は、次
のような多段階法にもとづき調製できる。すなわち、第
1段階において、混練機中でゴム重合体、通常の添加物
およびシリカを混合する。このときの温度は、架橋が始
まる温度にまでに上昇させてはならない。通常、温度
は、160〜170℃を越えてはならない。冷却後、第
2段階において、混合物を再び混練する。このときの温
度も、同様に、架橋が起きる温度を越えてはならない。
次の第3段階において、加硫系をロールで混合する。こ
のときの温度も架橋温度以下に保持する。各段階の混合
プロセスの時間は、それぞれ、構成成分に適した混合度
が達成されるよう適宜選択する。
【0012】以上のような組成を有する本発明のゴム組
成物は、驚くべきことに、対応するカーボンブラック含
有ゴム組成物と同等の耐摩耗性を有するが、対応するカ
ーボンブラック含有ゴム組成物よりも明らかに低いta
nδ(損失正切)を有するということが判った。低いt
anδは、低い転がり抵抗に関連する。EP0 501 227
A1の実験結果によれば、ゴム組成物がゴム重合体として
乳化重合SBRを含む限り、従来より公知のシリカでカ
ーボンブラックを置換したことによつては、転がり抵抗
の改善は達成されるが、耐摩耗性は明らかに低下するは
ずである。しかし、本発明のゴム組成物によれば、溶液
重合SBRと組合わせて特殊なシリカを使用しなくと
も、耐摩耗性の低下が避けられる。
成物は、驚くべきことに、対応するカーボンブラック含
有ゴム組成物と同等の耐摩耗性を有するが、対応するカ
ーボンブラック含有ゴム組成物よりも明らかに低いta
nδ(損失正切)を有するということが判った。低いt
anδは、低い転がり抵抗に関連する。EP0 501 227
A1の実験結果によれば、ゴム組成物がゴム重合体として
乳化重合SBRを含む限り、従来より公知のシリカでカ
ーボンブラックを置換したことによつては、転がり抵抗
の改善は達成されるが、耐摩耗性は明らかに低下するは
ずである。しかし、本発明のゴム組成物によれば、溶液
重合SBRと組合わせて特殊なシリカを使用しなくと
も、耐摩耗性の低下が避けられる。
【0013】本発明に係るゴム組成物は、乗用車、オー
トバイ、4x4オフロードカー、運搬車および小形トラ
ツクのタイヤに適したタイヤトレツドの製造に使用でき
る。
トバイ、4x4オフロードカー、運搬車および小形トラ
ツクのタイヤに適したタイヤトレツドの製造に使用でき
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
本発明に係るゴム組成物および比較のために調製したゴ
ム組成物の特性を測定した。測定は、各組成物から製造
した加硫ゴム試験片について行った。誘電損率の測定に
ついては、DIN 53513に準拠した。摩耗は、D
IN 53516にもとづき測定した。
本発明に係るゴム組成物および比較のために調製したゴ
ム組成物の特性を測定した。測定は、各組成物から製造
した加硫ゴム試験片について行った。誘電損率の測定に
ついては、DIN 53513に準拠した。摩耗は、D
IN 53516にもとづき測定した。
【0015】表1に示した組成を有するゴム組成物N
o.1〜6を調製した。組成物No.1〜3は本発明の
実施例であり、組成物No.4〜6は比較例である。
尚、表1中の数値はいずれも重量部で表されている。
o.1〜6を調製した。組成物No.1〜3は本発明の
実施例であり、組成物No.4〜6は比較例である。
尚、表1中の数値はいずれも重量部で表されている。
【0016】
【表1】
【0017】表1中の成分について説明する。SBR
(A)は、乳化重合SBR100重量部あたり芳香族油
37.5重量部で油展によつて調製したゴムである。ス
チレン−ブタジエンコポリマー100重量部当りスチレ
ン含有量は22.5〜24.5重量部である。ブタジエ
ン成分中の1,4−シス結合の割合は8重量%、1,4
−トランス結合の割合は53重量%、1,2−ビニル結
合の割合は15重量%である。SBR(A)のガラス転
移点(Tg)は−50℃であった。
(A)は、乳化重合SBR100重量部あたり芳香族油
37.5重量部で油展によつて調製したゴムである。ス
チレン−ブタジエンコポリマー100重量部当りスチレ
ン含有量は22.5〜24.5重量部である。ブタジエ
ン成分中の1,4−シス結合の割合は8重量%、1,4
−トランス結合の割合は53重量%、1,2−ビニル結
合の割合は15重量%である。SBR(A)のガラス転
移点(Tg)は−50℃であった。
【0018】SBR(B)は、乳化重合SBR100重
量部あたり芳香族油37.5重量部で油展によつて調製
したゴムである。スチレン−ブタジエンコポリマー10
0重量部当りスチレン含有量は31.5重量部である。
ブタジエン成分中の1,4−シス結合の割合は7重量
%、1,4−トランス結合の割合は47重量%、1,2
−ビニル結合の割合は13重量%である。SBR(B)
のガラス転移点(Tg)は−40℃であった。
量部あたり芳香族油37.5重量部で油展によつて調製
したゴムである。スチレン−ブタジエンコポリマー10
0重量部当りスチレン含有量は31.5重量部である。
ブタジエン成分中の1,4−シス結合の割合は7重量
%、1,4−トランス結合の割合は47重量%、1,2
−ビニル結合の割合は13重量%である。SBR(B)
のガラス転移点(Tg)は−40℃であった。
【0019】SBR(C)は、乳化重合SBR100重
量部あたり芳香族油37.5重量部で油展によつて調製
したゴムである。スチレン−ブタジエンコポリマー10
0重量部当りスチレン含有量は40重量部である。ブタ
ジエン成分中の1,4−シス結合の割合は6重量%、
1,4−トランス結合の割合は42重量%、1,2−ビ
ニル結合の割合は12重量%である。SBR(C)のガ
ラス転移点(Tg)は−30℃であった。
量部あたり芳香族油37.5重量部で油展によつて調製
したゴムである。スチレン−ブタジエンコポリマー10
0重量部当りスチレン含有量は40重量部である。ブタ
ジエン成分中の1,4−シス結合の割合は6重量%、
1,4−トランス結合の割合は42重量%、1,2−ビ
ニル結合の割合は12重量%である。SBR(C)のガ
ラス転移点(Tg)は−30℃であった。
【0020】ポリブタジエンとしては、1,4−シス結
合が97重量%、1,4−トランス結合が2重量%、ビ
ニル結合<1重量%のものを用いた。このポリマーのガ
ラス転移点(Tg)は約−106℃である。ポリイソプ
レンとしては、3,4結合が60重量%(NMR法によ
り測定)のものを用いた。このポリマーのガラス転移点
(Tg)は約−10℃であった。
合が97重量%、1,4−トランス結合が2重量%、ビ
ニル結合<1重量%のものを用いた。このポリマーのガ
ラス転移点(Tg)は約−106℃である。ポリイソプ
レンとしては、3,4結合が60重量%(NMR法によ
り測定)のものを用いた。このポリマーのガラス転移点
(Tg)は約−10℃であった。
【0021】カーボンブラックN234は、BET表面
積125m2 /g(ISO S−4652、ASTM
D−3037、DIN 66132にもとづき測定)
で、CTAB表面積120m2 /g(ISO 681
0、ASTM D−3765にもとづき測定)で、DB
P吸収125ml/g(ISO S−4656、AST
MD−2414、DIN 53601に基づき測定)で
ある。
積125m2 /g(ISO S−4652、ASTM
D−3037、DIN 66132にもとづき測定)
で、CTAB表面積120m2 /g(ISO 681
0、ASTM D−3765にもとづき測定)で、DB
P吸収125ml/g(ISO S−4656、AST
MD−2414、DIN 53601に基づき測定)で
ある。
【0022】シリカVN3は、BET表面積170m2
/gで、デグッサ社からウルトラシルVN3として市販
されている。補強材としては、カーボンブラックN33
0および多硫化オルガノシランの1:1の混合物で、デ
グッサ社からX−50Sとして市販されているものを用
いた。
/gで、デグッサ社からウルトラシルVN3として市販
されている。補強材としては、カーボンブラックN33
0および多硫化オルガノシランの1:1の混合物で、デ
グッサ社からX−50Sとして市販されているものを用
いた。
【0023】老化防止剤としては、混合されたジアリー
ル−p−フエニレンジアミンを用いた。粘着付与剤とし
ては、p−tert−オクチルフエノールとホルムアル
デヒドとの縮合生成物を用いた。加硫促進剤AはCB
S、すなわち、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾ
ールスルヘンアミドである。
ル−p−フエニレンジアミンを用いた。粘着付与剤とし
ては、p−tert−オクチルフエノールとホルムアル
デヒドとの縮合生成物を用いた。加硫促進剤AはCB
S、すなわち、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾ
ールスルヘンアミドである。
【0024】加硫促進剤BはDPG、すなわち、N,N
−ジフエニルグアニジンである。ゴム組成物No.1〜
6は、それぞれ、下記の如く調製した。第1段階におい
て、混練温度50℃、混練回転数50rpmの混練機に
ゴム重合体を添加し、混練した。次いで、酸化亜鉛、ス
テアリン酸、老化防止剤および粘着付与剤を添加し、混
練した。次いで、組成物No.1〜3の場合、シリカ配
合量の1/2、補強材配合量の1/2および芳香族油配
合量の1/2を添加し、混練し、組成物No.4〜6の
場合、カーボンブラック配合量の1/2および芳香族油
の配合量1/2を添加して、混練した。次いで、上記成
分の残りの1/2量を添加して、混練した。全混合プロ
セスにおいて、最高温度は160℃とした。
−ジフエニルグアニジンである。ゴム組成物No.1〜
6は、それぞれ、下記の如く調製した。第1段階におい
て、混練温度50℃、混練回転数50rpmの混練機に
ゴム重合体を添加し、混練した。次いで、酸化亜鉛、ス
テアリン酸、老化防止剤および粘着付与剤を添加し、混
練した。次いで、組成物No.1〜3の場合、シリカ配
合量の1/2、補強材配合量の1/2および芳香族油配
合量の1/2を添加し、混練し、組成物No.4〜6の
場合、カーボンブラック配合量の1/2および芳香族油
の配合量1/2を添加して、混練した。次いで、上記成
分の残りの1/2量を添加して、混練した。全混合プロ
セスにおいて、最高温度は160℃とした。
【0025】混合物の冷却後、第2段階において、再
度、混練を行った。この場合も、温度を160℃以下に
保持した。第2段階は、ゴム組成物No.1〜3の場合
にのみ実施し、一方、カーボンブラック含有組成物の場
合は実施しなかつた。次いで、第3段階(組成物No.
4〜6の場合は第2段階)において、硫黄および加硫促
進剤からなる加硫系をロールで混合した。この場合も、
温度を混練温度以下に保持した。
度、混練を行った。この場合も、温度を160℃以下に
保持した。第2段階は、ゴム組成物No.1〜3の場合
にのみ実施し、一方、カーボンブラック含有組成物の場
合は実施しなかつた。次いで、第3段階(組成物No.
