JPH071308A - 研磨されるメガネレンズ素材を締付ける圧力値を制御する手段を備えたメガネレンズ用研磨機 - Google Patents
研磨されるメガネレンズ素材を締付ける圧力値を制御する手段を備えたメガネレンズ用研磨機Info
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- JPH071308A JPH071308A JP6039862A JP3986294A JPH071308A JP H071308 A JPH071308 A JP H071308A JP 6039862 A JP6039862 A JP 6039862A JP 3986294 A JP3986294 A JP 3986294A JP H071308 A JPH071308 A JP H071308A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B9/00—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
- B24B9/02—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground
- B24B9/06—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
- B24B9/08—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass
- B24B9/14—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass of optical work, e.g. lenses, prisms
- B24B9/146—Accessories, e.g. lens mounting devices
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B13/00—Machines or devices designed for grinding or polishing optical surfaces on lenses or surfaces of similar shape on other work; Accessories therefor
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- B24B41/061—Work supports, e.g. adjustable steadies axially supporting turning workpieces, e.g. magnetically, pneumatically
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- Ceramic Engineering (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 研磨されるべきレンズ素材を締付ける応力値
を精密かつ持続的に制御することができるメガネレンズ
用研磨機を得る。 【構成】 本発明は、メガネレンズ素材（１４）を間に
挟持する二つの部材（１２Ａ、１２Ｂ）に分割された圧
力軸を支承する台座（１０）を備え、圧力軸の二つの部
材（１２Ａ、１２Ｂ）のうち少なくとも一つの部材（１
２Ａ）に沿って移動する締付け手段を備え、モータ（３
６）とケース（３４）内に配設されたモータ（３６）の
駆動力を伝達する手段を含む歯車付電動装置（３２）を
少なくとも一つ備え、ケ−ス（３４）が台座（１０）に
支承され、ばね（４２）を介してケース（３４）が台座
（１０）に連結され、ばね（４２）の長さの変化に応じ
てモータ（３６）の駆動力を制御する装置を備える。
を精密かつ持続的に制御することができるメガネレンズ
用研磨機を得る。 【構成】 本発明は、メガネレンズ素材（１４）を間に
挟持する二つの部材（１２Ａ、１２Ｂ）に分割された圧
力軸を支承する台座（１０）を備え、圧力軸の二つの部
材（１２Ａ、１２Ｂ）のうち少なくとも一つの部材（１
２Ａ）に沿って移動する締付け手段を備え、モータ（３
６）とケース（３４）内に配設されたモータ（３６）の
駆動力を伝達する手段を含む歯車付電動装置（３２）を
少なくとも一つ備え、ケ−ス（３４）が台座（１０）に
