JPH07132905A - 搬送ラインにおける箱の蓋閉め方法及びその装置 - Google Patents
搬送ラインにおける箱の蓋閉め方法及びその装置Info
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- JPH07132905A JPH07132905A JP27429793A JP27429793A JPH07132905A JP H07132905 A JPH07132905 A JP H07132905A JP 27429793 A JP27429793 A JP 27429793A JP 27429793 A JP27429793 A JP 27429793A JP H07132905 A JPH07132905 A JP H07132905A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、搬送ラインで、上側に開口部を形
成した箱本体に蓋を閉める際、簡単な構造で、自動的か
つ大量に処理することを目的とする。 【構成】 蓋を、その下端開口が下方に向くように傾斜
状態で待機させる蓋待機工程と、箱本体を、その上端開
口を上方に向けた状態で水平移送する箱本体供給工程
と、水平移送される箱本体の上端開口の先端を、傾斜状
態で待機している蓋の下端開口の先端内側に押し当てる
ことにより、蓋の下端開口の両側部分を、一対の蓋受け
ガイド板の上に乗せる蓋乗せ工程と、蓋の下端開口の両
側部分を、一対の蓋受けガイド板に乗せながら、蓋を箱
本体とともに水平移送させる移送工程と、蓋が箱本体と
ともに一対の蓋受けガイド板を通過した時、蓋が箱本体
に被せられる組付工程とを備えている。
成した箱本体に蓋を閉める際、簡単な構造で、自動的か
つ大量に処理することを目的とする。 【構成】 蓋を、その下端開口が下方に向くように傾斜
状態で待機させる蓋待機工程と、箱本体を、その上端開
口を上方に向けた状態で水平移送する箱本体供給工程
と、水平移送される箱本体の上端開口の先端を、傾斜状
態で待機している蓋の下端開口の先端内側に押し当てる
ことにより、蓋の下端開口の両側部分を、一対の蓋受け
ガイド板の上に乗せる蓋乗せ工程と、蓋の下端開口の両
側部分を、一対の蓋受けガイド板に乗せながら、蓋を箱
本体とともに水平移送させる移送工程と、蓋が箱本体と
ともに一対の蓋受けガイド板を通過した時、蓋が箱本体
に被せられる組付工程とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送ラインで、上側に
開口部を形成した箱本体に蓋を被せる箱の蓋閉め方法及
びその装置に関する。
開口部を形成した箱本体に蓋を被せる箱の蓋閉め方法及
びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工場で箱の中に食品等の物品を収
納する際、その搬送ライン上で、開口部を形成した箱本
体内に物品を収納した後、箱本体に蓋を閉める作業が行
なわれる。
納する際、その搬送ライン上で、開口部を形成した箱本
体内に物品を収納した後、箱本体に蓋を閉める作業が行
なわれる。
【0003】かかる蓋閉め作業は、搬送ライン上で大量
に且つ速い時間で行なうことが要求されているが、搬送
ライン上を連続的に流れる箱本体に、作業者の手作業操
作により蓋を閉めていた。
に且つ速い時間で行なうことが要求されているが、搬送
ライン上を連続的に流れる箱本体に、作業者の手作業操
作により蓋を閉めていた。
【0004】また、搬送ライン上で箱本体をその開口部
を上に向けて連続的に流し、この箱本体の上方から蓋を
自動的に降下させ、箱本体に蓋を閉めることにも可能
で、例えば、特開平3−29706号公報には、箱本体
の上面に平板状の蓋を被せる自動供給搬送装置が開示さ
れている。
を上に向けて連続的に流し、この箱本体の上方から蓋を
自動的に降下させ、箱本体に蓋を閉めることにも可能
で、例えば、特開平3−29706号公報には、箱本体
の上面に平板状の蓋を被せる自動供給搬送装置が開示さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、搬送ライン
上で、上端開口を有する箱本体の側面部の周りに蓋の立
上げ部を重ねて蓋を閉める構造では、水平移送される箱
本体に蓋を自動的に閉めようとしても、蓋,箱本体が移
送されているという条件から、また、箱本体と蓋の位置
決め等が困難で、自動的かつ大量に処理し難く、一般に
は、搬送ラインの搬送速度を落として手作業操作が行な
われていた。
上で、上端開口を有する箱本体の側面部の周りに蓋の立
上げ部を重ねて蓋を閉める構造では、水平移送される箱
本体に蓋を自動的に閉めようとしても、蓋,箱本体が移
送されているという条件から、また、箱本体と蓋の位置
決め等が困難で、自動的かつ大量に処理し難く、一般に
は、搬送ラインの搬送速度を落として手作業操作が行な
われていた。
【0006】また、箱本体,蓋の搬送手段としてマニュ
ピレータ等の自動化装置を設置することも考えられる
が、かかる自動化装置では、箱本体,蓋を掴持する保持
手段と、保持手段から箱本体,蓋を離す手段と、保持手
段を復元するという手段を必要とし、自動化装置の構造
が複雑になり、その制御も複雑であるという問題があっ
た。
ピレータ等の自動化装置を設置することも考えられる
が、かかる自動化装置では、箱本体,蓋を掴持する保持
手段と、保持手段から箱本体,蓋を離す手段と、保持手
段を復元するという手段を必要とし、自動化装置の構造
が複雑になり、その制御も複雑であるという問題があっ
た。
【0007】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、搬送ラインで、上端開口
を有する箱本体の側面部の周りに蓋の立上げ部を重ね
て、水平移送される箱本体に蓋を閉める際、簡単な構造
で、自動的かつ大量に処理することができる搬送ライン
における箱の蓋閉め方法及びその装置を提供することで
ある。
なされたもので、その目的は、搬送ラインで、上端開口
を有する箱本体の側面部の周りに蓋の立上げ部を重ね
て、水平移送される箱本体に蓋を閉める際、簡単な構造
で、自動的かつ大量に処理することができる搬送ライン
における箱の蓋閉め方法及びその装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上端開口を有する箱本体の側面部の周りに蓋の立上げ部
を重ねて、箱本体に蓋を閉める搬送ラインにおける箱の
蓋閉め方法において、蓋を、その下端開口を下方に向け
てかつ前端側を後端側より低くした傾斜状態で待機させ
る蓋待機工程と、箱本体を、その上端開口を上方に向け
た状態で前方へ水平移送する箱本体供給工程と、水平移
送される箱本体の上端開口の前端を、傾斜状態で待機し
ている蓋の下端開口の前端内側に押し当てて蓋を箱本体
の移送方向に連動させながら、蓋の下端開口の両側部分
を、その前側から一対の蓋受けガイド板により支持する
ことにより一定量だけ蓋を箱本体に被せる蓋乗せ工程
と、蓋の下端開口の両側部分を、一対の蓋受けガイド板
による支持から解放して蓋を箱本体に全量被せる組付工
程とを備えていることを特徴とする。
上端開口を有する箱本体の側面部の周りに蓋の立上げ部
を重ねて、箱本体に蓋を閉める搬送ラインにおける箱の
蓋閉め方法において、蓋を、その下端開口を下方に向け
てかつ前端側を後端側より低くした傾斜状態で待機させ
る蓋待機工程と、箱本体を、その上端開口を上方に向け
た状態で前方へ水平移送する箱本体供給工程と、水平移
