JPH07131398A - 特定小電力データ伝送用無線変復調装置 - Google Patents
特定小電力データ伝送用無線変復調装置Info
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- JPH07131398A JPH07131398A JP27675493A JP27675493A JPH07131398A JP H07131398 A JPH07131398 A JP H07131398A JP 27675493 A JP27675493 A JP 27675493A JP 27675493 A JP27675493 A JP 27675493A JP H07131398 A JPH07131398 A JP H07131398A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 交信中にあっては、送信空白期にも無変調の
キャリアを出力しておくことで、他のシステムからの割
り込みを防止する。 【構成】 送信データで変調されたキャリアを出力する
第１の電力増幅回路(１８)と、送受信アンテナ(２０)
と、送信時には第１の電力増幅回路(１８)よりの変調さ
れた送信キャリアを送受信アンテナ(２０)に導き、受信
時には送受信アンテナ(２０)よりの受信信号を受信回路
(２１)に導く送受切り替えスイッチ(１９)とを備え、送
信データを他の自動販売機とやり取りする装置におい
て、無変調のキャリアを出力する第２の電力増幅回路
(２７)と、第１の電力増幅回路(１８)よりの送信キャリ
アが途切れた時に、前記第２の電力増幅回路(２７)をパ
ワーオンさせるキャリア検出回路(２８)と、第２の電力
増幅回路(２７)よりの無変調のキャリアが導かれる送信
アンテナ(２９)とを備える。
キャリアを出力しておくことで、他のシステムからの割
り込みを防止する。 【構成】 送信データで変調されたキャリアを出力する
第１の電力増幅回路(１８)と、送受信アンテナ(２０)
と、送信時には第１の電力増幅回路(１８)よりの変調さ
れた送信キャリアを送受信アンテナ(２０)に導き、受信
時には送受信アンテナ(２０)よりの受信信号を受信回路
(２１)に導く送受切り替えスイッチ(１９)とを備え、送
信データを他の自動販売機とやり取りする装置におい
て、無変調のキャリアを出力する第２の電力増幅回路
(２７)と、第１の電力増幅回路(１８)よりの送信キャリ
アが途切れた時に、前記第２の電力増幅回路(２７)をパ
ワーオンさせるキャリア検出回路(２８)と、第２の電力
増幅回路(２７)よりの無変調のキャリアが導かれる送信
アンテナ(２９)とを備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特定小電力無線を用い
て販売データを送信するための特定小電力データ伝送用
無線変復調装置に関する。
て販売データを送信するための特定小電力データ伝送用
無線変復調装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のシステムでは、データ送受信の
ためにある２局Ａ，Ｂ間で交信する場合、まず、交信に
使用する電波の周波数が他のシステムで使用されていな
いか(空きチャンネル)を確認(チャンネルチェック)した
上で、交信が開始されるようになっている。
ためにある２局Ａ，Ｂ間で交信する場合、まず、交信に
使用する電波の周波数が他のシステムで使用されていな
いか(空きチャンネル)を確認(チャンネルチェック)した
上で、交信が開始されるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動販
売機Ｃ，Ｄ間で現在交信中であっても、図１に示すよう
に、データ送信からデータ受信への切り替え、およびデ
ータ受信からデータ送信への切り替えの際に生じる空白
期にはキャリアが途絶え、その空白期に２局Ａ，Ｂ間で