支承され、ばね（４２）を介してケース（３４）が台座
（１０）に連結され、ばね（４２）の長さの変化に応じ
てモータ（３６）の駆動力を制御する装置を備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、メガネレンズ用研磨機
に関する。
に関する。
【０００２】本発明は、たとえば、全体としてＵ字型の
台座からなり、この台座に移動する第１軸とこの第１軸
に平行な第２軸を設け電動モータによって回転駆動され
るグラインダを少なくとも一つ備えたメガネレンズ用研
磨機に適用する手段を開発したものであり、台座は第１
軸に平行な圧力軸を支承し、この圧力軸は軸間に研磨さ
れるレンズ素材を保持する二つの部分に分割された形態
を有し、研磨作業に際し回転駆動される。
台座からなり、この台座に移動する第１軸とこの第１軸
に平行な第２軸を設け電動モータによって回転駆動され
るグラインダを少なくとも一つ備えたメガネレンズ用研
磨機に適用する手段を開発したものであり、台座は第１
軸に平行な圧力軸を支承し、この圧力軸は軸間に研磨さ
れるレンズ素材を保持する二つの部分に分割された形態
を有し、研磨作業に際し回転駆動される。
【０００３】
【従来の技術とその問題点】研磨機は、圧力軸の二つの
部分の少なくとも片方に沿って回転し、ケース内に配置
されたモータの駆動力を伝達する装置を有する歯車付電
動装置を少なくとも一つ含むレンズ締付け手段を備え
る。
部分の少なくとも片方に沿って回転し、ケース内に配置
されたモータの駆動力を伝達する装置を有する歯車付電
動装置を少なくとも一つ含むレンズ締付け手段を備え
る。
【０００４】歯車付電動装置の出力側は、ピニオンに連
結され、このピニオンは、レンズを締付ける二つの圧力
軸の一方に沿って移動する圧力棒に設けられたラックを
駆動する。
結され、このピニオンは、レンズを締付ける二つの圧力
軸の一方に沿って移動する圧力棒に設けられたラックを
駆動する。
【０００５】レンズ素材を締付ける圧力は、モータの駆
動力、すなわち、歯車付電動装置とピニオンとラックと
の組合せ装置による圧力軸の力に変換された駆動偶力を
歯車付電動装置の電動モータに供給することにより得ら
れる。
動力、すなわち、歯車付電動装置とピニオンとラックと
の組合せ装置による圧力軸の力に変換された駆動偶力を
歯車付電動装置の電動モータに供給することにより得ら
れる。
【０００６】歯車付電動装置と変位するピニオンおよび
ラック装置の稼動効率、レンズ素材の締付応力値の変化
が、例えば３０％程度、増大することは、研磨機の使用
による研磨機部品の磨耗の度合いにより確認される。
ラック装置の稼動効率、レンズ素材の締付応力値の変化
が、例えば３０％程度、増大することは、研磨機の使用
による研磨機部品の磨耗の度合いにより確認される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】周知のメガネレンズ用
研磨機において、研磨されるべきレンズ素材を締付ける
応力値を精密かつ持続的に制御することは不可能であ
る。
研磨機において、研磨されるべきレンズ素材を締付ける
応力値を精密かつ持続的に制御することは不可能であ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この難点を克服するため
に、本発明は、メガネレンズ素材を挟んで締付ける二つ
の部材に分割された圧力軸を支承する台座を備え、二つ
の圧力軸部材のうちの少なくとも一方に沿って回転する
締付け手段を備え、モータとケース内に配置したモータ
の駆動力伝達手段を含む歯車付電動装置を少なくとも一
基備え、この歯車付電動装置は台座に軸回転するように
配置され、ケースを反発ばねを介して台座に連結し、ば
ねの長さの変化に応じてモータの駆動力を変化させる制
御装置を備えることを特徴とするメガネレンズ用研磨機
を提案する。
に、本発明は、メガネレンズ素材を挟んで締付ける二つ
の部材に分割された圧力軸を支承する台座を備え、二つ
の圧力軸部材のうちの少なくとも一方に沿って回転する
締付け手段を備え、モータとケース内に配置したモータ
の駆動力伝達手段を含む歯車付電動装置を少なくとも一
基備え、この歯車付電動装置は台座に軸回転するように
配置され、ケースを反発ばねを介して台座に連結し、ば
ねの長さの変化に応じてモータの駆動力を変化させる制
