JPH07129125A - 画素配列表示装置 - Google Patents

画素配列表示装置

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JPH07129125A
JPH07129125A JP27251093A JP27251093A JPH07129125A JP H07129125 A JPH07129125 A JP H07129125A JP 27251093 A JP27251093 A JP 27251093A JP 27251093 A JP27251093 A JP 27251093A JP H07129125 A JPH07129125 A JP H07129125A
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signals
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JP27251093A
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Toru Sasaki
徹 佐々木
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サンプリングパルス信号の遅延に起因する輝
度差の発生およびコントラストの低下を抑制する。 【構成】 メモリ6からD/A変換回路71,72のそ
れぞれにディジタルR,G,B信号が供給される。D/
A変換回路71は、クロック信号CLK10に応答して
ディジタルR,G,B信号をD/A変換し、液晶パネル
3の奇数次配列画素用の第1のアナログR,G,B信号
R10,G10,B10を第1および第2の水平ドライ
バ11,12に供給する。D/A変換回路72は、クロ
ック信号CLK20に応答して、ディジタルR,G,B
信号をD/A変換し、液晶パネル3の偶数次配列画素用
の第2のアナログR,G,B信号R20,G20,B2
0を第3および第4の水平ドライバ13,14に供給す
る。これにより、第1および第2のアナログR,G,B
信号は、直流電圧波形または矩形波に近い波形として各
水平ドライバに供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個のアナログドラ
イバを用いて駆動される液晶ディスプレイおよびプラズ
マディスプレイなどの画素が配列された表示装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶ディスプレイおよびプラズマ
ディスプレイ等の画素が配列された表示装置(以下、フ
ラットディスプレイと呼ぶ)が知られている。
【0003】前記フラットディスプレイのうちのたとえ
ば液晶ディスプレイにおける液晶パネルの駆動回路に
は、映像信号を入力して画素信号を導出する水平ドライ
バと、線順次走査のための垂直ドライバとが用いられ
る。特にディスプレイの高精細化により画素が多く設け
られた液晶ディスプレイの駆動回路においては、多数の
画素に対応するために複数個の水平ドライバが用いられ
ている。
【0004】また、液晶パネルでの多色化および多階調
化を実現するために、水平ドライバとして一般的にアナ
ログドライバが用いられる。この場合、前記アナログド
ライバに中間階調に対応するアナログ電圧を印加するこ
とにより液晶パネルに中間階調を表示するようになって
いる。
【0005】図10は、従来の液晶パネルの駆動回路の
ブロック図である。図10を参照して、この液晶パネル
の駆動回路は、第1の水平ドライバ11、第2の水平ド
ライバ12、第3の水平ドライバ13、第4の水平ドラ
イバ14、垂直ドライバ2、液晶パネル3、A/D変換
回路5、メモリ6、D/A変換回路7および映像処理回
路8を含む。
【0006】液晶パネル3は、画素をマトリックス状に
配列したものである。第1の水平ドライバ11は液晶パ
ネル3の水平方向の左半分の画素のうちの奇数次配列画
素に対応するものであり、第2の水平ドライバ12はそ
の右半分の画素のうちの奇数次配列画素に対応するもの
である。
【0007】第3の水平ドライバ13は液晶パネル3の
水平方向の左半分の画素のうちの偶数次配列画素に対応
するものであり、第4の水平ドライバ14はその右半分
の画素のうちの偶数次配列画素に対応するものである。
【0008】第1の水平ドライバ11は、タイミングジ
ェネレータ11Aおよびサンプルホールド回路11Bを
含む。第2の水平ドライバ12は、タイミングジェネレ
ータ12Aおよびサンプルホールド回路12Bを含む。
【0009】第3の水平ドライバ13は、タイミングジ
ェネレータ13Aおよびサンプルホールド回路13Bを
含む。第4の水平ドライバ14は、タイミングジェネレ
ータ14Aおよびサンプルホールド回路14Bを含む。
【0010】サンプルホールド回路11B,12B,1
3B,14Bの各々は、スイッチSW,コンデンサCお
よびバッファアンプBAを1組とした所定数の素子の組
を含む。サンプルホールド回路11B〜14Bにおける
前記素子の組の合計数は、液晶パネル3の水平方向に配
された画素数と同じ数だけ設けられる。
【0011】A/D変換回路5は、チューナまたは外部
出力端子から供給されるアナログR,G,B信号R0,
G0,B0とクロック信号CLK30とを受ける。メモ
リ6は、A/D変換回路5の出力信号を受ける。D/A
変換回路7は、メモリ6の出力信号とクロック信号CL
K30とを受ける。映像処理回路8は、D/A変換回路
7の出力信号を受ける。映像処理回路8から出力される
アナログR,G,B信号R,G,Bは、サンプルホール
ド回路11B〜14Bのそれぞれに供給される。
【0012】タイミングジェネレータ11A,12Aの
それぞれは、クロック信号CLK1を受ける。タイミン
グジェネレータ13A,14Aのそれぞれは、クロック
信号CLK1の反転信号であるクロック信号CLK2を
受ける。サンプルホールド回路11B〜14Bの各々
は、映像処理回路8から出力されるアナログR,G,B
信号R,G,BをスイッチSWのそれぞれの一端に受け
る。
【0013】さらに、サンプルホールド回路11Bは、
タイミングジェネレータ11Aの出力信号を各スイッチ
SWの制御信号として受ける。サンプルホールド回路1
2Bは、タイミングジェネレータ12Aの出力信号を各
スイッチSWの制御信号として受ける。
【0014】サンプルホールド回路13Bは、タイミン
グジェネレータ13Aの出力信号を各スイッチSWの制
御信号として受ける。サンプルホールド回路14Bは、
タイミングジェネレータ14Aの出力信号を各スイッチ
SWの制御信号として受ける。
【0015】サンプルホールド回路11B〜14Bの各
々においては、スイッチSWの他端からの信号をバッフ
ァアンプBAおよびコンデンサCが受ける。
【0016】液晶パネル3は、垂直ドライバ2の出力信
号と、第1〜第4の水平ドライバ11〜14のそれぞれ
のバッファアンプBAからの出力信号を受ける。
【0017】次に、図10の液晶パネルの駆動回路の動
作について説明する。A/D変換回路5は、クロック信
号CLK30に応答してアナログR,G,B信号R0,
G0,B0のそれぞれをA/D変換し、ディジタルR,
G,B信号を出力する。メモリ6は、液晶パネル3にお
けるインタレース走査のために、液晶パネル3の水平方
向の複数ライン分のディジタルR,G,B信号を書込
み、書込まれたディジタルR,G,B信号を所定タイミ
ングで読出して出力する。
【0018】D/A変換回路7は、クロック信号CLK