送される箱本体の上端開口の前端を、傾斜状態で待機し
ている蓋の下端開口の前端内側に押し当てて蓋を箱本体
の移送方向に連動させながら、蓋の下端開口の両側部分
を、その前側から一対の蓋受けガイド板により支持する
ことにより一定量だけ蓋を箱本体に被せる蓋乗せ工程
と、蓋の下端開口の両側部分を、一対の蓋受けガイド板
による支持から解放して蓋を箱本体に全量被せる組付工
程とを備えていることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、蓋供給コンベヤにより、蓋を、その下端開
口を下方に向けた状態で水平移送し、蓋の前端が蓋供給
コンベヤの前端に固設された蓋渡し部材を通過し、蓋の
下端開口の両側部分を一対の蓋受けガイド板で受けるこ
とにより、蓋を傾斜状態で待機させることを特徴とす
る。
明において、蓋供給コンベヤにより、蓋を、その下端開
口を下方に向けた状態で水平移送し、蓋の前端が蓋供給
コンベヤの前端に固設された蓋渡し部材を通過し、蓋の
下端開口の両側部分を一対の蓋受けガイド板で受けるこ
とにより、蓋を傾斜状態で待機させることを特徴とす
る。
【0010】請求項3記載の発明は、上端開口を有する
箱本体の側面部の周りに蓋の立上げ部を重ねて、箱本体
に蓋を閉める搬送ラインにおける箱の蓋閉め装置におい
て、蓋を、その下端開口を下方に向けた状態で水平移送
する蓋供給コンベヤと、蓋供給コンベヤの下段に位置し
て箱本体をその上端開口を上方に向けた状態で水平移送
させる箱本体供給コンベヤと、蓋供給コンベヤの前端に
固設された蓋渡し部材と、蓋供給コンベヤの前方におい
てそれよりも低い位置で且つ箱本体供給コンベヤで水平
移送される箱本体の上端開口の高さ位置より所定量低い
位置に位置させて配設され、蓋の下端開口の両側部分の
みを支持する所定の長さの一対の蓋受けガイド板とを備
えていることを特徴とする。
箱本体の側面部の周りに蓋の立上げ部を重ねて、箱本体
に蓋を閉める搬送ラインにおける箱の蓋閉め装置におい
て、蓋を、その下端開口を下方に向けた状態で水平移送
する蓋供給コンベヤと、蓋供給コンベヤの下段に位置し
て箱本体をその上端開口を上方に向けた状態で水平移送
させる箱本体供給コンベヤと、蓋供給コンベヤの前端に
固設された蓋渡し部材と、蓋供給コンベヤの前方におい
てそれよりも低い位置で且つ箱本体供給コンベヤで水平
移送される箱本体の上端開口の高さ位置より所定量低い
位置に位置させて配設され、蓋の下端開口の両側部分の
みを支持する所定の長さの一対の蓋受けガイド板とを備
えていることを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明においては、上端開口を有
する箱本体の側面部の周りに蓋の立上げ部を重ねて、水
平移送される箱本体に蓋が以下のように閉められる。
する箱本体の側面部の周りに蓋の立上げ部を重ねて、水
平移送される箱本体に蓋が以下のように閉められる。
【0012】先ず、蓋待機工程において、蓋が、その下
端開口が下方に向けてかつ前端側が後端側より低くした
傾斜状態で待機している。一方、箱本体供給工程におい
て、箱本体を、その上端開口を上方に向けた状態で前方
へ水平移送される。
端開口が下方に向けてかつ前端側が後端側より低くした
傾斜状態で待機している。一方、箱本体供給工程におい
て、箱本体を、その上端開口を上方に向けた状態で前方
へ水平移送される。
【0013】次に、蓋乗せ工程において、水平移送され
る箱本体の上端開口の前端が、傾斜状態で待機している
蓋の下端開口の前端内側に押し当てて蓋を箱本体の移送
方向に連動させる。この際、蓋の下端開口の両側部分
が、箱本体供給ラインの両側の蓋受けガイド板の上に前
端側から乗せられて行ってもそれに支持されることによ
り、箱本体に蓋が一定量だけ被せられた状態となる。
る箱本体の上端開口の前端が、傾斜状態で待機している
蓋の下端開口の前端内側に押し当てて蓋を箱本体の移送
方向に連動させる。この際、蓋の下端開口の両側部分
が、箱本体供給ラインの両側の蓋受けガイド板の上に前
端側から乗せられて行ってもそれに支持されることによ
り、箱本体に蓋が一定量だけ被せられた状態となる。
【0014】蓋乗せ工程から組付工程に進むと、蓋の下
端開口の両側部分が、蓋受けガイド板による支持から解
放され、蓋が箱本体に全量被せられ、箱の蓋閉めが完了
する。
端開口の両側部分が、蓋受けガイド板による支持から解
放され、蓋が箱本体に全量被せられ、箱の蓋閉めが完了
する。
【0015】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、蓋供給コンベヤにより、蓋を、その下端
開口を下方に向けた状態で水平移送し、蓋の前端が蓋供
給コンベヤの前端に固設された蓋渡し部材を通過し、蓋
の下端開口の両側部分を一対の蓋受けガイド板で受ける
ことにより、蓋を傾斜状態で待機させる。
発明において、蓋供給コンベヤにより、蓋を、その下端
開口を下方に向けた状態で水平移送し、蓋の前端が蓋供
給コンベヤの前端に固設された蓋渡し部材を通過し、蓋
の下端開口の両側部分を一対の蓋受けガイド板で受ける
ことにより、蓋を傾斜状態で待機させる。
【0016】請求項3記載の発明においては、上端開口
を有する箱本体の側面部の周りに蓋の立上げ部を重ね
て、水平移送される箱本体に蓋が以下のように閉められ
る。先ず、蓋供給コンベヤに蓋が供給され、この蓋は、
その下端開口を下方に向けた状態で水平移送される。
を有する箱本体の側面部の周りに蓋の立上げ部を重ね
て、水平移送される箱本体に蓋が以下のように閉められ
る。先ず、蓋供給コンベヤに蓋が供給され、この蓋は、
その下端開口を下方に向けた状態で水平移送される。
【0017】蓋の前端が、蓋渡し部材を通過すると、蓋
の前端が蓋渡し部材から一対の蓋受けガイド板の上に落
ちる。蓋は、その前端を一対の蓋受けガイド板に支持さ
れた状態で、下端開口が下方に向き、前端側が後端側よ
り低くした傾斜状態で待機している。
の前端が蓋渡し部材から一対の蓋受けガイド板の上に落
ちる。蓋は、その前端を一対の蓋受けガイド板に支持さ
れた状態で、下端開口が下方に向き、前端側が後端側よ
り低くした傾斜状態で待機している。
【0018】一方、箱本体供給コンベヤにより、箱本体
は、その上端開口を上方に向けた状態で水平移送され
る。次に、水平移送される箱本体の上端開口の前端を、
傾斜状態で待機している蓋の下端開口の前端内側に押し
当てながら移送方向に連動することにより、蓋の後端が
落ち、蓋の下端開口の両側部分が蓋受けガイド板の上に
乗せられ、蓋が箱本体に一定量だけ被せられる。
は、その上端開口を上方に向けた状態で水平移送され
る。次に、水平移送される箱本体の上端開口の前端を、
傾斜状態で待機している蓋の下端開口の前端内側に押し
当てながら移送方向に連動することにより、蓋の後端が
落ち、蓋の下端開口の両側部分が蓋受けガイド板の上に
乗せられ、蓋が箱本体に一定量だけ被せられる。
【0019】そして、さらに、蓋の下端開口の両側部分
を、蓋受けガイド板に乗せながら、蓋が箱本体とともに
水平移送されて、蓋受けガイド板を通過すると、それに
よる支持から解放されるので、蓋は自重により降下して
箱本体に全量が被せられる。
を、蓋受けガイド板に乗せながら、蓋が箱本体とともに
水平移送されて、蓋受けガイド板を通過すると、それに
よる支持から解放されるので、蓋は自重により降下して
箱本体に全量が被せられる。
【0020】
【実施例】以下、図1ないし図10により本発明の実施
例について説明する。図1,図2は本発明の実施例に係