御装置を備えることを特徴とするメガネレンズ用研磨機
を提案する。
【０００９】本発明の別の特徴は、以下の通りである。 １．制御装置は、ばねの長さ変化を検知する手段を備え
る。 ２．前記の手段は、振幅腕杆からなり、その第１端部は
ケースの心軸に対し垂直方向に延在して歯車付電動装置
のケースに固着され、第２端部はばねに連結される。 ３．腕杆の第２端部は、この端部の変位を検知するセン
サに連結される。 ４．制御装置の端部にばねの変化を表わすパラメータに
応じてモータの駆動出力値を制御する手段を備える。 ５．レンズを締付ける手段は、圧力棒を含み、この圧力
棒はその上部に歯車付電動装置の出力側に連結された駆
動ピニオンと協動するラックを備える。
る。 ２．前記の手段は、振幅腕杆からなり、その第１端部は
ケースの心軸に対し垂直方向に延在して歯車付電動装置
のケースに固着され、第２端部はばねに連結される。 ３．腕杆の第２端部は、この端部の変位を検知するセン
サに連結される。 ４．制御装置の端部にばねの変化を表わすパラメータに
応じてモータの駆動出力値を制御する手段を備える。 ５．レンズを締付ける手段は、圧力棒を含み、この圧力
棒はその上部に歯車付電動装置の出力側に連結された駆
動ピニオンと協動するラックを備える。
【００１０】本発明の他の特徴と利点は、添付図面を参
照して、以下に記載される発明の詳細な説明から明らか
となるであろう。
照して、以下に記載される発明の詳細な説明から明らか
となるであろう。
【００１１】
【実施例】図１および図２において、周知のメガネレン
ズ用研磨機の台座１０は、間に研磨されるレンズ素材１
４を挟持する２つの部材１２Ａと１２Ｂに分割された軸
を支承する。
ズ用研磨機の台座１０は、間に研磨されるレンズ素材１
４を挟持する２つの部材１２Ａと１２Ｂに分割された軸
を支承する。
【００１２】レンズ素材１４を挟持する一方の圧力軸の
１２Ｂは、台座１０の内部に回転自在に取着され、図１
に示すように、ベアリング１６により台座の右後部に軸
承される。
１２Ｂは、台座１０の内部に回転自在に取着され、図１
に示すように、ベアリング１６により台座の右後部に軸
承される。
【００１３】他の圧力軸１２Ａは、台座１０に回転自在
に取着され、軸に沿って溝を移動するよう配設された圧
力棒１８によって移動し、圧力軸の一部１２Ａの右端部
２０と、圧力軸の一部１２Ａの左端部２４がベアリング
２２の止め具を介して突合って回動する。
に取着され、軸に沿って溝を移動するよう配設された圧
力棒１８によって移動し、圧力軸の一部１２Ａの右端部
２０と、圧力軸の一部１２Ａの左端部２４がベアリング
２２の止め具を介して突合って回動する。
【００１４】圧力棒１８は、その上部に移動ラック２６
を有し、回転自在に配置された駆動軸３０に取着された
駆動ピニオン２８と係合する。
を有し、回転自在に配置された駆動軸３０に取着された
駆動ピニオン２８と係合する。
【００１５】駆動ピニオン２８を駆動する軸３０は、歯
車機構と駆動用電動モータ３６とを含むケース３４を備
えた歯車つき電動機の出力側に連結される。
車機構と駆動用電動モータ３６とを含むケース３４を備
えた歯車つき電動機の出力側に連結される。
【００１６】ケース３４は、駆動ピニオン２８の駆動軸
３０の端部３１に懸架され、振幅腕杆３８は図１に示さ
れるように左から右横方向に延在する。
３０の端部３１に懸架され、振幅腕杆３８は図１に示さ
れるように左から右横方向に延在する。
【００１７】腕杆３８は、引張螺旋ばね４２を、腕杆の
自由端部４０に隣接する位置に備え、端部４４は台座１
０に固着され、他端部４６は腕杆３８に固定される。
自由端部４０に隣接する位置に備え、端部４４は台座１
０に固着され、他端部４６は腕杆３８に固定される。
【００１８】腕杆の自由端部４０は、回転センサ５２の
プーリ５０に巻装されたケーブル４８に連結される。
プーリ５０に巻装されたケーブル４８に連結される。
【００１９】腕杆３８に固着した歯車付電動装置３２の
ケース３４は、ラックと噛合うピニオン２８を備え、こ
のピニオン２８は駆動軸３０の心軸Ｘ−Ｘの周りを回転
する。
ケース３４は、ラックと噛合うピニオン２８を備え、こ
のピニオン２８は駆動軸３０の心軸Ｘ−Ｘの周りを回転
する。
【００２０】延在する腕杆３８のセットの横遊動間隔
は、台座１０に固着された２つの止め具５４によって規
制される。
は、台座１０に固着された２つの止め具５４によって規
