JPH0713022Y2 - 蛍光表示装置 - Google Patents
蛍光表示装置Info
- Publication number
- JPH0713022Y2 JPH0713022Y2 JP1991044790U JP4479091U JPH0713022Y2 JP H0713022 Y2 JPH0713022 Y2 JP H0713022Y2 JP 1991044790 U JP1991044790 U JP 1991044790U JP 4479091 U JP4479091 U JP 4479091U JP H0713022 Y2 JPH0713022 Y2 JP H0713022Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pixels
- side direction
- control electrodes
- display
- short side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F9/00—Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements
- G09F9/30—Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements in which the desired character or characters are formed by combining individual elements
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J31/00—Cathode ray tubes; Electron beam tubes
- H01J31/08—Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
- H01J31/10—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
- H01J31/12—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
- H01J31/15—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen with ray or beam selectively directed to luminescent anode segments
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、多数の画素を縦横に並
べた細長い矩形状の表示部によって、文字や数字を表示
するグラフィック表示用の蛍光表示装置に係わり、特に
前記各画素の電気的な接続構造に関するものである。
べた細長い矩形状の表示部によって、文字や数字を表示
するグラフィック表示用の蛍光表示装置に係わり、特に
前記各画素の電気的な接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】縦長又は横長の表示部を有するグラフィ
ック表示用の蛍光表示装置がある。この表示部は多数の
画素を縦横に並べた細長い矩形状に構成されており、例
えば画素数が24×264ドットで11桁表示が行なえ
るようになっている。
ック表示用の蛍光表示装置がある。この表示部は多数の
画素を縦横に並べた細長い矩形状に構成されており、例
えば画素数が24×264ドットで11桁表示が行なえ
るようになっている。
【0003】この種の蛍光表示装置の具体的な電極構造
乃至駆動方法としては、例えばシングルマトリクス方式
というのが知られている。これは、前記表示部の画素の
陽極導体を縦又は横の一方向に沿って共通に接続して互
いに平行な複数本の画素列を構成し、これと直交する複
数の制御電極を表示部上方に設け、制御電極と画素列の
一方を走査するとともに他方に表示信号を入れて画素選
択を行なうものである。
乃至駆動方法としては、例えばシングルマトリクス方式
というのが知られている。これは、前記表示部の画素の
陽極導体を縦又は横の一方向に沿って共通に接続して互
いに平行な複数本の画素列を構成し、これと直交する複
数の制御電極を表示部上方に設け、制御電極と画素列の
一方を走査するとともに他方に表示信号を入れて画素選
択を行なうものである。
【0004】前述した蛍光表示装置の駆動において、仮
に制御電極に表示信号を与えるものとすると、制御電極
はスタテイック駆動となり、表示の態様によっては制御
電極に常時電圧が印加されることになってしまう。この
ようになると、電子の流入によって制御電極が加熱され
て変形し、表示に悪影響が生じ、最悪の場合には陽極導
体や他の電極に接触してショートしてしまう。このた
め、従来の蛍光表示管においては、一般に制御電極が走
査され、画素列の方に表示信号が与えられていた。