4〜6の場合は第2段階)において、硫黄および加硫促
進剤からなる加硫系をロールで混合した。この場合も、
温度を混練温度以下に保持した。
【0026】上記ゴム組成物から作製した加硫ゴム試験
片について、摩耗度および損失正切tanδを測定し
た。ゴム組成物No.6の測定値を100で表し、他の
組成物の測定値を基準値100に対する指数として評価
した。指数が100を超えると、特性が向上したことを
意味する。結果を表2に示す。
片について、摩耗度および損失正切tanδを測定し
た。ゴム組成物No.6の測定値を100で表し、他の
組成物の測定値を基準値100に対する指数として評価
した。指数が100を超えると、特性が向上したことを
意味する。結果を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】表2において、ゴム組成物No.1とN
o.4、No.2とNo.5、及びNo.3とNo.6
をそれぞれ比較すると、本実施例に係るゴム組成物(N
o.1〜No.3)の摩耗寿命は、いずれもシリカの代
わりにカーボンブラックを含有した比較例の対応ゴム組
成物(No.4〜No.6)の摩耗寿命とほぼ同等であ
った。これは、予想外である。なぜならば、EP0 501
227 A1の指摘によれば、ゴム重合体として乳化重合SB
Rを用いた場合、充填剤としてカーボンブラックの代わ
りにシリカを使用すると、摩耗寿命が本質的に低下する
と報告されていたからである。
o.4、No.2とNo.5、及びNo.3とNo.6
をそれぞれ比較すると、本実施例に係るゴム組成物(N
o.1〜No.3)の摩耗寿命は、いずれもシリカの代
わりにカーボンブラックを含有した比較例の対応ゴム組
成物(No.4〜No.6)の摩耗寿命とほぼ同等であ
った。これは、予想外である。なぜならば、EP0 501
227 A1の指摘によれば、ゴム重合体として乳化重合SB
Rを用いた場合、充填剤としてカーボンブラックの代わ
りにシリカを使用すると、摩耗寿命が本質的に低下する
と報告されていたからである。
【0029】一方、転がり抵抗に関連するtanδにつ
いては、本実施例にかかるゴム組成物は、いずれも比較
例のゴム組成物よりもはるかに良かったことがわかる。
いては、本実施例にかかるゴム組成物は、いずれも比較
例のゴム組成物よりもはるかに良かったことがわかる。
【0030】
【発明の効果】本発明のゴム組成物は、摩耗寿命を低下
させることなく、転がり抵抗に関連するtanδを著し
く改善できる。従って、本発明のゴム組成物をタイヤト
レッド部に用いると、従来と同程度の摩耗寿命を有し、
しかも転がり抵抗の低減、ひいては低燃費のタイヤを作
製することができる。
させることなく、転がり抵抗に関連するtanδを著し
く改善できる。従って、本発明のゴム組成物をタイヤト
レッド部に用いると、従来と同程度の摩耗寿命を有し、
しかも転がり抵抗の低減、ひいては低燃費のタイヤを作
製することができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 ゴム重合体、及び充填剤としてのシリカ
を含有する硫黄加硫可能なゴム組成物において、 前記ゴム重合体は、乳化重合によつて調製されるガラス
転移温度(Tg)が−20℃〜−70℃の共役ジエン−
芳香族ビニル化合物コポリマー10〜85重量%;ポリ
イソプレン5〜40重量%;及びポリブタジエン10〜
50重量%であり、 前記ゴム重合体100重量部あたり、前記シリカ50〜
90重量部を含むことを特徴とするゴム組成物。 - 【請求項2】 前記共役ジエン−芳香族ビニル化合物コ
ポリマーの芳香族ビニル化合物の含有量は10〜50重
量%であることを特徴とする請求項1に記載のゴム組成
物。 - 【請求項3】 前記共役ジエン−芳香族ビニル化合物コ
ポリマーは、スチレン−ブタジエンコポリマーであるこ
とを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のゴム
組成物。 - 【請求項4】 前記ポリイソプレンは、3,4−結合ポ
リイソプレンを含むことを特徴とする請求項1〜3のい
ずれか1つに記載のゴム組成物。 - 【請求項5】 前記シリカは、100〜250m2 /g
のBET表面積を有することを特徴とする請求項1〜4
のいずれかに記載のゴム組成物。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のゴム組
成物を用いてトレッド部を構成したことを特徴とするタ
イヤ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4319240:8 | 1993-06-08 | ||
DE4319240A DE4319240A1 (de) | 1993-06-09 | 1993-06-09 | Kautschukmischung, daraus hergestellte Reifenlauffläche und Reifen mit dieser Reifenlauffläche |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07133377A true JPH07133377A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=6490047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6096695A Pending JPH07133377A (ja) | 1993-06-08 | 1994-05-10 | ゴム組成物及び該組成物を用いたタイヤ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0628597B1 (ja) |
JP (1) | JPH07133377A (ja) |
DE (2) | DE4319240A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07188466A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-25 | Bridgestone Corp | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
JP2014518913A (ja) * | 2011-05-06 | 2014-08-07 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | トレッドが高トランス含量を有するエマルジョンsbrを含むタイヤ |
JP2014518912A (ja) * | 2011-05-06 | 2014-08-07 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | トレッドが高トランス含量を有するsbrエマルジョンを含むタイヤ |