制される。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、電動駆動モータ３６と
回転センサ５２は、精密な制御を確実に行うことがで
き、電動装置（図に示せず）に連結されている所定圧力
値を維持し、レンズ素材１４に加えられる締付け応力を
保持する。
回転センサ５２は、精密な制御を確実に行うことがで
き、電動装置（図に示せず）に連結されている所定圧力
値を維持し、レンズ素材１４に加えられる締付け応力を
保持する。
【００２２】作動に際し、モータ３６に電力を供給する
と、ピニオン２８の一部がラック２６と噛合って、レン
ズ素材１４を締付ける。この締付け動作は、図１に示す
ように、心軸Ｘ−Ｘの周りを時計回りに回転する歯車付
電動装置のケース３４に連結された腕杆３８に作用して
ばね４２に引張力を加える。その際、腕杆３８の回転角
度は、センサ５２により検知され連結する電動装置に信
号を送る。
と、ピニオン２８の一部がラック２６と噛合って、レン
ズ素材１４を締付ける。この締付け動作は、図１に示す
ように、心軸Ｘ−Ｘの周りを時計回りに回転する歯車付
電動装置のケース３４に連結された腕杆３８に作用して
ばね４２に引張力を加える。その際、腕杆３８の回転角
度は、センサ５２により検知され連結する電動装置に信
号を送る。
【００２３】腕杆３８に加えられるばね４２の引張力に
よる振幅腕杆３８の回転角度値は、調整されてモータに
加えられる電圧を制御することができ、これによりレン
ズ素材１４に対する圧力を変化させることができる。
よる振幅腕杆３８の回転角度値は、調整されてモータに
加えられる電圧を制御することができ、これによりレン
ズ素材１４に対する圧力を変化させることができる。
【００２４】非常に長大な腕杆３８を利用することによ
り、自由端４０が、センサ５２の高さ方向に移動するよ
う振幅するから、比較的弱い弾性率を持つばね４２を利
用して高度に精密な調整を達成することができる。
り、自由端４０が、センサ５２の高さ方向に移動するよ
う振幅するから、比較的弱い弾性率を持つばね４２を利
用して高度に精密な調整を達成することができる。
【００２５】以上説明した本発明は、このような実施態
様に限定されることなく、圧力棒１８の駆動装置が別の
形式のものにも同様に適用することができ、また例え
ば、減速機付電動モータにより、回転駆動されるナット
を有するビス−ナット付型のものにも適用できる。
様に限定されることなく、圧力棒１８の駆動装置が別の
形式のものにも同様に適用することができ、また例え
ば、減速機付電動モータにより、回転駆動されるナット
を有するビス−ナット付型のものにも適用できる。
【図１】本発明に係るレンズ用研磨機の台座に取り付け
られたメガネレンズの緊締装置を示す図２の１−１線部
分断面図である。
られたメガネレンズの緊締装置を示す図２の１−１線部
分断面図である。
【図２】図１の２−２線断面図である。
１０ 台座 １２Ａ、１２Ｂ 圧力軸 １４ レンズ素材 １６ ベアリング １８ 圧力棒 ２６ 移動ラック ２８ 駆動ピニオン ３０ 駆動軸 ３１ 端部 ３２ 歯車付電動装置 ３４ ケース ３６ 電動モータ ３８ 振幅腕杆 ４０ 自由端部 ４２ ばね ４４ 端部 ４６ 他端部 ４８ ケーブル ５０ プーリ ５２ 回転センサ ５４ 止め具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年６月７日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 研磨されるメガネレンズ素材を締
付ける圧力値を制御する手段を備えたメガネレンズ用研
磨機
付ける圧力値を制御する手段を備えたメガネレンズ用研
磨機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、メガネレンズ用研磨機
に関する。
に関する。
【０００２】本発明は、たとえば、フレームと、このフ
レームに対して前後移動するように第１軸に据え付けら
れたたとえば全体としてＵ字型の台座と、電動モータに
よって駆動されるグラインダを少なくとも一つ備えた、
前記主軸に平行な第２軸とからなるメガネ用レンズの研
磨機に適用され、台座は第１軸に平行な圧力軸を支承
し、この圧力軸は軸間に研磨されるレンズ素材を保持す
る二つの部分に分割された形態を有し、研磨作業に際し
回転駆動される。
レームに対して前後移動するように第１軸に据え付けら