チャンネルチェックがなされた場合には、空きチャンネ
ルと判定されるため、２局Ａ，Ｂ間の交信が開始されて
しまい、共に正常なデータ交信が行えなくなった。
売機Ｃ，Ｄ間で現在交信中であっても、図１に示すよう
に、データ送信からデータ受信への切り替え、およびデ
ータ受信からデータ送信への切り替えの際に生じる空白
期にはキャリアが途絶え、その空白期に２局Ａ，Ｂ間で
チャンネルチェックがなされた場合には、空きチャンネ
ルと判定されるため、２局Ａ，Ｂ間の交信が開始されて
しまい、共に正常なデータ交信が行えなくなった。
【０００４】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、交信中にあっては、送信の途絶え
る空白期にも無変調のキャリアを出力しておくことで、
他のシステムからの割り込みを防止するようにした特定
小電力データ伝送用無線変復調装置を提供することを目
的とする。
なされたものであり、交信中にあっては、送信の途絶え
る空白期にも無変調のキャリアを出力しておくことで、
他のシステムからの割り込みを防止するようにした特定
小電力データ伝送用無線変復調装置を提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、特定小電力無
線の周波数帯を発振する発振回路(１４)と、発振回路
(１４)よりの発振信号を、特定小電力無線における許容
出力に電力増幅する第１の電力増幅回路(１８)と、第１
の電力増幅回路(１８)に対して、販売データ等の送信デ
ータでもって変調する変調手段と、送受信アンテナ(２
０)と、送信時には第１の電力増幅回路(１８)よりの変
調された送信キャリアを送受信アンテナ(２０)に導き、
受信時には送受信アンテナ(２０)よりの受信信号を受信
回路(２１)に導く送受切り替えスイッチ(１９)とを備
え、送信データを他の自動販売機とやり取りする装置に
おいて、前記発振回路(１４)よりの発振信号を、特定小
電力無線の許容出力に電力増幅する第２の電力増幅回路
(２７)と、第１の電力増幅回路(１８)よりの送信キャリ
アが途切れた時に、前記第２の電力増幅回路(２７)をパ
ワーオンさせるキャリア検出回路(２８)と、第２の電力
増幅回路(２７)よりの無変調のキャリアが導かれる送信
アンテナ(２９)とを備えたことを特徴とする。
線の周波数帯を発振する発振回路(１４)と、発振回路
(１４)よりの発振信号を、特定小電力無線における許容
出力に電力増幅する第１の電力増幅回路(１８)と、第１
の電力増幅回路(１８)に対して、販売データ等の送信デ
ータでもって変調する変調手段と、送受信アンテナ(２
０)と、送信時には第１の電力増幅回路(１８)よりの変
調された送信キャリアを送受信アンテナ(２０)に導き、
受信時には送受信アンテナ(２０)よりの受信信号を受信
回路(２１)に導く送受切り替えスイッチ(１９)とを備
え、送信データを他の自動販売機とやり取りする装置に
おいて、前記発振回路(１４)よりの発振信号を、特定小
電力無線の許容出力に電力増幅する第２の電力増幅回路
(２７)と、第１の電力増幅回路(１８)よりの送信キャリ
アが途切れた時に、前記第２の電力増幅回路(２７)をパ
ワーオンさせるキャリア検出回路(２８)と、第２の電力
増幅回路(２７)よりの無変調のキャリアが導かれる送信
アンテナ(２９)とを備えたことを特徴とする。
【０００６】
【作用】上記構成によれば、データ送信時には、第１の
電力増幅回路(１８)がパワーオンし、その変調されたキ
ャリアは送受切り替えスイッチ１９を介して送受信アン
テナ(２０)に導かれ、又、他局よりの応答信号を受信す
る時は、送受信アンテナ(２０)よりの受信信号は、送受
切り替えスイッチ(１９)を介して受信回路に導かれる。
その際、送信から受信に切り替わる時等に、送信キャリ
アが一時的に途絶えるが、その送信空白期がキャリア検
出回路(２８)により検出され、第２の電力増幅回路２７
がパワーオンされることにより、送信空白期に無変調の