わる箱の蓋閉め方法に使用される搬送ライン1の全体を
示し、この搬送ライン1は、蓋2(図11に図示)を、
図示しない物品を収容した箱本体3(図12に図示)に
被せることにより、箱4(図13に図示)を組み立てる
ものである。上記の箱4は、上端開口3Aを形成した箱
本体3の側面部3Bの外側に蓋2の立上げ部2Aを重ね
ることにより、蓋2を箱本体3に被せて構成されてい
る。
例について説明する。図1,図2は本発明の実施例に係
わる箱の蓋閉め方法に使用される搬送ライン1の全体を
示し、この搬送ライン1は、蓋2(図11に図示)を、
図示しない物品を収容した箱本体3(図12に図示)に
被せることにより、箱4(図13に図示)を組み立てる
ものである。上記の箱4は、上端開口3Aを形成した箱
本体3の側面部3Bの外側に蓋2の立上げ部2Aを重ね
ることにより、蓋2を箱本体3に被せて構成されてい
る。
【0021】上記の搬送ライン1には、箱本体供給コン
ベヤ5を有する箱本体供給ラインP1と、箱本体供給コ
ンベヤ5の上段に位置する蓋供給コンベヤ6を有する蓋
供給ラインP2と、箱本体供給コンベヤ5の延長上に位
置する合流コンベヤ7を有する合流ラインP3とが配置
されている。
ベヤ5を有する箱本体供給ラインP1と、箱本体供給コ
ンベヤ5の上段に位置する蓋供給コンベヤ6を有する蓋
供給ラインP2と、箱本体供給コンベヤ5の延長上に位
置する合流コンベヤ7を有する合流ラインP3とが配置
されている。
【0022】図3,図6に示すように、上記の箱本体供
給コンベヤ5は、第1駆動ローラ5Aと、第1従動ロー
ラ5Bと、第1駆動ローラ5Aと第1従動ローラ5Bの
間に掛け渡された一対の第1ベルト5Cとから構成さ
れ、図示しない設置面に固設された2本の支柱8,8の
上端に設けた逆門型形状の支持部材9に支持された下部
フレーム10に取り付けられている。
給コンベヤ5は、第1駆動ローラ5Aと、第1従動ロー
ラ5Bと、第1駆動ローラ5Aと第1従動ローラ5Bの
間に掛け渡された一対の第1ベルト5Cとから構成さ
れ、図示しない設置面に固設された2本の支柱8,8の
上端に設けた逆門型形状の支持部材9に支持された下部
フレーム10に取り付けられている。
【0023】図6に示すように、支持部材9,9の一側
には、箱本体3の側面部3Bの一側を案内する第1ガイ
ド部材11が取り付けられ、支持部材9の他側には、箱
本体3の側面部3Bの他側を案内する第2ガイド部材1
2が配置され、第2ガイド部材12は搬送方向に対して
直角に移動・停止自在となっており、箱本体3の幅寸法
に合わせてその位置が調整される。
には、箱本体3の側面部3Bの一側を案内する第1ガイ
ド部材11が取り付けられ、支持部材9の他側には、箱
本体3の側面部3Bの他側を案内する第2ガイド部材1
2が配置され、第2ガイド部材12は搬送方向に対して
直角に移動・停止自在となっており、箱本体3の幅寸法
に合わせてその位置が調整される。
【0024】また、図3,図4に示すように、上記の蓋
供給コンベヤ6は、第2駆動ローラ6Aと、第2従動ロ
ーラ6Bと、第2駆動ローラ6Aと第2従動ローラ6B
の間に掛け渡された一対の第2ベルト6Cとから構成さ
れ、図示しない設置面に固設された2本の門型支柱1
3,13に固定して取り付けられた上部フレーム14に
取り付けられている。上部フレーム14は一対の縦部材
とこれらを結合する複数の横材とから梯子形状に構成さ
れている。
供給コンベヤ6は、第2駆動ローラ6Aと、第2従動ロ
ーラ6Bと、第2駆動ローラ6Aと第2従動ローラ6B
の間に掛け渡された一対の第2ベルト6Cとから構成さ
れ、図示しない設置面に固設された2本の門型支柱1
3,13に固定して取り付けられた上部フレーム14に
取り付けられている。上部フレーム14は一対の縦部材
とこれらを結合する複数の横材とから梯子形状に構成さ
れている。
【0025】2本の門型支柱13,13を連結する連結
部材15の端部には、モータ16が装着され、このモー
タ16の出力軸17はカップリング18を介して第2駆
動ローラ6Aの軸部6Dに連結している。
部材15の端部には、モータ16が装着され、このモー
タ16の出力軸17はカップリング18を介して第2駆
動ローラ6Aの軸部6Dに連結している。
【0026】上部フレーム14の両側には、それぞれ蓋
ガイド19,20が搬送方向に沿って配置されている。
一方、蓋供給コンベヤ6の搬送方向下流側に向かって左
側の蓋ガイド19は、上部フレーム14を左右に貫通し
てそれに固定した一対のシャフト21,22のシャフト
21,22の左端21A,22Aに固定され、他方の蓋
ガイド20は一対のシャフト21,22の右端21B,
22Bの側に左右方向に支持されている。一対のシャフ
ト21,22の右端21B,22Bは、連結板23で相
互に一体に連結されている。
ガイド19,20が搬送方向に沿って配置されている。
一方、蓋供給コンベヤ6の搬送方向下流側に向かって左
側の蓋ガイド19は、上部フレーム14を左右に貫通し
てそれに固定した一対のシャフト21,22のシャフト
21,22の左端21A,22Aに固定され、他方の蓋
ガイド20は一対のシャフト21,22の右端21B,
22Bの側に左右方向に支持されている。一対のシャフ
ト21,22の右端21B,22Bは、連結板23で相
互に一体に連結されている。
【0027】連結板23と上部フレーム14の右側面1
4Aとにより螺子部材24が回転自在に支持され、螺子
部材24に螺合する螺子ナット25は、右側の蓋ガイド
20に取り付けられている。螺子部材24の外端24A
には、ハンドル26が固定され、このハンドル26を廻
すことにより、右側の蓋ガイド20が蓋2の幅寸法に合
わせて搬送方向に直角に移動調整されるようになってい
る。
4Aとにより螺子部材24が回転自在に支持され、螺子
部材24に螺合する螺子ナット25は、右側の蓋ガイド
20に取り付けられている。螺子部材24の外端24A
には、ハンドル26が固定され、このハンドル26を廻
すことにより、右側の蓋ガイド20が蓋2の幅寸法に合
わせて搬送方向に直角に移動調整されるようになってい
る。
【0028】そして、上部フレーム14の先端を構成す
る横部材14Bの左側部分には、第1蓋渡し部材27が
固定して取り付けられている。横部材14Bの右側部分
には、第2蓋渡し部材28が左右方向に移動・固定自在
に設けられ、蓋2の幅寸法に対応するようになってい
る。
る横部材14Bの左側部分には、第1蓋渡し部材27が
固定して取り付けられている。横部材14Bの右側部分
には、第2蓋渡し部材28が左右方向に移動・固定自在
に設けられ、蓋2の幅寸法に対応するようになってい
る。
【0029】第1蓋渡し部材27の外側面には、第1シ
リンダ29が固定して取り付けられ、この第1シリンダ
29には、第1蓋拡げプッシャ30が設けられている。
第2蓋渡し部材28の外側面には、第2シリンダ31が
固定して取り付けられ、この第2シリンダ31には、第
2蓋拡げプッシャ32が設けられている。
リンダ29が固定して取り付けられ、この第1シリンダ
29には、第1蓋拡げプッシャ30が設けられている。
第2蓋渡し部材28の外側面には、第2シリンダ31が
固定して取り付けられ、この第2シリンダ31には、第
2蓋拡げプッシャ32が設けられている。
【0030】第1蓋渡し部材27,第2蓋渡し部材28
の先端には、蓋2の下端開口2Bの前後端2C,2Dを
案内する傾斜したガイド面27A,28Aがそれぞれ形
成されている。
の先端には、蓋2の下端開口2Bの前後端2C,2Dを