れたたとえば全体としてＵ字型の台座と、電動モータに
よって駆動されるグラインダを少なくとも一つ備えた、
前記主軸に平行な第２軸とからなるメガネ用レンズの研
磨機に適用され、台座は第１軸に平行な圧力軸を支承
し、この圧力軸は軸間に研磨されるレンズ素材を保持す
る二つの部分に分割された形態を有し、研磨作業に際し
回転駆動される。
【０００３】
【従来の技術とその問題点】研磨機は、圧力軸の二つの
部分の少なくとも片方に沿って回転し、ケース内に配置
されたモータの駆動力を伝達する装置を有する歯車付電
動装置を少なくとも一つ含むレンズ締付け手段を備え
る。
部分の少なくとも片方に沿って回転し、ケース内に配置
されたモータの駆動力を伝達する装置を有する歯車付電
動装置を少なくとも一つ含むレンズ締付け手段を備え
る。
【０００４】歯車付電動装置の出力側は、たとえばピニ
オンに連結され、このピニオンは、レンズを締付ける二
つの圧力軸の一方に沿って移動する圧力棒に設けられた
ラックを駆動する。
オンに連結され、このピニオンは、レンズを締付ける二
つの圧力軸の一方に沿って移動する圧力棒に設けられた
ラックを駆動する。
【０００５】歯車付電動装置の電動モータが、駆動力、
すなわち、歯車付電動装置とピニオンとラックとの組合
せによって圧力軸の力に変換される駆動偶力を発生する
ように、前記電動モータに電力が供給されることによっ
て、レンズ素材を締付ける圧力が得られる。
すなわち、歯車付電動装置とピニオンとラックとの組合
せによって圧力軸の力に変換される駆動偶力を発生する
ように、前記電動モータに電力が供給されることによっ
て、レンズ素材を締付ける圧力が得られる。
【０００６】歯車付電動装置、ピニオンおよびラック装
置の稼動効率が変動し、レンズ素材の締付応力値の変化
が、例えば３０％程度、増大することは、研磨機の使用
による研磨機部品の磨耗の度合いにより確認される。
置の稼動効率が変動し、レンズ素材の締付応力値の変化
が、例えば３０％程度、増大することは、研磨機の使用
による研磨機部品の磨耗の度合いにより確認される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】周知のメガネレンズ用
研磨機において、研磨されるべきレンズ素材を締付ける
応力値を精密かつ持続的に制御することは不可能であ
る。
研磨機において、研磨されるべきレンズ素材を締付ける
応力値を精密かつ持続的に制御することは不可能であ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この難点を克服するため
に、本発明は、メガネレンズ素材を挟んで締付ける二つ
の部材に分割された圧力軸を支承する台座を備え、二つ
の圧力軸部材のうちの少なくとも一方に沿って回転する
締付け手段を備え、モータとケース内に配置したモータ
の駆動力伝達手段を含む歯車付電動装置を少なくとも一
基備え、この歯車付電動装置は台座に軸回転するように
配置され、ケースを反発ばねを介して台座に連結し、ば
ねの長さの変化に応じてモータの駆動力を変化させる制
御装置を備えることを特徴とするメガネレンズ用研磨機
を提案する。
に、本発明は、メガネレンズ素材を挟んで締付ける二つ
の部材に分割された圧力軸を支承する台座を備え、二つ
の圧力軸部材のうちの少なくとも一方に沿って回転する
締付け手段を備え、モータとケース内に配置したモータ
の駆動力伝達手段を含む歯車付電動装置を少なくとも一
基備え、この歯車付電動装置は台座に軸回転するように
配置され、ケースを反発ばねを介して台座に連結し、ば
ねの長さの変化に応じてモータの駆動力を変化させる制
御装置を備えることを特徴とするメガネレンズ用研磨機
を提案する。
【０００９】本発明の別の特徴は、以下の通りである。 １．制御装置は、ばねの長さ変化を検知する手段を備え
る。 ２．前記の手段は、振幅腕杆からなり、その第１端部は
ケースの心軸に対し垂直方向に延在して歯車付電動装置
のケースに固着され、第２端部はばねに連結される。 ３．腕杆の第２端部は、この端部の変位を検知するセン
サに連結される。 ４．制御装置の端部にばねの変化を表わすパラメータに
応じてモータの駆動出力値を制御する手段を備える。 ５．レンズを締付ける手段は、圧力棒を含み、この圧力
棒はその上部に歯車付電動装置の出力側に連結された駆
動ピニオンと協動するラックを備える。
る。 ２．前記の手段は、振幅腕杆からなり、その第１端部は