キャリアが送信される。
電力増幅回路(１８)がパワーオンし、その変調されたキ
ャリアは送受切り替えスイッチ１９を介して送受信アン
テナ(２０)に導かれ、又、他局よりの応答信号を受信す
る時は、送受信アンテナ(２０)よりの受信信号は、送受
切り替えスイッチ(１９)を介して受信回路に導かれる。
その際、送信から受信に切り替わる時等に、送信キャリ
アが一時的に途絶えるが、その送信空白期がキャリア検
出回路(２８)により検出され、第２の電力増幅回路２７
がパワーオンされることにより、送信空白期に無変調の
キャリアが送信される。
【０００７】
【実施例】図２は、本発明の装置の一実施例を示す制御
ブロック図である。１は、特定小電力データ伝送用無線
変復調装置５０の制御に必要なコマンドおよびデータを
入出力するデータ端末装置である。１０は、本特定小電
力データ伝送用無線変復調装置５０を総括的に制御する
ＣＰＵであり、１１は、データ端末装置１に対するデー
タインタフェイスである。１２は、ＣＰＵ１０の制御に
必要なデータを格納するＲＯＭであり、１３は、他の自
動販売機より受信したデータを記憶するＲＡＭである。
ブロック図である。１は、特定小電力データ伝送用無線
変復調装置５０の制御に必要なコマンドおよびデータを
入出力するデータ端末装置である。１０は、本特定小電
力データ伝送用無線変復調装置５０を総括的に制御する
ＣＰＵであり、１１は、データ端末装置１に対するデー
タインタフェイスである。１２は、ＣＰＵ１０の制御に
必要なデータを格納するＲＯＭであり、１３は、他の自
動販売機より受信したデータを記憶するＲＡＭである。
【０００８】１４は、入力電圧に対応する周波数を発振
するＶＣＯ(電圧制御発振器)である。１５は、周波数シ
ンセサイザであり、ＣＰＵ１０より例えば送信周波数４
００ＭＨｚ(データ交信用として４００メガ帯に１０チ
ャンネルと、チャンネル選択等の指令に用いる周波数４
１０ＭＨｚの制御用チャンネルがある)の指令が出力さ
れた時、ＶＣＯ１４から出力される周波数が４００ＭＨ
ｚ/ｎとなるような電圧を発生する。１６は、ＶＣＯ１
４より出力される周波数をｎ逓倍して４００ＭＨｚの周
波数信号出力する逓倍回路であり、１７は、逓倍回路１
６より出力される周波数より常に１８.４５ＭＨｚだけ
高い周波数に逓倍する逓倍回路である。１８は、逓倍回
路１６より出力される４００ＭＨｚの周波数信号を特定
小電力無線の規定出力である１０ｍＷに電力増幅する電
力増幅回路である。尚、この電力増幅回路１８は変調用
の送信データが入力された時にパワーオンするようにな
っている。
するＶＣＯ(電圧制御発振器)である。１５は、周波数シ
ンセサイザであり、ＣＰＵ１０より例えば送信周波数４
００ＭＨｚ(データ交信用として４００メガ帯に１０チ
ャンネルと、チャンネル選択等の指令に用いる周波数４
１０ＭＨｚの制御用チャンネルがある)の指令が出力さ
れた時、ＶＣＯ１４から出力される周波数が４００ＭＨ
ｚ/ｎとなるような電圧を発生する。１６は、ＶＣＯ１
４より出力される周波数をｎ逓倍して４００ＭＨｚの周
波数信号出力する逓倍回路であり、１７は、逓倍回路１
６より出力される周波数より常に１８.４５ＭＨｚだけ
高い周波数に逓倍する逓倍回路である。１８は、逓倍回
路１６より出力される４００ＭＨｚの周波数信号を特定
小電力無線の規定出力である１０ｍＷに電力増幅する電
力増幅回路である。尚、この電力増幅回路１８は変調用
の送信データが入力された時にパワーオンするようにな
っている。
【０００９】この電力増幅回路１８より出力される変調
されたキャリアは送受の切り替えスイッチ１９を通じて
送受アンテナ２０に導かれる。２１はミキサであり、送
受切り替えスイッチ１９を通じて送受信アンテナ２０よ
り導かれた受信信号と、逓倍回路１７よりの４１８.４
５ＭＨｚ(送信周波数が４００ＭＨｚの時)の周波数信号
とを混合する。２２は、通過周波数が１８.４５ＭＨｚ