30に応答してメモリ6から読出されたディジタルR,
G,B信号をD/A変換し、その変換により得られるア
ナログR,G,B信号R,G,Bを映像処理回路8に供
給する。映像処理回路8は、供給されたアナログR,
G,B信号R,G,Bについてγ補正等の映像処理を行
ない、その処理結果としてのアナログR,G,B信号
R,G,Bをサンプルホールド回路11B〜14Bのそ
れぞれに供給する。
【0019】タイミングジェネレータ11A,12Aの
それぞれは、入力されたクロック信号CLK1に基づい
てアナログR,G,B信号R,G,Bの周波数と同じ周
波数のサンプリングパルス信号を発生させる。タイミン
グジェネレータ13A,14Aのそれぞれは、入力され
たクロック信号CLK2に基づいてアナログR,G,B
信号R,G,Bの周波数と同じ周波数のサンプリングパ
ルス信号を発生させる。
【0020】タイミングジェネレータ11A〜14Aに
おいて発生されたサンプリングパルス信号のそれぞれ
は、対応するサンプルホールド回路11B〜14Bに与
えられる。
【0021】サンプルホールド回路11B〜14Bの各
々においては、サンプリングパルス信号の立上りのタイ
ミングによって各スイッチSWが閉成され、アナログ
R,G,B信号R,G,Bのサンプリング値が、対応す
るコンデンサCにホールドされる。
【0022】このような信号のホールド動作は、1水平
期間において行なわれる。そして、次の水平期間におい
て、コンデンサCのホールド値が、対応するバッファア
ンプBAを介して、線順次で液晶パネル3に向けて出力
される。
【0023】液晶パネル3では第1〜第4の水平ドライ
バ11〜14による水平走査と、垂直ドライバ2による
垂直走査とに基づいてアナログR,G,B信号R,G,
Bに対応する画像を表示する。
【0024】次に、従来の液晶パネルの駆動回路のその
他の例について説明する。図11は、従来の液晶パネル
の駆動回路のその他の例のブロック図である。図11に
おいて図10と一致する部分には同一の参照符号を付
し、その説明を省略する。
【0025】図11の液晶パネルの駆動回路が図10の
ものと異なるのは、アンプ901および反転アンプ90
2が設けられていることである。アンプ901は、映像
処理回路8と、第1および第2の水平ドライバ11,1
2のそれぞれとの間に接続される。反転アンプ902
は、映像処理回路8と、第3および第4の水平ドライバ
13,14のそれぞれとの間に接続される。
【0026】この液晶パネルの駆動回路においては、映
像処理回路8からアンプ901を経て増幅されたアナロ
グR,G,B信号R,G,Bが第1および第2の水平ド
ライバ11,12のそれぞれに供給される。一方、映像
処理回路8から反転アンプ902を経て反転増幅された
アナログR,G,B信号R,G,Bが第3および第4の
水平ドライバ13,14のそれぞれに供給される。その
他の構成および動作は図10の液晶パネルの駆動回路と
同様である。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した図
10に示される駆動回路または図11に示される駆動回
路を有する従来のフラットディスプレイにおいては、次
のような問題があった。以下に、その問題について図1
0の液晶パネルの駆動回路を例にとって説明する。図1
2は、図10の液晶パネルの駆動回路における主要な信
号波形を示すタイミングチャートである。
【0028】図12においては、水平ドライバ11〜1
4のそれぞれに供給されるアナログR,G,B信号R,
G,B、第1〜第4の水平ドライバにおけるサンプリン
グパルス信号SP1〜SP4およびクロック信号CLK
1,CLK2が、第1および第3の水平ドライバ11,
13と第2および第4の水平ドライバ12,14とのそ
れぞれの組について示される。
【0029】図12において、x−x線の左側が第1お
よび第3の水平ドライバ11,13についての波形図で
あり、その右側が第1および第2の水平ドライバ12,
14についての波形図である。
【0030】また、サンプリングパルス信号SP1,S
P2は、クロック信号CLK1の1パルスごとに、サン
プルホールド回路11B,12BのスイッチSWのそれ
ぞれに順次1パルスずつ与えられるものである。同様
に、サンプリングパルス信号SP3,SP4は、クロッ
ク信号CLK2の1パルスごとに、サンプルホールド回
路13B,14BのスイッチSWのそれぞれに順次1パ
ルスずつ与えられるものである。
【0031】ただし、図12においては、サンプリング
パルス信号SP1〜SP4のそれぞれと、アナログR,
G,B信号R,G,Bおよびクロック信号CLK1,C
LK2との対応関係を明らかにするために、サンプリン
グパルス信号SP1,SP2を時系列に合成して示すと
ともにサンプリングパルス信号SP3,SP4を時系列
的に合成して示してある。
【0032】図10の第1〜第4の水平ドライバ11〜
14のそれぞれは、アナログドライバである。このた
め、そのアナログドライバを構成する回路の回路乗数等
の電気的特性により、サンプルホールド回路11B,1
2Bのそれぞれに供給されるサンプリングパルス信号S
P1,SP2は、図12に示されるようにクロック信号
CLK1に対して遅延する。
【0033】同様に、サンプルホールド回路13B,1
4Bのそれぞれに供給されるサンプリングパルス信号S
P3,SP4は、クロック信号CLK2に対して遅延す
る。
【0034】また、第1〜第4の水平ドライバ11〜1
4のそれぞれが異なるLSIチップに設けられている場
合には、LSIチップ間での電気的特性が異なる。この
ような場合においては、LSIチップ間での電気的特性
の相違によって、サンプリングパルス信号SP1,SP
2間の遅延差およびサンプリングパルス信号SP3,S
P4間の遅延差は、それぞれ一般的に10ns以上とな
る。
【0035】ここで、図10の第1および第3の水平ド
ライバ11,13におけるクロック信号CLK1,CL
K2のそれぞれに対するサンプリングパルス信号SP
1,SP2のそれぞれの遅延量を5ns、第2および第
4の水平ドライバ12,14におけるクロック信号CL
K3,CLK2に対するサンプリングパルス信号SP
3,SP4のそれぞれの遅延量を15nsと仮定する。
そして、アナログR,G,B信号R,G,Bが2.5V
のバイアスを有し、周波数15MHz、振幅5Vp−p
の正弦波であると仮定する。
【0036】この場合、図12における第1および第3
の水平ドライバ側のアナログR,G,B信号R,G,B
の最大値のサンプリング点Aにおける電位VAは下記
(1)式で表される値となる。
【0037】
【数1】
【0038】また、第2および第4の水平ドライバ側の
最大値のサンプリング点Bにおける電位VBは下記
(2)式で表される値となる。
【0039】
【数2】
【0040】このように、水平ドライバ間でサンプリン
グパルス信号に遅延差があると、サンプリングされた最
大値において大きな電位差が生じる。その結果、液晶パ
ネル3の画面の左右で輝度差が生じることになる。
【0041】一方、第1および第3の水平ドライバ側の
最小値のサンプリング点Cにおける電位VCは下記
(3)式で表される値になる。
【0042】
【数3】
【0043】また、第2および第4の水平ドライバ側の
最小値のサンプリング点Dにおける電位VDは下記
(4)式で表される値になる。
【0044】
【数4】
【0045】ここで、サンプリング点B−D間の電位差
に注目すると、アナログR,G,B信号R,G,Bの振
幅が5Vp−pであるのに対して、B−D間の電位差は