ケースの心軸に対し垂直方向に延在して歯車付電動装置
のケースに固着され、第２端部はばねに連結される。 ３．腕杆の第２端部は、この端部の変位を検知するセン
サに連結される。 ４．制御装置の端部にばねの変化を表わすパラメータに
応じてモータの駆動出力値を制御する手段を備える。 ５．レンズを締付ける手段は、圧力棒を含み、この圧力
棒はその上部に歯車付電動装置の出力側に連結された駆
動ピニオンと協動するラックを備える。
【００１０】本発明の他の特徴と利点は、添付図面を参
照して、以下に記載される発明の詳細な説明から明らか
となるであろう。
照して、以下に記載される発明の詳細な説明から明らか
となるであろう。
【００１１】
【実施例】図１および図２において、周知のメガネレン
ズ用研磨機の台座１０は、間に研磨されるレンズ素材１
４を挟持する２つの部材１２Ａと１２Ｂに分割された軸
を支承する。
ズ用研磨機の台座１０は、間に研磨されるレンズ素材１
４を挟持する２つの部材１２Ａと１２Ｂに分割された軸
を支承する。
【００１２】レンズ素材１４を挟持する一方の圧力軸の
１２Ｂは、台座１０の内部に回転自在に取着され、図１
に示すように、ベアリング１６により台座の右後部に軸
承される。
１２Ｂは、台座１０の内部に回転自在に取着され、図１
に示すように、ベアリング１６により台座の右後部に軸
承される。
【００１３】他の圧力軸１２Ａは、台座１０に回転自在
に取着され、軸に沿って溝を移動するよう配設された圧
力棒１８によって移動し、圧力軸の一部１２Ａの右端部
２０と、圧力軸の一部１２Ａの左端部２４がベアリング
２２の止め具を介して突合って回動する。
に取着され、軸に沿って溝を移動するよう配設された圧
力棒１８によって移動し、圧力軸の一部１２Ａの右端部
２０と、圧力軸の一部１２Ａの左端部２４がベアリング
２２の止め具を介して突合って回動する。
【００１４】圧力棒１８は、その上部に移動ラック２６
を有し、台座１０に回転自在に配置された駆動軸３０に
取着された駆動ピニオン２８と係合する。
を有し、台座１０に回転自在に配置された駆動軸３０に
取着された駆動ピニオン２８と係合する。
【００１５】駆動ピニオン２８を駆動する軸３０は、歯
車機構と駆動用電動モータ３６とを含むケース３４を備
えた歯車つき電動機の出力側に連結される。
車機構と駆動用電動モータ３６とを含むケース３４を備
えた歯車つき電動機の出力側に連結される。
【００１６】ケース３４は、駆動ピニオン２８の駆動軸
３０の端部３１に懸架され、振幅腕杆３８は図１に示さ
れるように左から右横方向に延在する。
３０の端部３１に懸架され、振幅腕杆３８は図１に示さ
れるように左から右横方向に延在する。
【００１７】腕杆３８は、引張螺旋ばね４２を、腕杆の
自由端部４０に隣接する位置に備え、端部４４は台座１
０に固着され、他端部４６は腕杆３８に固定される。
自由端部４０に隣接する位置に備え、端部４４は台座１
０に固着され、他端部４６は腕杆３８に固定される。
【００１８】腕杆の自由端部４０は、回転センサ５２の
プーリ５０に巻装されたケーブル４８に連結される。
プーリ５０に巻装されたケーブル４８に連結される。
【００１９】駆動モータ３２のケース３４および振幅腕
杆３８からなる固定構成要素は、ピニオン２８の駆動軸
３０の心軸Ｘ−Ｘの周りを回転するように設置される。
杆３８からなる固定構成要素は、ピニオン２８の駆動軸
３０の心軸Ｘ−Ｘの周りを回転するように設置される。
【００２０】前記構成要素の横遊動間隔は、台座１０に
固着された２つの止め具５４によって規制され、この２
つの止め具の間に腕杆３８のシャフトが延在する。
固着された２つの止め具５４によって規制され、この２
つの止め具の間に腕杆３８のシャフトが延在する。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、電動駆動モータ３６と
回転センサ５２は、精密な制御を確実に行うことがで
き、電動装置（図に示せず）に連結されている所定圧力
値を維持し、レンズ素材１４に加えられる締付け応力を
保持する。
回転センサ５２は、精密な制御を確実に行うことがで
き、電動装置（図に示せず）に連結されている所定圧力
値を維持し、レンズ素材１４に加えられる締付け応力を
保持する。
【００２２】作動に際し、モータ３６に電力を供給する
と、ピニオン２８の一部がラック２６と噛合って、レン
