JPH0713156A - 導光板装置 - Google Patents

導光板装置

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JPH0713156A
JPH0713156A JP5150755A JP15075593A JPH0713156A JP H0713156 A JPH0713156 A JP H0713156A JP 5150755 A JP5150755 A JP 5150755A JP 15075593 A JP15075593 A JP 15075593A JP H0713156 A JPH0713156 A JP H0713156A
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JP
Japan
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light
guide plate
light guide
film
plate device
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Pending
Application number
JP5150755A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Shigematsu
崇之 重松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Original Assignee
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一面が発光面11aとされ、他面が反射面1
1bとされた導光板11を備え、該導光板11の光導入
端面14に棒状光源15が隣接配置され、前記棒状光源
15及び前記光導入端面14を覆うようにランプ反射フ
ィルム16が配置された導光板装置において、前記ラン
プ反射フィルム16の端部に透明フィルム19が延設さ
れていて、前記透明フィルム19は、前記導光板11の
発光面11a側に粘着剤部17を介して貼付されてい
る。 【効果】 粘着剤部での乱反射光の一部が導光板外方へ
放出され、異常発光が防止される。従って、有効発光面
における輝度を低下させることなく、輝度ムラのない導
光板装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶用バックライト、
広告などの看板用バックライト、照明器具等に使用され
る導光板装置に関する。
【0002】
【従来の技術】導光板装置には、図5及び図6に示すよ
うに、透明樹脂製の導光板1の発光面1aに拡散板2、
反射面1bに反射板3を設け、導光板1の光導入端面4
外方に棒状光源5が隣接配置され、光源5の光が外部に
もれないように光源5及び光導入端面4を覆うようにラ
ンプ反射フィルム6を配置したものがある。
【0003】ランプ反射フィルム6は、例えばポリエチ
レンフィルムの内面に銀蒸着を施したもので、ランプ反
射フィルム6の両端部が、導光板1の光導入側端部に両
面接着テープ等の粘着剤部7を介して導光板1に貼付さ
れている。このようにランプ反射フィルム6は、一般
に、光源5及び光導入端面4だけでなく、導光板板1の
光導入側端部を覆うように、拡散板2の光源側端付近に
まで延設されている。
【0004】このような構成を有する導光板装置におい
て、導光板の光導入端面4から入光し、反射板3及び粘
着剤部7で反射し、拡散板2にて拡散発光する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ランプ反射フ
ィルム6と導光板1端部との間に設けられた粘着剤部7
にあたった光は乱反射し、さらにこの乱反射光が粘着剤
部7を覆っているランプ反射フィルム6内面の銀蒸着面
6aで乱反射を強められる。このような乱反射光を受け
て発光した部分は、異常に輝度が高く、いわゆる異常発
光状態となる。図4及び図5中、粘着剤部7及びランプ
反射フィルム6の蒸着面6aでの乱反射光により異常発
光する部分は斜線で示されている。このような拡散板2
の光導入側端部の異常発光現象により、結果として、液
晶画面等の製品として問題となる所謂有効発光面におけ
る輝度が不均一となるという問題が生じる。
【0006】光導入端面4から有効発光面に到るまでの
距離(図5中、「L」で示す)を長くすることにより
(例えば、L=10mm程度)、乱反射光の影響による
有効発光面での輝度ムラを低減することは可能である
が、近年の製品のコンパクト化(例えば、L=4〜5m
m程度)の要求に反するため、実用的でない。また、こ
のような問題を解決する方法として、実開平4−464
85号公報に、粘着剤部7を黒暗色で構成した導光板装
置が提案されている。粘着剤部7を黒暗色とすることに
より、光の大部分を粘着剤に吸収させて、ランプ反射フ
ィルム6の蒸着面6aで全反射される光量を減らし、最
終的に異常発光の原因となる光を減らすことができる。
しかし、粘着剤部7による光の吸収により、発光面1a
側における導光板1端部での反射光量自体が減少するた
め、結果として、製品として問題となる有効発光面上
で、10〜20%程度の輝度の低下をもたらすことにな
る。
【0007】本発明は、このような技術的背景に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、有効発
光面の輝度を低下させることなく、発光面全体における