に制御電極に表示信号を与えるものとすると、制御電極
はスタテイック駆動となり、表示の態様によっては制御
電極に常時電圧が印加されることになってしまう。この
ようになると、電子の流入によって制御電極が加熱され
て変形し、表示に悪影響が生じ、最悪の場合には陽極導
体や他の電極に接触してショートしてしまう。このた
め、従来の蛍光表示管においては、一般に制御電極が走
査され、画素列の方に表示信号が与えられていた。
【0005】また、前述したような蛍光表示装置におい
て、制御電極の長手寸法を表示部の長辺寸法に一致さ
せ、短辺方向に沿って並設することも考えられる。この
ようにすると、制御電極のスキャン数が少なくなり、デ
ューテイ比は大きくなるものの、制御電極は張架しにく
くなり、特に動作時のたるみや振動によって表示品位が
悪化したり、他の電極とショートしやすくなる。このた
め、従来の蛍光表示管においては、デユーテイ比は小さ
くなるものの制御電極は長手寸法を表示部の短辺寸法に
一致させ、長辺方向に沿って並べるのが一般的であっ
た。
て、制御電極の長手寸法を表示部の長辺寸法に一致さ
せ、短辺方向に沿って並設することも考えられる。この
ようにすると、制御電極のスキャン数が少なくなり、デ
ューテイ比は大きくなるものの、制御電極は張架しにく
くなり、特に動作時のたるみや振動によって表示品位が
悪化したり、他の電極とショートしやすくなる。このた
め、従来の蛍光表示管においては、デユーテイ比は小さ
くなるものの制御電極は長手寸法を表示部の短辺寸法に
一致させ、長辺方向に沿って並べるのが一般的であっ
た。
【0006】また、別の理由として、線状陰極は、表示
エリアの拡大、配設のしやすさ、消費電力の問題等から
表示部の長辺方向に張設される。制御電極を線状陰極と
平行に張架すると、制御電極を走査した際に、線状陰極
と電圧が印加されている制御電極との位置関係が変化し
てしまい、同一の条件で駆動することができなくなる。
このような理由からも、制御電極は短辺方向に配設され
ていた。
エリアの拡大、配設のしやすさ、消費電力の問題等から
表示部の長辺方向に張設される。制御電極を線状陰極と
平行に張架すると、制御電極を走査した際に、線状陰極
と電圧が印加されている制御電極との位置関係が変化し
てしまい、同一の条件で駆動することができなくなる。
このような理由からも、制御電極は短辺方向に配設され
ていた。
【0007】以上のような理由から、細長の表示部を有
する従来のグラフィック表示用の蛍光表示装置では、制
御電極は表示部の短辺に合致した長さで同方向に配設さ
れ、所定間隔をおいて長辺方向に並べられる。そして、
これらの制御電極の長手方向と直交するように、表示部
の各画素の陽極導体が長辺方向に沿って共通接続され
る。そして、制御電極を走査するとともに、これと直交
する陽極導体の各列に表示信号を印加し、所望の表示を
行なっている。
する従来のグラフィック表示用の蛍光表示装置では、制
御電極は表示部の短辺に合致した長さで同方向に配設さ
れ、所定間隔をおいて長辺方向に並べられる。そして、
これらの制御電極の長手方向と直交するように、表示部
の各画素の陽極導体が長辺方向に沿って共通接続され
る。そして、制御電極を走査するとともに、これと直交
する陽極導体の各列に表示信号を印加し、所望の表示を
行なっている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】前述したグラフィック
用の蛍光表示装置では、走査する制御電極の数が多いた
め、デユーテイ比が小さくなってしまうという問題があ
った。例えば、表示部が24×264(ドット)の画素
で構成されていると、デユーテイ比が1/264になっ
てしまい、陽極導体に印加する電圧を高くしないと十分
な発光輝度が得られなかった。また、駆動電圧が高い
と、駆動用ICも高価になり、蛍光体層の劣化が進みや
すいという問題もあった。
用の蛍光表示装置では、走査する制御電極の数が多いた
め、デユーテイ比が小さくなってしまうという問題があ
った。例えば、表示部が24×264(ドット)の画素
で構成されていると、デユーテイ比が1/264になっ
てしまい、陽極導体に印加する電圧を高くしないと十分
な発光輝度が得られなかった。また、駆動電圧が高い
と、駆動用ICも高価になり、蛍光体層の劣化が進みや
すいという問題もあった。
【0009】このほか、細長い表示部を有する蛍光表示
装置では、マルチマトリクス方式と呼ばれる電極構造乃
至駆動方法が知られている。この方式によれば、各制御
電極が短辺方向の画素列を2列づつカバーし、陽極導体
は2画素あるいは3画素おきに共通接続されている。
装置では、マルチマトリクス方式と呼ばれる電極構造乃
至駆動方法が知られている。この方式によれば、各制御
電極が短辺方向の画素列を2列づつカバーし、陽極導体
は2画素あるいは3画素おきに共通接続されている。
【0010】この場合、デユーデイ比は2倍になり、制
御電極を駆動するICは半分になるが、陽極導体を制御
するICの数が3倍あるいは4倍になってまう。また、
配線の引き回しが複雑になり、画素ピッチ4の細いもの
には適用しにくいという問題があった。
御電極を駆動するICは半分になるが、陽極導体を制御
するICの数が3倍あるいは4倍になってまう。また、
配線の引き回しが複雑になり、画素ピッチ4の細いもの
には適用しにくいという問題があった。
【0011】本考案は、細長いマトリクス状の表示部
と、表示部の短辺方向を長手方向として並設された複数
の制御電極を有する蛍光表示装置において、制御電極を
走査する場合のデユーテイ比を大きくすることを目的と
している。
と、表示部の短辺方向を長手方向として並設された複数
の制御電極を有する蛍光表示装置において、制御電極を
走査する場合のデユーテイ比を大きくすることを目的と
している。
【0012】
【課題を解決するための手段】本考案の蛍光表示装置
は、短辺方向に並ぶ画素数よりも長辺方向に並ぶ画素数
の方が多くなるように複数の画素を互いに直交する2方
向に沿って矩形状に配設した表示部と、前記表示部の短
辺方向を長手方向とし、前記長辺方向に沿って前記表示
部の上方に並設された複数の制御電極と、前記制御電極
の上方に前記長手方向と平行に設けられた線状の陰極と
を有する蛍光表示装置において、前記画素を前記2方向
と交差する斜め方向に沿って共通接続し、前記制御電極
を所定個数おきに共通接続し、前記制御電極を走査する
とともに前記画素に表示信号を与えるようにしたことを
特徴としている。
は、短辺方向に並ぶ画素数よりも長辺方向に並ぶ画素数
の方が多くなるように複数の画素を互いに直交する2方
向に沿って矩形状に配設した表示部と、前記表示部の短
辺方向を長手方向とし、前記長辺方向に沿って前記表示
部の上方に並設された複数の制御電極と、前記制御電極
の上方に前記長手方向と平行に設けられた線状の陰極と
を有する蛍光表示装置において、前記画素を前記2方向
と交差する斜め方向に沿って共通接続し、前記制御電極
を所定個数おきに共通接続し、前記制御電極を走査する
とともに前記画素に表示信号を与えるようにしたことを
特徴としている。
【0013】
【作用】制御電極を走査する際のデユーテイ比は、各制
御電極を1個づつ順次走査する場合に比べて大きくな
る。
御電極を1個づつ順次走査する場合に比べて大きくな
る。
【0014】
【実施例】以下図面を用いて詳細に説明する。なお基本
的な蛍光表示装置の構成は省略し、ここでは陽極導体の
配線パターンと制御電極の関係のみを示す。図1は本考
案の一実施例を示したものである。この蛍光表示装置
は、画素数が24×264で、例えば24×24画素で
構成される文字、数字を11桁表示できるグラフィック
表示用の蛍光表示装置である。図中、(1,1)、(2
4,264)等の表示は、各画素乃至陽極導体の位置を
示している。
的な蛍光表示装置の構成は省略し、ここでは陽極導体の
配線パターンと制御電極の関係のみを示す。図1は本考
案の一実施例を示したものである。この蛍光表示装置
は、画素数が24×264で、例えば24×24画素で
構成される文字、数字を11桁表示できるグラフィック
表示用の蛍光表示装置である。図中、(1,1)、(2
4,264)等の表示は、各画素乃至陽極導体の位置を
示している。
【0015】各制御電極Gは、その長手方向が表示部の
短辺方向に合致しており、それぞれ同短辺方向の各画素
列に対応して長辺方向に沿って並んでいる。従って、制
御電極Gの数は、短辺方向の画素列数と同じ264個で
ある。そしてこれら各制御電極Gは、24個ごと(例え
ば1番目と25番目)に共通接続されて24個の組を構
成している。なお制御電極Gは、メッシュ状の開口を有
する平板状の電極である。
短辺方向に合致しており、それぞれ同短辺方向の各画素
列に対応して長辺方向に沿って並んでいる。従って、制
御電極Gの数は、短辺方向の画素列数と同じ264個で
ある。そしてこれら各制御電極Gは、24個ごと(例え
ば1番目と25番目)に共通接続されて24個の組を構
成している。なお制御電極Gは、メッシュ状の開口を有
する平板状の電極である。
【0016】これら制御電極Gに対面する各画素は、陽
極導体とその上面に配設された蛍光体層から構成されて
いる。これらの画素は、前述したように24×264の
細長い表示部を構成するように配設されており、各画素
の各陽極導体は、隣接する右上、左下の画素の陽極導体
と斜め方向に共通接続されている。また、両端部にある
短辺方向の2列の画素列中の画素は、図示のように1と
1’,2と2’のようにそれぞれ共通に接続されてお
り、24個すべての陽極導体が共通接続されている。
極導体とその上面に配設された蛍光体層から構成されて
いる。これらの画素は、前述したように24×264の
細長い表示部を構成するように配設されており、各画素
の各陽極導体は、隣接する右上、左下の画素の陽極導体
と斜め方向に共通接続されている。また、両端部にある