の帯域フィルタである。従って、この帯域フィルタ２２
を通過する信号の元の(周波数変換前)の受信周波数は、
４１８.４５−１８.４５＝４００ＭＨｚとなる。つま
り、受信周波数も４００ＭＨｚである。２３は、１８Ｍ
Ｈｚの水晶発振器であり、２４は、この水晶発振器２３
よりの１８ＭＨｚの信号と帯域フィルタ２２よりの１
８.４５ＭＨｚの信号とを混合して４５０ＫＨｚの中間
周波数を出力するミキサである。２５は、その中間周波
数を増幅する中間周波数増幅回路であり、２６は、中間
周波数増幅回路２５で増幅された信号を検波する検波回
路である。
されたキャリアは送受の切り替えスイッチ１９を通じて
送受アンテナ２０に導かれる。２１はミキサであり、送
受切り替えスイッチ１９を通じて送受信アンテナ２０よ
り導かれた受信信号と、逓倍回路１７よりの４１８.４
５ＭＨｚ(送信周波数が４００ＭＨｚの時)の周波数信号
とを混合する。２２は、通過周波数が１８.４５ＭＨｚ
の帯域フィルタである。従って、この帯域フィルタ２２
を通過する信号の元の(周波数変換前)の受信周波数は、
４１８.４５−１８.４５＝４００ＭＨｚとなる。つま
り、受信周波数も４００ＭＨｚである。２３は、１８Ｍ
Ｈｚの水晶発振器であり、２４は、この水晶発振器２３
よりの１８ＭＨｚの信号と帯域フィルタ２２よりの１
８.４５ＭＨｚの信号とを混合して４５０ＫＨｚの中間
周波数を出力するミキサである。２５は、その中間周波
数を増幅する中間周波数増幅回路であり、２６は、中間
周波数増幅回路２５で増幅された信号を検波する検波回
路である。
【００１０】以上が従来の回路構成であるが、本発明で
は更に、逓倍回路１６よりの出力周波数信号を１０ｍＷ
に電力増幅する第２の電力増幅回路２７を備え、又、電
力増幅回路１８よりキャリアが出力されているかを検出
し、出力されていない時に第２の電力増幅回路２７をパ
ワーオンさせるキャリア検出回路２８を備える。第２の
電力増幅回路２７よりの送信電力は送信専用のアンテナ
２９に導かれる。
は更に、逓倍回路１６よりの出力周波数信号を１０ｍＷ
に電力増幅する第２の電力増幅回路２７を備え、又、電
力増幅回路１８よりキャリアが出力されているかを検出
し、出力されていない時に第２の電力増幅回路２７をパ
ワーオンさせるキャリア検出回路２８を備える。第２の
電力増幅回路２７よりの送信電力は送信専用のアンテナ
２９に導かれる。
【００１１】上記回路構成における動作を図３のフロー
チャートに従って述べる。最初は受信モードにあり、従
って送受切り替えスイッチ１９は受信側(下側)に切り替
えられている。まず、ステップＳ１にて第１の交信チャ
ンネルとして送信周波数４００ＭＨｚが選択され、周波
数シンセサイザ１５にその指令信号が入力されることに
より、この周波数シンセサイザ１５から規定の電圧信号
が出力される。ステップＳ２では、その電圧信号がＶＣ
Ｏ１４に入力されることにより、既述したように、送信
周波数が４００ＭＨｚの時は、４００/ｎＭＨｚの送信
信号周波数が出力され、それぞれ逓倍回路１６、１７に
てそれぞれ逓倍されることで、４００ＭＨｚ、４１８.
４５ＭＨｚの信号がそれぞれ、電力増幅回路１８、ミキ
サ２１に入力される。この時点ではこの電力増幅回路１
８には送信データが入力されないので、この電力増幅回
路１８はパワーオフの状態にある。
チャートに従って述べる。最初は受信モードにあり、従
って送受切り替えスイッチ１９は受信側(下側)に切り替
えられている。まず、ステップＳ１にて第１の交信チャ
ンネルとして送信周波数４００ＭＨｚが選択され、周波
数シンセサイザ１５にその指令信号が入力されることに
より、この周波数シンセサイザ１５から規定の電圧信号
が出力される。ステップＳ２では、その電圧信号がＶＣ
Ｏ１４に入力されることにより、既述したように、送信
周波数が４００ＭＨｚの時は、４００/ｎＭＨｚの送信
信号周波数が出力され、それぞれ逓倍回路１６、１７に
てそれぞれ逓倍されることで、４００ＭＨｚ、４１８.
