JPH0712972Y2 - 液晶装置 - Google Patents
液晶装置Info
- Publication number
- JPH0712972Y2 JPH0712972Y2 JP1987019811U JP1981187U JPH0712972Y2 JP H0712972 Y2 JPH0712972 Y2 JP H0712972Y2 JP 1987019811 U JP1987019811 U JP 1987019811U JP 1981187 U JP1981187 U JP 1981187U JP H0712972 Y2 JPH0712972 Y2 JP H0712972Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- electrode terminals
- display panel
- crystal display
- crystal panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、液晶装置に関する。さらに詳しくは、液晶パ
ネルを駆動する半導体部品を搭載した接続部品と液晶パ
ネルとを接続する実装構造に関する。
ネルを駆動する半導体部品を搭載した接続部品と液晶パ
ネルとを接続する実装構造に関する。
従来の液晶パネル構造は、隔週刊誌「日経エレクトロニ
クス」1984年9月10日号の211ページに示され、第2図
の如き構造であった。すなわち21は液晶表示パネル,22
は液晶駆動用IC,23は液晶駆動用ICを搭載した接続部品2
4は液晶表示パネルの電極端子であり、Niメツキされた
うえ、ハンダメツキされており不透明である。また25は
接続部品の電極端子であり、接続部23からオーバーハン
グしていて銅製であり錫メツキが施されていて、液晶表
示パネルの電極端子24にハンダ付実装されている。液晶
表示パネルの不透明な電極端子の数と接続部品23の電極
端子の数は等しい。
クス」1984年9月10日号の211ページに示され、第2図
の如き構造であった。すなわち21は液晶表示パネル,22
は液晶駆動用IC,23は液晶駆動用ICを搭載した接続部品2
4は液晶表示パネルの電極端子であり、Niメツキされた
うえ、ハンダメツキされており不透明である。また25は
接続部品の電極端子であり、接続部23からオーバーハン
グしていて銅製であり錫メツキが施されていて、液晶表
示パネルの電極端子24にハンダ付実装されている。液晶
表示パネルの不透明な電極端子の数と接続部品23の電極
端子の数は等しい。
しかし、従来の液晶パネル構造は第2図より明らかなよ
うに幾多の問題点を有するものであった。
うに幾多の問題点を有するものであった。
まず従来の液晶パネル構造は、不透明な電極端子24にハ
ンダメツキが予備的に施されており、これと接続部品23
の電極端子との接続をハンダ付にて行なっている為、上
記予備的ハンダメツキが作業が煩雑で、歩留りが低く、
工数の大きいものであり、液晶表示パネルの実装工程と
してコストの極めて高いものであった。
ンダメツキが予備的に施されており、これと接続部品23
の電極端子との接続をハンダ付にて行なっている為、上
記予備的ハンダメツキが作業が煩雑で、歩留りが低く、
工数の大きいものであり、液晶表示パネルの実装工程と
してコストの極めて高いものであった。
さらに従来の液晶パネル構造は、液晶表示パネルの電極
端子24と接続部品23の接続を、ハンダ付け実装を廃止し
て、異方性導電膜のような導電粒子を分散させた接着剤
フイルムをサンドイツチして加熱加圧する事により導通
を図る方式が昨今開発されつつあるが、このような異方
性導電膜による液晶表示パネルの電極端子24と接続部品
23の電極端子25との接続においては、接続の信頼性を確
保する為には接続工程を経た後に外観をチエツクする必
要がある。その為には上記接続部が液晶表示パネルの裏
側から見れる必要があるが従来の液晶パネル構造におい
ては、液晶表示パネルの電極端子24が不透明である為、
上記接続部の外観観察が難しく、従って信頼性の確保が
難しいものであった。
端子24と接続部品23の接続を、ハンダ付け実装を廃止し
て、異方性導電膜のような導電粒子を分散させた接着剤
フイルムをサンドイツチして加熱加圧する事により導通
を図る方式が昨今開発されつつあるが、このような異方
性導電膜による液晶表示パネルの電極端子24と接続部品
23の電極端子25との接続においては、接続の信頼性を確
保する為には接続工程を経た後に外観をチエツクする必
要がある。その為には上記接続部が液晶表示パネルの裏
側から見れる必要があるが従来の液晶パネル構造におい
ては、液晶表示パネルの電極端子24が不透明である為、
上記接続部の外観観察が難しく、従って信頼性の確保が
難しいものであった。
そこで本考案の従来のこのような欠点を解決し液晶表示
パネルの実装コストの低減を可能にし、実装信頼性のチ
エツクを容易にさせる事を目的とする。
パネルの実装コストの低減を可能にし、実装信頼性のチ
エツクを容易にさせる事を目的とする。
本考案の液晶装置は、一対の基板間に液晶を挟持してな
る液晶パネルと、半導体部品を搭載し複数の電極端子を
