JPH07129961A - 書込型光ディスク装置のパワーキャリブレーション方式 - Google Patents

書込型光ディスク装置のパワーキャリブレーション方式

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JPH07129961A
JPH07129961A JP29425593A JP29425593A JPH07129961A JP H07129961 A JPH07129961 A JP H07129961A JP 29425593 A JP29425593 A JP 29425593A JP 29425593 A JP29425593 A JP 29425593A JP H07129961 A JPH07129961 A JP H07129961A
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JP
Japan
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signal
power
recording power
duty ratio
supplied
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JP29425593A
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English (en)
Inventor
Yuuki Abe
部 佑 紀 阿
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】比較的簡単な構成で、ディスク毎に常に最適な
記録パワーを設定できる書込型光ディスク装置のパワー
キャリブレーション方式を提供する。 【構成】再生RF信号を予め定めた基準値信号と比較し
て得られる2値化されたEFM信号のデューティ比を、
パワーキャリブレーション領域記録した複数レベルの記
録パワー毎に求め、求められたデューティ比に基づいて
最適記録パワーを設定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は書込型光ディスク装置の
パワーキャリブレーション方式に関し、特に個々のディ
スク毎に最適な記録パワーを設定できる書込型光ディス
ク装置のパワーキャリブレーション方式に関する。
【0002】
【従来の技術】書込型光ディスク装置、例えば、CDー
WOにおいては、ディスクへのデータ書き込みの際、最
適な記録パワーを設定することは、記録/再生品質の面
で重要である。従来、このような記録パワーの設定方式
は、いわゆるオレンジブックパートII(Orange
Book Part II)にパワーキャリブレーシ
ョンとして規定されている。このパワーキャリブレーシ
ョンにおいては、図2(A)に示すように、ディスク上
のPCA(Power CalibrationAre
a)に、記録レーザパワーPOを、1ATIPフレーム
に対応するステップ毎に変化させて記録し、記録された
領域に対応する再生信号であるRF信号のピーク値(A
1)とボトム値(A2)を検出し、 β=(A1+A2)/(A1−A2) で定義されるβ値を求める。そして、このβ値が、予め
定められている値となるときのレーザパワーを最適記録
パワーとしている。こうして求められたβ値の時間的変
化が図2(B)に示されている。
【0003】図6には、従来の書込型光ディスク装置の
パワーキャリブレーション方式を実行するための装置構
成図が示されている。ディスク1からの戻り光が、光学
ヘッド2で電気信号に変換され、RF信号が得られる。
このRF信号は、RFアンプ3で増幅された後、再生E
FM信号としてデコーダ/エンコーダ5に入力される。
RFアンプ3の出力である再生RF信号からは、ピーク
/ボトム検出回路4で、ピーク値(A1)とボトム値
(A2)が検出され、システムコントローラ(シスコ
ン)8に供給される。シスコン8は、上記ピーク値A1
とボトム値A2からβ値を計算して、最適な記録パワー
を決定し、決定された記録パワーをLDドライブ回路9
に送出して、光学ヘッド2に対して最適記録パワーを設
定する。シスコン8は、各種キー6からのキー情報に基
づいて当該装置の動作を制御し、動作態様等を表示部7
に表示せしめるとともに、サーボ回路10を介してスピ
ンドルモータ11の回転を制御する。
【0004】記録時には、デコーダ/エンコーダ5から
の記録EFM信号が、LDドライブ回路9に入力され、
光学ヘッド2内のレーザダイオードを最適記録パワーで
発光させ、ディスク1にピットを形成せしめる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
書込型光ディスク装置のパワーキャリブレーション方式
では、ディスクから得られるRF信号のピーク値A1と
ボトム値A2を検出して、β値を求める必要があり、一
方、β値は、再生RF信号のレベル変動、ドロップアウ
ト、ディスクのバラツキ等の影響を直接受けるため、常
に最適な記録パワーを設定することが困難であるという
問題がある。