輝度ムラがない導光板装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の導光板装置は、
一面が発光面11aとされ、他面が反射面11bとされ
た導光板11を備え、該導光板11の光導入端面14に
棒状光源15が隣接配置され、前記棒状光源15及び前
記光導入端面14を覆うようにランプ反射フィルム16
が配置された導光板装置において、前記ランプ反射フィ
ルム16の端部に透明フィルム19が延設されていて、
前記透明フィルム19は、前記導光板11の発光面11
a側に粘着剤部17を介して貼付されている。
【0009】
【作用】本発明の導光板装置において、粘着剤部17に
当たった光源15の光は乱反射する。この乱反射光の一
部が反射面11bに当たって反射され、発光面11a側
で拡散発光する。一方、乱反射光のうち、粘着剤部17
を覆っている透明フィルム19に当たった光は、該透明
フィルム19を通過して、導光板11外方に放出され
る。
【0010】このように、乱反射光の全部が反射面11
bに当たるわけではないので、発光面11aにおける異
常発光を防止できる。一方、乱反射光の一部は、反射面
11bに当たって発光面11aで発光されるので、輝度
の低下をもたらすほど光量の低減はない。従って、輝度
の低下をもたらすことなく、輝度ムラの原因となる異常
発光が防止されている。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の第1実施例に係る導光板装置1
0である。11はアクリル樹脂、ポリスチレン、ポリカ
ーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン等の透明
樹脂、又は透明ガラスよりなる長方形状の導光板で、導
光板11の発光面11aに、光導入端面14より間隙を
設けて光拡散板(例えば、ポリカーボネートフィルムな
ど)12が設けられ、反射面11bには、拡散板12に
対向する位置に反射板13が設けられている。反射板1
3は、例えば、ポリエチレンテレフタレートの白色フィ
ルムからなり、導光板11との接触面側にシリカ、酸化
チタン等の拡散材を混入したインクをドット印刷してな
る乱反射部13aが設けられている。
【0012】導光板11の光導入端面14外方に棒状光
源15が配置されており、光源15の光が導光板11の
光導入端面14から導光板11内に入光するようになっ
ている。そして、光源15の光が外方にもれないように
光源15を覆うランプ反射フィルム16の端縁が導光板
11の光導入側端縁と接合されている。ランプ反射フィ
ルム16としては、従来と同様、ポリエチレンフィル
ム、ポリエステルフィルム等のフィルムの内面に銀やア
ルミニウム等の金属蒸着を施したものが用いられる。
【0013】ランプ反射フィルム16の端縁と導光板1
1の端縁との接合部分を覆うように、粘着剤部17が設
けられている。そして、ランプ反射フィルム16の端部
に延設された透明フィルム19は、粘着剤部17を介し
て導光板11の発光面11a及びランプ反射フィルム1
6に貼付されている。粘着剤部17は粘着剤自体によっ
て構成されてもよいし、両面接着テープ、その他の取り
つけ手段であってもよい。但し、粘着剤部17は、光を
吸収しない透明または淡色となるように構成されてい
る。例えば一般に用いられるアクリル系等の粘着剤や両
面接着テープを用いれば、この要件を満足することがで
きる。フィルム19としては、無色透明のものであれば
よく、例えば、ポリエチレン、ポリエステル等の合成樹
脂フィルムが用いられる。
【0014】以上のような構成を有する導光板装置10
において、光源15の光のうち、粘着剤部17に当たっ
た光は、粘着剤部17にて乱反射するが、その乱反射光
の一部は反射板13へ反射されて、拡散板12にて拡散
発光する。また、乱反射光の一部は、粘着剤部17を覆
っている透明フィルム19を通って外方へ放出される。
このように、粘着剤部17の乱反射光の一部だけが反射
板13へ反射され、拡散板12にて拡散発光するので、
従来のように異常発光をもたらしたり、輝度の低下をも
たらすことはない。
【0015】尚、導光板装置10において、透明フィル
ム19はランプ反射フィルム16の外方に貼付された
が、ランプ反射フィルム16の内面すなわち蒸着面に貼
付されていてもよい。次に、本発明の第2実施例の導光
板装置20について、図2に基づいて説明する。
【0016】導光板装置20において、第1実施例の導
光板装置10と同様の部分については、同じ符号を付し
て、説明を省略する。導光板装置20に用いられている
ランプ反射フィルム16’は、ポリエチレンフィルム、
ポリエステルフィルム等の透明フィルムからなり、導光
板11に貼付される両端部を除いて、銀又はアルミニウ
ム等の金属蒸着されてなるものである。ランプ反射フィ
ルム16’において、金属蒸着されていない透明フィル
ム部分を16a、金属蒸着されていない透明フィルム部
分を16bで示す。このランプ反射フィルム16’を、
金属蒸着部分16aが光源15を覆うように設けられて
いる。また、ランプ反射フィルム16’の透明フィルム
部分16bが、粘着剤部17の乱反射光を外方へ放出さ
せるための透明フィルム19として、導光板11の光導
入端部分(図2中、矢印で示される部分)に、粘着剤部
17を介して、導光板11に貼付されている。粘着剤部
17は、第1実施例の場合と同様に、粘着剤自体で構成
されてもよいし、両面接着テープ等であってもよい。
