JPH07132938A - パレット脚 - Google Patents

パレット脚

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Publication number
JPH07132938A
JPH07132938A JP27385093A JP27385093A JPH07132938A JP H07132938 A JPH07132938 A JP H07132938A JP 27385093 A JP27385093 A JP 27385093A JP 27385093 A JP27385093 A JP 27385093A JP H07132938 A JPH07132938 A JP H07132938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
opening
leg
locking
annular flange
Prior art date
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Pending
Application number
JP27385093A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Umetsu
征英 梅津
Yuji Akazawa
裕二 赤澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
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Publication of JPH07132938A publication Critical patent/JPH07132938A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パレット基板に確実かつ強固に係止出来る構
造のパレット脚を提供する。 【構成】 筒状の側壁部11の上下に開口部2及び底部
12を有する脚本体1と、該脚本体1の開口部上縁13
付近から外向きに周設した環状フランジ3とを有し、開
口部上縁13、又はその内側には複数の係止片4を環状
フランジ3とほぼ同心状に立設して、その先端を環状フ
ランジ3の上面より所定距離突出して設けたパレット
脚。 【効果】 パレット脚を係止片にて係止孔に取付けるの
で、取付けが容易で、しかも取付け強度が大きい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパレット基板を支持する
ためのパレット脚に係わり、特にパレット基板に確実に
係止できる構造のパレット脚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年運送物を載置するパレット基板と、
該パレット基板を支持するパレット脚とを着脱可能に
し、運送時はパレット脚を取付けて使用し、運送完了後
はパレット脚を外して、回収する運送手段はパレット脚
を再利用できることから広く行われている。従来そのた
めのパレット脚としては、図5に示すものが知られてい
る。即ちこのパレット脚aは、筒状の側壁部の上下に開
口部2aと底部とを有する脚本体1aと、該脚本体1a
の開口部2a上縁からパレット基板の厚み分下方に外向
きに周設した環状フランジ3aと、開口部2a上縁から
外方に周方向に所定間隔で係止用タブ4aを設けた構造
を採っている。該パレット脚aをパレット基板bに取付
けるには、パレット基板bに開口部上縁2a外周とほぼ
同じ径で設けた取付け孔5bに、パレット脚の開口部2
a上縁を嵌め込む。この取り付けに際して、取付け孔5
bにはタブ用切欠き6bを連接して設けておき、係止用
タブ4aを取付け孔5bよりパレット基板bの反対側に
通すとともに、パレット脚aを回転して、取付け孔5b
周壁を環状フランジ3aと係止用タブ4aとで挟み込ん
で係止するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様に取付け孔5b
にタブ用切欠き6bを連接して設けることは、パレット
脚aをパレット基板bに取付けるには必要なことではあ
るが、実際の運搬に使用する場合タブ用切欠き6bを取
付け孔5b周壁に設けることはの強度的には好ましいも
のではない。即ちタブ用切欠き6bによる空隙のため
に、取付け孔5b周壁が片持梁の様になるからである。
このため、時として取付け孔5b周壁がタブ用切欠き6
bのために簡単に変形して、パレット脚の取付け強度に
悪影響を及ぼしていた。特に本運送手段の様に、パレッ
ト基板がダンボールやプラスチック板、あるいは木片チ
ップを押し固めたもの等比較的簡単な構造で、強度がさ
ほど大きくないものを用いる場合が多いので、その影響
は極めて大きいものであった。
【0004】本発明はかかる課題を解決したものであっ
て、パレット基板への取付け強度が大きく、しかも構造
が簡単で取扱いが容易なパレット脚を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、筒状
の側壁部の上下に開口部及び底部を有する脚本体と、該
脚本体の開口部上縁付近から外向きに周設した環状フラ
ンジとを有し、更に側壁部上部又はその内側で底部中央
より突出する複数の係止片を環状フランジと同心状に立
設し、その先端を環状フランジの上面より所定距離突出
させたことを特徴とするパレット脚にあることを特徴と
する。
【0006】請求項2の発明は請求項1の発明におい
て、係止片は弾性片と、その先端に設けた係止爪とから
なることを特徴とする請求項1記載のパレット脚にある
ことを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は筒状の側壁部の上下に開
口部及び底部を有する脚本体と、該脚本体の開口部上縁
付近から外向きに周設した環状フランジとを有し、開口
部上縁にはスライド受部を複数個等間隔で設けるととも
に、当該スライド受部に係止片をスライド自在に嵌合し
て、該係止片を環状フランジの上面より所定距離上方の
位置でスライドさせる様にしたことを特徴とするパレッ
ト脚にあることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成からなるので、パレット基板にはあ
らかじめ、複数個の係止孔を係止片に対応して設けてお
き、該係止孔に係止片を通して固定すれば、パレット脚
をは確実に取付けることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に更に詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す斜視図、図
2、図3及び図4は各々本発明の他の実施例を示す斜視
図である。 図1において、本発明のパレット脚Aは、
上広がりの筒状の側壁部11の上下に開口部2及び底部
12を有する脚本体1と、該脚本体1の開口部上縁13
から少し下方に外向きに周設した環状フランジ3とを有
し、開口部上縁13には120度間隔で外向きに係止爪
41を3個有している。そして側壁部11には、各係止
爪41の両端に沿って下方へスリット5を側壁部11の
高さ中程まで設けるとともに、フランジ3とも切離して
弾性片42を形成している。従って係止爪41と弾性片
