JPH0713167Y2 - 光源装置 - Google Patents
光源装置Info
- Publication number
- JPH0713167Y2 JPH0713167Y2 JP10025390U JP10025390U JPH0713167Y2 JP H0713167 Y2 JPH0713167 Y2 JP H0713167Y2 JP 10025390 U JP10025390 U JP 10025390U JP 10025390 U JP10025390 U JP 10025390U JP H0713167 Y2 JPH0713167 Y2 JP H0713167Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- neck
- wire
- light source
- reflecting mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、液晶プロジェクター型テレビなどのバックラ
イトとして好適に使用される光源装置に関するものであ
る。
イトとして好適に使用される光源装置に関するものであ
る。
ショートアーク型放電灯と凹面反射鏡を組み合わせた光
源装置は、光効率が高くて平行度の高い放射光が得られ
るので液晶プロジェクター型テレビなどのバックライト
として多用されているが、かかる光源装置は、ショート
アーク型放電灯の一方の封止管部にベースを取り付け、
このベースを凹面反射鏡の頂部側に形成された首部内に
接着剤で固定して凹面反射鏡の光軸と放電灯の管軸を同
方向に配置したものが多い。つまり、ショートアーク型
放電灯の他方の封止管部は、凹面反射鏡の前方開口側に
位置するが、この封止管部から伸びる外部リードに給電
するために、外部リードに接続線を介してリード線を接
続している。そして従来は、この接続線を凹面反射鏡の
前方開口を横切らせて凹面反射鏡の裏側に導いたものが
多かったが、このタイプでは、接続線の取り回しが複雑
で大型化する。そこで最近では、この接続線をショート
アーク型放電灯と平行にして凹面反射鏡の首部内に導
き、一方の封止管部と一緒に首部内に固定するタイプが
主流になりつつある。従って、このタイプでは、ベース
から伸び出た一方のリード線と首部内でベースの外側を
通る他方のリード線を平行にして取り出していた。
源装置は、光効率が高くて平行度の高い放射光が得られ
るので液晶プロジェクター型テレビなどのバックライト
として多用されているが、かかる光源装置は、ショート
アーク型放電灯の一方の封止管部にベースを取り付け、
このベースを凹面反射鏡の頂部側に形成された首部内に
接着剤で固定して凹面反射鏡の光軸と放電灯の管軸を同
方向に配置したものが多い。つまり、ショートアーク型
放電灯の他方の封止管部は、凹面反射鏡の前方開口側に
位置するが、この封止管部から伸びる外部リードに給電
するために、外部リードに接続線を介してリード線を接
続している。そして従来は、この接続線を凹面反射鏡の
前方開口を横切らせて凹面反射鏡の裏側に導いたものが
多かったが、このタイプでは、接続線の取り回しが複雑
で大型化する。そこで最近では、この接続線をショート
アーク型放電灯と平行にして凹面反射鏡の首部内に導
き、一方の封止管部と一緒に首部内に固定するタイプが
主流になりつつある。従って、このタイプでは、ベース
から伸び出た一方のリード線と首部内でベースの外側を
通る他方のリード線を平行にして取り出していた。
ところで、一対のリード線の間は、完全に絶縁する必要
があるため、リード線として被覆線を用いることがあ
る。しかし、被覆線は後工程が面倒であり、また、凹面
反射鏡の首部内は相当高温になり、更にはランプ点灯時
のスターター電圧が高圧のため、耐熱性と高絶縁耐圧性
が要求されるので、被覆厚が厚くなり、曲げ加工が困難
になる不具合がある。このため、リード線として被覆な
しの裸の撚り線を使用するのが好ましいが、裸の撚り線
の場合は絶縁のための沿面距離を十分に取る必要があ
る。この沿面距離は、空気中で1KV/mmであり、点灯電圧
がDC12KVの放電灯を使用する場合は、最低でも12mm離す
必要がある。しかしながら、前記のように、一対のリー
ド線を平行にして首部の後方に取り出すのが、配線類が
集中する首部の後方では、十分な沿面距離を取るのが困
難であり、リード線として裸の撚り線を使用するのは絶
縁性の上で問題があった。
があるため、リード線として被覆線を用いることがあ
る。しかし、被覆線は後工程が面倒であり、また、凹面
反射鏡の首部内は相当高温になり、更にはランプ点灯時
のスターター電圧が高圧のため、耐熱性と高絶縁耐圧性
が要求されるので、被覆厚が厚くなり、曲げ加工が困難
になる不具合がある。このため、リード線として被覆な
しの裸の撚り線を使用するのが好ましいが、裸の撚り線
の場合は絶縁のための沿面距離を十分に取る必要があ
る。この沿面距離は、空気中で1KV/mmであり、点灯電圧
がDC12KVの放電灯を使用する場合は、最低でも12mm離す
必要がある。しかしながら、前記のように、一対のリー
ド線を平行にして首部の後方に取り出すのが、配線類が