0.78Vでしかない。その結果、液晶パネル3の画面
においてコントラストが低下する。
【0046】また、R,G,B信号のそれぞれに対応し
て3枚の液晶パネルを使用する液晶プロジェクタなどの
表示装置では、液晶パネルごとに水平ドライバが必要と
なる。このような表示装置では、アナログR,G,B信
号の各信号用の水平ドライバのサンプリングパルス信号
の遅延差が生じると、白バランスが崩れてしまうという
問題がある。
【0047】本発明は、このような問題を解消するため
になされたものであり、サンプリングパルス信号の遅延
に起因する輝度差の発生およびコントラストの低下を抑
制することを可能とする画素配列表示装置を提供するこ
とを目的とする。
【0048】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、画素をマトリックス状に配列した表示手段、第1の
駆動手段、第2の駆動手段、第2の信号変換手段および
第2の信号変換手段を備え、第1の駆動手段が、第1の
パルス発生手段および第1のサンプルホールド手段を含
み、第2の駆動手段が第2のパルス発生手段および第2
のサンプルホールド手段を含む。
【0049】第1の駆動手段は、表示手段の所定方向の
奇数次配列画素に対応して設けられ、その奇数次配列画
素に関する部分を駆動する。
【0050】第2の駆動手段は、表示手段の前記所定方
向の偶数次配列画素に対応して設けられ、その偶数次配
列画素に関する部分を駆動する。
【0051】第1の信号変換手段は、ディジタル映像信
号を受け、所定周期の第1のタイミングに基づいてディ
ジタル映像信号を奇数次配列画素に対応する第1のアナ
ログ映像信号に変換する。
【0052】第2の信号変換手段は、ディジタル映像信
号を受け、第1のタイミングと交互である前記所定周期
の第2のタイミングに基づいてディジタル映像信号を偶
数次配列画素に対応する第2のアナログ映像信号に変換
する。
【0053】第1の駆動手段に含まれる第1のパルス発
生手段は、奇数次配列画素のそれぞれに対応して第1の
アナログ映像信号をサンプリングするための第1のサン
プリングパルス信号を発生させる。
【0054】第1の駆動手段に含まれる第1のサンプル
ホールド手段は、第1のサンプリングパルス信号に応答
して、第1のアナログ映像信号のサンプルホールドを奇
数次配列画素のそれぞれに対応して行ない、そのホール
ド値を表示手段に供給する。
【0055】第2の駆動手段に含まれる第2のパルス発
生手段は、偶数次配列画素のそれぞれに対応して第2の
アナログ映像信号をサンプリングするための第2のサン
プリングパルス信号を発生させる。
【0056】第2の駆動手段に含まれる第2のサンプル
ホールド手段は、第2のサンプリングパルス信号に応答
して、第2のアナログ映像信号のサンプルホールドを偶
数次配列画素のそれぞれに対応して行ない、そのホール
ド値を表示手段に供給する。
【0057】請求項2に記載の本発明は、画素をマトリ
ックス状に配列した第1の表示手段、画素をマトリック
ス状に配列した第2の表示手段、画素をマトリックス状
に配列した第3の表示手段、第1の駆動手段、第2の駆
動手段、第3の駆動手段、第4の駆動手段、第5の駆動
手段、第6の駆動手段、第1の信号変換手段、第2の信
号変換手段、第3の信号変換手段、第4の信号変換手
段、第5の信号変換手段および第6の信号変換手段を備
え、第1、第3および第5の駆動手段の各々が、第1の
パルス発生手段および第1のサンプルホールド手段を含
み、第2、第4および第6の駆動手段の各々が第2のパ
ルス発生手段および第2のサンプルホールド手段を含
む。
【0058】第1の駆動手段は、第1の表示手段の所定
方向の奇数次配列画素に対応して設けられ、その奇数次
配列画素に関する部分を駆動する。第2の駆動手段は、
第1の表示手段の所定方向の偶数次配列画素に対応して
設けられ、その偶数次配列画素に関する部分を駆動す
る。
【0059】第3の駆動手段は、第2の表示手段の所定
方向の奇数次配列画素に対応して設けられ、その奇数次
配列画素に関する部分を駆動する。第4の駆動手段は、
第2の表示手段の所定方向の偶数次配列画素に対応して
設けられ、その偶数次配列画素に関する部分を駆動す
る。
【0060】第5の駆動手段は、第3の表示手段の所定
方向の奇数次配列画素に対応して設けられ、その奇数次
配列画素に関する部分を駆動する。第6の駆動手段は、
第3の表示手段の所定方向の偶数次配列画素に対応して
設けられ、その偶数次配列画素に関する部分を駆動す
る。
【0061】第1の信号変換手段は、第1の駆動手段に
対応して設けられ、第1のディジタル映像信号を受け、
所定周期の第1のタイミングに基づいて第1のディジタ
ル映像信号を第1の表示手段の奇数次配列画素に対応す
る第1のアナログ映像信号に変換する。第2の信号変換
手段は、第2の駆動手段に対応して設けられ、第1のデ
ィジタル映像信号を受け、第1のタイミングと交互であ
る所定周期の第2のタイミングに基づいて第1のディジ
タル映像信号を第1の表示手段の偶数次配列画素に対応
する第2のアナログ映像信号に変換する。
【0062】第3の信号変換手段は、第3の駆動手段に
対応して設けられ、第2のディジタル映像信号を受け、
第1のタイミングに基づいて第2ディジタル映像信号を
第2の表示手段の奇数次配列画素に対応する第3のアナ
ログ映像信号に変換する。第4の信号変換手段は、第4
の駆動手段に対応して設けられ、第2のディジタル映像
信号を受け、第2のタイミングに基づいて第2のディジ
タル映像信号を第2の表示手段の偶数次配列画素に対応
する第4のアナログ映像信号に変換する。
【0063】第5の信号変換手段は、第5の駆動手段に
対応して設けられ、第3のディジタル映像信号を受け、
第1のタイミングに基づいて第3のディジタル映像信号
を第3の表示手段の奇数次配列画素に対応する第5のア
ナログ映像信号に変換する。第6の信号変換手段は、第
6の駆動手段に対応して設けられ、第3のディジタル映
像信号を受け、第2のタイミングに基づいて第3のディ
ジタル映像信号を第3の表示手段の偶数次配列画素に対
応する第6のアナログ映像信号に変換する。
【0064】第1、第3および第5の駆動手段の各々に
含まれる第1のパルス発生手段は、対応する表示手段に
おける奇数次配列画素のそれぞれに対応して、対応する
信号変換手段により得られるアナログ映像信号をサンプ
リングするための第1のサンプリングパルス信号を発生
させる。
【0065】第1、第3および第5の駆動手段の各々に
含まれる第1のサンプルホールド手段は、第1のサンプ
リングパルス信号に応答して、対応する信号変換手段に
より得られるアナログ映像信号のサンプルホールドを、
対応する表示手段の奇数次配列画素のそれぞれに対応し
て行ない、そのホールド値を対応する表示手段に供給す
る。
【0066】第2、第4および第6の駆動手段の各々に
含まれる第2のパルス発生手段は、対応する表示手段に
おける偶数次配列画素のそれぞれに対応して、対応する
信号変換手段により得られるアナログ映像信号をサンプ
リングするための第2のサンプリングパルス信号を発生
させる。
【0067】第2、第4および第6の駆動手段の各々に
含まれる第2のサンプルホールド手段は、第2のサンプ
リングパルス信号に応答して、対応する信号変換手段に
より得られるアナログ映像信号のサンプルホールドを、
対応する表示手段の偶数次配列画素のそれぞれに対応し
て行ない、そのホールド値を対応する表示手段に供給す
る。
【0068】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、ディジタル
