JPH0712918B2 - フォークリフトのサイドシフト装置 - Google Patents

フォークリフトのサイドシフト装置

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JPH0712918B2
JPH0712918B2 JP8834389A JP8834389A JPH0712918B2 JP H0712918 B2 JPH0712918 B2 JP H0712918B2 JP 8834389 A JP8834389 A JP 8834389A JP 8834389 A JP8834389 A JP 8834389A JP H0712918 B2 JPH0712918 B2 JP H0712918B2
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shift
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良治 柳田
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株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、左右のフォークを一定間隔に保持したまま横
方向へ移動させるためのフォークリフトのサイドシフト
装置に関する。
(従来の技術) 従来のフォークリフトにおけるサイドシフト装置は、リ
フトブラケットに固着されたフィンガーバーの前面にサ
イドシフタを介してフォークを横方向に移動可能に取付
け、これをシフトシリンダによって横移動させる構成の
ものが普通となっており、このようなサイドシフト装置
としては、たとえば、実開昭60−43698号公報あるいは
特開昭62−276000号公報を挙げることができる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、サイドシフト装置におけるシフトシリンダ
は、車両本体側に設置された油圧駆動源装置から配管を
介して油圧の供給を受けるのが普通であり、そして油圧
供給用の配管はマストの内側に沿って配置されている。
また、左右のマストの内側にはリフトチェーンが配置さ
れているので、前記油圧配管はこのリフトチェーンのさ
らに内側に並行して存在することになる。しかるに、こ
のような油圧配管がマスト間に存在することは、運転席
からの前方視野を悪化し、安全で効率的な荷役作業をす
る上での障害となる。
そこで本発明は、以上の問題に鑑み、マスト間の油圧配
管を廃止することの可能なフォークリフトのサイドシフ
ト装置を提供することを、その目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するために次のように構成し
ている。
リフトブラケットの前面にサイドシフタを介して横方向
に移動可能に取付けられたフォークをシフトシリンダに
よって横移動させる形式のサイドシフト装置において、 前記シフトシリンダに対して油圧を供給するための2方
向形油圧ポンプ及び同油圧ポンプ駆動用の電動モータを
含む油圧駆動源装置が前記リフトブラケットに装着され
ている。
(作用) 上述のように構成した本考案のサイドシフト装置は、電
動モータにより駆動される2方向形油圧ポンプの回転方
向を変えてシフトシリンダに対する作動油の流れ方向を
変えることによりフォークを右側又は左側へ移動させる
ことができる。そして、油圧駆動源装置の油圧ポンプと
シフトシリンダとを接続するための配管は、リフトブラ
ケット前面に存在するサイドシフト装置の範囲内に存在
するのみであり、従ってマスト間の配管が省略される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
<実施例1> 第1図〜第4図に基づいて実施例1を説明する。第1図
及び第2図に示すようにフォークリフトにおける左右の
マスト1に沿ってリフトチェン2を介して昇降されるリ
フトブラケット3の前面には上下に所定間隔を置いてフ
ィンガーバー4が固着されており、このフィンガーバー
4にはサイドシフタ5を介してフォーク9が横方向に移
動可能に取付けられいる。サイドシフタ5は、具体的に
は、フィンガーバー4の前面に配置されたフォーク係留
用の上下のフォークバー6と、上部のフォークバー6に
固着されるとともに、前記上部のフィンガーバー4に移
動可能に係留されたフック7とからなり、下部のフォー
クバー6は下部のフィンガーバー4に設けられたガイド
ローラ8によって横移動を案内されるようになってい
る。そして、サイドシフタ5を横移動させるシフトシリ
ンダ10は上下のフォークバー6間に水平に配置されると
ともに、一端がフィンガーバー4側に連結され、ピスト
ンロッド11がフォークバー6側に連結されている。
第3図に示すように、シフトシリンダ10を駆動するため
の油圧ポンプ12は、回転方向を変えることで作動油の流
れ方向を変えることの可能な2方向形が使用されてお
り、一方の出入口はシフトシリンダ10のロッド側油室10
aとロッド側管路14によって連通され、他方の出入口は
ボトム側油室10bとボトム側管路15によって連通されて
いる。そして、それら管路14,15には、シフトシリンダ1
0を停止位置に確実にロックするためのダブルパイロッ
トチェックバルブ16と、過負荷から油圧ポンプ12を保護
するためのダブルリリーフバルブ17とが設けられてい
る。またシフトシリンダ10のロッド側油室10aとボトム
側油室10bとはロッド径分だけ容積が相違するので、両
室10a,10b間における作動油量を調整するために、ロッ
ド側管路14がチェックバルブ18を備えた補給用管路19に
よって作動油量調整用としてのタンク22に接続されると
ともに、ボトム側管路15がリリーフバルブ20を備えた戻
し管路21によってタンク22に接続されている。
しかして、前記油圧ポンプ12、該油圧ポンプ12を駆動す
るための電動モータ13及びタンク22等からなる油圧駆動
源装置は、第1図及び第2図に示すように上部フィンガ
ーバー4の背面に取付けられ、またダブルパイロットチ
ェックバルブ16、ダブルリリーフバルブ17、チェックバ
ルブ18、リリーフバルブ20等についてもフィンガーバー
4の背面に存在するスペースを利用して取付けられてい
る。
第4図は電動モータ13の電気回路を示している。電動モ
ータ13はフィールドコイルに対する通電方向の変換によ
って回転方向が制御されるものであって、通電方向は右
シフト用リレーR1の常開接点R1aあるいは左シフト用リ
レーR2の常開接点R2aのいずれをオンにするかで決定さ
れる。そして、メインスイッチ25のオン状態において、
右シフト用リレーR1は右シフト用操作スイッチ23のオン
によって、また左シフト用操作リレーR2は左シフト用操
作スイッチ24のオンによってバッテリBからの電流が通
電されるようになっている。なお、電動モータ13以外の
バッテリBや操作スイッチ23,24等は全て車両本体側に
設置され、従って電動モータ13に対する給電用の配線26
が第1図に示すようにマスト1の内側に沿って配置され
ている。
本実施例は上述のように構成したものであり、従って右
シフト用操作スイッチ23をオンにしたときはリレーR1の
常開接点R1aがオンとなって電動モータ13が正転し、一
方、左シフト用操作スイッチ24をオンにしたときはリレ
ーR2の常開接点R2aがオンとなって電動モータ13が逆転
する。
そして、電動モータ13の正転時には油圧ポンプ12はシフ
トシリンダ10におけるロッド側油室10aへ作動油を吐出
する。すなわち、ボトム側油室10bの作動油がロッド側
油室10aに送られ、シフトシリンダ10が縮小作動してフ
ォーク9はサイドシフタ5を介して右側へ移動される。
このとき、ボトム側油室10bから送り出される作動油量
がロッド側油室10aに送り込まれる作動油量よりも多い
ため、その余剰分はリリーフバルブ20から戻し管路21を
経てタンク22に戻される。
一方、電動モータ13の逆転時には油圧ポンプ12による作
動油流れ方向が変わり、シフトシリンダ10のボトム側油
室10bへ作動油が送られるので、シフトシリンダ10が伸
長作動してフォーク9はサイドシフタ5を介して左側へ
移動される。このとき、ロッド側油室10aから送り出さ
れる作動油量がボトム側油室10bに送り込まれる作動油
量よりも少ないため、その不足分は補給管路19を経てタ
ンク22から補給される。
<実施例2> つぎに、本発明の実施例2を第5図〜第7図に基づいて
説明する。この実施例2はフォークのシフト方式を前述
の実施例1で示したバー方式からシャフト方式としたも
のである。すなわち、リフトブラケット3の上部には両
側ロッド形のシフトシリンダ10の本体が固着され、この
シフトシフト10の両ピストンロッド11にサイドシフタ5
が固着された構成となっている。そしてサイドシフタ5
は、具体的にはリフトブラケット3の前面に配置された
フォーク係留用の上下のフォークバー6と、上部のフォ
ークバー6に固着されるとともに、前記ピストンロッド
11の両端部に固着された左右の連結片27とからなり、下
部のフォークバー6は下部のフィンガーバー4に設けら
れたガイドローラ8によって横移動を案内されるように
なっている。
また、シフトシリンダ10の油圧回路は第7図に示すよう
にシフトシリンダ10を停止位置に確実にロックするため
のダブルパイロットチェックバルブ16と、過負荷から油
圧ポンプ12を保護するためのダブルリリーフバルブ17と
を備えているが、この実施例2ではシフトシリンダ10の
両油室が同容量であるため、実施例1のような作動油量
調整用としてのリリーフバルブ付き戻し管路については
省略されている。ただし、油の漏れや摩滅による油不足
を補うためにチェックバルブ18付きの補給用管路19を設
けることが望ましい。なお、その他については実施例1
と同様の構成となっている。
従って、電動モータ13を正転又は逆転させて油圧ポンプ
12による作動油の流れ方向を変えることによってシフト
シリンダ10のピストンロッド11を右側又は左側へ移動さ
せサイドシフタ5のサイドシフト作用を行なうことがで
きる。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、フォークリフト
のサイドシフト装置において、シフトシリンダを駆動す
るための油圧駆動源装置をサイドシフト装置側に設ける
ことにより、マスト間配管を省略し得たものであり、こ
のことによってマスト間空間を通しての前方視野が拡大
され、安全で効率的な作業が可能となる。また、本発明
によれば、フォークリフトを標準フォークからサイドシ
フト車へ変更する場合において、車両本体側の油圧シス
テムを何ら変更することなく、電気配線やスイッチの追
加によって対応できることから、その変更が容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の実施例1を示し、第1図はサ
イドシフト装置の正面図、第2図は同じく側断面図、第
3図はシフトシリンダの油圧回路図、第4図は電動モー
タの電気回路図である。また、第5図〜第7図は本発明
の実施例2を示し、第5図はサイドシフト装置の正面
図、第6図は同じく側断面図、第7図はシフトシリンダ
の油圧回路図である。 3…リフトブラケット 5…サイドシフタ 9…フォーク 10…シフトシリンダ 12…油圧ポンプ 13…電動モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リフトブラケットの前面にサイドシフタを
    介して横方向に移動可能に取付けられたフォークをシフ
    トシリンダによって横移動させる構成のサイドシフト装
    置において、前記シフトシリンダに対して油圧を供給す
    るための2方向形油圧ポンプ及び同油圧ポンプ駆動用の
    電動モータを含む油圧駆動源装置を前記リフトブラケッ
    トに装着してなるフォークリフトのサイドシフト装置。
JP8834389A 1989-04-07 1989-04-07 フォークリフトのサイドシフト装置 Expired - Fee Related JPH0712918B2 (ja)

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JPH02265900A JPH02265900A (ja) 1990-10-30
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JP7172727B2 (ja) * 2019-02-27 2022-11-16 株式会社豊田自動織機 自動運転フォークリフト

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