JPH0713032Y2 - 鍵盤楽器のスライド蓋収納装置 - Google Patents
鍵盤楽器のスライド蓋収納装置Info
- Publication number
- JPH0713032Y2 JPH0713032Y2 JP1987109195U JP10919587U JPH0713032Y2 JP H0713032 Y2 JPH0713032 Y2 JP H0713032Y2 JP 1987109195 U JP1987109195 U JP 1987109195U JP 10919587 U JP10919587 U JP 10919587U JP H0713032 Y2 JPH0713032 Y2 JP H0713032Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide lid
- guide member
- storage device
- keyboard
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、鍵盤楽器等に利用されるスライド蓋収納装置
に関するものである。
に関するものである。
従来の技術 近年、楽器業界に占める鍵盤楽器の普及はめざましく、
中でも、スライド蓋収納装置を有する鍵盤楽器への需要
が年々高まってきている。
中でも、スライド蓋収納装置を有する鍵盤楽器への需要
が年々高まってきている。
以下図面を参照しながら、上述した従来の鍵盤楽器のス
ライド蓋収納装置の一例について説明する。
ライド蓋収納装置の一例について説明する。
第３図は、従来の鍵盤楽器のスライド蓋収納装置の断面
図を示すものである。第３図において、１はキャビネッ
トを構成する左右一対の側板、２は側板１上に設けられ
た天板、３は側板内面に設けられたガイド部材ａ、４は
同じく側板内面に設けられガイド部材ａの後部に設けた
ガイド部材ｂ、５は側板間に位置する鍵盤、６は鍵盤後
部に設けられた操作パネル、７はガイド部材a,bに沿っ
て、鍵盤，操作パネル等を有する操作部の上面を移動自
在に覆うスライド蓋、７−１はスライド蓋を構成してい
る板材ａ、７−２は蝶番７−３によって板材ａと連結し
ている板材ｂ、７−４は帆布７−５によって板材ｂと連
結している板材ｃ、７−６は板材ａに取付けられた把
手、７−７は板材ａと板材ｂの隙間を隠す為板材ａに取
付けられた塩ビ飾りである。
図を示すものである。第３図において、１はキャビネッ
トを構成する左右一対の側板、２は側板１上に設けられ
た天板、３は側板内面に設けられたガイド部材ａ、４は
同じく側板内面に設けられガイド部材ａの後部に設けた
ガイド部材ｂ、５は側板間に位置する鍵盤、６は鍵盤後
部に設けられた操作パネル、７はガイド部材a,bに沿っ
て、鍵盤，操作パネル等を有する操作部の上面を移動自
在に覆うスライド蓋、７−１はスライド蓋を構成してい
る板材ａ、７−２は蝶番７−３によって板材ａと連結し
ている板材ｂ、７−４は帆布７−５によって板材ｂと連
結している板材ｃ、７−６は板材ａに取付けられた把
手、７−７は板材ａと板材ｂの隙間を隠す為板材ａに取
付けられた塩ビ飾りである。
以上のように構成された鍵盤楽器のスライド蓋収納装置
において、スライド蓋７をキャビネット内部に収納する
際、把手７−６を持ち蝶番７−３を中心として板材ａを
矢印Ａの方向へ、板材b,cとほぼ平行になるまで回転さ
せ、ガイド部材a3に沿って後方上部へ力を加え、スライ
ド蓋７をガイド部材a,bに沿って移動収納させる。
において、スライド蓋７をキャビネット内部に収納する
際、把手７−６を持ち蝶番７−３を中心として板材ａを
矢印Ａの方向へ、板材b,cとほぼ平行になるまで回転さ
せ、ガイド部材a3に沿って後方上部へ力を加え、スライ
ド蓋７をガイド部材a,bに沿って移動収納させる。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら上記の様な構成では、スライド蓋を閉じた
状態において、板材ｂと板材ｃ、または、板材ｃ同志の
継ぎ目の線が目立ち、デザイン的価値を損失するという
等の問題点を有していた。
状態において、板材ｂと板材ｃ、または、板材ｃ同志の
継ぎ目の線が目立ち、デザイン的価値を損失するという
等の問題点を有していた。
本考案は上記従来の問題点を解決するもので、複数の板