【0017】以上のような構成を有する導光板装置20
において、第1実施例の導光板装置10の場合と同様
に、粘着剤部17の乱反射光の一部は反射板13へ反射
されるが、一部は、ランプ反射フィルム16’の透明フ
ィルム部分16bを通って外方へ放出されるので、従来
のように異常発光をもたらしたり、輝度の低下をもたら
すことはない。
【0018】なお、導光板装置10、20において、発
光面11a側と反射面11b側とが対称となる構成であ
ったが、本発明はこれに限らない。すなわち、発光面1
1a側が粘着剤部17の乱反射光の一部を外方へ放出で
きる構成であればよく、反射面11b側は従来通り、金
属蒸着が施された部分のランプ反射フィルム16bが粘
着剤部17を介して導光板11に貼りつけられていても
よい。図3に示す導光板装置30は、第1実施例の構成
を発光面11a側にのみに適用したものであり、図4に
示す導光板装置40は、第2実施例の構成を発光面11
a側にのみに適用したものである。この場合、導光板装
置30に用いられる透明フィルム19は筒状でない平板
状のフィルムである。また、導光板装置40に用いられ
るランプ反射フィルム16’において、金属蒸着を施し
ていない部分16bは発光面11aに貼付される部分だ
けとなる。
【0019】また、上記実施例は、いずれも透明フィル
ムが粘着剤により取りつけられているが、本発明におけ
る取りつけ手段は粘着剤に限定されるものではない。例
えば、導光板に穴を開けてボルト等を用いて接合しても
よい。この場合、透明フィルムは厚く硬めのものを使用
することが好ましい。
【0020】
【発明の効果】本発明の導光板装置は、ランプ反射フィ
ルムを導光板の発光面側端に接合するための粘着剤部分
が透明フィルムに覆われているので、粘着剤部での乱反
射光の一部が導光板外方へ放出され、異常発光が防止さ
れる。従って、本発明は、有効発光面における輝度を低
下させることなく、輝度ムラのない導光板装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す導光板装置10の側
断面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す導光板装置20の側
断面図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す導光板装置30の側
断面図である。
【図4】本発明の第4実施例を示す導光板装置40の側
断面図である。
【図5】従来の導光板装置の斜視図である。
【図6】従来の導光板装置の側断面図である。
【符号の説明】
11 導光板 14 光導入端面 15 棒状光源 16 ランプ反射フィルム 16’ ランプ反射フィルム 17 粘着剤部 19 透明フィルム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面が発光面(11a)とされ、他面が
    反射面(11b)とされた導光板(11)を備え、該導
    光板(11)の光導入端面(14)に棒状光源(15)
    が隣接配置され、前記棒状光源(15)及び前記光導入
    端面(14)を覆うようにランプ反射フィルム(16)
    が配置された導光板装置において、 前記ランプ反射フィルム(16)の端部に透明フィルム
    (19)が延設されていて、 前記透明フィルム(19)は、前記導光板(11)の発
    光面(11a)側に粘着剤部(17)を介して貼付され
    ていることを特徴とする導光板装置。
  2. 【請求項2】 透明フィルム(19)は、ランプ反射フ
    ィルム(16)に粘着剤部(17)を介して貼付されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の導光板装置。
  3. 【請求項3】 ランプ反射フィルム(16')は透明フィ
    ルムからなり、導光板(11)の発光面(11a)に貼
    付される端部を除いて金属蒸着されてなるものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の導光板装置。
JP5150755A 1993-06-22 1993-06-22 導光板装置 Pending JPH0713156A (ja)

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JP5150755A JPH0713156A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 導光板装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998013709A1 (fr) * 1996-09-24 1998-04-02 Seiko Epson Corporation Illuminant et panneau afficheur l'utilisant
KR19990009298A (ko) * 1997-07-09 1999-02-05 윤종용 액정표시소자용 후광장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4112226B2 (ja) * 1999-09-21 2008-07-02 タイコ テレコミュニケーションズ (ユーエス) インコーポレーテッド ファイバ保持システム

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