案内する傾斜したガイド面27A,28Aがそれぞれ形
成されている。
【0031】また、第1蓋渡し部材27には、反射型光
電スイッチからなる蓋検出センサ33が装着されてい
る。この蓋検出センサ33により蓋の進行位置を無接触
で検出することができ、また、蓋2の表面に傷を付ける
ことを防止し、蓋2になんら力を作用させず、後述のよ
うに、蓋2の待機状態の位置決めを確保している。
電スイッチからなる蓋検出センサ33が装着されてい
る。この蓋検出センサ33により蓋の進行位置を無接触
で検出することができ、また、蓋2の表面に傷を付ける
ことを防止し、蓋2になんら力を作用させず、後述のよ
うに、蓋2の待機状態の位置決めを確保している。
【0032】そして、図3,図5,図6に示すように、
上記の箱本体供給コンベヤ5では、下部フレーム10の
上端に第1レール部材34が、また、下部フレーム10
の上端に前後方向に移動調整可能に固定したブラケット
10Aに第2レール部材35がそれぞれ取り付けられて
いる。第1レール部材34には、蓋2の立上げ部2Aの
下端を乗せる帯状の第1蓋受けガイド板36が、前記第
1ガイド部材11を搬送方向下流側へ延長して設けられ
ている。第1蓋受けガイド板36の位置は箱本体3の側
面部3Bの左側部分の外側となっている。第1蓋受けガ
イド板36は、蓋供給コンベヤ6の下面よりも低い高さ
で且つ後述の蓋待機工程P4で蓋2の下端開口2Bの前
端2Cを受ける点Xを、第1蓋渡し部材27,第2蓋渡
し部材28の各前端27B,28Bよりも前方に位置さ
せて配設され、蓋2の下端開口2Bの左側部分のみを支
持する所定の長さを有している。
上記の箱本体供給コンベヤ5では、下部フレーム10の
上端に第1レール部材34が、また、下部フレーム10
の上端に前後方向に移動調整可能に固定したブラケット
10Aに第2レール部材35がそれぞれ取り付けられて
いる。第1レール部材34には、蓋2の立上げ部2Aの
下端を乗せる帯状の第1蓋受けガイド板36が、前記第
1ガイド部材11を搬送方向下流側へ延長して設けられ
ている。第1蓋受けガイド板36の位置は箱本体3の側
面部3Bの左側部分の外側となっている。第1蓋受けガ
イド板36は、蓋供給コンベヤ6の下面よりも低い高さ
で且つ後述の蓋待機工程P4で蓋2の下端開口2Bの前
端2Cを受ける点Xを、第1蓋渡し部材27,第2蓋渡
し部材28の各前端27B,28Bよりも前方に位置さ
せて配設され、蓋2の下端開口2Bの左側部分のみを支
持する所定の長さを有している。
【0033】第2レール部材35には、蓋2の立上げ部
2Aの下端開口2Bを乗せる第2蓋受けガイド板37が
設けられている。第2蓋受けガイド板37に隣接して第
3蓋受けガイド板38が設けられている。第2蓋受けガ
イド板37と第3蓋受けガイド板38の上面は第1蓋受
けガイド板36の上面と同じ高さになっている。また、
第2蓋受けガイド板37は、側面視では、第1蓋渡し部
材27,第2蓋渡し部材28と一部重複した位置にある
が、第2蓋受けガイド板37は、蓋供給コンベヤ6の下
面よりも低い高さで且つ後述の蓋待機工程P4で蓋2の
下端開口2Bの前端2Cを受ける点Xを、第1蓋渡し部
材27,第2蓋渡し部材28の各先端27B,28Bよ
りも前方に位置させて配設され、蓋2の下端開口2Bの
右側部分のみを支持する所定の長さを有している。
2Aの下端開口2Bを乗せる第2蓋受けガイド板37が
設けられている。第2蓋受けガイド板37に隣接して第
3蓋受けガイド板38が設けられている。第2蓋受けガ
イド板37と第3蓋受けガイド板38の上面は第1蓋受
けガイド板36の上面と同じ高さになっている。また、
第2蓋受けガイド板37は、側面視では、第1蓋渡し部
材27,第2蓋渡し部材28と一部重複した位置にある
が、第2蓋受けガイド板37は、蓋供給コンベヤ6の下
面よりも低い高さで且つ後述の蓋待機工程P4で蓋2の
下端開口2Bの前端2Cを受ける点Xを、第1蓋渡し部
材27,第2蓋渡し部材28の各先端27B,28Bよ
りも前方に位置させて配設され、蓋2の下端開口2Bの
右側部分のみを支持する所定の長さを有している。
【0034】第2蓋受けガイド板37,第3蓋受けガイ
ド板38は、それらの基端37A,38Aが第2レール
部材35に固定した軸受部材37C,38Cに軸37
D,38Dを介して水平面内で回動自在に支持されてお
り、それらの先端37B,38Bが常時搬送方向の内側
に回動するように付勢されている。従って、箱本体3が
通過しない時には図5に示すように搬送方向に対して第
2蓋受けガイド板37,第3蓋受けガイド板38は所定
の角度θを成しており、箱本体3が通過した時は、箱本
体3の側面部3Bの右側上方部分に接触して箱本体3を
案内移動させるようになっている。
ド板38は、それらの基端37A,38Aが第2レール
部材35に固定した軸受部材37C,38Cに軸37
D,38Dを介して水平面内で回動自在に支持されてお
り、それらの先端37B,38Bが常時搬送方向の内側
に回動するように付勢されている。従って、箱本体3が
通過しない時には図5に示すように搬送方向に対して第
2蓋受けガイド板37,第3蓋受けガイド板38は所定
の角度θを成しており、箱本体3が通過した時は、箱本
体3の側面部3Bの右側上方部分に接触して箱本体3を
案内移動させるようになっている。
【0035】また、第2蓋受けガイド板37及び第3蓋
受けガイド板38の長さ寸法は、箱本体3の長さと同程
度になっており、第3蓋受けガイド板38の回動中心で
ある基端38Aは、第2蓋受けガイド板37の基端37
Aと先端37Bの間に位置し、第2蓋受けガイド板37
の一部と第3蓋受けガイド板38は平面的に重なってい
るが、第2蓋受けガイド板37に段差を形成することに
より、第2蓋受けガイド板37は回動時に、第3蓋受け
ガイド板38に干渉することを防止されている。第3蓋
受けガイド板38の先端38Bと、第1蓋受けガイド板
36の先端36Bは、搬送方向では同じ位置となってい
る。
受けガイド板38の長さ寸法は、箱本体3の長さと同程
度になっており、第3蓋受けガイド板38の回動中心で
ある基端38Aは、第2蓋受けガイド板37の基端37
Aと先端37Bの間に位置し、第2蓋受けガイド板37
の一部と第3蓋受けガイド板38は平面的に重なってい
るが、第2蓋受けガイド板37に段差を形成することに
より、第2蓋受けガイド板37は回動時に、第3蓋受け
ガイド板38に干渉することを防止されている。第3蓋
受けガイド板38の先端38Bと、第1蓋受けガイド板
36の先端36Bは、搬送方向では同じ位置となってい
る。
【0036】なお、箱本体3を連続して移送する際、そ
れらの相互間にある間隔をあけるがその間隔を短くする
(同じコンベヤ速度で処理量を上げる)ために、上記第
2,第3蓋受けガイド板37,38の長さ寸法は箱本体
3の長さよりも適宜小さい値に規定することができる。
れらの相互間にある間隔をあけるがその間隔を短くする
(同じコンベヤ速度で処理量を上げる)ために、上記第
2,第3蓋受けガイド板37,38の長さ寸法は箱本体
3の長さよりも適宜小さい値に規定することができる。
【0037】さらに、図10に示すように、各蓋受けガ
イド板36,37,38の上面の高さ位置は、箱本体3
の上端開口3Aの高さ位置より所定の距離h(例えば約
10mm)低くなる位置に調整されている。これによ
り、後述の蓋乗せ工程P5において、傾斜して待機して
いる蓋2の立上げ部2Aの後端2Dが第1蓋渡し部材2
7,第2蓋渡し部材28から回動して落ちる時、蓋2の
立上げ部2Aの後端2Dが、箱本体3の上端開口3Aに