【0006】また、上記PCA上のテストエリアは、1
パワーキャリブレーション毎に、15ATIPフレーム
から成るエリアであり、15ステップの記録パワーで1
パワーキャブリレーションを行ない、予め定めたβ値に
最も近いβ値をもつ記録パワーを最適記録パワーとして
いる。したがって、ディスクにはバラツキがあるため、
被測定ディスクの性能を十分に引き出すことが困難であ
るという問題も生ずる。
【0007】そこで、本発明の目的は、比較的簡単な構
成で、ディスク毎に常に最適な記録パワーを設定できる
書込型光ディスク装置のパワーキャリブレーション方式
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による書込型光ディスク装置のパワーキャリ
ブレーション方式は、パワーキャリブレーション領域に
複数レベルの記録パワーで記録し、この記録領域からの
再生信号に基づいて最適な記録パワーを設定する書込型
光ディスク装置のパワーキャリブレーション方式におい
て、再生RF信号を予め定めた基準値信号と比較し、比
較結果として得られる2値化されたEFM信号のデュー
ティ比を前記複数レベルの記録パワー毎に求め、得られ
たデューティ比に基づいて最適記録パワーを設定するよ
うに構成される。
【0009】
【作用】本発明では、再生RF信号を予め定めた基準値
信号と比較して得られる2値化されたEFM信号のデュ
ーティ比を、パワーキャリブレーション領域記録した複
数レベルの記録パワー毎に求め、求められたデューティ
比に基づいて最適記録パワーを設定している。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明による書込型光ディス
ク装置で、一回書込型の書込型光ディスク装置(CDー
WO)のパワーキャリブレーション方式の一実施例を示
す構成図である。EFMコンパレータ21は、その+入
力端子に供給される再生RF信号と、−入力端子にバッ
ファ/コントロールアンプ22を介して供給される比較
基準信号とを比較し、2値化されたEFM信号を出力す
る。EFMコンパレータ21の出力信号は、ローパスフ
ィルタ24で低域成分が抽出されてセレクタ23の一入
力端子23Aに供給される。セレクタ23の他入力端子
23Bには、基準値信号発生回路26から出力される予
め定めたレベルをもつ基準信号が供給されている。セレ
クタ23の出力端子23Cは、バッファ/コントロール
アンプ22に接続されている。セレクタ23は、通常再
生時のようなノーマル状態を示す切換信号NORと、パ
ワーキャリブレーション時の切換信号CALに応答し
て、入力端子を切り換えて出力する。
【0011】通常の再生状態では、切換信号Norによ
りセレクタ26は、ローパスフィルタ24の出力信号を
バッファ/コントロールアンプ2に供給し、その出力が
EFMコンパレータ21に供給され、オートアシンメト
リー回路として動作する。
【0012】一方、パワーキャリブレーション時には、
切換信号CALによりセレクタ26は、基準値信号発生
回路26からの基準値信号を、バッファ/コントロール
アンプ22を介して、EFMコンパレータ21に比較基
準信号として出力する。EFMコンパレータ21の出力
信号は、ローパスフィルタ25で低域成分(DC成分)
が抽出され、記録パワーに対するデューティ比電圧(D
RV)として、図6に示すようなシスコン8に供給され
る。
【0013】上記デューティ比は、EFMコンパレータ
21での比較基準レベルによって変化するが、比較基準
レベルが、オートアシンメトリ回路が閉じたときLPF
24の出力に得られる電圧に相当する電圧に設定されて
いるときには、略50%前後が最適記録パワーに対する
最適値となる。ここで、パワーキャリブレーション実行
の際に必要となる記録パワーのステップ数を15とする
と、1キャリブレーション毎に15個デューティ比デー
タが得られる。したがって、得られた15個のデータを
直線補間等(例えば、最小2乗法による一次近似)の手
法により、予め定めた最適パワーを得るに必要なデュー
ティ比(例えば、50+α[%])が得られる記録パワ
ーを求めて、被測定ディスクの最適記録パワーとして実
際の記録を開始すれば良い。
【0014】図2(C)には、図2(B)と同様な、本
実施例で得られた記録パワー毎のデューティ比(DR)
の変化が示されている。
【0015】以上の実施例では、デューティ比データを
求めるのに、再生EFM信号をローパスフィルタ25で
DC電圧に変換した後、A/D変換して求めているが、
デューティ比データは、図3に示すような構成で直接得
ることもできる。
【0016】図3において、カウンタ31は、クロック
CLKを計数し、基準値信号との比較結果としての2値
化されたEFM信号がイネーブル端子に入力され、EF
M信号が“H”のときのみカウント動作を実行して、カ
ウント値が更新される。ラッチ32は、ATIP同期信
号で動作し、記録パワーがステップ毎に変化された時点
でカウンタ31のカウント値をラッチして取り込む。シ
スコン8はラッチ32からの出力データを受け、ラッチ
されたデータ値の前後の値の差をラッチ間隔(1ATI