ズ素材１４を締付ける。この締付け動作は、図１に示す
ように、心軸Ｘ−Ｘの周りを時計回りに回転する歯車付
電動装置のケース３４に連結された腕杆３８に作用して
ばね４２に引張力を加える。その際、腕杆３８の回転角
度は、センサ５２により検知され連結する電動装置に信
号を送る。
と、ピニオン２８の一部がラック２６と噛合って、レン
ズ素材１４を締付ける。この締付け動作は、図１に示す
ように、心軸Ｘ−Ｘの周りを時計回りに回転する歯車付
電動装置のケース３４に連結された腕杆３８に作用して
ばね４２に引張力を加える。その際、腕杆３８の回転角
度は、センサ５２により検知され連結する電動装置に信
号を送る。
【００２３】腕杆３８に加えられるばね４２の引張力に
よる振幅腕杆３８の回転角度値は、調整されてモータに
加えられる電圧を制御することができ、これによりレン
ズ素材１４に対する圧力を変化させることができる。
よる振幅腕杆３８の回転角度値は、調整されてモータに
加えられる電圧を制御することができ、これによりレン
ズ素材１４に対する圧力を変化させることができる。
【００２４】非常に長大な腕杆３８を利用することによ
り、センサ４８、５２の面上での移動が増幅され、比較
的弱い弾性率を持つばね４２を利用して高度に精密な調
整を達成することができる。
り、センサ４８、５２の面上での移動が増幅され、比較
的弱い弾性率を持つばね４２を利用して高度に精密な調
整を達成することができる。
【００２５】以上説明した本発明は、このような実施態
様に限定されることなく、圧力棒１８の駆動装置が別の
形式のものにも同様に適用することができ、また例え
ば、減速機付電動モータにより、回転駆動されるナット
を有するビス−ナット付型のものにも適用できる。
様に限定されることなく、圧力棒１８の駆動装置が別の
形式のものにも同様に適用することができ、また例え
ば、減速機付電動モータにより、回転駆動されるナット
を有するビス−ナット付型のものにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るレンズ用研磨機の台座に取り付け
られたメガネレンズの緊締装置を示す図２の１−１線部
分断面図である。
られたメガネレンズの緊締装置を示す図２の１−１線部
分断面図である。
【図２】図１の２−２線断面図である。
【符号の説明】 １０ 台座 １２Ａ、１２Ｂ 圧力軸 １４ レンズ素材 １６ ベアリング １８ 圧力棒 ２６ 移動ラック ２８ 駆動ピニオン ３０ 駆動軸 ３１ 端部 ３２ 歯車付電動装置 ３４ ケース ３６ 電動モータ ３８ 振幅腕杆 ４０ 自由端部 ４２ ばね ４４ 端部 ４６ 他端部 ４８ ケーブル ５０ プーリ ５２ 回転センサ ５４ 止め具
Claims (6)
- 【請求項１】 メガネレンズ素材（１４）を挟んで締付
ける二つの部材（１２Ａ、１２Ｂ）に分割された圧力軸
を支承する台座（１０）を備え、圧力軸の二つの部材
（１２Ａ、１２Ｂ）のうち少なくとも一つの部材（１２
Ａ）に沿って移動しかつモータ（３６）とケース（３
４）の内に配列されたモータ（３６）の駆動力を伝導す
る手段を有する歯車付電動装置（３２）を少なくとも一
つ備えた締付け手段を有するメガネレンズ用研磨機にお
いて、ケース（３４）は台座（１０）に軸回転するよう
に支承され、反発ばね（４２）を介してケース（３４）
を台座（１０）に連結し、ばね（４２）の長さの変化に
応じてモータ（３６）の駆動力を変化させる制御装置を
備えることを特徴とするメガネレンズ用研磨機。 - 【請求項２】 ばね（４２）の長さ変化を検知する手段
（４８、５０、５２）を備えた制御装置を設けることを
特徴とする請求項１記載のメガネレンズ用研磨機。 - 【請求項３】 振幅腕杆（３８）からなり、その第１端
部は台座（１０）に支承されるケース（３４）に心軸
（Ｘ−Ｘ）に対し垂直方向に延在してケース（３２）に
固着され、第２端部（４０）は、ばね（４２）に連結さ
れることを特徴とする請求項２記載のメガネレンズ用研
磨機。 - 【請求項４】 振幅腕杆（３８）の第２端部（４０）
は、その変位を検知するセンサ（４８、５０、５２）に
連結されることを特徴とする請求項３記載のメガネレン
ズ用研磨機。 - 【請求項５】 ばね（４２）の長さの変化を表わすパラ
メータに応じてモータ（３６）の駆動力の圧力値を制御
する手段を備えた制御装置を設けることを特徴とする前
記各請求項のいずれかに記載のメガネレンズ用研磨機。 - 【請求項６】 前記締付け手段は、圧力軸の前記一方の