US10160847B2 (en) | 2010-11-26 | 2018-12-25 | Compagnie Generale Des Etablissments Michelin | Tyre tread |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0659821B1 (en) * | 1993-12-27 | 2000-03-22 | Sumitomo Rubber Industries Limited | Tread rubber composition for tyres |
DE4424582A1 (de) * | 1994-07-13 | 1996-01-18 | Uniroyal Englebert Gmbh | Kautschukmischung und Reifenkarkasse auf Basis derselben |
DE4442691A1 (de) * | 1994-11-30 | 1996-06-05 | Sp Reifenwerke Gmbh | Kautschukmischung, daraus hergestellte Reifenlauffläche und Reifen mit dieser Reifenlauffläche |
EP0714937B1 (de) * | 1994-11-30 | 2000-03-15 | SP Reifenwerke GmbH | Kautschukmischung, daraus hergestellte Reifenlauffläche und Reifen mit dieser Reifenlauffläche |
EP1000968A1 (de) | 1998-11-16 | 2000-05-17 | Bayer Aktiengesellschaft | Styrol-Butadien- und Butadienkautschuke enthaltende vulkanisierbare Kautschukmischungen |
DE10021070A1 (de) * | 2000-04-28 | 2001-10-31 | Bayer Ag | Gelhaltige Kautschukmischungen für dynamisch belastete Reifenbauteile |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4530959A (en) * | 1984-03-08 | 1985-07-23 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Pneumatic tire with tread of medium vinyl polybutadiene/rubber blend |
JPS61176643A (ja) * | 1985-02-01 | 1986-08-08 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤトレツド用ゴム組成物 |
DE3835792A1 (de) * | 1987-10-21 | 1989-05-03 | Toyo Tire & Rubber Co | Kautschukzusammensetzung fuer reifenlaufflaeche und reifen fuer personenwagen |
DE4016079A1 (de) * | 1990-05-18 | 1991-11-21 | Huels Chemische Werke Ag | 3,4-polyisopren enthaltende kautschukverschnitt-mischungen fuer reifenlaufflaechen |
US5082901A (en) * | 1990-09-24 | 1992-01-21 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire with tread |
US5087668A (en) * | 1990-10-19 | 1992-02-11 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Rubber blend and tire with tread thereof |
FR2673187B1 (fr) * | 1991-02-25 | 1994-07-01 | Michelin & Cie | Composition de caoutchouc et enveloppes de pneumatiques a base de ladite composition. |
CA2105334C (en) * | 1993-04-02 | 2004-03-30 | Jean Bergh | Tire with silica reinforced tread |
-
1993
- 1993-06-09 DE DE4319240A patent/DE4319240A1/de not_active Withdrawn
-
1994
- 1994-05-10 JP JP6096695A patent/JPH07133377A/ja active Pending
- 1994-05-16 EP EP94107558A patent/EP0628597B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-05-16 DE DE59404602T patent/DE59404602D1/de not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07188466A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-25 | Bridgestone Corp | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
US10160847B2 (en) | 2010-11-26 | 2018-12-25 | Compagnie Generale Des Etablissments Michelin | Tyre tread |
JP2014518913A (ja) * | 2011-05-06 | 2014-08-07 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | トレッドが高トランス含量を有するエマルジョンsbrを含むタイヤ |
JP2014518912A (ja) * | 2011-05-06 | 2014-08-07 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | トレッドが高トランス含量を有するsbrエマルジョンを含むタイヤ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE59404602D1 (de) | 1998-01-02 |
EP0628597B1 (de) | 1997-11-19 |
EP0628597A1 (de) | 1994-12-14 |
DE4319240A1 (de) | 1994-12-15 |
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