映像信号が、第1の信号変換手段によって奇数次配列画
素用の第1のアナログ映像信号に変換されるとともに、
第2の信号変換手段によって偶数次配列画素用の第2の
アナログ映像信号に変換される。
【0069】この場合、第1および第2のアナログ映像
信号のそれぞれは、1つのディジタル映像信号を交互の
タイミングで変換したものであるため、直流波形または
矩形波に近い波形にされる。
【0070】第1および第2の駆動手段の各々において
は、パルス発生手段により発生されるサンプリングパル
ス信号に応答して、サンプルホールド手段が、対応する
アナログ映像信号をサンプルホールドする。
【0071】サンプリングされる第1および第2のアナ
ログ映像信号のそれぞれが、直流波形または矩形波に近
い波形である。このため、サンプリングパルス信号が遅
延してサンプリング点が変動した場合でもアナログ映像
信号のサンプリング値の変化が抑制される。
【0072】請求項2に記載の本発明によれば、第1の
ディジタル映像信号が、第1の信号変換手段によって第
1の表示手段の奇数次配列画素用の第1のアナログ映像
信号に変換されるとともに第2の信号変換手段によって
第1の表示手段の偶数次配列画素用の第2のアナログ映
像信号に変換される。
【0073】第2のディジタル映像信号が、第3の信号
変換手段によって第2の表示手段の奇数次配列画素用の
第3のアナログ映像信号に変換されるとともに第4の信
号変換手段によって第2の表示手段の偶数配列画素用の
第4のアナログ映像信号に変換される。
【0074】第3のディジタル映像信号が、第5の信号
変換手段によって第3の表示手段の奇数次配列画素用の
第5のアナログ映像信号に変換されるとともに第6の信
号変換手段によって第3の表示手段の偶数配列画素用の
第6のアナログ映像信号に変換される。
【0075】この場合、第1および第2のアナログ映像
信号と、第3および第4のアナログ映像信号と、第5お
よび第6のアナログ映像信号との各々は、1つのディジ
タル映像信号を交互のタイミングで変換したものであ
る。このため、各アナログ映像信号は、直流波形または
矩形波に近い波形にされる。
【0076】第1〜第6の駆動手段の各々においては、
パルス発生手段により発生されるサンプリングパルス信
号に応答して、サンプルホールド手段が、対応するアナ
ログ映像信号をサンプルホールドする。
【0077】サンプリングされる第1〜第6のアナログ
映像信号のそれぞれが、直流波形または矩形波に近い波
形である。このため、サンプリングパルス信号が遅延し
てサンプリング点が変動した場合でも各アナログ映像信
号のサンプリング値の変化が抑制される。
【0078】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0079】第1実施例 図1は、第1実施例によるフラットディスプレイを構成
する回路の要部の概略構成を示すブロック図である。
【0080】図1を参照して、このフラットディスプレ
イの回路には、チューナ(図示せず)から入力され、映
像検波回路(図示せず)を経た複合映像信号VSと、外
部入力端子(図示せず)から入力された映像信号として
のアナログR,G,B信号R1,G1,B1および同期
信号SY1とが供給される。
【0081】このフラットディスプレイの回路は、クロ
マカラー復調回路41、同期分離回路42、タイミング
制御回路43、切換スイッチ44,44,44,45、
A/D変換回路5、メモリ6、D/A変換回路71,7
2、映像処理回路81,82、水平ドライバ1、垂直ド
ライバ2および液晶パネル3を含む。
【0082】水平ドライバ1は、第1の水平ドライバ1
1、第2の水平ドライバ12、第3の水平ドライバ13
および第4の水平ドライバ14を含む。映像処理回路8
1は、ユーザコントロール回路811、γ補正回路81
2、極性切替回路813およびバッファアンプ814を
含む。映像処理回路82は、映像処理回路81と同じ構
成である。
【0083】複合映像信号VSは、クロマカラー復調回
路41および同期分離回路42に供給される。
【0084】クロマカラー復調回路41は、複合映像信
号VSを復調し、アナログR,G,B信号R2,G2,
B2を発生させる。このアナログR,G,B信号R2,
G2,B2のそれぞれは、色差信号と輝度信号とを合成
することによって生成されるものである。アナログR,
G,B信号R2,G2,B2のそれぞれは、切換スイッ
チ44,44,44に供給される。
【0085】この切換スイッチ44,44,44のそれ
ぞれには、アナログR,G,B信号R1,G1,B1も
供給される。切換スイッチ44,44,44のそれぞれ
は、所定の制御信号によって同時に切換わるものであ
る。
【0086】切換スイッチ44,44,44は、その動
作によって、アナログR,G,B信号R1,G1,B1
およびR2,G2,B2のいずれか一方の組を、液晶パ
ネル3に表示させるためのアナログR,G,B信号R,
G,BとしてA/D変換回路5に供給する。
【0087】A/D変換回路5は、供給されたアナログ
R,G,B信号をA/D変換し、その変換により得られ
たディジタルR,G,B信号をメモリ6に供給する。メ
モリ6は、インタレース走査のためにディジタルR,
G,B信号を液晶パネル3の水平方向の複数ラインずつ
書込む。そして、メモリ6は、書込んだ信号を所定タイ
ミングで読出してD/A変換回路71,72のそれぞれ
に供給する。
【0088】D/A変換回路71は、供給されたディジ
タルR,G,B信号をD/A変換し、その変換により得
られた第1のアナログR,G,B信号R10,G10,
B10を映像処理回路8に供給する。D/A変換回路7
2は、供給されたディジタルR,G,B信号をD/A変
換し、その変換により得られた第2のアナログR,G,
B信号R20,G20,B20を映像処理回路82に供
給する。
【0089】映像処理回路81においては、ユーザコン
トロール回路811がアナログR,G,B信号R10,
G10,B10を受ける。ユーザコントロール回路81
1は、液晶パネル3に表示される画像のコントラスト、
ブライトおよびティントのそれぞれを使用者の好みに応
じて調整する回路である。このユーザコントロール回路
811には、その他にコントラスト制御信号S1、ブラ
イト制御信号S2およびティント制御信号S3が供給さ
れる。
【0090】ユーザコントロール回路811では、コン
トラスト制御信号S1、ブライト制御信号S2およびテ
ィント制御信号S3のそれぞれに応答して、アナログ
R,G,B信号R10,G10,B10について、コン
トラスト、ブライトおよびティントの調整処理を行な
う。
【0091】その調整処理後のアナログR,G,B信号
R10,G10,B10は、γ補正回路812、極性切
替回路813およびバッファアンプ814を経て水平ド
ライバ1の第1および第2の水平ドライバ11,12の
それぞれに供給される。
【0092】アナログR,G,B信号R10,G10,
B10について、γ補正回路812ではγ補正処理が行
なわれる。そして、極性切替回路813では信号の極性
切替処理が行なわれる。そして、バッファアンプ814
ではアナログR,G,B信号R10,G10,B10が
増幅される。
【0093】映像処理回路82においては、供給された
アナログR,G,B信号R20,G20,B20につい
て映像処理回路81における処理と同様の処理が行なわ
れる。映像処理回路82から出力されるアナログR,
G,B信号R20,G20,B20は、水平ドライバ1
の第3および第4の水平ドライバ13,14のそれぞれ
