JPH07130616A - 基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置及び基板処理方法

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JPH07130616A
JPH07130616A JP27148993A JP27148993A JPH07130616A JP H07130616 A JPH07130616 A JP H07130616A JP 27148993 A JP27148993 A JP 27148993A JP 27148993 A JP27148993 A JP 27148993A JP H07130616 A JPH07130616 A JP H07130616A
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JP
Japan
Prior art keywords
substrate
processing
processing liquid
liquid
wafer
Prior art date
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Pending
Application number
JP27148993A
Other languages
English (en)
Inventor
Izuru Izeki
出 井関
Takeshi Fukuchi
毅 福地
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない処理液による処理でも処理むらが生じ
にくくする。 【構成】 基板現像装置は、基板Pに現像液を供給して
基板の表面処理を行う装置であり、基板保持部4と、現
像液供給部5と、モータ機構26とを備えている。基板
保持部4は、基板Pを水平に保持する。現像液供給部5
は、基板保持部4に対して相対移動しながら基板Pに現
像液を液盛りする。モータ機構26は、液盛り後に、液
盛りされた現像液が基板Pの表面全体に行き渡るように
基板保持部4を回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板処理装置及び基板
処理方法、特に、基板に所定の処理液を供給して基板の
表面処理を行う基板処理装置及び基板処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特開平5−158055号公報に開示さ
れた基板現像装置は、基板を水平に保持するスピンチャ
ックと、スピンチャック上に載置された基板に現像液を
供給する現像液供給ノズルとを備えている。現像液供給
ノズルは、吐出部が基板表面に近接した状態で、基板表
面に沿って相対的に平行移動しながら基板表面に現像液
を吐出する。現像が終了すると、スピンチャックが高速
回転し、基板表面の現像液を振り切る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−15805
5号公報に開示された基板現像装置において、現像液の
消費量を減らすため基板1枚あたりに供給する現像液の
量を減らすと、基板表面に存在する現像液の量が少なく
なり、基板表面の外周部で現像液が不足する部分が発生
する。そして、著しい場合には、現像液が不足した部分
が現像不良になる。
【0004】本発明の目的は、少ない処理液による処理
でも処理むらが生じにくくすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る基板処
理装置は、基板に所定の処理液を供給して基板の表面処
理を行う装置であり、基板保持部と処理液供給手段と駆
動手段とを備えている。基板保持部は基板を水平に保持
する。処理液供給手段は、基板保持部に対して相対移動
しながら基板に処理液を液盛りする。駆動手段は、液盛
り後に、液盛りされた処理液が基板の表面全体に行き渡
るように基板保持部を動かす。
【0006】第2の発明に係る基板処理方法は、基板に
所定の処理液を供給して基板の表面処理を行う方法であ
り、液盛り工程と行き渡らせ工程と処理工程とを有して
いる。液盛り工程は、基板を水平に保持し処理液供給手
段によってその上面に処理液を供給しつつ処理液供給手
段と基板とを相対的に移動させて基板上面に処理液を液
盛りする。行き渡らせ工程は、所定時間だけ基板を水平
に回転させて、液盛りされた処理液を基板上面全体に行
き渡らせる。処理工程は、基板の回転を静止させた状態
で、基板表面全体に行き渡らせられた処理液によって基
板上面の処理を行う。
【0007】
【作用】第1の発明に係る基板処理装置では、処理液供
給手段が基板保持部に対して相対移動しながら、基板に
処理液を液盛りする。続いて駆動手段が、液盛りされた
処理液が基板の表面全体に行き渡るように、基板保持部
を動かす。これにより、処理液の量が少なくても、処理
液は基板表面全体に行き渡り、基板表面に処理むらが生
じにくくなる。
【0008】第2の発明に係る基板処理方法では、液盛
り工程で、基板を水平に保持し処理液供給手段によって
その上面に処理液を供給しつつ処理液供給手段と基板と
を相対的に移動させて基板上面に処理液を液盛りする。
行き渡らせ工程で、所定時間だけ基板を水平に回転させ
て、液盛りされた処理液を基板上面全体に行き渡らせ
る。これにより、処理液の量が少なくても、処理液は基
板表面全体に行き渡る。処理工程で、基板の回転を静止