乗り上げることが防止されている。
イド板36,37,38の上面の高さ位置は、箱本体3
の上端開口3Aの高さ位置より所定の距離h(例えば約
10mm)低くなる位置に調整されている。これによ
り、後述の蓋乗せ工程P5において、傾斜して待機して
いる蓋2の立上げ部2Aの後端2Dが第1蓋渡し部材2
7,第2蓋渡し部材28から回動して落ちる時、蓋2の
立上げ部2Aの後端2Dが、箱本体3の上端開口3Aに
乗り上げることが防止されている。
【0038】そして、図4において、39はシーケンス
制御部を内蔵したプログラマブルコントローラからなる
制御装置で、その入力側は蓋検出センサ33に接続さ
れ、その出力側はモータ16,第1シリンダ29,第2
シリンダ31を動作させる電磁弁(図示せず)に接続さ
れており、蓋検出センサ33からの位置検出信号により
モータ16の駆動停止をし同時に電磁弁を開閉し、第1
シリンダ29,第2シリンダ31のロッドを駆動するよ
うになっている。
制御部を内蔵したプログラマブルコントローラからなる
制御装置で、その入力側は蓋検出センサ33に接続さ
れ、その出力側はモータ16,第1シリンダ29,第2
シリンダ31を動作させる電磁弁(図示せず)に接続さ
れており、蓋検出センサ33からの位置検出信号により
モータ16の駆動停止をし同時に電磁弁を開閉し、第1
シリンダ29,第2シリンダ31のロッドを駆動するよ
うになっている。
【0039】また、下部フレーム10には、透過型光電
スイッチからなる箱本体検出センサ40が箱本体供給コ
ンベヤ5における停止位置に装着され、この箱本体検出
センサ40は、箱本体3を検出することにより、箱本体
供給コンベヤ5の駆動モータを止め、第1駆動ローラ5
Aを停止させるようになっている。
スイッチからなる箱本体検出センサ40が箱本体供給コ
ンベヤ5における停止位置に装着され、この箱本体検出
センサ40は、箱本体3を検出することにより、箱本体
供給コンベヤ5の駆動モータを止め、第1駆動ローラ5
Aを停止させるようになっている。
【0040】また、箱本体13が停止位置に送られてく
るより先に蓋2が傾斜状態で、かつ、第1シリンダ2
9,第2シリンダ31のロッドが出て、蓋2が広げられ
て待機している状態であれば、箱本体3を停止位置で止
めることなくそのまま移送するようにできる。
るより先に蓋2が傾斜状態で、かつ、第1シリンダ2
9,第2シリンダ31のロッドが出て、蓋2が広げられ
て待機している状態であれば、箱本体3を停止位置で止
めることなくそのまま移送するようにできる。
【0041】箱本体3の上端開口3Aの前端を、蓋2の
下端開口2Bの前端内側に押し当て連動すると蓋2の内
側がセンサ33より離れていくため検出しなくなり、検
出信号が出なくなる。その信号が出ない時は電磁弁は閉
じ、第1シリンダ29,第2シリンダ31のロッドは戻
る。
下端開口2Bの前端内側に押し当て連動すると蓋2の内
側がセンサ33より離れていくため検出しなくなり、検
出信号が出なくなる。その信号が出ない時は電磁弁は閉
じ、第1シリンダ29,第2シリンダ31のロッドは戻
る。
【0042】センサ33は、その検出可能距離が約10
cm以下で調整可能となっていると共に、蓋2の前端2
Cと後端2Dを検知するが、制御装置39を動作させる
プログラム上で、偶数番目の入力信号は無視するように
なっている。
cm以下で調整可能となっていると共に、蓋2の前端2
Cと後端2Dを検知するが、制御装置39を動作させる
プログラム上で、偶数番目の入力信号は無視するように
なっている。
【0043】次に、本実施例の工程を説明する。本実施
例においては、搬送ライン1で、上端開口3Aを有する
箱本体3の側面部3Bの周りに蓋2の立上げ部2Aを重
ねて、水平移送される箱本体3に蓋2を被せて閉められ
る。
例においては、搬送ライン1で、上端開口3Aを有する
箱本体3の側面部3Bの周りに蓋2の立上げ部2Aを重
ねて、水平移送される箱本体3に蓋2を被せて閉められ
る。
【0044】上記の搬送ライン1においては、箱本体供
給ラインP1の箱本体供給コンベヤ5により箱本体3を
その上端開口3Aを上方に向けた状態で水平移送する箱
本体供給工程と、箱本体供給コンベヤ5の上段に位置す
る蓋供給ラインP2の蓋供給コンベヤ6により蓋2をそ
の下端開口2Bを下方に向けた状態で水平移送する蓋供
給工程と、蓋供給コンベヤ6の終端において蓋2をその
下端開口2Bを下方に向けた傾斜状態で待機させる蓋待
機工程P4と、蓋供給コンベヤ6の終端において、水平
移送される箱本体3の上端開口3Aの前端を、上記傾斜
状態で待機している蓋2の下端開口2Bの前端内に押し
当てることにより箱本体3に蓋2を一定量被せる蓋乗せ
工程P5と、箱本体供給コンベヤ5の延長上に位置する
合流コンベヤ7により箱本体3に蓋2を一定量被せられ
た状態の箱4を水平移送させる移送工程P6と、箱本体
3に蓋2を全量被せる組付工程P7とが実施される。
給ラインP1の箱本体供給コンベヤ5により箱本体3を
その上端開口3Aを上方に向けた状態で水平移送する箱
本体供給工程と、箱本体供給コンベヤ5の上段に位置す
る蓋供給ラインP2の蓋供給コンベヤ6により蓋2をそ
の下端開口2Bを下方に向けた状態で水平移送する蓋供
給工程と、蓋供給コンベヤ6の終端において蓋2をその
下端開口2Bを下方に向けた傾斜状態で待機させる蓋待
機工程P4と、蓋供給コンベヤ6の終端において、水平
移送される箱本体3の上端開口3Aの前端を、上記傾斜
状態で待機している蓋2の下端開口2Bの前端内に押し
当てることにより箱本体3に蓋2を一定量被せる蓋乗せ
工程P5と、箱本体供給コンベヤ5の延長上に位置する
合流コンベヤ7により箱本体3に蓋2を一定量被せられ
た状態の箱4を水平移送させる移送工程P6と、箱本体
3に蓋2を全量被せる組付工程P7とが実施される。
【0045】上記の工程を詳しく説明する。先ず、蓋供
給ラインP2においては、蓋2が供給され、蓋2はその
下端開口2Bを下方に向けた状態で蓋供給コンベヤ6に
より搬送される。この場合、予め、蓋2の立上げ部2A
の幅寸法に合わせてハンドル26を廻し、右側の蓋ガイ
ド20を左右方向に移動させ、蓋ガイド19,20の間
隔が調整される。この蓋ガイド19,20により、搬送
される蓋2は、その左右方向の位置が決められる(蓋供
給工程)。
給ラインP2においては、蓋2が供給され、蓋2はその
下端開口2Bを下方に向けた状態で蓋供給コンベヤ6に
より搬送される。この場合、予め、蓋2の立上げ部2A
の幅寸法に合わせてハンドル26を廻し、右側の蓋ガイ
ド20を左右方向に移動させ、蓋ガイド19,20の間
隔が調整される。この蓋ガイド19,20により、搬送
される蓋2は、その左右方向の位置が決められる(蓋供
給工程)。
【0046】図7,図8に示すように、蓋供給コンベヤ
6により搬送される蓋2が、その終端に至り、さらに、
蓋2の立上げ部2Aの前端2Cが第1蓋渡し部材27,
第2蓋渡し部材28を通過すると、その立上げ部2Aの
前端2Cが第1蓋渡し部材27,第2蓋渡し部材28か
ら落ち、蓋2の立上げ部2Aの後端2Dは、一対の第2
ベルト6Cの上に乗せられる。このとき、蓋2の立上げ
部2Aの前端2Cの両側は、第1蓋受けガイド板36,
第2蓋受けガイド板37にそれぞれX点で支持される。
6により搬送される蓋2が、その終端に至り、さらに、
蓋2の立上げ部2Aの前端2Cが第1蓋渡し部材27,
第2蓋渡し部材28を通過すると、その立上げ部2Aの
前端2Cが第1蓋渡し部材27,第2蓋渡し部材28か
ら落ち、蓋2の立上げ部2Aの後端2Dは、一対の第2