４５ＭＨｚの信号がそれぞれ、電力増幅回路１８、ミキ
サ２１に入力される。この時点ではこの電力増幅回路１
８には送信データが入力されないので、この電力増幅回
路１８はパワーオフの状態にある。
【００１２】一方、ミキサ２１では、送受信アンテナ２
０よりの受信信号と、逓倍回路１７よりの４１８.４５
ＭＨｚの信号とが混合され、その混合信号が通過周波数
が１８.４５ＭＨｚのフィルタ２２を通過することによ
り、ミキサ２４には、既述したように、送受信アンテナ
２０にて受信された４００ＭＨｚの信号成分が導かれ
る。このミキサ２４では１８ＭＨｚの信号と混合される
ことにより、４５０ＫＨｚの中間周波信号に変換され、
中間周波増幅回路２５で増幅され、そして検波回路２６
で検波されてＣＰＵ１０に取り込まれる。ステップＳ３
では、ＣＰＵ１０にて、前記検波信号に基づき、前記送
信周波数４００ＭＨｚの交信チャンネルが他のシステム
で使用しているか否かが判定される。チャンネル使用中
の場合はステップＳ１に戻り、特定小電力無線に割り当
てられている別の交信チャンネルが選択され、以下同じ
ようなチャンネルチェックがなされる。
０よりの受信信号と、逓倍回路１７よりの４１８.４５
ＭＨｚの信号とが混合され、その混合信号が通過周波数
が１８.４５ＭＨｚのフィルタ２２を通過することによ
り、ミキサ２４には、既述したように、送受信アンテナ
２０にて受信された４００ＭＨｚの信号成分が導かれ
る。このミキサ２４では１８ＭＨｚの信号と混合される
ことにより、４５０ＫＨｚの中間周波信号に変換され、
中間周波増幅回路２５で増幅され、そして検波回路２６
で検波されてＣＰＵ１０に取り込まれる。ステップＳ３
では、ＣＰＵ１０にて、前記検波信号に基づき、前記送
信周波数４００ＭＨｚの交信チャンネルが他のシステム
で使用しているか否かが判定される。チャンネル使用中
の場合はステップＳ１に戻り、特定小電力無線に割り当
てられている別の交信チャンネルが選択され、以下同じ
ようなチャンネルチェックがなされる。
【００１３】交信チャンネル未使用の場合はステップＳ
３からステップＳ４に進み、前記の制御用チャンネルに
切り替えられ、以下のステップＳ４，５，６にてその制
御用チャンネルが使用されていないかのチャンネルチェ
ックが同じようにして行われる。その制御用チャンネル
が使用中の場合はステップＳ１に戻るが、未使用の場合
は、ステップＳ７以降のデータ送信に進む。
３からステップＳ４に進み、前記の制御用チャンネルに
切り替えられ、以下のステップＳ４，５，６にてその制
御用チャンネルが使用されていないかのチャンネルチェ
ックが同じようにして行われる。その制御用チャンネル
が使用中の場合はステップＳ１に戻るが、未使用の場合
は、ステップＳ７以降のデータ送信に進む。
【００１４】データ送信を行うには交信チャンネルと制
御用チャンネルとが空きであることが条件となるが、ス
テップＳ６にて制御用チャンネルが使用中の場合は、そ
れが空きになるまで待機することになるが、その場合、
制御用チャンネルが空きになった時点では、空きであっ
た交信チャンネルが使用中になってしまっていることが
あるので、ステップＳ６にて制御用チャンネルが使用中
の場合には、ステップＳ１に戻り、交信チャンネルのチ
ェックから行うようにしている。
御用チャンネルとが空きであることが条件となるが、ス
テップＳ６にて制御用チャンネルが使用中の場合は、そ
れが空きになるまで待機することになるが、その場合、
制御用チャンネルが空きになった時点では、空きであっ
た交信チャンネルが使用中になってしまっていることが
あるので、ステップＳ６にて制御用チャンネルが使用中
の場合には、ステップＳ１に戻り、交信チャンネルのチ
ェックから行うようにしている。
【００１５】さて、交信チャンネルおよび制御用チャン
ネルが未使用の場合、ステップＳ７にて、送受切り替え
スイッチ１９が送信側に切り替えられ、そして、ステッ
プＳ８では、ＣＰＵ１０により制御用チャンネルの周波
数４１０ＭＨｚが設定され、又、ＣＰＵ１０から第１の
電力増幅回路１８に送信データとして、接続要求の指令
信号が読み出され第１の電力増幅回路１８に供給される
ことにより、この第１の電力増幅回路１８がパワーオン
して、逓倍回路１６より出力される４１０ＭＨｚ(この
時、逓倍回路１７からは４１０＋１８.４５＝４２８.４
５ＭＨｚが出力される)の送信信号が、電力増幅回路１
８にて前記送信データにて変調され４１０ＭＨｚの送信
信号が送受アンテナ２０から送信される。この送信時の
変調されたキャリアがキャリア検出回路２８で検出さ
れ、その結果、第２の電力増幅回路２７はパワーオフと
なる。次入力この接続要求指令信号の出力停止に伴い、