させた状態で、基板表面全体に行き渡らせられた処理液
によって基板上面の処理を行う。このとき、基板表面に
処理むらが生じにくくなる。
【0009】
【実施例】図1において、本発明の一実施例による基板
現像装置は、現像処理部1と、現像液圧送部2と、モー
タ機構26とを主に備えている。この基板現像装置で用
いられる矩形のガラス基板Pは、図1の紙面奥行き方向
に延びる短辺A(図8)が320mmであり、図1の紙
面左右方向に延びる長辺B(図8)が400mmであ
る。
【0010】現像処理部1は、基板Pを真空吸着口によ
り吸着し水平に保持し得る基板保持部4と、基板保持部
4に保持された基板Pに対して現像液を供給する現像液
供給部5とを備えている。基板保持部4は、モータ機構
26によって水平回転させられるようになっている。基
板保持部4の周囲には、回転時の現像液やリンス液(純
水)の飛散を防止するためのカップ6が配置されてい
る。
【0011】現像液供給部5は、図2に示すように、基
板Pの上面に沿って基板Pの短辺方向(図1の奥行き方
向)に延びるノズル部7を有している。ノズル部7は、
ノズル支持アーム8の下端に固定されている。ノズル支
持アーム8の上端部は、移動フレーム9に上下移動可能
に支持されている。移動フレーム9は、移動ガイド10
に移動可能に支持されている。移動ガイド10は、基板
Pの長手方向(図1の左右方向)に沿って延びている。
この結果、ノズル部7は、基板Pの長手方向に基板Pの
上面に沿って移動して、基板Pの全面に現像液を塗布し
得る。
【0012】ノズル部7は、図3に示すように断面が倒
立家型の部材である。ノズル部7の底面は、基板Pの長
手方向両端から中央に向かって低くなるように傾斜して
いる。ノズル部7の底面と基板Pとのなす角度θは、た
とえば5°程度である。なお、この角度は、液盛り時に
現像液を表面張力によって引っ張って液垂れしない角度
であればよく、1〜30°の範囲、好ましくは3〜10
°の範囲であればよい。
【0013】ノズル部7内には、下方に開口するスリッ
トノズル20が形成されている。スリットノズル20の
途中には、上下に配置された1対の液溜め31,32が
形成されている。この液溜め31,32は、現像液供給
配管16(後述)から供給された現像液をノズル部7の
長手方向(図3の奥行き方向)に均一に拡散させるため
のものである。
【0014】現像液圧送部2は、図1に示すように、現
像液を貯溜したポリタンク12を収納し、かつ内部が気
密に封止された加圧タンク11を有している。加圧タン
ク11の上部には、図示しない窒素ガス源から加圧され
た窒素ガスが供給される加圧配管13が開口している。
加圧配管13の途中には、給排用三方弁14及びレギュ
レータ15が加圧タンク11側からこの順に配置されて
いる。なお、三方弁14は、窒素ガスを加圧タンク11
に供給するかまたは他に排気するかを選択できる。一端
がポリタンク12の底面近傍に達する現像液供給配管1
6は、他端がノズル部7に接続されている。現像液供給
配管16の途中には、流量計17及び現像液供給弁18
がポリタンク12側からこの順で配置されている。
【0015】さらに、この基板現像装置は、図4に示す
ように、マイクロコンピュータからなる制御部23を備
えている。制御部23には、基板保持部4(真空チャッ
ク)、ノズル支持アーム8及び移動フレーム9の駆動
部、給排用三方弁14、現像液供給弁18及びモータ機
構26が接続されている。さらに、制御部23には、ノ
ズル支持アーム8や移動フレーム9の位置の検出を行う
センサ等の各種センサ(図示せず)、及びその他の入出
力装置が接続されている。
【0016】基板現像装置の動作を、図5〜図7に示す
制御フローチャートにしたがって説明する。始めにステ
ップS1では、基板現像装置全体の初期設定を行う。次
に、ステップS2に移行し、図示しない搬送機構が基板
Pを基板現像装置に搬入するのを待つ。この基板Pは、
予め感光性樹脂が塗布されかつ所定のパターンに露光さ
れたものである。基板Pが搬入されると、ステップS3
に移行し、基板保持部4により基板Pを真空吸着する。
【0017】続いて、ステップS4で液盛り処理を行
う。図6に示す液盛り処理では、始めにステップS10
でノズル部7をスタート位置に移動させる。ここでは、
ノズル部7が図8及び図9に示す点線位置(すなわち基
板Pの左端)に配置される。このとき、ノズル部7の底
面が基板Pから0.5〜1.5mmの隙間をあけて配置
される。ステップS11では、ノズル部7のノズルスリ
ット20から基板Pに現像液を吐出させる。この吐出開
始動作は、三方弁14を供給側に切り換えさらに現像液
供給弁18を開いて、ポリタンク12から現像液をノズ
ル部7に供給することで行う。ステップS12では、移
動フレーム9に対し基板P上での水平移動をさせ、図2
及び図3に示すように基板Pに現像液Dを液盛りする。
ステップS13では、ノズル部7が図8及び図9に矢印
で示すように移動して基板Pの右端に到達するのを待
つ。ノズル部7が基板Pの右端に到達するとステップS
14に移行し、三方弁14を排気側に切り換えるととも
に現像液供給弁18を閉じて現像液の供給を停止する。
ステップS15では、ノズル部7の移動を停止させる。
そしてステップS16で、図10に示すように、ノズル
部7を基板Pの右端斜め上方の退避位置に退避させる。
【0018】以上の液盛り処理時において、ノズル部7
の移動速度は100〜150mm/秒であり、そのとき
ノズル部7から吐出される現像液の流量は3.0〜7.