有する接続部品とを有し、前記液晶パネルの少なくとも
一辺には複数の電極端子が形成され、前記液晶パネルと
前記接続部品とは複数の電極端子で導電粒子が分散され
た接着剤を介して電気的接続されてなる液晶装置におい
て、前記接続部品の電極端子のうち少なくとも1本は前
記液晶パネルの一辺に形成された電極端子と接続されて
おらず、さらに液晶パネルの電極端子と接続されていな
い前記接続部品の電極端子と相対向する領域の液晶パネ
ル側には電極端子が形成されていないことを特徴とす
る。
る液晶パネルと、半導体部品を搭載し複数の電極端子を
有する接続部品とを有し、前記液晶パネルの少なくとも
一辺には複数の電極端子が形成され、前記液晶パネルと
前記接続部品とは複数の電極端子で導電粒子が分散され
た接着剤を介して電気的接続されてなる液晶装置におい
て、前記接続部品の電極端子のうち少なくとも1本は前
記液晶パネルの一辺に形成された電極端子と接続されて
おらず、さらに液晶パネルの電極端子と接続されていな
い前記接続部品の電極端子と相対向する領域の液晶パネ
ル側には電極端子が形成されていないことを特徴とす
る。
以下に本考案の実施例を図面を用いて説明する。第1図
(a)は本考案の実施例における斜視図を示し、第1図
(b)は本考案の実施例における実装部の部分断面図を
示す。第1図(a)および(b)において、1は液晶表
示パネル、2は液晶駆動用IC,3は液晶駆動用ICを搭載し
た接続部品,4は液晶表示パネルの不透明な電極端子,5は
接続部品の電極端子で銅製で錫メツキが施されている。
第1図(a)及び(b)における液晶表示パネルの電極
端子と接続部品2の電極端子5との接合は導電微粒子を
接着剤中に均一分散させた異方性導電膜によって行なっ
ている。
(a)は本考案の実施例における斜視図を示し、第1図
(b)は本考案の実施例における実装部の部分断面図を
示す。第1図(a)および(b)において、1は液晶表
示パネル、2は液晶駆動用IC,3は液晶駆動用ICを搭載し
た接続部品,4は液晶表示パネルの不透明な電極端子,5は
接続部品の電極端子で銅製で錫メツキが施されている。
第1図(a)及び(b)における液晶表示パネルの電極
端子と接続部品2の電極端子5との接合は導電微粒子を
接着剤中に均一分散させた異方性導電膜によって行なっ
ている。
異方性導電膜接合は、はんだ付けのような共晶はんだに
よる被接合物の治金学的な接合と違い。言わば接着によ
る接合の為、接合部の外観観察が極めて重要で接合の信
頼性に大きく寄与する。接着による接合は被接合物と接
着剤の濡れが最も重要であり、この濡れが悪いと気泡が
生じたりする。また異方性導電膜においては液晶表示パ
ネルの電極端子と接続部品2の電極端子5の導通の信頼
性を高くする為には、導通に寄与する導電微粒子が充分
つぶれて導電微粒子と各電極端子の接触面積が大きくな
ければならない。異方導電膜接合においては、このよう
な気泡の有無と導電微粒子のつぶれなどを外観的に充分
チエツクしていれば高い信頼性を得る事ができる。一般
には接続部品2は不透明であり接続部品側から上記する
ような接合部の外観を観察する事はできない。また液晶
表示パネル側から接合部を観察する時、液晶表示パネル
の電極端子4が不透明であるとやはり外観をチエツクす
る事ができない。しかし本考案においては第1図より明
らかなように、液晶表示パネルの電極端子の一部に歯抜
け部を形成し、液晶表示パネルの電極端子の数を接続部
品の電極端子の数より少なくしている為、上記歯抜け部
において、接合部の外観をチエツクする事ができ、従っ
て接合の信頼性を向上させる事ができるものである。
よる被接合物の治金学的な接合と違い。言わば接着によ
る接合の為、接合部の外観観察が極めて重要で接合の信
頼性に大きく寄与する。接着による接合は被接合物と接
着剤の濡れが最も重要であり、この濡れが悪いと気泡が
生じたりする。また異方性導電膜においては液晶表示パ
ネルの電極端子と接続部品2の電極端子5の導通の信頼
性を高くする為には、導通に寄与する導電微粒子が充分
つぶれて導電微粒子と各電極端子の接触面積が大きくな
ければならない。異方導電膜接合においては、このよう
な気泡の有無と導電微粒子のつぶれなどを外観的に充分
チエツクしていれば高い信頼性を得る事ができる。一般
には接続部品2は不透明であり接続部品側から上記する
ような接合部の外観を観察する事はできない。また液晶
表示パネル側から接合部を観察する時、液晶表示パネル
の電極端子4が不透明であるとやはり外観をチエツクす
る事ができない。しかし本考案においては第1図より明
らかなように、液晶表示パネルの電極端子の一部に歯抜
け部を形成し、液晶表示パネルの電極端子の数を接続部
品の電極端子の数より少なくしている為、上記歯抜け部
において、接合部の外観をチエツクする事ができ、従っ
て接合の信頼性を向上させる事ができるものである。
また、本考案においては液晶表示パネルの電極端子と接
続部品の電極端子の接合において導電接着剤系の接合手
段を、電極端子が不透明でもとることができる為、接合
のコストを低減させる事ができるものである。
続部品の電極端子の接合において導電接着剤系の接合手