ステップＳ９にて第１の電力増幅回路１８は自動的にパ
ワーオフすると同時に、今度は第２の電力増幅回路がパ
ワーオンすることにより、無変調のキャリアが送信アン
テナ２９から送信される。
ネルが未使用の場合、ステップＳ７にて、送受切り替え
スイッチ１９が送信側に切り替えられ、そして、ステッ
プＳ８では、ＣＰＵ１０により制御用チャンネルの周波
数４１０ＭＨｚが設定され、又、ＣＰＵ１０から第１の
電力増幅回路１８に送信データとして、接続要求の指令
信号が読み出され第１の電力増幅回路１８に供給される
ことにより、この第１の電力増幅回路１８がパワーオン
して、逓倍回路１６より出力される４１０ＭＨｚ(この
時、逓倍回路１７からは４１０＋１８.４５＝４２８.４
５ＭＨｚが出力される)の送信信号が、電力増幅回路１
８にて前記送信データにて変調され４１０ＭＨｚの送信
信号が送受アンテナ２０から送信される。この送信時の
変調されたキャリアがキャリア検出回路２８で検出さ
れ、その結果、第２の電力増幅回路２７はパワーオフと
なる。次入力この接続要求指令信号の出力停止に伴い、
ステップＳ９にて第１の電力増幅回路１８は自動的にパ
ワーオフすると同時に、今度は第２の電力増幅回路がパ
ワーオンすることにより、無変調のキャリアが送信アン
テナ２９から送信される。
【００１６】次のステップＳ１０では、受信モードに
て、ステップＳ８にて接続要求を行った交信先よりの応
答信号を受信し(この受信モードでは逓倍回路１７の出
力周波数は４２８.４５ＭＨｚであり、それ故、交信先
より４１０ＭＨｚにて送信される電波を受信する)、そ
の受信内容から、４１０ＭＨｚでの交信が正常に行われ
たか否かが判定され、異常の場合はステップＳ１に戻
り、最初から行われるが、正常の場合は、ステップＳ１
１にて、交信チャンネル(４１０Ｍｚ)を確定すると共
に、制御チャンネルにてこの交信チャンネルが交信先へ
送信される。これにより、両局の交信周波数が制御チャ
ンネルから４１０ＭＨｚの交信チャンネルに切り替えら
れる。ステップＳ１２では、ＣＰＵ１０から送信データ
が読出されることにより、第１の電力増幅回路１８がパ
ワーオンしてデータが送信され、これに伴い、第２の電
力増幅回路２７がパワーオフする。データが送信されれ
ばステップＳ１４にて第１の電力増幅回路１８がパワー
オフし、第２の電力増幅回路２９がパワーオンして無変
調のキャリアが出力される。ステップＳ１４では交信先
より送信される制御信号により、今回のデータ送信が正
常であったか否かが判定され、異常の場合は、ステップ
Ｓ１２に戻り、データの送信が再度行われる。
て、ステップＳ８にて接続要求を行った交信先よりの応
答信号を受信し(この受信モードでは逓倍回路１７の出
力周波数は４２８.４５ＭＨｚであり、それ故、交信先
より４１０ＭＨｚにて送信される電波を受信する)、そ
の受信内容から、４１０ＭＨｚでの交信が正常に行われ
たか否かが判定され、異常の場合はステップＳ１に戻
り、最初から行われるが、正常の場合は、ステップＳ１
１にて、交信チャンネル(４１０Ｍｚ)を確定すると共
に、制御チャンネルにてこの交信チャンネルが交信先へ
送信される。これにより、両局の交信周波数が制御チャ
ンネルから４１０ＭＨｚの交信チャンネルに切り替えら
れる。ステップＳ１２では、ＣＰＵ１０から送信データ
が読出されることにより、第１の電力増幅回路１８がパ
ワーオンしてデータが送信され、これに伴い、第２の電
力増幅回路２７がパワーオフする。データが送信されれ
ばステップＳ１４にて第１の電力増幅回路１８がパワー
オフし、第２の電力増幅回路２９がパワーオンして無変
調のキャリアが出力される。ステップＳ１４では交信先
より送信される制御信号により、今回のデータ送信が正
常であったか否かが判定され、異常の場合は、ステップ
Ｓ１２に戻り、データの送信が再度行われる。
【００１７】図４は、上記の制御を示したタイムチャー
トであり、データ送信が途切れた送信空白期に無変調が
出力されるため、そのチャンネルは連続して使用され、
よって、他のシステムから割り込みがかかることはな
い。
トであり、データ送信が途切れた送信空白期に無変調が
出力されるため、そのチャンネルは連続して使用され、
よって、他のシステムから割り込みがかかることはな
い。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、交信中
にあっては、送信から受信に切り替わる際に生じる送信
空白期に、無変調のキャリアを出力するようにしたの
で、交信中にあっては、その交信チャンネルが常時使用
状態となるため、他のシステムからの割り込みを防止す
る。
にあっては、送信から受信に切り替わる際に生じる送信