0リットル/分、好ましくは3.5リットル/分であ
る。ステップS16での処理が終了すれば図5のメイン
ルーチンに戻る。次に、ステップS5で現像処理を行
う。
【0019】図7に示す現像処理では、ステップS18
において、モータ機構26を駆動して図10に示す状態
で基板保持部4を回転させる。このときの基板保持部4
の回転速度は1〜10rpm程度の低速である。ステッ
プS19では、一定時間が経過するのを待つ。この間、
基板Pの上面に液盛りされた現像液は遠心力によって外
周方向に移動し、その結果基板Pの表面で現像液の不足
部分が生じなくなる。すなわち、少ない現像液でも基板
Pの表面に現像液が平均的に供給される。なお、このと
きに基板Pは低速で回転しているために、強力な遠心力
によって現像液が中央部分で不足するようなことはな
い。
【0020】ステップS19からステップS20に移行
すると、モータ機構26の回転を停止させる。ステップ
S21では、基板Pを静止させた状態を維持することで
現像を行う。一定時間が経過して現像が終了すると、図
5のメインルーチンに戻る。図5のステップS6では、
図示しない純水供給ノズルにより基板Pをリンス(洗
浄)する。このリンス時には、モータ機構26により基
板保持部4を中速回転させる。ステップS7では、基板
保持部4を高速回転させて、基板Pに対し液切り乾燥を
行う。液切り乾燥が終了すると、ステップS8に移行
し、基板保持部4による基板Pの吸着を解除する。ステ
ップS9では、図示しない搬送機構が基板Pを次の処理
のために排出するのを待つ。基板Pが搬出されれば、ス
テップS2に戻り、次の基板Pが搬入されるのを待つ。
【0021】〔他の実施例〕基板Pを前後、上下または
左右に揺動させる装置を用いて、液盛りされた現像液を
基板の表面全体に行き渡るようにしてもよい。また振動
装置を用いてもよい。さらに、現像液のみならず、液盛
りによって基板表面の処理を行うエッチング装置及び剥
離装置にも本発明は適用可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る基板処理装置及び基板処理
方法では、処理液の量が少なくても、処理液は基板表面
全体に行き渡り、基板表面の処理むらが生じにくくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による基板現像装置のブロッ
ク模式図。
【図2】液盛り動作中のノズル部の部分斜視図。
【図3】図2のIII −III 断面図。
【図4】基板現像装置の制御構成を示すブロック模式
図。
【図5】基板現像装置の制御フローチャート。
【図6】基板現像装置の制御フローチャート。
【図7】基板現像装置の制御フローチャート。
【図8】液盛り処理の一状態を示す平面図。
【図9】図8のIX矢視図。
【図10】液盛り処理の別の一状態を示す図9に相当す
る図。
【符号の説明】
1 現像処理部 4 基板保持部 5 現像液供給部 23 制御部 26 モータ機構 P 基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に所定の処理液を供給して基板の表面
    処理を行う基板処理装置であって、 前記基板を水平に保持する基板保持部と、 前記基板保持部に対して相対移動しながら前記基板に処
    理液を液盛りする処理液供給手段と、 前記液盛り後に、液盛りされた処理液が前記基板の表面
    全体に行き渡るように前記基板保持部を動かす駆動手段
    と、 を備えた基板処理装置。
  2. 【請求項2】基板に所定の処理液を供給して前記基板の
    表面処理を行う基板処理方法であって、 前記基板を水平に保持し処理液供給手段によってその上
    面に処理液を供給しつつ前記処理液供給手段と前記基板
    とを相対的に移動させて前記基板上面に処理液を液盛り
    する工程と、 所定時間だけ前記基板を水平に回転させて、液盛りされ
    た処理液を前記基板上面全体に行き渡らせる工程と、 前記基板の回転を停止させた静止状態で、前記基板表面
    全体に行き渡らせられた処理液によって前記基板上面の
    処理を行う工程と、 を有する基板処理方法。
JP27148993A 1993-10-29 1993-10-29 基板処理装置及び基板処理方法 Pending JPH07130616A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007103409A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Dainippon Printing Co Ltd 微細パターン形成体の製造方法
USRE43288E1 (en) 2001-11-26 2012-04-03 Emerson Electric Co. High purity fluid delivery system

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