に供給される。
【0094】同期分離回路42は、複合映像信号VSか
ら同期信号SY2を分離し、分離した同期信号SY2を
切換スイッチ45へ供給する。この切換スイッチ45に
は、同期信号SY1も供給される。切換スイッチ45
は、切換スイッチ44に供給される制御信号と同じ制御
信号に応答して切換わるものであり、その動作によっ
て、同期信号SY1,SY2の一方を選択的にタイミン
グ制御回路43に供給する。
【0095】これにより、切換スイッチ44においてア
ナログR,G,B信号R1,G1,B1が選択される場
合は、切換スイッチ45において同期信号SY1が選択
される。逆に、切換スイッチ44においてアナログR,
G,B信号R2,G2,B2が選択される場合は切換ス
イッチ45において同期信号SY2が選択される。
【0096】タイミング制御回路43は、供給された同
期信号に基づいて、第1および第2の水平ドライバ1
1,12、第3および第4の水平ドライバ13,14お
よび垂直ドライバ2を駆動するためのクロック信号を発
生させる。それらのクロック信号は、第1および第2の
水平ドライバ11,12、第3および第4の水平ドライ
バ13,14および垂直ドライバ2のそれぞれに供給さ
れる。
【0097】次に、液晶パネル3の駆動回路について詳
細に説明する。図2は、第1実施例による液晶パネルの
駆動回路のブロック図である。図2において図9と一致
する部分には同一の参照符号を付し、その説明を省略す
る。
【0098】図2の駆動回路が図9の駆動回路と異なる
のは、第1および第2の水平ドライバ11,12のそれ
ぞれに供給する第1のアナログR,G,B信号R10,
G10,B10を生成するD/A変換回路71および映
像処理回路81が設けられていることおよび第3および
第4の水平ドライバ13,14のそれぞれに供給する第
2のアナログR,G,B信号R20,G20,B20を
生成するD/A変換回路72および映像処理回路82が
設けられていることである。
【0099】D/A変換回路71は、メモリ6から供給
されるディジタルR,G,B信号と、クロック信号CL
K30の1/2の周波数のクロック信号CLK10とを
受ける。D/A変換回路71は、クロック信号CLK1
0に応答してディジタルR,G,B信号を第1のアナロ
グR,G,B信号R10,G10,B10に変換する。
変換された第1のアナログR,G,B信号R10,G1
0,B10は、映像処理回路81を介して第1および第
2の水平ドライバ11,12に供給される。
【0100】D/A変換回路72は、メモリ6から供給
されるディジタルR,G,B信号とクロック信号CLK
30の1/2の周波数のクロック信号CLK20とを受
ける。このクロック信号をCLK20は、クロック信号
CLK10の反転信号である。
【0101】D/A変換回路72は、クロック信号CL
K20に応答してディジタルR,G,B信号を第2のア
ナログR,G,B信号R20,G20,B20に変換す
る。変換された第2のアナログR,G,B信号R20,
G20,B20は、映像処理回路82を介して第3およ
び第4の水平ドライバ13,14に供給される。
【0102】この駆動回路においては、D/A変換回路
71,72に供給されるクロック信号CLK10,CL
K20のそれぞれの周波数が、A/D変換回路5が受け
るクロック信号CLK30の周波数の1/2である。す
なわち、クロック信号CLK10,CLK20のそれぞ
れが、A/D変換回路5に入力されるアナログ映像信号
R,G,Bと同じ周波数である。
【0103】このため、D/A変換回路71から出力さ
れる第1のアナログR,G,B信号R10,G10,B
10およびD/A変換回路72から出力される第2のア
ナログR,G,B信号R20,G20,B20のそれぞ
れは、直流波形または矩形波に近い波形となる。
【0104】図3は、図2の液晶パネルの駆動回路にお
ける主要な信号波形を示す第1のタイミングチャートで
ある。
【0105】図3においては、A/D変換回路5に入力
されるアナログR,G,B信号R,G,B、クロック信
号CLK10、クロック信号CLK20およびクロック
信号CLK30が示される。
【0106】図3を参照して、D/A変換回路71にお
いては、クロック信号CLK10の立上りのタイミング
ごとにディジタルR,G,B信号がアナログ信号に変換
されることになる。すなわち、図3のアナログR,G,
B信号R,G,Bについて考えると、その信号の極大側
のピーク値が順次D/A変換されることになる。
【0107】一方、D/A変換回路72においては、ク
ロック信号CLK20の立上りのタイミングごとにディ
ジタルR,G,B信号がアナログ信号に変換されること
になる。すなわち、図3のアナログR,G,B信号R,
G,Bについて考えると、その信号の極小側のピーク値
が順次D/A変換されることになる。
【0108】次に、第1のアナログR,G,B信号R1
0,G10,B10および第2のあアナログR,G,B
信号R20,G20,B20の波形について説明する。
図4は、図2の液晶パネルの駆動回路における主要な信
号波形を示す第2のタイミングチャートである。
【0109】図4においては、第1のアナログR,G,
B信号R10,G10,B10、第2のアナログR,
G,B信号R20,G20,B20、第1および第2の
水平ドライバ11,12におけるサンプリングパルス信
号SP1,SP2、クロック信号CLK1、第3および
第4の水平ドライバ13,14におけるサンプリングパ
ルス信号SP3,SP4およびクロック信号CLK2が
示される。
【0110】図4を参照して、第1のアナログR,G,
B信号R10,G10,B10は、ディジタルR,G,
B信号の極大側のピーク値を順次D/A変換したもので
ある。このため、第1のアナログR,G,B信号R1
0,G10,B10は、アナログR,G,B信号(図3
参照)の極大側のピーク値(図中●印)が連続するよう
な信号になる。すなわち、第1のアナログR,G,B信
号R10,G10,B10は、白レベルの直流成分を示
す直流電圧波形となる。一方、第2のアナログR,G,
B信号R20,G20,B20は、ディジタルR,G,
B信号の極小側のピーク値を順次D/A変換したもので
ある。このため、第2のアナログR,G,B信号R2
0,G20,B20は、アナログR,G,B信号(図3
参照)の極小側のピーク値(図中×印)が連続するよう
な信号になる。すなわち、第2のアナログR,G,B信
号R20,G20,B20は、黒レベルの直流成分を示
す直流電圧波形となる。
【0111】このように、第1のアナログR,G,B信
号R10,G10,B10が直流電圧波形であるため、
クロック信号CLK1に対してサンプリングパルス信号
SP1,SP2が遅延した場合でも、図4のサンプリン
グ点A1,B1のように、サンプリングパルス信号SP
1,SP2が遅延しない場合と同じサンプリング値が得
られる。
【0112】同様に、第2のアナログR,G,B信号R
20,G20,B20が直流電圧波形であるため、クロ
ック信号CLK2に対してサンプリングパルス信号SP
3,SP4が遅延した場合でも、図4のサンプリング点
C1,D1のように、サンプリングパルス信号SP3,
SP4が遅延しない場合と同じサンプリング値が得られ
る。
【0113】次に、第1のアナログR,G,B信号R1
0,G10,B10および第2のアナログR,G,B信
号R20,G20,B20が矩形波に近い波形となる例
について説明する。図5は、図2の液晶パネルの駆動回
路における主要な信号波形を示す第3のタイミングチャ
ートである。
【0114】図5においては、アナログR,G,B信号