材b,cの継ぎ目の線をなくし、デザイン的価値の高い鍵
盤楽器のスライド蓋収納装置を提供するものである。
材b,cの継ぎ目の線をなくし、デザイン的価値の高い鍵
盤楽器のスライド蓋収納装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本考案の鍵盤楽器のスライド
蓋収納装置は、板材部分を複数の割板とせず、一枚の大
きな板材とし、ガイド部材の形状を変え、スライド蓋を
後方上部にほぼ直線的に収納し、かつスライド蓋後方端
部に設けた半円柱状の突起物とガイド部材後部に設けた
凹部を係合させることにより、スライド蓋収納時の停止
位置を規制するという構成を備えたものである。
蓋収納装置は、板材部分を複数の割板とせず、一枚の大
きな板材とし、ガイド部材の形状を変え、スライド蓋を
後方上部にほぼ直線的に収納し、かつスライド蓋後方端
部に設けた半円柱状の突起物とガイド部材後部に設けた
凹部を係合させることにより、スライド蓋収納時の停止
位置を規制するという構成を備えたものである。
実施例 以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
明する。
第１図は本考案の一実施例における鍵盤楽器のスライド
蓋収納装置の断面図を示すものである。１は側板、２は
天板、５は鍵盤、６は操作パネル、７−１は板材ａ、７
−３は蝶番、７−６は把手、７−７は塩ビ飾りで、以上
は従来の構成と同じものである。７−８は蝶番７−３に
よって板材a7−１と連結された板材ｄ、８は側板内面に
設けられたガイド部材ｃ、８−１はガイド部材ｃの後方
に設けられた凹部、９はスライド蓋の後端部に設けられ
た半円柱状の突起である。
蓋収納装置の断面図を示すものである。１は側板、２は
天板、５は鍵盤、６は操作パネル、７−１は板材ａ、７
−３は蝶番、７−６は把手、７−７は塩ビ飾りで、以上
は従来の構成と同じものである。７−８は蝶番７−３に
よって板材a7−１と連結された板材ｄ、８は側板内面に
設けられたガイド部材ｃ、８−１はガイド部材ｃの後方
に設けられた凹部、９はスライド蓋の後端部に設けられ
た半円柱状の突起である。
以上のように構成された鍵盤楽器のスライド蓋収納装置
の動作についても従来例とほぼ同じであるが、スライド
蓋を構成している板材が蝶番によって連結されている板
材ａと板材ｂの２枚だけである為、スライド蓋を閉じた
状態においても割板の継ぎ目もなくデザイン的価値を高
めることができる。また、スライド蓋をガイド部材に沿
って後方上部にほぼ直線的にキャビネット内に収納する
際、スライド蓋の後端部に設けた半円柱状の突起と、ガ
イド部材の後部に設けた凹部とが係合することにより、
スライド蓋が自然にガイド部材に沿って閉じないように
することができる。
の動作についても従来例とほぼ同じであるが、スライド
蓋を構成している板材が蝶番によって連結されている板
材ａと板材ｂの２枚だけである為、スライド蓋を閉じた
状態においても割板の継ぎ目もなくデザイン的価値を高
めることができる。また、スライド蓋をガイド部材に沿
って後方上部にほぼ直線的にキャビネット内に収納する
際、スライド蓋の後端部に設けた半円柱状の突起と、ガ
イド部材の後部に設けた凹部とが係合することにより、
スライド蓋が自然にガイド部材に沿って閉じないように
することができる。
考案の効果 以上の様に本考案は、従来帆布によって結合された複数
の割板を一枚にして、蝶番によって連結された板材ａと
板材ｂの２枚によって構成している為、スライド蓋を閉
じた状態においてもデザイン的価値を損失することがな
く、また、スライド蓋がガイド部材に沿って後方上部に
ほぼ直線的にキャビネット内に収納されても、スライド
蓋後端部に設けられた半円柱状の突起とガイド部材の後
部に設けられた凹部とが係合することで、スライド蓋が
自然に閉じない様停止位置を規制することができる。
の割板を一枚にして、蝶番によって連結された板材ａと
板材ｂの２枚によって構成している為、スライド蓋を閉
じた状態においてもデザイン的価値を損失することがな
く、また、スライド蓋がガイド部材に沿って後方上部に
ほぼ直線的にキャビネット内に収納されても、スライド
蓋後端部に設けられた半円柱状の突起とガイド部材の後
部に設けられた凹部とが係合することで、スライド蓋が
自然に閉じない様停止位置を規制することができる。
第１図は本考案の一実施例における鍵盤楽器のスライド
蓋収納装置の断面図、第２図は本考案の装置を備えた鍵
盤楽器の斜視図、第３図は従来の鍵盤楽器のスライド蓋
収納装置の断面図、第４は従来の収納装置を備えた鍵盤
楽器の斜視図である。 １……側板、２……天板、３……ガイド部材ａ、４……
ガイド部材ｂ、５……鍵盤、６……操作パネル、７……
スライド蓋、７−１……板材ａ、７−２……板材ｂ、７
−３……蝶番、７−４……板材ｃ、７−５……帆布、７
−６……把手、７−７……塩ビ飾り、７−８……板材
ｄ、８……ガイド部材ｃ、８−１……凹部、９……突
起。
蓋収納装置の断面図、第２図は本考案の装置を備えた鍵
盤楽器の斜視図、第３図は従来の鍵盤楽器のスライド蓋
収納装置の断面図、第４は従来の収納装置を備えた鍵盤
楽器の斜視図である。 １……側板、２……天板、３……ガイド部材ａ、４……
ガイド部材ｂ、５……鍵盤、６……操作パネル、７……
スライド蓋、７−１……板材ａ、７−２……板材ｂ、７
−３……蝶番、７−４……板材ｃ、７−５……帆布、７
−６……把手、７−７……塩ビ飾り、７−８……板材
ｄ、８……ガイド部材ｃ、８−１……凹部、９……突
起。
Claims (1)
- 【請求項１】キャビネットを構成する一対の側板間に鍵
盤，操作パネル等を有する操作部を設け、上記操作部の
上面を移動自在に覆うスライド蓋を上記側板内面に設け
られたガイド部材に沿ってキャビネット内に収納するよ
うに構成するとともに、スライド蓋を蝶番で連結された
大小２枚の板材で構成するとともに、スライド蓋を後方
上部にほぼ直線的に収納し、上記スライド蓋の後方端部
に半円柱状の突起物を設け、上記ガイド部材後部に設け
られた凹部に上記突起物が係合することにより、スライ
ド蓋収納時の停止位置を規制することを特徴とする鍵盤
楽器のスライド蓋収納装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987109195U JPH0713032Y2 (ja) | 1987-07-16 | 1987-07-16 | 鍵盤楽器のスライド蓋収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987109195U JPH0713032Y2 (ja) | 1987-07-16 | 1987-07-16 | 鍵盤楽器のスライド蓋収納装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6415292U JPS6415292U (ja) | 1989-01-25 |
| JPH0713032Y2 true JPH0713032Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=31345215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987109195U Expired - Lifetime JPH0713032Y2 (ja) | 1987-07-16 | 1987-07-16 | 鍵盤楽器のスライド蓋収納装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0713032Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5338324B2 (ja) * | 2009-01-14 | 2013-11-13 | カシオ計算機株式会社 | 鍵盤楽器の蓋開閉装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4528923Y1 (ja) * | 1966-12-09 | 1970-11-07 | ||
| JPH0446310Y2 (ja) * | 1985-01-31 | 1992-10-30 |
-
1987
- 1987-07-16 JP JP1987109195U patent/JPH0713032Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6415292U (ja) | 1989-01-25 |
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