集中する首部の後方では、十分な沿面距離を取るのが困
難であり、リード線として裸の撚り線を使用するのは絶
縁性の上で問題があった。
そこで本考案は、リード線として加工の容易な裸線を使
用しても絶縁が確実な光源装置を提供することを目的と
するものである。
用しても絶縁が確実な光源装置を提供することを目的と
するものである。
本考案の構成は、ショートアーク型放電灯の一方の封止
管部から伸びる外部リードに第２リード線を結線して軸
線方向に伸び出させ、他方の封止管部から伸びる外部リ
ードに接続線を介して第１リード線を結線した光源装置
において、前記凹面反射鏡の首部の外端面に径方向の切
欠き溝を設け、首部内を通った第１リード線をこの切欠
き溝に通して第２リード線に対して直角方向に伸ばし、
首部の外端面にキャップを当接して固定したことを特徴
とする。
管部から伸びる外部リードに第２リード線を結線して軸
線方向に伸び出させ、他方の封止管部から伸びる外部リ
ードに接続線を介して第１リード線を結線した光源装置
において、前記凹面反射鏡の首部の外端面に径方向の切
欠き溝を設け、首部内を通った第１リード線をこの切欠
き溝に通して第２リード線に対して直角方向に伸ばし、
首部の外端面にキャップを当接して固定したことを特徴
とする。
すなわち、第２リード線は放電灯の軸線方向に伸びる
が、第１リード線は、凹面反射鏡の首部の外端面に形成
された径方向の切欠き溝を通って第２リード線と直角方
向に伸びるので、第１リード線と第２リード線間の沿面
距離を十分に取ることができ、各リード線に裸の撚り線
を使用しても完全な絶縁性を確保することができる。
が、第１リード線は、凹面反射鏡の首部の外端面に形成
された径方向の切欠き溝を通って第２リード線と直角方
向に伸びるので、第１リード線と第２リード線間の沿面
距離を十分に取ることができ、各リード線に裸の撚り線
を使用しても完全な絶縁性を確保することができる。
以下に図面に示す実施例に基いて本考案を具体的に説明
する。
する。
ショートアーク型放電灯１は、消費電力が150Wのメタル
ハライドランプであり、交流電源で点灯される。放電灯
１の中央部が球形をした石英ガラス製の発光空間膨出部
11であり、その内部に一対の電極12が所定距離離間して
対向配置されている。そして、発光空間膨出部11の両側
に封止管部13,14が一体に成形されており、電極12にそ
れぞれ電気的に接続された外部リード15,16が封止管部1
3,14から伸び出している。一方の外部リード16に裸の撚
り線からなる第２リード線62が接続されているが、表面
に軸線方向の２本の溝31を有するセラミック製のベース
３を一方の封止管部14に被せ、ベース３の下端開口をベ
ースキャップ32で塞いで上側から接着剤81を充填して固
定している。ここで、第２リード線62は、ベース３の下
端から軸線方向に伸び出している。そして、他方の封止
管部13から伸び出た外部リード15には、接続線５の一端
側が接続され、更に接続線５の他端側に同じく裸の撚り
線からなる第１リード線61が接続されている。
ハライドランプであり、交流電源で点灯される。放電灯
１の中央部が球形をした石英ガラス製の発光空間膨出部
11であり、その内部に一対の電極12が所定距離離間して
対向配置されている。そして、発光空間膨出部11の両側
に封止管部13,14が一体に成形されており、電極12にそ
れぞれ電気的に接続された外部リード15,16が封止管部1
3,14から伸び出している。一方の外部リード16に裸の撚
り線からなる第２リード線62が接続されているが、表面
に軸線方向の２本の溝31を有するセラミック製のベース
３を一方の封止管部14に被せ、ベース３の下端開口をベ
ースキャップ32で塞いで上側から接着剤81を充填して固
定している。ここで、第２リード線62は、ベース３の下
端から軸線方向に伸び出している。そして、他方の封止
管部13から伸び出た外部リード15には、接続線５の一端
側が接続され、更に接続線５の他端側に同じく裸の撚り
線からなる第１リード線61が接続されている。
凹面反射鏡２は、断面形状が放物線であるガラス製であ
り、その内面に可視光を反射して赤外線を透過する多層
反射膜が形成されたコールドミラータイプである。前面
開口22の反対側である頂部に筒状の首部21が一体に成形
されている。そして、首部21の外端面に径方向の切欠き
溝23が形成されている。
り、その内面に可視光を反射して赤外線を透過する多層
反射膜が形成されたコールドミラータイプである。前面
開口22の反対側である頂部に筒状の首部21が一体に成形
されている。そして、首部21の外端面に径方向の切欠き
溝23が形成されている。
しかして、組立工程において、ベース３を首部21内に挿
入し、凹面反射鏡２と放電灯１を所定の位置に配置する
が、第１図に示すように、予め接続線５を放電灯１と平
行にして接続線５の端部をベース３の溝31に沿わせ、ベ
ース３と一緒に首部21内に挿入する。そして、第１リー
ド線61を直角に折り曲げて凹面反射鏡２の切欠き溝23に
通し、首部21の下端をキャップ７で塞ぎ、凹面反射鏡２
の反射面側もしくは、切欠き溝23とは別に設けた接着剤
注入溝24から接着剤82を充填して固定すると本考案に係