空白期に、無変調のキャリアを出力するようにしたの
で、交信中にあっては、その交信チャンネルが常時使用
状態となるため、他のシステムからの割り込みを防止す
る。
【図１】 この種の従来のシステムにおけるデータのや
り取りを示したタイムチャート
り取りを示したタイムチャート
【図２】 本発明の一実施例を示す制御ブロック図
【図３】 図２の装置の制御動作を示すフローチャート
【図４】 図２の装置におけるデータのやり取りを示し
たタイムチャート
たタイムチャート
１ データ端末装置 １０ ＣＰＵ １１ データインタフェイス １２ ＲＯＭ １３ ＲＡＭ １４ ＶＣＯ １５ 周波数シンセサイザ １６ 逓倍回路 １７ 逓倍回路 １８ 第１の電力増幅回路 １９ 送受切り替えスイッチ ２０ 送受信アンテナ ２１ ミキサ ２２ 帯域フィルタ ２３ 水晶発振器 ２４ ミキサ ２５ 中間周波増幅回路 ２６ 検波回路 ２７ 第２の電力増幅回路 ２８ キャリア検出回路 ２９ 送信アンテナ ５０ 特定小電力データ伝送用無線変復調装置
Claims (1)
- 【請求項１】 特定小電力無線の周波数帯を発振する発
振回路(１４)と、発振回路(１４)よりの発振信号を、特
定小電力無線における許容出力に電力増幅する第１の電
力増幅回路(１８)と、第１の電力回路(１８)に対して、
販売データ等の送信データでもって変調する変調手段
と、送受信アンテナ(２０)と、送信時には第１の電力増
幅回路(１８)よりの変調された送信キャリアを送受信ア
ンテナ(２０)に導き、受信時には送受信アンテナ(２０)
よりの受信信号を受信回路(２１)に導く送受切り替えス
イッチ(１９)とを備え、送信データを他の自動販売機と
やり取りする装置において、 前記発振回路(１４)よりの発振信号を、特定小電力無線
の許容出力に電力増幅する第２の電力増幅回路(２７)
と、第１の電力増幅回路(１８)よりの送信キャリアが途
切れた時に、前記第２の電力増幅回路(２７)をパワーオ
ンさせるキャリア検出回路(２８)と、第２の電力増幅回
路(２７)よりの無変調のキャリアが導かれる送信アンテ
ナ(２９)とを備えたことを特徴とする特定小電力データ
伝送用無線変復調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27675493A JPH07131398A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 特定小電力データ伝送用無線変復調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27675493A JPH07131398A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 特定小電力データ伝送用無線変復調装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07131398A true JPH07131398A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17573882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27675493A Withdrawn JPH07131398A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 特定小電力データ伝送用無線変復調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07131398A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008048454A (ja) * | 2001-06-13 | 2008-02-28 | Tantivy Communications Inc | エラー確率を低減するためのハートビートの複数検出のための無線ユニット |
| JP2010028832A (ja) * | 2001-06-13 | 2010-02-04 | Tantivy Communications Inc | ハートビート・リクエストよりも低電力レベルでのハートビート信号の伝送 |
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-
1993
- 1993-11-05 JP JP27675493A patent/JPH07131398A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |