JPH071302Y2 - 自動車のサンルーフ用サンシェード - Google Patents

自動車のサンルーフ用サンシェード

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JPH071302Y2
JPH071302Y2 JP1988028761U JP2876188U JPH071302Y2 JP H071302 Y2 JPH071302 Y2 JP H071302Y2 JP 1988028761 U JP1988028761 U JP 1988028761U JP 2876188 U JP2876188 U JP 2876188U JP H071302 Y2 JPH071302 Y2 JP H071302Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
guide rails
sunroof
sunshade
guide
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988028761U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01132419U (ja
Inventor
康司 望月
敏雄 鋤柄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayashi Telempu Corp
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Hayashi Telempu Corp
Suzuki Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、自動車のサンルーフ用サンシェードに関す
る。
b.従来の技術 自動車に設けられるサンルーフには、固定式、スライド
式あるいはチルト式等がある。これらのサンルーフに
は、炎天下における遮光を図るためサンシェードが通常
設けられている。従来一般に使用されているサンシェー
ドは、サンルーフ用ガラスが設けられている室内側に設
けられたガイドレールに沿って前後に摺動可能に配置さ
れ、サンルーフ用ガラスの遮光および採光を行なうよう
にしている。
第6図は固定式サンルーフを備えた自動車であり、第7
図のように、ルーフ用パネル100に形成された開口穴101
にゴムモールド102を介してサンルーフ用ガラス103を装
着してある。この開口穴101の両側面に、ガイドレール1
04を装着し、サンシェード105の両側を摺動可能に支持
したものである。
c.考案が解決しようとする課題 しかしながら、従来のサンシェード105は1枚の板で構
成されているため、少なくともサンルーフ用ガラス103
の大きさと、採光時に、サンシェード105を収納するル
ーフ長さが必要となる。したがって、ルーフ用パネル10
0に必要な長さがないと、サンシェード105の収納場所が
なく、結局サンルーフ自体の大きさも限られることにな
る。
本考案は上記従来技術の課題を解決し、収納スペースの
縮小を図り得る自動車のサンルーフ用サンシェードを提
供することを目的とする。
d.課題を解決するための手段 本考案は、上記課題を解決するため、サンルーフ用ガラ
スが設けられた開口穴の下方を遮光する複数の遮光板
と、これら遮光板の両側を支持するガイドレールとを備
え、上記遮光板の両側部に前後一対のガイドピンを設け
ると共に、各遮光板の両側部に、下方側の遮光板の両側
部を摺動可能に支持するフックをそれぞれ設けて互いに
重畳可能に連繋し、上記ガイドレールに、上記各遮光板
の前後のガイドピンを各別にガイドする上下2段のガイ
ドレールを設け、かつ前側のガイドピンを下段側ガイド
レールに係合させ、後側のガイドピンを上段側ガイドレ
ールに係合させると共に、これらガイドレール相互間の
間隔を上記開口穴の後方で徐々に広げ、かつ、下方向へ
傾斜させて形成し、各遮光板を収納時に重畳させるよう
にしたことにある。
e.作用 1枚目の遮光板を引き出すと、順次2枚目、3枚目と遮
光板が引き出され、サンルーフの下部側を遮断する。
次に、1枚目の遮光板を後方に押すと、ガイドレールに
沿って後方に移動し、収納個所に来ると、順次重なり合
って収納される。
f.実施例 以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。
第1図ないし第4図において、1はサンルーフ2を備え
た自動車の車体である。サンルーフ用ガラス2aは、車体
1のルーフパネル3に形成された開口穴4に固定式また
はスライド式で取付けられている。5は、上記サンルー
フ用ガラス2aを開閉するサンシェードであり、これは前
後に複数枚(図示例では3枚)に分割された遮光板51
52,53で構成されている。これら遮光板51,52,53は左
右の側面の前側と後側にそれぞれ摺動用のガイドピン
61,62が突設されている。71,72は第5図のように、サ
ンルーフ2が設けられている車室側ルーフパネル3にそ
れぞれサンルーフ用ガラス2aの両側に沿って設けられた
上下2段のガイドレールである。これは、サンルーフ2
部分では、上下一定間隔で配置され、収納部分ではガイ
ドレール71,72を下方向に傾斜させながらその間隔を広
げてある。この上段側ガイドレール71と下段側ガイドレ
ール72の間隔は、サンルーフ2の後部側のインナーパネ
ル3aとアウタパネル3b相互間に設けられた収納室Aで広
げてある。これらガイドレール71,72には上記遮光板
51,52,53が、前側のガイドピン61を下段側ガイドレー
ル71に、後側のガイドピン62を上段側ガイドレール72
係合させて取付けられている。81,82は3枚の遮光板
51,52,53を互いに連結するフックであり、上部側に重
なる遮光板51,52の両側部後端側にそれぞれネジ留めさ
れると共に、下部側に重なる遮光板52,53のガイドピン
61,62相互間を摺動可能にガイドするものである。すな
わち、1枚目の遮光板51に装着されたフック81,82は2
枚目の遮光板52をガイドし、2枚目の遮光板51に装着さ
れたフック81,82は3枚目の遮光板53をガイドする。
上記構成によると、1枚目の遮光板51を引き出すと、遮
光板51は、ガイドピン61,62がガイドレール71,72に沿
って移動して引き出される。このとき、フック81が2枚
目の遮光板52のガイドピン61に係合して2枚目の遮光板
52を引き出す。同様に2枚目の遮光板52が引き出され、
これによって3枚目の遮光板53を引き出す。こうして、
遮光板51,52,53は1枚の板としてサンルーフ用ガラス
2aを遮蔽してサンシェード5を構成する。
次に、採光のためサンシェード5を開けたいときは、1
枚目の遮光板51を後方に押すと、遮光板51のフック81
2枚目の遮光板52の後部側ガイドピン62に係合して遮光
板52を共に後方に押し、さらに2枚目の遮光板52のフッ
ク82が3枚目の遮光板53の後部側ガイドピン52に係合し
て遮光板53を共に後方に押す。そして、遮光板51,52
53はルーフパネル3のインナパネル3aとアウタパネル3b
間に形成された収納室A内に収納される。このとき、収
納室A内のガイドレール71,72相互間の間隔が広げら
れ、かつ下方に傾斜しているので遮光板51,52,53は互
いに重なり幅を大きくして収納される。
なお、ガイドピン61,62の代わりにガイドローラを用い
ることもできる。またガイドピン61,62およびフック
81,82は遮光板51,52,53と一体成形することもでき
る。さらに、遮光板51,52,53の枚数は任意に設定でき
る。
g.考案の効果 以上述べたように、本考案による自動車のサンルーフ用
サンシェードによれば、遮光板の両側板に前後一対のガ
イドピンを設けると共に、各遮光板の両側部に、下方側
の遮光板の両側部を摺動可能に支持するフックをそれぞ
れ設けて互いに重畳可能に連繋し、上記ガイドレール
に、上記各遮光板の前後のガイドピンを各別にガイドす
る上下2段のガイドレールを設け、かつ前後のガイドピ
ンを下段側ガイドレールに係合させ、後側のガイドピン
を上段側ガイドレールに係合させたので、遮光板の開閉
を無理なく行なうことができる。
また、ガイドレール相互間の間隔を上記開口穴の後方で
徐々に広げ、かつ、下方向へ傾斜させて形成し、各遮光
板を収納時に重畳させるようにしたので、サンルーフの
採光時に、サンシェードを収納する収納室の収納長さを
必要としないので、前後に短い屋根構造の車種にも採用
することができる。さらに、収納スペースがなだらかに
傾斜しているので、収納個所としてのインナーパネルと
アウタパネルの間隔が狭くてすみ、収納スペースに無駄
が発生しない。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の自動車のサンルーフ用サンシェードの
一実施例を示す斜視図、第2図および第3図は第1のサ
ンシェードの使用時および収納時の状態を示す概念図、
第4図は第2図のサンシェードを示す斜視図、第5図は
ガイドレールを示す斜視図、第6図は従来のサンルーフ
型自動車を示す斜視図、第7図は第6図のA−A線断面
図である。 1……車体、2……サンルーフ、2a……サンルーフ用ガ
ラス、3……ルーフパネル、4……開口穴、5……サン
シェード、51,52,53,……遮光板、61,62……ガイド
ピン、71,72……ガイドレール、81,82……フック。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンルーフ用ガラスが設けられた開口穴の
    下方を遮光する複数の遮光板と、これら遮光板の両側を
    支持するガイドレールとを備え、上記遮光板の両側部に
    前後一対のガイドピンを設けると共に、各遮光板の両側
    部に、下方側の遮光板の両側部を摺動可能に支持するフ
    ックをそれぞれ設けて互いに重畳可能に連繋し、上記ガ
    イドレールに、上記各遮光板の前後のガイドピンを各別
    にガイドする上下2段のガイドレールを設け、かつ前側
    のガイドピンを下段側ガイドレールに係合させ、後側の
    ガイドピンを上段側ガイドレールに係合させると共に、
    これらガイドレール相互間の間隔を上記開口穴の後方で
    徐々に広げ、かつ、下方向へ傾斜させて形成し、各遮光
    板を収納時に重畳させるようにしたことを特徴とする自
    動車のサンルーフ用サンシェード。
JP1988028761U 1988-03-04 1988-03-04 自動車のサンルーフ用サンシェード Expired - Lifetime JPH071302Y2 (ja)

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JP1988028761U JPH071302Y2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04 自動車のサンルーフ用サンシェード

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JPH01132419U JPH01132419U (ja) 1989-09-08
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JPH01132419U (ja) 1989-09-08

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