42とは一体的に係止片4を形成して内方へ撓むことが
できる。係止爪41と環状フランジ3との間隔は、パレ
ット基板Bの厚みとほぼ同じである。
【0010】さて本発明のパレット脚Aをパレット基板
Bへ取付けるには、あらかじめパレット基板Bに開口部
上縁13とほぼ同径の取付け孔6を設けておく。始めに
取付け孔6に係止片4を通して係止爪41を取付け孔周
壁61に掛け止めつつ、パレット脚Aの開口部上縁を1
3に合わせる。そして残りの係止片4を内方へ撓ませて
係止孔6に係止突起4を通し、係止爪を41を係止孔周
壁61側に戻して、各係止爪を41と環状フランジ3と
で係止孔周壁61を狭持する。取付け方はこれに限られ
るものではなく、他に治具等を用いて一度に全係止片4
を撓ませつつ係止してもよい。こうしてパレット脚Aを
周方向に所定間隔で必要なだけ取付ければよい。また、
パレット脚Aの係止片4及びパレット基板Bの係止孔6
の数も3個に限らず、必要に応じて適宜設ければよく、
係止爪41の対応する環状フランジ3に成形時型抜きの
ため抜け穴を設けてもよい。
【0011】本発明のパレット脚Aは、合成樹脂等を射
出成形で係止片4共々一体的に形成すればよく、またパ
レット基板Bも合成樹脂、ダンボール等にて適宜サイズ
に成形すればよい。
【0012】図2は、係止片4を脚本体1の底部12か
ら上向きに立設したもので、4個の係止爪41を弾性片
42の先端に外方に向けて設けた構成にしている。これ
に応じて、パレット基板Bの係止孔6も小さい径にする
ことができる。この時係止片4で囲まれる円筒の中に、
同径のロック部材を嵌合すれば、弾性片42が内方に撓
むこともないので、より確実にパレット脚Aをパレット
基板Bに取付けることが出来る。
【0013】図3は、係止片4を脚本体1の底部12か
ら上向きに立設したもので、4個の係止爪41を弾性片
42の先端に内方に向けて設けたものである。これに応
じて、パレット基板Bの係止孔6も係止片41に対応し
て4個設けている。
【0014】図4は、スライド受部7を開口部上縁13
の3箇所に等間隔で設けるとともに、当該スライド受部
7に係止片71をスライド自在に嵌合して、該係止片7
1を環状フランジ3の上面より所定距離上方位置に突出
させたものである。これに応じて、パレット基板Bの係
止孔6もスライド受部7を含む形に形成しておく。そし
てパレット脚Aの開口部上縁13を係止孔6に合わせる
とともに、各係止片71を外方にスライドさせて係止孔
周壁61に取付ける。この時係止片71と環状フランジ
3との距離は、係止孔周壁61の肉厚とほぼ同じにして
おく。又、スライド受部7と係止片71とのスライド面
に、突起等のストッパーを設けて。係止片71を外方に
スライドさせさせた時に固定するようにしておくとよ
い。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上に述べたような構成にした
ので、パレット基板への取付け強度が大きく、しかも構
造が簡単で取扱いが容易なパレット脚を得ることが出来
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】図2は本発明の他の実施例の斜視図である。
【図3】図3は本発明の他の実施例の斜視図である。
【図4】図4は本発明の他の実施例の斜視図である。
【図5】図5は従来のパレット脚を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 脚本体 11 側壁部 12 底部 13 開口部上縁 2 開口部 3 環状フランジ 4 係止片 41 係止爪 42 弾性片 7 スライド受部 71 係止片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の側壁部(11)の上下に開口部
    (2)及び底部(12)を有する脚本体(1)と、該脚
    本体(1)の開口部上縁(13)付近から外向きに周設
    した環状フランジ(3)とを有し、更に側壁部(11)
    上部又はその内側で底部(12)中央より突出する複数
    の係止片(4)を環状フランジ(3)と同心状に立設
    し、その先端を環状フランジ(3)の上面より所定距離
    突出させたことを特徴とするパレット脚。
  2. 【請求項2】 係止片(4)は、弾性片(42)とその
    先端に設けた係止爪(41)とからなることを特徴とす
    る請求項1記載のパレット脚。
  3. 【請求項3】 筒状の側壁部(11)の上下に開口部
    (2)及び底部(12)を有する脚本体(1)と、該脚
    本体(1)の開口部上縁(13)付近から外向きに周設
    した環状フランジ(3)とを有し、開口部上縁(13)
    にはスライド受部(7)を複数個等間隔で設けるととも
    に、当該スライド受部(7)に係止片(71)をスライ
    ド自在に嵌合して、該係止片(71)を環状フランジ
    (3)の上面より所定距離上方の位置でスライドさせる
    様にしたことを特徴とするパレット脚。
JP27385093A 1993-11-01 1993-11-01 パレット脚 Pending JPH07132938A (ja)

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JP27385093A JPH07132938A (ja) 1993-11-01 1993-11-01 パレット脚

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JP27385093A JPH07132938A (ja) 1993-11-01 1993-11-01 パレット脚

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JPH07132938A true JPH07132938A (ja) 1995-05-23

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ID=17533426

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27385093A Pending JPH07132938A (ja) 1993-11-01 1993-11-01 パレット脚

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006182416A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Iris Ohyama Inc 収納容器、及びスライド部材
WO2011046500A1 (en) * 2009-10-13 2011-04-21 Sparsörs Plast Kb Pallet foot, a pallet and a box provided with feet and also a method for attaching a pallet foot to a platform
WO2022163854A1 (ja) * 2021-01-29 2022-08-04 オーパーツ株式会社 コンテナ搭載パレット及びそれを用いる運送システム・方法

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