JPH071331B2 - 切換え式の変倍光学系 - Google Patents

切換え式の変倍光学系

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JPH071331B2
JPH071331B2 JP28006285A JP28006285A JPH071331B2 JP H071331 B2 JPH071331 B2 JP H071331B2 JP 28006285 A JP28006285 A JP 28006285A JP 28006285 A JP28006285 A JP 28006285A JP H071331 B2 JPH071331 B2 JP H071331B2
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JP
Japan
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photographing
lens
reflecting mirror
photographing system
optical system
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JP28006285A
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浩二 大泉
泰久 佐藤
康幸 山田
博喜 中山
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Canon Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は切換え式の変倍光学系に関し、特に被写体に対
向させて短焦点距離の第1撮影系と長焦点距離の第2撮
影系の2つの撮影系を併設し、第1撮影系の後方に配置
した反射鏡を光路中に挿脱させることにより第1の撮影
と第2の撮影の2つの結像方式を効率良く行つた写真用
カメラやビデオカメラ等に好適な切換え式の変倍光学系
に関するものである。
(従来の技術) 従来より撮影系の焦点距離を可変としたものにズームレ
ンズやバリフオーカルレンズがある。
この他撮影系の一部のレンズ群を着脱可能に装着して2
つの結像方式を選択可能に構成した切替え式変倍光学系
がある。
特に主光学系の前方若しくは後方に新たな補助光学系を
装着して全系の焦点距離を変化させる所謂コンバーター
方式は簡易な構成で容易に焦点距離を変化させることが
できる為写真用カメラ、SV用カメラ等で多用されてい
る。このうち主光学系の前方に補助光学系を装着する所
謂フロントコンバーター方式は補助光学系のレンズ径が
増大し、レンズ系全体が大型化する傾向がある。
主光学系の後方に補助光学系を装着する所謂リヤーコン
バーター方式はフロントコンバーター方式に比べレンズ
径は小さくなるが収差補正が難しくなりレンズ枚数を増
加させねばならなくレンズ全長が長くなる傾向があつ
た。又これらのコンバーター方式はその都度、必要な補
助光学系を装着しなければならず撮影上の機動性に乏し
く、敏速な撮影が難しい等の欠点があつた。
これに対して特公昭58−38778号公報では被写体に対向
させて標準レンズと望遠レンズの2つのレンズ系を並設
し、カメラ本体に内蔵された可動反射鏡を利用して一方
のレンズ系を選択使用するようにした切換え式の小型の
変倍光学系を提案している。しかしながらこの変倍光学
系は2つのレンズ系の焦点距離が異なる為に物体距離に
対するレンズ系の繰り出し量が各々異なるという欠点を
有している。
このことは例えば自動焦点カメラに適用する場合、標準
状態と望遠状態で各々のレンズ系の繰り出し量を変えて
構成しなくてはならずカメラ内部機構が複雑になる傾向
がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は2つの結像方式を有し、いずれの結像方式を用
いてもフオーカシングの際のレンズ系の繰り出し量が一
定となるように構成した極めて簡易な構成の切換え式の
変倍光学系の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 被写体に対向させて短焦点距離の第1撮影系と長焦点距
離の第2撮影系の2つの撮影系を併設し、前記第1撮影
系の後方に感光面を配置して第1の撮影を行い、前記第
1撮影系の後方に可動の第1反射鏡を設け、前記第2撮
影系の後方に該第2撮影系を通過した光束を前記第1撮
影系の光軸方向に反射させる第2反射鏡を設け、前記第
1反射鏡を前記第1撮影系の光路中に移動させることに
より前記第2反射鏡からの光束を前記感光面方向に反射
させて第2の撮影を行う際前記第1撮影系と第2撮影系
内の互いに略同一の屈折力のレンズ群を移動させてフォ
ーカスを行ったことである。
この他本発明の特徴は実施例において記載されている。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の切換え式の変倍光学系の光
学系の概略図である。図中1は短焦点距離の第1撮影系
で前方レンズ群11と後方レンズ群12の2つのレンズ群を
有している。2は第1撮影系1に比べて焦点距離の長い
第2撮影系で前方レンズ群21と後方レンズ群22の2つの
レンズ群を有している。3は回転軸31を中心に矢印の方
向へ回動可能な第1反射鏡、4は第2撮影系2の後方に
配置した第2反射鏡、5は感光面である。
本実施例では第1反射鏡3を点線で示す位置まで跳ね上
げて第1撮影系1により被写体像を感光面5上に形成さ
せて第1の撮影、即ち広角系の撮影を行つている。尚こ
のとき第2撮影系2を通過した光束を第2撮影系2中の
任意の位置に設けたシヤツター若しくは第1反射鏡3を
利用して遮光し、不要な光束が感光面5に入射しないよ
うにしている。
次に第1反射鏡3を矢印の方向へ回動させ実線で示す位
置に即ち第1撮影系1の光軸上に配置することにより第
2撮影系2を通過した被写体からの光束を第2反射鏡4