R,G,B、クロック信号CLK10、クロック信号C
LK20およびクロック信号CLK30が示される。
【0115】図5のタイミングチャートが図3のタイミ
ングチャートと異なるのは、アナログR,G,B信号
R,G,Bと、クロック信号CLK10,CLK20,
CLK30のそれぞれとの関係である。すなわち、アナ
ログR,G,B信号R,G,Bとクロック信号CLK1
0,CLK20,CLK30のそれぞれとの関係におい
て、アナログR,G,B信号R,G,Bの周波数が、図
3のものよりも低くなっている。
【0116】この場合、D/A変換回路71において
は、クロック信号CLK10の立上りのタイミングごと
に、アナログR,G,B信号R,G,Bの各ピークの左
側近傍に相当するディジタルR,G,B信号をD/A変
換する。
【0117】一方、D/A変換回路72においては、ク
ロック信号CLK20の立上りのタイミングごとに、ア
ナログR,G,B信号R,G,Bの各ピークの右側近傍
に相当するディジタルR,G,B信号をD/A変換す
る。
【0118】次に、アナログR,G,B信号R,G,B
とクロック信号CLK10,CLK20,CLK30の
それぞれとの関係が、図5のような関係である場合にお
ける第1のアナログR,G,B信号R10,G10,B
10および第2のアナログR,G,B信号R20,G2
0,B20について説明する。
【0119】図6は、図2の液晶パネルの駆動回路にお
ける主要な信号波形を示す第3のタイミングチャートで
ある。
【0120】図6においては、第1のアナログR,G,
B信号R10,G10,B10、第2のアナログR,
G,B信号R20,G20,B20、サンプリングパル
ス信号SP1,SP2、クロック信号CLK1、サンプ
リングパルス信号SP3,SP4およびクロック信号C
LK2が示される。
【0121】第1のアナログR,G,B信号R10,G
10,B10は、ディジタルR,G,B信号のピーク値
の近傍を順次D/A変換したものである。このため、第
1のアナログR,G,B信号R10,G10,B10
は、アナログR,G,B信号R,G,B(図5参照)の
各ピーク値の左側近傍の値(図中●印)が所定期間続く
信号になる。すなわち、第1のアナログR,G,B信号
R10,G10,B10は、映像処理回路81での高域
劣化の影響をあまり受けず、矩形波に近い波形となる。
【0122】一方、第2のアナログR,G,B信号R2
0,G20,B20は、アナログR,G,B信号R,
G,Bの各ピーク値の近傍を順次D/A変換したもので
ある。このため、第2のアナログR,G,B信号R2
0,G20,B20は、アナログR,G,B信号R,
G,B(図5参照)の各ピーク値の右側近傍の値(図中
×印)が所定期間続く信号になる。すなわち、第2のア
ナログR,G,B信号R20,G20,B20は、映像
処理回路82で高域劣化の影響をあまり受けず、矩形波
に近い波形となる。
【0123】このように、第1のアナログR,G,B信
号R10,G10,B10が矩形波に近い波形であるた
め、クロック信号CLK1に対してサンプリングパルス
信号SP1,SP2が遅延した場合でも、図6のサンプ
リング点A2,B2のようにサンプリング信号SP1,
SP2が遅延しない場合と同じサンプリング値が得られ
る。
【0124】同様に、第2のアナログR,G,B信号R
20,G20,B20が矩形波に近い波形であるため、
クロック信号CLK2に対してサンプリングパルス信号
SP3,SP4が遅延した場合でも、図6のサンプリン
グ点C2,D2のようにサンプリング信号SP3,SP
4が遅延しない場合と同じサンプリング値が得られる。
【0125】このように、図2の駆動回路では、サンプ
リングパルス信号SP1〜SP4が遅延しても、第1の
アナログR,G,B信号R10,G10,B10および
第2のアナログR,G,B信号R20,G20,B20
のサンプリング値は変換しない。
【0126】したがって、第1〜第4の水平ドライバ1
1〜14のそれぞれにおいてサンプリングパルス信号が
遅延しても、液晶パネル3における輝度差の発生および
コントラストの低下が抑制される。
【0127】第2実施例 次に、第2実施例について説明する。図7は、第2実施
例による液晶パネルの駆動回路のブロック図である。
【0128】図7において、図2と一致する部分には同
一の参照符号を付し、その説明を省略する。
【0129】図7を参照して、図7の液晶パネルの駆動
回路が図2のものと異なるのは、映像処理回路8がA/
D変換回路5の入力側に設けられたこと、D/A変換回
路71と第1および第2の水平ドライバ11,12のそ
れぞれとの間にアンプ91が設けられたこと、およびD
/A変換回路72と第3および第4の水平ドライバ1
3,14のそれぞれとの間にアンプ92が設けられたこ
とである。
【0130】このような構成により、アナログR,G,
B信号R,G,Bは、A/D変換回路5に供給される前
に、映像処理回路8によって映像処理を受ける。そし
て、D/A変換回路71から出力される第1のアナログ
R,G,B信号R10,G10,B10は、アンプ91
によって増幅されて第1および第2の水平ドライバ1
1,12のそれぞれに供給される。
【0131】また、D/A変換回路72から出力される
第2のアナログR,G,B信号R20,G20,B20
は、アンプ92によって増幅されて第3および第4の水
平ドライバ13,14のそれぞれに供給される。
【0132】このような図7の液晶パネルの駆動回路に
おいては、映像処理回路をD/A変換回路71,72の
出力側に設けずに、A/D変換回路5の入力側に設けた
ために、映像処理回路の数を減らすことができる。
【0133】第3実施例 次に、第3実施例について説明する。第3実施例におい
ては、第1実施例による図2の液晶パネルの駆動回路
を、3枚の液晶パネルを用いたディスプレイ装置(以
下、3板式の液晶パネルディスプレイと呼ぶ)に適用し
た例を示す。
【0134】このような3板式の液晶パネルディスプレ
イとしては、たとえば、液晶プロジェクタが挙げられ
る。この液晶プロジェクタでは、R,G,Bの各色信号
ごとに液晶パネルに画像を形成し、それらを合成した画
像をスクリーン等に投影する。
【0135】図8は、第3実施例による液晶パネルの駆
動回路のブロック図である。図8を参照して、第1〜第
4の水平ドライバ110R〜140R、垂直ドライバ2
R、液晶パネル3R、A/D変換回路5R、メモリ6
R、D/A変換回路71R,72Rおよび映像処理回路
81R,82Rは、R信号用のものである。それらの構
成は、図2に示されるものと同じである。このR信号用
の駆動回路においては、D/A変換回路5Rにアナログ
R信号Rが供給され、そのアナログR信号Rについて図
2の駆動回路と同様の処理が行なわれる。
【0136】水平ドライバ110G,120G,130
G,140G、垂直ドライバ2G、液晶パネル3G、A
/D変換回路5G、メモリ6G、D/A変換回路71
G,72Gおよび映像処理回路81G,82Gは、G信
号用のものである。それらの構成は、図2に示されるも
のと同じである。この駆動回路には、A/D変換回路5
GにアナログB信号Gが供給され、そのアナログG信号
Gについて図2の駆動回路と同様の処理が行なわれる。
【0137】水平ドライバ110B,120B,130
B,140B、垂直ドライバ2B、液晶パネル3B,A
/D変換回路5B、メモリ6B、D/A変換回路71
B,72Bおよび映像処理回路81B,82B、B信号
用のものである。それらの構成は、図2に示されるもの
と同じである。これらの駆動回路には、A/D変換回路