ベルト6Cの上に乗せられる。このとき、蓋2の立上げ
部2Aの前端2Cの両側は、第1蓋受けガイド板36,
第2蓋受けガイド板37にそれぞれX点で支持される。
【0047】そして、蓋2が蓋検出センサ33により進
行位置を検出されると、位置検出信号が制御装置39に
伝達され、制御装置39からの指令でモータ16が停止
し、蓋供給コンベヤ6が止まる。
行位置を検出されると、位置検出信号が制御装置39に
伝達され、制御装置39からの指令でモータ16が停止
し、蓋供給コンベヤ6が止まる。
【0048】このとき、蓋2は、その搬送される時の慣
性力等で若干進むが、蓋2の立上げ部2Aの後端2Dが
第2ベルト6Cの終端付近に留め置かれ、その下端開口
2Bを下方に向け、前端側が後端側より低くした傾斜状
態で待機している(蓋待機工程P4)。ただし、蓋2が
待機状態(蓋広げ状態)であれば、箱本体2は停止する
必要はない。
性力等で若干進むが、蓋2の立上げ部2Aの後端2Dが
第2ベルト6Cの終端付近に留め置かれ、その下端開口
2Bを下方に向け、前端側が後端側より低くした傾斜状
態で待機している(蓋待機工程P4)。ただし、蓋2が
待機状態(蓋広げ状態)であれば、箱本体2は停止する
必要はない。
【0049】さらに、制御装置39からの指令により、
第1シリンダ29及び第2シリンダ31が作動し、第1
蓋拡げプッシャ30,第2蓋拡げプッシャ32が外側に
突出される。これにより、蓋2は、その立上げ部2Aが
幅方向に拡がり、箱本体3と組み付け易い状態(即ち、
確実に箱本体3に蓋2の内側に入る状態)に一時的に弾
性変形される。
第1シリンダ29及び第2シリンダ31が作動し、第1
蓋拡げプッシャ30,第2蓋拡げプッシャ32が外側に
突出される。これにより、蓋2は、その立上げ部2Aが
幅方向に拡がり、箱本体3と組み付け易い状態(即ち、
確実に箱本体3に蓋2の内側に入る状態)に一時的に弾
性変形される。
【0050】第1シリンダ29及び第2シリンダ31の
各ピストンロッドには、蓋拡り検出用センサ(図示せ
ず)が設けられ、これにより、第1,第2蓋広げプッシ
ャ30,32の突出状態(蓋2が拡げられた状態)が検
出される。
各ピストンロッドには、蓋拡り検出用センサ(図示せ
ず)が設けられ、これにより、第1,第2蓋広げプッシ
ャ30,32の突出状態(蓋2が拡げられた状態)が検
出される。
【0051】一方、箱本体供給ラインP1において、蓋
2の下側に位置する箱本体供給コンベヤ5で、箱本体3
は、その上端開口3Aを上方に向けた状態で前方へ水平
移送される。
2の下側に位置する箱本体供給コンベヤ5で、箱本体3
は、その上端開口3Aを上方に向けた状態で前方へ水平
移送される。
【0052】箱本体3が蓋供給コンベヤ6の前端近くま
で移送され、その前端部が箱本体検出センサ40により
検出されると、箱本体供給コンベヤ5が停止する(箱本
体供給工程)。
で移送され、その前端部が箱本体検出センサ40により
検出されると、箱本体供給コンベヤ5が停止する(箱本
体供給工程)。
【0053】蓋拡り検出用センサからの第1,第2蓋拡
げプッシャ30,32の突出信号は、制御装置39を介
して第1駆動ローラ5Aの駆動装置に伝達され、これに
より第1駆動ローラ5Aが回転され、箱本体供給コンベ
ヤ5を再度駆動され、箱本体3が前方へ移送され、次の
蓋乗せ工程P5に移る。
げプッシャ30,32の突出信号は、制御装置39を介
して第1駆動ローラ5Aの駆動装置に伝達され、これに
より第1駆動ローラ5Aが回転され、箱本体供給コンベ
ヤ5を再度駆動され、箱本体3が前方へ移送され、次の
蓋乗せ工程P5に移る。
【0054】蓋乗せ工程P5において、箱本体供給コン
ベヤ5により箱本体3が前方へ移送されるとき、箱本体
3は、第2蓋受けガイド板37,第3蓋受けガイド板3
8の各先端37B,38Bを搬送方向の外側へ拡げるの
で、第2蓋受けガイド板37,第3蓋受けガイド板38
の各先端37B,38Bと箱本体3の側面部3Bとの間
に隙間が生じるのを防止し、接触状態となっており、そ
の隙間に蓋2の立上げ部2Aの両側部分が落下すること
を防止している(図9に図示)。
ベヤ5により箱本体3が前方へ移送されるとき、箱本体
3は、第2蓋受けガイド板37,第3蓋受けガイド板3
8の各先端37B,38Bを搬送方向の外側へ拡げるの
で、第2蓋受けガイド板37,第3蓋受けガイド板38
の各先端37B,38Bと箱本体3の側面部3Bとの間
に隙間が生じるのを防止し、接触状態となっており、そ
の隙間に蓋2の立上げ部2Aの両側部分が落下すること
を防止している(図9に図示)。
【0055】そして、前方へ水平移送される箱本体3の
上端開口3Aの前端が、所定の傾斜状態で待機している
蓋2の下端開口2Bの前端内側に押し当たり、該蓋2を
前方へ連動させるので、蓋2の下端開口2Bの後端2D
が、第1,第2蓋渡し部材27,28の上を前方へ摺動
して最終にそれらの先端から外れて落下し、蓋2は第
1,第3蓋受けガイド板36,38の上に支持されてい
る蓋2の下端開口2Bを支点として図10で反時計方向
に回動して、第1,第2,第3蓋受けガイド板36,3
7,38の上に乗せられる。これにより、蓋2の姿勢は
水平になり、箱本体3の上端開口3Aの側に第1,第
2,第3蓋受けガイド板36,37,38により規制さ
れた一定量(実施例では10mm)だけ更に前方へ蓋2
が被せられる。
上端開口3Aの前端が、所定の傾斜状態で待機している
蓋2の下端開口2Bの前端内側に押し当たり、該蓋2を
前方へ連動させるので、蓋2の下端開口2Bの後端2D
が、第1,第2蓋渡し部材27,28の上を前方へ摺動
して最終にそれらの先端から外れて落下し、蓋2は第
1,第3蓋受けガイド板36,38の上に支持されてい
る蓋2の下端開口2Bを支点として図10で反時計方向
に回動して、第1,第2,第3蓋受けガイド板36,3
7,38の上に乗せられる。これにより、蓋2の姿勢は
水平になり、箱本体3の上端開口3Aの側に第1,第
2,第3蓋受けガイド板36,37,38により規制さ
れた一定量(実施例では10mm)だけ更に前方へ蓋2
が被せられる。
【0056】蓋乗せ工程P5から移送工程P6に進み、
箱本体3が搬送されると、蓋2の下端開口2Bの両側部
分を、第1蓋受けガイド板36,第2蓋受けガイド板3
7に乗せて滑りながら、蓋2は箱本体3とともに水平移
送される。この移送工程P6では、箱本体3は、その上
端開口3Aの前端を蓋2の下端開口2Bの前端内側に押
し当てながら水平移送される。
箱本体3が搬送されると、蓋2の下端開口2Bの両側部
分を、第1蓋受けガイド板36,第2蓋受けガイド板3
7に乗せて滑りながら、蓋2は箱本体3とともに水平移
送される。この移送工程P6では、箱本体3は、その上
端開口3Aの前端を蓋2の下端開口2Bの前端内側に押
し当てながら水平移送される。
【0057】また、第2蓋受けガイド板37及び第3蓋
受けガイド板38の長さ寸法は、箱本体3の長さと同程
度もしくはそれより小さい長さになっているので、蓋待
機工程P4において連続して蓋2が落下する場合には、
移送される先の蓋2に対応する箱本体3が第2蓋受けガ
イド板37を通過すると、箱本体3で外側に押されてい
た第2蓋受けガイド板37はばねにより内側に付勢され
て元の位置に回動して戻る。これにより、移送される次
の蓋2の落下する点(X点)が確保される。
受けガイド板38の長さ寸法は、箱本体3の長さと同程
度もしくはそれより小さい長さになっているので、蓋待
機工程P4において連続して蓋2が落下する場合には、
移送される先の蓋2に対応する箱本体3が第2蓋受けガ