部材（１２Ａ）を移動させる圧力棒１８を含み、歯車付
電動装置（３２）の出力側で駆動ピニオン（２８）と協
動するラック（２６）を備えることを特徴とする前記各
請求項のいずれかに記載のメガネレンズ用研磨機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9302810A FR2702409B1 (fr) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | Machine à meuler les verres ophtalmiques comportant des moyens d'asservissement de la valeur de serrage de l'ébauche du verre à meuler. |
| FR9302810 | 1993-03-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH071308A true JPH071308A (ja) | 1995-01-06 |
| JP2592578B2 JP2592578B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=9444865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6039862A Expired - Lifetime JP2592578B2 (ja) | 1993-03-11 | 1994-03-10 | 研磨されるメガネレンズ素材を締付ける圧力値を制御する手段を備えたメガネレンズ用研磨機 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5460562A (ja) |
| JP (1) | JP2592578B2 (ja) |
| DE (1) | DE4405734C2 (ja) |
| FR (1) | FR2702409B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111300205A (zh) * | 2020-03-17 | 2020-06-19 | 东莞市晶博光电有限公司 | 扫边治具 |
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| FR2871400B1 (fr) * | 2004-06-11 | 2007-10-12 | Briot Internat Sa | Machine de meulage de verres optiques a effort de meulage controle |
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| JPH0419751U (ja) * | 1990-06-04 | 1992-02-19 | ||
| JPH0419752U (ja) * | 1990-06-04 | 1992-02-19 |
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1993
- 1993-03-11 FR FR9302810A patent/FR2702409B1/fr not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-02-23 DE DE4405734A patent/DE4405734C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-02-25 US US08/201,773 patent/US5460562A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-03-10 JP JP6039862A patent/JP2592578B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| DE4405734C2 (de) | 1995-04-06 |
| FR2702409B1 (fr) | 1995-05-05 |
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