る光源装置が完成する。このように、第１リード線61は
切欠き溝23を通って第２リード線62と直角方向に伸びて
おり、裸の撚り線からなる第１リード線61と第２リード
線62線間の沿面距離を十分に取ることができる。
入し、凹面反射鏡２と放電灯１を所定の位置に配置する
が、第１図に示すように、予め接続線５を放電灯１と平
行にして接続線５の端部をベース３の溝31に沿わせ、ベ
ース３と一緒に首部21内に挿入する。そして、第１リー
ド線61を直角に折り曲げて凹面反射鏡２の切欠き溝23に
通し、首部21の下端をキャップ７で塞ぎ、凹面反射鏡２
の反射面側もしくは、切欠き溝23とは別に設けた接着剤
注入溝24から接着剤82を充填して固定すると本考案に係
る光源装置が完成する。このように、第１リード線61は
切欠き溝23を通って第２リード線62と直角方向に伸びて
おり、裸の撚り線からなる第１リード線61と第２リード
線62線間の沿面距離を十分に取ることができる。
以上説明したように、本考案の光源装置は、凹面反射鏡
の首部の外端面に径方向の切欠き溝を形成し、凹面反射
鏡の前面開口側に位置する封止管部から伸び出す外部リ
ードに電気的に接続された第１リード線を首部内から切
欠き溝を通し、第２リード線と直角になるようにしたの
で、第１リード線と第２リード線間の沿面距離を十分に
取ることができ、第１リード線と第２リード線が加工性
の良い裸の撚り線であっても、完全な絶縁性を確保する
ことができる。
の首部の外端面に径方向の切欠き溝を形成し、凹面反射
鏡の前面開口側に位置する封止管部から伸び出す外部リ
ードに電気的に接続された第１リード線を首部内から切
欠き溝を通し、第２リード線と直角になるようにしたの
で、第１リード線と第２リード線間の沿面距離を十分に
取ることができ、第１リード線と第２リード線が加工性
の良い裸の撚り線であっても、完全な絶縁性を確保する
ことができる。
第１図は本考案実施例の断面図、第２図は底面図であ
る。 １…ショートアーク型放電灯、11…発光空間膨出部、12
…電極、13,14…封止管部、15,16…外部リード、２…凹
面反射鏡、21…首部、22…前面開口、23…切欠き溝、３
…ベース、31…溝、５…接続線、61…第１リード線、62
…第２リード線、７…キャップ、81,82…接着剤
る。 １…ショートアーク型放電灯、11…発光空間膨出部、12
…電極、13,14…封止管部、15,16…外部リード、２…凹
面反射鏡、21…首部、22…前面開口、23…切欠き溝、３
…ベース、31…溝、５…接続線、61…第１リード線、62
…第２リード線、７…キャップ、81,82…接着剤
Claims (1)
- 【請求項１】ショートアーク型放電灯の一方の封止管部
から伸びる外部リードに第２リード線を結線して軸線方
向に伸び出させ、他方の封止管部から伸びる外部リード
に接続線を介して第１リード線を結線した光源装置にお
いて、 前記凹面反射鏡の首部の外端面に径方向の切欠き溝を設
け、首部内を通った第１リード線をこの切欠き溝に通し
て第２リード線に対して直角方向に伸ばし、首部の外端
面にキャップを当接して固定したことを特徴とする光源
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10025390U JPH0713167Y2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 光源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10025390U JPH0713167Y2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 光源装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0459051U JPH0459051U (ja) | 1992-05-20 |
| JPH0713167Y2 true JPH0713167Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=31842760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10025390U Expired - Lifetime JPH0713167Y2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | 光源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0713167Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-27 JP JP10025390U patent/JPH0713167Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0459051U (ja) | 1992-05-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |