JPH0712908A - 2つの向かい合った磁石と磁気感応装置を利用した磁気センサー - Google Patents

2つの向かい合った磁石と磁気感応装置を利用した磁気センサー

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JPH0712908A
JPH0712908A JP6065486A JP6548694A JPH0712908A JP H0712908 A JPH0712908 A JP H0712908A JP 6065486 A JP6065486 A JP 6065486A JP 6548694 A JP6548694 A JP 6548694A JP H0712908 A JPH0712908 A JP H0712908A
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magnet
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magnets
permanent magnet
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ユージーン・ディ・アルフォース
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    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/48Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
    • G01P3/481Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
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    • GPHYSICS
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    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規な磁気センサを提供する。 【構成】 磁気センサーには、互いに逆極性になるよう
に配置された2つの永久磁石と、その間に設けられた磁
気感応デバイスとで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気センサーに関する
ものであり、ホール効果デバイスのような磁気感応装置
を間に挟んで互いに逆極性になるように配列された2個
の磁石からなり、その磁石の一方に動く磁性部材を接近
させ、その結果、前記磁石の一方が磁気感応装置と可動
磁性部材の間になるようにされた磁気センサーに関する
ものである。
【0002】多くの異なるタイプの磁気センサーが当業
者にとって周知である。センサーには、可動ベーン装置
の歯及びノッチ部分で形成されている動いている磁性部
材を検出するものもあり、複数の歯と介在するギャップ
から構成される歯車に連係して用いられることを意図し
たものもある。他の磁気センサは磁化された移動物体又
は移動する永久磁石を検出するものもある。他には、バ
イアス磁界を発生するための永久磁石やバイアス磁界を
歪ませる高透磁率の可動磁性部材と関連したもの藻のあ
る。歪んだ磁界は、ホール効果デバイスのような磁気感
応装置によって検出される。
【0003】1992年8月18日にStolfusに
対して発行された米国特許第5,140,262号に
は、中心線が回転部材の回転の中心と交差しないように
配置された歯センサーが開示されている。その歯センサ
ーには、検知すべき回転部材の回転の中心と一致しない
線に沿って配置されたセンサーの中心線が備わってい
る。代わりに、ホール効果素子が配置されたハウジング
の中心線は、回転部材の回転の中心から、ホール効果素
子と回転部材の表面の間の許容可能なギャップを形成す
る寸法範囲の関数として決定される、垂直方向の距離を
あけて位置決めされる。
【0004】1992年6月9日にGagliardi
に対して発行された米国特許第5,121,289号に
は、永久磁石と、ホール効果素子のような磁気感応コン
ポーネントが配置された、カプセル封じ可能なセンサー
・アセンブリが開示されている。センサー・アセンブリ
には、センサー素子及び関連する電気回路を所定の関係
をなすように保持し、同時に、カプセル封じ材料注入ポ
ートから排出路へのカプセル封じ材料の流れを容易にす
るため、順次相互接続される複数の内部キャビティを有
し、その内部キャビティを完全に充填することによっ
て、内部コンポーネントの保持が保証されるようになっ
ている、内部支持コンポーネントを備えた外部ハウジン
グが設けられている。
【0005】1992年11月17日にAlforsに
対して発行された米国特許第5,164,668号に
は、シャフト位置変化に対する感度の低下を示す角位置
センサーが開示されている。その位置センサーには、回
転磁石に近い領域から延びて、磁気感応装置の近くに達
する第1と第2の磁極片が設けられている。磁極片は、
回転磁石と磁気感応装置の間に延びる磁束線を制限す
る、低磁気抵抗の磁気経路を形成する。ここには第1と
第3の磁極片のセグメント間に回転磁石を配置すること
によって、回転磁石の位置変動に対するセンサーの感度
が大幅に低下し、従って、測定システムの信頼度が高ま
ることが記載されている。
【0006】1992年10月27日にWuに対して発
行された米国特許第5,159,268号には、ホール
効果装置及び整形磁石を備えた回転位置センサーが開示
されている。該装置は、一般に、線形で、整形磁石の角
位置に比例した磁界をホール効果デバイスに加える整形
磁石と協働する、回転位置センサーとして用いるために
設けられている。両方とも、ホール効果素子の電気出力
と整形磁石の回転位置の間において高度の線形性を示
す、2つの代替実施例について解説され、例示されてい
る。代替実施例の一方は、全体に楕円形であり、もう一
方の代替実施例は、全体に鐘状である。これらの代替実
施例は、両方とも、ホール効果素子に加えられる磁界の
強度と整形磁石の回転位置または角位置との間におい
て、高度の線形性を示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は新規な磁気セ
ンサを提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の望ましい形状で
は、北極と南極が共通の軸上に位置し、極性が反対にな
るように配置された2つ永久磁石から構成される。磁石
の間の磁界強度の変化を検出するため、2つの永久磁石
の間に磁気感応デバイスが配置されている。永久磁石及
び磁気感応デバイスは、不連続な部分から構成され、磁
性材である動く物体に近接して配置されている。可動物
体は、複数の磁性歯と、その間のギャップからなる回転
歯車とすることが可能である。代替案として、透磁性の
回転物体は、間にウインドウを備えた複数の歯またはベ
ーンから構成することができる。2つの永久磁石の間の
ギャップは、可動磁性物体の移動に応答して、所定の出
力を発生するように選定される。さらに、ホール効果素
子のような磁気感応素子が永久磁石の間の中点、また
は、一方の磁石よりもう一方の磁石に近い位置に配置す
ることが可能である。さらに、2つの磁石は、磁界強度
がほぼ同じになるように選択することもできるし、ある
いは、代替案として、磁界強度がかなり異なるように選
択することも可能である。当然、明らかなように、磁気
感応素子と磁石の相対位置に関係なく、較正手順時に、
どちらかの永久磁石の磁界強度を変更することも可能で
ある。一般に、まず、一方の磁石が、磁気強度が必要な
磁気強度を超えるように磁化され、次に、磁石間におい
て所望の相対強度が得られるように、選択的に減磁され
る。本発明のこうした適応構成は、本発明の磁気センサ
ーの使用が意図されている特定の用途によって決まる。
【0009】
【実施例】望ましい実施例に関する解説全体を通じて、
同様のコンポーネント及び同様の要素は、同様の参照番
号で識別される。
【0010】図1には、本発明の望ましい実施例に用い
られる永久磁石の配列に関する概略が示されている。第
1の永久磁石10は、第2の永久磁石12と逆の極性に
なるように関連づけられている。例えば、第1と第2の
両方の永久磁石は、2つの永久磁石の間の中間点から離
れるように延びている南極を備えていて、その北極が互
いに近接して配置されている。両方の永久磁石10及び
12の北極及び南極は、図示のように共通軸16に沿っ
て配列される。2つのほぼ同じ強度の永久磁石が、図1
に示すように配列される場合、スペース内には、両方の
磁石の磁界強度が互いに等しくなるポイント20が存在
する。従って、このポイント20は、両方の磁石によっ
て生じる磁界強度が同じ大きさであるため、スペース内
において磁界強度がほぼゼロになるポイントを表してい
る。図1に示すところでは、このポイントは、第1の永
久磁石10から距離X、第2の永久磁石12から距離Y
の位置にある。両方の永久磁石の磁界強度がほぼ等しい
場合、寸法Xは、寸法Yにほぼ等しくなる。
【0011】引き続き図1を参照すると、磁性部材24
が矢印Zによって表示された方向に移動すると、第1の
永久磁石10によって生じる磁束線(図1には示されて
いない)の範囲内に入り込むことになる。第1の永久磁
石10の磁束線が、可動磁性部材を通って延びる場合、
その磁束線の全経路の一部は、空気に比べて大幅に小さ
い磁気抵抗を備えた磁性部材24を通るので、第1の永
久磁石の磁界が受ける全磁気抵抗が減少する。第2の永
久磁石12の磁束線は、空気だけしか通らないので、第
1の永久磁石10が受ける全磁気抵抗が第2の永久磁石
12が受ける磁気抵抗に対して減少する。この結果、第
1の永久磁石10が第2の永久磁石よりも有効に強まる
ことになる。第1の永久磁石が被るこの磁気抵抗の変化
によって、ポイント20が図1の左に移動するという影
響が生じる。換言すれば、2つの永久磁石間におけるバ
ランスのとれた磁界強度、すなわち、ゼロの磁界強度
は、第1の永久磁石10よりも第2の永久磁石12に近
くなる。本質的に、寸法Xは増大し、寸法Yは減少す
る。2つの永久磁石の間のスペースにおけるポイント2
0に、ホール効果デバイスのような磁気感応デバイスを
配置すると、可動磁性部材24が第1の永久磁石10の
南極に近い位置まで移動すると、そのデバイスは、それ
を通る右から左に延びる正味磁気強度にさらされること
になる。
【0012】引き続き図1を参照することによって、当
然、明らかなように、この概念による代替実施例には、
第1の永久磁石10より強い第2の永久磁石12を組み
込むことが可能である。その場合、可動磁性部材24が
第1の永久磁石10の南極の近くになければ、ポイント
20に配置された磁気感応デバイスは、デバイスの左か
ら右に延びる正味磁界にさらされることになる。次に、
磁性部材24が、第1の永久磁石10の南極に近い位置
まで移動すると、磁石間における磁界の弱いポイント
が、右から左に移動するので、第1の永久磁石の有効強
度が増して、磁気感応デバイスに対する正味磁気効果が
減少することになる。もちろん、本発明によれば、多く
の代替構造及び磁界強度の利用が可能である。本発明の
主たる概念は、可動磁性部材24が第1の永久磁石10
の南極に近い位置に移動すると、2つの逆極性の永久磁
石間に磁界強度の変化が生じるということである。
【0013】図2には、本発明の実施例の1つが示され
ている。この実施例には、互いに逆極性になるように配
置され、北極と南極のアライメントが共通軸16上にお
いてとられた、第1と第2の永久磁石が組み込まれてい
る。図2には、一切磁極片を関連づけずに利用する永久
磁石が示されているが、もちろん、第1と第2の永久磁
石に磁極片を関連づけて、2つの永久磁石の磁束線の向
きを直し、スペース内におけるあらかじめ決められた磁
界強度のポイントを図1に関連して述べたやり方で規定
する同等の構造を実現することが可能である。
【0014】引き続き図2を参照すると、2つの永久磁
石の間のギャップGに、磁気感応デバイス30が配置さ
れている。本発明の解説は、北極が向かい合った永久磁
石に関して行ってきたが、もちろん、同等の構造では、
2つの永久磁石の南極を関連づけて配置することも可能
であり、この場合、南極は、互いに向かい合い、北極
は、磁石間のスペースにおけるポイントから逆方向に向
けられることになる。本発明の望ましい実施例の場合、
磁気感応デバイス30は、ホール効果素子である。図2
のホール効果素子は、2つの磁石の間のギャップGにお
けるほぼ中間に配置される。ホール効果素子は、複数の
電子コンポーネントを配置することによって、一般に、
当該技術の熟練者には周知の方法で、ホール効果素子と
電気的に通じるように接続された回路を形成することが
できる基板34に取り付けられる。また、当然、明らか
なように、磁気感応デバイス30は、2つの永久磁石の
間における中間点に配置することもできるし、あるい
は、代替案として、一方の磁石よりもう一方の磁石に近
くなるように配置することも可能である。これらの代替
案は、本発明の範囲内において可能であり、ギャップG
における磁気感応デバイス30の特定の位置は、2つの
永久磁石10及び12の特定の属性と、センサーによっ
て得られることを意図した結果との関数である。
【0015】図2において、回転磁性部材40は、中心
44まわりを矢印Rで表示の方向に回転するように配置
されている。回転磁性部材40は、複数の歯を備えてお
り、図2にはそのうちの3つが示されている。例示の3
つの歯50、52、及び、54は、介在するスペース6
0及び62が図示のように配列されて回転磁性部材40
の本体から延びている。図2の図解例には、第1の永久
磁石10の南極に近接して配置された歯52が示されて
いる。歯52が、図2に示す位置にある場合、それは、
第1の永久磁石の磁束線内に位置しており、第1の永久
磁石の磁界の一部が、歯52の磁性材料を通っている。
上述の理由から、第1の永久磁石の磁界が歯52の透磁
性材料を通ることによって、第1の永久磁石10の磁界
が受ける全磁気抵抗が減少する。第1の永久磁石10の
磁束経路の一部におけるこの磁気抵抗の減少によって、
その磁界が受ける全磁気抵抗が減少することになる。上
述の理由から、その磁界の磁気抵抗が減少すると、第1
の永久磁石の磁界強度が有効に増大し、磁石間における
磁界ゼロ・ポイントが図2の左に向かって移動する。こ
の磁界ゼロ・ポイントの移動によって、ホール効果素子
に垂直に通る磁界の大きさまたは方向が変化し、従っ
て、磁気感応デバイス30の出力信号の大きさまたは符
号が変化する。
【0016】磁性部材40が回転する結果として、歯5
0、52、及び、54が、順次第1の永久磁石10の南
極に近接して通ることになる。回転磁性部材40の回転
によって生じる、磁気感応デバイス30に対する影響を
例示するため、いくつかの各位置が、参照文字A、B、
C、及び、Dによって表されている。参照文字は、図3
に示すように、回転磁性部材40の位置に対する磁気感
応デバイス30のホール効果素子によって得られる信号
レベルとの比較を可能にするために付与されている。
【0017】図3の上部の図解を詳細に参照すると、磁
石の磁界強度及び磁気感応デバイスの位置が、双極性信
号を送り出すように選択されている場合、曲線80は、
磁気感応デバイス30によって生じる出力信号の強度を
表している。図3の上部におけるグラフ表示の原点は、
歯5が第1の永久磁石10の南極にすぐ近接して配置さ
れた場合に、磁気感応デバイス30から出力される信号
の強度を表している。可動磁性部材40が、矢印Rによ
って表された方向に移動するので、間のスペース60
は、第1の永久磁石10の南極に近接することになる。
矢印Aによって表されているように、この磁性部材40
の移動によって、歯50が第1の永久磁石の南極に近接
すると、出力信号が、その正の最大値からその最小値ま
で弱まることになる。回転部材は、その中心44のまわ
りで回転を続けるので、歯52は、最終的には、第1の
永久磁石10の南極と近接することになる。この距離
が、参照文字Bで表されている。回転部材が、引き続き
回転することによって、歯が、参照文字Bによって表さ
れた角距離になると最大信号を、参照文字Cによって表
された角距離になると最小信号を、参照文字Dによって
表された角距離になるともう1つの最大信号を順次発生
する。図3の上部曲線に示す結果は、第2の永久磁石1
2が、第1の永久磁石10よりも強くなるように選択さ
れるか、あるいは、磁気感応デバイスが、第1の永久磁
石10よりも第2の永久磁石12に近くなるように配置
された場合に、得られるものである。第1と第2の永久
磁石間に有効強度差があるため、第1の永久磁石10の
強度が、その南極に近い歯の存在によって増大すると、
曲線の最大値で表された出力信号が磁気感応デバイス3
0から生じ、さらに、スペース60のようなスペース
が、第1の永久磁石10の南極に近接すると、図3の上
部曲線に示す最大値に等しい出力信号が磁気感応デバイ
ス30から生じることになる。
【0018】図3の下側の曲線を参照すると、ホール効
果素子と有効強度が異なる2つの磁石を関連づけて用い
ることにより、曲線84の出力信号Sを常に正にとどま
る変動信号が得られるようにしている。上述のように、
磁石間における磁気感応デバイスの特定の位置によっ
て、歯と介在スペースの全ての位置に関する出力信号の
大きさに影響が生じる。さらに、磁気感応デバイスの位
置に関係なく、2つの磁石の相対強度が変化すると、歯
の全ての位置に関する出力信号の大きさが上下する。第
1の永久磁石10の有効磁界強度が増大すると、その南
極に隣接した歯が近接することによって、図2の右から
左に、磁気感応デバイス30を垂直に通る磁束線は、磁
界の特定の成分に応じて変動するが、常に正にとどまる
出力信号を送り出すのに十分になる。第1の永久磁石1
0の南極に近接した歯がなければ、磁気感応デバイス3
0のホール効果素子を右から左に垂直に通る磁界強度
は、磁性部材40が位置B及びDにあるときの信号強度
を備えた信号を発生するのに十分ではない。この不十分
さは、信号強度が大幅に低くなる、矢印A及びCによっ
て識別される、図3の下部の水平軸に沿ったポイントに
おいて顕著である。
【0019】図2には、本発明の特定の実施例を明らか
にするため、本発明の例示が行われているが、もちろ
ん、多くの代替実施例もその範囲内に含まれる。本発明
に従って作られた磁気センサーは、第1と第2の永久磁
石間における中点に、ホール効果素子または他の磁気感
応デバイスを配置することが可能である。代替実施例の
場合、一方の永久磁石よりもう一方の永久磁石にはるか
に近くなるように、磁気感応デバイスを配置することが
できる。実際、本発明の実施例のいくつかでは、ホール
効果素子を2つの永久磁石の一方に接触させ、もう一方
の永久磁石から間隔をあけて配置することが可能であ
る。さらに、2つの永久磁石は、大幅に異なる磁界強度
になるように、選択することができる。もちろん、図2
には、歯車状の物体40が示されているが、可動磁性物
体は、回転ポイントまわりで回転する代わりに、第1の
永久磁石の磁極を線形に通過するように変形することが
可能である。歯車状の物体の代わりに、複数のベーン及
びウインドウから構成される、全体がカップ状の回転部
材を利用することが可能である。もちろん、本発明は、
線形に、または、回転してセンサーを通過するのではな
く、センサーに向かって、または、センサーから離れる
ように移動する磁性体の近接を検出するために利用する
ことも可能である。さらに、図2の回転部材の歯は、一
般に、等間隔をあけて配置されるが、歯及び介在ギャッ
プのサイズ及びスペーシングを、両方とも、不規則にす
ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本原理を明らかにするために用い
られた概略表現による図である。
【図2】 本発明の実施例の1つを示す図である。
【図3】 本発明の永久磁石間に配置された磁気感応デ
バイスから受信する出力信号の2つのグラフ表現による
図である。
【符号の説明】
10 第1の永久磁石、12 第2の永久磁石、2
4 磁性部材、30 磁気感応デバイス、34
基板、40 回転磁性部材、50 歯、52
歯、54 歯

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の磁軸上で整列した北極と南極を有
    する第1の磁石と、第2の磁軸で整列した北極と南極を
    有する第2の磁石とを有し、それらの磁石が第1の磁軸
    と第2の磁軸が互いに同一線上並び、前記第1の磁石の
    前記北極と前記第2の磁石の前記北極が向き合うように
    配置され、前記第1と第2の磁石の間のギャップに磁気
    感応装置が配置され、その磁気感応装置に対して垂直な
    正味磁界強度を表した出力信号を前記磁気感応装置が発
    生することを特徴とする磁気センサー。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの不連続な部分からなる
    可動物体が前記第1の磁石に近接して配置され、第1の
    磁石が、その可動物体と前記磁気感応装置の間に配置す
    るようになることを特徴とする請求項1に記載の磁気セ
    ンサー。
  3. 【請求項3】 互いに逆極性になるように配置され、そ
    の北極と南極が共通軸上に配置された第1と第2の磁石
    と、 前記第1と第2の磁石の間に配置された磁気感応装置と
    から構成され、前記磁気感応装置が、前記磁気感応装置
    に対して垂直に加えられる磁界強度を表した出力信号を
    発生することを特徴とする磁気センサー。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの不連続な部分から構成
    される可動物体が、前記第1の磁石に近接して配置され
    たことを特徴とする請求項3に記載の磁気センサー。
JP6065486A 1993-03-10 1994-03-10 2つの向かい合った磁石と磁気感応装置を利用した磁気センサー Withdrawn JPH0712908A (ja)

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US027630 1979-04-06
US2763093A 1993-03-10 1993-03-10

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JP6065486A Withdrawn JPH0712908A (ja) 1993-03-10 1994-03-10 2つの向かい合った磁石と磁気感応装置を利用した磁気センサー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008249370A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Canon Electronics Inc 磁性体検出センサ及び磁性体検出装置
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