5BにアナログB信号Bが供給され、そのアナログB信
号Bについて図2の駆動回路と同様の処理が行なわれ
る。
【0138】この3板式の液晶パネルディスプレイにお
いては、アナログR,G,B信号R,G,Bのそれぞれ
に対応する画像が、液晶パネル3R,3G,3Bに色別
に表示される。
【0139】このような3板式の液晶パネルディスプレ
イにおいても、映像処理回路81R,82R,81G,
82G,81B,82Bのそれぞれから各水平ドライバ
に供給されるアナログR,G,B信号R10,R20,
G10,G20,B10,B20のそれぞれが、前述の
ような直流電圧波形または矩形波に近い波形になるの
で、サンプリングパルス信号の遅延に起因する輝度差の
発生およびコントラストの低下が抑制される。
【0140】さらに、この3板式の液晶パネルディスプ
レイにおいては、サンプリングパルス信号の遅延に起因
する白バランスの変化が抑制される。
【0141】第4実施例 次に、第4実施例について説明する。図9は、第4実施
例による液晶パネルの駆動回路のブロック図である。図
9の駆動回路において図10の駆動回路と一致する部分
には同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
【0142】図9の駆動回路が図10のものと異なるの
は、映像処理回路8と第1および第2の水平ドライバ1
1,12との間にサンプルホールド回路101が設けら
れていること、および映像処理回路8と第3,第4の水
平ドライバ13,14との間にサンプルホールド回路1
02が設けられていることである。
【0143】図9を参照して、サンプルホールド回路1
01は、A/D変換回路5およびA/D変換回路7が受
けるクロック信号CLK30の周波数の1/2の周波数
のクロック信号CLK10をサンプリングクロック信号
として受ける。同様に、サンプルホールド回路102
は、クロック信号CLK30の1/2の周波数のクロッ
ク信号CLK20をサンプリングクロック信号として受
ける。クロック信号CLK20は、クロック信号CLK
10の反転信号である。
【0144】サンプルホールド回路101では、クロッ
ク信号CLK10に応答して映像処理回路8から供給さ
れるアナログR,G,B信号のサンプルホールドを行な
う。サンプルホールド回路102では、クロック信号C
LK20に応答して映像処理回路8から供給されるアナ
ログR,G,B信号のサンプルホールドを行なう。
【0145】これにより、サンプルホールド回路101
から第1および第2の水平ドライバ11,12には、直
流電圧波形または矩形波の波形の第1のアナログR,
G,B信号R10,G10,B10が供給される。一
方、サンプルホールド回路102から第3および第4の
水平ドライバ13,14には直流電圧波形または矩形波
の波形の第2のアナログR,G,B信号R20,G2
0,B20が供給される。
【0146】したがって、図9の液晶パネルの駆動回路
においては、サンプリングパルス信号の遅延に起因する
液晶パネル3における輝度差の発生およびコントラスト
の低下が抑制される。
【0147】なお、以上の実施例においては、奇数次配
列画素に対応する水平ドライバおよび偶数次配列画素に
対応する水平ドライバのそれぞれが複数設けられた例に
ついて説明した。しかし、これに限らず、奇数次配列画
素および偶数次配列画素のそれぞれに対応する水平ドラ
イバが1つである場合においても、サンプリングパルス
信号の遅延に起因する液晶パネルにおける輝度差の発生
およびコントラストの低下を適正に抑制することができ
る。
【0148】また、以上の実施例においては、液晶パネ
ルディスプレイについて説明したが、この発明は、液晶
パネルディスプレイに限らず、プラズマディスプレイ装
置等のその他のフラットディスプレイについても適用す
ることが可能である。
【0149】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、第1
および第2の信号変換手段によって、ディジタル映像信
号を交互のタイミングで変換した第1および第2のアナ
ログ映像信号が得られる。
【0150】したがって、第1および第2のアナログ映
像信号のそれぞれは、直流波形または矩形波に近い波形
になり、同じ信号値を取り得る期間が長くなる。このた
め、サンプリングパルス信号に遅延が生じても、その遅
延が生じない場合と同様のサンプリング値を得ることが
できる。
【0151】その結果、サンプリングパルス信号の遅延
に起因する輝度差の発生およびコントラストの低下を抑
制することができる。
【0152】請求項2に記載の本発明によれば、第1お
よび第2の信号変換手段によって、第1のディジタル映
像信号を交互のタイミングで変換した第1および第2の
アナログ映像信号が得られる。第3および第4の信号変
換手段によって、第2のディジタル映像信号を交互のタ
イミングで変換した第3および第4のアナログ映像信号
が得られる。第5および第6の信号変換手段によって、
第3のディジタル映像信号を交互のタイミングで変換し
た第5および第6のアナログ映像信号が得られる。
【0153】したがって、第1〜第6のアナログ映像信
号のそれぞれは、直流波形または矩形波に近い波形にな
り、同じ信号値を取り得る期間が長くなる。このため、
各サンプリングパルス信号に遅延が生じても、その遅延
が生じない場合と同様のサンプリング値を各アナログ映
像信号について得ることができる。
【0154】その結果、第1、第2および第3の表示手
段のそれぞれにおいて、サンプリングパルス信号の遅延
に起因する輝度差の発生およびコントラストの低下を抑
制することができる。さらに、第1、第2および第3の
表示手段の映像信号を合成した場合の白バランスの低下
も抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例によるフラットディスプレイを構成
する回路の要部の概略構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例による液晶パネルの駆動回路のブロ
ック図である。
【図3】図2の液晶パネルの駆動回路における主要な信
号波形を示す第1のタイミングチャートである。
【図4】図2の液晶パネルの駆動回路における主要な信
号波形を示す第2のタイミングチャートである。
【図5】図2の液晶パネルの駆動回路における主要な信
号波形を示す第3のタイミングチャートである。
【図6】図2の液晶パネルの駆動回路における主要な信
号波形を示す第4のタイミングチャートである。
【図7】第2実施例による液晶パネルの駆動回路のブロ
ック図である。
【図8】第3実施例による液晶パネルの駆動回路のブロ
ック図である。
【図9】第4実施例による液晶パネルの駆動回路のブロ
ック図である。
【図10】従来の液晶パネルの駆動回路のブロック図で
ある。
【図11】従来の液晶パネルの駆動回路のブロック図で
ある。
【図12】図10の液晶パネルの駆動回路における主要
な信号波形を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1,11,12,13,14,110R,120R,1
30R,140R,110G,120G,130G,1
40G,110B,120B,130B,140B 水
平ドライバ 3,3R,3G,3B 液晶パネル 11A,12A,13A,14A タイミングジェネレ
ータ 11B,12B,13B,14B サンプルホールド回
路 71,72,71R,71G,71B,72R,72