段を、電極端子が不透明でもとることができる為、接合
のコストを低減させる事ができるものである。
本考案は以上説明したように、液晶表示パネルと接続部
品の電極の接合において、液晶表示パネルの電極が不透
明であっても、接合の信頼性を高め、なおかつ接合コス
トを低減させる効果を有する。
品の電極の接合において、液晶表示パネルの電極が不透
明であっても、接合の信頼性を高め、なおかつ接合コス
トを低減させる効果を有する。
第1図(a)は本考案による液晶パネル構造の一例の斜
視図。 第1図(b)は本考案による液晶パネル構造の一例の部
分断面図。 第2図は従来の液晶パネル構造の一例 1,21……液晶表示パネル 2,22……液晶駆動用IC 3,23……接続部品 4,24……液晶表示パネルの不透明な電極端子 5,25……接続部品の電極端子 6……異方性導電膜
視図。 第1図(b)は本考案による液晶パネル構造の一例の部
分断面図。 第2図は従来の液晶パネル構造の一例 1,21……液晶表示パネル 2,22……液晶駆動用IC 3,23……接続部品 4,24……液晶表示パネルの不透明な電極端子 5,25……接続部品の電極端子 6……異方性導電膜
Claims (2)
- 【請求項1】一対の基板間に液晶を挟持してなる液晶パ
ネルと、半導体部品を搭載し複数の電極端子を有する接
続部品とを有し、前記液晶パネルの少なくとも一辺には
複数の電極端子が形成され、前記液晶パネルと前記接続
部品とは複数の電極端子で導電粒子が分散された接着剤
を介して電気的接続されてなる液晶装置において、 前記接続部品の電極端子のうち少なくとも1本は前記液
晶パネルの一辺に形成された電極端子と接続されておら
ず、 さらに液晶パネルの電極端子と接続されていない前記接
続部品の電極端子と相対向する領域の液晶パネル側には
電極端子が形成されていないことを特徴とする液晶装
置。 - 【請求項2】前記液晶パネルの電極端子は不透明である
事を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の液
晶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987019811U JPH0712972Y2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 液晶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987019811U JPH0712972Y2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 液晶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63128527U JPS63128527U (ja) | 1988-08-23 |
JPH0712972Y2 true JPH0712972Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=30814739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987019811U Expired - Lifetime JPH0712972Y2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 液晶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712972Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2746266B2 (ja) * | 1996-07-22 | 1998-05-06 | セイコーエプソン株式会社 | 液晶装置の検査方法及び液晶装置の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6220396A (ja) * | 1985-07-19 | 1987-01-28 | キヤノン株式会社 | 電子機器 |
JPS6223124A (ja) * | 1985-07-23 | 1987-01-31 | Sharp Corp | フィルムキャリアlsi |
-
1987
- 1987-02-13 JP JP1987019811U patent/JPH0712972Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6220396A (ja) * | 1985-07-19 | 1987-01-28 | キヤノン株式会社 | 電子機器 |
JPS6223124A (ja) * | 1985-07-23 | 1987-01-31 | Sharp Corp | フィルムキャリアlsi |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63128527U (ja) | 1988-08-23 |
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