で反射させ、更に第1反射鏡3で反射させた後感光面5
上に導光させて第2の撮影即ち望遠系の撮影を行つてい
る。尚このとき第1反射鏡3の回動と共に第1撮影系の
任意の位置に設けたシヤツターや第1反射鏡3等を利用
して被写体からの光束が第1撮影系を通過して感光面に
入射しないようにしている。
又本実施例では第1撮影系と第2撮影系の物体側の一部
のレンズ群11,21を共に略同一の屈折力とし、第1及び
第2の撮影の際にこれらのレンズ群11,21を各々移動さ
せてフオーカスを行つている。
このように第1の撮影及び第2の撮影の双方において共
に略同じ屈折力のレンズ群を移動させてフオーカスを行
うことにより同一物体に対するレンズ群の移動量を一定
にして機構上の簡素化特に自動焦点検出装置を有した場
合の機構上の簡素化を図つている。
尚本実施例において第1撮影系1を正の屈折力の前方レ
ンズ群11のみで短焦点距離の撮影系を構成し、第2撮影
系2をレンズ群11と略同一の屈折力を有するレンズ群21
と負の屈折力の後方レンズ群22より構成し長焦点距離の
撮影系を得て、フオーカスの際レンズ群11とレンズ群21
を各々移動させるようにしても良い。
第2図は本発明の他の実施例の光学系の概略図である。
同図において第1図の実施例と同じ要素には同じ符番を
付してある。
本実施例では第1撮影系と第2撮影系の物体側の一部レ
ンズ群11,21を共に略同一の屈折力としている。そして
レンズ群11を2つのレンズ群11−A,11−Bより構成し、
レンズ群21を同様に2つのレンズ群21−A,21−Bより構
成している。そしてレンズ群11,21のうちの同一の屈折
力である一部のレンズ群、例えば第1撮影系のレンズ群
11−Bと第2撮影系2のレンズ群21−Bを各々移動させ
てフオーカスを行い前述と同様の効果を得ている。
尚本実施例においてレンズ群11とレンズ群21を、3つ以
上のレンズ群より構成し、このうち略同一の屈折力を有
する一部のレンズ群を移動させてフオーカスを行うよう
にしても良い。
尚以上の実施例において物体距離が撮影系の焦点距離に
比べて大きい場合には第1と第2の撮影においてフオー
カスの際移動させる2つのレンズ群を略同一の屈折力と
すれば、レンズ構成が多少異つていても問題ないが至近
物体距離においては2つのレンズ群を略同一のレンズ構
成とするのが撮影系の主点位置等が同一となるので好ま
しい。
次に本発明の数値実施例を示す。数値実施例においてRi
は物体側より順に第i番目のレンズ面の曲率半径、Diは
物体側より第i番目のレンズ厚及び空気間隔、Niとνi
は各々物体側より順に第i番目のレンズのガラスの屈折
率とアツベ数である。 はフオーカス用のレンズ群Iの焦点距離である。
数値実施例1 第1撮影系 第2撮影系 数値実施例2 第1撮影系 第2撮影系 数値実施例3 第1撮影系 第2撮影系 (発明の効果) 本発明によれば第1の撮影と第2の撮影の2つの結像方
式を選択可能に構成し、双方の撮影における同一物体に
対するフオーカスの際のレンズ群の移動量を一定とする
ことが出来る機構上の簡素化を図つた、特に自動焦点検
出装置を有する場合に好適な切換え式の変倍光学系を達
成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は各々本発明の一実施例の光学系の概略
図である。図中1は第1撮影系、2は第2撮影系、3は
第1反射鏡、4は第2反射鏡、5は感光面、11,21は前
方レンズ群、21,22は後方レンズ群である。第3図〜第
5図は本発明の数値実施例1〜3のレンズ断面図であ
る。第6図〜第8図は本発明の数値実施例1〜3の諸収
差図である。レンズ断面図及び収差図において(A)は
第1撮影系、(B)は第2撮影系を示す。レンズ断面図
中Iはフオーカス用のレンズ群である。諸収差図中S.C
は正弦条件、ΔMはメリデイオナル像面、ΔSはサジタ
ル像面、dはd線、gはg線を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 博喜 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (56)参考文献 特公 昭58−38778(JP,B1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体に対向させて短焦点距離の第1撮影
    系と長焦点距離の第2撮影系の2つの撮影系を併設し、
    前記第1撮影系の後方に感光面を配置して第1の撮影を
    行い、前記第1撮影系の後方に可動の第1反射鏡を設
    け、前記第2撮影系の後方に該第2撮影系を通過した光
    束を前記第1撮影系の光軸方向に反射させる第2反射鏡
    を設け、前記第1反射鏡を前記第1撮影系の光路中に移
    動させることにより前記第2反射鏡からの光束を前記感
    光面方向に反射させて第2の撮影を行う際前記第1撮影
    系と第2撮影系内の互いに略同一の屈折力のレンズ群を
    移動させてフォーカスを行ったことを特徴とする切換え
    式の変倍光学系。
JP28006285A 1985-12-12 1985-12-12 切換え式の変倍光学系 Expired - Lifetime JPH071331B2 (ja)

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JPS62138812A JPS62138812A (ja) 1987-06-22
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JP2519255B2 (ja) * 1987-07-23 1996-07-31 オリンパス光学工業株式会社 変倍光学系
CN113485061B (zh) * 2021-06-30 2022-07-22 歌尔光学科技有限公司 投影系统

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