Pフレーム)に相当するカウンタ値で割り算して、記録
パワーに対応するデューティ比を得る。ここで、得られ
た15個のデューティ比データを用いて、前述と同様な
手法で最適記録パワーを求める。
【0017】ところで、当然ながら、カウンタ31に入
力されるクロックCLKは、再生EFM信号の最小区間
よりも短い区間が必要であるが、再生EFM信号よりも
十分高い信号であれば、再生EFM信号に同期する必要
はなく、再生EFM信号に同期したクロックでも良い。
また、カウンタ31のビット幅が1キャリブレーション
領域に相当するビット幅よりも広ければ、カウンタ31
はフリーランカウンタ構成であっても良い。
【0018】以上の実施例は、従来から装置に装備され
ているオートアシンメトリ回路の一部を変更、追加する
だけで実現できる。
【0019】図4には、本実施例におけるキャリブレー
ション時のATIPを横軸としたデューティ比(DR)
データに相当するカウンタのカウント値の変化が示され
ている。図4において、41はカウンタ37に入力され
るEFM信号が常に”H”の場合に得られるカウンタ値
を示し、42は実際のキャリブレーション時に得られる
カウンタ値を図示したもので、1ATIPフレーム毎に
記録パワーステップに応じて傾きが変化する。
【0020】図5には、従来の方式により得られる再生
信号のピーク値A1、ボトム値A2、A1とA2から求
められるβ値とともに、本発明で得られるデューティ比
(DR)が記録レーザパワーを横軸として示されてい
る。図4から明らかなように、本発明によるデューティ
比(DR)は、略直線状の変化を示しているため、前述
の如く直線近似が可能となり、演算が容易となるだけで
なく補間精度も改善される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による書込
型光ディスク装置のパワーキャリブレーション方式は、
ディスク本来の性能に即した最適記録パワーの設定が比
較的簡単な構成で可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による書込型光ディスク装置のパワーキ
ャリブレーション方式の一実施例を実行する装置の構成
図である。
【図2】従来方式及び本発明方式によるパワーキャリブ
レーションで得られるパラメータの時間的変化を示す図
である。
【図3】本発明の実施例におけるデューティ比データを
求める他の方式構成図である。
【図4】本発明の実施例におけるキャリブレーション時
のATIPを横軸としたデューティ比(DR)データに
相当するカウンタのカウント値の変化を示す図である。
【図5】従来方式により得られるパラメータである再生
信号のピーク値A1、ボトム値A2、A1とA2から得
られるβ値、及び本発明で得られるデューティ比(D
R)の記録レーザパワーに対する変化を示す図である。
【図6】従来の書込型光ディスク装置のパワーキャリブ
レーション方式を実行するための装置の構成図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 光学ヘッド 3 RFアンプ 4 ピーク/ボトム検出回路 5 エンコーダ/デコーダ 6 キー 7 表示部 8 システムコントローラ(シスコン) 9 LDドライブ回路 10 サーボ回路 11 スピンドルモータ 21 EFMコンパレータ 22 バッファ/コントロールアンプ 23 セレクタ 24,25 ローパスフィルタ(LPF) 26 基準値信号発生回路 31 カウンタ 32 ラッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パワーキャリブレーション領域に複数レベ
    ルの記録パワーで記録し、この記録領域からの再生信号
    に基づいて最適な記録パワーを設定する書込型光ディス
    ク装置のパワーキャリブレーション方式において、 再生RF信号を予め定めた基準値信号と比較し、比較結
    果として得られる2値化されたEFM信号のデューティ
    比を前記複数レベルの記録パワー毎に求め、得られたデ
    ューティ比に基づいて最適記録パワーを設定することを
    特徴とする書込型光ディスク装置のパワーキャリブレー
    ション方式。
  2. 【請求項2】前記2値化されたEFM信号の低域成分信
    号を求め、得られた信号を前記デューティ比とする請求
    項1に記載の書込型光ディスク装置のパワーキャリブレ
    ーション方式。
  3. 【請求項3】前記2値化されたEFM信号をフリーラン
    カウンタでカウントし、得られたカウント値を前記デュ
    ーティ比とする請求項1に記載の書込型光ディスク装置
    のパワーキャリブレーション方式。
JP29425593A 1993-10-29 1993-10-29 書込型光ディスク装置のパワーキャリブレーション方式 Pending JPH07129961A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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