短辺方向の2列の画素列中の画素は、図示のように1と
1’,2と2’のようにそれぞれ共通に接続されてお
り、24個すべての陽極導体が共通接続されている。
【0017】このように、画素列の陽極導体を斜め方向
に共通接続し、制御電極を24個ごとに共通接続して2
4個の組を構成すると、制御電極の各組に対応する複数
の画素はすべて電気的に別の組に属することになる。
に共通接続し、制御電極を24個ごとに共通接続して2
4個の組を構成すると、制御電極の各組に対応する複数
の画素はすべて電気的に別の組に属することになる。
【0018】上述した構成において、制御電極をスキャ
ンし、陽極導体に表示信号を印加すれば、個々の画素を
任意に選択して表示を行なうことが可能である。ここで
制御電極は24組であり、これをスキャンしているので
あるからデユーテイ比は1/24になる。従来のシング
ルマトリックス駆動のものは1/264であるからデユ
ーテイ比を大幅に高くすることができる。そして低電圧
でも十分な輝度が得られる。このほか、マルチマトリッ
クス駆動のものと比較しても、デユーテイ比は本実施例
の方が大幅に高くなる。
ンし、陽極導体に表示信号を印加すれば、個々の画素を
任意に選択して表示を行なうことが可能である。ここで
制御電極は24組であり、これをスキャンしているので
あるからデユーテイ比は1/24になる。従来のシング
ルマトリックス駆動のものは1/264であるからデユ
ーテイ比を大幅に高くすることができる。そして低電圧
でも十分な輝度が得られる。このほか、マルチマトリッ
クス駆動のものと比較しても、デユーテイ比は本実施例
の方が大幅に高くなる。
【0019】なお、駆動用のICについては、従来の装
置によれば、陽極導体を駆動するために24ビット(短
辺方向の画素数)、制御電極を駆動するために264ビ
ット(長辺方向の画素数)必要で、合計288ビットを
必要としていた。これに対し、この実施例に示したもの
では、制御電極は短辺方向の画素数と等しい24組であ
るから、その駆動のためには24ビット、また陽極導体
は短辺方向の画素と同数共通接続されているので、長辺
方向の画素数と同数の264ビットが必要であり、全体
としては288ビット(長辺方向と短辺方向の画素数の
和)となり従来のものと同じである。
置によれば、陽極導体を駆動するために24ビット(短
辺方向の画素数)、制御電極を駆動するために264ビ
ット(長辺方向の画素数)必要で、合計288ビットを
必要としていた。これに対し、この実施例に示したもの
では、制御電極は短辺方向の画素数と等しい24組であ
るから、その駆動のためには24ビット、また陽極導体
は短辺方向の画素と同数共通接続されているので、長辺
方向の画素数と同数の264ビットが必要であり、全体
としては288ビット(長辺方向と短辺方向の画素数の
和)となり従来のものと同じである。
【0020】このほか、図1に示した構成において、陽
極導体を上下2段に分割してそれぞれ斜め方向に共通接
続すれば、制御電極の接続を12個ごとに共通にするこ
とができ、デユーテイ比を1/2にでき、図1に示した
構成のものに対し、デューティを2倍にすることができ
る。ただし、陽極導体を駆動するためのビット数は2倍
になり、制御電極を駆動するビット数は1/2になる。
極導体を上下2段に分割してそれぞれ斜め方向に共通接
続すれば、制御電極の接続を12個ごとに共通にするこ
とができ、デユーテイ比を1/2にでき、図1に示した
構成のものに対し、デューティを2倍にすることができ
る。ただし、陽極導体を駆動するためのビット数は2倍
になり、制御電極を駆動するビット数は1/2になる。
【0021】図2は他の実施例に係る蛍光表示装置を示
したもので、その表示部は、第1実施例と同一のパター
ンで縦横に複数の画素が並んでいる。表示部の各画素の
陽極導体は、表示部の長辺方向については一つおきに、
また短辺方向については隣接する組に対して右上りとな
るように共通に接続されている。そして、長辺方向に並
んだ短辺方向と平行な二つの各画素列にまたがって、複
数の制御電極がそれぞれ配設されている。これら制御電
極は短辺方向の画素数と同数の24個ごとに共通接続さ
れている。画素列で言えば(1,1),(1,2)の画
素列に対応するものと(1,49),(1,50)に対
応するものとが共通接続されている。また、表示部の両
短辺にある各2列づつの画素列においては、1〜48の
配線と1’〜48’の配線が共通接続されている。
したもので、その表示部は、第1実施例と同一のパター
ンで縦横に複数の画素が並んでいる。表示部の各画素の
陽極導体は、表示部の長辺方向については一つおきに、
また短辺方向については隣接する組に対して右上りとな
るように共通に接続されている。そして、長辺方向に並
んだ短辺方向と平行な二つの各画素列にまたがって、複
数の制御電極がそれぞれ配設されている。これら制御電
極は短辺方向の画素数と同数の24個ごとに共通接続さ
れている。画素列で言えば(1,1),(1,2)の画
素列に対応するものと(1,49),(1,50)に対
応するものとが共通接続されている。また、表示部の両
短辺にある各2列づつの画素列においては、1〜48の
配線と1’〜48’の配線が共通接続されている。
【0022】このような構成だと、図1に示したもの
と、デユーテイ比、駆動用ICのビット数は変わらず、
陽極導体の配線の引きまわしが複雑にはなるが、制御電
極の数を半分にすることができる。部品点数が少なくな
るほか、制御電極の強度を高くできる。
と、デユーテイ比、駆動用ICのビット数は変わらず、
陽極導体の配線の引きまわしが複雑にはなるが、制御電
極の数を半分にすることができる。部品点数が少なくな
るほか、制御電極の強度を高くできる。
【0023】なお制御電極は図1,図2いずれの実施例
もメッシュ状の開口を有する平板状の電極を例に示した
が、ワイヤ状の電極で形成してもよい。ワイヤ状の電極
で制御電極を構成すると張力が加えやすくたるみに強
い。また、例えば画素間にワイヤを1本づつ配設する場
合、駆動方向が異なるため、短辺方向の画素数よりビッ
ト数が1ビット多くなるが、前述した各実施例と同様な
制御が可能となる。ワイヤ状の電極を使用すれば、細い
画素ピッチのものにも対応できる。
もメッシュ状の開口を有する平板状の電極を例に示した
が、ワイヤ状の電極で形成してもよい。ワイヤ状の電極
で制御電極を構成すると張力が加えやすくたるみに強
い。また、例えば画素間にワイヤを1本づつ配設する場
合、駆動方向が異なるため、短辺方向の画素数よりビッ
ト数が1ビット多くなるが、前述した各実施例と同様な
制御が可能となる。ワイヤ状の電極を使用すれば、細い
画素ピッチのものにも対応できる。
【0024】なお、陽極導体の配線は、前述のほか左上
がりになるように接続してもよい。また両端部では、相
方の陽極導体を共通に接続した例を示したが、配線の導
出数が増加するが、そのまま導出して陽極導体の端子と
すれば配線の引き回しがより簡単になる。
がりになるように接続してもよい。また両端部では、相
方の陽極導体を共通に接続した例を示したが、配線の導
出数が増加するが、そのまま導出して陽極導体の端子と
すれば配線の引き回しがより簡単になる。
【0025】また、陽極導体及び制御電極は図3のよう
に接続してもよい。これは、短辺方向の画素列につい
て、右隣の列の下2個目及び左隣の列の上2個目とつな
がるような斜め方向に共通接続したもので、長辺の上下
両端縁に並ぶ画素の接続は前述した各実施例に準じてい
る。即ち、1と1’、2と2’のように短辺方向に画素
2個分づつずれた位置関係にあるものどうしを接続す
る。また、制御電極自体の構成は第1実施例と同じであ
るが、12個おきに共通接続している。この場合、陽極
導体の端子は264×2となるが、デユーテイ比は1/
12となる。駆動用ICのビット数は528+12で5
40ビットとなる。
に接続してもよい。これは、短辺方向の画素列につい
て、右隣の列の下2個目及び左隣の列の上2個目とつな
がるような斜め方向に共通接続したもので、長辺の上下
両端縁に並ぶ画素の接続は前述した各実施例に準じてい
る。即ち、1と1’、2と2’のように短辺方向に画素
2個分づつずれた位置関係にあるものどうしを接続す
る。また、制御電極自体の構成は第1実施例と同じであ
るが、12個おきに共通接続している。この場合、陽極
導体の端子は264×2となるが、デユーテイ比は1/
12となる。駆動用ICのビット数は528+12で5
40ビットとなる。
【0026】
【考案の効果】本考案によれば、横長のグラフィック表
示部を有する蛍光表示装置において、各画素の陽極導体
を斜め方向に共通接続すると共に、縦方向を長手方向と
して並設された多数の制御電極を所定個数おきに共通接
続したので、制御電極を走査して陽極導体に表示信号を
与えることにより、従来よりも高いデユーテイ比で所望
の画素を選択してグラフィック表示を行なうことができ
る。
示部を有する蛍光表示装置において、各画素の陽極導体
を斜め方向に共通接続すると共に、縦方向を長手方向と
して並設された多数の制御電極を所定個数おきに共通接
続したので、制御電極を走査して陽極導体に表示信号を
与えることにより、従来よりも高いデユーテイ比で所望
の画素を選択してグラフィック表示を行なうことができ
る。
【図1】本考案の一実施例における電極の接続構造を示
す模式図である。
す模式図である。
【図2】本考案の第2の実施例における電極の接続構造
を示す模式図である。
を示す模式図である。
【図3】本考案の第3の実施例における電極の接続構造
を示す模式図である。
を示す模式図である。
【符号の説明】 G 制御電極
Claims (1)
- 【請求項1】 短辺方向に並ぶ画素数よりも長辺方向に
並ぶ画素数の方が多くなるように複数の画素を互いに直
交する2方向に沿って矩形状に配設した表示部と、前記
表示部の短辺方向を長手方向とし、前記長辺方向に沿っ
て前記表示部の上方に並設された複数の制御電極と、前
記制御電極の上方に前記長手方向と平行に設けられた線
状の陰極とを有する蛍光表示装置において、前記画素を
前記2方向と交差する斜め方向に沿って共通接続し、前
記制御電極を所定個数おきに共通接続し、前記制御電極
を走査するとともに前記画素に表示信号を与えるように
したことを特徴とする蛍光表示装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991044790U JPH0713022Y2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 蛍光表示装置 |
KR1019920008343A KR950014430B1 (ko) | 1991-05-20 | 1992-05-18 | 형광표시장치 |
US07/885,452 US5387838A (en) | 1991-05-20 | 1992-05-19 | Fluorescent display device with high duty ratio |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991044790U JPH0713022Y2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 蛍光表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04129181U JPH04129181U (ja) | 1992-11-25 |
JPH0713022Y2 true JPH0713022Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=12701209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991044790U Expired - Lifetime JPH0713022Y2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 蛍光表示装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5387838A (ja) |
JP (1) | JPH0713022Y2 (ja) |
KR (1) | KR950014430B1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5966109A (en) * | 1990-05-24 | 1999-10-12 | U.S. Philips Corporation | Picture display device having a flat vacuum tube |
FR2714453B1 (fr) * | 1993-12-28 | 1996-02-09 | Etat Francais Labo Cl Ponts Ch | Dispositif de signalisation visible sur 360 degré comprenant une source lumineuse composée de plusieurs diodes électroluminescentes et bouée maritime pourvue du dispositif. |
US5739634A (en) * | 1995-09-22 | 1998-04-14 | Ise Electronics Corporation | Dot matrix type vacuum fluorescent display tube |
US6025821A (en) * | 1998-02-10 | 2000-02-15 | Prince Corporation | Drive system for vacuum fluorescent display and method therefor |
JP2001154609A (ja) * | 1999-12-01 | 2001-06-08 | Kawasaki Steel Corp | 表示素子 |
KR100805145B1 (ko) * | 2001-09-25 | 2008-02-21 | 삼성에스디아이 주식회사 | 다중 구동식 배선 구조를 갖는 형광표시관 |
US9153168B2 (en) * | 2002-07-09 | 2015-10-06 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method for deciding duty factor in driving light-emitting device and driving method using the duty factor |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5924431B2 (ja) * | 1977-12-28 | 1984-06-09 | 双葉電子工業株式会社 | けい光表示装置 |
JPS57202050A (en) * | 1981-06-08 | 1982-12-10 | Futaba Corp | Fluorescent display unit |
JPH0614261B2 (ja) * | 1987-03-20 | 1994-02-23 | 双葉電子工業株式会社 | 表示装置 |
JPH0693164B2 (ja) * | 1987-12-01 | 1994-11-16 | 双葉電子工業株式会社 | 表示装置 |
US5146356A (en) * | 1991-02-04 | 1992-09-08 | North American Philips Corporation | Active matrix electro-optic display device with close-packed arrangement of diamond-like shaped |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP1991044790U patent/JPH0713022Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-05-18 KR KR1019920008343A patent/KR950014430B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1992-05-19 US US07/885,452 patent/US5387838A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5387838A (en) | 1995-02-07 |
KR950014430B1 (ko) | 1995-11-27 |
JPH04129181U (ja) | 1992-11-25 |
KR920022364A (ko) | 1992-12-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5721561A (en) | Image display device and drive device therefor | |
CN106531767A (zh) | 一种显示面板、驱动方法以及电子设备 | |
US6710549B2 (en) | Driving method for matrix type organic EL element and matrix type organic EL apparatus | |
US4486749A (en) | Fluorescent display device | |
JP2003197380A (ja) | 有機elデバイスのパネルとその製造方法 | |
JPH0713022Y2 (ja) | 蛍光表示装置 | |
US20020043941A1 (en) | Color organic EL display and method for driving the same | |
KR100256107B1 (ko) | 표시장치 | |
JP3547360B2 (ja) | フィールドエミッション型表示装置及びその駆動方法 | |
US4680675A (en) | Printed circuit board terminal device | |
KR20050046549A (ko) | 자발광 표시 장치 | |
KR20030017697A (ko) | 유기 el 소자 | |
KR950020899A (ko) | 디스플레이 장치 | |
US5703610A (en) | Drive circuit for image display device | |
JPS63221390A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2540866Y2 (ja) | 蛍光表示装置 | |
JPH0727337B2 (ja) | 蛍光表示装置 | |
US6611094B2 (en) | Double-faced vacuum fluorescent display device and method for driving same | |
JPH0587932B2 (ja) | ||
JP2003263967A (ja) | 蛍光表示管およびその駆動方法 | |
KR100475160B1 (ko) | 액티브 매트릭스 전계방출표시패널의 구동 장치 및 방법 | |
JPH05204319A (ja) | 発光表示装置およびその駆動方法 | |
JP2757453B2 (ja) | 蛍光表示管装置 | |
JP4087675B2 (ja) | 蛍光表示管 | |
KR200173165Y1 (ko) | 평판표시소자의 접속구조 |