G,72B D/A変換回路 101,102 サンプルホールド回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素をマトリックス状に配列した表示手
    段と、 前記表示手段の所定方向の奇数次配列画素に対応して設
    けられ、その奇数次配列画素に関する部分を駆動する第
    1の駆動手段と、 前記表示手段の前記所定方向の偶数次配列画素に対応し
    て設けられ、その偶数次配列画素に関する部分を駆動す
    る第2の駆動手段と、 ディジタル映像信号を受け、所定周期の第1のタイミン
    グに基づいて前記ディジタル映像信号を前記奇数次配列
    画素に対応する第1のアナログ映像信号に変換する第1
    の信号変換手段と、 前記ディジタル映像信号を受け、前記第1のタイミング
    と交互である前記所定周期の第2のタイミングに基づい
    て前記ディジタル映像信号を前記偶数次配列画素に対応
    する第2のアナログ映像信号に変換する第2の信号変換
    手段とを備え、 前記第1の駆動手段は、 前記奇数次配列画素のそれぞれに対応して前記第1のア
    ナログ映像信号をサンプリングするための第1のサンプ
    リングパルス信号を発生させる第1のパルス発生手段
    と、 前記第1のサンプリングパルス信号に応答して、前記第
    1のアナログ映像信号のサンプルホールドを前記奇数次
    配列画素のそれぞれに対応して行ない、そのホールド値
    を前記表示手段に供給する第1のサンプルホールド手段
    とを含み、 前記第2の駆動手段は、 前記偶数次配列画素のそれぞれに対応して前記第2のア
    ナログ映像信号をサンプリングするための第2のサンプ
    リングパルス信号を発生させる第2のパルス発生手段
    と、 前記第2のサンプリングパルス信号に応答して、前記第
    2のアナログ映像信号のサンプルホールドを前記偶数次
    配列画素のそれぞれに対応して行ない、そのホールド値
    を前記表示手段に供給する第2のサンプルホールド手段
    とを含む、画素配列表示装置。
  2. 【請求項2】 画素をマトリックス状に配列した第1の
    表示手段と、 画素をマトリックス状に配列した第2の表示手段と、 画素をマトリックス状に配列した第3の表示手段と、 前記第1の表示手段の所定方向の奇数次配列画素に対応
    して設けられ、その奇数次配列画素に関する部分を駆動
    する第1の駆動手段と、 前記第1の表示手段の前記所定方向の偶数次配列画素に
    対応して設けられ、その偶数次配列画素に関する部分を
    駆動する第2の駆動手段と、 前記第2の表示手段の所定方向の奇数次配列画素に対応
    して設けられ、その奇数次配列画素に関する部分を駆動
    する第3の駆動手段と、 前記第2の表示手段の前記所定方向の偶数次配列画素に
    対応して設けられ、その偶数次配列画素に関する部分を
    駆動する第4の駆動手段と、 前記第3の表示手段の所定方向の奇数次配列画素に対応
    して設けられ、その奇数次配列画素に関する部分を駆動
    する第5の駆動手段と、 前記第3の表示手段の前記所定方向の偶数次配列画素に
    対応して設けられ、その偶数次配列画素に関する部分を
    駆動する第6の駆動手段と、 前記第1の駆動手段に対応して設けられ、前記第1のデ
    ィジタル映像信号を受け、所定周期の第1のタイミング
    に基づいて前記第1のディジタル映像信号を前記第1の
    表示手段の奇数次配列画素に対応する第1のアナログ映
    像信号に変換する第1の信号変換手段と、 前記第2の駆動手段に対応して設けられ、前記第1のデ
    ィジタル映像信号を受け、前記第1のタイミングと交互
    である前記所定周期の第2のタイミングに基づいて前記
    第1のデジタル映像信号を前記偶数次配列画素に対応す
    る第2のアナログ映像信号に変換する第2の信号変換手
    段と、 前記第3の駆動手段に対応して設けられ、前記第1のタ
    イミングに基づいて前記第2のディジタル映像信号を前
    記第2の表示手段の奇数次配列画素に対応する第3のア
    ナログ映像信号に変換する第3の信号変換手段と、 前記第4の駆動手段に対応して設けられ、前記第2のデ
    ィジタル映像信号を受け、前記第2のタイミングに基づ
    いて前記第2のディジタル映像信号を前記第2の表示手
    段の偶数次配列画素に対応する第4のアナログ映像信号
    に変換する第4の信号変換手段と、 前記第5の駆動手段に対応して設けられ、前記第1のタ
    イミングに基づいて前記第3のディジタル映像信号を前
    記第3の表示手段の奇数次配列画素に対応する第5のア
    ナログ映像信号に変換する第5の信号変換手段と、 前記第6の駆動手段に対応して設けられ、前記第3のデ
    ィジタル映像信号を受け、前記第2のタイミングに基づ
    いて前記第3のディジタル映像信号を前記第3の表示手
    段の偶数次配列画素に対応する第6のアナログ映像信号
    に変換する第6の信号変換手段とを備え、 前記第1、第3および第5の駆動手段の各々は、 対応する表示手段における奇数次配列画素のそれぞれに
    対応して、対応する信号変換手段により得られるアナロ
    グ映像信号をサンプリングするための第1のサンプリン
    グパルス信号を発生させる第1のパルス発生手段と、 前記第1のサンプリングパルス信号に応答して、対応す
    る信号変換手段により得られるアナログ映像信号のサン
    プルホールドを、対応する表示手段の奇数次配列画素の
    それぞれに対応して行ない、そのホールド値を対応する
    表示手段に供給する第1のサンプルホールド手段とを含
    み、 前記第2、第4および第6の駆動手段の各々は、 対応する表示手段における偶数次配列画素のそれぞれに
    対応して、対応する信号変換手段により得られるアナロ
    グ映像信号をサンプリングするための第2のサンプリン
    グパルス信号を発生させる第2のパルス発生手段と、 前記第2のサンプリングパルス信号に応答して、対応す
    る信号変換手段により得られるアナログ映像信号のサン
    プルホールドを、対応する表示手段の偶数次配列画素の
    それぞれに対応して行ない、そのホールド値を対応する
    表示手段に供給する第2のサンプルホールド手段とを含
    む、画素配列表示装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0766464A3 (en) * 1995-09-07 1999-03-17 Sony Corporation Video signal processing apparatus for a liquid crystal panel
KR100706742B1 (ko) * 2000-07-18 2007-04-11 삼성전자주식회사 평판 디스플레이 장치
US7259741B2 (en) 2003-05-12 2007-08-21 Seiko Epson Corporation Data driver and electro-optical device
JP2012128133A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Seiko Epson Corp 半導体装置

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