イド板37を通過すると、箱本体3で外側に押されてい
た第2蓋受けガイド板37はばねにより内側に付勢され
て元の位置に回動して戻る。これにより、移送される次
の蓋2の落下する点(X点)が確保される。
【0058】そして、合流コンベヤ7により、さらに、
箱本体3が蓋2とともに前方へ移送され、第1蓋受けガ
イド板36,第3蓋受けガイド板38を通過すると、最
後の組付工程P7になる。組付工程P7では、蓋2は第
1,第3蓋受けガイド板36,38による支持(規制)
から解放されるので、箱4に一定量被せられた状態から
水平をを保ちながらさらに自重により落ちて箱本体3に
全量被せられる。
箱本体3が蓋2とともに前方へ移送され、第1蓋受けガ
イド板36,第3蓋受けガイド板38を通過すると、最
後の組付工程P7になる。組付工程P7では、蓋2は第
1,第3蓋受けガイド板36,38による支持(規制)
から解放されるので、箱4に一定量被せられた状態から
水平をを保ちながらさらに自重により落ちて箱本体3に
全量被せられる。
【0059】このようにして、蓋2が箱本体3に完全に
嵌合され、箱4が組み立てられる。以上の如き構成によ
れば、搬送ライン1で、上端開口3Aを有する箱本体3
の側面部3Bの周りに蓋2の立上げ部2Aを重ねて、水
平移送される箱本体3に蓋2を閉める際、傾斜して待機
している蓋2を、移送される箱本体3で引っ掛けるとい
う動作を利用することにより、手作業操作を行わず、自
動的に箱本体3に蓋2を閉めることができる。この結
果、搬送ライン1において箱本体3に蓋2を閉める際、
簡単な構造で、自動的かつ大量に処理することができ
る。
嵌合され、箱4が組み立てられる。以上の如き構成によ
れば、搬送ライン1で、上端開口3Aを有する箱本体3
の側面部3Bの周りに蓋2の立上げ部2Aを重ねて、水
平移送される箱本体3に蓋2を閉める際、傾斜して待機
している蓋2を、移送される箱本体3で引っ掛けるとい
う動作を利用することにより、手作業操作を行わず、自
動的に箱本体3に蓋2を閉めることができる。この結
果、搬送ライン1において箱本体3に蓋2を閉める際、
簡単な構造で、自動的かつ大量に処理することができ
る。
【0060】この結果、箱本体3に蓋2を自動的に閉め
るための装置として、蓋2,箱本体3を水平移送させる
搬送手段を利用して構成することができ、蓋2を掴んで
昇降させる装置を不要とし、そのため、蓋の保持,解除
等の機能や制御装置が不要になり、自動化装置を簡単な
構造で構成することができる。
るための装置として、蓋2,箱本体3を水平移送させる
搬送手段を利用して構成することができ、蓋2を掴んで
昇降させる装置を不要とし、そのため、蓋の保持,解除
等の機能や制御装置が不要になり、自動化装置を簡単な
構造で構成することができる。
【0061】なお、本実施例においては、蓋検出センサ
33の例として反射型光電スイッチを挙げているが、こ
れに限定されないことは勿論であり、例えば無接触リミ
ットスイッチを用いることもできる。
33の例として反射型光電スイッチを挙げているが、こ
れに限定されないことは勿論であり、例えば無接触リミ
ットスイッチを用いることもできる。
【0062】また、本実施例においては、蓋2は蓋供給
コンベヤ6により搬送され、蓋待機工程P4で待機して
いるが、蓋2を蓋待機工程P4で待機させる手段として
マニピュレータを使用することもできる。
コンベヤ6により搬送され、蓋待機工程P4で待機して
いるが、蓋2を蓋待機工程P4で待機させる手段として
マニピュレータを使用することもできる。
【0063】さらに、本実施例においては、搬送方向の
右側の第2蓋受けガイド板37,第3蓋受けガイド板3
8は回動する構造となっているが、かかる構造に代えて
右側の第2蓋受けガイド板37,第3蓋受けガイド板3
8を、左側の第1蓋受けガイド板36と同様に固定式の
帯状板で構成し、左右に配置した一対の蓋受けガイド板
で、蓋2の下端開口2Bの両側部分のみを支持すること
もできる。
右側の第2蓋受けガイド板37,第3蓋受けガイド板3
8は回動する構造となっているが、かかる構造に代えて
右側の第2蓋受けガイド板37,第3蓋受けガイド板3
8を、左側の第1蓋受けガイド板36と同様に固定式の
帯状板で構成し、左右に配置した一対の蓋受けガイド板
で、蓋2の下端開口2Bの両側部分のみを支持すること
もできる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、搬送ラインで、上端開口を有する箱本体の
側面部の周りに蓋の立上げ部を重ねて、水平移送される
箱本体に蓋を閉める際、傾斜して待機している蓋を、移
送される箱本体で引っ掛けるという動作を利用すること
により、手作業操作を行わず、自動的に箱本体に蓋を閉
めることができる。この結果、搬送ラインにおいて箱本
体に蓋を閉める際、簡単な構造で、自動的かつ大量に処
理することができる。
明によれば、搬送ラインで、上端開口を有する箱本体の
側面部の周りに蓋の立上げ部を重ねて、水平移送される
箱本体に蓋を閉める際、傾斜して待機している蓋を、移
送される箱本体で引っ掛けるという動作を利用すること
により、手作業操作を行わず、自動的に箱本体に蓋を閉
めることができる。この結果、搬送ラインにおいて箱本
体に蓋を閉める際、簡単な構造で、自動的かつ大量に処
理することができる。
【0065】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、蓋供給コンベヤにより、蓋を、その
下端開口を下方に向けた状態で水平移送し、蓋の前端が
蓋供給コンベヤの前端に固設された蓋渡し部材を通過
し、蓋の下端開口の両側部分を一対の蓋受けガイド板で
受けることにより、蓋を傾斜状態で容易に位置決めして
待機させることができる。
載の発明において、蓋供給コンベヤにより、蓋を、その
下端開口を下方に向けた状態で水平移送し、蓋の前端が
蓋供給コンベヤの前端に固設された蓋渡し部材を通過
し、蓋の下端開口の両側部分を一対の蓋受けガイド板で
受けることにより、蓋を傾斜状態で容易に位置決めして
待機させることができる。
【0066】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果を奏する。また、特に、箱本体に
蓋を自動的に閉めるための装置を、蓋,箱本体を水平移
送させる搬送手段を利用して構成することができ、蓋を
掴んで昇降させる装置を不要とすることができる効果を
奏する。
載の発明と同様の効果を奏する。また、特に、箱本体に
蓋を自動的に閉めるための装置を、蓋,箱本体を水平移
送させる搬送手段を利用して構成することができ、蓋を
掴んで昇降させる装置を不要とすることができる効果を
奏する。
【図1】本発明の実施例に係わる搬送ラインの全体を示
す側面概念図である。
す側面概念図である。
【図2】同搬送ラインの平面概念図である。
【図3】蓋供給工程,箱本体供給工程及び蓋待機工程を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図4】図3のI−I断面矢視図である。
【図5】同搬送ラインの蓋乗せ工程の平面図である。
【図6】同搬送ラインの正面図である。
【図7】蓋乗せ工程の平面説明図である。
【図8】蓋乗せ工程の側面説明図である。
【図9】蓋受けガイド板の作用を示す平面説明図であ
る。
る。
【図10】蓋受けガイド板の作用状態を示す側面説明図
である。
である。
【図11】本実施例における箱の蓋の側面図である。
【図12】本実施例における箱の箱本体の側面図であ
る。
る。
【図13】本実施例における箱の側面図である。
1 搬送ライン 2 蓋 2A 立上げ部 2B 下端開口 3 箱本体 3A 上端開口 3B 側面部 4 箱 5 箱本体供給コンベヤ 6 蓋供給コンベヤ 27 第1蓋渡し部材 28 第2蓋渡し部材 36 第1蓋受けガイド板 37 第2蓋受けガイド板 38 第3蓋受けガイド板 P1 箱本体供給工程 P2 蓋供給工程 P4 蓋待機工程 P5 蓋乗せ工程 P6 移送工程 P7 組付工程
Claims (3)
- 【請求項1】 上端開口を有する箱本体の側面部の周り
に蓋の立上げ部を重ねて、箱本体に蓋を閉める搬送ライ
ンにおける箱の蓋閉め方法において、 蓋を、その下端開口を下方に向けてかつ前端側を後端側
より低くした傾斜状態で待機させる蓋待機工程と、 箱本体を、その上端開口を上方に向けた状態で前方へ水
平移送する箱本体供給工程と、 水平移送される箱本体の上端開口の前端を、傾斜状態で
待機している蓋の下端開口の前端内側に押し当てて蓋を
箱本体の移送方向に連動させながら、蓋の下端開口の両
側部分を、その前側から一対の蓋受けガイド板により支
持することにより一定量だけ蓋を箱本体に被せる蓋乗せ
工程と、 蓋の下端開口の両側部分を、一対の蓋受けガイド板によ
る支持から解放して蓋を箱本体に全量被せる組付工程と
を備えていることを特徴とする搬送ラインにおける箱の
蓋閉め方法。 - 【請求項2】 蓋供給コンベヤにより、蓋を、その下端
開口を下方に向けた状態で水平移送し、 蓋の前端が蓋供給コンベヤの前端に固設された蓋渡し部
材を通過し、蓋の下端開口の両側部分を一対の蓋受けガ
イド板で受けることにより、蓋を傾斜状態で待機させる
ことを特徴とする請求項1記載の箱の蓋閉め方法。 - 【請求項3】 上端開口を有する箱本体の側面部の周り
に蓋の立上げ部を重ねて、箱本体に蓋を閉める搬送ライ
ンにおける箱の蓋閉め装置において、 蓋を、その下端開口を下方に向けた状態で水平移送する
蓋供給コンベヤと、 蓋供給コンベヤの下段に位置して箱本体をその上端開口
を上方に向けた状態で水平移送させる箱本体供給コンベ
ヤと、 蓋供給コンベヤの前端に固設された蓋渡し部材と、 蓋供給コンベヤの前方においてそれよりも低い位置で且
つ箱本体供給コンベヤで水平移送される箱本体の上端開
口の高さ位置より所定量低い位置に位置させて配設さ
れ、蓋の下端開口の両側部分のみを支持する所定の長さ
の一対の蓋受けガイド板とを備えていることを特徴とす
る搬送ラインにおける箱の蓋閉め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5274297A JP2773608B2 (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 搬送ラインにおける箱の蓋閉め方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5274297A JP2773608B2 (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 搬送ラインにおける箱の蓋閉め方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07132905A true JPH07132905A (ja) | 1995-05-23 |
JP2773608B2 JP2773608B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=17539688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5274297A Expired - Lifetime JP2773608B2 (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 搬送ラインにおける箱の蓋閉め方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2773608B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001240006A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-09-04 | Rengo Co Ltd | 蓋被せ装置 |
KR101960224B1 (ko) * | 2018-08-16 | 2019-03-19 | 송순국 | 상자 결합 장치 |
CN112810230A (zh) * | 2021-01-07 | 2021-05-18 | 凡起平 | 一种包装纸箱制作方法 |
KR20220067837A (ko) * | 2020-11-18 | 2022-05-25 | 주식회사티엠프라자 | 싸바리 자동화 포장장치 |
CN114987839A (zh) * | 2022-05-28 | 2022-09-02 | 江苏威拉里新材料科技有限公司 | 一种基于3d打印的成品包装装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5221420A (en) * | 1975-08-12 | 1977-02-18 | Kuraray Co Ltd | Process for producing hollow polyvinyl alcohol fibers |
-
1993
- 1993-11-02 JP JP5274297A patent/JP2773608B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5221420A (en) * | 1975-08-12 | 1977-02-18 | Kuraray Co Ltd | Process for producing hollow polyvinyl alcohol fibers |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001240006A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-09-04 | Rengo Co Ltd | 蓋被せ装置 |
JP4527228B2 (ja) * | 2000-02-28 | 2010-08-18 | レンゴー株式会社 | 蓋被せ装置 |
KR101960224B1 (ko) * | 2018-08-16 | 2019-03-19 | 송순국 | 상자 결합 장치 |
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CN112810230A (zh) * | 2021-01-07 | 2021-05-18 | 凡起平 | 一种包装纸箱制作方法 |
CN114987839A (zh) * | 2022-05-28 | 2022-09-02 | 江苏威拉里新材料科技有限公司 | 一种基于3d打印的成品包装装置 |
CN114987839B (zh) * | 2022-05-28 | 2023-08-29 | 江苏威拉里新材料科技有限公司 | 一种基于3d打印的成品包装装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2773608B2 (ja) | 1998-07-09 |
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